JPH062302Y2 - 電気機器の取付構造 - Google Patents
電気機器の取付構造Info
- Publication number
- JPH062302Y2 JPH062302Y2 JP5152888U JP5152888U JPH062302Y2 JP H062302 Y2 JPH062302 Y2 JP H062302Y2 JP 5152888 U JP5152888 U JP 5152888U JP 5152888 U JP5152888 U JP 5152888U JP H062302 Y2 JPH062302 Y2 JP H062302Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- mounting
- electric device
- piece
- support plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この考案は、電気機器をパネルに取り付けるための取付
構造に関する。
構造に関する。
《従来の技術》 例えば第３図に示す電源装置のような電気機器１は、抵
抗やコンデンサが実装される基板２が支持プレート３に
支持されて構成されている。支持プレート３は、水平片
４（基板２と平行な面。以下同じ。）と、これにほぼ直
角に折曲された垂直片５とからなり、各片４，５の両側
端部には、一方が丸穴で他方が切欠き穴であるパネル取
付穴６，７および８，９がそれぞれ形成されている。
抗やコンデンサが実装される基板２が支持プレート３に
支持されて構成されている。支持プレート３は、水平片
４（基板２と平行な面。以下同じ。）と、これにほぼ直
角に折曲された垂直片５とからなり、各片４，５の両側
端部には、一方が丸穴で他方が切欠き穴であるパネル取
付穴６，７および８，９がそれぞれ形成されている。
このような電気機器１をパネルに取り付ける場合、図示
のように水平パネル１０に取り付ける場合は、垂直片５
のパネル取付穴８，９にタッピングスクリューであるね
じ１１，１２を挿通してパネル１０に固定する。または
水平片４を下向きにしてそのパネル取付穴６，７にねじ
１１，１２を挿通してパネル１０に固定する。
のように水平パネル１０に取り付ける場合は、垂直片５
のパネル取付穴８，９にタッピングスクリューであるね
じ１１，１２を挿通してパネル１０に固定する。または
水平片４を下向きにしてそのパネル取付穴６，７にねじ
１１，１２を挿通してパネル１０に固定する。
また、図示の状態で、水平片４のパンル取付穴６，７に
ねじ１１，１２を挿通して、側面パネル１３にこの電気
機器１を固定することができる。同様に垂直片５を側面
パネル１３に向け、そのパネル取付穴８，９にねじ１
１，１２を挿通して、電気機器１を側面パネル１３に固
定することができる。
ねじ１１，１２を挿通して、側面パネル１３にこの電気
機器１を固定することができる。同様に垂直片５を側面
パネル１３に向け、そのパネル取付穴８，９にねじ１
１，１２を挿通して、電気機器１を側面パネル１３に固
定することができる。
《考案が解決しようとする課題》 しかしながら、このような電気機器１は、支持プレート
３の形状から、正面パネル１４に取り付けることはでき
ない。そこで一般的に、電気機器を正面パネル１４に取
り付けたい場合は、第４図に示すように、水平片１５お
よび垂直片１６の一側辺に形成された鍔部１７，１８を
有する別の支持プレート１９を使用する必要がある。し
かしながらこのような形状の支持プレート１９では、鍔
部１７，１８のために、電気機器を水平パネル１０や側
面パネル１３には取り付けることができず、正面パネル
１４専用になってしまう。
３の形状から、正面パネル１４に取り付けることはでき
ない。そこで一般的に、電気機器を正面パネル１４に取
り付けたい場合は、第４図に示すように、水平片１５お
よび垂直片１６の一側辺に形成された鍔部１７，１８を
有する別の支持プレート１９を使用する必要がある。し
かしながらこのような形状の支持プレート１９では、鍔
部１７，１８のために、電気機器を水平パネル１０や側
面パネル１３には取り付けることができず、正面パネル
１４専用になってしまう。
また電気機器を正面パネル１４に取り付けるための別の
方法として、第５図に示すように、専用の取付金具２０
を使用する方法がある。これには、まず取付金具２０を
正面パネル１４に取り付け、次いでこの金具２０に支持
プレート２１を取り付ける方法と、逆にまず支持プレー
ト２１を取付金具２０に取り付け、次いでこの金具２０
を正面パネル１４に取り付ける方法とがある。前者は、
金具２０に支持プレート２１に取り付けるために、ねじ
２２を下方から取り付ける必要があり、金具２０の下方
に取付作業を行なうためのスペースが必要であり、作業
性が悪い問題点がある。後者は、電気機器を取り付けた
支持プレート２１を取付金具２０に取り付け、この取付
金具２０を正面パネル１４に取り付けるため、取付作業
中、電気機器を支えておく必要があり、電気機器が重い
場合には作業が行ないにくい問題点がある。
方法として、第５図に示すように、専用の取付金具２０
を使用する方法がある。これには、まず取付金具２０を
正面パネル１４に取り付け、次いでこの金具２０に支持
プレート２１を取り付ける方法と、逆にまず支持プレー
ト２１を取付金具２０に取り付け、次いでこの金具２０
を正面パネル１４に取り付ける方法とがある。前者は、
