JPH06249025A - エンジンの燃料制御装置 - Google Patents

エンジンの燃料制御装置

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Publication number
JPH06249025A
JPH06249025A JP5792493A JP5792493A JPH06249025A JP H06249025 A JPH06249025 A JP H06249025A JP 5792493 A JP5792493 A JP 5792493A JP 5792493 A JP5792493 A JP 5792493A JP H06249025 A JPH06249025 A JP H06249025A
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JP
Japan
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fuel
air
engine
fuel ratio
fuel injection
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Pending
Application number
JP5792493A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyuki Kamimura
英幸 上村
晋 ▲高▼野
Susumu Takano
Eiji Kanehisa
英二 金久
Seigo Sakai
聖悟 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
  • Supplying Secondary Fuel Or The Like To Fuel, Air Or Fuel-Air Mixtures (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 キャニスタに吸着させた蒸発燃料をエンジン
の運転時に吸気系に供給するようにしたエンジンにおい
て、燃料噴射弁からの燃料噴射量に下限値を設ける場合
においても、空燃比のフィードバック制御を確実に行わ
せて、排気性能の悪化を回避することを目的とする。 【構成】 O2センサ18の出力に基づく空燃比のフィ
ードバック制御中において、燃料噴射弁8に出力される
最終噴射パルス幅Tiが最低パルス幅Tmnに規制され
た状態が所定時間継続すると、点火プラグ14,14に
対する点火時期を通常よりもリタードさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、エンジンの燃料制御
装置、特にキャニスタに吸着させた蒸発燃料をエンジン
の吸気系に供給するようにしたエンジンにおける燃料制
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車などのエンジンにおいては、燃料
供給系統で発生した蒸発燃料が大気中に放出されること
による大気汚染を防止するために、例えば燃料タンク内
で蒸発した蒸発燃料をパージと称して燃焼室に導いて燃
焼させるようになっているが、その場合に上記蒸発燃料
を一旦キャニスタに吸着させた上で、エンジンの運転時
に吸気通路内に供給するようにしたものがある。その場
合に、パージ初期にキャニスタに吸着された多量の蒸発
燃料が急速に吸気系に導入されると、燃焼室の混合気が
過渡的にオーバーリッチ状態となり、エンジンにミスフ
ァイヤーを生じさせたり、COやHCなどの未燃成分の
排出量が増加するなどの不都合を発生する。
【0003】この問題に対しては、例えば特開平2−2
45461号公報に開示されているように、キャニスタ
と吸気通路との間にパージ流量を調節するパージコント
ロールバルブを配設すると共に、吸気通路に供給される
蒸発燃料(パージ燃料)の濃度が高いほど上記パージコ
ントロールバルブの開弁速度を遅くするようにしたもの
がある。これによれば、キャニスタに多量の蒸発燃料が
吸着されていたとしても、パージ初期における吸気通路
内へのパージ燃料の流入量が制限されることになるの
で、上記の不都合がある程度回避されることになる。
【0004】一方、この種のエンジンにおいては、所要
の出力を確保しながら排気性能などの向上を図るため
に、例えばエンジンの吸気通路に臨んで設置した燃料噴
射弁から噴射される燃料噴射量を制御することにより、
燃焼室に供給される混合気の空燃比を制御するようにし
たものがある。この空燃比制御は、基本的には、エンジ
ンの運転状態に基づいて最適空燃比が実現される燃料噴
射量を決定して、該燃料噴射量に応じて設定したパルス
幅の駆動信号を上記燃料噴射弁に出力することにより行
われるが、空燃比の制御精度を更に向上させるために、
