JPH06238778A - 不定形袋物の製造方法及びその装置 - Google Patents

不定形袋物の製造方法及びその装置

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JPH06238778A
JPH06238778A JP4854393A JP4854393A JPH06238778A JP H06238778 A JPH06238778 A JP H06238778A JP 4854393 A JP4854393 A JP 4854393A JP 4854393 A JP4854393 A JP 4854393A JP H06238778 A JPH06238778 A JP H06238778A
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conveyor
bag
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welding
cutting
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Masakiyo Kabayama
正清 樺山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 扁平チューブよりなる袋素材帯より、滑らか
に湾曲した溶着溶断端縁があり、他端が直線的に横断方
法で切断された袋を順次製造して整然と積み重ねる方法
を市場に提供する。 【構成】 扁平チューブよりなる袋素材帯Fを間歇搬送
し、その上流側のステーシヨンにおいて、平面にみて滑
らかなヒートシール部26を有するヒトシーラ25で前
記袋素材帯Fの停止時毎に横断方向に溶断し、分断され
た上下流端に滑らかな溶断溶着部91のある分離袋物B
0を切断装置50位置まで搬送し、一方の溶断溶着部9
1を切除し、順次完成した袋B1を整然と積み上げ、滑
らかな湾曲部を有する袋を製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は上着、フレキシブルデ
スク等のカバー、手袋などの不定形な溶着溶断のある袋
状の物を製造する方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の不定形の溶着溶断部のある
袋状のものを製造する方法としては、特公昭49ー87
13号公報にみられるように、例えば手袋に於いては、
半折された袋素材帯Fを一側縁より手袋形状に曲線の溶
着溶断用のヒートシーラで溶断し、抜き屑1は適宜方法
で巻き取り若しくは減圧吸引して除去している(図5参
照)。或は上着カバーに於いては、扁平チューブ帯より
なる袋素材帯F0を両肩曲線状にヒートシールした溶着
部とこれに沿ったミシン目状の不連続切れ目を設け、こ
れら溶着部及び不連続切れ目の近傍を、前記扁平チュー
ブ帯の横断方向に切断して(図6参照)、個々の独立し
た未完上着カバーを製造し、この未完上着カバーを数
枚、通常は20枚乃至50枚重ねて、図7に示す様に一
括手作業で、不要の屑部分4を一括不連続切れ目より分
離し、所期の上着カバーを製造している。然し乍ら、前
者の方法に於いても、成形された手袋部分を押さえ、不
要な部分を巻き取ることは、技術的に難しく、特に個々
に分離された手袋部分の搬送が難しく、且つ正確に揃え
ることは殆ど不可能である。また後者の方法は整然と積
み重ねることは容易であるが、重ねたまま不要部を切除
する作業は機械化することは非常に難しく、仮に可能と
しても極めて高価となり、元来価格の安いこの種の商品
には採算が合わない。また手作業で行うには相当の労力
と熟練を要し、この種の労働を長時間行う時は、腱鞘炎
等を起こす原因となり、余り実用的ではない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は前述のよう
な欠点を改善し、滑らかに彎曲した溶着部は総て溶着溶
断し、不要部分は従来公知のギロチン型の簡単なカッタ
ーで切除出来、所期の目的の形状の滑らかな曲線形状に
溶断溶着したシール部のある袋状のものを、簡単な装置
を用いて、容易に製造すること及びその製造装置を市場
に提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前述の課題を達成するた
めにこの発明は、熱可塑性合成樹脂性の扁平チューブ帯
を一袋ピッチ相当寸法づつ間歇搬送し、その停止時毎
に、そのチューブ帯の最先端より一袋ピッチ上流側位置
