JPH06225031A - 多重伝送システム - Google Patents

多重伝送システム

Info

Publication number
JPH06225031A
JPH06225031A JP1061593A JP1061593A JPH06225031A JP H06225031 A JPH06225031 A JP H06225031A JP 1061593 A JP1061593 A JP 1061593A JP 1061593 A JP1061593 A JP 1061593A JP H06225031 A JPH06225031 A JP H06225031A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main
monitoring device
sub
transmission
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP1061593A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoji Koise
祥二 小伊勢
Yuji Nakagawa
裕司 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP1061593A priority Critical patent/JPH06225031A/ja
Publication of JPH06225031A publication Critical patent/JPH06225031A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Selective Calling Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】それぞれ多重化された伝送信号を用いて監視装
置と複数個の端末器との間でデータを授受する複数個の
システムを1箇所で外部装置と接続する。 【構成】主システムXは、主監視装置1aに主伝送路3
aを介して分岐接続した複数個の端末器2と主監視装置
1aとの間で多重化された伝送信号を授受する。副シス
テムYa,Ybは、副監視装置1bに副伝送路3bを介
して分岐接続した複数個の端末器2と副監視装置1bと
の間で多重化された伝送信号を授受する。副監視装置1
bを主伝送路3aに接続し主システムXの伝送信号を用
いて副監視装置1bの監視制御状態を主制御装置1aに
伝送する。また、主制御装置1aは、主監視装置1aお
よび副監視装置1bの監視制御状態をホストコンピュー
タVに伝送する通信処理部を主監視装置1aに設けてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホームオートメーショ
ン、ビルオートメーション等において照明制御システム
やセキュリティシステムを構築する際に用いられる多重
伝送システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、図7に示すように、監視装置
1′に伝送路3′(図では有線であるが無線でもよい)
を介して複数個の端末器2を分岐接続し、時分割多重化
方式で多重化した伝送信号を用いて監視装置1′と各端
末器2との間でデータを授受するようにした多重伝送シ
ステムが提案されている。このような多重伝送システム
を照明制御システムとして用いる場合には、スイッチな
どからの監視入力を検出する機能を設けた端末器2と、
制御出力によって照明負荷の入切を行う機能を備えた端
末器2とを伝送路3′に接続し、監視装置1′と端末器
2との間で伝送信号によるデータの授受を行うことによ
って監視入力に基づく制御出力の制御を行うのである。
端末器2にはそれぞれ個別のアドレスが設定され、この
アドレスを用いて監視装置1′が各端末器2を個別に認
識できるようになっている。
【0003】さらに具体的に説明する。監視装置1′は
伝送路3′に対して、図8のような形式の伝送信号を送
出する。伝送信号は、信号送出開始を示す同期パルスS
YN、信号モードを示すモードデータ信号MD、端末器
2を各別に呼び出すためのアドレスデータを伝送するア
ドレスデータ信号AD、負荷を制御する制御データを伝
送する制御データ信号CD、伝送エラーを検出するため
のチェックコード信号FCC、端末器2からの返送信号
を受信するタイムスロットである信号返送期間WTを備
える時分割多重信号となっている。ここに、監視装置