燃焼室に供給される混合気の空燃比が所定の目標空燃比
(例えば、理論空燃比;空気/燃料=14.7)に収束
するように燃料噴射量をフィードバック制御する場合が
ある。このフィードバック制御は、例えばエンジンの排
気系に設置した三元触媒式の触媒コンバータの上流側
に、空気過剰率λ(空燃比/理論空燃比)の値が1を境
として出力状態が変化するO2センサを配置して、該セ
ンサからの信号が燃焼室における混合気の空燃比のリッ
チ状態(燃料が過濃な状態;λ<1)を示すときには燃
料噴射弁からの燃料噴射量を減量すると共に、上記セン
サからの信号が空燃比のリーン状態(燃料が希薄な状
態;λ>1)を示すときには燃料噴射量を増量すること
により、上記空燃比が理論空燃比に収束、維持されるよ
うに行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な燃料噴射式のエンジンにおいては、燃焼性の確保の要
請から燃料噴射弁から噴射される燃料噴射量に下限値を
設定する場合がある。このようなエンジンにおいては、
空燃比のフィードバック制御中に蒸発燃料のパージが行
われると、エンジンの軽負荷時やアイドル運転時に次の
ような問題を発生する可能性がある。
【0006】つまり、蒸発燃料のパージ中においては、
燃料噴射弁から噴射された燃料に加えて、吸気通路に流
入したパージ燃料も燃焼室に吸入されることになる。こ
の場合、燃料噴射弁から噴射される燃料は、燃焼室にお
ける混合気の空燃比が理論空燃比を実現するように調量
されていることから、燃焼室内における混合気の実際の
空燃比は理論空燃比よりもリッチ状態となる。その場合
に、燃焼後の排気ガスの組成は燃焼室における混合気の
空燃比を反映することから、O2センサ周辺の雰囲気も
上記空燃比を反映して酸素不足状態となり、該O2セン
サの出力が空燃比のリッチ状態を示すことになる。した
がって、燃料噴射弁に対しては、燃料噴射量が減量する
ように補正されたパルス幅の駆動信号が出力される。そ
して、O2センサの出力がリーン状態に反転するまで上
記パルス幅が順次狭められていく。
【0007】その場合に、エンジンの軽負荷運転時やア
イドル運転時においては、吸気通路に設置されたスロッ
トルバルブの開度が小さく、エンジンの1燃焼サイクル
あたりに燃焼室に吸入される空気量が少ないことから、
要求空燃比を実現するために必要とされる燃料も少なく
なる。その際に、吸気通路へのパージ燃料の供給量が多
すぎると、O2センサの出力がリッチ状態からリーン状
態へ反転するまでに燃料噴射量が上記下限値に規制され
た状態となり、燃料噴射弁に出力される駆動信号のパル
ス幅が上記下限値に対応した最低パルス幅に制限される
ことになる。したがって、O2センサの出力が空燃比の
リッチ状態を示しているにもかかわらず燃料噴射弁から
噴射される燃料噴射量が低減されないことになり、この
ため燃焼室に対してリッチ状態の混合気が供給され続け
て、COやHCなどの未燃成分の排出量が多くなって排
気性能を悪化させることが懸念されるのである。
【0008】この発明は、キャニスタに吸着させた蒸発
燃料をエンジンの運転時に吸気系に供給するようにした
エンジンにおいて、燃料噴射弁からの燃料噴射量に下限
値を設ける場合における上記の問題に対処するもので、
空燃比のフィードバック制御を確実に行わせて、排気性
能の悪化を回避することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち、本願の請求項
1の発明(以下、第1発明という)に係るエンジンの燃
料制御装置は、キャニスタに吸着された蒸発燃料をエン
ジンの運転時に吸気系に供給するようにしたエンジンに
おいて、燃料噴射弁からの燃料噴射量をエンジンの運転
状態に応じて制御する燃料噴射制御手段と、燃焼室に供
給される混合気の空燃比を検出する空燃比検出手段と、
上記空燃比検出手段からの空燃比信号に基づいて燃焼室
における混合気の空燃比が所定の目標空燃比に収束する
ように燃料噴射量を調整する空燃比調整手段と、上記燃
料噴射量が所定の下限値よりも減少しないように燃料噴
射弁に対する出力制御量を制限する出力制御量制限手段
と、エンジンの運転状態に応じて点火時期を調整する点
火時期調整手段と、上記空燃比調整手段の作動時に燃料
噴射量が上記下限値にまで減少したときに点火時期を遅
角補正する点火時期補正手段とを設けたことを特徴とす
る。
【0010】また、本願の請求項2の発明(以下、第2
発明という)に係るエンジンの燃料制御装置は、エンジ
ンのアイドル運転時に吸入空気量をフィードバック制御
することによりエンジン回転数を所定の目標回転数に維
持するアイドル回転数調整手段が備えられ、かつキャニ
スタに吸着された蒸発燃料をエンジンの運転時に吸気系
に供給するようにしたエンジンにおいて、燃料噴射弁か