において、前記チューブ帯をその一側縁から他側縁まで
チューブ幅の全幅乃至大部分の幅にわたり平面曲線形状
に溶断溶着し、最も先端に完全に分離し、上下流端に曲
線溶着溶断部のある不定形分離袋物を製造する第1工
程。前記不定形分離袋物を所定寸法搬送して後、停止さ
せて前記上下流端に曲線溶着溶断部のうち一方の不要曲
線溶着溶断部に接近した位置を前記不定形分離袋物の横
断に直線に切除する第2工程。以上第1工程、第2工程
よりなる不定形袋物の製造方法とする。
【0005】また前述の課題を達成するためにこの発明
の前記第1工程の前記チューブ帯をその一側縁から他側
縁までチューブ幅の全幅乃至大部分の幅にわたり平面曲
線状に溶断溶着し、最も先端に完全に分離する方法は、
平面洋服の両肩形に滑らかに屈曲し、中央部に溶着溶断
の不連続部を形成し、この不連続部全長を前記チューブ
帯の横断方向に切断する方法であることを特徴とする場
合もある。また前述の課題を達成するためにこの発明の
前記不連続部全長を前記チューブ帯の横断方向に切断す
る方法は前記溶着溶断方法よりも前の工程で行うことを
特徴とすることが好ましい。
【0006】また前述の課題を達成するためにこの発明
の前記第2工程の前記不定形分離袋物を所定寸法搬送は
水平直線搬送部が減圧吸着型のベルトコンベヤーによる
方法であることを特徴とする請求項1、2及び3記載の
不定形袋物の製造方法。また前述の課題を達成するため
に装置発明に於いては上流側より、第1コンベヤー、溶
着溶断装置、第2コンベヤー、及び第3コンベヤー、切
断装置及び製品受台が設けてあり、前記第1コンベヤ
ー、第2コンベヤー及び第3コンベヤーは同期間歇駆動
されるものに於いて、前記第1コンベヤーは上下一対挟
持型のコンベヤーより構成してあり、前記溶着溶断装置
の上流側、下流側の一方には袋素材帯の一部には袋素材
帯の一部を横断方向に突切る突切装置が設けてあり、前
記溶着溶断装置はその受台が受けロール乃至ベルコンベ
ヤーよりなる受け面移動型の受台であり、この受台は前
記コンベヤー群と同期間歇駆動されるものであり、この
停止時毎に上方に装備してある溶着溶断型の取替え自在
のヒートシーラが装備して構成してあり、前記第2コン
ベヤーは水平な搬送上面が減圧吸着型のベルトコンベヤ
ーとして構成してあり、前記第3コンベヤーは第1コン
ベヤーと略同様の構成としてあり、前記第1コンベヤ
ー、受台、第2コンベヤー及び第3コンベヤーの搬送面
は略同一平面に形成してあり、前記第2コンベヤー及び
第3コンベヤーの搬送速度は第1コンベヤーの速度より
も早く、かつその速度比は任意に変更可能に装備してあ
り、前記突切切断装置を作動不作動択一に、また第1コ
ンベヤーは上下無端ベルトが離反不作動、接近乃至接触
作動択一に装備してあることを特徴とする不定形袋物の
製造装置とする。
【0007】
【作用】請求項5の装置発明の作用を次に説明する。 総ての装置を作動させる場合 扁平チューブよりなる熱可塑性の袋素材帯を突切装置、
第1コンベヤー、溶着溶断装置より第2コンベヤー及び
第3コンベヤーにわたって通す。而して、第1コンベヤ
ー、第2コンベヤー及び第3コンベヤーの速度を適正な
運転速度に設定し、すべての装置を運転すると、前記袋
素材帯は第1コンベヤーによって間歇的に所定寸法搬送
され、その停止時毎に先ず突切切断装置によって、袋素
材帯の一部に切目が穿設される。前記切目が穿設してあ
る部分が袋素材帯の間歇搬送に伴って、下流側に搬送さ
れ、前記突切装置よりも下流側のステーションに設けて
ある溶着溶断装置位置において、この溶着溶断装置によ
って袋素材帯は横断方向に直線乃至彎曲して溶着溶断さ
れ、袋素材帯の最先端部分から分離し、上下流端縁に溶
着溶断縁のある分離袋物が形成される。前記突起装置と
溶着溶断装置の配置が上下流方向に逆になっているとき
は、溶着溶断が先に施され、後突切切断が後から行われ
る。前述の分離袋物は第2コンベヤー及び第3コンベヤ
ーにより強制的に所定寸法搬送され、この分離袋物の上
下流端の何れかの溶着溶断縁に沿って、切断装置によっ
て切断され、切屑は下方に落され、完成した製品袋は受
台上に第3コンベヤーで搬出され、受台上に整然と積み
重ねられる。
【0008】突切装置を休止させた場合 突切を休止させるときに、同時に第1コンベヤーの一対
挾持型のコンベヤーを相離反させて運転する。このよう
にすると袋素材帯は、溶着溶断装置によって、袋素材帯
の幅方向に直線若しくは曲線に溶断溶着される。その後
の作用は前述と同じであるので説明を省略する。溶着溶
断装置のヒートシーラは、その都度目的に合ったヒート
