JPH06222298A - 光走査装置 - Google Patents

光走査装置

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Publication number
JPH06222298A
JPH06222298A JP1160593A JP1160593A JPH06222298A JP H06222298 A JPH06222298 A JP H06222298A JP 1160593 A JP1160593 A JP 1160593A JP 1160593 A JP1160593 A JP 1160593A JP H06222298 A JPH06222298 A JP H06222298A
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JP
Japan
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light beam
deflector
optical fiber
reflecting surface
optical
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Application number
JP1160593A
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English (en)
Inventor
Tomohiro Nakajima
智宏 中島
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造を小型化し、受光面における光路ずれを
防止すること。 【構成】 光源4からの光ビームを偏向器20により偏
向し、偏向器20で偏向された同期検知用の光ビームを
受光部29に入射し、被走査媒体への走査開始位置を設
定する光走査装置において、受光部としての光ファイバ
29をハウジング1の嵌合穴30に嵌合し、ハウジング
1に係止される止め具33の切欠を光ファイバ29の被
覆に食い込ませることで光ファイバ29を固定する。ま
た、光源4からの光ビームを偏向器20に反射する第一
の反射面23aと、偏向器20からの光ビームを同期検
知用の受光部29に反射する第二の反射面23bとを一
体に形成したミラー23を設ける。さらに、光路ずれを
補正するために、同期検知用の光路に集光レンズ、補正
レンズ27等を設け、或いは、主走査又は副走査方向の
曲率を有するミラー23を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザプリンタ、デジ
タル複写機、ファクシミリ等に利用される光走査装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特開平1−164913号公報、
実開平2−1719号公報等に記載されているように、
光源から照射された光ビームを回転する偏向器により被
走査媒体に走査する場合に、走査領域外において偏向器
により偏向された同期検知用の光ビームを受光部に入射
させ、この受光部による検出信号を基にクロックを制御
することにより、被走査媒体に対する走査開始位置を定
めるようにした光走査装置がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特開平1−16491
3号公報に記載された光走査装置は、偏向器により偏向
された光ビームを被走査媒体に結像する結像レンズを通
った後の光ビームを同期検知用として取り出すため、結
像レンズの主走査方向の長さが長くなる。また、同期検
知用の光学系を結像レンズの外側に配置する必要があ
る。しかも、同期検知用の光ビームを受光する光ファイ
バを、ブロック状の支持部材により保持しているため装
置が大型化する問題がある。
【0004】実開平2−1719号公報に記載された光
走査装置は、偏向器から結像レンズに入射される前の光
ビームを同期検知用として取り出す構成であるため、小
型化については利点がある。しかしながら、偏向器とし
てのポリゴンミラーの偏心により、その偏向器の各反射
面での反射点にずれが生じたり、それらの反射面に面倒
れが生じていると、同期検知用の光ビームの検知を正確
に行うことができず、これにより、画像品質が低下する
問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
光源及びこの光源から照射される光ビームを被走査媒体
に向けて偏向する偏向器等をハウジングに設け、偏向器
により偏向される同期検知用の光ビームを受光する光フ
ァイバが嵌合される嵌合穴をハウジングに形成し、光フ
ァイバの被覆の外周に両側から食い込む切欠とハウジン
グの一部に弾性的に係止される係止片とを有する止め具
