JPH11234639A - テレビ電話装置 - Google Patents
テレビ電話装置Info
- Publication number
- JPH11234639A JPH11234639A JP10034482A JP3448298A JPH11234639A JP H11234639 A JPH11234639 A JP H11234639A JP 10034482 A JP10034482 A JP 10034482A JP 3448298 A JP3448298 A JP 3448298A JP H11234639 A JPH11234639 A JP H11234639A
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- JP
- Japan
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- screen
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- Pending
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- Studio Circuits (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ＮＴＳＣ方式のカメラで撮影した画像データ
をＣＩＦデータに変換して送受信する規格のテレビ電話
装置において、伝送効率を低下させることなく、文字や
図形をも伝送できるようにする。 【解決手段】 ＮＴＳＣ方式のカメラ１０１からの画像
データと、手書きタブレット等の文字・図形入力部１０
２からの文字・図形データをフォーマット変換部１０３
において、１画面のデータに合成する。変換された画像
データをＨ．２６１／Ｈ．２６３符号化部１０４にて符
号化して相手先に伝送する。
をＣＩＦデータに変換して送受信する規格のテレビ電話
装置において、伝送効率を低下させることなく、文字や
図形をも伝送できるようにする。 【解決手段】 ＮＴＳＣ方式のカメラ１０１からの画像
データと、手書きタブレット等の文字・図形入力部１０
２からの文字・図形データをフォーマット変換部１０３
において、１画面のデータに合成する。変換された画像
データをＨ．２６１／Ｈ．２６３符号化部１０４にて符
号化して相手先に伝送する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ＮＴＳＣ方式など
のカメラにより撮影された画像に加えて、入力した文字
や図形などの情報もあわせて相手側装置へ伝送し表示さ
せることのできるテレビ電話装置に関する。
のカメラにより撮影された画像に加えて、入力した文字
や図形などの情報もあわせて相手側装置へ伝送し表示さ
せることのできるテレビ電話装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、情報圧縮技術の発達やデジタル通
信網の整備によって動画像の伝送が可能なテレビ電話が
実用化されてきている。
信網の整備によって動画像の伝送が可能なテレビ電話が
実用化されてきている。
【０００３】この規格として、ＩＴＵ−Ｔ勧告Ｈ．２６
１またはＨ．２６３があり、これはＮＴＳＣ方式やＰＡ
Ｌ方式などのカメラで撮影して得られる映像信号の画像
データを、ＣＩＦ（Common Intermediate Form）と呼ば
れる共通中間形式に変換し、情報圧縮する符号化につい
て規定したオーディオ・ビジュアル通信用の画像符号化
方式である。
１またはＨ．２６３があり、これはＮＴＳＣ方式やＰＡ
Ｌ方式などのカメラで撮影して得られる映像信号の画像
データを、ＣＩＦ（Common Intermediate Form）と呼ば
れる共通中間形式に変換し、情報圧縮する符号化につい
て規定したオーディオ・ビジュアル通信用の画像符号化
方式である。
【０００４】この共通中間形式ＣＩＦは、横縦３５２画
素×２８８ラインを１枚分の画像として定義され、毎秒
２９．９７枚、ノンインターレース方式である。例えば
ＮＴＳＣ方式のカメラで画像データの伝送を行う場合、
４：２：２のデジタルコンポーネントデータから、垂直
方向のデジタル補間フィルタを用いて、縦２４０ライン
を２８８ラインに補間するとともに、時間方向の駒落し
を行って毎秒約３０枚のＣＩＦの画像データを形成す
る。
素×２８８ラインを１枚分の画像として定義され、毎秒
２９．９７枚、ノンインターレース方式である。例えば
ＮＴＳＣ方式のカメラで画像データの伝送を行う場合、
４：２：２のデジタルコンポーネントデータから、垂直
方向のデジタル補間フィルタを用いて、縦２４０ライン
を２８８ラインに補間するとともに、時間方向の駒落し
を行って毎秒約３０枚のＣＩＦの画像データを形成す
る。
【０００５】そしてこのような画像形式に変換された画
像データを、予測符号化、動き補償、離散コサイン変換
（ＤＣＴ）および量子化などの圧縮符号化処理によって
符号化している。
像データを、予測符号化、動き補償、離散コサイン変換
（ＤＣＴ）および量子化などの圧縮符号化処理によって
符号化している。
【０００６】また上記規格には、ＣＩＦの１／４の画像
サイズのＱＣＩＦについても定めており、ＱＣＩＦの画
像サイズは、横縦１７６画素×１４４ラインである。こ
れも毎秒２９．９７枚、ノンインターレース方式であ
る。
サイズのＱＣＩＦについても定めており、ＱＣＩＦの画
像サイズは、横縦１７６画素×１４４ラインである。こ
れも毎秒２９．９７枚、ノンインターレース方式であ
る。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のテレビ電話装置において、文字や図形の情報をも追
