JPH0621865Y2 - 収納袋の開口部固定部材 - Google Patents

収納袋の開口部固定部材

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JPH0621865Y2
JPH0621865Y2 JP11128590U JP11128590U JPH0621865Y2 JP H0621865 Y2 JPH0621865 Y2 JP H0621865Y2 JP 11128590 U JP11128590 U JP 11128590U JP 11128590 U JP11128590 U JP 11128590U JP H0621865 Y2 JPH0621865 Y2 JP H0621865Y2
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JP11128590U
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JPH0468835U (ja
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公之 松浦
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松浦産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、読み終わった新聞紙などを一時保管し、収納
するための収納袋の開口部を固定する部材に関する。
〔従来の技術〕
読み終った新聞はその都度、ごみ箱などに投入して処分
せずに、A4判程度の大きさに折り畳んでこれを積み重
ね、ある程度の量が留まったところでまとめて業者など
に処分する場合が多く、新聞紙をまとめて保管、収納す
るための容器として、例えば第6図に示すような方形の
収納袋16がある。
この収納袋16は、簡単には破れない程度の厚みを有する
紙を用い、A4判に折り畳んだ新聞紙がぴったりと入る
よう、上面を新聞紙投入用の開口部16aとした長辺300mm
程度、短辺210mm程度の直方体形状に形成したもので、
不使用時には偏平に折り畳み、使用に際して直方体形状
に形作って広げ紙自身の有する多少の剛性でこの形状を
維持するようにしている。
そして、収納袋16を直方体形状に維持させ、開口部16a
も長方形に維持させた状態にして、該開口部16aから読
み終った新聞紙を毎日投入する。
〔考案が解決しようとする課題〕
このように収納袋を直方体形状に保持し、また開口部を
長方形に保持するための手段としては、これを紙自身の
有する多少の剛性にのみ頼っているため、収納袋の使用
開始時で袋内に未だ新聞紙が収納されていない状態の時
や収納されていてもこれが少量の場合は、収納袋を完全
な直方体形状に維持しておくことがむずかしく袋自身の
重みでこの形がくずれてしまうことが多い。
特に、開口部を完全なA4判の大きさの長方形に維持す
ることは困難で、この形がくずれてしまうため、収納し
ようとする新聞紙が開口縁に引っ掛って新聞紙の投入が
スムーズに行えない。そして、この場合開口部の大きさ
が折り畳んだ新聞紙と同じ大きさに形成してあるため、
開口部の方形状が少しでも変形すると新聞紙の投入はス
ムーズに行えなくなってしまう。
また、新聞紙をいっぱいに収納した収納袋を移動する際
は、収納袋の上縁部を手で適当につかんで持ち運ぶよう
にしているが、つかむための取掛りが全くなく、縁を少
しまるめこむようにしてつかむこととなり、大きな握力
が要求されてつかみにくく、その結果運搬途中で手が滑
って収納袋を落としたり、場合によっては収納袋のつか
んでいた部分がちぎれてしまうこともある。
本考案の目的は前記従来例の不都合を解消し、収納袋の
開口部を所定の長方形に確実に維持できて新聞紙の投入
がスムーズに行え、また、新聞紙が既に収納されて重く
なっている収納袋を持ち運ぶ場合も大きな力を要せず楽
に運べる収納袋の開口部固定部材を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は前記目的を達成するため、新聞紙等を収納する