を設けた。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、副走査方向に曲率を有して光ファイバの受
光面に対向する集光レンズを設け、この集光レンズが弾
性的に係止される係止片を止め具に一体に形成した。
【0007】請求項3記載の発明は、光源からの光ビー
ムを被走査媒体に向けて偏向する偏向器を設け、前記光
源からの光ビームを前記偏向器に向けて反射する第一の
反射面と、前記偏向器により偏向される同期検知用の光
ビームを受光部に向けて反射する第二の反射面とを一体
に形成してなるミラーを設けた。
【0008】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において、副走査方向に曲率を有する第一の反射面を
用いた。
【0009】請求項5記載の発明は、光源からの光ビー
ムを被走査媒体に向けて偏向する偏向器を設け、この偏
向器により偏向される同期検知用の光ビームを受光部に
向けて反射するミラーを設け、受光面における光ビーム
の像高を偏向角に応じて補正する補正レンズをミラーと
受光部との間の光路中に設けた。
【0010】請求項6記載の発明は、請求項3記載の発
明において、主走査方向に曲率を有する第二の反射面を
用いた。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明は、同期検知用の光ビーム
が入射される光ファイバをハウジングの嵌合穴に嵌合
し、止め具の切欠の両側を光ファイバの被覆の両側に食
い込ませながら係止片をハウジングに弾性的に係止させ
ることにより、光ファイバを小さなスペースで容易に固
定することが可能である。
【0012】請求項2記載の発明は、偏向器の面倒れや
環境変化に起因する光路のずれを、主走査方向に曲率を
有する集光レンズにより補正することができる。また、
止め具により集光レンズを光ファイバと共に容易に固定
することが可能となる。
【0013】請求項3記載の発明は、光源からのビーム
の偏向器への折り返し、偏向器からのビームの受光部へ
の折り返しとを一つのミラーで行わせることができるの
で、偏向器への入射角と受光部への偏向角とを近接させ
ることができる。これにより、偏向器の小型化、走査効
率の向上を図ることが可能となる。
【0014】請求項4記載の発明は、偏向器に面倒れが
発生したとしても、被走査媒体及び同期検知用の受光部
における光ビームの照射位置を第一の反射面により一定
にすることが可能となる。これにより、画像品質を向上
させることが可能となる。
【0015】請求項5記載の発明は、偏向器の偏心によ
り各反射面の反射位置にバラツキが生じたとしても、同
期検知用の受光部における光ビームの照射位置を補正レ
ンズにより一定にすることが可能となる。これにより、
被走査媒体における走査開始位置を一定に定め、画像品
質を向上させることができる。
【0016】請求項6記載の発明は、主走査方向に曲率
を有する第二の反射面により、受光部における光ビーム
の照射位置を一定にすることが可能となる。これによ
り、被走査媒体における走査開始位置を一定に定め、画
像品質を向上させることができる。
【0017】
【実施例】請求項1記載の発明の一実施例を図1及び図
2に基づいて説明する。図1において、1はハウジン
グ、2は光源部である。この光源部2は、駆動回路が形
成された基板3と、この基板3に接続された光源として
の半導体レーザ4を保持する保持部材5と、ハウジング
1の側面に形成された通孔6に対向するコリメータレン
ズ7を保持する保持部材8とよりなる。保持部材5は保
持部材8に固定され、保持部材8は螺子9によりハウジ
ング1の側面に固定される。
【0018】また、ハウジング1の両側には、前方に突
出する突起10と上方に突出する突起11とが形成さ
れ、ハウジング1の上面の一部を閉塞するカバー12に
は、突起10,11に係合する切欠13,14が形成さ
れ、後縁には屈曲片15が形成されている。さらに、ハ
ウジング1には複数の取付孔16が形成され、これらの
取付孔16に取付螺子17によって取り付けられる板状
の基体18が設けられている。この基体18にはモータ
ハウジング19が固定され、このモータハウジング19
に内蔵されたモータ(図示せず)には偏向器としてのポ
リゴンミラー20が直結され、このポリゴンミラー20
の外周には複数の反射面21が形成されている。なお、
カバー12の屈曲片15は基体18の前縁によって押え
られるものである。
【0019】さらに、ハウジング1にはポリゴンミラー
20により偏向されるビーム光を感光体等の被走査媒体
(図示せず)に結像する結像レンズとしてのfθレンズ
22が保持されている。また、ハウジング1の一側に
は、ミラー23の両側を支える突部24と、ミラー23
を突部24に圧接する板ばね25の中心を支える支柱2
6と、補正レンズ27の両側を保持する保持部28と、
