JPH06228037A - フッ素置換ベンゼン誘導体並びにそれらを含む液晶組成物 - Google Patents
フッ素置換ベンゼン誘導体並びにそれらを含む液晶組成物Info
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- JPH06228037A JPH06228037A JP34506893A JP34506893A JPH06228037A JP H06228037 A JPH06228037 A JP H06228037A JP 34506893 A JP34506893 A JP 34506893A JP 34506893 A JP34506893 A JP 34506893A JP H06228037 A JPH06228037 A JP H06228037A
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Abstract
し、R2は炭素原子数1〜8のアルキル基を表わし、A
およびBはそれぞれ独立に1,4−フェニレン、モノフ
ッ素置換1,4−フェニレンまたはジフッ素置換1,4
−フェニレンを表わし、nは0、1または2を表わし、
mは0または1を表わし、pは1〜5の整数を表わす。
但しnとmは同時に0ではなく、AとBは同時に1,4
−フェニレンではないものとする)で表わされるフッ素
置換ベンゼン誘導体並びにそれらのフッ素置換ベンゼン
誘導体の少なくとも1種を含有する液晶組成物。
Description
れらの液晶性化合物の少なくとも1種を含有することを
特徴とする液晶組成物に関する。さらに詳しく言えば、
本発明は、ネマチック液晶組成物に関し、ネマチック液
晶組成物の調製の際、その組成成分として有用で、か
つ,化学的安定性に優れた新規なフッ素が置換されたベ
ンゼン環を有する液晶性化合物ならびにそれらの液晶性
化合物の少なくとも1種を含有することを特徴とする液
晶組成物に関する。
消費電力が少ない、薄型である等の優れた特徴を有して
いるため、従来より、時計、電卓、ワープロ、ポケット
テレビ等に広く用いられており、最近では画面サイズの
大きなもの、あるいは画素数の非常に多いディスプレイ
に応用されCRTに替わる表示装置として注目されてい
る。これらの液晶表示装置はネマチック液晶相の電気光
学効果を利用したものが殆どであり、その表示方式とし
てはTN型(ねじれネマチック型)、DSM型(動的散
乱型)、GH型(ゲスト−ホスト型)等がある。
温度範囲、しきい値電圧(Vth)、応答時間、視角特
性およびコントラスト等があり、一品目の液晶化合物の
みで要求されるそれらの特性を満たすことが困難である
ため、多種の液晶物質を混合し、個々の物質の有する特
性を生かした液晶組成物を作成することにより、要求さ
れる性能を満たしている。従って、実用に供される液晶
組成物を作成するために、個々に特徴のある種々の液晶
化合物が必要であり、例えば、広い動作温度範囲を得る
には広い温度範囲でネマチック相を有する材料、結晶−
ネマチック相転移温度(TCN)の低い材料あるいはネ
マチック相−等方性液体転移温度(TN I)の高い材料
等が必要であり、高速応答には低粘度な材料が、また、
低電圧駆動には低しきい値電圧材料が有効である。視野
角やコントラストには目的に応じて屈折率異方性(Δ
n)の大きな材料や小さな材料が必要となる。
液晶に添加して、TNIを上げて、動作温度範囲を拡げ
る材料、TNIを低下させることなく粘度を下げる材
料、あるいはしきい値電圧を下げる材料などを得ること
を主たる目的として、種々の構造化合物をデザインし、
合成して鋭意研究した結果、分子末端にアルコキシアル
キル基を、また、分子骨格側方にフッ素原子を有する構
造化合物がその目的を達成することを見いだし、本発明
を完成するに至った。
し、R2は炭素原子数1〜8のアルキル基を表わし、A
およびBはそれぞれ独立に1,4−フェニレン、モノフ
ッ素置換1,4−フェニレンまたはジフッ素置換1,4
−フェニレンを表わし、nは0、1または2を表わし、
mは0または1を表わし、pは1〜5の整数を表わす。
但しnとmは同時に0ではなく、Bが1,4−フェニレ
ンであるとき、mは0ではなく、かつ、Aは1,4−フ
ェニレンではないものとする)で表わされるフッ素置換
ベンゼン誘導体を提供するものであり、また、それらの
液晶性化合物の少なくとも1種を含有することを特徴と
する液晶組成物を提供するものである。
マチック液晶組成物作成時の組成成分としてそれらの化
合物を、組成物の所要の目的に応じ、母体液晶に対し、
適当な割合で混合することにより、TNIの上昇、ηの
低減、しきい値電圧の低減、Δnの増減等の諸物性の調
整を行うことができ有用なものである。
経路について説明し、さらに実施例等により、本発明を
詳細に説明する。
経路は、その一例であり、また、実施例とともに、これ
らの例により、本発明は制約されるものではない。 [合成経路図] 式中の各記号は前述の定義を有する。
ただし、X1およびX2は、それぞれ水素原子もしくは
1〜2個のフッ素原子を表わす。経路1 一般式(1)
においてm=0の場合
る。 経路1について:一般式2で表される化合物をアルキル
リチウムでリチオ化し、これに塩化亜鉛を加えて得られ
るアリールジンククロライドを、あるいは一般式3で表
される化合物をマグネシウムと反応させて得られるアリ
ールマグネシウムブロマイドをジクロルビストリフェニ
ルフォスフィンパラジウム[PdCl2(PP
h3)2]並びにジイソブチルアルミニウムハイドライ
ド[(iso−C4H9)2AlH]の存在下に一般式
1で表される化合物とカップリング反応させることによ
り一般式4で表される化合物が得られる。
ウムで脱水して得られる一般式5で表される化合物をパ
ラジウム/炭素(Pd/C)を触媒とした水添反応によ
り一般式6で表される化合物が得られる。これをアルキ
ルリチウムでリチオ化し、次いでN,N−ジメチルフォ
ルムアミド[(CH3)2NCOH]を用いてホルミル
化の後、トランス体を単離し、一般式7で表されるホル
ミル化令物が得られる。このホルミル化合物をSBH
(NaBH4)で還元して得られる一般式8で表される
化合物を塩化チオニルで塩素化することにより一般式9
で表される化合物が得られる。
コキサイド(R2ONa)とエーテル化反応させるか、
あるいは一般式8で表される化合物をNaH存在下にR
2Iとエーテル化反応することにより本発明による一般
式10で表される化合物を得ることができる。
原料とし、これをマグネシウムと反応させて得られるグ
リニャール試薬を用い、前記した一般式4、5並びに6
で表される化合物の合成の場合と同様の方法で一般式1
4で表される化合物が得られる。
サクシンイミドで臭素化し、トランス体単離の後、前記
した一般式9で表される化合物から一般式10で表され
る化合物を合成する方法と同様にして一般式10で表さ
れる化合物を得ることができる。
アン化カリウムでシアノ化し、アルカリ加水分解、リチ
ウムアルミニウムハイドライド(LiAlH4)還元、
塩化チオニルによる塩素化を順次行うことにより一般式
19で表される化合物が得られる。この化合物を式R2
ONaで表わされる化合物を用いてエーテル化すること
により一般式20におけるP=2の化合物が得られる。
表される化合物に替えて前記同様にシアノ化、還元、塩
素化を行い、さらにまた、シアノ化、還元、塩素化を任
意に繰り返し行った後、式R2ONaで表わされる化合
物を用いてエーテル化することによりpが3から5であ
る一般式20で表される化合物を得ることができる。
て、一般式1で表される化合物に替えて一般式21で表
される化合物(今成経路3に記載)を用い、他は一般式
4あるいは12で表される化合物を得る方法と同様にし
て、一般式23あるいは28で表される化合物が得られ
る。
式22で表される化合物(合成経路3に記載)と一般式
11で表される化合物とをテトラキストリフェニルホス
フィンパラジウム[Pd(PPh3)4]存在下にカッ
プリング反応することによっても得ることができる。
化合物に替えて一般式23で表される化合物を用いる
か、あるいは一般式14で表される化合物に替えて一般
式28で表される化合物を用い、他は一般式10を得る
方法と同様にして、一般式27で表される化合物を得る
ことができる。
いは15で表される化合物から一般式20で表される化
合物を得る方法と同様にして、一般式26あるいは29
で表される化合物から一般式34で表される化合物を得
ることができる。
る化合物をN−ブロモサクシンイミド(NBS)で臭素
化して得られる一般式35で表される化令物を、合成経
路1における一般式15で表される化合物に替えて用
い、他は一般式20を得る方法と同様にして一般式41
で表される化合物が得られる。
表される化合物のうち、n=0または1で
化合物は、合成経路1における一般式2または3で表さ
れる化合物に替えて、一般式42または43で表される
化合物を用い、他は一般式6で表される化合物を得る方
