JPH0622876B2 - プリフォーム結晶化装置におけるホルダー、打込みコアー及び冷却装置 - Google Patents

プリフォーム結晶化装置におけるホルダー、打込みコアー及び冷却装置

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JPH0622876B2
JPH0622876B2 JP63183686A JP18368688A JPH0622876B2 JP H0622876 B2 JPH0622876 B2 JP H0622876B2 JP 63183686 A JP63183686 A JP 63183686A JP 18368688 A JP18368688 A JP 18368688A JP H0622876 B2 JPH0622876 B2 JP H0622876B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、プラスチックびんのプリフォーム首部を結晶
化する装置に関し、特に、首部の精度を低下させること
なく結晶化を促進するためのプリフォーム保持用のホル
ダー、打込みコアーおよび、これらホルダーと打込みコ
アーを具備した冷却装置に関する。
[従来の技術] 延伸ポリエステルびんは、容器胴部が二軸方向に分子配
合されており、透明性,耐衝撃性,ガスバリヤー性およ
び軽量性等に優れていることから、現在種々内容物の容
器として広く用いられている。
しかし、延伸ポリエステルびんの首部は、胴部のような
二軸分子配合がなされていないため、内容物の熱間充填
や高温殺菌工程において、首部,ねじ山等に変形を生
じ、密封性や外観性を著しく低下させることがある。
そこで、延伸ポリエステルびんの首部の剛性,耐熱性等
を向上させるため、結晶化装置によってびんの首部を熱
処理し、その結晶化度を高めることが行なわれている
(特開昭54-68385号)。
しかしながら、プリフォームの首部を結晶化させる場合
には、剛性,耐熱性等が向上する反面、結晶化にともな
う密度の増加(体積の減少)による首部の変形、あるい
はホルダーの加熱によるプリフォームとの溶着など新た
な問題を生じている。
[解決すべき課題] 上記新たな問題を解決するために、例えば、プリフォー
ムの首部にコアーを嵌合させ、密度の増加による首部の
軸方向及び径方向の変形を防止する方法が開発されてい
る(特開昭58-185227)。この方法は優れた発明であ
り、首部変形の防止に有効であるが、プリフォームの首
部冷却のタイミングが難しかった。
すなわち、加熱された首部の冷却(硬化)が、ある程度
進んでいない状態でコアーを打ち込み嵌合すると、嵌合
時に作用する力で首部が変形してしまい、寸法精度の低
下をもたらす。このため、コアーを打ち込む前に首部を
ある程度冷却させて硬化させておく必要があるが、加熱
後急激に冷却すると、首部の硬化が進みすぎてコアーの
嵌合時に歪を生じ、内容物充填の際に、大きな後収縮を
発生するといった問題があった。
また、コアーの嵌合後に、首部を十分冷却して熱収縮を
生じさせ、首部をコアーに密着させないと、コアーを引
抜く際にプリフォームをいっしょに引上げることができ
ず、ホルダー内にプリフォームが残ったままになってし
まうといった問題があった。
一方、プフォームを、首部を露出させた状態で保持する
ホルダーにおいては、従来、次のような問題があった。
すなわち、ホルダーが過熱すると、プリフォームの胴部
がホルダーに溶着してしまい、プリフォームをホルダー
から円滑に引き上げることができなくなることがあっ
た。このため、ホルダーの温度が一定以上上昇しないよ
うにするため、ホルダーの外部から空冷している。しか
し、ホルダーの外部からの空冷は、冷却効率が悪く、ま
た、プリフォームの首部をも冷却してしまうという問題
があった。
さらに、ホルダーが冷却されると、プリフォームのつば
をホルダーの上縁に当てて首部を露出させ、プリフォー
ムをホルダーで保持するつば受け方式にあっては、ホル
ダーの上縁と接触するつば下面の熱がホルダーに奪わ
れ、つば下面の結晶化が不十分になってしまうといった
問題があった。
本発明は上記問題点にかんがみてなされたもので、つば
をホルダーの上縁から浮かせた状態でプリフォームを保
持し、かつ冷却も効率よく行なえるようにしたプリフォ
ーム結晶化装置におけるホルダーと、首部へ嵌合した後
の冷却を効率よく行なえるようにしたプリフォーム結晶
化装置における打込みコアーおよび、上記ホルダーと打
込みコアー等を用いプリフォームの結晶化を確実にタイ
ミングよく行なえるようにしたプリフォーム結晶化装置
における冷却装置の提供を目的とする。
[課題の解決手段] 上記目的を達成するため、本発明のプリフォーム結晶化
