JPH06232964A - 局線通話転送における秘話方式 - Google Patents

局線通話転送における秘話方式

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JPH06232964A
JPH06232964A JP1331193A JP1331193A JPH06232964A JP H06232964 A JPH06232964 A JP H06232964A JP 1331193 A JP1331193 A JP 1331193A JP 1331193 A JP1331193 A JP 1331193A JP H06232964 A JPH06232964 A JP H06232964A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
telephone
voice
call
line
processing circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP1331193A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Fukushima
福島順一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meisei Electric Co Ltd
Original Assignee
Meisei Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Meisei Electric Co Ltd filed Critical Meisei Electric Co Ltd
Priority to JP1331193A priority Critical patent/JPH06232964A/ja
Publication of JPH06232964A publication Critical patent/JPH06232964A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 局線に対して電話機21,22が複数並列に
接続された簡易ホームテレホンにおいて、該複数の電話
機21,22に音声の変換・復元機能を有する音声処理
回路205を通話径路に挿脱可能に設け、局線との通話
の場合は上記音声処理回路205を通話径路から除いて
通常の通話と同様に通話を行い、電話機相互の通話を行
う場合は上記音声処理回路205を挿入する事によって
送話側電話機からの送話音声を意味不明の波形信号に変
換して線路1に送出し、受話側電話機で受信した上記意
味不明の波形信号を上記音声処理回路205により元の
音声に復元する事によって通話を可能とし、このとき局
線には前記意味不明の波形信号が送られるため了解性が
なく当該局線に対して秘話が保たれる。 【効果】 簡易ホームテレホンの各電話機に音声処理回
路を挿入する事によって簡単に内線相互通話の局線に対
する秘話機能を付与する事が出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は局線に電話機が並列に複
数台接続される簡易形ホームテレホンの電話機相互の通
話を局線に対し秘話とする方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の簡易形ホームテレホンでは局線に
複数の電話機が並列に接続されているため、局線からの
着信に対してある電話機で応答し他の電話機に転送する
場合、局線と電話機2台が並列接続されるため3者通話
接続となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術によると
転送時には、局線と相互通話中の2台の電話機とが3者
通話接続となるため、当該2台の電話機間の相互通話音
声が局線にも聞えてしまうという問題がある。そこで本
発明は上記電話機間の相互通話を局線に対しては秘話と
することを課題とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】簡易ホームテレホンを構
成するすべての電話機の通話回路に同一機能の音声変換
・復元回路を挿脱可能に設け、局線通話の場合は上記音
声変換・復元回路を除き、電話機相互の通話の場合は上
記音声変換・復元回路を挿入するようにしたものであ
る。
【0005】
【作用】本発明は電話機相互の通話は局線に対しては音
声変換された音声が送出され、そのままでは了解性のな
い音声であるので局線に対しては秘話となり、電話機相
互では送話側で音声変換された音声は受話側でもとの音
声に復元されるので通常の通話が出来る。すなわち電話
機相互間の通話音声の局線に対する秘話機能を付与する
ことが出来る。
【0006】
【実施例】図1は本発明の実施例を示すブロック図であ
る。
【0007】図1において、各電話機は局線に並列に接
続され、各電話機内の構成は同一である。
【0008】1は局線への接続線路、21,22は本発
明実施例の電話機、201は回線制御回路、202はダ
イヤル回路、203はダイヤル、204は2線一千線変
換回路を含む通話回路、205は音声処理回路で、20
51は音声変換部、2052は音声復元部、2053及
び2054は切替制御部、206は送受話器、207は
着信検出回路、208はCPU、209は音源、210
はスピーカ、211はデータ入出力回路、212はキ
ー、フックスイッチ及び表示ランプ等を含む操作部であ
る。
【0009】局線からの着信があると電話機21,22
において着信検出回路207が動作し、CPU208へ
着信検出情報を送る。CPU208は音源209を駆動
し、スピーカ210から局線着信音を送出する。例えば
電話機21で送受話器206を上げて応答すると、該電
話機21の操作部212中のフックスイッチが動作しC
PU208にフックオフの情報を送り、CPU208は
この情報を受けて回線制御回路201へ応答指示を送出
し、これにより回線制御回路201は局線に対して直流
ループを閉結して当該電話機21は局線と通話状態とな