法と同様にして一般式46で表される化合物が得られ
る。これを臭素を用いて臭素化し一般式21で表される
化合物が得られる。一般式21で表される化合物をマグ
ネシウムと反応させて得られるグリニャール試薬にトリ
メチルボレート[B(OCH3)3]を作用させ、次い
で酸で分解することにより一般式22で表される化合物
が得られる。
を説明する。なお、本明細書中に記載されている略記号
は下記に示す意味を有する。 GLC: ガスクロマトグラフィー HPLC: 高速液体クロマトグラフィー IR: 赤外線吸収スペクトル Mass: 質量分析 b.p.: 沸点 C: 結晶 SB: スメクチックB相 SA: スメクチックA相 Ne: ネマチック相 I: 等方性液体
−ブロモサクシンイミド(NBS)30g、過酸化ベン
ゾイル0.4g並びに四塩化炭素(CCl4)100m
lを仕込み、撹拌しながら徐々に昇温し、還流下に2時
間反応させた後、不溶物を濾過して除き、濾液を水洗
し、溶媒を留去し、残留分を減圧蒸留して2−フルオロ
−4−ブロモベンジルブロマイド24.8g(58.6
%)を得た。b.p.142℃/29mmHg
トリウム3.2gを少しづつ加えて溶解し、これに
(a)で得た2−フルオロ−4−ブロモベンジルブロマ
イド24.8gを還流撹拌下に滴下し、2時間反応させ
た後、反応液を濃縮し、希塩酸に注加し、トルエンで抽
出し、水洗し、芒硝で乾燥後、溶媒を留去し、残留分を
減圧蒸留して2−フルオロー4−ブロモーメトキシメチ
ルベンゼン12g(59.6%)を得た。b.p.10
0〜110℃/29mmHg
3.7gおよびヨウ素の少量を仕込み、撹拌してMgを
活性化した。これに4−(トランス−4−プロピルシク
ロヘキシル)ブロムベンゼン39gのテトラヒドロフラ
ン(THF)200ml溶液の1/5量を加え加熱し
た。反応開始後、残りのTHF溶液を滴下し、還流撹拌
下に8時間反応してグリニャール試薬を調製した。
ウ酸トリメチル[B(OCH3)3]12gのTHF4
0ml溶液を仕込み、0℃で先に調製したグリニャール
試薬を滴下し、徐々に室温に戻し、3時間撹拌した。反
応液に氷冷した10%硫酸水溶液を加え、ベンゼンで抽
出し、水洗し、芒硝で乾燥し、溶媒を留去後、残留分を
ヘキサン/アセトンで再結晶して4−(トランス−4−
プロピルシクロヘキシル)フェニルボロン酸23.2g
(68%)を得た。
ム[Pd(PPh3)4]1.5g、(b)で得た2−
フルオロ−4−ブロモメトキシメチルベンゼン12gの
ベンゼン60ml溶液、2M炭酸ナトリウム水溶液48
ml、並びに(c)で得た4−(トランス−4−プロピ
ルシクロヘキシル)フェニルボロン酸15gのエタノー
ル60ml溶液を仕込み、チッ素雰囲気下に6時間撹拌
還流した。反応液を水に注加し、ベンゼン層を水洗し、
芒硝で乾燥し、溶媒を留去後、残留分をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(溶離液トルエン/ヘキサン=1
/1)で精製し、次いで、アセトンで再結晶して、4−
(トランス−4−プロピルシクロヘキシル)−3′−フ
ルオロ−4′−メトキシメチルビフェニル3.6g(1
9.6%)を得た。
った。またMass分析で340に分子イオンピークが
認められたこと、並びにIR測定における特性吸収波
長、さらに用いた原料からみて、得られた物質が標記化
合物であることを確認した。この物をメトラーホットス
テージFP−82を用いて、偏光顕微鏡下で相変化を観
察した。その結果を表2に示す。
ルシクロヘキシル)ブロムベンゼン39gに替えて、4
−(トランス−4−ペンチルシクロヘキシル)ブロムベ
ンゼン42.8gを用い、他は実施例1(c)と同様に
操作して、4−(トランス−4−ペンチルシクロヘキシ
ル)フェニルボロン酸23.8g(62.7%)を得
た。
ルシクロヘキシル)フェニルボロン酸15gに替えて
(a)で得た4−(トランス−4−ペンチルシクロヘキ
シル)フェニルボロン酸16.2gを用い、他は実施例
1(d)と同様に操作して、4−(トランス−4−ペン
チルシクロヘキシル)−3′−フルオロ−4′−メトキ
シメチルビフェニル5.7g(25.6%)を得た。こ
の物の純度はHPLCで99.8%であった。
ークが認められたこと、並びにIR測定における特性吸
収波長、さらに用いた原料からみて、得られた物質が標
記化合物であることを確認した。この物をメトラーホッ
トステージFP−82を用いて、偏光顕微鏡下で相変化
を観察した。その結果を表2に示す。
トキシメチルベンゼン12gに替えて、3,5−ジフル
オロプロムベンゼン10.5gを並びに4−(トランス
−4−プロピルシクロヘキシル)フェニルボロン酸15
gに替えて実施例2(a)で得られる4−(トランス−
4−ペンチルシクロヘキシル)フェニルボロン酸16.
8gを用い、他は実施例1(d)と同様に操作して、4
−(トランス−4−ペンチルシクロヘキシル)−3′,
5′−ジフルオロビフェニル6.3g(33.3%)を
得た。
−4−ペンチルシクロヘキシル)−3′,5′−ジフル
オロビフェニル5.8g並びに脱水脱気したTHF35
mlを仕込み、これに撹拌下、−55℃でn−C4H9
Li/ヘキサン溶液13ml(n−C4H9Li0.0
21モル)を徐々に加え、同温度で2時間反応後、ジメ
チルホルムアミド2.5gのTHF50ml溶液を1.
5時間を要して滴下した。滴下後、同温度で2時間、さ
らに−40℃で1時間反応し、一夜放置した。反応液を
希塩酸に注加し、1時間室温で撹拌後、ベンゼンで抽出
し、食塩水で洗浄し、芒硝で乾燥し、溶媒を留去して、
残留分[粗4−(トランス−4−ペンチルシクロヘキシ
ル)−3′,5′−ジフルオロ−4′−ホルミルビフェ
ニル]6.4gを得た。GLC 95.3%
ランス−4−ペンチルシクロヘキシル)−3′,5′−
ジフルオロ−4′−ホルミルビフェニル6.3g、並び
にNaBH4(SBH)2.1gを仕込み、撹拌還流下
にメタノール10mlを6時間を要して滴下し、滴下
後、2時間還流撹拌した。反応液を水に注加し、塩酸酸
性とした後、エーテルで抽出し、食塩水で洗浄後、芒硝
で乾燥し、溶媒を留去し、残留分をヘキサンで再結晶し
て4−(トランス−4−ペンチルシクロヘキシル)−
3′,5′−ジフルオロ−4′−ヒドロキシメチルビフ
ェニル5.9g(93.1%)を得た。GLC 98.
7%
シクロヘキシル)−3′,5′−ジフルオロ−4′−ヒ
ドロキシメチルビフェニル5.9g、ベンゼン170m
l並びに塩化チオニル40mlを仕込み、12時間撹拌
還流した。反応液を希KOH/氷水に撹拌しながら注加
し、ベンゼンで抽出し、食塩水で洗浄後、芒硝で乾燥
し、溶媒を留去し、残留分[粗4−(トランス−4−ペ
ンチルシクロヘキシル)−3′,5′−ジフルオロ−
4′−クロルメチルビフェニル]を得た。別の反応器
に、メタノール20mlを仕込み、撹拌下に金属Na
0.5gを加え、溶解後、先に得た粗4−(トランス−
4−ペンチルシクロヘキシル)−3′,5′−ジフルオ
ロ−4′−クロルメチルビフェニルのベンゼン70ml
溶液を加え、8時間撹拌還流した。反応液を水に注加
し、ベンゼンで抽出し、食塩水で洗浄後、芒硝で乾燥
し、溶媒を留去し、残留分をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(溶離液ベンゼン)で精製し、次いで、アセ
トンで再結晶して4−(トランス−4−ペンチルシクロ
ヘキシル)−3′,5′−ジフルオロ−4′−メトキシ
メチルビフェニル2.14g(34.6%)を得た。
った。またMass分析で386に分子イオンピークが
認められたこと、並びにIR測定における特性吸収波
長、さらに用いた原料からみて、得られた物質が標記化
合物であることを確認した。この物をメトラーホットス
テージFP−82を用いて、偏光顕微鏡下で相変化を観
察した。その結果を表2に示す。
HF60mlを仕込み、アルゴン気流下、−50℃でn
−C4H9Li/ヘキサン(n−C4H9Li0.04
4mol)溶液22.8mlを撹拌下に加え、−40℃
で5時間反応後、無水塩化亜鉛6.0gを加え、2時間
反応し、徐々に昇温して、室温で一夜放置し、2,3−
ジフルオロフェニルジンククロライド溶液を調製した。
2(PPh3)21.0g、THF30ml、1M(i
so−C4H9)2AlH/ヘキサン溶液3ml並びに
4−(トランス−4−プロピルシクロヘキシル)ブロム
ベンゼン10.0gを仕込み、撹拌下に、40℃で先に
調製した2,3−ジフルオロフェニルジンククロライド
溶液を滴下し、50〜60℃で4時間反応後、一夜放置
した。反応液を希塩酸に注加し、ベンゼンで抽出し、食
塩水で洗浄し、芒硝で乾燥後、溶媒を留去し、残留分を
GTOで蒸留し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー
(溶離液ベンゼン)で精製し、さらに、アセトンで再結
晶して4−(トランス−4−プロピルシクロヘキシル)
−2′,3′−ジフルオロビフェニル7.9g(69.
