JPH0625012U - 産業車両のスチールキャブのドア装置 - Google Patents

産業車両のスチールキャブのドア装置

Info

Publication number
JPH0625012U
JPH0625012U JP6722692U JP6722692U JPH0625012U JP H0625012 U JPH0625012 U JP H0625012U JP 6722692 U JP6722692 U JP 6722692U JP 6722692 U JP6722692 U JP 6722692U JP H0625012 U JPH0625012 U JP H0625012U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
box
frame
closed
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6722692U
Other languages
English (en)
Inventor
文雄 池杉
Original Assignee
小松フォークリフト株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 小松フォークリフト株式会社 filed Critical 小松フォークリフト株式会社
Priority to JP6722692U priority Critical patent/JPH0625012U/ja
Publication of JPH0625012U publication Critical patent/JPH0625012U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 オープンステップを採用したフォークリフト
等において、オペレータの乗降が容易でしかも足元スペ
ースを大きくして作業性を向上させると共に、狭い場所
でも開閉自在なドア装置を提供する。 【構成】 ドア2の内側にオープンステップ4と重り合
う位置に箱形突起6を形成し、箱形突起6の上面を運転
席のフロア面と一致させ、車体側面フレーム11に対し
全形がほぼ楕円形状のドア2の後端枠22 の中央よりや
や下方に回動可能に枢着7し、車体側面フレーム11に
取付たほぼ逆U形状のガイドフレーム8の端面に沿い回
動支点7を中心としてドア2を車両の前後方向に回動さ
せドア2の開閉を行うようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はフォークリフトトラックやショベルローダ等の産業車両に装備され る、スチールキャブのドア装置に係り、特にオープンステップ(フレーム上部を 切欠くことにより乗降性を容易にしたステップ)を採用したスチールキャブドア に用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のドアの代表的なものを図1、図2に示す。図1はドアを閉じた 状態、図2はドアを開いた状態を示す。 これらの図においてaはスチールキャブ、bはドアで、cはドアbの後方に数 カ所(図では3個)設けられた回転ヒンジ、dはフロアプレート、eはフレーム 、fはオープンステップである。 スチールキャブaに取付けられたドアbは回転用ヒンジcによって図2に示し たように外方に回転する。 以上は外方回転方式の一例であるが、その他ドアを車両の前後方向に移動させ ることも一般に行なわれている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述の回転ヒンジを中心としてドアを外方に回転させてドアの開閉を行ういわ ゆる外開き方式のものでは、狭い通路で荷の間に車両があるような場合には、ド アのスペースが十分に得られないため、オペレータの乗降に支障を来す場合があ る。
【0004】 この点に関しては、ドアを車両前後にスライドさせる方式の方が、このような 支障は少ないが、以下に述べるような問題点を有している。 すなわち最近フォークリフトトラック等ではオペレータの乗降性を良くするた め、上述したように上部を切り込んだ構成のオープンステップを採用することが 多い。 そしてこのようなオープンステップは、ステップの視認性がよく、安全性も高 く、かつその乗降性が容易なため、最近特に小形系のフォークリフトにも急激に 採用されつつあるが、フレームを切欠いた形状で形成されるので、フロアプレー トがステップの大きさだけスペースをとられることになるのでオペレータ足元の 空間を狭めるために、オペレータが運転席に座って各種の作業や運転を行うのに 制約を受けて窮屈であると共に、疲労もし易いというような不具合がある。
【0005】 そこで本出願人はさきに実願昭61−49819号(実開昭62−16211 8号)を提案し、外開き方式のドアの内部に箱形突起を設け、ドア開閉時には箱 形突起がオープンステップに嵌入し、箱形突起の上面がフロアプレートの上面と 一致するようにしてその上面をオペレータ足元のレストスペースとして活用する ようにして、オープンステップの特性を維持し乍らオペレータの疲労感を軽減す ることを図り、大いに効果を上げた。 しかし乍ら外開き方式のもつ上述の問題点は依然として解決されていない。