らの燃料噴射量をエンジンの運転状態に応じて制御する
燃料噴射制御手段と、燃焼室に供給される混合気の空燃
比を検出する空燃比検出手段と、上記空燃比検出手段か
らの空燃比信号に基づいて燃焼室における混合気の空燃
比が所定の目標空燃比に収束するように燃料噴射量を調
整する空燃比調整手段と、上記燃料噴射量が所定の下限
値よりも減少しないように燃料噴射弁に対する出力制御
量を制限する出力制御量制限手段と、エンジンの運転状
態に応じて点火時期を調整する点火時期調整手段と、上
記空燃比調整手段の作動時に燃料噴射量が上記下限値に
まで減少したときに点火時期を遅角補正する点火時期補
正手段とを設けたことを特徴とする。
【0011】そして、本願の請求項3の発明(以下、第
3発明という)に係るエンジンの燃料制御装置は、キャ
ニスタに吸着された蒸発燃料をエンジンの運転時に吸気
系に供給するようにしたエンジンにおいて、燃料噴射弁
からの燃料噴射量をエンジンの運転状態に応じて制御す
る燃料噴射制御手段と、燃焼室に供給される混合気の空
燃比を検出する空燃比検出手段と、上記空燃比検出手段
からの空燃比信号に基づいて燃焼室における混合気の空
燃比が所定の目標空燃比に収束するように燃料噴射量を
調整する空燃比調整手段と、上記燃料噴射量が所定の下
限値よりも減少しないように燃料噴射弁に対する出力制
御量を制限する出力制御量制限手段と、上記空燃比調整
手段の作動時に燃料噴射量が上記下限値にまで減少した
ときに吸気系への蒸発燃料の供給量を減少させる蒸発燃
料供給量低減手段とを設けたことを特徴とする。
【0012】
【作用】上記の構成によれば、次のような作用が得られ
る。
【0013】まず、第1、第2発明によれば、燃料噴射
弁から噴射される燃料噴射量がフィードバック制御され
ている状態において、燃料噴射量が下限値にまで減少し
たときには、点火時期が遅角されることになる。その際
に、当該自動車が走行中であるときには、点火時期の遅
角によってエンジン出力が低下することから、車速が低
下し始め運転者に違和感を感じさせることになって、車
速を維持しようという運転者の意志を惹起させることに
なる。したがって、論理的帰結としてアクセルペダルが
更に踏み込まれることになり、該ペダルと連動するスロ
ットルバルブの開度が大きくなってエンジンに吸入され
る空気量が増大して要求燃料が増大することになる。こ
のため、燃料噴射弁に出力する出力制御量の制限状態が
解除されることになり、上記下限値に制約されることな
く空燃比のフィードバック制御が続行されることになっ
て、排気性能の悪化が防止されることになる。
【0014】特に、第2発明によれば、エンジンのアイ
ドル運転時においても上記の作用が得られることにな
る。つまり、燃料噴射量が下限値にまで減少して、点火
時期が遅角されるとエンジン出力が低下し、それに伴っ
てエンジン回転数が目標回転数よりも低下することにな
る。その場合に、エンジンのアイドル運転時において
は、エンジン回転数を目標回転数に維持するようにエン
ジンの吸入空気量がフィードバック制御されることにな
るので、低下したエンジン回転数を目標回転数に復帰さ
せるために吸入空気量が増大され、この場合においても
目標空燃比を実現するために要求燃料が増大することに
なる。このため、燃料噴射弁に出力される出力制御量の
制限状態が解除されることになり、上記下限値に制約さ
れることなく空燃比のフィードバック制御が続行される
ことになる。
【0015】一方、第3発明によれば、燃料噴射弁から
噴射される燃料噴射量がフィードバック制御されている
状態において、燃料噴射量が下限値にまで減少したとき
には、吸気系に供給されるパージ燃料が低減される。し
たがって、燃焼室における混合気の空燃比が速やかにリ
ーン側に変化し、燃料噴射弁に出力される出力制御量の
制限状態が解除されることになって、上記下限値に制約
されることなく空燃比のフィードバック制御が続行され
ることになる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0017】図1に示すように、エンジン1は周知のロ
ータリピストンエンジンであって、トロコイド状の内周
面が形成されたロータハウジング2と、その両側に配置
されたサイドハウジング3とによって画成されてなるト
ロコイド空間4を有すると共に、偏心軸5に支承された
概略三角形状のロータ6が上記トロコイド空間4内を図
の時計回りの方向に遊星回転運動する構成とされてい
る。そして、このロータ6の外周面に形成された3つの
ロータフランク6a,6b,6cが、該ロータ6の回転
に伴って吸気、圧縮、燃焼、排気を行うための作動室を
順次形成するようになっている。
【0018】上記サイドハウジング3には、一端が上記
トロコイド空間4に面して開口する吸気ポート7と、該
ポート7内に燃料を噴射する燃料噴射弁8とが設けられ