9%)を得た。GLC 88.3%
ルシクロヘキシル)−3′,5′−ジフルオロビフェニ
ル5.8gに替えて、(a)で得た4−(トランス−4
−プロピルシクロヘキシル)−2′,3′−ジフルオロ
ビフェニル5.3gを用い、他は実施例3(b)と同様
に操作して、4−(トランス−4−プロピルシクロヘキ
シル)−2′,3′−ジフルオロ−4′−ホルミルビフ
ェニルの粗製品5.8gを得た。GLC 92.8%
ルシクロヘキシル)−3′,5′−ジフルオロ−4′−
ホルミルビフェニル6.3gに替えて、(b)で得た4
−(トランス−4−プロピルシクロヘキシル)−2′,
3′−ジフルオロ−4′−ホルミルビフェニル5.8g
を用い、他は実施例3(c)と同様に操作して、4−
(トランス−4−プロピルシクロヘキシル)−2′,
3′−ジフルオロ−4′−ヒドロキシメチルビフェニル
5.5g(94.0%)を得た。GLC 96.6%
ルシクロヘキシル)−3′,5′−ジフルオロ−4′−
ヒドロキシメチルビフェニル5.9gに替えて、(c)
で得た4−(トランス−4−プロピルシクロヘキシル)
−2′,3′−ジフルオロ−4′−ヒドロキシメチルビ
フェニル5.5gを用い、他は実施例3(d)と同様に
操作して、4−(トランス−4−プロピルシクロヘキシ
ル)−2′,3′−ジフルオロ−4′−メトキシメチル
ビフェニル1.85g(32.4%)を得た。この物の
純度はHPLCで99.9%であった。またMass分
析で358に分子イオンピークが認められたこと、並び
にIR測定における特性吸収波長、さらに用いた原料か
らみて、得られた物質が標記化合物であることを確認し
た。この物をメトラーホットステージFP−82を用い
て、偏光顕微鏡下で相変化を観察した。その結果を表2
に示す。
ルシクロヘキシル)ブロムベンゼン10.0gに替え
て、4−(トランス−4−ペンチルシクロヘキシル)ブ
ロムベンゼン11.0gを用い、他は実施例4(a)と
同様に操作して、4−(トランス−4−ペンチルシクロ
ヘキシル)−2′,3′.ジフルオロビフェニル9.1
g(73.8%)を得た。GLC 97.6%
ルシクロヘキシル)−3′,5′−ジフルオロビフェニ
ル5.8gに替えて、(a)で得た4−(トランス−4
−ペンチルシクロヘキシル)−2′,3′−ジフルオロ
ビフェニル5.8gを用い、他は実施例3(b)と同様
に操作して、4−(トランス−4−ペンチルシクロヘキ
シル)−2′,3′−ジフルオロ−4′−ホルミルビフ
ェニルの粗製品6.3gを得た。GLC 96.4%
ルシクロヘキシル)−3′,5′−ジフルオロ−4′−
ホルミルビフェニル6.3gに替えて、(b)で得た4
−(トランス−4−ペンチルシクロヘキシル)−2′,
3′−ジフルオロ−4′−ホルミルビフェニル6.3g
を用い、他は実施例3(c)と同様に操作して、4−
(トランス−4−ペンチルシクロヘキシル)−2′,
3′−ジフルオロ−4′−ヒドロキシメチルビフェニル
5.8g(90.0%)を得た。GLC 95.5%
ルシクロヘキシル)−3′,5′−ジフルオロ−4′−
ヒドロキシメチルビフェニル5.9gに替えて、(c)
で得た4−(トランス−4−ペンチルシクロヘキシル)
−2′,3′−ジフルオロ−4′−ヒドロキシメチルビ
フェニル5.9gを用い、他は実施例3(d)と同様に
操作して、4−(トランス−4−ペンチルシクロヘキシ
ル)−2′,3′−ジフルオロ−4′−メトキシメチル
ビフェニル2.40g(38.8%)を得た。
あった。またMass分析で386に分子イオンピーク
が認められたこと、並びにIR測定における特性吸収波
長、さらに用いた原料からみて、得られた物質が標記化
合物であることを確認した。この物をメトラーホットス
テージFP−82を用いて、偏光顕微鏡下で相変化を観
察した。その結果を表2に示す。
ペンチルシクロヘキシル)−2′,3′−ジフルオロ−
4′−ヒドロキシメチルビフェニル3.0gおよびDM
F20mlを仕込み、氷冷下、60%NaH1.0gを
加え、次いで、1−ヨードヘキサン1.9gのDMF1
0ml溶液を滴下し、12時間室温で撹拌した。
ルで抽出し、油層を水洗し、芒硝で乾燥後、溶媒を留去
し、残留分をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶
離液ヘキサン)精製し、GTO蒸留、アセトンによる再
結晶を経て、4−(トランス−4−ペンチルシクロヘキ
シル)−2′,3′−ジフルオロ−4′−ヘキシルオキ
シメチルビフェニル1.27g(34.8%)を得た。
この物の純度はHPLCで99.4%であった。
ークが認められたこと、並びにIR測定における特性吸
収波長、さらに用いた原料からみて、得られた物質が標
記化合物であることを確認した。この物をメトラーホッ
トステージFP−82を用いて、偏光顕微鏡下で相変化
を観察した。その結果を表2に示す。
ルシクロヘキシル)ブロムベンゼン10.0gに替え
て、4−(トランス−4−ブチルシクロヘキシル)ブロ
ムベンゼン10.5gを用い、他は実施例4(a)と同
様に操作して、4−(トランス−4−ブチルシクロヘキ
シル)−2′,3′−ジフルオロビフェニル9.5g
(81.4%)を得た。HPLC 98.2%
ルシクロヘキシル)−3′,5′−ジフルオロビフェニ
ル5.8gに替えて、(a)で得た4−(トランス−4
−ブチルシクロヘキシル)−2′,3′−ジフルオロビ
フェニル5.6gを用い、他は実施例3(b)と同様に
操作して、4−(トランス−4−ブチルシクロヘキシ
ル)−2′,3′−ジフルオロ−4′−ホルミルビフェ
ニルの粗製品6.1gを得た。HPLC 97.5%
ルシクロヘキシル)−3′,5′−ジフルオロ−4′−
ホルミルビフェニル6.3gに替えて、(b)で得た4
−(トランス−4−ブチルシクロヘキシル)−2′,
3′−ジフルオロ−4′−ホルミルビフェニル6.1g
を用い、他は実施例3(c)と同様に操作して、4−
(トランス−4−ブチルシクロヘキシル)−2′,3′
−ジフルオロ−4′−ヒドロキシメチルビフェニル5.
6g(91.3%)を得た。HPLC98.8%
ルシクロヘキシル)−3′,5′−ジフルオロ−4′−
ヒドロキシメチルビフェニル5.9gに替えて、(c)
で得た4−(トランス−4−ブチルシクロヘキシル)−
2′,3′−ジフルオロ−4′−ヒドロキシメチルビフ
ェニル5.7gを用い、他は実施例3(d)と同様に操
作して、4−(トランス−4−ブチルシクロヘキシル)
−2′,3′−ジフルオロ−4′−メトキシメチルビフ
ェニル2.36g(39.8%)を得た。
あった。またMass分析で372に分子イオンピーク
が認められたこと、並びにIR測定における特性吸収波
長、さらに用いた原料からみて、得られた物質が標記化
合物であることを確認した。この物をメトラーホットス
テージFP−82を用いて、偏光顕微鏡下で相変化を観
察した。その結果を表2に示す。
込み、10℃まで冷却し、撹拌下、トランス−4−フェ
ニルシクロヘキサンカルボン酸306gのTHF1.5
リットル溶液を滴下し、2時間還流した。反応液を希塩
酸に注加し、ベンゼンで抽出し、水洗し、芒硝で乾燥
し、溶媒を留去後、残留物を減圧蒸留し、トランス−4
−ヒドロキシメチルシクロヘキシルベンゼン278g
(98%)を得た。b.p.165℃/8.0mmHg
GLC 99%
ルシクロヘキシルベンゼン187g並びにピリジン56
0mlを仕込み、撹拌下に、0℃でp−トルエンスルホ
ニルクロライド360gを少量づつ添加し、同温度で2
時間、室温で6時間撹拌後、トルエン400mlを加
え、反応液を吸引濾過し、濾液を5%苛性ソーダ水溶液
で洗浄し、水洗し、芒硝で乾燥し、溶媒を留去し、トラ
ンス−4−トシルオキシメチルシクロヘキシルベンゼン
310g(92%)を得た。GLC98%
ヘプチルブロマイド72gのTHF1.5リットル溶液
の少量を添加し、撹拌した。発泡して反応を開始してか
ら残りのTHF溶液を還流を保つように滴下し、滴下後
さらに2時間熟成してグリニャール試薬を調製した。
を添加し、撹拌下に(b)で得たトランス−4−トシル
オキシメチルシクロヘキシルベンゼン37.8gのTH
F30ml溶液を滴下し、滴下後20時間反応させた。
反応液を希塩酸に注加し、ベンゼンで抽出し、水洗し、
芒硝で乾燥し、溶媒を留去後、残留物をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(溶離液ヘキサン)にて精製し、
トランス−4−オクチルシクロヘキシルベンゼン18.