加して送受信しようとすると、補間した画像データに加
えて伝送データがさらに大きくなり、伝送効率が低下し
てしまう問題がある。
来のテレビ電話装置において、文字や図形の情報をも追
加して送受信しようとすると、補間した画像データに加
えて伝送データがさらに大きくなり、伝送効率が低下し
てしまう問題がある。
【０００８】そこで本発明は、伝送効率を低下させるこ
となく、文字や図形の情報を送受信することのできるテ
レビ電話装置を提供する。
となく、文字や図形の情報を送受信することのできるテ
レビ電話装置を提供する。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のテレビ電話装置は、カメラで撮影して得られ
る１画面分の映像信号の画像データに対して、前記画面
の垂直方向に画像データを補間して送信するよう規格化
されているテレビ電話装置において、文字や図形を入力
するための入力手段を備え、前記カメラからの１画面分
の画像データに対して、前記規格に定められた画像デー
タの補間を行わないようにし、このとき画面の下部の画
像データの存在しない領域に、前記入力手段から出力さ
れる２値データを合成して送信するようにしたことを特
徴としている。
に本発明のテレビ電話装置は、カメラで撮影して得られ
る１画面分の映像信号の画像データに対して、前記画面
の垂直方向に画像データを補間して送信するよう規格化
されているテレビ電話装置において、文字や図形を入力
するための入力手段を備え、前記カメラからの１画面分
の画像データに対して、前記規格に定められた画像デー
タの補間を行わないようにし、このとき画面の下部の画
像データの存在しない領域に、前記入力手段から出力さ
れる２値データを合成して送信するようにしたことを特
徴としている。
【００１０】また受信側では、２値データの部分に文字
や図形の情報が存在しないことを検出した場合は、受信
した画像データを垂直方向に補間して、モニタに表示さ
せるようにしたことを特徴としている。
や図形の情報が存在しないことを検出した場合は、受信
した画像データを垂直方向に補間して、モニタに表示さ
せるようにしたことを特徴としている。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照をしながら詳しく説明する。図１に本発明
に基づくテレビ電話装置の一実施の形態を示している。
て図面を参照をしながら詳しく説明する。図１に本発明
に基づくテレビ電話装置の一実施の形態を示している。
【００１２】このテレビ電話装置１００は、送信側で
は、ＮＴＳＣ方式のカメラ１０１にて撮影した被写体の
画像データ１２１と、手書きタブレット等の文字・図形
入力部１０２にて入力された文字・図形データ１２２と
を、フォーマット変換部１０３において合成して、所定
のデータの形式に変換する。変換したデータ１２３は、
Ｈ．２６１／Ｈ．２６３符号化部１０４にて符号化して
相手先に伝送する。受信側では、表示切り替え部１０５
において、受信したデータを復号化した後、画像と文字
・図形とが合成された画面か、あるいは被写体の画像の
みの画面かを選択的に切り換えて、モニタ１０６に出力
する。
は、ＮＴＳＣ方式のカメラ１０１にて撮影した被写体の
画像データ１２１と、手書きタブレット等の文字・図形
入力部１０２にて入力された文字・図形データ１２２と
を、フォーマット変換部１０３において合成して、所定
のデータの形式に変換する。変換したデータ１２３は、
Ｈ．２６１／Ｈ．２６３符号化部１０４にて符号化して
相手先に伝送する。受信側では、表示切り替え部１０５
において、受信したデータを復号化した後、画像と文字
・図形とが合成された画面か、あるいは被写体の画像の
みの画面かを選択的に切り換えて、モニタ１０６に出力
する。
【００１３】ここで文字・図形入力部１０２は、横縦３
５２画素×４８ラインの解像度をもつ入力機器であり、
２値データを出力するものとする。
５２画素×４８ラインの解像度をもつ入力機器であり、
２値データを出力するものとする。
【００１４】フォーマット変換部１０３は、カメラ１０
１から入力される画像データ１２１をＩＴＵ−Ｔ勧告
Ｈ．２６１またはＨ．２６３に基づく共通中間フォーマ
ットＣＩＦデータに変換する。その際に、従来のように
垂直方向にライン数を増やすような補間を行わず、縦横
３５２画素×２４０ラインのＣＩＦデータに変換する。
そしてデータ補間する代わりに、文字・図形入力部１０
２から得られた２値データ１２２を合成する。
１から入力される画像データ１２１をＩＴＵ−Ｔ勧告
Ｈ．２６１またはＨ．２６３に基づく共通中間フォーマ
ットＣＩＦデータに変換する。その際に、従来のように
垂直方向にライン数を増やすような補間を行わず、縦横
３５２画素×２４０ラインのＣＩＦデータに変換する。
そしてデータ補間する代わりに、文字・図形入力部１０
２から得られた２値データ１２２を合成する。
【００１５】詳しくは、フォーマット変換部１０３は、
図２に示すようにＮＴＳＣ方式のカメラ１０１の出力に
接続されたＣＩＦ変換部２０１とメモリ２０２とから構
成する。メモリ２０２はＣＩＦデータと２値データとを
蓄積する記憶領域を有し、その記憶領域に合成したデー
タ１２３を格納する。
図２に示すようにＮＴＳＣ方式のカメラ１０１の出力に
接続されたＣＩＦ変換部２０１とメモリ２０２とから構
成する。メモリ２０２はＣＩＦデータと２値データとを
蓄積する記憶領域を有し、その記憶領域に合成したデー
タ１２３を格納する。
【００１６】合成方法は、図３に示すように、ＣＩＦ変
換部２０１によって縦横３５２画素×２４０ラインに変
換した画像データが、横縦３５２画素×２８８ラインの