装置におけるホルダーは、熱可塑性ポリエステルからな
るプリフォームの首部を結晶化させる装置において、首
部を露出させた状態でプリフォームを保持する筒体の底
部に、プリフォームの受け部材を内蔵した構成とすると
ともに、必要に応じ、筒体の底部に通気孔を設けた構成
としてある。
また、本発明のプリフォーム結晶化装置における打込み
コアーは、首部に嵌合するコアーの内部に冷却液の案内
路を設けた構成としてある。
さらに、本発明のプリフォーム結晶化装置における冷却
装置は、熱可塑性ポリエステルからなるプリフォームの
首部を結晶化させる装置において、首部を露出させた状
態でプリフォームを保持する筒体の底部に、プリフォー
ムの受け部材を内蔵し、かつ通気孔を設けたホルダー
と、加熱工程の後でホルダーの通気孔に向けて空気を送
るブロアーと、首部に嵌合するコアーの内部に冷却液の
案内路を設けた打込みコアーとからなる構成としてあ
る。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面にもとづいて順次説明す
る。
第1図(a),(b)はプリフォーム結晶化装置の一例の
概略構成図を二つに分けて示す図、第2図はホルダーの
拡大断面図、第3図は移送装置の一部截断側面図、第4
図は移送装置の横断面図、第5図は加熱部の横断面図、
第6図は打込みターレット部の平面図、第7図は打込み
ターレット部のA−A切断図、第8図は打込みコアーの
部分断面拡大図、第9図はコアー打込み時の一部截断拡
大図、第10図はノックアウトの一部截断拡大図、第1
1図は第6図のB−B切断図、第12図は第6図のC−
C切断図、第13図は第6図のD−D切断図、第14図
はノックアウト不良検知器の平面図を示す。
第1図(a),(b)において、1はプリフォームの供給
装置、2は移送装置、3は加熱部、4は冷却ターレッ
ト、5は打込みターレット、6は検査装置、7は搬出装
置である。
プリフォームの供給装置1は、シュート110,分離タ
ーレット120,搬入ターレット130および、投入タ
ーレット140からなっており、図示せざる射出成形機
あるいはプリブロー成形機等より連続して送られてくる
高温状態のプリフォームWを、分離ターレット120に
おいて分離し、搬入ターレット130を経て投入ターレ
ット140から移送装置2のホルダー210へ投入す
る。
移送装置2は、投入ターレット140および冷却ターレ
ット4の各ポケットの間隔と同じ間隔で多数のホルダー
210をチェーン220によって環状に連結してある。
第2図に示すように、ホルダー210は筒体211を有
し、この筒体211は、内径をプリフォームWの胴部W
1外径より多少大きくし、かつ上縁内径をプリフォーム
WのつばW2外径より多少小さくしてある。また、ホル
ダー210の内底部には、プリフォームWの底部を受け
る受け部材212が上下動可能に設けてある。この受け
部材212は、押圧スプリング213により常時上方に
付勢されており、最上位にあるときには、筒体211の
上縁とプリフォームWのつばW2下面の間に僅かな隙間
Sを有した状態でプリフォームWを保持する。214は
筒体211の底部付近に設けられた通気孔であり、丁度
受け部材212の側部に位置している。
ホルダー210の筒体211は、加熱部において照射さ
れる近赤外線を吸収しにくいアルミニウム等で形成して
あり、しかもその肉厚は薄くしてある。また、ホルダー
210は、下端外周に自転用歯車215を設けるとも
に、軸216によって回転自在に支承されている。
チェーン220は、軸216を連結ピンとして連結され
ており、したがって、ホルダー210はチェーン220
に回転自在に支承され、かつ、チェーン220によって
連結された構成となっている。221はチェーン220
の下部に設けた車輪である。
チェーン220は、第1図(a),(b)に示すように従
動スプロケット222,223、冷却ターレット4およ
び打込みターレット5を介して連鎖状に張設してある。
従動スプロケット222,223は、テンションユニッ
ト224によって、張力を調整できるようにしてある。
第1図(a)および第4図に示す225は、ホルダー2
10の自転用歯車215と噛み合い、ホルダー210を
自転させる固定チェーンであり、投入ターレット140
から加熱部3を経て冷却ターレット4までの間に設けて
ある。したがって、チェーン220が移動すると、ホル
ダー210はチェーン220とともに直線的に移動し、
かつ自転する。
加熱部3は、移送装置2に沿って、投入ターレット14
0から冷却ターレット4の間に設けてある。第5図に示
すようにこの加熱部3は、加熱部3を構成する一ブロッ
クを、ホルダー210に向って進退可能なスタンド31
1と、スタンド311に上下動可能に設けられたヒータ
