JPH06233288A - テレビ電話装置 - Google Patents

テレビ電話装置

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JPH06233288A
JPH06233288A JP50A JP4212393A JPH06233288A JP H06233288 A JPH06233288 A JP H06233288A JP 50 A JP50 A JP 50A JP 4212393 A JP4212393 A JP 4212393A JP H06233288 A JPH06233288 A JP H06233288A
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audio
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JP50A
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Hitoshi Nakayama
仁 中山
Shingo Oda
信吾 織田
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はテレビ電話装置に関し、アナログ公
衆回線で双方向の音声・画像の同時通信を行うととも
に、高品位な画像を伝送することを目的とする。 【構成】 液晶表示部8のLCD28により表示される
1画面分の画像データを、画像圧縮・伸張回路14によ
るデータ圧縮率と、変復調部6による画像データの伝送
速度とに基づいて所定数に分割し、分割したデータ単位
に画像データを伝送するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビ電話装置に係
り、詳細には、カラーの間欠静止画像を伝送する、小型
・軽量のテレビ電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時における高度情報化社会の発達に伴
い、大容量の各種情報を高速に伝送する通信媒体に対す
る需要が増し、この需要に対応すべく1988年にTT
C標準としてJJ−40.10「アナログ電話帯域静止
画映像通信方式」が制定され、これにより通信回線を介
して白黒画像を相互にやり取りすることが可能となっ
た。
【0003】その後、1989年にTTC標準が改定さ
れ、白黒画像のみならず、カラー画像をやり取りするこ
とも可能となり、これらのTTC標準に則ったテレビ電
話装置が種々開発されており、音声による説明だけでは
相手に伝わりにくい情報を見せて伝達することができる
というメリットや、相手の表情を見ながら通話を行える
というメリット等があることから普及が有望視されてい
る。
【0004】テレビ電話装置は、接続する通信網の種類
と画像及び音声の伝送機能の種類によって大別され、例
えば、アナログ公衆回線に接続して白黒静止画像やカラ
ー静止画像を伝送するもの、また、カラー動画像を伝送
するもの等がある。
【0005】このようなアナログ公衆回線に接続して白
黒静止画像を伝送する静止画テレビ電話装置では、画像
データを圧縮することなく、そのまま伝送する方式を採
っており、例えば、1画面が100×160画素で64
階調(6ビット)の白黒画像データを扱う場合、100
×160×6=96000ビット(約11.7キロバイ
ト)のデータを約8740bps(Bit Per Second:ビ
ット/秒)程度の伝送速度で伝送していたため、1画面
分の画像データの伝送に約11秒程度の時間を要してい
た。
【0006】画像データは情報量が多く、そのままの形
で処理するには、メモリ容量、通信速度等の関係から実
用的でない。
【0007】そこで、図15に示すような、伝送する画
像データ及び音声データを、例えば、1/20〜1/1
00程度に圧縮して伝送することによりアナログ電話帯
域を利用して2〜10枚/秒程度の動画像の送信・受信
を可能としたカラーの動画テレビ電話装置201が案出
されている。なお、図15中、202はカメラ部、20
3は表示部(CRT:Cathode Ray Tube)、204は電
話機、205はキー入力部である。
【0008】画像データの圧縮伝送は、極めて多量のデ
ータを伝送するため、多少の伝送遅れが発生しても、通
話の進行に対する影響があまり大きくないため、可変長
符号化(例えば、CCITT勧告H.261に基づく可
変長符号化方式等)が一般に行われている。
【0009】一方、音声データの圧縮伝送では、音声デ
ータをディジタル化することにより平均生成ビット長を
圧縮することができるが、一般に、最大ビット長が保証
されないエントロピー圧縮(例えば、ハフマン符号化
等)を音声信号に適用することは、エントロピー圧縮に
より音声信号が長いビット長に生成されてしまった場
合、音声信号に大きな伝送遅れが発生し、通話の進行に
対する影響が大きいため、固定ビット長で符号化されて
伝送されている。
【0010】なお、このようなアナログ通信網に接続さ
れるテレビ電話装置では、画像情報と音声情報とを多重
化して送・受信する通信機能を有しており、その接続さ
れる通信網に対応する通信手順と、その通信手順に基づ