1′からの伝送信号の送出方式としては、アドレスを巡
回的に変化させた伝送信号を順次送出することによって
各端末器2を巡回的にアクセスする方式や、ダミーのア
ドレスを設定した伝送信号を一定周期で伝送し監視入力
によっていずれかの端末器2から伝送信号に同期した割
り込み信号が発生すると、その端末器2を探し出してア
クセスする方式などが考えられている。
【0004】各端末器2は、伝送路3′を介して受信し
た伝送信号により伝送されたアドレスデータがあらかじ
め設定されているアドレスデータに一致すると、伝送信
号から制御データを取り込むとともに、伝送信号の信号
返送期間WTに同期して返信データを電流モード信号
(伝送路3′を適当な低インピーダンスを介して短絡す
ることにより送出される信号)として返送する。
【0005】監視装置1′は、図9に示すように、マイ
クロコンピュータよりなる信号処理部11を備え、信号
処理部11で生成されたロジックレベル(たとえば0−
5V)の伝送信号は、信号増幅部12を通して増幅(た
とえば±24Vに増幅)されて伝送路3′に送出され
る。また、信号返送期間WTに伝送路3′を介して伝送
される電流モード信号である返信信号は返信信号検出部
13を介して信号処理部11に入力される。返信信号検
出部13では返信信号を所定の閾値で検出し、波形整形
してロジックレベルの信号として信号処理部11に入力
するのである。伝送信号はパルス幅変調されており、信
号処理部11では、規定のパルス幅のクロック信号を用
いて論理値を判定し、また伝送エラーの判定などを行
う。さらに、監視装置1′には後述するRS232C等
のインターフェースである通信処理部14が設けられ、
監視装置1′での監視制御状態を外部装置に伝送できる
ようになっている。
【0006】一方、端末器2は、図10に示すように、
マイクロコンピュータよりなる信号処理部21を備え、
伝送路3′を介して監視装置1′から伝送される伝送信
号を送信信号検出部22において検出し、ロジックレベ
ルに変換して信号処理部21に入力する。信号返送期間
WTに信号処理部21から発生する返信信号は返信信号
送出部23において電流モード信号に変換されて伝送路
3′に送出される。また、信号処理部21は、伝送信号
の制御データに基づいてリレー等を制御する制御出力を
発生したり、スイッチ等からの監視入力を受けて返信信
号を生成するようになっている。さらに、信号処理部2
1には各端末器2に個別のアドレスを設定するためのデ
ィップスイッチあるいはメモリスイッチからなるアドレ
ス設定部24が設けられている。
【0007】ところで、上述した多重伝送システムを、
ビルなどの照明制御システムとして用いる場合には、端
末器2の個数が多くなるから、図7に示すように、各階
ごとなどにそれぞれ多重伝送システムXa,Xbを設け
て処理を分散させることによって、各多重伝送システム
Xa,Xbに規定された最大個数以下の端末器2を設け
て照明制御システムなどを構築できるようにし、各多重
伝送システムXa,Xbの動作をホストコンピュータV
によって一括して管理することが考えられている。ホス
トコンピュータVは、ディスプレイ装置31、キーボー
ド32、記憶装置33を含み、各多重伝送システムX
a,Xbの動作をディスプレイ装置31によって監視
し、必要に応じてキーボード32の操作によって制御
し、さらに監視制御の経過を記憶装置33に格納する。
ここにおいて、各多重伝送システムXa,Xbとホスト
コンピュータVとは、電話回線4を介して接続されてお
り、各多重伝送システムXa,Xbごとに監視装置1′
の通信処理部14であるRS232Cインターフェース
を介してモデム5が接続され、またホストコンピュータ
VにおいてもRS232Cインターフェースを介してモ
デム6が接続される。このように、電話回線4を用いる
のは、RS232Cインターフェースを用いた伝送路で
は長距離のデータ伝送が行えないからである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したシステムで
は、各多重伝送システムXa,Xbごとにモデム5を接
続しており、ホストコンピュータVでは各多重伝送シス
テムXa,Xbをモデム5に割り当てた電話番号によっ
て識別することになる。また、PBXを備えている場合
にはモデム5を内線番号によって識別することも可能で
ある。
【0009】しかしながら、多重伝送システムXa,X
bと同数のモデムが必要であり、かつ複数の電話番号が
必要になったりPBXを設けることが必要になるもので