0g(38%)を得た。GLC 98%
ヘキシルベンゼン18.0g、塩化メチレン60ml並
びに硝酸タリウム1.5gを仕込み、撹拌下、0℃にて
臭素5.1gを滴下し、2時間反応させた。次いで、3
0%チオ硫酸ナトリウム15mlを注加し、撹拌し、塩
化メチレンで抽出後、水洗し、芒硝で乾燥し、溶媒を留
去し、得られた残留物をメタノール/アセトン混合溶媒
で再結晶して、4−(トランス−4−オクチルシクロヘ
キシル)ブロムベンゼン12.6g(69%)を得た。
GLC 98%
ルシクロヘキシル)ブロムベンゼン10.0gに替え
て、(d)で得た4−(トランス−4−オクチルシクロ
ヘキシル)ブロムベンゼン12・5gを用い、他は実施
例4(a)と同様に操作して、4−(トランス−4−オ
クチルシクロヘキシル)−2′,3′−ジフルオロビフ
ェニル9.4g(68.3%)を得た。GLC 96%
ルシクロヘキシル)−3′,5′−ジフルオロビフェニ
ル5.8gに替えて、(e)で得た4−(トランス−4
−オクチルシクロヘキシル)−2′,3′−ジフルオロ
ビフェニル6.5gを用い、他は実施例3(b)と同様
に操作して、4−(トランス−4−オクチルシクロヘキ
シル)−2′,3′−ジフルオロ−4′−ホルミルビフ
ェニルの粗製品7.1gを得た。GLC 97.4%
ルシクロヘキシル)−3′,5′−ジフルオロ−4′−
ホルミルビフェニル6.3gに替えて、(f)で得た4
−(トランス−4−オクチルシクロヘキシル)−2′,
3′−ジフルオロ−4′−ホルミルビフェニル7.0g
を用い、他は実施例3(c)と同様に操作して、4−
(トランス−4−オクチルシクロヘキシル)−2′,
3′−ジフルオロ−4′−ヒドロキシメチルビフェニル
6.2g(88.4%)を得た。GLC 96.4%
ルシクロヘキシル)−3′,5′−ジフルオロ−4′−
ヒドロキシメチルビフェニル5.9gに替えて、(g)
で得た4−(トランス−4−オクチルシクロヘキシル)
−2′,3′−ジフルオロ−4′−ヒドロキシメチルビ
フェニル6.2gを用い、他は実施例3(d)と同様に
操作して、4−(トランス−4−オクチルシクロヘキシ
ル)−2′,3′−ジフルオロ−4′−メトキシメチル
ビフェニル2.30g(35.5%)を得た。
った。またMass分析で428に分子イオンピークが
認められたこと、並びにIR測定における特性吸収波
長、さらに用いた原料からみて、得られた物質が標記化
合物であることを確認した。この物をメトラーホットス
テージFP−82を用いて、偏光顕微鏡下で相変化を観
察した。その結果を表2に示す。
プロピルシクロヘキシル)シクロヘキサノール80.2
gを仕込み、溶解後、5%次亜塩素酸ソーダ水溶液53
2gを室温撹拌下に3時間を要して滴下し、2時間反応
させた。反応液を水に注加し、ベンゼンで抽出し、食塩
水で洗浄後、芒硝で乾燥し、溶媒を留去し、残留分をア
セトンで2回再結晶して4−(トランス−4−プロピル
シクロヘキシル)シクロヘキサノン59.6g(75
%)を得た。GLC 98.8%
0ml並びにTHF250mlを仕込み、撹拌下に−7
0℃でn−C4H9Li/ヘキサン溶液129ml(n
−C4H9Li0.2mol)を加え、3時間反応後、
同温度で(a)で得た4−(トランス−4−プロピルシ
クロヘキシル)シクロヘキサノン44.4gのTHF2
50ml溶液を3時間を要して滴下した。滴下後、同温
度で2時間反応後、一夜放置した。
ベンゼンで抽出し、食塩水で洗浄し、芒硝で乾燥後、溶
媒を留去した。得られた残留分[4−(4−トランス−
プロピルシクロヘキシル)−1−(2,3−ジフルオロ
フェニル)シクロヘキサノール]、硫酸水素カリウム3
0g並びにトルエン300mlを別の反応器に仕込み、
撹拌還流下に生成水を除去しながら脱水反応させた。反
応液を冷却し、濾過し、濾液を食塩水で洗浄後、芒硝で
乾燥し、溶媒を留去し、残留分を蒸留して4−(トラン
ス−4−プロピルシクロヘキシル)−1−(2,3−ジ
フルオロフェニル)シクロヘキセン39.6gを得た。
GLC 98.7%、b.p.173℃/0.07mm
Hg
プロピルシクロヘキシル)−1−(2,3−ジフルオロ
フェニル)シクロヘキセン17.6g、Pd/C(パラ
ジウムカーボン)1.0g、エタノール50ml並びに
酢酸エチル70mlを仕込み、水素置換の後、水素圧力
3kg/cm2で、室温撹拌下に1日間反応させた。反
応液を濾過し、濾液中の溶媒を留去し、残留分をアセト
ンで再結晶して4−(トランス−4−プロピルシクロヘ
キシル)−1−(2,3−ジフルオロフェニル)シクロ
ヘキサン16.7g(95%)を得た。GLC cis
−form 46.7%、trans−form 4
5.1%
ルシクロヘキシル)−3′,5′−ジフルオロビフェニ
ル5.8gに替えて、(c)で得た4−(トランス−4
−プロピルシクロヘキシル)−1−(2,3−ジフルオ
ロフェニル)シクロヘキサン5.44gを用い、他は実
施例3(b)と同様に操作して得られる残留分をアセト
ンで再結晶して、立体異性体を分離精製し、4−(トラ
ンス,トランス−4−プロピルジシクロヘキシル−4′
−イル)−2,3−ジフルオロホルミルベンゼン2.2
6g(38.3%)を得た。GLC 99.6%
ルシクロヘキシル)−3′,5′−ジフルオロ−4′−
ホルミルビフェニル6.3gに替えて、(d)で得た4
−(トランス,トランス−4−プロピルジシクロヘキシ
ル−4′−イル)−2,3−ジフルオロホルミルベンゼ
ン5.93gを用い、他は実施例3(c)と同様に操作
して、4−(トランス−トランス−4−プロピルジシク
ロヘキシル−4′−イル)−2,3−ジフルオロベンジ
ルアルコール5.65g(94.7%)を得た。GLC
98.5%
ルシクロヘキシル)−3′,5′−ジフルオロ−4′−
ヒドロキシメチルビフェニル5.9gに替えて、(e)
で得た4−(トランス,トランス−4−プロピルジシク
ロヘキシル−4′−イル)−2,3−ジフルオロベンジ
ルアルコール5.55gを用い、他は実施例3(d)と
同様に操作して、4−(トランス,トランス−4−プロ
ピルジシクロヘキシル−4′−イル)−2,3−ジフル
オロ−メトキシメチルベンゼン1.70g(29.7
%)を得た。
った。またMass分析で364に分子イオンピークが
認められたこと、並びにIR測定における特性吸収波
長、さらに用いた原料からみて、得られた物質が標記化
合物であることを確認した。この物をメトラーホットス
テージFP−82を用いて、偏光顕微鏡下で相変化を観
察した。その結果を表2に示す。
ルシクロヘキシル)シクロヘキサノール80.2gに替
えて、4−(トランス−4−ペンチルシクロヘキシル)
シクロヘキサノール90.2gを用い、他は実施例9
(a)と同様に操作して、4−(トランス−4−ペンチ
ルシクロヘキシル)シクロヘキサノン72.1g(8
0.5%)を得た。GLC 98.4%
ルシクロヘキシル)シクロヘキサノン44.4gに替え
て、(a)で得た4−(トランス−4−ペンチルシクロ
ヘキシル)シクロヘキサノン50.0gを用い、他は実
施例9(b)と同様に操作して、4−(トランス−4−
ペンチルシクロヘキシル)−1−(2,3−ジフルオロ
フェニル)シクロヘキセン46g(66.5%)を得
た。
ルシクロヘキシル)−1−(2,3−ジフルオロフェニ
ル)シクロヘキセン17.66gに替えて、(b)で得
た4−(トランス−4−ペンチルシクロヘキシル)−1
−(2,3−ジフルオロフェニル)シクロヘキセン1
9.1gを用い、他は実施例9(c)と同様に操作し
て、4−(トランス−4−ペンチルシクロヘキシル)−
1−(2,3−ジフルオロフェニル)シクロヘキサン1
7.6g(91.7%)を得た。GLC cis−fo
rm 42%、trans−form 56%
ルシクロヘキシル)−3′,5′−ジフルオロビフェニ
ル5.8gに替えて、(c)で得た4−(トランス−4
−ペンチルシクロヘキシル)−1−(2,3−ジフルオ
ロフェニル)シクロヘキサン5.9gを用い、他は実施
例3(b)と同様に操作して得られる残留分をアセトン
で再結晶して、立体異性体を分離精製し、4−(トラン
ス,トランス−4−ペンチルジシクロヘキシル−4′−
イル)−2,3−ジフルオロホルミルベンゼン2.18
g(34.2%)を得た。GLC 99.1%
ルシクロヘキシル)−3′,5′−ジフルオロ−4′−
ホルミルビフェニル6.3gに替えて、(d)で得た4
−(トランス,トランス−4−ペンチルジシクロヘキシ
ル−4′−イル)−2,3−ジフルオロホルミルベンゼ
ン6.40gを用い、他は実施例3(c)と同様に操作
して、4−(トランス,トランス−4−ペンチルジシク
ロヘキシル−4′−イル)−2,3−ジフルオロベンジ
ルアルコール5.97g(92.8%)を得た。GLC
98.5%
ルシクロヘキシル)−3′,5′−ジフルオロ−4′−
ヒドロキシメチルビフェニル5.9gに替えて、(e)
で得た4−(トランス,トランス−4−ペンチルジシク
ロヘキシル−4′−イル)−2,3−ジフルオロベンジ
ルアルコール6.00gを用い、他は実施例3(d)と
同様に操作して、4−(トランス,トランス−4−ペン
チルジシクロヘキシル−4′−イル)−2,3−ジフル
オロ−メトキシメチルベンゼン1.85g(29.7
%)を得た。
った。またMass分析で392に分子イオンピークが
認められたこと、並びにIR測定における特性吸収波
長、さらに用いた原料からみて、得られた物質が標記化
合物であることを確認した。この物をメトラーホットス
テージFP−82を用いて、偏光顕微鏡下で相変化を観
察した。その結果を表2に示す。
ルシクロヘキシル)シクロヘキサノール80.2gに替
えて、4−(トランス−4−ブチルシクロヘキシル)シ
クロヘキサノール85.2gを用い、他は実施例9
(a)と同様に操作して、4−(トランス−4−ブチル
シクロヘキシル)シクロヘキサノン67.6g(80.
0%)を得た。GLC 90.0%
ルシクロヘキシル)シクロヘキサノン44.4gに替え
て、(a)で得た4−(トランス−4−ブチルシクロヘ
キシル)シクロヘキサノン47.2gを用い、他は実施
例9(b)と同様に操作して、4−(トランス−4−ブ
チルシクロヘキシル)−1−(2,3−ジフルオロフェ
ニル)シクロヘキセン46.5g(70.0%)を得
た。GLC96.8%
ルシクロヘキシル)−1−(2,3−ジフルオロフェニ
ル)シクロヘキセン17.66gに替えて、(b)で得
た4−(トランス−4−ブチルシクロヘキシル)−1−
(2,3−ジフルオロフェニル)シクロヘキセン18.
4gを用い、他は実施例9(c)と同様に操作して、4
−(トランス−4−ブチルシクロヘキシル)−1−
(2,3−ジフルオロフェニル)シクロヘキサン16.
