JPH06241626A - 自動製氷装置 - Google Patents

自動製氷装置

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JPH06241626A
JPH06241626A JP5033335A JP3333593A JPH06241626A JP H06241626 A JPH06241626 A JP H06241626A JP 5033335 A JP5033335 A JP 5033335A JP 3333593 A JP3333593 A JP 3333593A JP H06241626 A JPH06241626 A JP H06241626A
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water
ice making
tray
water receiver
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Takahiro Fujimitsu
貴宏 藤光
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    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25CPRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
    • F25C1/00Producing ice
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
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    • F25C2305/00Special arrangements or features for working or handling ice
    • F25C2305/022Harvesting ice including rotating or tilting or pivoting of a mould or tray
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各製氷皿に対する均一な給水が可能で、且つ
透明氷が容易に得られ、さらに製氷皿からの離氷も比較
的簡単に実施できる自動製氷装置を提供すること。 【構成】 回転半径の小さい独立した製氷皿を複数連備
え、製氷完了後、該製氷皿を回転、離氷し、貯氷を行な
う一連の動作を自動的に実施する手段を有する自動製氷
装置において、前記製氷皿の上部に、該製氷皿とほぼ接
して該製氷皿の蓋を兼用する中空の水受体が単独の給水
手段に接続されて設けられるとともに、前記水受体の底
部には、前記製氷皿と相対する如く加熱手段を設ける一
方、各製氷皿の夫々の製氷区画の直上相当位置に給水用
の細孔が各1個以上設けられているもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動製氷装置に係り、特
に家庭用の冷蔵庫などに内蔵され、氷を自動的に製造す
るための自動製氷装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の家庭用冷蔵庫に設けられる自動製
氷装置においては、給水装置から供給された水を製氷皿
に貯留して製氷し、製氷後に駆動機構により製氷皿を回
動させて上下反転を行ない、これによって離氷して得ら
れた氷を貯氷箱に蓄え、一方、再び製氷皿に給水して製
氷を行なう、という動作を繰り返えす手段が使用に供さ
れている。図5ならびに図6はこのような従来の自動製
氷装置の構成ならびに動作を説明するための図であっ
て、図5はその斜視図、図6はその正面断面図である。
これらの例示装置は、従来の装置の内でも特に製氷皿の
回転半径を小さくして、製氷装置のコンパクト化、ひい
ては冷蔵庫の小型化がはかれることを念頭に開発された
ものの一例である。
【0003】これら図5ならびに図6において、1は駆
動装置であって、その内部に図示しない駆動用モータ、
歯車、スイッチなどを内蔵し、電気信号により製氷皿2
に回転ならびに離氷のための捻り動作を与える構成とな
っている。製氷皿2は製造される氷塊の寸法と個数に応
じて隔壁8により複数個に区分されており、図5の例示
の場合では4区画に区分された2連の製氷皿が示されて
いる。これらの製氷皿2,2は駆動装置1に内蔵される
図示しないモータにより駆動される回転軸9,9を中心
に回転するよう構成されている。また、3は貯氷箱であ
る。さらに4,4は夫々の製氷皿2,2に対する給水パ
イプであり、また製氷皿2の内部を区分するための隔壁