シール部を有するヒートシーラを取付けて運転すること
は勿論である。
【0009】
【実施例】前記請求項1乃至請求項4記載の方法発明を
実施するため装置発明たる請求項5記載の装置の実施例
を説明する。図2に示すものであって、袋素材帯F0の
搬送方向を基準として上流側より、第1コンベヤー1
0、溶着溶断装置20、第2コンベヤー30、第3コン
ベヤー40、切断装置50及び製品受台60が順次設け
てある。
【0010】前記第1コンベヤー10は上下一対の多条
紐ベルト11コンベヤーよりなる挾持型のコンベヤーで
あり、設定づつ第1モータM1によって間歇駆動され
る。溶着溶断装置20は、移動式の受台21とヒートシ
ーラ25とよりなっており、図1の例においては、前記
受台21はベルトコンベヤー22よりなり、全体がシリ
コンゴムなどの非融着性材、若しくは表面のみが非融着
性材よりなるもの、或いは、非融着性材を塗布したもの
などが用いられる。23はベルトコンベヤー22の内側
に設けてある機枠に支持されているバックアップ受台で
ある。
【0011】前記ヒーシーラ25はその溶着溶断エッジ
部26が峰状となったものであり、そのエッジ部の平面
形状は、溶着溶断すべき形状に平面内において滑らかに
湾曲しており、上着カバーを製造するためのヒートシー
ラ25においては、前記溶着溶断エッジ部26a、26
bは左右に分離し(図3参照)、中間に僅かな間隙27
が設けてある。28はヒートシーラ25を上下動させる
エアシリンダ装置である。
【0012】前述のベルトコンベヤー22の搬送タイミ
ングは第1コンベヤー10と全く同一速度で同一タイミ
ングで同期させてある。移動式の受台21は前述の例に
限定されず、受ローラであってもよく、この場合はヒー
トシーラ25は上下動式でもロータリー式のものいずれ
でもよい。前記第2コンベヤー30は、通気性のある無
端コンベヤー31と上面に多数の吸引孔32を設けた減
圧箱33と、これに連なる吸引ポンプ34及び第2モー
タM2よりなる。減圧箱33の上面は吸引孔32が少な
くとも2列設けてある。
【0013】次に前記第3コンベヤー40は前記第1コ
ンベヤーと実質的に構造は同一である。第2コンベヤー
30と第3コンベヤー40とは全く同速度で運行し、図
示においては、第1コンベヤーを駆動させるモータM1
とは別個の第3モータM3で駆動する例を示したが、第
1モータM2と可変速型変速機を介して連動させてもこ
の発明の実施例に含まれる。前記切断装置50は、通常
のギロチン型であり、その下刃51は機枠70に固定し
てあり、可動上刃52は前記ヒートシーラ25と同期し
て、すべてのコンベヤーが停止時毎に下降し上下動す
る。更に実施例においては、第1コンベヤー10の上流
側に突切切断装置80が設けてあり、下側の突切受台8
1には逃溝82が設けてあり、上側には下向きの突切受
台81には逃溝82が設けてあり、上側には下向きの突
切刃83が前記ヒートシーラ25と同期して上下動する
ように装備してある。
【0014】今この装置発明の実施例の作用と共に請求
項2乃至4記載の方法発明の実施例を説明する。扁平チ
ューブよりなる熱可塑性合成樹脂製の袋素材帯F0を突
切受台81の上より、第1コンベヤー10を通し、溶着
溶断装置20の可動受台21たる無端ベルト22上を導
き、更に第2コンベヤー30及び第3コンベヤー40に
通す。次に第1モータM1及び第3モータM3の速度を
調整、切断装置50によって、各コンベヤーの速度を調
整し分離された個々の袋の切断されるべき位置が正確な
位置となるように調整する。
【0015】而して、この実施例の装置すべての装置を
運転させると、袋素材帯F0は第1コンベヤー10によ
って間歇的に所定寸法搬送され、先ず、第1コンベヤー
10の上流側に設けてある突切切断装置80の突切刃8
3が下降して、袋素材帯Fの幅の中央部に横断方向に長
さが10mm乃至15mmの切目90を穿設する。次に
袋素材帯Fは少なくとも一回搬送されたとき、前記切目
90が丁度切断装置20の受台21の上に位置する。こ
のとき、前記切目90より下流側に延びる袋素材帯F0
の先頭部分は第2コンベヤー31上にまで達している。
【0016】第1コンベヤー10の下流側の溶着溶断装
置20のあるステーションにおいては、前記切目90の
両側に、ヒートシーラ25の一対のエッジ部26a、2
6bが配置され、かつ、切れ目90に重なるようにし
て、ヒートシーラ25がベルトコンベヤー23上の袋素
材帯Fを溶着溶断溶断し、袋素材帯Fの先頭部分は分離
する。この動作を2度以上繰り返すと、前記先頭部分に
おいては上下流端縁は中央部が切断され、その両翼が滑