く通信信号に付加して送・受信される画像情報と音声情
報の符号化方式に関しては、CCITT(国際電信電話
諮問委員会)勧告等により、通信網の種類毎に規定され
ている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、画像デ
ータを圧縮することなくそのまま伝送するテレビ電話装
置にあっては、データの伝送中は、膨大なデータ量の画
像データ伝送を優先するため、音声データの伝送が停止
状態となり、画像の送信・受信中は、音声が途切れてし
まうという問題点があった。
【0012】これに対して、伝送する画像データ及び音
声データを、例えば、1/20〜1/100程度に圧縮
して伝送するテレビ電話装置にあっては、データの圧縮
率を高め、かつ、伝送データを多重化して一定時間間隔
で画像データと音声データとを伝送することにより、音
声が途切れることなく画像データの伝送を行うことが可
能となるが、この場合、伝送データに画像データと音声
データとが含まれるため、画像データの伝送時間が短く
なり、一定時間内に伝送する画像データ量が制限される
ことになる。
【0013】これは、例えば、ISDN(Integrated S
ervices Digital Network :サービス総合ディジタル通
信網)のように、64kbpsのデータ伝送が可能な大
容量回線を利用する場合にはあまり問題とならないが、
アナログ公衆回線のように、最大データ伝送速度が14
400bps程度の一般回線を利用する場合、画像デー
タの伝送データ量が制限されると、画像がコマ送り状態
となって画像のブレ等が発生し、伝送する画像の品位が
劣化するという問題点が生じていた。特に、動画像表示
の場合は画質が著しく低下する。
【0014】本発明の課題は、アナログ公衆回線で双方
向の音声・画像の同時通信を行うとともに、高品位な画
像を伝送するテレビ電話装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の手段は次の通り
である。
【0016】本発明は、所定階調の画像データを取り込
む画像データ取込手段と、該画像データ取込手段により
取り込んだ画像データを一時記憶する画像データメモリ
と、該画像データメモリに記憶された画像データに所定
の符号化処理を施してデータ圧縮を行うとともに、デー
タ圧縮された画像データに所定の復号化処理を施してデ
ータ伸張を行う画像圧縮・伸張回路と、所定の音声デー
タを取り込む音声データ取込手段と、該音声データ取込
手段により取り込んだ音声データを一時記憶する音声デ
ータメモリと、該音声データメモリに記憶された音声デ
ータに所定の符号化処理を施してデータ圧縮を行うとと
もに、データ圧縮された音声データに所定の復号化処理
を施してデータ伸張を行う音声圧縮・伸張回路と、画像
データ及び音声データを変調または復調し、画像データ
及び音声データをアナログ公衆回線を介して同時に伝送
するデータ変調・復調回路と、所定の画像データを表示
するカラー液晶表示手段と、キー入力部からの入力に基
づいて制御を行う制御回路と、を備え、前記カラー液晶
表示手段により表示される1画面分の画像データを、前
記画像圧縮・伸張回路によるデータ圧縮率と、前記デー
タ変調・復調回路による画像データの伝送速度とに基づ
いて所定数に分割し、分割したデータ単位に画像データ
を伝送することを特徴としている。
【0017】
【作用】本発明の手段の作用は次の通りである。
【0018】本発明によれば、データ変調・復調回路に
より圧縮された画像データ及び音声データが同時に伝送
され、かつ、画像圧縮・伸張回路のデータ圧縮率と、デ
ータ変調・復調回路の画像データ伝送速度とに基づい
て、カラー液晶表示手段により表示される1画面分の画
像データが所定数に分割されて伝送されることにより、
アナログ公衆回線で双方向の音声・画像の同時通信が行
われつつ、高品位な画像が伝送される。
【0019】
【実施例】以下、図1〜図14を参照して実施例を説明
する。
【0020】図1〜図4は本発明に係るテレビ電話装置
の一実施例を示す図である。
【0021】まず、構成を説明する。図1は、本発明の
テレビ電話装置を示す外観図である。なお、以下、通信
回線としてアナログ電話一般加入者回線を使用する場合
について説明する。
【0022】図1において、テレビ電話装置1は、画面
サイズが3インチで110×160画素のカラー液晶表
示パネルを備え、また、背面には、後述する入出力端子
24L,24Tを備えており、入出力端子モジュラージ
ャック式コンセント101と電話機102との間に介在
して設けられ、モジュラープラグ103を有するモジュ
ラーケーブル104によってその間が接続されている。
【0023】図2は、図1に示したテレビ電話装置1の
概略構成を示すブロック図である。図2において、テレ
ビ電話装置1は、キー入力部2、制御部3、画像処理部
4、音声処理部5、変復調部6、カメラ部7、液晶表示
部8から構成されており、キー入力部2、制御部3、画
像処理部4、音声処理部5、変復調部6は、バス9に接
続されている。
【0024】キー入力部2は、図1に示すように、複数
のキースイッチ10から構成されており、テレビ電話装
置1における各種処理の選択に際してオペレータが指示