画面の上部に位置するようにメモリ２０２に蓄える。そ
して文字・図形入力部１０２から出力された横縦３５２
画素×４８ラインの２値データが画面の下部に位置して
１画面を構成するようにメモリ２０２に蓄える。
換部２０１によって縦横３５２画素×２４０ラインに変
換した画像データが、横縦３５２画素×２８８ラインの
画面の上部に位置するようにメモリ２０２に蓄える。そ
して文字・図形入力部１０２から出力された横縦３５２
画素×４８ラインの２値データが画面の下部に位置して
１画面を構成するようにメモリ２０２に蓄える。
【００１７】図１に戻って、Ｈ．２６１／Ｈ．２６３符
号化部１０４は、入力された合成したデータを符号化す
るＩＴＵ−Ｔ勧告Ｈ．２６１またはＨ．２６３に準拠し
た符号化器であり、相手先へと送信する。
号化部１０４は、入力された合成したデータを符号化す
るＩＴＵ−Ｔ勧告Ｈ．２６１またはＨ．２６３に準拠し
た符号化器であり、相手先へと送信する。
【００１８】そして受信側の表示切り替え部１０５は、
受信した合成データを復号化した後、図４のフローチャ
ートに示す手順でモニタ１０６へ画面表示を行う。すな
わち、合成データに文字・図形の２値データが存在する
場合は、図３に示す画面表示を行う。しかし文字・図形
が入力されていない場合は、画面の下部の４８ラインの
部分には何も情報が表示されないでいる。そこで文字や
図形が入力されていなければ、３５２画素×２４０ライ
ンの画像データの部分を垂直方向にデータ補完して、図
５に示すように３５２画素×２８８ラインの画像データ
にして、モニタ１０６に表示するよう切り換えを行う。
受信した合成データを復号化した後、図４のフローチャ
ートに示す手順でモニタ１０６へ画面表示を行う。すな
わち、合成データに文字・図形の２値データが存在する
場合は、図３に示す画面表示を行う。しかし文字・図形
が入力されていない場合は、画面の下部の４８ラインの
部分には何も情報が表示されないでいる。そこで文字や
図形が入力されていなければ、３５２画素×２４０ライ
ンの画像データの部分を垂直方向にデータ補完して、図
５に示すように３５２画素×２８８ラインの画像データ
にして、モニタ１０６に表示するよう切り換えを行う。
【００１９】
【発明の効果】このように本発明によれば、簡単な文字
や図形を送りたい場合には、カメラで撮影された画像と
ともに相手側へ送信して、送話者の画像とともに１画面
に合成された文字・図形を表示させることができる。こ
のとき垂直方向に画像データを補間する代わりに、文字
・図形の２値データを送るため伝送効率は低下しない。
また文字や図形の情報がない場合には、従来のような会
話を行うことができる。
や図形を送りたい場合には、カメラで撮影された画像と
ともに相手側へ送信して、送話者の画像とともに１画面
に合成された文字・図形を表示させることができる。こ
のとき垂直方向に画像データを補間する代わりに、文字
・図形の２値データを送るため伝送効率は低下しない。
また文字や図形の情報がない場合には、従来のような会
話を行うことができる。
【図１】本発明の実施の形態におけるテレビ電話装置の
構成を示すブロック図
構成を示すブロック図
【図２】同装置のフォーマット変換部の構成例を示すブ
ロック図
ロック図
【図３】同装置の画像と文字・図形の合成ＣＩＦデータ
の説明図
の説明図
【図４】同装置の表示切り替え部の動作を示すフローチ
ャート
ャート
【図５】画像データだけを補間して画面全体に表示する
説明図
説明図
１０１ カメラ １０２ 文字・図形入力部 １０３ フォーマット変換部 １０４ Ｈ．２６１／Ｈ．２６３符号化部 １０５ 表示切り替え部 １０６ モニタ １２１ 画像データ １２２ ２値データ １２３ 合成ＣＩＦデータ １２４ 復号化データ １２５ 画像データ ２０１ ＣＩＦ変換部 ２０２ メモリ
Claims (2)
- 【請求項１】カメラで撮影して得られる１画面分の映像
信号の画像データに対して、前記画面の垂直方向に画像
データを補間して送信するよう規格化されているテレビ
電話装置において、 文字や図形を入力するための入力手段を備え、前記カメ
ラからの１画面分の画像データに対して、前記規格に定
められた画像データの補間を行わないようにし、このと
き画面の下部の画像データの存在しない領域に、前記入
力手段から出力される２値データを合成して送信するよ
うにしたことを特徴とするテレビ電話装置。 - 【請求項２】受信側では、２値データの部分に文字や図
形の情報が存在しないことを検出した場合は、受信した
画像データを垂直方向に補間して、モニタに表示させる
ようにしたことを特徴とする請求項１記載のテレビ電話
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10034482A JPH11234639A (ja) | 1998-02-17 | 1998-02-17 | テレビ電話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10034482A JPH11234639A (ja) | 1998-02-17 | 1998-02-17 | テレビ電話装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11234639A true JPH11234639A (ja) | 1999-08-27 |
Family
ID=12415479