あるから、モデムの個数が多く構成が複雑であり、また
高コストになるという問題がある。本発明は上記問題点
の解決を目的とするものであり、ホストコンピュータの
ような外部装置で管理可能な端末器の個数を減らさず
に、外部装置と1箇所で接続できるようにしてコストを
低減した多重伝送システムを提供しようとするものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、上
記目的を達成するために、主監視装置に主伝送路を介し
て分岐接続した複数個の端末器と主監視装置との間で多
重化された伝送信号を授受する主システムと、副監視装
置に主伝送路とは別に設けた副伝送路を介して分岐接続
した複数個の端末器と副監視装置との間で多重化された
伝送信号を授受する副システムとを設け、副監視装置を
主伝送路に接続し主システムの伝送信号を用いて副監視
装置の監視制御状態を主制御装置に伝送する端末機能部
を副監視装置に設け、主監視装置および副監視装置の監
視制御状態を外部装置に伝送するインターフェースを主
監視装置に設けている。
【0011】請求項2の発明では、上記目的を達成する
ために、主監視装置に主伝送路を介して分岐接続した複
数個の端末器と主監視装置との間で多重化された伝送信
号を授受する主システムと、副監視装置に主伝送路とは
別に設けた副伝送路を介して分岐接続した複数個の端末
器と副監視装置との間で多重化された伝送信号を授受す
る副システムとを設け、主伝送路と副伝送路との間に信
号変換装置を接続し、副システムの伝送信号を用いて副
監視装置の監視制御状態を獲得する第1の端末機能部
と、獲得した副監視装置の監視制御状態を主システムの
伝送信号を用いて主監視装置に伝送する第2の端末機能
部とを信号変換装置に設け、主監視装置および副監視装
置の監視制御状態を外部装置に伝送するインターフェー
スを主監視装置に設けている。
【0012】請求項3の発明では、上記目的を達成する
ために、主監視装置に主伝送路を介して分岐接続した複
数個の端末器と主監視装置との間で多重化された伝送信
号を授受する主システムと、副監視装置に主伝送路とは
別に設けた副伝送路を介して分岐接続した複数個の端末
器と副監視装置との間で多重化された伝送信号を授受す
る副システムとを設け、副監視装置と主伝送路との間に
信号中継装置を接続し、主システムの伝送信号を用いて
副監視装置の監視制御状態を主制御装置に伝送する端末
機能部を信号中継装置に設け、主監視装置および副監視
装置の監視制御状態を外部装置に伝送するインターフェ
ースを主監視装置に設けている。
【0013】
【作用】上記構成では、いずれの構成も主システムと副
システムとの複数個の多重伝送システムを備えており、
従来のように外部装置と各多重伝送システムとの間でネ
ットワークを構築するのではなく、多重伝送システム同
士でネットワークを構築することによって、外部装置と
の接続部を主システムの主監視装置による1箇所として
いるのである。すなわち、主システムおよび副システム
は、それぞれ端末器の監視制御を行うから分散処理が可
能であって、かつ主システムと副システムとの間でネッ
トワークを構築することによって主システムが各副シス
テムを一括管理し、この管理情報を外部装置に一括して
伝送することができるのである。
【0014】主システムと副システムとで構築されるネ
ットワークの形態として、請求項1の構成では副監視装
置が主監視装置の端末器として機能するようにし、請求
項2の構成では主システムと副システムとの間に両シス
テムにおいてともに端末器となる信号変換装置を介在さ
せて両システム間での情報の交換を行い、請求項3の構
成では副監視装置を主監視装置の端末器として接続する
ためのアダプタである信号中継装置を設けて主監視装置
と副監視装置との間で情報の交換を行うのである。
【0015】したがって、請求項1の構成では従来の監
視装置を副監視装置に置き換えた副システムを主システ
ムに接続すればよく、モデムが削減される結果、構成を
簡略化することができるという利点がある。しかも、外
部装置との接続に電話回線を利用する場合であっても複
数個の電話番号を用いたりPBXを用いる必要がないの
である。また、請求項2および請求項3の構成では、従
来からの多重伝送システムに信号変換装置もしくは信号
中継装置を付加すればよいのであって、外部装置との接
続に電話回線を利用する場合でも複数個の電話番号を用
いたりPBXを用いる必要がないことに加え、従来の多
重伝送システムを流用することができるという利点があ
る。