受光部としての光ファイバ29の端部を嵌合する嵌合穴
30と、この嵌合穴30が形成された壁面31の上部に
位置する凹部32とが形成されている。ミラー23は、
半導体レーザ4からの光ビームをポリゴンミラー20に
向けて反射する第一の反射面23aと、ポリゴンミラー
20から偏向された同期検知用の光ビームを光ファイバ
29に向けて反射する第二の反射面23bとを有する。
【0020】光ファイバ29は止め具33によりハウジ
ング1に固定されている。すなわち、図2に示すよう
に、止め具33は弾性を有する金属板により形成され、
ハウジング1の凹部32に嵌合される幅寸法に定めら
れ、ハウジング1の壁面31を挾持する係止片34,3
5と、係止片34の間に位置する切欠36とを有する。
切欠36の幅dは光ファイバ29の被覆の外径Dより小
さい寸法に定められ、したがって、光ファィバ29はそ
の被覆が切欠36の両側縁に食い込まれ、これによりハ
ウジング1に固定される。
【0021】このような構成において、半導体レーザ4
から照射される光ビームは、コリメータレンズ7により
平行化されミラー23の第一の反射面23aによりポリ
ゴンミラー20の反射面21に向けて反射される。ポリ
ゴンミラー20により偏向された光ビームはfθレンズ
22により被走査媒体に走査される。また、走査領域外
においてポリゴンミラー20から偏向された同期検知用
の光ビームは、第二の反射面23bにより反射され、補
正レンズ27を通って光ファイバ29の受光面に入射さ
れる。光ファイバ29により伝導された光ビームは制御
基板(図示せず)に入射され、そこで、半導体レーザ4
から出力させるタイミングがクロックに同期して設定さ
れ、被走査媒体における走査開始位置が制御される。
【0022】以上のように、同期検知用の光ビームが入
射される光ファイバ29をハウジング1の嵌合穴30に
嵌合し、止め具33の切欠36の両側を光ファイバ29
の被覆の両側に食い込ませながら係止片34,35をハ
ウジング1に弾性的に係止させることにより、光ファイ
バ29を小さなスペースで容易に固定することが可能で
ある。
【0023】次いで、請求項2記載の発明の一実施例を
図3に基づいて説明する。前記実施例と同一部分は同一
符号を用い説明も省略する(以下同様)。副走査方向に
曲率を有して光ファイバ29の受光面に対向する集光レ
ンズ37が設けられている。この集光レンズ37の中心
には嵌合穴30に嵌合されて光ファイバ29の受光面に
対向する突部37aが一体に形成されている。止め具3
3は、係止片34,35の間隔が前記実施例の場合より
やや広く定められている。したがって、集光レンズ37
は係止片35によりハウジング1の壁面31に圧接され
ている。
【0024】このような構成において、ポリゴンミラー
20の反射面21の面倒れや環境変化に起因する光路の
ずれを、主走査方向に曲率を有する集光レンズ37によ
り補正することができる。また、止め具33により集光
レンズ37を光ファイバ29と共に容易に固定すること
が可能となる。また、集光レンズ37の中心に形成され
た突部37aと光ファイバ29とは嵌合穴30に嵌合さ
れるため、両者の中心を正確に合わせることができる。
【0025】さらに、請求項3記載の発明の一実施例を
図1、図4に基づいて説明する。請求項3記載の発明
は、前記実施例で述べたように、半導体レーザ4からの
光ビームをポリゴンミラー20に向けて反射する第一の
反射面23aと、ポリゴンミラー20により偏向される
同期検知用の光ビームを光ファイバ29に向けて反射す
る第二の反射面23bとを一体に形成してなるミラー2
3を設けたものである。
【0026】このような構成において、図4に示すよう
に、半導体レーザ4からの光ビームのポリゴンミラー2
0への折り返し、ポリゴンミラー20からの光ビームの
光ファイバ29への折り返しとを一つのミラー23で行
わせることができるので、ポリゴンミラー20への入射
角θ0 と光ファイバ29への偏向角θS とを近接させる
ことができる。これにより、ポリゴンミラー20の小型
化、走査効率の向上を図ることができる。θは被走査媒
体に対する偏向角である。
【0027】ここで、請求項4記載の発明の実施例とし
て、図4における第一の反射面23aに副走査方向の曲
率をもたせることにより、ポリゴンミラー20の各反射
面21に面倒れが発生したとしても、被走査媒体及び光
ファイバ29における光ビームの照射位置を第一の反射
面23aにより一定にすることが可能となる。
【0028】さらに、請求項5記載の発明の一実施例を
図1及び図5に基づいて説明する。本実施例は、光ファ
ィバ29の受光面における光ビームの像高hを偏向角θ
に応じて補正する補正レンズ27を、ミラー23の第二
の反射面23bと光ファイバ29との間の光路中に設け
たものである。
【0029】したがって、ポリゴンミラー20の偏心に