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10034482A Pending JPH11234639A (ja) | 1998-02-17 | 1998-02-17 | テレビ電話装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11234639A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010084973A (ko) * | 2001-06-20 | 2001-09-07 | 서두석 | 문자 메시지 처리 및 송수신 기능을 갖는 영상 전화 단말장치 |
| WO2002030116A1 (en) * | 2000-09-29 | 2002-04-11 | Digeo, Inc. | Remote control device for video and audio capture and communication |
| EP1202574A2 (en) * | 2000-10-30 | 2002-05-02 | Nec Corporation | Moving picture coding apparatus for videophone |
| US6529233B1 (en) | 2000-09-29 | 2003-03-04 | Digeo, Inc. | Systems and methods for remote video and audio capture and communication |
| GB2389476A (en) * | 2002-05-16 | 2003-12-10 | Nec Corp | Mobile telephone terminal combining image and input manuscript information |
| KR20040046903A (ko) * | 2002-11-28 | 2004-06-05 | 엘지전자 주식회사 | 영상 전화 시스템 및 그 운용방법 |
| US6944880B1 (en) | 2000-09-29 | 2005-09-13 | Digeo, Inc. | Methods for audio capture and communication during television broadcasts |
| KR100775190B1 (ko) | 2006-05-24 | 2007-11-12 | 엘지전자 주식회사 | 멀티미디어 합성 방법 및 이를 이용한 단말기 |
-
1998
- 1998-02-17 JP JP10034482A patent/JPH11234639A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002030116A1 (en) * | 2000-09-29 | 2002-04-11 | Digeo, Inc. | Remote control device for video and audio capture and communication |
| US6489986B1 (en) * | 2000-09-29 | 2002-12-03 | Digeo, Inc. | Remote control device for video and audio capture and communication |
| US6529233B1 (en) | 2000-09-29 | 2003-03-04 | Digeo, Inc. | Systems and methods for remote video and audio capture and communication |
| US6944880B1 (en) | 2000-09-29 | 2005-09-13 | Digeo, Inc. | Methods for audio capture and communication during television broadcasts |
| EP1202574A2 (en) * | 2000-10-30 | 2002-05-02 | Nec Corporation | Moving picture coding apparatus for videophone |
| EP1202574A3 (en) * | 2000-10-30 | 2003-05-21 | Nec Corporation | Moving picture coding apparatus for videophone |
| US6618072B2 (en) | 2000-10-30 | 2003-09-09 | Nec Corporation | Moving picture coding apparatus and TV phone using the same |
| KR20010084973A (ko) * | 2001-06-20 | 2001-09-07 | 서두석 | 문자 메시지 처리 및 송수신 기능을 갖는 영상 전화 단말장치 |
| GB2389476A (en) * | 2002-05-16 | 2003-12-10 | Nec Corp | Mobile telephone terminal combining image and input manuscript information |
| KR20040046903A (ko) * | 2002-11-28 | 2004-06-05 | 엘지전자 주식회사 | 영상 전화 시스템 및 그 운용방법 |
| KR100775190B1 (ko) | 2006-05-24 | 2007-11-12 | 엘지전자 주식회사 | 멀티미디어 합성 방법 및 이를 이용한 단말기 |
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