JPH06243264A - 時系列データの表示装置 - Google Patents

時系列データの表示装置

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JPH06243264A
JPH06243264A JP5146993A JP5146993A JPH06243264A JP H06243264 A JPH06243264 A JP H06243264A JP 5146993 A JP5146993 A JP 5146993A JP 5146993 A JP5146993 A JP 5146993A JP H06243264 A JPH06243264 A JP H06243264A
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JP
Japan
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time
series data
virtual cylinder
cylinder
data
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JP5146993A
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English (en)
Inventor
Junichi Hiramatsu
純一 平松
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 時系列データを数多く表示するとともに互い
の比較を容易にする。 【構成】 仮想円筒のサイズ指定し、時系列データAの
表示位置を決める(S1,2)。次に、時間座標軸の先
頭のデータAn,An+1を読み込み(S3,4)、円筒の
サイズに合わせてデータAn,An+1を正規化してan
n+1とする(S5)。次に、円周上におけるデータA
の時間座標軸LA上で時刻tn,tn+1に対応する点
a,n,ta,n+1を求める(S6)。点ta,nでの円筒の
断面の中心へ向かい、点ta,nからの距離がanである点
をPa,nとし、同様にして点ta,n+1で、点ta,n+1から
の距離がan+1である点をPa,n+1とする(S7)。これ
らの点を結んで平面図形を得る(S8)。以後、n=N
となるまでこれらの処理を繰り返す(S4〜S10Ye
s)。こうして、他のデータについても平面図形を求め
て画面上に放射状に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、同一の時系列上に並行
して発生した複数のデータ値を、時間座標軸に平行な仮
想円筒内に3次元的に表示する時系列データの表示装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の時系列データを同一の画面に表示
する場合、一般には次の2つの方法により表示されてい
た。 (1)各データごとに時間軸とそれに直交するデータ軸
を設けて、それぞれにデータを2次元グラフとして表示
する。このとき、互いにグラフが重ならないようにす
る。なお、表示されるデータについては、グラフの色も
しくは線の種類(実線、破線等)により区別することも
可能である。 (2)各データに共通の時間軸を横方向または縦方向に
とり、データの大きさを時間軸と直交する方向にとっ
て、各データを2次元グラフとして重ねて表示する。各
データはグラフの色もしくは線の種類(実線、破線等)
により区別する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、(1)
の方法では、表示装置に表示できる時系列データの数が
制限されるとともに、他の時系列データとの関係が分か
りにくい。また、(2)の方法では、(1)の方法より
も多くの時系列データを表示できるとともに、各データ
間の関係も分かりやすいが、各表示データが重なるため
データの数が多くなるとデータの識別が困難になる。
【0004】すなわち、従来の表示装置では、複数の時
系列データを一つの表示装置に表示させようとした場
