JPH062378B2 - 角なし袋体の製造装置 - Google Patents

角なし袋体の製造装置

Info

Publication number
JPH062378B2
JPH062378B2 JP62290615A JP29061587A JPH062378B2 JP H062378 B2 JPH062378 B2 JP H062378B2 JP 62290615 A JP62290615 A JP 62290615A JP 29061587 A JP29061587 A JP 29061587A JP H062378 B2 JPH062378 B2 JP H062378B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutter
corner
plastic film
film
cut
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62290615A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01133725A (ja
Inventor
勝人 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seisan Nipponsha KK
Original Assignee
Seisan Nipponsha KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seisan Nipponsha KK filed Critical Seisan Nipponsha KK
Priority to JP62290615A priority Critical patent/JPH062378B2/ja
Publication of JPH01133725A publication Critical patent/JPH01133725A/ja
Publication of JPH062378B2 publication Critical patent/JPH062378B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Making Paper Articles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、プラスチックフイルムの袋体において、殊に
角なし袋体を製造する装置に関するものである。
〈従来の技術〉 プラスチックフイルムの袋体の一般的な製造方法は、2
つ折りにしたプラスチックフイルムを引取りローラによ
って間歇移行させ、ヒートシールバー等により前記プラ
スチックフイルムを前記移行方向に対し直交する方向に
所定間隔で所要幅のサイドシールを施し、カッタにてサ
イドシールの幅内を切断して切離している。この場合、
袋体の四隅のコーナは直角な角部が形成される。この鋭
角な角部により物品を袋詰め作業するときには指先を刺
傷したり、また他の袋体に付き刺さって破損するなどの
不具合を発生していた。
このような問題を解決するために、角部をカットした形
状の袋体製造方法が特公昭59−44263号で提供さ
れている。
このものは、サイドシールの予定部の両端縁に切欠きの
ノッチを入れ、このノッチの形状をノッチの底辺中心ま
たはその近傍に接線を引いた場合、この接線の傾きが零
又は実質的に零であるようにし、このノッチ入れ後に熱
刃によってサイドシールと同時に溶断する方法である。
上記の方法は、ノッチの幅方向の一定の許容誤差範囲内
で溶断隔着の位置決めを行いリップ側部に切残し片を残
さないようにしたものであるが、ノッチカッタと熱刃ば
フイルムの移行方向に沿ってそれぞれ別個の位置に配置
され、別個の位置でノッチ入れとサイドシール並びに溶
断している。従って、ノッチの幅方向の一定の許容誤差
範囲内で溶断隔着の位置決めを行わせるためには、フイ
ルムの移行速度と熱刃の作動時期のタイミングを設定す
る必要があり、袋体の幅が大小異なる各種の製袋に対応
させるための前記タイミング設定作業は甚だ困難な問題
がある。
また、前記タイミングを設定しても、ローラによるフイ
ルムの移行の際に、フイルムのたるみや延びによって溶
断隔着位置がノッチの幅方向の一定の許容誤差範囲外に
なることもあり、常に切り残し隅角のない製品を得るこ
とが出来ず、さらには、一定の許容誤差範囲内で溶断隔
着しても、その溶断隔着点が許容誤差範囲のギリギリの
場合には少からずも切り残し隅角が具現する問題があ
る。
上記の問題を解消した製袋機の袋切断装置が特公昭62
−160213号公報で提供されている。このものは、
サイドシールと横シールした袋フイルムの間欠送りライ
ンに、横シールの両端を切り欠くためのコーナカッタ
と、このコーナカッタを過ぎた別の位置に、横シール部
を切断するカッタ(シャー)を配置し、このカッタと袋
フィルムとの位置関係を検出する光学的イメージセンサ
と、このイメージセンサの検出信号によって前記カッタ
を袋フィルムに対し適正位置に移動して微調整する制御
装置とからなる構成である。
〈発明が解決しようとする課題〉 上記特公昭62−160213号公報の製袋機の袋切断
装置では、コーナカッタ位置から横シール部を切断する
カッタ位置は離間した位置であり、この間を送り移動す
る袋フィルムにはカッタとの位置関係に当然ずれが発生
する。
従って、このずれを補正するために、カッタと袋フィル
ムとの位置関係を検出する光学的イメージセンサと、こ
のイメージセンサの検出信号によって前記カッタを袋フ
ィルムに対し適正位置に移動して微調整する制御装置を
設けているものであるが、これらの光学的イメージセン
サや制御装置は高価であると共に、構成を複雑にし、保
守点検が面倒である問題がある。
〈課題を解決するための手段〉 本発明は上記従来の問題点を解決するためになされたも
ので、その特徴とする構成は、引取りローラにより間歇
移行する2つ折りし、一定の間隔でサイドシールされた
プラスチックフイルムの移行ラインに移動台をプラスチ
ックフイルムの移行方向に往復移動可能に配置し、この
移動台に、前記サイドシールの両端縁をr形又はV形の
ノッチに切欠するコーナカッタと、前記サイドシール部
を前記ノッチの稜線合致点で切断するメインカッタとを
前記プラスチックフイルムの移行方向に並列して設け、
前記コーナカッタとメインカッタとをプラスチックフイ
ルムに対して同一線上の一定位置に交互にシフトする前
記移動台のアクチュエータを備えたものである。
〈作用〉 本発明は上記の構成により、間歇移行するフイルムの停
止状態でサイドシールの両端縁にコーナカッタにてr形
又はV形にノッチを入れ、しかる後に移動台を移動して
前記ノッチ入れした同一線上の一定位置にメインカッタ
をシフトし、ノッチの稜線合致点でメインカッタにてサ
イドシール部を切断するものである。
〈実施例〉 以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第1図