ユニット312と、ホルダー210に熱が当らないよう
にする遮蔽板316および、熱を反射させて有効利用を
図るための反射板317とで形成し、このブロックを多
数並設することにより加熱部の全体を構成してある。
ヒータユニット312は、ホルダー210に保持され露
出したプリフォームWの首部W3と対向しており、熱源
313として近赤外線ヒータを用いている。314は通
風口、315は冷却水路であり、それぞれヒータ313
の過熱を防止するとともに、通風口314より吹き出さ
れ熱風化した空気により、首部W3の加熱を一層有効な
らしめている。通風口314へは第1図(a)に示す送
風機321より空気が送られる。
なお、熱源としては、近赤外線ヒータ以外のヒータを利
用できることは勿論である。
冷却ターレット4は、第1図(a)に示すように、二つ
のターレット411,412からなっており、それぞれ
の外周にはチェーン220におけるホルダー210の取
り付け間隔と同じ間隔でポケット411a,412aが
設けてある。この冷却ターレット4に案内され移動する
間にプリフォームWは自然冷却が行なわれる。
打込みターレット5は、第6,7図に示すように外周に
ポケット511を設けたターレット510と、ターレッ
ト510の上部に位置する回転体520及び、各ポケッ
ト511の真上に位置する状態で回転体520の外周面
に装着された打込みコアー530とからなっている。回
転体520はターレット510と一体的に形成され、タ
ーレット510とともに固定軸512に支承されターレ
ット510と同期回転する。
打込みコアー530は、第8図に示すように、シリンダ
531によって上下動する支杆532と、この支杆53
2の先端に設けられたコアー533および、支杆532
の外周に設けられたノックアウト部材541を有してい
る。また、支杆532の内部には冷却液の案内路534
を設け、この案内路534に冷却液を流し、先端のコア
ー533を内部より冷却する構成としてある。
ノックアウト部材541は、支杆532を固定ピストン
ロッドとし、その外周に筒体542を設けシリンダとし
てある。筒体542はその下端を延長し、コアー533
と嵌合しているプリフォームWをたたくノックアウト片
543としてある。ノックアウト部材541は、回転体
520の外周面の垂直方向に設けたガイド544に沿っ
て、筒体542が上下動を行なう。
打込みコアー530におけるコアー533の上下動を行
なうシリンダ531への圧空の供給及び、ノックアウト
部材541を上下動させるための圧空の供給は、電磁弁
551を介して行なわれる。この電磁弁551の切り換
えは第6,7図に示すマイクロスイッチ552a,55
2bからの信号で行なう。マイクロスイッチ552a,
552bは、各打込みコアー530と対応した位置関係
で回転体520の上部内周に取り付けてある。
一方、553a,553bはマイクロスイッチ552
a,552bを作動させるためのカムであり、マイクロ
スイッチ552a,552bと対向して固定軸512上
端の取付板513に固定してある。
マイクロスイッチ552aは、シリンダ531への空圧
切換信号を電磁弁551へ送るもので、このマイクロス
イッチ552aと対応するカム553aは、第6図イ点
よりロ点までの間に形成してある。したがって、この間
マイクロスイッチ552aは作動し、電磁弁551を切
り換えてシリンダ531の上室(図示せず)に圧空を供
給し、打ち込みコアー530を下降させる。すなわち、
打込みコアー530はイ点で下降し(第9図)、ロ点で
プリフォームWを嵌合したまま再び上昇する。
また、マイクロスイッチ552bは、シリンダ542へ
の空圧切換信号を電磁弁551へ送るのもで、このマイ
クロスイッチ552bと対応するカム553bは、第6
図ハ点に設けてある。したがって、マイクロスイッチ5
52bはハ点に位置したときに作動し、電磁弁551を
切り換えてシリンダ542の下室に圧空を供給し、ノッ
クアウト部材541を下降させる。これにより、コアー
533と嵌合するプリフォームWは、つばW2が上方よ
りノックアウト片543にたたかれ(第10図)、コア
ー533より外れる。
551,552,553,はブロワーよりの吸込みダク
トであり、打込みターレット5の外周部に配置してあ
る。吸込みダクト551は、第6図におけるほぼイ点よ
りロ点までの間に配置してあり、その空気送風口551
aは、第11図に示すようにホルダー210の通気孔2
14と対応して設けてある。これにより、ホルダー21
0底部の受け部材212が冷却されるとともに、プリフ
ォームWも胴部w1が冷却される。これにより、プリフ
ォームWの底部が受け部材212と圧接するコアー53
3打込み時における、プリフォームWの底部と受け部材
212の溶着を防止する。