合、同時に表示できる時系列データの数が制限される
か、あるいは表示されたデータ間の識別や比較が容易で
ないという問題があった。本発明は上記問題点を解決す
るためになされたもので、その目的とするところは、同
時に表示できる時系列データの数が従来よりも多くしか
も各データの識別が容易である時系列データの表示装置
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明は、並行して発生する複数の時系列デー
タを記憶しておくメモリと、時系列データの時間座標軸
と平行な円筒を仮想し、その仮想円筒の外周面の円周方
向に各時系列データの表示位置を割り付ける手段と、仮
想円筒の外周面に割り付けられた各時系列データをその
外周面を基準として半径方向内側にプロットし、データ
の時間変移を表す2次元図形を合成する手段と、仮想円
筒の内部に視点を置き仮想円筒を長手方向に覗いたかの
ように時系列データごとの2次元図形を仮想円筒内のそ
れぞれの配置位置に対応させて画面表示する手段とを備
えたことを特徴とする。
【0006】第2の発明は、並行して発生する複数の時
系列データを記憶しておくメモリと、時系列データの時
間座標軸と平行な円筒を仮想し、その仮想円筒の外周面
の円周方向に各時系列データの表示位置を割り付ける手
段と、仮想円筒の外周面に割り付けられた各時系列デー
タの時間変移を円柱の太さの変化とした回転体図形を合
成する手段と、仮想円筒の内部に視点を置き仮想円筒を
長手方向に覗いたかのように時系列データごとの回転体
図形を仮想円筒内のそれぞれの配置位置に対応させて画
面表示する手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】第3の発明は、並行して発生する複数の時
系列データを記憶しておくメモリと、時系列データの時
間座標軸と平行な円筒を仮想し、その仮想円筒の外周面
の円周方向に各時系列データの表示位置を割り付ける手
段と、仮想円筒の外周面に割り付けられた各時系列デー
タの時間変移を輝度の変化として表した輝度変化パター
ンを合成する手段と、仮想円筒の内部に視点を置き仮想
円筒を長手方向に覗いたかのように時系列データごとの
輝度変化パターンを仮想円筒内のそれぞれの配置位置に
対応させて画面表示する手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0008】
【作用】第1の発明においては、並行して発生した複数
の時系列データがメモリに記憶される。次いで、時系列
データの時間座標軸と平行な円筒が仮想され、その仮想
円筒の外周面の円周方向に各時系列データの表示位置が
割り付けられる。仮想円筒の外周面に割り付けられた各
時系列データがその外周面を基準として半径方向内側に
プロットされ、データの時間変移を表す2次元図形が合
成される。仮想円筒の内部に視点を置き仮想円筒を長手
方向に覗いたかのように時系列データごとの2次元図形
が仮想円筒内のそれぞれの配置位置に対応して画面表示
される。
【0009】第2の発明においては、並行して発生した
複数の時系列データがメモリに記憶される。次いで、時
系列データの時間座標軸と平行な円筒が仮想され、その
仮想円筒の外周面の円周方向に各時系列データの表示位
置が割り付けられる。仮想円筒の外周面に割り付けられ
た各時系列データの時間変移を円柱の太さの変化とした
回転体図形が合成される。仮想円筒の内部に視点を置き
仮想円筒を長手方向に覗いたかのように時系列データご
との回転体図形が仮想円筒内のそれぞれの配置位置に対
応して画面表示される。
【0010】第3の発明においては、並行して発生した
複数の時系列データがメモリに記憶される。次いで、時
系列データの時間座標軸と平行な円筒が仮想され、その
仮想円筒の外周面の円周方向に各時系列データの表示位
置が割り付けられる。仮想円筒の外周面に割り付けられ
た各時系列データの時間変移を輝度の変化として表した
輝度変化パターンが合成される。仮想円筒の内部に視点
を置き仮想円筒を長手方向に覗いたかのように時系列デ
ータごとの輝度変化パターンが仮想円筒内のそれぞれの
配置位置に対応して画面表示される。
【0011】