において、1はプラスチックフイルム(以下端にフイル
ムという)であり、図示省略している周知のサイドシー
ル装置によって所定間隔B1で所要幅B2のサイドシール2
が施されている。3は後述するメインカッタ17にて切断
する切断予定線を示す。4は後述するコーナカッタ14に
よりr形に切欠したノッチである。このノッチ4は前記
サイドシール2の両端縁に入れられる。5はフイルム1
の送りローラ、6は引取りローラである。フイルム1は
この送りオーラ5並びに引取りローラ6によって間歇移
行される。Y−Y′は前記サイドシール2の両端縁にノ
ッチ4を入れるコーナカット部位であり、また切断部位
である。すなわち、両者はY−Y′の同一位置である。
従って、前記フイルム1の間歇移行は、サイドシール2
の部位の切断予定線3がY−Y′位置にて停止するよう
に間歇移行する。
7はコーナカット並びに切断装置である。この装置の構
成を以下で説明する。先ずコーナカット並びに切断装置
7は前記送りローラ5と引取りローラ6との間に配置さ
れる。8はフロア上に設置された固定ベースである。こ
の固定ベース8にはフイルム1の移行方向と同方向の軸
線で一対のガイドロッド9が設けられ、このガイドロッ
ド9に移動台10が軸線方向に摺動可能に案内されてい
る。また、固定ベース1の前面壁には移動台用シリンダ
12が固設され、そのピストンロッド13が移動台10に結合
されている。前記移動台10上には移行するフイルム1を
貫通走行可能とした門形のコラム11が一体に固設され、
このコラム11にコーナカッタ14とメインカッタ17とがフ
イルム1の移行方向に一定の間隔Sで並列し、かつ昇降
動可能に設けられている。15はコーナカッタ14の昇降用
シリンダであり、18はメインカッタ17の昇降用シリンダ
である。
前記メインカッタ17は第3図の正面から見て左右方向の
全長に渡って傾斜刃を有する一枚物である。また、コー
ナカッタ14はサイドシール2の両端縁をカットするため
に左右一対で構成されている。この左右一対のコーナカ
ッタ14は各種の幅の袋体に対応するよう図示省略してい
るが、左右間隔を大小変更するよう移動調整可能となっ
ている。さらに、コーナカッタ14はr形(又はV形でも
よい)の刃形となっている。
一方、移動台10上には前記コーナカッタ14と対応する下
刃16が、またメインカッタ17と対応する下刃19が設置さ
れている。尚、前記コーナカッタ14が移動調整可能な場
合、それと対応する下刃16も同様に移動調整を可能とす
る。
そこで本発明は上記の構成において、フイルム1を送り
ローラ5と引取りローラ6とによって間歇移行させ、サ
イドシール2の切断予定線3の相当部位をY−Y′線上
で一時停止する。そして、先ずコーナカッタ14を第1図
で示すように下降動させ、サイドシール2の両端縁をr
形(又はV形)にカットしてノッチ4を入れる。コーナ
カッタ14が上昇端に戻されたところで移動台用シリンダ
12により移動台10をコラム11と共に第1図において右方
シフトする。このシフト量はコーナカッタ14とメインカ
ッタ17との一定間隔Sに相当する。これにより第2図で
示すように、メインカッタ17及びそれと対応する下刃19
は前記ノッチ4を入れたY−Y′線上に位置し、しかも
メインカッタ17はノッチ4の稜線合致点に正しく位置さ
れる。従って、メインカッタ17を下降動してサイドシー
ル2を切断すると、サイドシール2の両端縁のノッチ4
の稜線合致点、すなわち、r形、V形の何れにおいても
稜線の合致頂点間を切断し、第2図のAで示すように角
コーナ部Cには切り残し隅角部のない袋体がフイルム1
より切り離される。
このメインカッタ17で切断し、メインカッタ17が上昇端
に戻されたところで移動台10は第2図において左方へ前
記所定のシフト量にて移動し、コーナカッタ14をY−
Y′線上に復帰させる。
そして、切り離された袋体は引取りローラ6に送り出さ
れ、またフイルム1は送りローラ5に酔って引取りロー
ラ6まで送り移行し、次にコーナカット並びに切断すべ
きサイドシール2をY−Y′線上で停止させ前記と同様
なサイクルを繰り返し連続的に行うものである。
尚、プラスチックフイルムは、紙あるいはアルミ箔にプ
ラスチックフイルムをコーティングした複層のものも含
まれる。
〈発明の効果〉 以上述べたよう本発明によれば、コーナカッタとメイン
カッタとは同一の移動台によって、メインカッタはコー
ナカッタでカットした同一線上の一定位置に所定の間隔
で一体にシフトされ、ノッチの稜線合致点に正確に位置
されるための切断のずれ込みがなく、ずれ補正のための
高価で複雑な構成となる光学的イメージセンサや制御装
置を用いなくても、安価にして簡単な構造によってコー
ナカットとメインカットが得られる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明方法の実施例を示し、第1図はコーナカッ
ト状態の側面図、第2図はメインカット状態の側面図、
第3図は第1図III矢視図である。 1…フイルム、2…サイドシール、4…ノッチ、5…送
りローラ、6…引取りローラ、10…移動台、11…コラ
ム、14…コーナカッタ、16…下刃、17…メインカッタ、
19…下刃。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】引取りローラにより間歇移行する2つ折り
    し、一定の間隔でサイドシールされたプラスチックフイ
    ルムの移行ラインに移動台をプラスチックフイルムの移
    行方向に往復移動可能に配置し、この移動台に、前記サ
    イドシールの両端縁をr形又はV形のノッチに切欠する
    コーナカッタと、前記サイドシール部を前記ノッチの稜
    線合致点で切断するメインカッタとを前記プラスチック
    フイルムの移行方向に並列して設け、前記コーナカッタ
    とメインカッタとをプラスチックフイルムに対して同一
    線上の一定位置に交互にシフトする前記移動台のアクチ
    ュエータを備えたことを特徴とする角なし袋体の製造装
    置。
JP62290615A 1987-11-19 1987-11-19 角なし袋体の製造装置 Expired - Lifetime JPH062378B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62290615A JPH062378B2 (ja) 1987-11-19 1987-11-19 角なし袋体の製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62290615A JPH062378B2 (ja) 1987-11-19 1987-11-19 角なし袋体の製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01133725A JPH01133725A (ja) 1989-05-25
JPH062378B2 true JPH062378B2 (ja) 1994-01-12