らかに湾曲した溶着溶断縁91となった分離袋物B0と
なる。
【0017】次にこの分離袋物B0は第2コンベヤー3
0で搬送されるとき、減圧吸着されながら、第1コンベ
ヤー10及びベルトコンベヤー22よりも速い搬送速度
で搬送され、第2コンベヤー30の搬出端で吸着作用の
解除された前記分離袋物B0は第3コンベヤー40に挾
持されて、更に搬送され、その先端が切断装置50のカ
ッター51の位置を越えたところで第2、第3コンベヤ
ー30、40は停止する。
【0018】この停止位置は分離袋物B0の先端をセン
サ(図示していない)で検出して第3モータM3を停止
させてもよいし、第2モータM3の一回の回転角を予め
設定しておいて、一回の送り寸法を予め設定しておく場
合もある。また第1モータM1で、第2、第3コンベヤ
ー30、40が駆動されるときは、この間の前記変速機
(図示していない)の速度比を目的の速度比にして、丁
度切断すべき位置が切断装置50にまで達するように予
め調整しておく。
【0019】次のすべての搬送手段たる第1、第2及び
第3コンベヤー10、30及び40が停止時に可動上刃
52は下降して下刃51より下流側にはみ出している分
離袋B0の先端部を横断方向に一直線に切断し、切断さ
れた屑B2は下方に落下し屑入れ54中に集められる。
而して、最後に次の第3コンベヤー40の搬送時に先端
が接除された製品袋物B1は順次製品受台60上に送り
出され、ストッパ61に当たってこれに做って製品受台
60上に整然と積み重ねられる。
【0020】また図4に例示されているような弧状に湾
曲した溶着溶断部91を有する袋B0例えばコンパクト
デイスを入れる袋を製造する場合においては、この溶断
溶着形状に見合った形状の溶着溶断エッジ26を有する
ヒートシーラ25を用い、前記突切刃83を外すか上方
の待機位置に休止させて、同様の運転をし、目的の袋を
順次製袋する。
【0021】また従来通常の底シール型の袋を製造する
ときには、突切刃83を休止させ、ヒートシーラを溶着
のみ行うヒートシーラ上に交換し、更に第1コンベヤー
10の上側のベルトコンベヤーを下側のコンベヤーより
離反させて、袋素材帯Fが、上下のコンベヤーの間を自
由に通過できるようにし、第1コンベヤー10溶断溶着
装置20のベルトコンベヤー22を停止させ、第3コン
ベヤー40と切断装置のみを運転し製袋を行う。このと
きは第3コンベヤー40の直ぐ搬入側に設けてある案内
ロール41、42を通して、袋素材帯Fを掛合し、ヒー
トシーラ25でシールした近傍を切断装置50で切断す
るように前記案内ロール42を上下動させて袋素材帯F
の通路の長さを調節する。
【0022】
【発明の効果】請求項1記載の方法発明においては、滑
らかに湾曲した溶断溶着部を一端に有し、他端は横断方
向に直線形状の袋上の物の全幅を開口縁とする袋状のも
のが得られると同時に、切除屑は製袋時に集められ、再
生原料に供することができる。
【0023】請求項2記載の方法発明は前述の効果の
外、袋状の物として、洋服上着のカバーが製造でき、特
に滑らかに湾曲した溶着部の中央部に溶着されてない小
さな隙間ができ、衣紋掛けフック部分を通すことができ
るカバーが製造できる。
【0024】請求項3記載の方法発明においては、溶着
溶断工程の前工程において、溶断溶着部の不連続部を切
断する方法においては、この切断によって袋素材帯は短
く分離するおそれなく、そのまま溶着溶断場所に順次搬
送でき、この両側を溶着溶断することによって、分離袋
物とすることができ、製袋が能率よくできる。
【0025】請求項4記載の方法におては分離袋物を切
断装置位置まで搬送する方法が減圧吸着型のベルトコン
ベヤーで搬送する方法であるから分離袋物が搬送中に乱
れることなく、正確に所期の位置まで搬送でき、分離袋
物に対する切断位置が一定となり、定寸法の袋が製造で
きる。
【0026】請求項5記載の装置発明においては、一端
に滑らかに湾曲部のある溶着溶断部のある底シール型の
不定形袋物が製造でき、特に洋服上着カバーやコンパク
トデイスク用の袋物が人手を用いず製袋できる。またヒ
ートシーラを交換し、一部のコンベヤーを休止させるこ
とによって、従前通り底シール型の袋も製造することが
できる。実施例装置においては請求項5の装置発明と同
一の効果を奏する。特に切断して分離した分離袋物B0
の先頭は切断されて、横断方向に一直線となるから、こ
の部分がストッパー61に当たり、製品受台60上に整
然と積み重ねられる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】方法発明を実施するための装置発明の実施例の