6g(89.7%)を得た。GLCcis−form
53.5% trans−form 45.9%
ルシクロヘキシル)−3′,5′−ジフルオロビフェニ
ル5.8gに替えて、(c)で得た4−(トランス−4
−ブチルシクロヘキシル)−1−(2,3−ジフルオロ
フェニル)シクロヘキサン5.66gを用い、他は実施
例3(b)と同様に操作して得られる残留分をアセトン
で再結晶して、立体異性体を分離精製し、4−(トラン
ス,トランス−4−ブチルジシクロヘキシル−4′−イ
ル)−2,3−ジフルオロホルミルベンゼン2.38g
(38.8%)を得た。GLC 99.1%
ルシクロヘキシル)−3′,5′−ジフルオロ−4′−
ホルミルビフェニル6.3gに替えて、(d)で得た4
−(トランス,トランス−4−ブチルジシクロヘキシル
−4′−イル)−2,3−ジフルオロホルミルベンゼン
6.19gを用い、他は実施例3(c)と同様に操作し
て、4−(トランス−トランス−4−ブチルジシクロヘ
キシル−4′−イル)−2,3−ジフルオロベンジルア
ルコール5.58g(90.2%)を得た。GLC 9
9.1%
ルシクロヘキシル)−3′,5′−ジフルオロ−4′−
ヒドロキシメチルビフェニル5.9gに替えて、(e)
で得た4−(トランス,トランス−4−ブチルジシクロ
ヘキシル−4′,イル)−2,3−ジフルオロベンジル
アルコール5.77gを用い、他は実施例3(d)と同
様に操作して、4−(トランス−トランス−4−ブチル
ジシクロヘキシル−4′−イル)−2,3−ジフルオロ
−メトキシメチルベンゼン2.10g(35.0%)を
得た。
あった。またMass分析で378に分子イオンピーク
が認められたこと、並びにIR測定における特性吸収波
長、さらに用いた原料からみて、得られた物質が標記化
合物であることを確認した。この物をメトラーホットス
テージFP−82を用いて、偏光顕微鏡下で相変化を観
察した。その結果を表2に示す。
ルシクロヘキシル)シクロヘキサノール80.2gに替
えて、4−(トランス−4−ヘプチルシクロヘキシル)
シクロヘキサノール100.2gを用い、他は実施例9
(a)と同様に操作して、4−(トランス−4−ヘプチ
ルシクロヘキシル)シクロヘキサノン43.3g(4
3.5%)を得た。GLC 95.0%
ルシクロヘキシル)シクロヘキサノン44.4gに替え
て、(a)で得た4−(トランス−4−ヘプチルシクロ
ヘキシル)シクロヘキサノン55.6gを用い、他は実
施例9(b)と同様に操作して、4−(トランス−4−
ヘプチルシクロヘキシル)−1−(2,3−ジフルオロ
フェニル)シクロヘキセン38.1g(50.9%)を
得た。GLC 97.8%
ルシクロヘキシル)−1−(2,3−ジフルオロフェニ
ル)シクロヘキセン17.66gに替えて、(b)で得
た4−(トランス−4−ヘプチルシクロヘキシル)−1
−(2,3−ジフルオロフェニル)シクロヘキセン2
0.8gを用い、他は実施例9(c)と同様に操作し
て、4−(トランス−4−ヘプチルシクロヘキシル)−
1−(2,3−ジフルオロフェニル)シクロヘキサン1
9.8g(94.8%)を得た。GLC cis−fo
rm 42.0% trans−form 56.4%
ルシクロヘキシル)−3′,5′−ジフルオロビフェニ
ル5.8gに替えて、(c)で得た4−(トランス−4
−ヘプチルシクロヘキシル)−1−(2,3−ジフルオ
ロフェニル)シクロヘキサン6.38gを用い、他は実
施例3(b)と同様に操作して得られる残留物をアセト
ンで再結晶して立体異性体を分離精製し、4−(トラン
ス,トランス−4−ヘプチルジシクロヘキシル−4′−
イル)−2,3−ジフルオロホルミルベンゼン1.37
g(20.0%)を得た。HPLC 99.2%
ルシクロヘキシル)−3′,5′−ジフルオロ−4′−
ホルミルビフェニル6.3gに替えて、(d)で得た4
−(トランス,トランス−4−ヘプチルジシクロヘキシ
ル−4′−イル)−2,3−ジフルオロホルミルベンゼ
ン6.9gを用い、他は実施例3(c)と同様に操作し
て、4−(トランス,トランス−4−ヘプチルジシクロ
ヘキシル−4′−イル)−2,3−ジフルオロベンジル
アルコール6.3g(90.8%)を得た。HPLC
96.5%
ルシクロヘキシル)−3′,5′−ジフルオロ−4′−
ヒドロキシメチルビフェニル5.9gに替えて、(e)
で得た4−(トランス,トランス−4−ヘプチルジシク
ロヘキシル−4′−イル)−2,3−ジフルオロベンジ
ルアルコール3.27gを用い、他は実施例3(d)と
同様に操作して、4−(トランス,トランス−4−ヘプ
チルジシクロヘキシル−4′−イル)−2,3−ジフル
オロメトキシメチルベンゼン2.4g(70.9%)を
得た。
った。またMass分析で420に分子イオンピークが
認められたこと、並びにIR測定における特性吸収波
長、さらに用いた原料からみて、得られた物質が標記化
合物であることを確認した。この物をメトラーホットス
テージFP−82を用いて、偏光顕微鏡下で相変化を観
察した。その結果を表2に示す。
ルシクロヘキシル)シクロヘキサノール80.2gに替
えて、4−(トランス−4−エチルシクロヘキシル)シ
クロヘキサノール75gを用い、他は、実施例9(a)
と同様に操作して得られる残留分を減圧蒸留して4−
(トランス−4−エチルシクロヘキシル)シクロヘキサ
ノン51.2g(69%)を得た。GLC 92%、
b.p.106〜110℃/0.3mmHg
ルシクロヘキシル)シクロヘキサノン44.4gに替え
て、(a)で得た4−(トランス−4−エチルシクロヘ
キシル)シクロヘキサノン41.6gを用い、他は、実
施例9(b)と同様に操作して得られる蒸留分をアセト
ンより再結晶して、4−(トランス−4−エチルシクロ
ヘキシル)−1−(2,3−ジフルオロフェニル)シク
ロヘキセン47g(77%)を得た。GLC 99%、
b.p.150〜157℃/0.2mmHg
ルシクロヘキシル)−1−(2,3−ジフルオロフェニ
ル)シクロヘキセン17.6gに替えて、(b)で得た
4−(トランス−4−エチルシクロヘキシル)−1−
(2,3−ジフルオロフェニル)シクロヘキセン17g
を用い、他は、実施例9(c)と同様に操作して得られ
る水素添加反応後の残留分へ、ジメチルスルホキシド7
0ml、カリウムターシャリーブトキシド7.5gを加
え、アルゴン気流下24℃で3時間撹拌した。反応液を
希塩酸へ注加し、有機層をトルエンで抽出した。トルエ
ン層を食塩水で洗浄後、芒硝で乾燥し、溶媒を留去し、
残留分をアセトンより再結晶して1−(トランス,トラ
ンス−4−エチルジシクロヘキシル−4′−イル)−
2,3−ジフルオロベンゼン14g(82%)を得た。
GLC 99%
ルシクロヘキシル)−3′,5′−ジフルオロビフェニ
ル5.8gに替えて、(c)で得た1−(トランス,ト
ランス−4−エチルジシクロヘキシル−4′−イル)−
2,3−ジフルオロベンゼン5.2gを用い、他は、実
施例3(b)と同様に操作して得られる残留分をアセト
ンより再結晶して4−(トランス,トランス−4−エチ
ルジシクロヘキシル−4′−イル)−2,3−ジフルオ
ロベンズアルデヒド4.9g(87%)を得た。GLC
99%
ルシクロヘキシル)−3′,5′−ジフルオロ−4′−
ホルミルビフェニル6.3gに替えて、(d)で得られ
た4−(トランス,トランス−4−エチルジシクロヘキ
シル−4′−イル)−2,3−ジフルオロベンズアルデ
ヒド5.7gを用い、他は、実施例3(c)と同様に操
作して、4−(トランス,トランス−4−エチルジシク
ロヘキシル−4′−イル)−2,3−ジフルオロベンジ
ルアルコール5.4g(95%)を得た。GLC 99
%
−エチルジシクロヘキシル−4′−イル)−2,3−ジ
フルオロベンジルアルコール5g、テトラビトロフラン
35ml、粉末状85%苛性カリ2g、18−クラウン
−6 0.6g、ヨードメタン6.5gを仕込み、室温
下二日間撹拌した。反応液を希塩酸へ注加し有機層をト
ルエンで抽出した。トルエン層を食塩水、チオ硫酸ナト
リウム水溶液、食塩水の順で洗浄後、芒硝で乾燥し、溶
媒を留去して得られた残留分をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(溶離液トルエン)で精製し、次いで減圧
蒸留し、アセトンより再結晶して4−(トランス,トラ
ンス−4−エチルジシクロヘキシル−4′−イル)−
2,3−ジフルオロメトキシメチルベンゼン3.5g
(68%)を得た。
9%以上であった。また、Mass分析で、350に分
子イオンピークが認められたこと、並びにIR測定にお
ける特性吸収波長、さらに、用いた原料からみて得られ
た物質が標記化合物であることを確認した。このもの
を、メトラーホットステージFP−82を用いて、偏光
顕微鏡下で相変化を観察した。その結果を表2に示す。
5ml、60%水素化ナトリウム1.20g並びに実施
例8(g)で得た4−(トランス−4−オクチルシクロ
ヘキシル)−2′,3′−ジフルオロ−4′−ヒドロキ
シメチルビフェニル4.15gを仕込み、15分撹拌
後、1−ヨードペンタン7.53gのDMF12ml溶
液を滴下し、滴下後2時間撹拌した。反応液を希塩酸へ
注加し、有機層をベンゼンで抽出した。ベンゼン層を食
塩水で洗浄後、芒硝で乾燥し、溶媒を留去して得られた
残留分をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液
ベンゼン/ヘキサン=1/3)で精製し、次いでアセト
ンより再結晶し、減圧蒸留して4−(トランス−4−オ
クチルシクロヘキシル)−2′,3′−ジフルオロ−
4′−ペンチルオキシメチルビフェニル4.40g(9
0.8%)を得た。
った。またMass分析で484に分子イオンピークが
認められたこと、並びにIR測定における特性吸収波
長、さらに用いた原料からみて、得られた物質が標記化
合物であることを確認した。この物をメトラーホットス
テージFP−82を用いて、偏光顕微鏡下で相変化を観
察した。その結果を表2に示す。
替えて、1−ヨードオクタン9.13gを用い、他は、
実施例14と同様に操作して4−(トランス−4−オク
チルシクロヘキシル)−2′,3′−ジフルオロ−4′
−オクチルオキシメチルビフェニル4.89g(92.