ていると共に、上記吸気ポート7の他端側には吸気通路
9が接続されている。この吸気通路9には、上流側か
ら、吸入空気量ないしエンジン出力を調節するスロット
ルバルブ10と、エンジン1の吸入空気圧を検出する吸
気負圧センサ11とが設置されていると共に、上記スロ
ットルバルブ10をバイパスして設けられたバイパス通
路12には、アイドル時などにおけるバイパスエア量を
調節するISCバルブ13が設置されている。
【0019】一方、上記ロータハウジング2には、先端
着火部が上記トロコイド空間を臨む一対の点火プラグ1
4,14と、一端がトロコイド空間4に面して開口する
排気ポート15とが設けられている。そして、この排気
ポート15に接続された排気通路16には、三元触媒式
の触媒コンバータ17が設置されていると共に、該触媒
コンバータ17の上流側には排気ガス中の残存酸素濃度
を検出することにより作動室内の混合気の空燃比を検出
するO2センサ18が設置されている。
【0020】そして、このエンジン1には、上記燃料噴
射弁8に燃料を供給する燃料供給システムが備えられて
いる。この燃料供給システムは、燃料を貯留する燃料タ
ンク14と、該タンク14内に設置された燃料ポンプ1
5と、該ポンプ15から吐出された燃料を燃料噴射弁8
に導く燃料供給通路16と、燃料噴射弁8で噴射されな
かった余分な燃料を上記燃料タンク14に回収させる燃
料回収通路17とを有する。この燃料回収通路17には
上記燃料噴射弁8に供給される燃料の圧力を調整するプ
レッシャレギュレータ18が設置されている。
【0021】また、上記燃料タンク14の上部には、該
タンク14内で蒸発した蒸発燃料を収集してキャニスタ
19に導く蒸発燃料収集通路20が接続されている。そ
して、この蒸発燃料収集通路20を介してキャニスタ1
9に導かれた蒸発燃料が、該キャニスタ19に内蔵され
た活性炭に一旦吸着された上で、パージ通路21を介し
て吸気通路9に供給されるようになっている。なお、上
記パージ通路21には、パージ燃料の流量を調整するパ
ージコントロールバルブ22が設けられている。
【0022】さらに、このエンジン1には電子制御式の
コントロールユニット(以下、ECUという)30が備
えられている。このECU30は、上記吸気負圧センサ
11からの吸入空気圧信号と、エンジン回転数を検出す
る回転センサ31からのエンジン回転数信号と、スロッ
トルバルブ10の開度を検出するスロットルセンサ32
からのスロットル開度信号と、エンジン水温を検出する
水温センサ33からの水温信号と、O2センサ18から
の空燃比信号とを入力して、これらの信号に基づいて燃
料噴射弁8からの燃料噴射制御と、ISCバルブ13を
用いたバイパスエア制御と、点火プラグ14,14に対
する点火時期制御と、パージコントロールバルブ22を
用いた蒸発燃料のパージ制御とを行うようになってい
る。
【0023】ここで、ECU30が行う燃料噴射制御、
点火時期制御及びパージ制御の概略を説明すると、まず
燃料噴射制御は次のように行われる。
【0024】すなわち、ECU30は吸気負圧センサ1
1からの信号が示す吸入空気圧Pと回転センサ31から
の信号が示すエンジン回転数Neとに基づいて1サイク
ルあたりに作動室に吸入される吸入空気量、つまり充填
効率ηを演算して、その値に対応する基本噴射パルス幅
Tpを設定すると共に、所定のフィードバック条件を満
足するときにO2センサ18からの空燃比信号に基づい
てフィードバック補正係数Cfbを算出する。つまり、
ECU30は、例えば水温センサ33からの信号が示す
エンジン水温Twが所定値よりも高く、スロットルセン
サ32からの信号が示すスロットル開度θと回転センサ
31からの信号が示すエンジン回転数Neとが、図2に
示すように予めスロットル開度とエンジン回転数とをパ
ラメータとして設定されたフィードバックゾーンZfb
に属すると判定したときにフィードバック条件が成立し
たと判定して、O2センサ18からの空燃比信号が空燃
比のリッチ状態を示すときにフィードバック補正係数C
fbを減算すると共に、上記空燃比信号が空燃比のリー
ン状態を示すときにフィードバック補正係数Cfbを加
算する。
【0025】また、ECU30は水温センサ33からの
水温信号などに基づいてその他の補正係数Coを算出し
て、次の関係式に上記基本噴射パルス幅Tpとフィー
ドバック補正係数Cfbとその他の補正係数Coとを代
入することにより最終噴射パルス幅Tiを求める。
【0026】 Ti=Tp(1+Cfb+Co)+Tv …… ここで、Tvは燃料噴射弁8の動作遅れを考慮した無効
噴射時間を示す。
【0027】次いで、ECU30は上記最終噴射パルス
幅Tiと所定の最低パルス幅Tmnとを比較し、最終噴
射パルス幅Tiが最低パルス幅Tmnよりも小さくなる
ときに上記最低パルス幅Tmnを最終噴射パルス幅Ti
に置き換えた上で、その最終噴射パルス幅Tiに応じた