【実施例】以下、図に沿って本発明の実施例を説明す
る。図1は第1の発明の実施例の構成を示すブロック図
である。図において、CPU1は、バス2を介して主記
憶装置3、補助記憶装置4、表示制御装置5と接続され
ている。
【0012】CPU1は、主記憶装置3に記憶されてい
るシステムプログラムに基づき、システム全体の動作を
統括制御する。補助記憶装置4には、時系列データであ
るところの測定データA,B,CがファイルFとして格
納される。表示制御装置5は、CPU1からのコマンド
に基づき、送られた表示データを表示信号に変換してC
RT6へ送り、時系列データを3次元的に表示させる。
【0013】図2は、補助記憶装置4に格納されたファ
イルFの構成を示す図である。ファイルFは、互いに異
なる物理量を測定して得られたデータA,B,Cが記載
されるとともに、データA,B,Cを測定した際の単
位、レンジ等の条件が記載される。なお、ファイルFの
データA,B,Cはそれぞれ同時刻ごとに測定されてい
る。
【0014】図3は、仮想円筒とそこへ表示位置が割り
付けられた時系列データA,B,Cの表示例を概念的に
示した斜視図である。図の左手前から右奥の方向に時間
座標軸Tを設定し、この時間座標軸Tを中心として時刻
0からtN-1までの間に仮想円筒Vを想定する。
【0015】円筒Vの周面に時系列データA,B,Cの
表示位置を割り付け、それぞれに時間座標軸LA,LB
Cを設定する。各座標軸では仮想円筒Vの円周面を基
準とし、それぞれ時系列データA,B,Cの値を中心軸
側への高さとして、各座標軸と座標軸Tとを結ぶ平面上
に順にプロットすることにより、斜線で示す2次元図形
A,WB,WCを得る。
【0016】図4は、図3の仮想円筒Vにおける任意の
時刻tnからtn+1までを輪切りにして取り出したもので
ある。各時間座標軸LA,LB,LCと中心の時間座標軸
Tを結ぶ面上に、各時間座標軸ごとの時刻ta,nおよび
a,n+1,tb,nおよびtb,n+1c,nおよびt
c,n+1と、これらに対応するデータ値Pa,nおよびP
a,n+1,Pb,nおよびPb,n+1,Pc,nおよびPc,n+1がプ
ロットされて、3個の台形状の図形WA,WB,WCが形
成される。
【0017】図5は、図3に示した仮想円筒VをCRT
6の画面に表示した例を示す。すなわち、仮想円筒Vの
内部に視点を置いて仮想円筒Vを長手方向に覗いた状態
を想定した場合に、時系列データA,B,Cの変移を示
す2次元図形WA,WB,WCは、画面に放射状に表示さ
れる。画面に表示される2次元図形WA,WB,WCの区
間および時刻は任意に指定でき、また表示を見ながら画
像を拡大・縮小したり、時間軸を前後にスクロールさせ
ることも公知の画像処理技術を用いて実現可能である。
【0018】さらには時系列データA,B,Cを測定し
ながら表示させる場合は、測定データの変化がリアルタ
イムで画面表示される。なお、時系列データA,B,C
に関する2次元図形WA,WB,WCは、回転方向に若干
傾けて表示されている。また、画面中の破線からなる同
心円は、同一の測定時刻を示すスケールである。
【0019】図6は、上述した3次元画像表示を行うた
めの処理を示すフローチャートである。最初に仮想円筒
の半径、長さを指定し(S1)、次いで、円筒周面上に
おける時系列データAの表示位置を決める(S2)。次
に、時間座標軸の先頭(n=0)のデータAn,An+1
ファイルFから読み込む(S3,4)。
【0020】ここで、円筒の半径が測定レンジの最大、
円筒の内周面が測定レンジの最小となるように、データ
n,An+1を正規化してan,an+1とする(S5)。さ
らに、円周上における時系列データAの時間座標軸であ
る直線LA上で時刻tn,tn+1に対応する点ta,n,t
a,n+1を求める(S6)。
【0021】また、点ta,nでの円筒の断面の中心へ向
かい、点ta,nからの距離がanである点をPa,nとし、
点ta,n+1での円筒の断面の中心へ向かい、点ta,n+1
らの距離がan+1である点をPa,n+1とする(S7)。次
に、点ta,n,ta,n+1、Pa,n,Pa,n+1を結んで得られ
る平面図形を円筒の内周に付け加える(S8)。以後、