金具２０に支持プレート２１に取り付けるために、ねじ
２２を下方から取り付ける必要があり、金具２０の下方
に取付作業を行なうためのスペースが必要であり、作業
性が悪い問題点がある。後者は、電気機器を取り付けた
支持プレート２１を取付金具２０に取り付け、この取付
金具２０を正面パネル１４に取り付けるため、取付作業
中、電気機器を支えておく必要があり、電気機器が重い
場合には作業が行ないにくい問題点がある。
そこでこの考案の目的は、平面および側面パネル取付用
の支持プレートであっても、正面パネルへの取り付けが
容易かつ確実にできる取付金具を備えた電気機器の取付
構造を提供することにある。
の支持プレートであっても、正面パネルへの取り付けが
容易かつ確実にできる取付金具を備えた電気機器の取付
構造を提供することにある。
《課題を解決するための手段》 この考案による電気機器の取付構造は、ほぼ直角に折曲
された水平片および垂直片からなる支持プレートに取り
付けられた電気機器を、前記水平片および垂直片の各両
側端部に設けられたパネル取付穴を介してねじによりパ
ネルに固定する電気機器の取付構造であって、支持プレ
ートの水平片および垂直片に設けられたパネル取付穴の
うち一側端部のパネル取付穴を係止するフックおよびパ
ネル側に向けて斜めに折曲された突片を備えた取付金具
を、予めパネルにねじ止めしてこの取付金具を介して電
気機器をパネルに固定する構造を備えている。
された水平片および垂直片からなる支持プレートに取り
付けられた電気機器を、前記水平片および垂直片の各両
側端部に設けられたパネル取付穴を介してねじによりパ
ネルに固定する電気機器の取付構造であって、支持プレ
ートの水平片および垂直片に設けられたパネル取付穴の
うち一側端部のパネル取付穴を係止するフックおよびパ
ネル側に向けて斜めに折曲された突片を備えた取付金具
を、予めパネルにねじ止めしてこの取付金具を介して電
気機器をパネルに固定する構造を備えている。
《実施例》 第１図には、この考案の一実施例が示されている。支持
プレート３１には、図示されない電気機器が取りつけら
れている。この支持プレート３１は、電気機器の基板と
平行な水平片３２と、これにほぼ直角に折曲された垂直
片３３とからなり、各片３２，３３の両側端部には長溝
状のパネル取付穴３４，３５（一側端部のみ図示）が形
成されている。
プレート３１には、図示されない電気機器が取りつけら
れている。この支持プレート３１は、電気機器の基板と
平行な水平片３２と、これにほぼ直角に折曲された垂直
片３３とからなり、各片３２，３３の両側端部には長溝
状のパネル取付穴３４，３５（一側端部のみ図示）が形
成されている。
一方、取付金具３６は、支持プレート３１の側辺部に沿
うＬ字形に形成された板材で、上部先端に正面パネル３
７側に向けて斜めに折曲した突片３８と、Ｌ字形の垂直
部上部右側に手前側に向けて折曲形成されたフック３９
と、水平部右側上部に同じく手前側に向けて折曲形成さ
れた別のフック４０とを備えている。これらフック３
９，４０は、支持プレート３１のパネル取付穴３４，３
５に対応する位置に形成され、それぞれパネル取付穴３
４，３５を挿入可能な大きさに形成されている。
うＬ字形に形成された板材で、上部先端に正面パネル３
７側に向けて斜めに折曲した突片３８と、Ｌ字形の垂直
部上部右側に手前側に向けて折曲形成されたフック３９
と、水平部右側上部に同じく手前側に向けて折曲形成さ
れた別のフック４０とを備えている。これらフック３
９，４０は、支持プレート３１のパネル取付穴３４，３
５に対応する位置に形成され、それぞれパネル取付穴３
４，３５を挿入可能な大きさに形成されている。
この取付金具３６は、その垂直部および水平部に形成さ
れたねじ挿通穴４１，４２内にねじ４３，４４を挿通し
て正面パネル３７に仮固定される。この仮固定は、第２
図に示すように、上部先端の突片３８が正面パネル３７
に軽く当接して金具３１の上部がパネル３７から浮いた
状態で保持され、この状態で支持プレート３１のパネル
取付穴３４，３５をフック３９，４０に挿入して係止し
た後、ねじ４３，４４を増締めして本固定する。これに
より突片３８は金具３１とパネル３７との間で挟圧され
平らになる。
れたねじ挿通穴４１，４２内にねじ４３，４４を挿通し
て正面パネル３７に仮固定される。この仮固定は、第２
図に示すように、上部先端の突片３８が正面パネル３７
に軽く当接して金具３１の上部がパネル３７から浮いた
状態で保持され、この状態で支持プレート３１のパネル
取付穴３４，３５をフック３９，４０に挿入して係止し
た後、ねじ４３，４４を増締めして本固定する。これに
より突片３８は金具３１とパネル３７との間で挟圧され
平らになる。
このように取付金具３１をパネル３７に仮固定して突片
３８によりパネル３７から少し浮いた状態で保持する
と、支持プレート３１すなわち電気機器の金具３１への
取り付けが容易になる。また本固定時に突片３８が押し
潰されるが、そのばね作業による反発力により、スプリ
ングワッシャを介したのと同様な強固な取り付けが可能
になる。
３８によりパネル３７から少し浮いた状態で保持する
と、支持プレート３１すなわち電気機器の金具３１への
取り付けが容易になる。また本固定時に突片３８が押し
潰されるが、そのばね作業による反発力により、スプリ
ングワッシャを介したのと同様な強固な取り付けが可能
になる。
この考案において、突片３８を形成する位置は任意であ