る。このときCPU208は局線通話であることを判断
して音声処理回路205には制御情報を送出しないた
め、音声処理回路205では切替制御部2053,20
54での接続方向が直通側となっていて音声処理は行な
われないので局線と電話機21とは通常の通話を行うこ
とができる。
【0010】次いで電話機21から電話機22への転送
を行う場合は、電話機21に於て操作部212にある内
呼ボタンを押下した後内線電話番号ボタン(電話機が2
台の場合は内線電話番号ボタンを押す必要はない)を押
下するとCPU208では内呼ボタンの押下を検出して
音声処理回路205へ制御情報を送出して切替制御部2
053及び2054を切替制御し通話回路204と送受
話器206との間に音声処理回路205を挿入して音声
処理を行う。
【0011】またCPU208の制御によりデータ入出
力回路211から内線呼出及び内線番号データを線路1
へ送出する。電話機22ではデータ入出力回路211で
電話機21からの内線呼出及び内線番号データを検出し
CPU208へ当該情報を送る。CPU208は当該情
報が自電話機宛であれば音源209を駆動し、スピーカ
210より内線呼出信号を送出する。またCPU208
は上記内線呼出情報を受信したことにより音声処理回路
205へ制御情報を送り、上記電話機21での処理と同
様通話回路204と送受話器206との間に音声処理回
路205を挿入し音声処理を行う。
【0012】上記音声処理回路挿入処理により、電話機
21と電話機22との内線相互通話はいづれの電話機の
通話路にも音声処理回路205が挿入され次に示す電話
機21から電話機22への送話径路が構成される。
【0013】電話機21(送話器206−音声処理回路
205の音声変換部2051−通話回路204−ダイヤ
ル回路202−回線制御回路201)−線路1−電話機
22(回線制御回路201−ダイヤル回路202−通話
回路204−音声処理回路205の音声復元部2052
−受話器206)電話機22から電話機21への送話径
路も上記径路において電話機21と電話機22とを入替
えた同様の径路が構成される。
【0014】上記径路により電話機21(22)からの
送話音声は電話機21(22)の音声変換部2051で
変換処理を受けて意味不明の波形信号となり線路1を経
て電話機22(21)に送付される。電話機22(2
1)ではその音声復元部2052で上記意味不明の波形
信号が元の音声に復元されることにより、電話機21,
22相互で通話が可能となる。
【0015】またこのとき、電話機21,22から線路
1へ流出する音声は、それぞれの音声変換部2051で
変換処理された上記意味不明の波形信号であって了解性
がないため局線側の通話者はその通話内容を了解する事
は出来ない。
【0016】また局線からの通常の音声は電話機21,
22間で相互通話中も当該電話機21および電話機22
へ加えられるが、いずれの電話機21,22の受話径路
にも音声処理回路205の音声復元部2052が挿入さ
れているため当該局線からの音声は意味不明の信号とな
って(音声復元部2052の処理は、音声変換部205
1で変換された音声信号の逆変換処理であるので、通常
の音声が当該音声復元部2052での処理(逆変換処
理)を受ければ意味不明の信号となる)非了解性のもの
となり、これにより局線と電話機21又は電話機22と
の間も秘話となる。
【0017】従って相互通話中の電話機21および電話
機22と局線との間では互に秘話となる。
【0018】電話機相互通話の後、局線通話の転送元電
話機21で送受話器206をオンフックすると操作部2
12中のフックスイッチがオンフック情報がCPU20
8に送られ、該CPU208は回線制御回路201の直
流ループを開放して当該電話機21の通話径路を線路1
から切り離す。
【0019】また上記フックスイッチからのオンフック
情報によりCPU208はデータ入出力回路211から
線路1を経て転送先の電話機22に転送元の電話機21
のオンフック情報を送る。電話機22では上記オンフッ
ク情報をデータ入出力回路211で受信してCPU20
8へ送り、CPU208は音声処理回路205に切替制
御部2053,2054を直通側に切替える指示を行
い、これによって通話回路204は送受話器206と直
接接続される。
【0020】この結果局線と電話機22は音声処理回路
205の音声変換部2051及び音声復元部2052を
経由しない通常の回路で接続されるので、当該電話機2
2は局線と通常の通話が可能となる。
【0021】
【発明の効果】局線に電話機が単純に並列接続された簡
易ホームテレホンは、その構成が単純なため経済性が優
れているのが利点であるが通話転送時の秘話機能がない
事が大きな欠点であった。本発明によれば単に音声処理
回路を電話機内に付加するのみで、転送時の秘話機能を
経済的に実現する事が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…線路 21,22,…電話
機 201,回線制御回路 204…通話回路 205…音声処理回路 2051…音声変換
部 2052…音声復元部 206…送受話器 208…CPU

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 局線に対して電話機が複数並列に接続さ
    れた電話装置において、該複数の電話機の通話径路に音
    声の変換・復元回路を挿脱可能に設け、局線との通話の
    場合は、上記音声の変換・復元回路を除き通常の通話と
    同様に通話を行い、局線通話転送時において、上記電話
    機相互で通話を行う場合は、上記音声の変換・復元回路
    を夫々の電話機の通話径路に挿入して、上記電話機相互
    のみの通話を可能とし、局線に流出する音声信号を了解
    性のない音声信号とするようにした局線通話転送時にお
    ける秘話方式。
JP1331193A 1993-01-29 1993-01-29 局線通話転送における秘話方式 Pending JPH06232964A (ja)

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