線図的側面図である。
【図2】製造方法の実施例を示す斜視図である。
【図3】ヒートシーラの底斜視図である。
【図4】製造方法の他の実施例を示す斜視図である。
【図5】従来技術の方法を示す斜視図である。
【図6】従来技術の他の方法の一部を示す斜視図であ
る。
【図7】図6に示す方法の次の工程を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
10 第1コンベヤー 20 溶着溶断装置 30 第2コンベヤー 40 第3コンベヤー 50 切断装置 60 製品受台 F 袋素材帯 B0 分離袋物 B1 製品袋物

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱可塑性合成樹脂性の扁平チューブ帯を一
    袋ピッチ相当寸法づつ間歇搬送し、その停止時毎に、そ
    のチューブ帯の最先端より一袋ピッチ上流側位置におい
    て、前記チューブ帯をその一側縁から他側縁までチュー
    ブ幅の全幅乃至大部分の幅にわたり平面曲線形状に溶断
    溶着し、最も先端に完全に分離し、上下流端に曲線溶着
    溶断部のある不定形分離袋物を製造する第1工程。前記
    不定形分離袋物を所定寸法搬送して後、停止させて前記
    上下流端の曲線溶着溶断部のうち一方の不要曲線溶着溶
    断部に接近した位置を前記不定形分離袋物の横断に直線
    に切除する第2工程。以上第1工程、第2工程よりなる
    不定形袋物の製造方法。
  2. 【請求項2】前記第1工程の前記チューブ帯をその一側
    縁から他側縁までチューブ幅の全幅乃至大部分の幅にわ
    たり平面曲線状に溶断溶着し、最も先端に完全に分離す
    る方法は、平面洋服の両肩形に滑らかに屈曲し、中央部
    に溶着溶断の不連続部を形成し、この不連続部全長を前
    記チューブ帯の横断方向に切断する方法であることを特
    徴とする請求項1記載の不定形袋物の製造方法。
  3. 【請求項3】前記溶着溶断の不連続部全長を前記チュー
    ブ帯の横断方向に切断する方法は前記溶着溶断方法より
    も前の工程で行うことを特徴とする請求項1記載の不定
    形袋物の製造方法。
  4. 【請求項4】前記第2工程の前記不定形の分離袋物を所
    定寸法搬送する方法は水平直線搬送部が減圧吸着型のベ
    ルトコンベヤーによる方法であることを特徴とする請求
    項1、2及び3記載の不定形袋物の製造方法。
  5. 【請求項5】上流側より、第1コンベヤー、溶着溶断装
    置、第2コンベヤー、及び第3コンベヤー、切断装置及
    び製品受台が設けてあり、前記第1コンベヤー、第2コ
    ンベヤー及び第3コンベヤーは、同期間歇駆動されるも
    のに於いて、 前記第1コンベヤーは上下一対挟持型のコンベヤーより
    構成してあり、前記溶着溶断装置の上流側、下流側の一
    方には袋素材帯の一部には袋素材帯の一部を横断方向に
    突切る突切装置が設けてあり、前記溶着溶断装置はその
    受台が受けロール乃至ベルコンベヤーよりなる受け面移
    動型の受台であり、この受台は前記コンベヤー群と同期
    間歇駆動されるものであり、この停止時毎に上方に装備
    してある溶着溶断型の取替え自在のヒートシーラが装備
    して構成してあり、前記第2コンベヤーは水平な搬送上
    面が減圧吸着型のベルトコンベヤーとして構成してあ
    り、前記第3コンベヤーは第1コンベヤーと略同様の構
    成としてあり、前記第1コンベヤー、受台、第2コンベ
    ヤー及び第3コンベヤーの搬送面は略同一平面に形成し
    てあり、前記第2コンベヤー及び第3コンベヤーの搬送
    速度は第1コンベヤーの速度よりも早く、かつその速度
    比は任意に変更可能に装備してあり、前記突切切断装置
    を作動不作動択一に、また第1コンベヤーは上下無端ベ
    ルトが離反不作動、接近乃至接触作動択一に装備してあ
    ることを特徴とする不定形袋物の製造装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006312320A (ja) * 2006-07-18 2006-11-16 Fuji Seal International Inc 注出口を有する容器の製造装置

Cited By (2)

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