同様にして時間座標軸上を進みながら、n=Nとなるま
でこれらの処理を繰り返す(S4〜S10Yes)。
【0022】なお、時系列データB,Cについても、並
行して同様な処理を行う。この実施例では、時系列デー
タA,B,Cの変移が仮想円筒V内に配置された2次元
図形の幅の変化として表示される。それにより、従来の
表示に比べ同時に表示できる時系列データの数が増すと
ともに、2次元図形WA,WB,WCとして表示された時
系列データの比較も容易になる。
【0023】次に第2の発明の実施例について説明す
る。第2の発明の実施例におけるハードウェアおよびデ
ータファイルの構成は、第1の発明の実施例と共通する
のでその説明を省略する。図7は、この実施例における
仮想円筒とそこへ表示位置が割り付けられた時系列デー
タA,B,Cの表示例を概念的に示した斜視図である。
図の左手前から右奥の方向に時間座標軸Tを設定し、こ
の時間座標軸Tを中心として時刻t0からtN-1までの間
に仮想円筒Vを想定する。
【0024】円筒Vの周面に時系列データA,B,Cの
表示位置を割り付け、それぞれに時間座標軸LA,LB
Cを設定する。各座標軸では座標軸を中心軸とした円
柱を生成して、その外径が時刻ごとのデータの値によっ
て変化させる。つまり、時刻ごとに外径が段階的に変化
する回転体の図形QA,QB,QCが得られる。
【0025】図8は、図7の仮想円筒Vにおける任意の
時刻tnからtn+1までを輪切りにして取り出したもので
ある。各時間座標軸LA,LB,LCでは、それぞれの座
標軸ごとの時刻ta,nからta,n+1,tb,nからtb,n+1
c,nからtc,n+1までの間が、時刻tnにおける各デー
タの値に応じた半径ra,n,rb,n,rc,nをした円柱の
図形QA,QB,QCが生成される。
【0026】図9は、図7に示した仮想円筒VをCRT
6の画面に表示した例を示す。すなわち、仮想円筒Vの
内部に視点を置いて仮想円筒Vを長手方向に覗いた状態
を想定した場合に、時系列データA,B,Cの変移を示
す回転体図形QA,QB,QCは、画面に放射状に表示さ
れる。
【0027】画面に表示される回転体QA,QB,QC
区間および時刻は任意に指定でき、また表示を見ながら
画像を拡大・縮小したり、時間軸を前後にスクロールさ
せることも可能である。さらには時系列データA,B,
Cを測定しながら表示させる場合は、測定データの変化
がリアルタイムで画面表示される。なお、画面中の破線
からなる同心円は、同一の測定時刻を示すスケールであ
る。
【0028】図10は、上述した3次元画像表示を行う
ための処理を示すフローチャートである。最初に仮想円
筒の半径、長さ、棒状物体の半径を指定し(S11)、
次いで、円筒周面上における時系列データAの表示位置
を決める(S12)。次に、時間座標軸の先頭(n=
0)のデータAnをファイルFから読み込む(S13,
14)。
【0029】ここで、棒状物体の最大半径が測定レンジ
の最大、最小半径が測定レンジの最小となるように、デ
ータAnを正規化してanとする(S15)。さらに、円
周上における時系列データAの時間座標軸である直線L
A上で時刻tn,tn+1に対応する点ta,n,ta,n+1を求
める(S16)。
【0030】次に、中心が直線LAにあり、点ta,nから
点ta,n+1までの長さで、半径がra,n=anである円柱
データを作成し、ta,nまでの円柱データに追加する。
(S17)。以後、同様にして時間座標軸上を進みなが
ら、n=Nとなるまでこれらの処理を繰り返す(S14
〜S19Yes)。なお、時系列データB,Cについて
も、並行して同様な処理を行う。
【0031】この実施例では、第1の発明の実施例と同
様に、従来に比べ同時に表示できる時系列データの数が
増すとともに、回転体図形QA,QB,QCとして表示さ
れた時系列データの比較も容易になる。しかも、時系列
データが2値データである場合は、その変化をイメージ
として直観的に認識することができる。
【0032】次に第3の発明の実施例について説明す
る。第3の発明の実施例におけるハードウェアおよびデ
ータファイルの構成は、第1の発明の実施例と共通する