8%)を得た。
あった。またMass分析で526に分子イオンピーク
が認められたこと、並びにIR測定における特性吸収波
長、さらに、用いた原料からみて、得られた物質が標記
化合物であることを確認した。この物をメトラーホット
ステージFP−82を用いて、偏光顕微鏡下で相変化を
観察した。その結果を表2に示す。
替えて、ノニルブロマイド83gを用い、他は、実施例
8(c)と同様に操作してトランス−4−デシルシクロ
ヘキシルベンゼン88g(73%)を得た。GLC 9
6.5%
ロヘキシルベンゼン18gに替えて、(a)で得たトラ
ンス−4−デシルシクロヘキシルベンゼン20gを用
い、他は、実施例8(d)と同様に操作して4−(トラ
ンス−4−デシルシクロヘキシル)ブロムベンゼン14
g(56%)を得た。GLC 99.5%
ルシクロヘキシル)ブロムベンゼン10.0gに替え
て、(b)で得た4−(トランス−4−デシルシクロヘ
キシル)ブロムベンゼン13.5gを用い、他は実施例
4(a)と同様に操作して4−(トランス−4−デシル
シクロヘキシル)−2′,3′−ジフルオロビフェニル
12.0g(83%)を得た。GLC 99.5%
ルシクロヘキシル)−3′,5′−ジフルオロビフェニ
ル5.8gに替えて、(c)で得た4−(トランス−4
−デシルシクロヘキシル)−2′,3′−ジフルオロビ
フェニル7.0gを用い、他は、実施例3(b)と同様
に操作して4−(トランス−4−デシルシクロヘキシ
ル)−2′,3′−ジフルオロ−4′−ホルミルビフェ
ニルの粗生成物7.5gを得た。GLC 95.5%
ルシクロヘキシル)−3′,5′−ジフルオロ−4′−
ホルミルビフェニル6.3gに替えて、(d)で得た4
−(トランス−4−デシルシクロヘキシル)−2′,
3′−ジフルオロ−4′−ホルミルビフェニル7.5g
を用い、他は、実施例3(c)と同様に操作して4−
(トランス−4−デシルシクロヘキシル)−2′,3′
−ジフルオロ−4′−ヒドロキシメチルビフェニル4.
9g(65%)を得た。HPLC 100.0%
クロヘキシル)−2′,3′−ジフルオロ−4′−ヒド
ロキシメチルビフェニル4.15gに替えて、(e)で
得られる4−(トランス−4−デシルシクロヘキシル)
−2′,3′−ジフルオロ−4′−ヒドロキシメチルビ
フェニル4.42gを用い、他は、実施例14と同様に
操作して4−(トランス−4−デシルシクロヘキシル)
−2′,3′−ジフルオロ−4′−ペンチルオキシメチ
ルビフェニル3.57g(69.7%)を得た。
った。またMass分析で512に分子イオンピークが
認められたこと、並びにIR測定における特性吸収波
長、さらに用いた原料からみて、得られた物質が標記化
合物であることを確認した。この物を、メトラーホット
ステージFP−82を用いて、偏光顕微鏡下で相変化を
観察した。その結果を表2に示す。
クロヘキシル)−3′,5′−ジフルオロ−4′−ヒド
ロキシメチルビフェニル4.15gに替えて、実施例1
6(e)で得られる4−(トランス−4−デシルシクロ
ヘキシル)−2′,3′−ジフルオロ−4′−ヒドロキ
シメチルビフェニル4.42gを用い、1−ヨードペン
タン7.53gに替えて、1−ヨードオクタン9.13
gを用い、他は、実施例14と同様に操作して4−(ト
ランス−4−デシルシクロヘキシル)−2′,3′−ジ
フルオロ−4′−オクチルオキシメチルビフェニル5.
06g(91.2%)を得た。
った。またMass分析で554に分子イオンピークが
認められたこと、並びにIR測定における特性吸収波
長、さらに用いた原料からみて、得られた物質が標記化
合物であることを確認した。この物をメトラーホットス
テージFP−82を用いて、偏光顕微鏡下で相変化を観
察した。その結果を表2に示す。
0mlを仕込み、アルゴン気流下1−ブロモ−3,5−
ジフルオロベンゼン44.4gのエーテル100ml溶
液を撹拌下加え、1時間還流後実施例10(a)で得た
4−(トランス−4−ペンチルシクロヘキシル)シクロ
ヘキサノン40.0gを加え還流下1時間反応させた。
反応液を水に注加し、エーテルで抽出し、食塩水で洗浄
し、芒硝で乾燥後溶媒を留去した。得られた残留分にp
−トルエンスルホン酸1水和物4g並びにトルエン80
0mlを仕込み、6時間還流下で共沸脱水を行った。反
応液を水で洗浄し、芒硝で乾燥後、溶媒を留去し、残留
分をアセトンで再結晶して1,3−ジフルオロ−5−
[4−(トランス−4−ペンチルシクロヘキシル)−1
−シクロヘキセン−1−イル]ベンゼン40.4g(6
8.1%)を得た。GLC 98.6%
5−[4−(トランス−4−ペンチルシクロヘキシル)
−1−シクロヘキセン−1−イル]ベンゼン38.0
g、Pd/C2.0g、エタノール80ml並びに酢酸
エチル260mlを仕込み、水素置換の後、水素圧力3
kg/cm2で、室温撹拌下1日間反応させた。反応液
を濾過し、濾液中の溶媒を留去し、残留分にカリウムt
ert−ブトキシド14.8g並びにジメチルスルホキ
サイド120mlを加え60℃で1時間撹拌下反応させ
た。反応液に希塩酸水溶液を加え酸性とした後、有機層
をヘキサンで抽出した。ヘキサン層を食塩水で洗浄後、
芒硝で乾燥し、溶媒を留去して得られた残留分をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液ヘキサン)で精
製後、ヘキサンより再結晶して1,3−ジフルオロ−5
−[トランス−4−(トランス−4−ペンチルシクロヘ
キシル)シクロヘキシル]ベンゼン23.2g(60.
8%)を得た。GLC 99.5%
ルシクロヘキシル)−3′,5′−ジフルオロビフェニ
ル5.8gに替えて、(b)で得た1,3−ジフルオロ
−5−[トランス−4−(トランス−4−ペンチルシク
ロヘキシル)シクロヘキシル]ベンゼン5.9gを用
い、他は実施例3(b)と同様に操作して2,6−ジフ
ルオロ−4−[トランス−4−(トランス−4−ペンチ
ルシクロヘキシル)シクロヘキシル]ベンズアルデヒド
の粗生成物6.5gを得た。GLC94.8%
ルシクロヘキシル)−3′,5′−ジフルオロ−4′−
ホルミルビフェニル6.3gに替えて、(c)で得られ
た2,6−ジフルオロ−4−[トランス−4−(トラン
ス−4−ペンチルシクロヘキシル)シクロヘキシル]ベ
ンズアルデヒド6.5gを用い、他は、実施例3(c)
と同様に操作して2,6−ジフルオロ−4−[トランス
−4−(トランス−4−ペンチルシクロヘキシル)シク
ロヘキシル]ベンジルアルコール6.2g(98.9
%)を得た。GLC 96.2%
ルシクロヘキシル)−3′,5′−ジフルオロ−4′−
ヒドロキシメチルビフェニル5.9gに替えて、(d)
で得られる2,6−ジフルオロ−4−[トランス−4−
(トランス−4−ペンチルシクロヘキシル)シクロヘキ
シル]ベンジルアルコール6.2gを用い、他は、実施
例3(d)と同様に操作して1,3−ジフルオロ−2−
メトキシメチル−5−[トランス−4−(トランス−4
−ペンチルシクロヘキシル)シクロヘキシル]ベンゼン
3.58g(58.1%)を得た。
った。またMass分析で392に分子イオンピークが
認められたこと、並びにIR測定における特性吸収波
長、さらに用いた原料からみて、得られた物質が標記化
合物であることを確認した。この物をメトラーホットス
テージFP−82を用いて、偏光顕微鏡下で相変化を観
察した。その結果を表2に示す。
ンゼン38.5g並びに脱水したTHF200mlを仕
込み、これに撹拌下、−78℃でn−C4H9Li/ヘ
キサン溶液128ml(n−C4H9Li0.21モ
ル)を徐々に加え、同温度で30分反応後、実施例10
(a)で得た4−(トランス−4−ペンチルシクロヘキ
シル)シクロヘキサノン51.6gのTHF140ml
溶液を45分で滴下し、滴下後同温度で2時間反応し
た。
し、食塩水で洗浄し、芒硝で乾燥後、溶媒を留去した。
得られた残留分にp−トルエンスルホン酸1水和物4g
並びにトルエン800mlを仕込み、6時間還流下で共
沸脱水を行った。反応液を水で洗浄し、芒硝で乾燥後、
溶媒を留去し、残留分をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(溶離液ヘキサン)で精製して1−フルオロ−2
−[4−(トランス−4−ペンチルシクロヘキシル)−
1−シクロヘキセン−1−イル]ベンゼン46.4g
(70.6%)を得た。GLC 98.7%
[4−(トランス−4−ペンチルシクロヘキシル)−1
−シクロヘキセン−1−イル]ベンゼン38.0gに替
えて、(a)で得られる1−フルオロ−2−[4−(ト
ランス−4−ペンチルシクロヘキシル)−1−シクロヘ
キセン−1−イル]ベンゼン36.0gを用い、他は実
施例18(b)と同様に操作して1−フルオロ−2−
[トランス−4−(トランス−4−ペンチルシクロヘキ
シル)シクロヘキシル]ベンゼン26.0g(71.6
%)を得た。GLC 99.8%
−4−(トランス−4−ペンチルシクロヘキシル)シク
ロヘキシル]ベンゼン13.0g、ジクロロメタン26
0ml、硝酸タリウム3水和物1.3gを仕込み、0℃
で臭素6.2gを10分で滴下し、同温度で4時間撹拌
した。反応液をチオ硫酸ナトリウム水溶液、食塩水の順
で洗浄後、芒硝で乾燥し、溶媒を留去して得られた残留
分をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液ヘキ
サン)で精製後、アセトンより再結晶して4−ブロモ−
2−フルオロ−1−[トランス−4−(トランス−4−
ペンチルシクロヘキシル)シクロヘキシル]ベンゼン1
3.0g(81.4%)を得た。GLC 99.8%
−フルオロ−1−[トランス−4−(トランス−4−ペ
ンチルシクロヘキシル)シクロヘキシル]ベンゼン8.