吸込みダクト552は、プリフォームWが抜かれたホル
ダー210を空冷するためのもので、第6図におけるほ
ぼロ点からハ点までの間に配置してあり、その送風口5
52aは、第12図に示すようにホルダー210の上方
に位置するようにしてある。また、吸込みダクト553
もプリフォームWが抜かれ供給位置1に送られるホルダ
ー210を空冷するもので、打込みこみターレット51
0と投入ターレット140の間に配置してあり、その送
風口553aは第13図に示すようホルダー210の上
方に位置するようにしてある。
これら吸込みダクト551,552,553には送風口
551a,552a,553aが設けてあり、また、空
気は第1図(b)に示す送風機561から送られてく
る。
なお、通気孔214を設けたホルダー210と、このホ
ルダー210に空気を送る吸込みダクト551,55
2,553および、冷却液の案内路534を有する打込
みコアー530によってプリフォーム結晶化装置におけ
る冷却装置を構成している。
560はノックアウト不良検知器であり、第1図(a)
に示すように、打込みターレット5の出口部付近(検査
装置6の入口付近)に配置してある。ノックアウト不良
検知器560を示す第14図において、561は揺動レ
バーで基体562に揺動可能に取り付けられており、そ
の後部に近接スイッチ563が設けてある。564は揺
動レバー561を常時反時計方向に付勢するための押圧
スプリングである。
ノックアウト部材541によるプリフォームWのノック
アウトが不良で、プリフォームWが打込みコアー530
のコアーと嵌合したまま戻ってくると、プリフォームW
の胴部W1が揺動レバー561と当接し、揺動レバー5
61をスプリング564の押圧力の抗して反時計方向に
回転する。これにより、近接スイッチが作動し、ノック
アウト不良を作業者等に報知する。
次に、上記のような構成からなる実施例装置の作動につ
いて説明する。
プリフォーム供給装置1の投入ターレット140より、
移送装置2のホルダー210に供給され、首部を露出し
た状態で保持されたプリフォームWは、チェーン220
の移動によりホルダー210とともに加熱部3に送られ
る。加熱部3では、ホルダー210より露出している首
部が加熱される。このとき、プリフォームWの底部は受
け部材212により保持されるので、つばW2とホルダ
ー210の筒体211上縁の間に隙間Sが形成される。
したがって、筒体211の上縁とつばW2の下部が溶着
したり、あるいは逆につばW2の下部の熱が筒体211
に逃げたりすることがない。
なお、つばW2と筒体211上縁間の隙間Sを変えるこ
とにより、つば下部の結晶化の長さを変えることがで
き、5〜10mmとして耐熱圧ボトルの生産用に用いるこ
ともできる。
ホルダー210に保持され、加熱部3を自転しながら移
動し、首部を均一加熱されたプリフォームWは、冷却タ
ーレット4に送られる。ここで、ターレット411,4
12に案内されつつ移動する間にプリフォームWの首部
は自然冷却される。首部の自然冷却は、コアー嵌合時に
歪を生じる程硬化せず、また、コアー嵌合時に変形を生
じない程の硬化を有するように冷却する。この冷却の程
度は、冷却ターレット4を構成するターレットの数,
径,配置等を変えることにより調整する。
冷却ターレット4で自然冷却されたプリフォームWは、
打込みターレット5のポケット511に送り込まれる。
そして、移送装置2の移動により、プリフォームWが第
6図に示すイ点にくると、このプリフォームWの上部に
位置する仕込みコアー530の作動用マイクロスイッチ
552aもカム553aによって作動される。これによ
り、打込みコアー530のシリンダ531が作動し、冷
却ターレット4から送られてきたプリフォームWの首部
にコアー533を打込み嵌合する(第9図)。
このようにして、プリフォームWの首部にコアー533
を嵌合させた状態で首部を冷却すると、首部の径方向及
び軸方向の変形を防止できる。
本装置では、さらに、コアー533の案内路534に冷
却液を流し、プリフォームWの首部を、コアー533の
嵌合後急激に冷却する。これによってプリフォームWの
首部の冷却効率を高めるとともに、首部を急激に収縮さ
せてコアー533に密着させる。また、首部のコアー5
33への密着により、首部の寸法精度のより一層の向上
も図れる。
これと同時に、ホルダー210の内底部には通気孔21
4を介し吸込みダクト551より空気を送り、受け部材
212とプリフォームWの底部を冷却する。これによ
り、プリフォームWの底部の硬化を促進し、コアー53
3の打込みにより受け部材212と圧接している底部の
変形を防ぎ、プリフォームWの軸方向の寸法精度を維持
する。
このように、コアー533によって首部を冷却され、吸
込みダクト551によって底部を冷却されつつ第6図ロ