【0016】
【実施例】(実施例1)図1に本実施例の全体構成を示
す。本実施例では、それぞれが多重伝送システムである
1つの主システムXと2つの副システムYa,Ybとを
備えている。主システムXは、従来例として説明した多
重伝送システムと同様に、主伝送路3aを介して主監視
装置1aに複数個の端末器2を分岐接続したものであっ
て、時分割多重化方式で多重化した伝送信号を授受する
ようになっている。また、主監視装置1aは図9に示し
た監視装置1′と同様にRS232Cインターフェース
等からなる通信処理部14を備え、ホストコンピュータ
Vとの間で電話回線4を通してデータを授受できるよう
にモデム5が接続されている。
【0017】各副システムYa,Ybは、図9に示した
従来の監視装置1′とは異なる構成を有した副監視装置
1bをそれぞれ備え、各副監視装置1bには副伝送路3
bを介して複数個の端末器2が分岐接続されている。副
監視装置1bと各端末器2との間では、主システムXと
同様にして時分割多重化方式で多重化された伝送信号が
伝送され、副監視装置1bと各端末器2との間で制御デ
ータや監視データが授受される。各副システムYa,Y
bの副監視装置1bは、それぞれ主伝送路3aに接続さ
れる。
【0018】ところで、副監視装置1bは、図2に示す
ように、従来の監視装置1′における通信処理部14に
代えて、主伝送路3aを伝送される伝送信号を検出して
ロジックレベルに変換する送信信号検出部16と、信号
処理部11で生成される返信信号をロジックレベルから
電流モードの信号に変換して主伝送路3aに送出する返
信信号送出部17とを備える。また、信号処理部11に
はアドレス設定部18が接続されており、アドレス設定
部18で設定したアドレスデータが主伝送路3aを伝送
される伝送信号のアドレスデータに一致すると、主伝送
路3aの伝送信号から制御データを取込みまた主伝送路
3aの伝送信号に同期して返信データを送出する。すな
わち、副監視装置1bは、副伝送路3bに対して監視装
置として機能するものでありながら、主伝送路3aから
見ると端末器2に相当する機能を有しているのであっ
て、送信信号検出部16、返信信号送出部17、アドレ
ス設定部18によって端末機能部が構成されることにな
る。
【0019】したがって、各副監視装置1bにおいて監
視制御している副システムYa,Ybの中の各端末器2
の状態に関する監視データを副伝送路3bを伝送される
伝送信号によって副監視装置1bに取り込むとともに、
この監視データを主伝送路3aを伝送される伝送信号に
よって副監視装置1bから主監視装置1aに伝送するこ
とができるのである。また、主監視装置1aからの制御
データは、副監視装置1bに対して伝送することがで
き、この制御データを副監視装置1bから副システムY
a,Ybの中の各端末器2に伝送することができる。こ
のように、主監視装置1aが副監視装置1bを端末器と
みなして副システムYa,Ybの監視制御を行うから、
主監視装置1aにおいて主システムXと副システムY
a,Ybとのすべての端末器2の監視制御を行うことが
可能になるのである。ただし、副システムYa,Ybの
監視制御は主として副監視装置1bが行っており、分散
処理の利点は保たれる。また、主監視装置1aですべて
の端末器2の監視制御を行うことになるから、主監視装
置1aにモデム5を接続し電話回線4を介してホストコ
ンピュータVを接続する際に、従来は複数台のモデム5
を必要としていた多数の端末器2に対して、モデム5を
1台だけ用いればよく構成が簡単になるとともに1個の
電話番号のみを用いればよくPBXも不要になるのであ
る。
【0020】(実施例2)実施例1では、副監視装置1
bを主監視装置1aに対して端末器とみなすように接続
していたが、本実施例は、副監視装置1bは主監視装置
1aから外部装置との間の通信機能のみを省略した構成
とし、図3に示すように、主伝送路3aと副伝送路3b
との間に信号変換装置7を接続したものである。
【0021】信号変換装置7は、図4に示すように、マ
イクロコンピュータよりなる信号処理部41を備え、主
伝送路3aと副伝送路3bとのいずれに対してもそれぞ
れ送信信号検出部42,43と、返信信号送出部44,
45とを備える。また、信号処理部41にはアドレスデ
ータを設定するアドレス設定部46が接続され、設定さ
れたアドレスデータが主伝送路3aと副伝送路3bとで
それぞれ伝送される伝送信号のアドレスデータに一致す
ると、その伝送信号の制御データを取込むとともに、そ
の伝送信号に同期して返信データを送出する。ここに、
