JPH0625242Y2 - 自動油揚げ機 - Google Patents

自動油揚げ機

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JPH0625242Y2
JPH0625242Y2 JP1987186527U JP18652787U JPH0625242Y2 JP H0625242 Y2 JPH0625242 Y2 JP H0625242Y2 JP 1987186527 U JP1987186527 U JP 1987186527U JP 18652787 U JP18652787 U JP 18652787U JP H0625242 Y2 JPH0625242 Y2 JP H0625242Y2
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JP
Japan
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frame
frying
heater
pot
link mechanism
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Application number
JP1987186527U
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JPH0191443U (ja
Inventor
正明 尾崎
Original Assignee
マッハ機器株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は専ら業務用として天婦羅を製造する際に用いる
自動油揚げ機(フライヤー)に関するものである。
〈従来の技術〉 従来のフライヤーは、第3図に示すように、フライポッ
ト1の一側部寄り両側に、一定の間隔をおいて2本の垂
直昇降杆13a,13aをそれぞれに上下2点でガイド24,24′
及び24,24′によって摺動自由に保持し、該垂直昇降杆1
3a,13a間を一本の連結杆25により連結一体化することに
より両昇降杆13a,13aが共に同時に昇降するようにする
と共に、該昇降杆13a,13aの上端に先端に掛支片12a′,
12a′を有する掛金具12a,12aを定着し、これに前記フラ
イポット1内に出没する揚げ枠の鈎部22′を掛脱するよ
うにしており、更に前記連結杆25の中央部と、減速機付
モーター(図示せず)の出力軸上に取付けた回転板19と
をリンク17によって連結してなり、該回転板19を回動す
ることにより、リンク17を介して両昇降杆13a,13aを上
下に摺動せしめ、これによって該昇降杆13a,13aの上端
の掛金具12a,12aの掛支片12a′,12a′上に鈎部22′を
掛支した揚げ枠をフライポット1から浮上せしめて天婦
羅の油を切るようにしている。
そして、上記従来例において、該フライポット1内の天
婦羅滓を取り除く作業をするには、該フライポット1内
に浸漬しているヒーター8(第4図)及び温度センサー
を上昇撤去しなければならず、それは第4図(a)及び第
4図(b)に示すようにして行なわれる。
即ち、該ヒーター8及び温度センサーは、前記昇降杆13
a,13aの間にあって、その基部を俯仰揺動自由な揺動機
枠(図示せず)に取付けられており、フライポット内を
清掃する場合は該揺動機枠を上向回動させ、ヒーター8
を掛止片12a′,12a′間を経て上昇させることによって
行なわれる。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかし、上記従来例においては第4図(a)のように一本
のヒーター8の場合は掛支片12a′,12a′の間に間隙W
′が必要であり、又第4図(b)のように2本のヒータ
ー8,8を上下方向に通過させるには間隙W′が必要
であり、昇降杆13a,13aの間隔がW又はWとなる。
こうしてヒーターの数が多くなる程掛支片12a′,12a′
の間隙が広くなり、しかも昇降杆13a,13aの間隔は常に
該掛支片12a′,12a′より広いことから、該昇降杆13a,
13aを接続する連杆25は長くなり、該連杆25と前記昇降
杆13a,13aとの接続部の一体化がより強力に要求され、
しかも昇降杆13a,13aの間隔W又はWが広くなる
程、該昇降杆を案内するガイド24,24′の間隔Lとの相
関性が重要であり、L/W(又はW)の値が小さく
なる程、該昇降杆13a,13aの円滑な上下動作を損ねるこ
とになり、従ってスムーズな動作を保ち、且つヒーター
を多く装備したものが要求される場合は、上下のガイド
間が長くなって全体として大型化する。そこで、本考案
は上記従来例の欠点の改善を図り、円滑な動作が可能な
自動油揚げ機を提供するものである。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案の自動油揚げ機は、フライポットと、該フライポ
ット内にヒーター並びに温度センサーが出没するように
該フライポットに揺動自在に取付けられた揺動機枠と、
揚げ枠を掛止めすると共に該揚げ枠を前記フライポット
内に出没せしめるように揺動機枠上に該揺動機枠の揺動
に伴って揺動するように一体に取付けられた昇降リンク
機構と、該リンク機構を昇降駆動せしめるモーターとか
らなることを特徴とする。
〈作用〉 ヒーターの揺動機枠をハンドルの操作で回動させること
により、該揺動機枠上に取付けたヒーターをフライポッ
ト内から撤去せしめ、フライポット内の清掃を容易なら
しめると共に、該揺動機枠上に設置した昇降リンク機構
をモーターを駆動せしめることで、該リンク機構を上昇
揺動せしめて、これに掛支せしめた揚げ枠をフライポッ
ト内から自動的に揚上せしめる。
〈実施例〉 以下、本考案について図面に示す実施例により詳細に説
明すると、第1図及び第2図は、それぞれ本考案の正面
図及び右側面図であり、天婦羅を揚げるフライポット1
と、ヒーターの出没揺動機枠4と、該揺動機枠4上に取
付けた揚げ枠の昇降リンク機構23及びモーター24とから
なる。そして、フライポット1は、フライヤー機筺2内
にあって、その上面を開放している。そして該機筺2の
片方上面には、揺動機枠4を該機枠4の両側板5,5上
に突設した軸部6,6で軸受体3,3によって起伏揺動
自由に枢支し、該揺動機枠4の下部には該機枠4の両側
板5,5に屈曲両端7′,7′を枢着した自立アーム7を
位置せしめ前記揺動機枠4の一側面に取付けたハンドル
21の操作によって該揺動機枠4を矢印方向へ所定角度回
動した時、該自立アーム7を機筺2上の両側寄りに定置
したストッパー7″に当接掛止して該揺動機枠4を所定
回動姿勢に保持するようにしている。
そして、該機枠4の前面5′には前記フライポット1内
に前半を浸漬するように屈曲形成した複数個のヒーター
8,8…の上向屈曲部8′,8′を定着すると共に、該
ヒーター8と略同様形状に屈曲形成した温度センサー9
の基端を取付け、該揺動機枠4と共に回動して出没する
ようにしている。
更に又、昇降リンク機構23は揺動機枠4の両側板5,5
間に亘って枢架した軸14上のアーム15と、該機枠4の内
部に取付けたモーター24の出力軸20上にある回転板19と
の間をそれぞれピン16,18によってリンク17を枢着連結
すると共に、該軸14の左右外端に揺動アーム13を固着
し、該アーム13の先端に横架した掛支杆12と、前記両側
板5,5に屈曲基端10′を枢着した揺動杆10との間をリ
ンク11にて連結し、軸14の回動によって揺動杆10を掛止
杆12と共に上下に揺動するようにしてなる。
本考案は上述のように構成されており、以下一連の動作
について述べると、先ずフライポット1内には適量のオ
イルが入っていてヒーター8の通電により加熱され、適
温に達したことを温度センサー9にて検知し、表示灯
(図示せず)が点灯した時点で揚げ枠22内に既に用意さ
れた天婦羅材料を適当量投入し、予め電子制御回路(図
示せず)にセットした条件、つまり、所定温度、一定時
間に達した時、天婦羅が出来上がる。
これと同時に前記電子制御回路の操作によってモーター
24が駆動を開始し、出力軸20端の回転板19からリンク17
を介して軸14上のアーム15を時計方向に回動することに
より、これに伴ってアーム13と、揺動杆10を共に鎖線で
示すように上昇揺動せしめる。
従って、左右のアーム13間に亘って横架した掛支杆12に
鈎部22′によって掛吊した揚げ枠22は鈎部22′の下方を
揺動杆10の横行部に当接した状態で略水平状態を保ちな
がら上昇して油を切る。又再び天婦羅を作るにはモータ
ー24を駆動させて円板19を更に同方向へ回動することで
再びアーム13は下降して揚げ枠22を油中へ没入せしめ油
揚げ作業を反復推進せしめる。
又、このような油揚げ作業を長時間に亘って実施すると
フライポット1内には天婦羅の衣片が残ったり、フライ
ポット1内が汚れたりするので時折清掃しなければなら
ない。
そして、こうした際の清掃には、揚げ枠22の摘除はもと
より、ヒーター8や温度センサー9を上昇しなければな
らないので揺動機枠4の側部に取付けたハンドル21を上
向に回動することにより、軸部6,6を中心として機枠
4を矢印方向へ回動し、これに従って自立アーム7の屈
曲端7′も時計方向へ略90°回動するので、この時該自
立アーム7の横行部をストッパー7″に当接させること
で、ヒーター8、温度センサー9をそれぞれ起立状態に
安定保持させ、フライポット1を機筺2から取り出し可
能にするものである。
上記のようにハンドル21を回動した場合には、ヒーター
8と温度センサー9が、機枠4と共に上昇回動するだけ
でなく、モーター24、リンク機構23も共に機枠4上に取
付けられているから同じく回動する。
そして、油揚げ作業の動作の場合には、リンク機構23の
みが昇降して揚げ枠22をフライポット1に対し出没する
ように構成されている。
〈考案の効果〉 本考案は、上述のように構成されているので、これまで
の摺動による上下動作と異なり、上下動が頗る円滑であ
る。そしてハンドルを時計方向に回動することでリンク
機構とヒーター及び温度センサー等を共に上方へ回動さ
せるのでフライポットの着脱が一層容易であるなどの効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案油揚げ機の部分切欠正面図、 第2図は、同上部分切欠右側面図、 第3図は、従来例の機構斜視図、 第4図(a)は、一本のヒーターを有する従来例の正面略
図、 第4図(b)は、2本のヒーターを有する従来例の正面略
図である。 1…フライポット、2…機筺 3…軸受部、4…揺動機枠 8…ヒーター、9…温度センサー 10…揺動杆、11…リンク 12…掛支杆、13…アーム 14…軸、15…アーム 17…リンク、19…回転板 23…リンク機構、24…モーター