のでその説明を省略する。図11は、仮想円筒とそこへ
表示位置が割り付けられた時系列データA,B,Cの表
示例を概念的に示した斜視図である。
【0033】図の左手前から右奥の方向に時間座標軸T
を設定し、この時間座標軸Tを中心として時刻t0から
N-1までの間に仮想円筒Vを想定する。円筒Vの周面
に時系列データA,B,Cの表示位置を割り付け、それ
ぞれに時間座標軸LA,LB,L Cを設定する。各座標軸
では仮想円筒Vの円周面上に座標軸を中心にして一定幅
の輝度表示帯SA,SB,SCを形成する。この輝度表示
帯SA,SB,SC上に各時刻のデータの値を輝度に変換
して表示することにより、データの変移が輝度変化のパ
ターンとして表示される。
【0034】図12は、図11の仮想円筒Vにおける任
意の時刻tnからtn+1までを輪切りにして取り出したも
のである。各時間座標軸LA,LB,LCの位置する円筒
周面には、各時間座標軸ごとの時刻ta,nからta,n+1
b,nからtb,n+1,tc,nからtc,n+1までの間にそれぞ
れ座標軸を中心として幅hの輝度表示帯SA,SB,SC
が形成される。
【0035】図13は、図11に示した仮想円筒VをC
RT6の画面に表示した例を示す。すなわち、仮想円筒
Vの内部に視点を置いて仮想円筒Vを長手方向に覗いた
状態を想定した場合に、時系列データA,B,Cの変移
を示す輝度変化パターンSA,SB,SCは、画面に放射
状に表示される。
【0036】画面に表示される輝度変化パターンSA
B,SCの区間および時刻は任意に指定でき、また表示
を見ながら画像を拡大・縮小したり、時間軸を前後にス
クロールさせることも可能である。さらには時系列デー
タA,B,Cを測定しながら表示させる場合は、測定デ
ータの変化がリアルタイムで画面表示される。
【0037】図14は、上述した3次元画像表示を行う
ための処理を示すフローチャートである。最初に仮想円
筒の半径、長さを指定し(S21)、次いで、円筒周面
上における時系列データAの表示位置を決める(S2
2)。次に、時間座標軸の先頭(n=0)のデータAn
をファイルFから読み込む(S23,24)。
【0038】ここで、表示できる輝度の最大値が測定レ
ンジの最大、最小値が測定レンジの最小となるように、
データAnを正規化してIa,nとする(S25)。さら
に、円周上における時系列データAの時間座標軸である
直線LA上で時刻tn,tn+1に対応する点ta,n,t
a,n+1を求める(S26)。
【0039】次に、中心が直線LAを中心として円周に
そって幅がhの円筒内面を、点ta,nから点ta,n+1まで
の間、輝度Ia,nとして塗りつぶす(S27)。以後、
同様にして時間座標軸上を進みながら、n=Nとなるま
でこれらの処理を繰り返す(S24〜S29Yes)。
なお、時系列データB,Cについても、並行して同様な
処理を行う。
【0040】この実施例も、第1および第2の発明の実
施例と同様に、従来に比べ同時に表示できる時系列デー
タの数が増すとともに、輝度変化パターンSA,SB,S
Cとして表示された時系列データの比較も容易になる。
【0041】
【発明の効果】以上述べたように第1の発明によれば、
並行して発生した複数の時系列データの時間変移が仮想
円筒内に配置された2次元図形としてそれぞれ対比して
表示される。それにより、従来に比べ同時に表示できる
時系列データの数が増すとともに、表示された時系列デ
ータの比較も容易になる。
【0042】第2の発明によれば、第1の発明と同様に
並行して発生した複数の時系列データの時間変移が仮想
円筒内に配置された太さの変化する回転体図形としてそ
れぞれ対比して表示される。それにより、従来に比べ同
時に表示できる時系列データの数が増すとともに、表示
された時系列データの比較も容易になる。とくに、時系
列データが2値データである場合は、その変化をイメー
ジとして直観的に認識することができる。
【0043】第3の発明によれば、第1および第2の発
明と同様に、並行して発生した複数の時系列データの時
間変移が輝度の変化として表されたパターンとしてそれ
ぞれ対比して表示される。それにより、従来に比べ同時
に表示できる時系列データの数が増す。また、表示され