8には溝8aが設けられており、給水パイプ4によって
注水が行なわれた際、製氷皿2の中の一つの区画から隣
接する区画へと水が移動する通路を形成するものであ
る。なお、前記給水パイプ4,4は冷蔵庫外に設けられ
た図示しない給水装置より冷蔵庫内に導かれて給水が行
なわれるよう構成される。
【0004】次に以上述べた構成を有する従来の自動製
氷装置の一連動作について主として図6を参照しながら
説明する。図6について、(a)は製氷時、(b)は離
氷時の概要を示すものであって、まず図6(a)に見ら
れるように、製氷時には製氷皿2,2は水平に保たれて
おり、先に述べた図5に示す如く、給水パイプ4,4を
通じて製氷皿2,2に給水される。この場合、製氷皿2
の最も給水パイプ4寄りの区画が最初に所定水量となる
が、その際、隔壁8に設けられた溝8aから隣接する区
画に過剰分の水が流入するので、このようにして、相隣
れる区画が順次所定水量に達し、製氷皿2全体が最後に
給水を終了する。しかるのち製氷が行なわれ、製氷完了
後は電気信号により駆動装置1が作動し、図5に示す回
転軸9,9により、図6(a)から図6(b)に示す如
く、製氷皿2,2が水平位置から矢印の方向に約160
°回転し、離氷を行ない、製造された氷塊を貯氷箱3に
落下させたのち、図6(a)の水平位置に復帰するもの
である。このような動作が繰り返されて製氷が行なわれ
る。
【0005】一方、製氷皿の上部を加熱手段で覆い、透
明氷を生成する自動製氷装置がたとえば特開平3−15
8669号公報などにより提案されている。この技術は
図7のその離氷時における(a)〜(d)の一連の動作
を示す概略説明図に見られる如く、製氷皿14は連結部
22を介して蓋18と連結しており、該蓋18の内面に
は図示しない加熱手段が貼着され、さらに製氷皿14を
反転して離氷を行なう際には該蓋18を開放状態に係止
するための係止部27が設けられている構成となってい
る。図7の装置はこのような構成であるので、製氷時に
製氷皿14の上面を加熱手段を有する蓋18により覆う
ことによって、透明な氷を良好に作り易くなる、とされ
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述のよう
な従来技術にも種々不具合な点があり、これらについて
はいまだ解決が見られていない。まず、先に述べた図5
および図6に示した技術については、夫々の製氷皿2に
対して独立した給水パイプ4を設ける必要がある他、製
氷皿2の各区画に水を配分するため、各隔壁8に水路用
の溝8aを設けているので、氷塊の生成後に該溝8aの
相当位置がリブの付いた如き形状となり、視覚的にあま
り好ましくなかった。さらにこのような自動製氷装置で
は、離氷の際、製氷皿2への回転ならびに捻り動作の付
与のため、駆動装置1内のモータのトルクを増大させる
必要があり、また、給水に関しても、給水装置のモータ
などのバラツキにより、給水量が多少変動する傾向があ
った。
【0007】一方、先に述べた図7に示した技術につい
ては、これは透明な氷を得る目的で製氷皿14の上面を
加熱手段を内蔵した蓋18で覆っているものであるが、
図7に見られるように、離氷を実施する際、蓋18の開
閉のためにかなりのスペースを必要とすることは明らか
である。しかしながら、近年では冷蔵庫の小型化、コン
パクト化の動きもあり、かかる傾向にとっては以上の如
き構成を有することは不利ということができる。従って
本発明の目的は、各製氷皿に対する均一な給水が可能
で、かつ透明氷が容易に得られ、さらに製氷皿からの離
氷も比較的簡単に実施できる自動製氷装置を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するためなされたものであって、その要旨とするところ
は、回転半径の小さい独立した製氷皿を複数連備え、製
氷完了後、該製氷皿を回転、離氷し、貯氷を行なう一連
の動作を自動的に実施する手段を有する自動製氷装置に
おいて、前記製氷皿の上部に、該製氷皿とほぼ接して該
製氷皿の蓋を兼用する中空の水受体が単独の給水手段に
接続されて設けられるとともに、前記水受体の底部に
は、前記製氷皿と相対する如く加熱手段を設ける一方、
各製氷皿の夫々の製氷区画の直上相当位置に給水用の細
孔が各1個以上設けられている自動製氷装置にある。こ
の場合、使用される水受体としては、その底部が製氷皿
の回転半径に対応する半円形凹部に形成されているか、
または水受体自体が製氷皿の回転に伴って上方に押し上
げられるよう、上下摺動自在に構成されていることが好
ましい。さらに、水受体の中空部は、その容積が製氷皿
の全製氷区画の総容積とほぼ等しいものとすることが有
効である。
【0009】
【作用】本発明においては、製氷皿の蓋を兼用する中空