するためのものである。
【0025】制御部3は、CPU(Central Processing
Unit)11、RAM(Random Ac-cess Memory )1
2、ROM(Read Only Memory)13から構成されてい
る。
【0026】CPU11は、テレビ電話装置1内の各部
を制御する各種制御信号を、バス9を介して各部に出力
するとともに、接続される通信回線種に応じた通信制御
プログラムを実行するものであり、また、CPU11
は、相手先のテレビ電話装置から多重化して送信される
画像・音声データを受信し、変復調部6により復調され
て入力されると、復調された画像・音声データを分離処
理し、圧縮画像データをバス9を介して画像圧縮・伸張
回路14に出力するとともに、圧縮音声データをバス9
を介して音声圧縮・伸張回路20に出力するものであ
る。さらに、CPU11は、画像圧縮・伸張回路14か
らバス9を介して入力される圧縮画像データと音声圧縮
・伸張回路20からバス9を介して入力される圧縮音声
データとを多重化し、画像・音声データとしてバス9を
介して変復調部6に出力するものである。
【0027】RAM12は、CPU11により実行され
るプログラム処理において利用されるプログラムデータ
や、圧縮した画像データ及び音声データ等を格納する半
導体メモリである。
【0028】ROM13は、テレビ電話装置1内で利用
されるプログラムやデータ等を格納する半導体メモリで
ある。
【0029】画像処理部4は、画像圧縮・伸張回路1
4、ADC(Analog to Digital Con-verter:A/Dコ
ンバータ)15、ビデオメモリ(VRAM)16、DA
C(D-igital to Analog Converter:D/Aコンバー
タ)17から構成されている。なお、18は画像入力端
子である。
【0030】画像圧縮・伸張回路14は、ビデオメモリ
16に格納された画像データを所定の符号化方式、すな
わち、取り扱う画像の種類(この場合、静止画)に応じ
た、例えば、JPEG(Joint Photographic (Coding)
Experts Group )アルゴリズムにより8×8画素ブロッ
ク毎にDCT(離散コサイン変換)、量子化、ハフマン
符号化により圧縮処理(符号化)を実行したり、また、
通信回線を介して受信され、変復調部6によって復調さ
れた受信圧縮画像データの伸張(復号化)処理を実行
し、その伸張された画像データをビデオメモリ16に出
力し、格納するものである。なお、画像圧縮処理におけ
るデータ圧縮率は、伸張後の画像品位との関係から7/
100程度(約68/1000)となっている。
【0031】ADC15は、カメラ部7から入力される
画像信号(アナログ信号)を画像処理部4内で処理可能
な信号(ディジタル信号)に変換してビデオメモリ16
に出力するものである。
【0032】ビデオメモリ16は、VRAM(Video R
AM)から構成され、ADC15から出力される画像デ
ータ(ディジタルデータ)、または画像圧縮・伸張回路
14により圧縮・伸張された画像データ(ディジタルデ
ータ)を格納するための半導体画像メモリである。
【0033】DAC17は、ビデオメモリ16に格納さ
れた画像データの画像信号(ディジタル信号)を液晶表
示部8によって表示可能な信号(アナログ信号)に変換
して出力するものである。なお、本実施例では、後述す
るLCD28のデータドライバにアナログデータドライ
バを使用しているために、DAC(D/Aコンバータ)
を必要としているが、LCD28に表示する画像データ
の階調数が2〜16階調と少なく、データドライバとし
てデジタルデータドライバを用いている場合には、この
DAC17は不要となる。
【0034】音声処理部5は、ADC19、音声圧縮・
伸張回路20、DAC21から構成されている。
【0035】ADC19は、変復調部6から入力される
音声信号(アナログ信号)を音声処理部5内で処理可能
な信号(ディジタル信号)に変換して音声圧縮・伸張回
路20に出力するものである。
【0036】音声圧縮・伸張回路20は、ADC19か
ら入力されるデジタル音声データを、例えば、CELP
(Code-Excited Linear Predivtion)アルゴリズムによ
り、一定時間の入力データに対して分析する手段、分析
されたパラメータにより波形合成する手段、入力波形及
び合成波形の誤差算出手段等による所定の符号化方式に
よって圧縮(符号化)処理を実行し、その圧縮音声デー
タをDAC21に出力したり、また、変復調部6によっ
て復調された受信圧縮音声データの伸張(復号化)処理
を実行し、その伸張音声データをDAC21に出力する
ものである。なお、音声圧縮処理におけるデータ圧縮率
は、伸張後の音声品位との関係から5/100程度(約
50/1000)となっている。
【0037】変復調部6は、モデム(MODEM,MOdulation
and DEModulation )22、NCU(Network Control
Unit)23とから構成されている。なお、24L,24
Tは、通信回線(この場合、一般加入者回線)に対する
入出力端子であり、24Lはモジュラージャック式コン
セント101側に、また、24Tは電話機102側に、