た時系列データの比較も容易になるとともに、その変化
をイメージとして直観的に認識することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の実施例の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】図1の補助記憶装置に格納されるファイルの構
成を示す図である。
【図3】第1の発明の実施例における表示画像の構成を
概念的に示す斜視図である。
【図4】図3の任意の時刻を輪切りにして取り出して示
した斜視図である。
【図5】第1の発明の実施例において表示された画面の
一例を示す図である。
【図6】第1の発明の実施例における画像処理を示すフ
ローチャートである。
【図7】第2の発明の実施例における表示画像の構成を
概念的に示す斜視図である。
【図8】図7の任意の時刻を輪切りにして取り出して示
した斜視図である。
【図9】第2の発明の実施例において表示された画面の
一例を示す図である。
【図10】第2の発明の実施例における画像処理を示す
フローチャートである。
【図11】第3の発明の実施例における表示画像の構成
を概念的に示す斜視図である。
【図12】図11の任意の時刻を輪切りにして取り出し
て示した斜視図である。
【図13】第3の発明の実施例において表示された画面
の一例を示す図である。
【図14】第3の発明の実施例における画像処理を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
1 CPU 2 バス 3 主記憶装置 4 補助記憶装置 5 表示制御装置 6 CRT

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並行して発生する複数の時系列データを
    記憶しておくメモリと、 時系列データの時間座標軸と平行な円筒を仮想し、その
    仮想円筒の外周面の円周方向に各時系列データの表示位
    置を割り付ける手段と、 仮想円筒の外周面に割り付けられた各時系列データをそ
    の外周面を基準として半径方向内側にプロットし、デー
    タの時間変移を表す2次元図形を合成する手段と、 仮想円筒の内部に視点を置き仮想円筒を長手方向に覗い
    たかのように時系列データごとの2次元図形を仮想円筒
    内のそれぞれの配置位置に対応させて画面表示する手段
    と、 を備えたことを特徴とする時系列データの表示装置。
  2. 【請求項2】 並行して発生する複数の時系列データを
    記憶しておくメモリと、 時系列データの時間座標軸と平行な円筒を仮想し、その
    仮想円筒の外周面の円周方向に各時系列データの表示位
    置を割り付ける手段と、 仮想円筒の外周面に割り付けられた各時系列データの時
    間変移を円柱の太さの変化とした回転体図形を合成する
    手段と、 仮想円筒の内部に視点を置き仮想円筒を長手方向に覗い
    たかのように時系列データごとの回転体図形を仮想円筒
    内のそれぞれの配置位置に対応させて画面表示する手段
    と、 を備えたことを特徴とする時系列データの表示装置。
  3. 【請求項3】 並行して発生する複数の時系列データを
    記憶しておくメモリと、 時系列データの時間座標軸と平行な円筒を仮想し、その
    仮想円筒の外周面の円周方向に各時系列データの表示位
    置を割り付ける手段と、 仮想円筒の外周面に割り付けられた各時系列データの時
    間変移を輝度の変化として表した輝度変化パターンを合
    成する手段と、 仮想円筒の内部に視点を置き仮想円筒を長手方向に覗い
    たかのように時系列データごとの輝度変化パターンを仮
    想円筒内のそれぞれの配置位置に対応させて画面表示す
    る手段と、 を備えたことを特徴とする時系列データの表示装置。
JP5146993A 1993-02-17 1993-02-17 時系列データの表示装置 Withdrawn JPH06243264A (ja)

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