の水受体の底部に、各製氷皿の夫々の製氷区画の直上相
当位置に給水用の細孔が各1個以上設けられているの
で、該水受体からこれら細孔を経て各区画に同時且つ徐
々に均等な給水が行なわれる。その結果、従来の製氷皿
のように隔壁に水路用の溝を設ける必要がなくなり、得
られる氷塊にリブが発生するような不具合を避けること
ができる。また、前記水受体の底部に加熱手段が設けら
れているので、該水受体内の水の凍結を防止できるとと
もに、離氷に際しては、反転された各製氷皿の底部を前
記加熱手段により加熱することにも応用されるので、従
来の製氷皿に見られるように離氷の際にモータのトルク
を増大して捻りを与えるというような動作は必要なくな
る。この場合、望ましくは前記水受体の底部を半円形凹
部に形成するかまたは製氷皿が回転する際、その底部に
より押し上げられるよう上下摺動自在とすると、前記水
受体と製氷皿の夫々の底部同志が該製氷皿の反転後ほぼ
接触した状態を保つようになるので、前記加熱手段の熱
を離氷の際に有効に利用することができる。
【0010】さらに、この場合、前記水受体は単一の中
空部を有することによって単独の給水手段により給水が
可能であるので、従来の装置に見られるように各製氷皿
毎に給水パイプを設ける必要がなくなり、従って製氷装
置のコンパクト化をはかることができる。その際、中空
部の容積を前記製氷皿の全区画の総容積とほぼ同等とす
ることにより、給水装置のモータ等のバラツキによる給
水量の変動をなくし、前述の如く、常に製氷皿に対する
均等な給水を行なうことが可能となる。さらに前記水受
体が蓋を兼用するとともに、前記製氷皿と相対する如く
加熱手段が前述の通り設けられているので、製氷を開始
する際、該製氷皿が上面から加熱を受け、水面からの凍
結を防止しながら下方から凍結を進行させることが可能
であり、これにより、気泡等を含まない透明な氷塊を得
ることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の自動製氷装置の実施例につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。まず、図1は、
本発明における自動製氷装置の一実施例の外観を示す斜
視図であって、1は駆動装置であり、図示しない駆動用
モータ、歯車、スイッチなどを内蔵しており、電気信号
により製氷皿2に180°の回転を与える構造となって
いる。製氷皿2は特に図示はしないが従来の製氷皿と同
様複数枚の隔壁によって複数個の区画に区分されてお
り、但し従来とは異なり、先の図5に示したような溝8
aは設けられていないものである。なお、図1の例では
4区画に区分された2連の製氷皿を有する態様が示され
ている。
【0012】また、図1において、製氷皿2は先の図5
に示された製氷皿2と同様、駆動装置1により回転する
回転軸(図示せず)により、前述の如く反転して離氷を
行なうよう構成されており、離氷した氷を貯蔵するため
の貯氷箱3が前記製氷皿2の下側に備えられている。一
方、図1において、5は水受体であって、内部が中空に
構成されており、該中空部に給水手段(パイプ)4が接
続されており、図示しない給水ポンプ等の給水装置によ
り送水される。この図1のAA断面を示したものが図2
(a)(b)に示す基本的構成の要部断面説明図であっ
て、(a)は水受体5に給水を行なう前の状態を、
(b)は水受体5を水で充填した状態を、夫々示すもの
である。
【0013】すなわち、図2(a)に見られるように、
水受体5は内部に単一の中空部10を有し、これに単独
の給水手段(パイプ)4が接続されている。また、水受
体5の底部側には製氷皿2と相対する如く、加熱手段と
してヒータ6が設けられる一方、各製氷皿2の夫々の製
氷区画の直上相当位置に給水用の細孔7が各1個以上設
けられているものである。この場合、特に図示はしない
が、水受体5は、凍結防止のため断熱体で当然乍ら外部
を覆われていることが有効である。さらに図2(a)の
態様では前記水受体5の底部側に加熱手段としてヒータ
6が設けられており、これは勿論必須であるが、その
他、該水受体5内の水の凍結防止を目的として、底部以
外の上面側ならびに側面側にも必要に応じて加熱手段を
設けることは、極めて有効である。
【0014】次に図2(a)の構成の製氷皿2に給水す
る動作について図2(b)について説明すると、水受体
5の中空部10のハッチングは、該中空部10が給水手
段4からの給水により充填されている状態を示すもの
で、前記の如く、水受体5の底部には細孔7が設けられ
ており、その径は、ほぼ1〜1.5mm程度のものが有効
であって、該水受体5に給水手段4から給水を開始する
と、ただちに各細孔7から水滴11となって滴下を始め
るが、前記の程度の細孔径であると、水滴11の滴下量