【0006】 また前後スライド方式のものでは上述のような箱形突起を設けると、ドアのス ライドがきわめて困難となり、現実的にこのような突起部を設けることは不可能 である。 この考案は上述した問題点を解決し、オープンステップのフォークリフトトラ ックのドア開閉装置に用いて適切なドア装置を提供することを目的とするもので ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案は上記の点に鑑みなされたものであって、ドアの内側にオープンステ ップと重り合う位置に箱形突起を形成し、箱形突起の上面を運転席のフロア面と 一致させるようにしたフォークトラックにおいて、ほぼ楕円形又は小判形の全形 状を有するドアの後端枠の中央よりやや下方において該ドアを車体側面フレーム に枢着し、車体側面のフレームに取付たほぼ逆U形状のガイドフレームの端面に 沿って前記枢着点を回動支点としてドアを車両の前方又は後方に回転移動させド アを開閉するようにし、ドアの内側に設けた箱形突起の支障なくドアを円滑に開 閉できるようにし、オープンステップ機能の特性を保持し、しかもオペレータの 乗降容易と疲労軽減をはかったものである。
【0008】
【実施例】
つぎにこの考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図3はこの考案の一実施例でドアを閉じた時の概略図であり、図4は同じくド アを開いた状態を示す。 これらの図において1はスチールキャブ、2はドア、3はフロアプレート、4 はオープンステップ、5はフレームである。6はドア2の内側に形成された箱形 突起であって、外部からは見えないので点線で示した。 この箱形突起6は前記実開昭62−162118号で示したような形状となっ ている。
【0009】 すなわちドアを閉じたときにオープンステップ4と嵌合するように箱形突起6 がドア2の内側に形成されていて、しかも箱形突起6の上面は運転席のフロアプ レート3の面と一致するようになっている。 従ってドア2を閉めれば箱形突起6はオープンステップ4に嵌入し、箱形突起 6の上面はフロアプレート3の表面と一致するので、フロアマットを箱形突起6 の上面に張り付ければ、オペレータ足元のレストスペースとして使用することが できる。
【0010】 この考案の実施例では以下の点に特徴がある。 すなわちドア2はその全形状がほぼ楕円形又は小判形に形成されており、車体 側面フレーム10に対しドア2の後端枠22 の中央よりやや下方の支点7におい て枢着され、ドア全体2はこの支点7を回動支点として車体側面フレーム10上 に取付けたほぼ逆U字状のガイドフレーム8の端面に沿って、図3に示す状態か ら図4に示すように回動可能として、ドア2の内側に設けた箱形突起6がドア開 閉に対し何らの支障もないようにした点である。
【0011】 9はガイドフレーム8の上端縁をほぼ弓形状に形成したスライド式ガイドであ り、前記回動支点7を中心としてほぼ半径状の軌道をなすような円弧状となって いる。 11はドア2の前端枠21 の下方部に一端12を固定し、他端にローラ13を 設け、該ローラ13が図5,図6に示すように、キャブフレームに設けた弓形状 のスライドガイド9の凹状溝内に嵌入係合し、ドア2をガイド9に沿い案内接続 する案内レバーであり、ドア2が車両の前方または後方に回転移動してドアの開 閉作用を円滑に行うための補助機能を有している。 なおこの案内レバー11は必要に応じて設ければよく、これが無くてもドアの 円弧状の開閉は可能である。 なお14はドアの把手、15はドアの横枠示す。
【0012】
【考案の効果】
この考案は以上詳述したようにして成るので、ドアの内部に形成された箱形突 起はドア閉鎖時にはオープンステップに嵌入し、箱形突起の上面がフロアプレー トの上面と一致して、その上面をオペレータ足元のレストスペースとして利用で きるもので、オペレータは運転席に座って各種の作業や運転を行う上で足元が広 くなり従来のような疲労感が著しく軽減される。 そして特にこの考案では、ドアは回動支点を中心として車両の前方又は後方に 回転移動できるので、ドア内に設けた箱形突起はドアの開閉に対して何らの支障 も無くなると共に、ドアは外開き方式でないため、狭い場所においても、ドアを 自由に開閉できるので、オペレータの乗降に全く影響がなくオープンステップの 特性を十分に維持でき作業能率は向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術のドア装置の一例で、閉じた状態を示
す。
【図2】図1と同じ装置の開いた状態を示す。
【図3】この考案の一実施例のドア装置の閉じた状態を
示す斜視図である。
【図4】同じくドア装置の開いた状態を示す斜視図であ
る。
【図5】図4に示したドアを内側から見た部分拡大図で
ある。
【図6】スライド式のガイドの詳細を示す説明図で、ガ
イド部分の側部断面で示した。
【符号の説明】
2 ドア 22 後端枠 3 フロア面 4 オープンステップステップ 6 箱形突起 7 回動支点 8 ガイドフレーム 9 弓形状ガイド