それぞれモジュラーケーブル104を介して接続されて
いる。
【0038】モデム22及びNCU23は、コンピュー
タや端末装置から出力される直列のディジタル信号を、
通信回線で伝送可能な伝送信号(アナログ信号)に変換
・送信する「変調器(modulator )」としての機能と、
逆に通信回線を介して送られてきた伝送信号(アナログ
信号)を、再びコンピュータや端末装置の解読可能なデ
ィジタル信号に戻す「復調器(demodulator )」として
の機能とを備えたものであり、NCU23によって、利
用する通信回線として一般加入者回線での使用が可能と
なっている。
【0039】また、本実施例におけるモデム22及びN
CU23は、アナログ公衆回線で利用できる最大のデー
タ伝送速度14400bpsによる信号伝送が可能であ
り、処理単位となる1フレーム中に映像符号と音声符号
とを組み込むことにより画像データと音声データとを双
方向に同時に伝送し、1画面分の画像データを3秒に1
コマの割合で間欠画像として伝送する。
【0040】図3は多重化符号の1フレームの構成を示
す図である。
【0041】1フレームを構成する多重化符号は、映像
ヘッダ及び映像符号からなる約256バイト(約204
8ビット)の映像データと、音声ヘッダ及び音声符号か
らなる約256バイト(約2048ビット)の音声デー
タとから構成されており、映像符号と音声符号とはエラ
ー訂正符号を含み、かつ、映像符号と音声符号との前に
は、それぞれ映像ヘッダと音声ヘッダとが付加されるた
め、実際の映像符号に含まれる画像データと音声符号に
含まれる音声データとの伝送データ量は合計9600b
psとなり、画像データ用に4800bps、また、音
声データ用に4800bpsを使用する。
【0042】具体的には、1フレームのデータ長は、映
像データに約256バイト、音声データに約256バイ
トの合計約512バイト(約4098ビット)であり、
14400bpsの伝送速度においては、1フレームの
データ伝送時間は、約280ms(映像データに約14
0ms、音声データに約140ms)となる。
【0043】つまり、1秒間に約3.57フレームのデ
ータが伝送されることになり、1秒間に伝送される映像
データは約7300ビット(256×8×3.57=7
311)となる。したがって、本実施例では、1秒間に
伝送される約7300ビットのデータから実際の画像デ
ータ(4800bps)を差し引いた約2500ビット
のデータに、画面サイズに関する情報、画像データ伝送
に関するコマンド、エラー訂正符号等が含まれている。
【0044】すなわち、画像データとして、本実施例の
ように1画面が110×160画素で4096色(12
ビット)のカラー画像データを扱う場合、1画面分の画
像データ量は110×160×12=211200ビッ
ト(約25.8キロバイト)となり、画像圧縮処理によ
り約68/1000にデータを圧縮することにより、1
4400ビットの画像データとし、この14400ビッ
トを1秒に伝送できるビット数(4800ビット)で割
った時間(すなわち、14400÷4800=3秒)に
1コマの割合で間欠静止画像を伝送する。
【0045】したがって、実際には、211200ビッ
トを3で割って求められる70400ビット(約8.6
キロバイト)の画像データを約68/1000に圧縮し
て4800ビットの画像データを含む映像符号としてい
る。
【0046】この場合、伝送する画像データは、1画面
分の画像データを一括して圧縮処理し、圧縮された画像
データを伝送するしてもよく、また、伝送する画像デー
タを伝送する時間に基づいて予め分割し、分割した画像
データ単位に圧縮処理を施すものであってもよい。
【0047】一方、音声データは、12ビット・8kH
zでサンプリングしたディジタルデータとして扱い、こ
の12×8000=96000ビットの音声データを約
50/1000に圧縮して4800ビットの音声データ
を含む音声符号としている。図3は、多重化符号の1フ
レームの構成を示す図である。なお、この1フレームの
タイミングは、送信と受信とで交互に切り替えられる。
【0048】カメラ部7は、レンズ25、CCD(Char
ge Coupled Device )26とから構成されている。
【0049】レンズ25は、テレビ電話装置1本体に設
けられた、ガラスまたはプラスチックからなる光学レン
ズであり、CCD26はレンズ25によって結像された
光の強度に基づいて電気信号を発生し、この電気信号
(アナログ信号)を画像処理部4に出力するものであ
る。
【0050】液晶表示部8は、DD(Display Driver)
27、LCD(Liquid Crystal Di-splay )28とから
構成されている。なお、29は映像入力端子、30は映
像出力端子である。
【0051】DD27は、画像処理部4から入力される
映像信号または映像入力端子29から入力される映像信
号に基づいて、LCD28によって画像表示を行うため
にLCD28を駆動するものである。
【0052】LCD28は、アクティブマトリクス方式
の1つであるTFT(Thin Film T-ransistor )型液晶
表示パネルを有するカラー液晶表示装置から構成され、
DD27の駆動によって、最大4096色(12ビッ