アドレスデータは主伝送路3aと副伝送路3bとに対し
て同じものを用いれば構成が簡単になるが各別に設定し
てもよい。このように、信号変換装置7は、主システム
Xと副システムYa,Ybとのどちらに対しても端末器
として機能するのであって、主伝送路3aを伝送される
伝送信号によって主監視装置1aからの制御データを取
込み、この制御データを副伝送路3bを伝送される伝送
信号によって副監視装置1bに返信データとして伝送す
ることができるのである。また、信号変換装置7は双方
向にデータの伝送が可能であるから、副監視装置1bか
らの制御データを主監視装置1aに返信データとして伝
送することもできる。
【0022】上述した構成によって、主システムXと副
システムYa,Ybとを個別に構築している主監視装置
1aと副監視装置1bとの間で端末器2の監視制御の状
態についてデータを交換することができるから、主監視
装置1aにのみモデム5を介してホストコンピュータV
を接続することにより、すべての端末器2の監視制御を
行うことができるのである。
【0023】(実施例3)本実施例は、図5に示すよう
に、主システムXにおける端末器として機能する信号中
継装置8を介して副監視装置1bを主伝送路3aに接続
した構成を有する。すなわち、実施例1では副監視装置
1bに送信信号検出部16、返信信号送出部17、アド
レス設定部18を設けて副監視装置1bを主システムX
の端末器としていたのに対して、本実施例では信号中継
装置8が主システムXの端末器とみなせるように構成
し、副監視装置1bをRS232Cインターフェースを
介して信号中継装置8に接続した構成を有している。し
たがって、副監視装置1bは主監視装置1aと同様の構
成を有しているのであって、主監視装置1aおよび副監
視装置1bとしては構成上は従来の監視装置1′と同様
のものを用いることができる。
【0024】信号中継装置8は、図6に示すように、マ
イクロコンピュータよりなる信号処理部51を備え、主
伝送路3aを伝送される伝送信号を検出してロジックレ
ベルに変換する送信信号検出部52を通して信号処理部
51に伝送信号を取り込むようになっている。また、信
号処理部51で生成された返信信号は返信信号送出部5
3を通して電流モードの信号として主伝送路3aに送出
される。また、信号処理部51にはアドレス設定部54
が接続されていて、設定されたアドレスデータと伝送信
号のアドレスデータとが一致すると、信号処理部51で
は伝送信号から制御データを取込み、また伝送信号に同
期して主伝送路3aに返信データを送出するのである。
さらに、信号処理部51にはRS232Cインターフェ
ースのような通信処理部55が接続され、副監視装置1
bに設けた通信処理部14(図9の監視装置1′の通信
処理部14に相当する)との間でデータを授受するよう
になっている。すなわち、信号中継装置8は、主伝送路
3aを伝送される伝送信号を通信処理部14を介して副
監視装置1bが処理できるようにプロトコロルの変換を
行うのである。
【0025】上述のようにして、主システムXからは端
末器とみなすことができる信号中継装置8を介して副監
視装置1bを主伝送路3aに接続しているのであって、
副監視装置1bが副伝送路3bを通して伝送信号を伝送
することにより各端末器2の監視制御を行うとともに、
主伝送路3aを伝送される伝送信号を用いることによっ
て主監視装置1aで各副監視装置1bでの監視制御の状
態を監視制御することが可能になるのである。この構成
では、図7に示した従来構成に比較すれば、1つのモデ
ム5を残して他のモデム5を信号中継装置8に置き換
え、信号中継装置8を主伝送路3aに接続した点が相違
するだけであるから、従来の多重伝送システムで用いて
いた監視装置1′を用いることができるのである。ま
た、モデム5を信号中継装置8に置き換えているから構
成要素の増減はないが、電話回線4を用いてホストコン
ピュータVと接続する際に電話番号は1つでよく、PB
Xも不要であって従来構成よりも低コストで構築できる
のである。
【0026】
【発明の効果】本発明は上述のように、主システムと副
システムとの複数個の多重伝送システムを備え、従来の
ように外部装置と各多重伝送システムとの間でネットワ
ークを構築するのではなく、多重伝送システム同士でネ
ットワークを構築することによって、外部装置との接続
部を主システムの主監視装置による1箇所としているの
で、主システムおよび副システムは、それぞれ端末器の
監視制御を行うから分散処理が可能であって、かつ主シ