より各反射面21の反射位置にΔxなるバラツキが生じ
たとしても、光ファイバ29における光ビームの照射位
置を補正レンズ27により一定にすることが可能とな
る。これにより、被走査媒体における走査開始位置を一
定に定め、画像品質を向上させることができる。
【0030】さらに、請求項6記載の発明の一実施例を
図6に示す。本実施例は、光ファィバ29の受光面にお
ける光ビームの像高hを偏向角θに応じて補正するよう
に、第二の反射面23bに主走査方向の曲率をもたせた
ものである。
【0031】したがって、主走査方向に曲率を有する第
二の反射面23bにより、光ファイバ29における光ビ
ームの照射位置を一定にすることが可能となる。これに
より、被走査媒体における走査開始位置を一定に定め、
画像品質を向上させることができる。
【0032】さらに、本発明の他の実施例を図7及び図
8に基づいて説明する。図7に示すように、第一、第二
の反射面23a,23bは副走査方向の曲率を有する。
図7において、(a)はミラーの平面図、(b)は同図
(a)におけるA−A線部の断面図、(c)は同図
(a)におけるB−B線部の断面図である。
【0033】次に、図8(a)に第一の反射面23aか
ら光ファイバ29の受光面29aへの光路を示す。第一
の反射面23aと第二の反射面23bとはシリンダレン
ズの機能を有するので、図8(a)では説明上レンズの
形をもって示す。第二の反射面23bと光ファイバ29
の受光面29aとの間にはシリンダレンズ38が設けら
れている。また、図8(b)に示すように、ポリゴンミ
ラー20の反射面21から被走査媒体39に至る光路に
はfθレンズ22と補正レンズ40とが設けられてい
る。
【0034】このような構成において、図8(a)にお
いて、半導体レーザ4からの光ビームは第一の反射面2
3aにより折り返されてポリゴンミラー20の反射面2
1に集束され、この反射面21により反射された同期検
知用の光ビームは第二の反射面23bにより光束が復元
され、シリンダレンズ38により光ファイバ29の受光
面29aに集束される。ここで、ポリゴンミラー20の
反射面21と受光面29aとは光学的共役関係に定めら
れ、反射面21の面倒れが補正される。
【0035】また、図8(b)においては、ポリゴンミ
ラー20の反射面21により偏向された光ビームは被走
査媒体39に集束されるが、ポリゴンミラー20の反射
面21と被走査媒体39とは光学的共役関係に定められ
ているため、反射面21の面倒れが補正される。
【0036】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、光源及びこの光
源から照射される光ビームを被走査媒体に向けて偏向す
る偏向器等をハウジングに設け、偏向器により偏向され
る同期検知用の光ビームを受光する光ファイバが嵌合さ
れる嵌合穴をハウジングに形成し、光ファイバの被覆の
外周に両側から食い込む切欠とハウジングの一部に弾性
的に係止される係止片とを有する止め具を設けたので、
同期検知用の光ビームが入射される光ファイバをハウジ
ングの嵌合穴に嵌合し、止め具の切欠の両側を光ファイ
バの被覆の両側に食い込ませながら係止片をハウジング
に弾性的に係止させることにより、光ファイバを小さな
スペースで容易に固定することができる。
【0037】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、副走査方向に曲率を有して光ファイバの受
光面に対向する集光レンズを設け、この集光レンズが弾
性的に係止される係止片を止め具に一体に形成したの
で、偏向器の面倒れや環境変化に起因する光路のずれ
を、主走査方向に曲率を有する集光レンズにより補正す
ることができ、また、止め具により集光レンズを光ファ
イバと共に容易に固定することができる。
【0038】請求項3記載の発明は、光源からの光ビー
ムを被走査媒体に向けて偏向する偏向器を設け、前記光
源からの光ビームを前記偏向器に向けて反射する第一の
反射面と、前記偏向器により偏向される同期検知用の光
ビームを受光部に向けて反射する第二の反射面とを一体
に形成してなるミラーを設けたので、光源からのビーム
の偏向器への折り返し、偏向器からのビームの受光部へ
の折り返しとを一つのミラーで行わせることができるの
で、偏向器への入射角と受光部への偏向角とを近接させ
ることができる。これにより、偏向器の小型化、走査効
率の向上を図ることができる。
【0039】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において、副走査方向に曲率を有する第一の反射面を
用いたので、偏向器に面倒れが発生したとしても、被走
査媒体及び同期検知用の受光部における光ビームの照射
位置を第一の反射面により一定にすることができ、これ
により、画像品質を向上させることができる。