ト)のカラー映像信号を表示するものである。なお、前
述したように、LCD28の表示画素数は110×16
0となっている。
【0053】LCDは、CRT等の画像表示手段と比較
して、極めて薄型で、かつ、小型・軽量化が容易であ
り、また、アクティブマトリクス型のLCDは、単純マ
トリクス型のLCDと比較して、きめ細かい中間調の制
御ができるとともに、高いコントラスト比が確保でき、
さらに、応答速度が速いことなどから、高画質で多階調
のカラー表示が求められる分野においては有効なデバイ
スであり、特に、3端子素子であるTFTを用いたアク
ティブマトリクス型LCDはCRTに匹敵する高画質が
得られる。
【0054】なお、本実施例におけるテレビ電話装置1
では、変復調部6によりデータの双方向伝送が行われて
いるため、送信すべき画像データと受信した画像データ
とが一度に見れた方が映像の確認が容易であるとの観点
から、図4に示すように、LCD28の全表示領域を受
信画面(以下、親画面という)とし、この表示領域の右
下位置に親画面の1/4程度の大きさの送信画面(以
下、子画面という)を表示(いわゆる、ピクチャー・イ
ン・ピクチャー)することにより親画面と子画面とを同
時に表示できるようにしている。
【0055】バス9は、キー入力部2、制御部3、画像
処理部4、音声処理部5、変復調部6をそれぞれ接続す
る共通の信号路であり、番地を指示するためのアドレス
バスと、データを転送するためのデータバスとから構成
されている。
【0056】次に、本実施例の動作を説明する。
【0057】まず、図2に示す制御部3による動作につ
いて説明する。なお、制御部3内のCPU11の処理動
作に対応するプログラムは、同じく制御部3内のROM
13に格納されている。
【0058】まず、オペレータにより電話機102の受
話器が持ち上げられてオフフック状態とし、通信相手の
電話番号が入力されることによりNCU23によりダイ
ヤル発呼が行われる。
【0059】そして、通信回線が接続されたかどうかが
判別され、通信回線が接続されなかった場合は、通信回
線が接続されるまでリダイヤルが実行される。
【0060】通信回線が接続された場合、以下に述べる
ような送信処理と受信処理とが実行される。
【0061】なお、本実施例のテレビ電話装置1は、送
信処理及び受信処理において、画像データ処理と音声処
理とを同時に並列して実行するため、以下では、送信処
理を画像送信処理と音声送信処理とにそれぞれ分け、ま
た、受信処理を画像受信処理と音声受信処理とにそれぞ
れ分けて説明する。
【0062】画像送信処理では、カメラ部7によって撮
像された画像データがADC15を介してビデオメモリ
16に格納され、画像圧縮・伸張回路14によってビデ
オメモリ16内に格納された画像データが所定の圧縮処
理により圧縮される。
【0063】そして、圧縮された画像データはバス9を
介して変復調部6に出力され、変復調部6によって通信
相手に伝送される。ここで、通話の最中にLCD28に
表示される自画像(送信画像)を記録したい場合、オペ
レータにより画像記録用のキースイッチ10が押下され
ることにより、ビデオメモリ16に画像データが格納さ
れる。
【0064】この場合、1画面分の画像データのデータ
量は211200ビット(約25.8キロバイト)であ
るからビデオメモリ16の容量が256キロバイトあれ
ば、画像データを約9〜10画面分格納することができ
る。ちなみに、圧縮された1画面分の画像データのデー
タ量は14400ビット(約1.76キロバイト)であ
るから圧縮された画像データを10画面分格納するため
には、RAM12に画像データ格納領域が約18キロバ
イトあればよいことになる。
【0065】音声送信処理では、電話機102における
受話器から入力される音声データが変復調部6を介して
ADC19に出力され、音声圧縮・伸張回路20によっ
て音声データが所定の圧縮処理により圧縮される。
【0066】そして、圧縮された音声データはバス9を
介して変復調部6内のモデム22に出力され、NCU2
3及び入出力端子24Lを介して通信相手に伝送され
る。
【0067】画像受信処理では、変復調部6によって画
像受信信号の有無が判別され、画像受信信号がある場
合、復調された画像データがバス9を介して画像処理部
4に出力され、受信された画像データが画像圧縮・伸張
回路14により伸張される。
【0068】そして、伸張された画像データがビデオメ
モリ16に格納されるとともに、DAC17を介して液
晶表示部8に出力され、LCD28に表示される。ここ
で、通話の最中にLCD28に表示される相手画像(受
信画像)を記録したい場合、オペレータにより画像記録
用のキースイッチ10が押下されることにより、ビデオ
メモリ16に画像データが格納される。
【0069】この場合、画像送信処理で説明したよう
に、1画面分の画像データのデータ量は約25.8キロ
バイトであるからビデオメモリ16の容量が256キロ
バイトあれば、画像データを約9〜10画面分格納する
ことができるため、送信用に3画面、受信用に7画面と
いう具合に分割して使用することもできる。
【0070】音声受信処理では、変復調部6によって音
声受信信号の有無が判別され、音声受信信号がある場
合、復調された音声信号が音声処理部5に出力され、受