ステムと副システムとの間でネットワークを構築するこ
とによって主システムが各副システムを一括管理し、こ
の管理情報を外部装置に一括して伝送することができる
という効果がある。
【0027】とくに、請求項1の構成では副監視装置が
主監視装置の端末器として機能するようにしているの
で、従来の監視装置を副監視装置に置き換えた副システ
ムを主システムに接続すればよく、モデムが削減される
結果、構成を簡略化することができるという利点があ
る。しかも、外部装置との接続に電話回線を利用する場
合であっても複数個の電話番号を用いたりPBXを用い
る必要がないという利点がある。
【0028】請求項2の構成では主システムと副システ
ムとの間に両システムにおいてともに端末器となる信号
変換装置を介在させて両システム間での情報の交換を行
い、請求項3の構成では副監視装置を主監視装置の端末
器として接続するためのアダプタである信号中継装置を
設けて主監視装置と副監視装置との間で情報の交換を行
うので、従来からの多重伝送システムに信号変換装置も
しくは信号中継装置を付加すればよいのであって、外部
装置との接続に電話回線を利用する場合でも複数個の電
話番号を用いたりPBXを用いる必要がないという利点
に加え、従来の多重伝送システムを流用することができ
るという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1を示す全体構成図である。
【図2】実施例1に用いる副監視装置を示すブロック図
である。
【図3】実施例2を示す全体構成図である。
【図4】実施例2に用いる信号変換装置を示すブロック
図である。
【図5】実施例3を示す全体構成図である。
【図6】実施例3に用いる信号中継装置を示すブロック
図である。
【図7】従来例を示す全体構成図である。
【図8】伝送信号のフォーマットを示す動作説明図であ
る。
【図9】従来例で用いる監視装置を示すブロック図であ
る。
【図10】端末器を示すブロック図である。
【符号の説明】
1a 主監視装置 1b 副監視装置 2 端末器 3a 主伝送路 3b 副伝送路 4 電話回線 5 モデム 6 モデム 7 信号変換装置 8 信号中継装置 11 信号処理部 14 通信処理部 16 送信信号検出部 17 返信信号送出部 18 アドレス設定部 41 信号処理部 42 送信信号検出部 43 送信信号検出部 44 返信信号送出部 45 返信信号送出部 46 アドレス設定部 51 信号処理部 52 送信信号検出部 53 返信信号送出部 54 アドレス設定部 V ホストコンピュータ X 主システム Ya 副システム Yb 副システム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 9/00 321 D 7170−5K

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主監視装置に主伝送路を介して分岐接続
    した複数個の端末器と主監視装置との間で多重化された
    伝送信号を授受する主システムと、副監視装置に主伝送
    路とは別に設けた副伝送路を介して分岐接続した複数個
    の端末器と副監視装置との間で多重化された伝送信号を
    授受する副システムとを設け、副監視装置を主伝送路に
    接続し主システムの伝送信号を用いて副監視装置の監視
    制御状態を主制御装置に伝送する端末機能部を副監視装
    置に設け、主監視装置および副監視装置の監視制御状態
    を外部装置に伝送するインターフェースを主監視装置に
    設けたことを特徴とする多重伝送システム。
  2. 【請求項2】 主監視装置に主伝送路を介して分岐接続
    した複数個の端末器と主監視装置との間で多重化された
    伝送信号を授受する主システムと、副監視装置に主伝送
    路とは別に設けた副伝送路を介して分岐接続した複数個
    の端末器と副監視装置との間で多重化された伝送信号を
    授受する副システムとを設け、主伝送路と副伝送路との
    間に信号変換装置を接続し、副システムの伝送信号を用
    いて副監視装置の監視制御状態を獲得する第1の端末機
    能部と、獲得した副監視装置の監視制御状態を主システ
    ムの伝送信号を用いて主監視装置に伝送する第2の端末
    機能部とを信号変換装置に設け、主監視装置および副監
    視装置の監視制御状態を外部装置に伝送するインターフ
    ェースを主監視装置に設けたことを特徴とする多重伝送