駆動信号を燃料噴射弁8に出力する。ここで、上記最低
パルス幅Tmnは無効噴射時間Tvを考慮して設定され
ている。
【0028】一方、上記点火時期制御は、概略次のよう
に行われる。
【0029】つまり、ECU30はスロットル開度θと
エンジン回転数Neとに基づいて判定したエンジン1の
運転状態に応じて最適点火時期を設定して、この点火時
期で点火されるように点火プラグ14,14に対して点
火時期制御信号を出力する。
【0030】また、上記パージ制御は、概ね次のように
行われる。
【0031】すなわち、ECU30は燃料噴射の際に使
用するフィードバック補正係数Cfbを平均化した上
で、その平均フィードバック補正係数<Cfb>を用い
て蒸発燃料の最大パージ率Rmx(最大パージ流量/吸
入空気量)を決定する。つまり、上記平均フィードバッ
ク補正係数<Cfb>が百分率表示で0〜−5%の間に
存在するときには上記最大パージ率Rmxが斬増される
と共に、該平均フィードバック補正係数<Cfb>が−
5〜−10%の間に存在するときには最大パージ率Rm
xがホールドされる。そして、平均フィードバック補正
係数<Cfb>が−10%よりも小さな値を示すときに
は最大パージ率Rmxが斬減されることになる。
【0032】次いで、ECU30は燃料噴射制御の際に
求めた充填効率ηとエンジン回転数Neとからエンジン
1の吸入空気量Qを逆算した上で、その値を用いて上記
最大パージ率Rmxを超えない範囲でパージ率Rを決定
する。そして、決定したパージRで蒸発燃料がパージさ
れるようにパージ通路21に設置したパージコントロー
ルバルブ22をデューティ制御する。
【0033】そして、上記バイパスエア制御は、具体的
には図3のフローチャートに従って次のように行われ
る。
【0034】すなわち、ECU30はステップS1で各
種信号を読み込んだ上で、ステップS2でエンジン1の
運転状態がアイドル運転状態か否かを判定して、アイド
ル運転状態であると判定したときにはステップS3に進
んで、図4に示すようにエンジン水温をパラメータとし
て設定した目標回転数のマップに、水温センサ33から
の水温信号が示すエンジン水温Twを照らし合わせて、
現実のエンジン水温Twに対応する目標回転数Noを設
定し、またステップS4を実行することにより、図5に
示すようにエンジン水温をパラメータとして設定した基
本制御量のマップに、同じく水温センサ33からの水温
信号が示すエンジン水温Twを照らし合わせて、現実の
エンジン水温Twに対応する基本制御量Goを設定す
る。
【0035】次いで、ECU30は上記目標回転数No
に対するエンジン回転数Neの回転偏差△Nを算出した
後、図6に示すように予め回転偏差に応じて設定された
フィードバック補正量のマップに、上記回転偏差△Nを
当てはめることによりフィードバック補正量Gfbを設
定する(ステップS5,S6)。この場合、例えば回転
偏差△Nが正値のときにはフィードバック補正量Gfb
は負の値となる。
【0036】そして、ECU30はステップS7を実行
して上記基本制御量Go、フィードバック補正量Gfb
などを加算することにより最終制御量Gを決定して、ス
テップS8でこの最終制御量Gに応じた駆動信号をIS
Cバルブ13に出力する。したがって、ISCバルブ1
3が上記最終制御量Gに対応する開度に調整されて、図
示しないエアクリーナから取り入れられた空気の一部な
いし全量が、スロットルバルブ10の上流側で吸気通路
9からバイパス通路12へ流入すると共に、該バルブ1
0の下流側で再び吸気通路9に合流した後、エンジン1
の作動室へと供給されることになる。そして、エンジン
1のアイドル運転時においては、エンジン回転数Neが
目標回転数Noよりも低下したときにはスロットルバル
ブ10をバイパスするバイパスエア量が増量されること
により燃料噴射弁8からの燃料噴射量が増量してエンジ
ン回転数Neが上昇すると共に、エンジン回転数Neが
目標回転数Noよりも上昇したときには上記バイパスエ
ア量が減量することにより燃料噴射弁8からの燃料噴射
量が減量してエンジン回転数Neが低下することになっ
て、エンジン回転数Neが上記目標回転数Noに維持さ
れることになる。
【0037】このような構成において、エンジン1の軽
負荷時もしくはアイドル運転時にフィードバック補正係
数Cfbを平均化した平均フィードバック補正係数<C
fb>が−5〜−10%の範囲に含まれるときには、蒸
発燃料の最大パージ率Rmxがホールドされて低減され
ないことになる。したがって、蒸発燃料が吸気通路9に
パージされ続けると、作動室における混合気の空燃比を
理論空燃比に維持させるために燃料噴射弁8からの燃料
噴射量が低減されることになるが、燃料噴射弁8に出力
される最終噴射パルス幅Tiが最低パルス幅Tmnにま
で狭まった後には、フィードバック補正係数Cfbが減