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フライポットと、該フライポット内にヒー
    ター並びに温度センサーが出没するように該フライポッ
    トに揺動自在に取付けられた揺動機枠と、揚げ枠を掛止
    すると共に該揚げ枠を前記フライポット内に出没せしめ
    るように揺動機枠上に該揺動機枠の揺動に伴って揺動す
    るように一体に取付けられた昇降リンク機構と、該リン
    ク機構を昇降駆動せしめるモーターとからなることを特
    徴とする自動油揚げ機。
JP1987186527U 1987-12-07 1987-12-07 自動油揚げ機 Expired - Lifetime JPH0625242Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987186527U JPH0625242Y2 (ja) 1987-12-07 1987-12-07 自動油揚げ機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987186527U JPH0625242Y2 (ja) 1987-12-07 1987-12-07 自動油揚げ機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0191443U JPH0191443U (ja) 1989-06-15
JPH0625242Y2 true JPH0625242Y2 (ja) 1994-07-06

Family

ID=31477751

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987186527U Expired - Lifetime JPH0625242Y2 (ja) 1987-12-07 1987-12-07 自動油揚げ機

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JP (1) JPH0625242Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5750977U (ja) * 1980-09-03 1982-03-24

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Publication number Publication date
JPH0191443U (ja) 1989-06-15

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