Family

ID=17758284

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62290615A Expired - Lifetime JPH062378B2 (ja) 1987-11-19 1987-11-19 角なし袋体の製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH062378B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2526327Y2 (ja) * 1991-02-28 1997-02-19 三菱重工業株式会社 段ボールシート用切断装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH069880B2 (ja) * 1986-01-08 1994-02-09 トタニ技研工業株式会社 製袋機の袋切断装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01133725A (ja) 1989-05-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101429787B1 (ko) 유동성 식료품을 담는 밀봉 포장 용기를 제조하는 공정 및 그와 같은 공정을 수행하는 패키징 장비
US4876842A (en) Method of and apparatus for packaging product masses in a form, fill and seal machine
EP0025235B1 (en) Arrangement for the advance of packaging material
US6217497B1 (en) Stand-up apparatus for producing flexible pouches
JPH06239319A (ja) コンピュータ制御水平包装機械及び方法
KR100944612B1 (ko) 식품 포장용기를 제조하기 위한 시트 재료 및 이러한 시트재료로 제조되는 포장용기
JP5802359B2 (ja) 印刷物を自動的に切断するための切断装置
EP0427844B1 (en) Vertical dancer with constant torque
JPH062378B2 (ja) 角なし袋体の製造装置
US3417674A (en) Method and apparatus for forming parallelepipedic packages having folded-up end flaps from a continuous tubular material and for effecting a two-stage advance of the material to ensure proper registration for indicia on the package
EP0307125B1 (en) Apparatus for tracking a web
JP3263944B2 (ja) 充填包装機
JP2004075136A (ja) 包装機械
JP3009204U (ja) 製袋機の袋切断装置
JP2006075987A (ja) 角底袋成形方法における折り癖付け方法、角底袋成形装置における折り癖付け装置、角底袋及びそれを用いた袋包装体
JPS62160231A (ja) 製袋機の袋切断装置
JP3835854B2 (ja) 製袋機
US20210347141A1 (en) Machine for production of stand up pouches
JPH07205937A (ja) 横形製袋充填包装方法における横シール用ヒータの製品噛み込み防止方法
JPH06329113A (ja) 四方シール形偏平袋の横形製袋充填包装装置
JPH0544250Y2 (ja)
JP4532227B2 (ja) 製袋充填包装機の折り目付け装置
JPH10181722A (ja) インラインシール打抜製袋方法及びその装置
JPH0115619Y2 (ja)
JPH09309096A (ja) フィルムシート切込み用カッター装置及びフィルムシートのヒートシール装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term