少しても燃料噴射量が減少しなくなる。この状態を放置
しておくと、作動室における混合気の空燃比がオーバー
リッチ状態となり、COやHCなどの未燃成分の発生量
が増加すると共に、触媒コンバータ17におけるCO並
びにHCの浄化効率が低下することから、CO並びにH
Cの大気中への排出量が増加して排気性能を悪化させる
ことが懸念されるのである。
【0038】そこで、本発明の第1実施例においては、
点火時期を実際には図7のフローチャートに示すように
制御することにより、上記の不具合を防止している。
【0039】すなわち、ECU30はステップT1で各
種信号を読み込んだ上で、ステップT2で空燃比のフィ
ードバック制御が行われているか否かを判定して、フィ
ードバック制御中でなければステップT3に進んで通常
制御を実行する一方、フィードバック制御中であれば、
ステップT4に進んで第1フラグF1の値が1にセット
されているか否かを判定した上で、該フラグF1の値が
1でなければステップT5で最終噴射パルス幅Tiが最
低パルス幅Tmnに規制されているか否かを判定する。
ECU30は、最終噴射パルス幅Tiが最低パルス幅T
mnに規制されていると判定したときに、ステップT6
に進んで最終噴射パルス幅Tiが規制されてから所定時
間が経過しているか否かを判定して、YESと判定した
ときにステップT7で上記第1フラグF1に1をセット
した上で、ステップT8に進んで点火時期をリタードさ
せると共に、ステップT9でO2センサ18からの空燃
比信号がリッチ状態からリーン状態に反転したか否かを
判定する。そして、リーン状態に反転したと判定する
と、ステップT10を実行して上記第1フラグF1を0
にクリアする。
【0040】なお、ECU30は上記ステップT4にお
いて第1フラグF1が1にセットいると判定したときに
は、ステップT5〜T7をスキップしてステップT8に
移り、点火時期を更にリタードさせる。
【0041】次に、この第1実施例の作用を説明する。
【0042】すなわち、空燃比のフィードバック制御中
において、燃料噴射弁8に出力される最終噴射パルス幅
Tiが最低パルス幅Tmnに規制された状態が所定時間
継続すると、点火時期がリタードされることになる。そ
の際に、当該自動車が走行中であるときには、点火時期
をリタードすることによってエンジン出力が低下するこ
とから、車速が低下し始め運転者に違和感を感じさせる
ことになる。このため、車速を維持しようという運転者
の意志を惹起させることになって、アクセルペダルが更
に踏み込まれることになり、該ペダルと連動するスロッ
トルバルブ10の開度が大きくなってエンジン1に吸入
される空気量が増大して要求燃料が増大することにな
る。したがって、燃料噴射弁8に出力される最終噴射パ
ルス幅Tiが最低パルス幅Tmnに規制された状態から
解除されることになり、空燃比のフィードバック制御が
続行されることになってフィードバック補正係数Cfb
の値が更に低減されることになる。これにより、作動室
に供給される混合気の空燃比が理論空燃比に維持される
ことになって、排気性能の悪化が防止されるのである。
【0043】また、この実施例においては、エンジン1
のアイドル運転時においても上記の作用が得られること
になる。つまり、点火時期がリタードされるとエンジン
出力が低下し、それに伴ってエンジン回転数Neが目標
回転数Noよりも低下することになる。そうすると、エ
ンジン回転数Neを目標回転数Noに復帰させるために
ISCバルブ13の開度が大きくなり、エンジン1に吸
入される空気量が増大する。したがって、この場合にお
いても目標空燃比を実現するために要求燃料が増大する
ことになって、燃料噴射弁8に出力される最終噴射パル
ス幅Tiが最低パルス幅Tmnに規制された状態から解
除されることになり、空燃比のフィードバック制御の続
行が可能となる。
【0044】特に、この実施例においては吸気通路9へ
の蒸発燃料のパージ量を制限することなく空燃比のフィ
ードバック制御が実現されることになるので、蒸発燃料
の大気放出を確実に防止しつつ排気性能の悪化を防止す
ることが可能となる。
【0045】次に、図8のフローチャートを参照して本
発明の第2実施例について説明する。この第2実施例は
蒸発燃料のパージ量をコントロールすることにより、上
記の不具合を解消している、すなわち、ECU30はス
テップU1で各種信号を読み込んだ上で、ステップU2
で空燃比のフィードバック制御が行われているか否かを
判定して、フィードバック制御中でなければステップU
3に進んで通常制御を実行する一方、フィードバック制
御中であれば、ステップU4に進んで第2フラグF2の
値が1にセットされているか否かを判定した上で、該フ
ラグF2の値が1でなければステップU5で最終噴射パ
ルス幅Tiが最低パルス幅Tmnに規制されているか否
かを判定する。ECU30は、最終噴射パルス幅Tiが