信された音声データがバス9を介して音声圧縮・伸張回
路20に出力されて音声圧縮・伸張回路20により伸張
される。
【0071】そして、伸張された音声データがDAC2
1を介して変復調部6内のNCU23に出力され、入出
力端子24Tを介して電話機102に音声が出力され
る。
【0072】以上の送信・受信処理が、電話機102の
受話器が置かれたオンフック状態とされるまで繰り返し
実行される。
【0073】すなわち、本実施例では、変復調部6によ
って圧縮された画像データ及び音声データを同時に伝送
し、かつ、画像圧縮・伸張回路14におけるデータ圧縮
率(7/100程度)と、変復調部6の画像データ伝送
速度(4800bps)とに基づいて、LCD28によ
って表示される1画面分の画像データ(211200ビ
ット)が3分割されて伝送されることにより、アナログ
公衆回線で高品位な画像が伝送される。つまり、LCD
28の画面サイズが3インチで、1画面が110×16
0画素×12ビット(4096色)=211200ビッ
トのデータを有するため、3秒に1コマの割合で画像デ
ータの伝送を行っているが、画面サイズの変更に伴う1
画面の画素数及び色数(階調数)の増減に伴い、1画面
分の画像データを伝送する時間は変更される。
【0074】具体的には、例えば、4096色で画像デ
ータを伝送するモードを通常モードとし、同画素数(1
10×160画素)で65536色(16ビット)の表
示を行うモードを高画質モードとする場合、高画質モー
ドで画像データを伝送するときには、1画面分の画像デ
ータ量は110×160×16=281600ビット
(約34.4キロバイト)となり、画像圧縮処理により
約68/1000にデータが圧縮されることによって1
9200ビットの画像データとされ、この19200ビ
ットを1秒に伝送できるビット数(4800ビット)で
割った時間(すなわち、19200÷4800=4秒)
に1コマの割合で間欠静止画像が伝送される。すなわ
ち、この場合、281600ビットを4で割って求めら
れる70400ビット(約8.6キロバイト)の画像デ
ータが約68/1000に圧縮され、図3に示すよう
に、4800ビットの画像データを含む映像符号とされ
る。
【0075】また、図15に示すような従来のテレビ電
話装置では、送られたきた画像を記録するためには、記
録するために別の記録装置(例えば、オーディオカセッ
トテープレコーダ等)を必要としていたが、本実施例で
は、大容量のビデオメモリ16を搭載することにより通
話の最中に画像を記録したい場合、キースイッチ10の
押下により容易に好みの画像を保存できる。ちなみに、
圧縮された画像を記録したい場合には、ビデオメモリ1
6中の画像データを画像圧縮・伸張回路14によって圧
縮し、RAM12内に格納してもよい。
【0076】さらに、図15に示すような画像データ及
び音声データを圧縮して伝送するテレビ電話装置201
では、据え置き型を前提として作られており、一度設置
したら他の場所に移動して使うことは不可能であったた
め、圧縮したデータを伝送するために画像入力部である
カメラ部202,画像表示部であるCRT203,音声
入出力部である電話機204が一体となって構成されて
おり、装置の小型・軽量化が難しく、携帯型の装置を得
にくいし、既存の電話機を使用できなかったが、本実施
例では、近時における液晶表示装置の高画質化により、
表示装置として液晶表示装置を採用することで、消費電
力を少なくするとともに、装置の小型・軽量化を図るこ
とが可能となっている。
【0077】図5,図6は本発明に係るテレビ電話装置
の他の実施例を示す図である。
【0078】まず、構成を説明する。図5は、本実施例
のテレビ電話装置を正面から見た図である。
【0079】本実施例のテレビ電話装置1は、図4に示
すように、装置本体1aからカメラ部7が着脱自在に設
けられ、装置本体1aとカメラ部7とは映像ケーブル7
aによって接続されている。
【0080】すなわち、画像送信処理時には、図15に
示すような従来のテレビ電話装置201では、装置本体
にカメラ部202が固定されているため、画像の撮影範
囲が限定されていたが、本実施例のテレビ電話装置1で
は、図6に示すように、カメラ部7を装置本体1aから
離すことが可能であり、装置本体1aの配置位置に関係
なく、オペレータの好みにより自由に撮影(画像の取り
込み)ができる。
【0081】図7,図8は本発明に係るテレビ電話装置
の画面表示に対する実施例を示す図であり、図7
(a),(b)は本実施例のテレビ電話装置における画
面表示例を示す図、図8は本実施例のテレビ電話装置に
おける他の画面表示例を示す図である。
【0082】本実施例での画面表示は、ファイルフォル
ダーと呼ばれる複数の表示領域を設け、各表示領域内に
受信画面や送信画面を、いわゆる、それぞれ表示するこ
とによって受信画像と送信画像との状況を把握するもの
である。
【0083】すなわち、前述した実施例におけるテレビ
電話装置1では、受信画面と送信画面とを同時に見る場
合、ピクチャー・イン・ピクチャーによって親画面上に
子画面を重ねて表示するものであったため、子画面によ
って親画面は1/4程度隠されてしまうし、子画面の方
は小さくて見にくかったが、本実施例では、例えば、オ