    システム。
  3. 【請求項3】 主監視装置に主伝送路を介して分岐接続
    した複数個の端末器と主監視装置との間で多重化された
    伝送信号を授受する主システムと、副監視装置に主伝送
    路とは別に設けた副伝送路を介して分岐接続した複数個
    の端末器と副監視装置との間で多重化された伝送信号を
    授受する副システムとを設け、副監視装置と主伝送路と
    の間に信号中継装置を接続し、主システムの伝送信号を
    用いて副監視装置の監視制御状態を主制御装置に伝送す
    る端末機能部を信号中継装置に設け、主監視装置および
    副監視装置の監視制御状態を外部装置に伝送するインタ
    ーフェースを主監視装置に設けたことを特徴とする多重
    伝送システム。
JP1061593A 1993-01-26 1993-01-26 多重伝送システム Withdrawn JPH06225031A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1061593A JPH06225031A (ja) 1993-01-26 1993-01-26 多重伝送システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1061593A JPH06225031A (ja) 1993-01-26 1993-01-26 多重伝送システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06225031A true JPH06225031A (ja) 1994-08-12

Family

ID=11755147

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1061593A Withdrawn JPH06225031A (ja) 1993-01-26 1993-01-26 多重伝送システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06225031A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0364558B1 (en) Data communications system and method therefor
CN101281510B (zh) 一种双i2c总线设置方法和双i2c总线***
US8566630B2 (en) Apparatus, methods and computer program products supporting automatic network identification for power supplies
JPH06225031A (ja) 多重伝送システム
JP2654139B2 (ja) 遠隔監視制御システムのワイヤレス系信号線用分岐器
JP3351885B2 (ja) 遠隔監視制御システム
KR100214146B1 (ko) 이중화 데이터 통신 제어 장치
KR100229434B1 (ko) 이중화 데이터 통신 제어 장치
US5126730A (en) Multipoint TBOS interface including backup response unit
JP2695867B2 (ja) エレベーター装置
JP3174663B2 (ja) 多重化サーバ方式における通信システム
JP3367793B2 (ja) 遠隔監視制御装置
JP2983029B2 (ja) 網終端装置
JP2715137B2 (ja) 通信網制御方式
KR100202980B1 (ko) 전전자 교환기의 피씨엠 정합 장치
JPH11239225A (ja) 集中監視システム及びそのシステムにおける送受信装置
JPH0235898A (ja) 遠隔監視制御システム
JP3195650B2 (ja) 遠隔監視制御システム
JPS59183553A (ja) ル−プ伝送方式
JP3006555B2 (ja) 遠隔地モジュール制御方式
JPH0516239B2 (ja)
JPH07336362A (ja) 監視制御装置
JP2002165242A (ja) デジタル交換装置及びその回線インタフェースボード
JPH0818683A (ja) 遠隔監視制御装置
JPH01220094A (ja) ホームバスシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000404