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドア2の内側にオープンステップ4と重
    り合う位置に箱形突起6を形成し、箱形突起6の上面を
    運転席のフロア面3と一致させるようにしたフォークリ
    フトトラックにおいて、全形がほぼ楕円形又は小判形の
    ドア2の後端枠22 の中央よりやや下方に該ドア2を車
    体側面フレーム11に対し回動可能に枢着7し、車体側
    面フレーム11に取付けたほぼ逆U形状のガイドフレー
    ム8の端面に沿って、前記回動支点7を中心としてドア
    2を車両の前方または後方に回転移動させてドア2の開
    閉を行うようにしたことを特徴とする、産業車両のスチ
    ールキャブのドア装置。
  2. 【請求項2】 上記ガイドフレーム8の上端面に弓形状
    のガイド9を形成し、該ガイド9は回動支点7を中心と
    してほぼ同一の半径を有する円弧状に形成された端面を
    有している、請求項1記載のスチールキャブのドア装
    置。
JP6722692U 1992-09-02 1992-09-02 産業車両のスチールキャブのドア装置 Pending JPH0625012U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6722692U JPH0625012U (ja) 1992-09-02 1992-09-02 産業車両のスチールキャブのドア装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6722692U JPH0625012U (ja) 1992-09-02 1992-09-02 産業車両のスチールキャブのドア装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0625012U true JPH0625012U (ja) 1994-04-05

Family

ID=13338791

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6722692U Pending JPH0625012U (ja) 1992-09-02 1992-09-02 産業車両のスチールキャブのドア装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0625012U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010228518A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Toyoda Gosei Co Ltd 自動車用サイドドア

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59230819A (ja) * 1983-06-10 1984-12-25 Shatai Kogyo Kk 乗物に於けるドア機構

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59230819A (ja) * 1983-06-10 1984-12-25 Shatai Kogyo Kk 乗物に於けるドア機構

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010228518A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Toyoda Gosei Co Ltd 自動車用サイドドア

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3508899B2 (ja) 車両用スライドドアのワイヤハーネス配索構造
JP3824205B2 (ja) 自動車におけるドア係止解除防止機構
JP3387301B2 (ja) 車両用バックドアの開閉装置
JPH0625012U (ja) 産業車両のスチールキャブのドア装置
JP2005315007A (ja) 建設機械の運転室
JP3132617B2 (ja) 産業車両のシート取付け装置
JP3727007B2 (ja) 自動車におけるバックドアのロック解除防止機構
JPH0722378Y2 (ja) キャブオーバ型車両
JPH08254299A (ja) 分割型エンジンフード
JP3900655B2 (ja) フォークリフトのフード開閉装置
JPH0346130Y2 (ja)
JP4229224B2 (ja) 油圧ショベルの作業機操作装置
JP3039635B2 (ja) 車 輌
JPH09254662A (ja) スライドドアの全開保持装置
JPS5943130Y2 (ja) キヤブオ−バ−型トラツクのフロントグリル開閉装置
JPH07329568A (ja) スライドドアのインターロック装置
JP2000238581A (ja) 自動車の荷室用カバー装置
JPH1159184A (ja) 自動車のドア操作装置
JPS6238449Y2 (ja)
JPH0948245A (ja) 車両のバックドア
JP2547987Y2 (ja) 建設機械のエンジンサイドドア装置
JPH039449Y2 (ja)
JPH0656416U (ja) 自動車用フードロック装置のがたつき防止構造
JPH08100443A (ja) 建設機械のキャブ
JPH0437765Y2 (ja)