ペレータによる所定のキースイッチ10の押下により、
図7(a),(b)に示すように、受信画面と送信画面
との表示位置が切り替えられることにより、受信画面と
送信画面とがLCD28中に固定的に表示されるため、
写っている画面の場所を見るだけで受信画面か送信画面
かを区別することができ、画面の選択が直感的で容易に
認識できる。
【0084】また、図8に示すように、液晶表示部8に
設けられた映像入力端子29からの外部入力映像に対し
てもファイルフォルダーを振り分けてもよく、この場
合、親画面を見ている時も子画面の状況、例えば、表示
画像の変化、外部映像入力の有無等がわかる。
【0085】図9,図10は本発明に係るテレビ電話装
置の画面表示に対する他の実施例を示す図であり、図9
は親画面と子画面との表示例を示す図、図10は増設液
晶モニタの増設を説明するための図である。
【0086】すなわち、通常状態では、図4に示す実施
例におけるテレビ電話装置1と同様に、送信画面と受信
画面とを同時に見る場合、ピクチャー・イン・ピクチャ
ーによって親画面上に子画面を重ねて表示するが、親画
面の画面サイズが3インチ程度の大きさであるとき、子
画面の画面サイズは1.3〜1.4インチ程度の大きさ
となり、子画面内の映像が小さくて見にくくなる。
【0087】このような場合、本実施例では、図10に
示すように、LCD28と同一構成の増設液晶モニタ4
0を映像出力端子30に接続し、子画面として表示され
るべき映像を増設液晶モニタ40に表示(いわゆる、ピ
クチャー・アウト・ピクチャー)することによって、送
信画面も受信画面と同様に大きな画面で見ることができ
る。
【0088】図11〜図14は本発明に係るテレビ電話
装置の画面表示に対する他の実施例を示す図である。
【0089】図11は通信モードの表示例を示す図であ
り、図12〜図14は本実施例での子画面における通信
モードの表示例を示す図である。
【0090】本実施例では、前述した実施例と同様に、
3秒に1コマ単位に画像データを伝送する通常モード
と、4秒に1コマ単位に画像データを伝送する高画質モ
ードとの2つ通信モードがあるものとすると、現在、通
信中の通信モードを知らせるためには、例えば、図11
に示すように親画面の固定位置(この場合、画面の右上
位置)に現在の通信モードを示すオン・スクリーン表示
による文字情報(例えば、“コウガシツモード”,“ツ
ウジョウモード”等)の表示が考えられる。
【0091】しかし、この場合、親画面が3インチ程度
の大きさだとすると、子画面の大きさは1.3〜1.4
インチ程度の大きさになってしまい、この小さな画面に
オン・スクリーン表示で、認識できる範囲で最小の文字
情報を表示させたとしても子画面の映像がほとんど見れ
なくなってしまう。
【0092】そこで、本実施例では、通常モード時にお
いては、図12(a)に示すように、子画面の枠の色を
黒色とし、一方、高画質モード時においては、図12
(b)に示すように、子画面の枠の色を青色とすること
により、現在の通信モードが子画面の枠の色を見るだけ
で確認できる。
【0093】また、この場合、通常モード時において
は、図13(a)に示すように、子画面の枠の線を細線
とし、一方、高画質モード時においては、図13(b)
に示すように、子画面の枠の線を太線とすることによ
り、現在の通信モードを判別できるようにしてもよく、
さらに、通常モード時においては、図14(a)に示す
ように、子画面の枠の線種を実線とし、一方、高画質モ
ード時においては、図14(b)に示すように、子画面
の枠の線種を破線としても同様である。
【0094】以上説明したように、本実施例では、相手
の顔を見ながら電話することができるというテレビ電話
装置本来の特長を生かしつつ、高品位な画像伝送が実現
できる。
【0095】また、従来、CRTによって構成されてい
た画像表示部を、カラーTFT型LCDとすることによ
って大幅に小型・軽量化ができ、携帯性が向上する。
【0096】さらに、液晶表示部8に設けられた映像入
力端子29及び映像出力端子30として、コンポジット
ビデオ入出力端子やアナログ/ディジタルRGB入出力
端子等を設けることによりビデオカセットレコーダ(V
CR)やテレビ(TV)を含む映像機器、または、コン
ピュータ等と接続することも可能となり、例えば、映像
出力端子を有するテレビチューナ等を接続することによ
り液晶表示部8を液晶テレビとして利用することも可能
である。
【0097】なお、画像データの圧縮方式としては、本
実施例におけるJPEGアルゴリズムに限らず、例え
ば、ブロック符号化方式、予測符号化方式、直交変換符
号化方式等であってもよく、また、音声データの圧縮方
式としては、本実施例におけるCELPアルゴリズムに
限らず、例えば、AD−PCM(Adaptive Differenti-
al Palse Code Modulation)方式、VSELP(Vector
Sum Excited Linear P-rediction)方式等であっても構
わない。
【0098】
【発明の効果】本発明によれば、データ変調・復調回路
によって圧縮された画像データ及び音声データを同時に
伝送し、かつ、画像圧縮・伸張回路のデータ圧縮率と、