に比べて給水手段4からの給水量の方がかなり多いた
め、一時的に水受体5が容量一杯に水で充填された形と
なる。そこで、該水受体5が容量一杯となった際、図示
しない給水ポンプを停止するような構成としておけば、
給水手段4からの給水が停止する一方、前記水受体5内
の水は細孔7を経由して水滴11となって製氷皿2,2
内の各区画内に徐々に給水される。この場合、前記の通
り、各細孔7,7は夫々の製氷皿2,2の各区画の直上
に開口するよう1個以上設けられているので、各区画に
対する給水はほぼ均等に行なわれ、しかも、給水は夫々
の区画に対して個別に行なわれるため、従来の装置の如
く隔壁に水路用の溝をもうける必要がないわけである。
この場合、たとえば該水受体5の中空部10の容積を、
製氷皿2の各区画の全容積のほぼ75〜85%程度にし
ておき、細孔径の適切なものを選ぶようにすれば、各区
画への給水を効果的に行なうことができる。
【0015】次に図1に示した本発明における自動製氷
装置のAA断面の具体的構成の一例を示したものが図3
(a),(b)に見られる要部断面説明図であって、
(a)は製氷が完了した状態を、(b)は氷塊12を離
氷する状態を夫々示すものである。すなわち、図3にお
いて、5は前記と同様、給水手段4が接続され、内部に
中空部10が構成された水受体であり、細孔7がその底
部に開口しているとともに、少なくともその底部に加熱
手段であるヒータ6が設けられている。12は氷塊であ
る。ところで、この場合、前記水受体5の底部の製氷皿
2,2と相対する部分が図3(a)に見られる如く、該
製氷皿2,2の回転半径に対応する半円形凹部に形成さ
れているものである。この場合、言うまでもなく、各連
の製氷皿2は、図1に示される駆動装置1に内蔵された
駆動モータにより図示しない回転軸を回転せしめて18
0°反転するものである。
【0016】以上の構成の装置によって離氷を行なう動
作について、図3(b)を参照しながら次に説明する。
まず製氷が完了して図3(a)の如く待機状態に入る
と、製氷完了信号が発せられて、水受体5に設けられた
加熱手段であるヒータ6に通電されると同時に、図1に
示される駆動装置1に内蔵される駆動モータにより図示
しない回転軸を回転せしめて各連の製氷皿2,2を18
0°反転させ、図3(b)の位置で停止せしめる。する
とこの場合、製氷皿2,2の底部が前記水受体5の底部
に設けられた半円形凹部の半径と、前記製氷皿2,2の
回転半径とがほぼ同じであるので、両者の底部同志が図
3(b)の如く極めて接近し、このため製氷皿2,2の
底部が加熱手段であるヒータ6により効果的に加熱さ
れ、その結果、従来の装置に見られるような、製氷皿
2,2の回転軸に捻りを与えるよう駆動モータのトルク
を増大する、といった必要が生じなくなる。
【0017】以上の図3(a),(b)の態様において
は、製氷皿2,2が水受体5の底部に設けられた半円形
凹部内で回転できるよう構成されているので、前記水受
体5は固定されたままで製氷操作を継続することができ
る。次に、本発明の他の実施態様を図4の概略説明図に
より示す。すなわち、図4(a),(b)は本発明の他
の実施態様の要部断面を示す概略説明図であって、
(a)は製氷が完了した状態を、(b)は氷塊12を離
氷する状態を夫々示すものである。この図4(a),
(b)の構成は、基本的には図2(a),(b)と同様
であるが、図4の態様においては、水受体5が、給水手
段4に接続され、中空部10および底部の細孔7ならび
に加熱手段であるヒータ6を設けている他に、支持体1
3ならびに摺動溝15の如き上下方向摺動自在とする手
段を具備しているものである。
【0018】このように構成されているので、図4
(b)に見られるように、製氷皿2,2を反転すると、
該製氷皿2,2の回転に伴って該製氷皿2,2の底部が
水受体5の底部を押し上げる形となり、180°反転し
た位置で両者の底部同志が密着することになる。そこで
該製氷皿2,2を回転させるよう駆動モータを付勢する
際、同時に水受体5に設けられた加熱手段であるヒータ
6に通電を行なうことにより、前記製氷皿2,2の底部
が加熱されて、製氷皿2,2の図示しない回転軸に捻り
を与える必要なく容易に離氷が行なわれ、氷塊12が落
下する。なお、上下方向摺動手段については、図4に示
すような支持体13を摺動溝15内に沿って上下に摺動
せしめる手段はその一例にすぎないものであり、同様の
効果を発揮するものであれば何れでも良い。
【0019】最後に本発明の自動製氷装置を用いて透明
な氷塊を製造する一手段について図面を参照しながら説
明する。まず前述の如く、図2(b)に示すように給水
手段4から水受体5に給水を行なう。この際、加熱手段
であるヒータ6に通電がなされるが、その通電量は、加