【0040】請求項5記載の発明は、光源からの光ビー
ムを被走査媒体に向けて偏向する偏向器を設け、この偏
向器により偏向される同期検知用の光ビームを受光部に
向けて反射するミラーを設け、受光面における光ビーム
の像高を偏向角に応じて補正する補正レンズをミラーと
受光部との間の光路中に設けたので、偏向器の偏心によ
り各反射面の反射位置にバラツキが生じたとしても、同
期検知用の受光部における光ビームの照射位置を補正レ
ンズにより一定にすることができ、これにより、被走査
媒体における走査開始位置を一定に定め、画像品質を向
上させることができる。
【0041】請求項6記載の発明は、請求項3記載の発
明において、主走査方向に曲率を有する第二の反射面を
用いたので、第二の反射面により受光部における光ビー
ムの照射位置を一定にすることができ、これにより、被
走査媒体における走査開始位置を一定に定め、画像品質
を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明の一実施例を示す分解斜視
図である。
【図2】光ファイバの支持構造を示す斜視図である。
【図3】請求項2記載の発明の一実施例を示すもので、
(a)は光ファイバ及び集光レンズの支持構造を示す分
解斜視図、(b)は縦断側面図である。
【図4】請求項3記載の発明の一実施例を示すもので、
ミラーの反射作用を示す説明図である。
【図5】請求項5記載の発明の一実施例を示す光路の説
明図である。
【図6】請求項6記載の発明の一実施例を示す光路の説
明図である。
【図7】本発明の他の実施例を示すもので、(a)はミ
ラーの平面図、(b)は同図(a)におけるA−A線部
の断面図、(c)は同図(a)におけるB−B線部の断
面図である。
【図8】(a)は第一の反射面から同期検知用の受光面
に至る光路の説明図、(b)はポリゴンミラーから被走
査媒体に至る光路の説明図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 4 光源 20 偏向器 21 反射面 23 ミラー 23a 第一の反射面 23b 第二の反射面 27 補正レンズ 29 受光部 30 嵌合穴 33 止め具 34,35 係止片 36 切欠 37 集光レンズ 39 被走査媒体

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源及びこの光源から照射される光ビー
    ムを被走査媒体に向けて偏向する偏向器等をハウジング
    に設け、前記偏向器により偏向される同期検知用の光ビ
    ームを受光する光ファイバが嵌合される嵌合穴を前記ハ
    ウジングに形成し、前記光ファイバの被覆の外周に両側
    から食い込む切欠と前記ハウジングの一部に弾性的に係
    止される係止片とを有する止め具を設けたことを特徴と
    する光走査装置。
  2. 【請求項2】 副走査方向に曲率を有して光ファイバの
    受光面に対向する集光レンズを設け、この集光レンズが
    弾性的に係止される係止片を止め具に一体に形成したこ
    とを特徴とする請求項1記載の光走査装置。
  3. 【請求項3】 光源からの光ビームを被走査媒体に向け
    て偏向する偏向器を設け、前記光源からの光ビームを前
    記偏向器に向けて反射する第一の反射面と、前記偏向器
    により偏向される同期検知用の光ビームを受光部に向け
    て反射する第二の反射面とを一体に形成してなるミラー
    を設けたことを特徴とする光走査装置。
  4. 【請求項4】 副走査方向に曲率を有する第一の反射面
    を用いたことを特徴とする請求項3記載の光走査装置。
  5. 【請求項5】 光源からの光ビームを被走査媒体に向け
    て偏向する偏向器を設け、この偏向器により偏向される
    同期検知用の光ビームを受光部に向けて反射するミラー
    を設け、受光面における光ビームの像高を偏向角に応じ
    て補正する補正レンズを前記ミラーと前記受光部との間
    の光路中に設けたことを特徴とする光走査装置。
  6. 【請求項6】 主走査方向に曲率を有する第二の反射面
    を用いたことを特徴とする請求項3記載の光走査装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009187028A (ja) * 2002-04-26 2009-08-20 Fuji Xerox Co Ltd 光源装置の取付構造

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JP2009187028A (ja) * 2002-04-26 2009-08-20 Fuji Xerox Co Ltd 光源装置の取付構造

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