2g、脱水したエーテル40ml、並びに脱水したTH
F120mlを仕込み、これに撹拌下、−60℃でn−
C4H9Li/ヘキサン溶液18ml(n−C4H9L
i0.03モル)を徐々に加え、更に−78℃冷却し1
時間反応後、ピペリジン−1−カルボアルデヒド4.5
gのエーテル10ml溶液を10分で滴下した。滴下
後、同温度で1時間反応し、一夜放置した。反応液に希
塩酸を注加し4時間撹拌後ベンゼンで抽出し、食塩水で
洗浄し、芒硝で乾燥後、溶媒を留去した。得られた残留
分をヘキサンより再結晶して3−フルオロ−4−[トラ
ンス−4−(トランス−4−ペンチルシクロヘキシル)
シクロヘキシル]ベンズアルデヒド5.8g(80.1
%)を得た。GLC 98.7%
ルシクロヘキシル)−3′,5′−ジフルオロ−4′−
ホルミルビフェニル6.3gに替えて、(d)で得られ
た3−フルオロ−4−[トランス−4−(トランス−4
−ペンチルシクロヘキシル)シクロヘキシル]ベンズア
ルデヒド5.7gを用い、他は、実施例3(c)と同様
に操作して3−フルオロ−4−[トランス−4−(トラ
ンス−4−ペンチルシクロヘキシル)シクロヘキシル]
ベンジルアルコール5.7g(99.3%)を得た。G
LC 99.2%
ルシクロヘキシル)−3′,5′−ジフルオロ−4′−
ヒドロキシメチルビフェニル5.9gに替えて、(e)
で得られる3−フルオロ−4−[トランス−4−(トラ
ンス−4−ペンチルシクロヘキシル)シクロヘキシル]
ベンジルアルコール5.7gを用い、他は、実施例3
(d)と同様に操作して2−フルオロ−4−メトキシメ
チル−1−[トランス−4−(トランス−4−ペンチル
シクロヘキシル)シクロヘキシル]ベンゼン2.52g
(42.6%)を得た。
た。またMass分析で374に分子イオンピークが認
められたこと、並びにIR測定における特性吸収波長、
さらに用いた原料からみて、得られた物質が標記化合物
であることを確認した。この物をメトラーホットステー
ジFP−82を用いて、偏光顕微鏡下で相変化を観察し
た。その結果を表2に示す。
ルエンに替えて、3−フルオロ−4−ブロモトルエンを
用い、他は、実施例1(a)と同様に操作して3−フル
オロ−4−ブロモベンジルブロマイド25.2g(5
9.3%)を得た。b.p.143〜146℃/mmH
g、GLC 99.7%
リウム0.24gを少しづつ加えて溶解し、これに
(a)で得た3−フルオロ−4−ブロモベンジルブロマ
イド2.68gのメタノール10ml溶液を滴下し、還
流撹拌下3時間反応させた後、反応液を濃縮し、希塩酸
に注加しトルエンで抽出し、水洗し、芒硝で乾燥後、溶
媒を留去し、残留分をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(溶離液ベンゼン/ヘキサン=1:2)で精製後、
減圧蒸留して3−フルオロ−4−ブロモ−1−メトキシ
メチルベンゼン1.86g(84.9%)を得た。GL
C 98.8%
ム[Pd(PPh3)4]0.12g、(b)で得た3
−フルオロ−4−ブロモ−1−メトキシメチルベンゼン
0.88gのベンゼン7ml溶液、2M炭酸ナトリウム
水溶液5ml、並びに実施例2(a)で得た4−(トラ
ンス−4−ペンチルシクロヘキシル)フェニルボロン酸
1.20gのエタノール12ml溶液を仕込み、窒素雰
囲気下6時間撹拌還流した。反応液を水に注加し、ベン
ゼン層を水洗し、芒硝で乾燥し、溶媒を留去後、残留分
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液トルエ
ン/ヘキサン=1/1)で精製し、次いで、減圧蒸留し
て、4−(トランス−4−ペンチルシクロヘキシル)−
2′−フルオロ−4′−メトキシメチルビフェニル1.
36g(91.9%)を得た。
った。またMass分析で368に分子イオンピークが
認められたこと、並びにIR測定における特性吸収波
長、さらに用いた原料からみて、得られた物質が目的物
であることを確認した。この物をメトラーホットステー
ジFP−82を用いて、偏光顕微鏡下で相変化を観察し
た。その結果を表2に示す。
チルシクロヘキシル)シクロヘキサノン51.6gに替
えて4−ペンチルシクロヘキサノン37.0gを用い、
他は、実施例19(a)と同様に操作して1−フルオロ
−2−(4−ペンチルシクロヘキセン−1−イル)ベン
ゼン39.6g(80.4%)を得た。GLC 96.
5%
[4−(トランス−4−ペンチルシクロヘキシル)−1
−シクロヘキセン−1−イル]ベンゼン38.0gに替
えて、(a)で得られる1−フルオロ−2−(4−ペン
チルシクロヘキセン−1−イル)ベンゼン27.0gを
用い、他は、実施例18(b)と同様に操作して得られ
る残留分より1−フルオロ−2−(トランス−4−ペン
チルシクロヘキシル)ベンゼン27.9g(94.7
%)の粗生成物を得た。HPLCcis−form
8.3%、trans−form 84.2%
ンス−4−(トランス−4−ペンチルシクロヘキシル)
シクロヘキシル]ベンゼン13.0gに替えて、(b)
で得られる1−フルオロ−2−(トランス−4−ペンチ
ルシクロヘキシル)ベンゼンの粗生成物14.5gを用
い、他は、実施例18(b)と同様に操作して5−ブロ
モ−1−フルオロ−2−(トランス−4−ペンチルシク
ロヘキシル)ベンゼン10.0g(56.6%)を得
た。GLC 99.5%
−1−フルオロ−2−(トランス−4−ペンチルシクロ
ヘキシル)ベンゼン10.0g並びに脱水したTHF1
60mlを仕込み、これに撹拌下、−78℃でn−C4
H9Li/ヘキサン溶液28ml(n−C4H9Li
0.055モル)を徐々に加え、同温度で30分反応
後、ホウ酸トリメチル5.8gのTHF10ml溶液を
10分で滴下し、その後同温度で1時間反応し一夜放置
した。反応液に氷冷した10%硫酸水溶液を加え、ベン
ゼンで抽出し、食塩水で洗浄し、芒硝で乾燥後、溶媒を
留去した。得られた残留分をヘキサンで再結晶し3−フ
ルオロ−4−(トランス−4−ペンチルシクロヘキシ
ル)フェニルボロン酸5.90g(70.3%)を得
た。
ンジルブロマイド24.8gに替えて4−ブロモベンジ
ルブロマイド23.0gを用い、他は、実施例1(b)
と同様に操作して4−ブロモメトキシメチルベンゼン1
5.0gを得た。b.p.125℃/28mmHg、G
LC 99.8%
−1−メトキシメチルベンゼン0.88gに替えて、
(e)で得られる4−ブロモ−メトキシメチルベンゼン
0.80gを用い、4−(トランス−4−ペンチルシク
ロヘキシル)フェニルボロン酸1.11gに替えて、
(d)で得られる3−フルオロ−4−(トランス−4−
ペンチルシクロヘキシル)フェニルボロン酸1.18g
を用い、他は実施例20(c)と同様に操作して4−
(トランス−4−ペンチルシクロヘキシル)−3−フル
オロ−4′−メトキシメチルビフェニル1.10g(7
4.8%)を得た。
った。またMass分析で368に分子イオンピークが
認められたこと、並びにIR測定における特性吸収波
長、さらに用いた原料からみて、得られた物質が標記化
合物であることを確認した。この物をメトラーホットス
テージFP−82を用いて、偏光顕微鏡下で相変化を観
察した。その結果を表2に示す。
−1−メトキシメチルベンゼンに替えて、実施例1
(b)で得られる2−フルオロ−4−ブロモ−メトキシ
メチルベンゼンを用い、4−(トランス−4−ペンチル
シクロヘキシル)フェニルボロン酸1.11gに替え
て、実施例21(d)で得られる3−フルオロ−4−
(トランス−4−ペンチルシクロヘキシル)フェニルボ
ロン酸1.18gを用い、他は実施例20(c)と同様
に操作して4−(トランス−4−ペンチルシクロヘキシ
ル)−3,3′−ジフルオロ−4′−メトキシメチルビ
フェニル1.45g(93.8%)を得た。
った。またMass分析で386に分子イオンピークが
認められたこと、並びにIR測定における特性吸収波
長、さらに用いた原料からみて、得られた物質が標記化
合物であることを確認した。この物をメトラーホットス
テージFP−82を用いて、偏光顕微鏡下で相変化を観
察した。その結果を表2に示す。
チルシクロヘキシル)フェニルボロン酸1.11gに替
えて、実施例21(d)で得られる3−フルオロ−(ト
ランス−4−ペンチルシクロヘキシル)フェニルボロン
酸1.18gを用い、他は実施例20(c)と同様に操
作して4−(トランス−4−ペンチルシクロヘキシル)
−2′,3−ジフルオロ−4′−メトキシメチルビフェ
ニル1.24g(80.2%)を得た。
った。またMass分析で386に分子イオンピークが
認められたこと、並びにIR測定における特性吸収波
長、さらに用いた原料からみて、得られた物質が標記化
合物であることを確認した。この物をメトラーホットス
テージFP−82を用いて、偏光顕微鏡下で相変化を観
察した。その結果を表2に示す。
1g並びに脱水したTHF160mlを仕込み、これに
撹拌下、−78℃でn−C4H9Li/ヘキサン溶液2
8ml(n−C4H9Li 0.055モル)を徐々に
加え、0℃で30分反応した。こうして調製したリチウ
ムジイソプロピルアミド(LDA)溶液を−78℃に冷
却し、1−ブロモ−2,3−ジフルオロベンゼン14.