点までプリフォームWが送られてくると、打込みコアー
530の作動用マイクロスイッチ552aはカム553
aから外れる。このため、コアー533は上昇するが、
このとき、コアー533にプリフォームWの首部が密着
しているので、プリフォームWもいっしょに上昇し、ホ
ルダー210より抜き出される。
プリフォームWは、打込みコアー530によって吊り下
げられたまま第6図に示すハ点まで送られると、ここ
で、ノックアウト部材作動用マイクロスイッチ552b
がカム553bによって作動され、ノックアウト部材5
41を下降させる。これにより、コアー533に密着し
て吊り下げられていたプリフォームWのつばW2が、ノ
ックアウト片543によってたたかれ(第10図)、検
査装置6のターレット611のポケット(図示せず)内
に落される。
その後、結晶化した首部の検査が検査装置6において行
なわれ、搬出装置7を介して排出される。
一方、プリフォームWを抜き出されたホルダー210
は、第6図に示すほぼロ点からハ点までの間と、打込み
ターレット5と投入ターレット140の間において、そ
れぞれ吸込みダクト552,553によって上部から送
風され、冷却される。このとき空気は、ホルダー210
の上部から底部の通気孔214を通って流れるので、効
率よくホルダー210を冷却する。
[発明の効果] 以上のように、本発明のプリフォーム結晶化装置におけ
るホルダーによれば、つばをホルダー上縁から浮かせる
ことによって結晶化不良の発生を防止し、また、底部に
設けた通気孔によりホルダーおよびプリフォームの冷却
を効率よく行なうことができる。
また、本発明のプリフォーム結晶化装置における打込み
コアーによれば、プリフォームの首部への嵌合後に冷却
を効率よく行なえるので、冷却効率の向上とプリフォー
ムの密着具合を高めることができる。
さらに、本発明のプリフォーム結晶化装置における冷却
装置によれば、プリフォームの冷却をタイミング良くし
かも確実に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図(a),
(b)はプリフォーム結晶化装置の一例の概略構成図を
二つに分けて示す図、第2図はホルダーの拡大断面図、
第3図は移送装置の一部截断側面図、第4図は移送装置
の横断面図、第5図は加熱部の横断面図、第6図は打込
みターレット部の平面図、第7図は打込みターレット部
のA−A切断図、第8図は打込みコアーの部分断面拡大
図、第9図はコアー打込み時の一部截断拡大図、第10
図はノックアウト時の一部截断拡大図、第11図は第6
図のB−B切断図、第12図は第6図のC−C切断図、
第13図は第6図のD−D切断図、第14図はノックア
ウト不良検知器の平面図を示す。 2:移送装置、210:ホルダー 212:受け部材、214:通気孔 3:加熱部、4:冷却ターレット 5:打込みターレット 520:回転体、530:打込みコアー 533:コアー、534:案内路 541:ノックアウト部材 551,552,553:吸込みダクト W:プリフォーム

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱可塑性ポリエステルからなるプリフォー
    ムの首部を結晶化させる装置において、首部を露出させ
    た状態でプリフォームを保持する筒体の底部に、プリフ
    ォームの受け部材を内蔵したことを特徴とするプリフォ
    ーム結晶化装置におけるホルダー。
  2. 【請求項2】熱可塑性ポリエステルからなるプリフォー
    ムの首部を結晶化させる装置において、首部を露出させ
    た状態でプリフォームを保持する筒体の底部に、プリフ
    ォームの受け部材を内蔵し、かつ通気孔を設けたことを
    特徴とするプリフォーム結晶化装置におけるホルダー。
  3. 【請求項3】熱可塑性ポリエステルからなるプリフォー
    ムの首部を結晶化させる装置において、首部に嵌合する
    コアーの内部に、冷却液の案内路を設けたことを特徴と
    するプリフォーム結晶化装置における打込みコアー。
  4. 【請求項4】熱可塑性ポリエステルからなるプリフォー
    ムの首部を結晶化させる装置において、首部を露出させ
    た状態でプリフォームを保持する筒体の底部に、プリフ
    ォームの受け部材を内蔵し、かつ通気孔を設けたホルダ
    ーと、加熱工程の後で上記ホルダーの通気孔に向けて空
    気を送るブロアーと、首部に嵌合するコアーの内部に冷
    却液の案内路を設けた打込みコアーとからなることを特
    徴としたプリフォーム結晶化装置における冷却装置。
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