り、フック３９，４０の位置および形状は、使用する電
気機器の支持プレートに形成されたパネル取付穴の位置
および形状に準じて変更される。
り、フック３９，４０の位置および形状は、使用する電
気機器の支持プレートに形成されたパネル取付穴の位置
および形状に準じて変更される。
《考案の効果》 以上のように、この考案による電気機器の取付構造は、
電気機器が取り付けられた支持プレートの水平片および
垂直片に設けられたパネル取付穴のうち一側端部のパネ
ル取付穴を係止するフックおよびパネル側に向けて斜め
に折曲された突片を備えた取付金具を、予めパネルにね
じ止めしてこの取付金具を介して電気機器をパネルに固
定するので、取付金具を突片によりパネルから浮いた状
態に保持することができ、これにより支持プレートのパ
ネル取付穴を取付金具のフックに容易に係止させること
ができ、電気機器の正面パネルへの取り付けが容易かつ
確実に行なわれる効果がある。また、支持プレートのパ
ネル取付穴は支持プレートの水平片および垂直片の両側
端部に設けられているので、電気機器を平面パネルや側
面パネルに直接取り付けることもできる。
電気機器が取り付けられた支持プレートの水平片および
垂直片に設けられたパネル取付穴のうち一側端部のパネ
ル取付穴を係止するフックおよびパネル側に向けて斜め
に折曲された突片を備えた取付金具を、予めパネルにね
じ止めしてこの取付金具を介して電気機器をパネルに固
定するので、取付金具を突片によりパネルから浮いた状
態に保持することができ、これにより支持プレートのパ
ネル取付穴を取付金具のフックに容易に係止させること
ができ、電気機器の正面パネルへの取り付けが容易かつ
確実に行なわれる効果がある。また、支持プレートのパ
ネル取付穴は支持プレートの水平片および垂直片の両側
端部に設けられているので、電気機器を平面パネルや側
面パネルに直接取り付けることもできる。
【図面の簡単な説明】 第１図は、この考案の一実施例を示す電気機器取付構造
の概略斜視図、第２図は、第１図に示す取付構造の側面
図、第３図は、従来の取付構造の一例を示す斜視図、第
４図は、従来の取付構造の他の例を示す概略斜視図、第
５図は、従来の取付構造のさらに別の例を示す概略斜視
図である。 ３１…支持プレート、３２…水平片、３３…垂直片、３
４，３５…パネル取付穴、３６…取付金具、３７…正面
パネル、３８…突片、３９，４０…フック。
の概略斜視図、第２図は、第１図に示す取付構造の側面
図、第３図は、従来の取付構造の一例を示す斜視図、第
４図は、従来の取付構造の他の例を示す概略斜視図、第
５図は、従来の取付構造のさらに別の例を示す概略斜視
図である。 ３１…支持プレート、３２…水平片、３３…垂直片、３
４，３５…パネル取付穴、３６…取付金具、３７…正面
パネル、３８…突片、３９，４０…フック。
Claims (1)
- 【請求項１】ほぼ直角に折曲された水平片および垂直片
からなる支持プレートに取り付けられた電気機器を、前
記水平片および垂直片の各両側端部に設けられたパネル
取付穴を介してねじによりパネルに固定する電気機器の
取付構造であって、前記パネルにねじ止めされるととも
に、前記水平片および垂直片に設けられたパネル取付穴
のうち一側端部のパネル取付穴が係止されるフックおよ
び前記パネル側に向けて斜めに折曲された突片を備えた
取付金具を介して前記電気機器を前記パネルに固定した
ことを特徴とする電気機器の取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5152888U JPH062302Y2 (ja) | 1988-04-19 | 1988-04-19 | 電気機器の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5152888U JPH062302Y2 (ja) | 1988-04-19 | 1988-04-19 | 電気機器の取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01154678U JPH01154678U (ja) | 1989-10-24 |
| JPH062302Y2 true JPH062302Y2 (ja) | 1994-01-19 |
Family
ID=31277550
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5152888U Expired - Lifetime JPH062302Y2 (ja) | 1988-04-19 | 1988-04-19 | 電気機器の取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH062302Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2558338Y2 (ja) * | 1991-04-19 | 1997-12-24 | オムロン株式会社 | 電気機器の取付け構造 |
-
1988
- 1988-04-19 JP JP5152888U patent/JPH062302Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01154678U (ja) | 1989-10-24 |
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