データ変調・復調回路の画像データ伝送速度とに基づい
て、カラー液晶表示手段により表示される1画面分の画
像データを所定数に分割して伝送することで、アナログ
公衆回線で双方向の音声・画像の同時通信を行いつつ、
高品位な画像を伝送できる。
【0099】したがって、伝送される画像の品位を高
め、高画質なテレビ電話装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテレビ電話装置を示す外観図。
【図2】図1のテレビ電話装置の全体構成を示すブロッ
ク図。
【図3】多重化符号の1フレームの構成を示す図。
【図4】受信画面と送信画面との同時表示例を示す図。
【図5】他の実施例のテレビ電話装置の正面図。
【図6】他の実施例における使用例を説明するための
図。
【図7】さらに他の実施例における画面表示例を示す
図。
【図8】図7の実施例における他の画面表示例を示す
図。
【図9】親画面と子画面との表示例を示す図。
【図10】増設液晶モニタの増設を説明するための図。
【図11】通信モードの表示例を示す図。
【図12】本実施例での子画面における通信モードの表
示例を示す図。
【図13】図12に代わる子画面における通信モードの
表示例を示す図。
【図14】図13に代わる子画面における通信モードの
表示例を示す図。
【図15】従来のテレビ電話装置を示す外観図。
【符号の説明】
1 テレビ電話装置 1a 装置本体 2 キー入力部 3 制御部 4 画像処理部 5 音声処理部 6 変復調部 7 カメラ部 7a 映像ケーブル 8 液晶表示部 9 バス 10 キースイッチ 11 CPU 12 RAM 13 ROM 14 画像圧縮・伸張回路 15 ADC 16 ビデオメモリ 17 DAC 18 画像入力端子 19 ADC 20 音声圧縮・伸張回路 21 DAC 22 モデム 23 NCU 24L 入出力端子 24T 入出力端子 25 レンズ 26 CCD 27 DD 28 LCD 29 映像入力端子 30 映像出力端子 40 増設液晶モニタ 101 モジュラージャック式コンセント 102 電話機 103 モジュラープラグ 104 モジュラーケーブル 201 動画テレビ電話装置 202 カメラ部 203 表示部 204 電話機 205 キー入力部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定階調の画像データを取り込む画像デー
    タ取込手段と、 該画像データ取込手段により取り込んだ画像データを一
    時記憶する画像データメモリと、 該画像データメモリに記憶された画像データに所定の符
    号化処理を施してデータ圧縮を行うとともに、データ圧
    縮された画像データに所定の復号化処理を施してデータ
    伸張を行う画像圧縮・伸張回路と、 所定の音声データを取り込む音声データ取込手段と、 該音声データ取込手段により取り込んだ音声データを一
    時記憶する音声データメモリと、 該音声データメモリに記憶された音声データに所定の符
    号化処理を施してデータ圧縮を行うとともに、データ圧
    縮された音声データに所定の復号化処理を施してデータ
    伸張を行う音声圧縮・伸張回路と、 画像データ及び音声データを変調または復調し、画像デ
    ータ及び音声データをアナログ公衆回線を介して同時に
    伝送するデータ変調・復調回路と、 所定の画像データを表示するカラー液晶表示手段と、 キー入力部からの入力に基づいて制御を行う制御回路
    と、 を備え、 前記カラー液晶表示手段により表示される1画面分の画
    像データを、前記画像圧縮・伸張回路によるデータ圧縮
    率と、前記データ変調・復調回路による画像データの伝
    送速度とに基づいて所定数に分割し、分割したデータ単
    位に画像データを伝送することを特徴とするテレビ電話
    装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002045426A1 (fr) * 1999-06-03 2002-06-06 Ginganet Corporation Terminal video, systeme de communication de terminal video, et systeme de visioconference

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WO2002045426A1 (fr) * 1999-06-03 2002-06-06 Ginganet Corporation Terminal video, systeme de communication de terminal video, et systeme de visioconference
AU2001215568B2 (en) * 2000-12-01 2006-10-19 Ginganet Corporation Video terminal, video terminal communicating system, and videoconference system
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