最低パルス幅Tmnに規制されていると判定したとき
に、ステップU6に進んで最終噴射パルス幅Tiが規制
されてから所定時間が経過しているか否かを判定して、
YESと判定したときにステップU7で上記第2フラグ
F2に1をセットした上で、ステップU8に進んでパー
ジ率Rを低減させると共に、ステップU9でO2センサ
18からの空燃比信号がリッチ状態からリーン状態に反
転したか否かを判定する。そして、リーン状態に反転し
たと判定すると、ステップU10を実行して上記第2フ
ラグF2を0にクリアする。
【0046】なお、ECU30は上記ステップU4にお
いて第2フラグF2が1にセットいると判定したときに
は、ステップU5〜U7をスキップしてステップU8に
移り、パージ率Rを更に低減させる。
【0047】次に、この第2実施例の作用を説明する。
【0048】すなわち、空燃比のフィードバック制御中
において、燃料噴射弁8に出力される最終噴射パルス幅
Tiが最低パルス幅Tmnに規制された状態が所定時間
継続すると、吸気系に供給されるパージ燃料が低減され
る。したがって、作動室における混合気の空燃比が速や
かにリーン側に変化し、最終噴射パルス幅Tiが最低パ
ルス幅Tmnに規制された状態から解除されることにな
って、空燃比のフィードバック制御の続行が可能とな
る。
【0049】その場合に、吸気系へのパージ燃料の供給
量が低下することになるが、パージ量を制限する期間が
2センサ18の出力がリーン反転するまでの限られた
期間であることから、キャニスタ19に吸着された蒸発
燃料が大気中に放出されることがない。しかも、第1実
施例のように燃料噴射量を増加させることなく上記効果
を達成しているので、燃費性能の悪化を招くこともな
い。
【0050】
【発明の効果】以上のように第1発明によれば、燃料噴
射弁から噴射される燃料噴射量がフィードバック制御さ
れている状態において、燃料噴射量が下限値にまで減少
したときには、点火時期が遅角されることになる。その
際に、当該自動車が走行中であるときには、点火時期の
遅角によってエンジン出力が低下することから、論理的
帰結としてアクセルペダルが更に踏み込まれることにな
り、該ペダルと連動するスロットルバルブの開度が大き
くなってエンジンに吸入される空気量が増大して要求燃
料が増大することになる。このため、燃料噴射弁に出力
する出力制御量の制限状態が解除されることになり、上
記下限値に制約されることなく空燃比のフィードバック
制御が続行されることになって、排気性能の悪化が防止
されることになる。
【0051】特に、第2発明のように、エンジンのアイ
ドル運転時に吸入空気量をフィードバック制御すること
によりエンジン回転数を所定の目標回転数に維持するよ
うにしたものにおいては、アイドル運転時において燃料
噴射量が下限値にまで減少したときには点火時期がリタ
ードされることによりエンジン出力が低下してエンジン
回転数が目標回転数よりも低下することになるので、こ
の場合においても目標空燃比を実現するために要求燃料
が増大することになる。このため、燃料噴射弁に出力さ
れる出力制御量の制限状態が解除されることになり、上
記下限値に制約されることなく空燃比のフィードバック
制御が続行されることになる。
【0052】一方、第3発明によれば、燃料噴射弁から
噴射される燃料噴射量がフィードバック制御されている
状態において、燃料噴射量が下限値にまで減少したとき
には、吸気系に供給されるパージ燃料が低減される。し
たがって、燃焼室における混合気の空燃比が速やかにリ
ーン側に変化し、燃料噴射弁に出力される出力制御量の
制限状態が解除されることになって、上記下限値に制約
されることなく空燃比のフィードバック制御が続行され
ることになって、排気性能の悪化が回避されることにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 エンジンの制御システム図である。
【図2】 空燃比のフィードバック領域を示す運転領域
図である。
【図3】 ISCバルブを用いたバイパスエア制御を示
すフローチャート図である。
【図4】 該制御におけるエンジン水温と目標回転数と
の関係を示す特性図である。
【図5】 同じく該制御におけるエンジン水温と基本制
御量との関係を示す特性図である。
【図6】 同じく該制御における回転偏差とフィードバ
ック補正量との関係を示す特性図である。
【図7】 第1実施例に係る点火時期制御を示すフロー
チャート図である。
【図8】 第2実施例に係る蒸発燃料のパージ制御を示
すフローチャート図である。
【符号の説明】