熱手段の熱量が前記水受体5内の水の凍結を防止し、且
つ製氷皿2の上面を温めるのにほぼ適当な程度の低いも
のとする。次いで図2(b)の如く、水受体5の細孔
7,7から、製氷皿2,2の各区画に均等に水滴11と
なって徐々に給水され、各区画への給水が終了すると、
製氷皿2,2内の水の凍結が開始されるが、一方、加熱
手段であるヒータ6は、温度制御手段によって断続的に
通電されているので、製氷皿2,2の水面側は最初は上
記の加熱のために凍結せず、該製氷皿2,2の底部側か
ら凍結を開始する。
【0020】以上の如くにして製氷皿2,2の底部側か
ら水面側に向って徐々に凍結が進行するので、水中に含
まれている気泡等は次第に上方に追いやられ逃れて行く
ため、結果として極めて透明度の高い氷塊12がたとえ
ば図4(a)の如く得られる。そこで製氷完了後、加熱
手段であるヒータ6の通電量を、その熱量が通常の保温
状態の場合よりも高くなるように制御するとともに、図
1に示す駆動装置1に内蔵された駆動モータにより図示
しない回転軸を回転せしめて製氷皿2,2を180°反
転せしめ、前記上下摺動手段の動作によって該製氷皿
2,2と水受体5との底部同志を密着せしめて該製氷皿
2,2の底部を加熱し、氷塊12の離氷を行なうもので
ある。従って加熱手段としては通電量を少なくとも高・
低(強・弱)2段階に切り替え可能なものとすることが
有効である。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く、本発明に
おいては、製氷皿の各区画に同時且つ均等な給水が行な
われるので、隔壁に水路用の溝を設ける必要がなくな
り、得られる氷塊に溝の痕に伴なうリブの発生という不
具合を避けることができる。また、離氷に際して加熱手
段を利用できるので、従来の如くモータのトルクを増大
して製氷皿に捻りを与えたりする必要がなくなる。さら
に、単一の中空部を有する水受体を製氷皿の蓋を兼用し
て給水に使用するので、給水手段が単独で済み、装置の
コンパクト化に有利となる上、給水手段のバラツキによ
る給水量の変動をなくすことが可能となる。しかも、前
記加熱手段を有効に利用して透明な氷塊を得ることが可
能である。以上述べたように、本発明は多くの優れた効
果を発揮するものであり、その実用的価値は測り知れな
いものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における自動製氷装置の一実施例の外観
を示す斜視図である。
【図2】図1のAA断面の基本的構成の要部断面説明図
である。
【図3】図1のAA断面の具体的構成の一例を示す要部
断面説明図である。
【図4】本発明の他の実施態様の要部断面を示す概略説
明図である。
【図5】従来の自動製氷装置の構成および動作を説明す
るための斜視図である。
【図6】図5の装置の正面断面図である。
【図7】従来の自動製氷装置による離氷時の一連の動作
を示す概略説明図である。
【符号の説明】
1 駆動装置 2,14 製氷皿 3 貯氷箱 4 給水手段 5 水受体 6 加熱手段(ヒータ) 7 細孔 8 隔壁 8a 溝 9 回転軸 10 中空部 11 水滴 12 氷塊 13 支持体 15 摺動溝 18 蓋 22 連結部 27 係止部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転半径の小さい独立した製氷皿を複数
    連備え、製氷完了後、該製氷皿を回転、離氷し、貯氷を
    行なう一連の動作を自動的に実施する手段を有する自動
    製氷装置において、 前記製氷皿の上部に、該製氷皿とほぼ接して該製氷皿の
    蓋を兼用する中空の水受体が単独の給水手段に接続され
    て設けられるとともに、前記水受体の底部には、前記製
    氷皿と相対する如く加熱手段を設ける一方、各製氷皿の
    夫々の製氷区画の直上相当位置に給水用の細孔が各1個
    以上設けられていることを特徴とする自動製氷装置。
  2. 【請求項2】 水受体の底部が製氷皿の回転半径に対応
    する半円形凹部に形成されていることを特徴とする請求
    項1記載の自動製氷装置。
  3. 【請求項3】 水受体が製氷皿の回転に伴って上方に押
    し上げられるよう上下摺動自在に構成されていることを
    特徴とする請求項1記載の自動製氷装置。
  4. 【請求項4】 水受体の中空部容積が製氷皿の全製氷区
    画の総容積とほぼ等しいことを特徴とする請求項1〜3
    記載の自動製氷装置。
JP5033335A 1993-02-23 1993-02-23 自動製氷装置 Pending JPH06241626A (ja)

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