48gのTHF30ml溶液を20分で滴下し、その後
同温度で1時間反応し、ジメチルホルムアミド8.22
gのTHF30ml溶液を20分で滴下し、同温度で1
時間反応し、一夜放置した。
し、ベンゼンで抽出し、食塩水で洗浄し、芒硝で乾燥
後、溶媒を留去した。得られた4−ブロモ−2,3−ジ
フルオロベンズアルデヒドの粗生成物、エタノール70
ml、並びにNaBH4(SBH)1.42gを反応器
に仕込み、撹拌還流下30分反応した。反応液を水に注
加し、塩酸酸性とした後、エーテルで抽出し、食塩水で
洗浄し、芒硝で乾燥後、溶媒を留去した。残留分を減圧
下で蒸留し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶
離液ヘキサン/酢酸エチル=3/1)で精製し、4−ブ
ロモ−2,3−ジフルオロベンジルアルコール8.33
g(72.1%)を得た。GLC 97.6%
ロベンジルアルコール6.69g、ピリジン2.85
g、並びにジクロロメタン60mlを仕込み、三臭化リ
ン3.25gを滴下した。滴下後、室温で30分撹拌
し、生成した沈殿を濾過した後、食塩水で洗浄し、芒硝
で乾燥後、溶媒を留去した。残留分をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(溶離液ヘキサン)で精製し4−ブ
ロモ−2,3−ジフルオロベンジルブロマイド4.20
g(49.0%)を得た。GLC 98.0%
ベンジルブロマイド2.68gに替えて、(b)で得ら
れる4−ブロモ−2,3−ジフルオロベンジルブロマイ
ド2.85gを用い、他は実施例20(b)と同様に操
作して4−ブロモ−2,3−ジフルオロ−1−メトキシ
メチルベンゼン1.75g(73.8%)を得た。GL
C 100.0%
−1−メトキシメチルベンゼン0.88gに替えて、
(c)で得られる4−ブロモ−2,3−ジフルオロ−1
−メトキシメチルベンゼン0.95gを用い、4−(ト
ランス−4−ペンチルシクロヘキシル)フェニルボロン
酸1.11gに替えて、実施例21(d)で得られる3
−フルオロ−4−(トランス−4−ペンチルシクロヘキ
シル)フェニルボロン酸1.18gを用い、他は実施例
20(c)と同様に操作して4−(トランス−4−ペン
チルシクロヘキシル)−2′,3,3′−トリフルオロ
−4′−メトキシメチルビフェニル1.53g(94.
8%)を得た。
った。またMass分析で404に分子イオンピークが
認められたこと、並びにIR測定における特性吸収波
長、さらに用いた原料からみて、得られた物質が標記化
合物であることを確認した。この物をメトラーホットス
テージFP−82を用いて、偏光顕微鏡下で相変化を観
察した。その結果を表2に示す。
ルオロベンゼンに替えて、1−ブロモ−3,5−ジフル
オロベンゼンを用い、他は実施例24(a)と同様に操
作して、得られた残留分をGTOで蒸留し、留分をクロ
ロホルムで再結晶して、4−ブロモ−2,6−ジフルオ
ロベンジルアルコール10.27g(61.4%)を得
た。GLC 99.7%
ルオロベンジルアルコールに替えて、(a)で得た4−
ブロモ−2,6−ジフルオロベンジルアルコールを用
い、他は実施例24(b)と同様に操作して、4−ブロ
モ−2,6−ジフルオロベンジルブロマイド4.18g
(48.7%)を得た。GLC 99.0%
ベンジルブロマイド2.68gに替えて、(b)で得ら
れる4−ブロモ−2,6−ジフルオロベンジルブロマイ
ド2.85gを用い、他は実施例20(b)と同様に操
作して4−ブロモ−2,6−ジフルオロ−1−メトキシ
メチルベンゼン1.69g(71.4%)を得た。GL
C 99.6%
−1−メトキシメチルベンゼン0.88gに替えて、
(c)で得られる4−ブロモ−2,6−ジフルオロ−1
−メトキシメチルベンゼン0.95gを用い、4−(ト
ランス−4−ペンチルシクロヘキシル)フェニルボロン
酸1.11gに替えて、実施例21(d)で得られる3
−フルオロ−4−(トランス−4−ペンチルシクロヘキ
シル)フェニルボロン酸1.18gを用い、他は実施例
20(c)と同様に操作して4−(トランス−4−ペン
チルシクロヘキシル)−3,3′,5′−トリフルオロ
−4′−メトキシメチルビフェニル1.53g(94.
8%)を得た。
った。またMass分析で404に分子イオンピークが
認められたこと、並びにIR測定における特性吸収波
長、さらに用いた原料からみて、得られた物質が標記化
合物であることを確認した。この物をメトラーホットス
テージFP−82を用いて、偏光顕微鏡下で相変化を観
察した。その結果を表2に示す。
に実施例4で得られた化合物を10重量%添加して組成
物Aを、また、実施例20で得られた化合物を10重量
%添加して組成物Bをそれぞれ作成し、それらのネマチ
ック相−等方性液体転移温度(TNI)を測定した。同
時に、ZLI−1132自体についても同様に測定し
た。その結果、ZLI−1132のTNIが72.4℃
であるのに対し、組成物Aのそれは74.6℃、また組
成物Bのそれは76.7℃とNe相の上限温度が上昇し
た。
%添加して組成物Cを作成しそのネマチック相−等方性
液体転移温度(TNI)、粘度(η)、屈折率異方性
(Δn)を測定した。同時に、ZLI−1132自体に
ついても同様に測定した。その結果を表1に示す。
NIが上昇し、且つ、ηは低下した。またΔnも減少し
た。
に実施例19で得られた化合物10重量%を添加して組
成物Dを、また、実施例22で得られた化合物を10重
量%添加して組成物Eをそれぞれ作成し、それらのしき
い値電圧(Vth)およびΔnを測定した。同時にZL
I−1132自体についても同様に測定した。
1.7Vであるのに対し、組成物Dのそれは1.6V、
また組成物Eのそれは1.4VとVthは低下した。Δ
nはZLI−1132が0.138であるのに対して組
成物Dは0.124、組成物Eは0.118と減少し
た。
晶組成物を作成する際に組成物の所要の特性を得るため
に、TNIの上昇、Δnの減少、ηの低下、Vthの低
下等の諸物性の調整を行うための成分として有用であ
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 一般式 【化1】 (式中、R1は炭素原子数1〜14のアルキル基を表わ
し、R2は炭素原子数1〜8のアルキル基を表わし、A
およびBはそれぞれ独立に1,4−フェニレン、モノフ
ッ素置換1,4−フェニレンまたはジフッ素置換1,4
−フェニレンを表わし、nは0、1または2を表わし、
mは0または1を表わし、pは1〜5の整数を表わす。
但しnとmは同時に0ではなく、Bが1,4−フェニレ
ンであるときは、mは0ではなく、かつ、Aは1,4−
フェニレンではないものとする)で表わされるフッ素置
換ベンゼン誘導体。 - 【請求項2】 前記一般式(1)のpが1である請求項
1記載のフッ素置換ベンゼン誘導体。 - 【請求項3】 一般式 【化2】 (式中、R1は炭素原子数1〜14のアルキル基を表わ
し、R2は炭素原子数1〜8のアルキル基を表わし、A
およびBはそれぞれ独立に1,4−フェニレン、モノフ
ッ素置換1,4−フェニレンまたはジフッ素置換1,4
−フェニレンを表わし、nは0、1または2を表わし、
mは0または1を表わし、pは1〜5の整数を表わす。
但しnとmは同時に0ではなく、Bが1,4−フェニレ
ンであるときは、mは0ではなく、かつ、Aは1,4−
フェニレンではないものとする)で表わされるフッ素置
換ベンゼン誘導体を少なくとも1種含有することを特徴
とする液晶組成物。 - 【請求項4】 前記一般式(1)のpが1であるフッ素
置換ベンゼン誘導体の少なくとも1種を含有することを
特徴とする請求項3記載の液晶組成物。
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- 1993-12-10 JP JP34506893A patent/JP3569871B2/ja not_active Expired - Fee Related
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