1 エンジン 8 燃料噴射弁 9 吸気通路 11 吸気負圧センサ 12 バイパス通路 13 ISCバルブ 14 点火プラグ 18 O2センサ 19 キャニスタ 21 パージ通路 22 パージコントロールバルブ 30 ECU 31 回転センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02M 25/08 301 J 7314−3G U 7314−3G F02P 5/15 B E (72)発明者 酒井 聖悟 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャニスタに吸着された蒸発燃料をエン
    ジンの運転時に吸気系に供給するようにしたエンジンの
    燃料制御装置であって、燃料噴射弁からの燃料噴射量を
    エンジンの運転状態に応じて制御する燃料噴射制御手段
    と、燃焼室に供給される混合気の空燃比を検出する空燃
    比検出手段と、上記空燃比検出手段からの空燃比信号に
    基づいて燃焼室における混合気の空燃比が所定の目標空
    燃比に収束するように燃料噴射量を調整する空燃比調整
    手段と、上記燃料噴射量が所定の下限値よりも減少しな
    いように燃料噴射弁に対する出力制御量を制限する出力
    制御量制限手段と、エンジンの運転状態に応じて点火時
    期を調整する点火時期調整手段と、上記空燃比調整手段
    の作動時に燃料噴射量が上記下限値にまで減少したとき
    に点火時期を遅角補正する点火時期補正手段とが設けら
    れていることを特徴とするエンジンの燃料制御装置。
  2. 【請求項2】 エンジンのアイドル運転時に吸入空気量
    をフィードバック制御することによりエンジン回転数を
    所定の目標回転数に維持するアイドル回転数調整手段が
    備えられ、かつキャニスタに吸着された蒸発燃料をエン
    ジンの運転時に吸気系に供給するようにしたエンジンの
    燃料制御装置であって、燃料噴射弁からの燃料噴射量を
    エンジンの運転状態に応じて制御する燃料噴射制御手段
    と、燃焼室に供給される混合気の空燃比を検出する空燃
    比検出手段と、上記空燃比検出手段からの空燃比信号に
    基づいて燃焼室における混合気の空燃比が所定の目標空
    燃比に収束するように燃料噴射量を調整する空燃比調整
    手段と、上記燃料噴射量が所定の下限値よりも減少しな
    いように燃料噴射弁に対する出力制御量を制限する出力
    制御量制限手段と、エンジンの運転状態に応じて点火時
    期を調整する点火時期調整手段と、上記空燃比調整手段
    の作動時に燃料噴射量が上記下限値にまで減少したとき
    に点火時期を遅角補正する点火時期補正手段とが設けら
    れていることを特徴とするエンジンの燃料制御装置。
  3. 【請求項3】 キャニスタに吸着された蒸発燃料をエン
    ジンの運転時に吸気系に供給するようにしたエンジンの
    燃料制御装置であって、燃料噴射弁からの燃料噴射量を
    エンジンの運転状態に応じて制御する燃料噴射制御手段
    と、燃焼室に供給される混合気の空燃比を検出する空燃
    比検出手段と、上記空燃比検出手段からの空燃比信号に
    基づいて燃焼室における混合気の空燃比が所定の目標空
    燃比に収束するように燃料噴射量を調整する空燃比調整
    手段と、上記燃料噴射量が所定の下限値よりも減少しな
    いように燃料噴射弁に対する出力制御量を制限する出力
    制御量制限手段と、上記空燃比調整手段の作動時に燃料
    噴射量が上記下限値にまで減少したときに吸気系への蒸
    発燃料の供給量を減少させる蒸発燃料供給量低減手段と
    が設けられていることを特徴とするエンジンの燃料制御
    装置。
JP5792493A 1993-02-23 1993-02-23 エンジンの燃料制御装置 Pending JPH06249025A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011052641A (ja) * 2009-09-03 2011-03-17 Denso Corp 内燃機関の排気浄化装置
JP2012052473A (ja) * 2010-09-01 2012-03-15 Mazda Motor Corp エンジンの燃圧制御装置
JP2018066352A (ja) * 2016-10-21 2018-04-26 マツダ株式会社 エンジンの蒸発燃料処理装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011052641A (ja) * 2009-09-03 2011-03-17 Denso Corp 内燃機関の排気浄化装置
JP2012052473A (ja) * 2010-09-01 2012-03-15 Mazda Motor Corp エンジンの燃圧制御装置
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