直方体形状の収納袋の上部の開口部に取付ける開口部固
定部材で、2枚の細長帯状部材で構成し、各帯状部材は
前記開口部の隣接する2辺にそれぞれ対応する固定片を
折り曲げ自在に連成するとともにいずれか一方の端に他
の帯状部材への結合片を折り曲げ自在に連成し、各固定
片のほぼ中央に底辺を折り曲げ自在とした袋挟着片を切
込みにより形成したことを要旨とするものである。
〔作用〕
本考案によれば、2枚の細長帯状部材をそれぞれ折り曲
げて結合片で結合すれば収納袋の開口部形状に合致する
長方形の枠状の開口部固定部材が形成される。
そして、袋挟着片をその底辺から下方に折り曲げ、該袋
挟着片と固定片との間に収納袋の上部を挟み込めば、こ
れにより開口部固定部材は収納袋の開口縁に固定され、
この枠状の固定部材によって開口部は所定の形状である
長方形に維持される。
〔実施例〕
以下、図面について本考案の実施例を詳細に説明する。
第1図は本考案の収納袋の開口部固定部材の実施例を示
す分解斜視図、第2図は同上折り曲げた状態の斜視図、
第3図は同上収納袋に取付けた状態の斜視図で、本考案
の開口部固定部材は従来例として第6図について既に説
明した新聞紙などの収納袋16の上部開口部16aに取付け
るもので、第1図に示すような2枚の細長帯状部材1,
1で構成される。
この細長帯状部材1はポリプロピレンなどの合成樹脂を
用いて一体成形され、折り曲げ自在な巾方向の肉薄部2
を介して収納袋16の長辺17a、短辺17bに対応する長さの
固定片3a,3bと、さらに同じく折り曲げ自在な巾方
向の肉薄部2を介して一方の端部に他の細長帯状部材1
との結合片4が連成される。
固定片3a,3bは巾方向の上約3分の1程度の部分に
長さ方向にそって例えば「NEWSPACKAGE」な
どの文字をすかし彫り5により刻み込み、すかし彫り5
を施した個所の下方ほぼ中央に収納袋16への袋挟着片6
を形成する。
この袋挟着片6は、底辺部を下方に折り曲げ自在な肉薄
部2とし残りの3辺に切込み7を施してこの3辺を固定
片3a,3bから切り離し自在とした横長の台形などの
矩形状に形成したもので、袋挟着片6の裏面に先端をと
がらせた矢尻状の突起8を長さ方向に2個突出し、この
突起8に対応する個所の固定片3a,3bの裏面には突
起8が挿入する孔9を穿設した。
なお、この突起8,孔9は袋挟着片6側に孔9を固定片
3a,3b側に突起8を設けてもよいし、また、その数
も2個に限定されず、一個でも、3個以上でもよい。
また、細長帯状部材1の端に形成した結合片4の表面に
上下の縦方向に孔9を穿設し、他方の端の固定片3bの
端部でこの孔9に対応する個所に2個の矢尻状の突起8
を穿設した。
次に2枚細長帯状部材1,1を収納袋16の開口部16aに
取付ける方法について説明する。
まず、第2図に示すように2枚の細長帯状部材1,1を
それぞれ巾方向の肉薄部2を介して固定片3a,3b、
結合片4の3つに90度折り曲げ、一方の細長帯状部材1
の結合片4の表面を他方の細長帯状部材1の固定片3b
の端部の裏面に当てがい、結合片4に設けた孔9に固定
片3b側の突起8を挿入し、結合片4を他方の帯状部材
1の固定片3bに結合して、2枚の細長帯状部材1,1
を長方形の矩形枠Aに組立てる。
この矩形枠Aは、固定片3aの長さが収納袋16の開口部
16aの長辺17aの長さに、固定片3bの長さが短辺17bの
長さにそれぞれ合致していることから、開口部16aの大
きさに等しく形成される。
かかる矩形枠A内に収納袋16の上部を差し込み、収納袋
16の表面側上部を矩形枠Aの内側に当接する。この場
合、開口部16aの開口縁が、固定片3a,3bに形成し
た袋挟着片6の底片を形成する長さ方向の肉薄部2個所
に位置させる。
この状態で袋挟着片6の側部及び上部の3辺を切込み7
を介して固定片3a,3bから切り離し、底辺部の肉薄
部2を介して内側下方に折り曲げ、袋挟着片6と固定片
3aあるいは3bとで収納袋16の上部を挟み込む。そし
て、袋挟着片6に設けた突起8を収納袋16を貫通させて
孔9に挿入し、矩形枠Aを収納袋16の上部に固定する。
(第3図、第4図参照)。
これにより収納袋16の開口部16aは矩形枠Aとほぼ同形
に広げられこの形を保持する。よって矩形枠Aを取付け
た開口部16aから読み終わった新聞紙を投入すれば、投
入時に開口部16aに新聞紙が引掛ってスムーズに投入さ
れないことがない。
また、新聞紙を収納した収納袋16を運ぶ場合は、袋挟着
片6を下方に折り返すことでここに形成される開口10に
指を差し込んで該開口10の上方のすかし彫り5を施した
部分の固定片3a,3bを手掛け部としてこれを握れ
ば、収納袋16を楽に持ち上げ、また運べる。
なお、前記第1実施例では結合片4を固定片3bに結合
する手段として突起8と孔9とを用いたが、結合手段は
これに限定されるものではなく、第2実施例として第5
図に示すように、結合片4または固定片3bのいずれか
に突条11を、固定片3bまたは結合片4のいずれかに溝
12を設け、突条11を溝12内に嵌入するようにしてもよ
い。
また、袋挟着片6に関し、収納袋16を固定片3a,3b
にはさみ込んで固定する手段は前記実施例に示した形状
の突起8と孔9とに限定されるものではなく、先端の突
出部が収納袋16を貫通して固定片3a,3bに固着でき
る構造のものであればいかなる形状のものでもよく、例
えば孔9に代えて突起8と収納袋16とがいっしょに嵌入
するようなスナップのごとき凹部とすることも可能であ
る。
さらに袋挟着片6を形成する底辺部はこれを全長に渉っ
て全てを薄肉部2とせずに、中央部分の約3分の1程度
の長さ分だけを薄肉部2に形成し、該薄肉部2の左右残
りの3分の1ずつは切込み7部に形成してもよい。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案の収納袋の開口部固定部材は、
収納袋の開口部を所定形状の矩形に保持できるので、こ
の開口部から該開口部形状にほぼ等しい大きさに折り畳
んだ新聞紙を収納袋内に投入する際、新聞紙が開口部に
引掛ることがなくスムーズに投入できる。
また、新聞を収納した収納袋を持ち運ぶ場合、開口部に
手掛けが形成されるから、運搬も楽に行えるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の収納袋の開口部固定部材の実施例を示
す分解斜視図、第2図は同上折り曲げた状態の斜視図、
第3図は収納袋に取付けた状態の斜視図、第4図は同上
要部の縦断側面図、第5図は第2実施例を示す要部の斜
視図、第6図は収納袋を示す斜視図である。 1……細長帯状部材、2……肉薄部 3a,3b……固定片、4……結合片 5……すかし彫り、6……袋挟着片 7……切込み、8……突起 9……孔、10……開口 11……突条、12……溝 16……収納袋、16a……開口部 17a……長辺、17b……短辺

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】新聞紙等を収納する直方体形状の収納袋の
    上部の開口部に取付ける開口固定部材で、2枚の細長帯
    状部材で構成し、各帯状部材は前記開口部の隣接する2
    辺にそれぞれ対応する固定片を折り曲げ自在に連成する
    とともにいずれか一方の端に他の帯状部材への結合片を
    折り曲げ自在に連成し、各固定片のほぼ中央に底辺を折
    り曲げ自在とした袋挟着片を切込みにより形成したこと
    を特徴とする収納袋の開口部固定部材。
JP11128590U 1990-10-23 1990-10-23 収納袋の開口部固定部材 Expired - Lifetime JPH0621865Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0468835U JPH0468835U (ja) 1992-06-18
JPH0621865Y2 true JPH0621865Y2 (ja) 1994-06-08

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