JPH06214854A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH06214854A
JPH06214854A JP5006026A JP602693A JPH06214854A JP H06214854 A JPH06214854 A JP H06214854A JP 5006026 A JP5006026 A JP 5006026A JP 602693 A JP602693 A JP 602693A JP H06214854 A JPH06214854 A JP H06214854A
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JP
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file
data
information processing
execution
command
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JP5006026A
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English (en)
Inventor
Ryoichi Mikami
陵一 三上
Keiko Iijima
圭子 飯島
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、実行途中で中断した場合、実行中
断以前の状態に簡単に復帰することのできる情報処理装
置を提供することを目的とする。また、複数の情報処理
装置上にある複数の実行ファイルの管理を容易に行う情
報処理装置を提供する。また、コマンドを実行するため
の環境切り替えが容易な情報処理装置を提供する。 【構成】 本発明の情報処理装置は、実行状態データ、
履歴データを定期的に格納する手段を持つ。また、実行
ファイル作成日度と、作成した情報処理装置名を記憶す
る手段を持つ。また、複数のコマンドの実行環境を切り
替える手段を持つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は情報処理装置、特にコマ
ンド管理を行う情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数プロセスを順次組み合わせ
て、目的の処理を達成する装置において、途中のプロセ
ス実行中に操作の誤りにより正常な手順を踏んでプロセ
スを終了しなかった場合、又は停電、コンセントが抜け
る、装置の故障などの何らかの外的要因によりプロセス
の実行が中断された場合、目的を達成するために複数の
プロセスを初めから再起動しなければならなかった。
【0003】また、異なる複数の情報処理装置で同じ複
数のコマンドを所有している場合、どれかひとつの情報
処理装置でコマンドで実行ファイルを作成し、その実行
ファイルを他の情報処理装置にコピーして使用できるよ
うにするのが普通である。
【0004】そうした場合、UNIX等の環境下では一
般的にその実行ファイルにコピーされた日時を参照でき
る命令(コマンド)が用意されているので、全情報処理
装置にまったく同じ実行ファイルがコピーされているか
確認するにその参照命令(コマンド)で日時を確認して
いた。
【0005】また、コマンドを実行する環境を切り替え
る場合、コマンドを変更して環境を切り替えるか、また
固定的に環境が書き込まれているファイルを実行前に呼
びだして設定する場合には、そのファイルを書き変える
かして実行環境を切り替えていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、プロセ
スが複数ある場合その全てをまったく同じ条件になるよ
うに起動し直すには大変な労力が必要である。また、ひ
とつひとつのプロセスに多くの時間を費やした場合、初
めからやり直すのは時間の無駄である。
【0007】また、コマンドの処理が正常に動作しない
場合、複数ある情報処理装置の内どの情報処理装置によ
って実行ファイルが作成されたかや、実行ファイルが作
成された正確な日時が問題になることがある。
【0008】それは、情報処理装置はある時期にその基
本ソフト(OS)や、実行ファイル作成のためのコンパ
イラやリンカーが新しいものにに入れ替わったり、情報
処理装置ごとにバージョンが異なったりして、環境が異
なる情報処理装置が複数存在するような状態が生じるか
らである。
【0009】したがって、各情報処理装置で確認できる
のはコピーされた日時であり実際にその実行ファイルが
作成された日時ではないため、ある情報処理装置では正
常に動作したものが、他の情報処理装置においては正常
に動作しないような場合、本当にまったく同じ実行ファ
イルが動いているのかは、一般的な参照命令(コマン
ド)で参照できる情報だけでは不十分である。
【0010】また、コマンドが複数ある場合その全てを
書き替えることはたいへんな労力である。また、一時的
に実行環境を変更するのにわざわざ環境設定用ファイル
を書き替えるのも書き戻すのも手間がかかる。
【0011】本発明は、実行状態データ、実行履歴ファ
イルを定期的にバックアップし、プロセスが中断されて
も、再起動時に中断以前の状態に実行状態データ戻すこ
とによって、上述した問題を解決する情報処理を提供す
ることを目的としている。
【0012】また、本発明は、コマンドの実行ファイル
自身に実行ファイルが作成された日時、作成した情報処
理装置名を書き込み、それを参照できるようにすること
によって、上述した問題を解決する情報処理を提供する
ことを目的としている。
【0013】また、本発明は、各々の環境がすでに設定
されているか否か判断して、設定されていない場合ディ
フォルトの環境を設定する手段を持つことによって、上
述した問題を解決する情報処理を提供することを目的と
している。
【0014】
【課題を解決するための手段及び作用】上記課題を解決
するために、本発明の情報処理装置は、複数のプロセス
内で共通のデータ構造を持つ共有メモリ内状態データを
初期化する手段と、複数のプロセス内で共通のデータ構
造を持つ共有メモリ内状態データを一時領域のデータに
より初期化する手段と、実行状態を示す履歴ファイルを
初期化する手段と、実行状態を示す履歴ファイルを一時
領域のデータより初期化する手段と、複数のプロセスを
起動する手段と、実行状態を示す履歴ファイルを更新す
る手段と、複数のプロセス内で共通のデータ構造を持つ
共有メモリ内状態データを一時領域に格納する手段と、
前記状態データの格納処理と同期を取りながら、実行状
態を示す履歴ファイルを格納する手段と、正常手順によ
る終了時に一時領域を消去する手段とから構成される。
【0015】また、本発明の情報処理装置は、コマンド
の実行ファイル作成時にその時の日時と装置を分類する
ために付けられた情報処理装置名を実行ファイルに書き
込む手段と、コマンドの実行ファイルに書き込まれた作
成時の日時と情報処理装置名を読み出す手段と、コマン
ドの実行ファイルから読み出した日時と情報処理装置名
を表示する手段とから構成される。
【0016】また、本発明の情報処理装置は、呼び出さ
れる複数のコマンドが存在するファイルシステム名を設
定する手段と、前記複数のコマンドが参照するデータの
存在するファイルシステム名を設定する手段と、前記複
数のコマンドにより作成されたデータを保存するファイ
ルシステム名を設定する手段と、前記複数のコマンドに
より種々のデータが出力される周辺出力機器の情報を設
定する手段と、前記複数のコマンドを起動する手段とか
ら構成される。
【0017】上記構成により、実行状態データ、実行履
歴ファイルを定期的にバックアップし、プロセスが中断
されても、再起動時に中断以前の状態に実行状態データ
戻すことができる。
【0018】また、コマンドの実行ファイル自身に実行
ファイルが作成された日時、作成した情報処理装置名を
書き込み、それを参照できるようにする。
【0019】また、各々の環境がすでに設定されている
か否か判断して、設定されていない場合ディフォルトの
環境を設定する。
【0020】
【実施例】
(実施例1)以下、図面を参照して、本発明の一実施例
を詳細に説明する。
【0021】図1は、本発明の一実施例に係る情報処理
装置のブロック図である。
【0022】図において、11は装置全体の制御を司る
CPU、13はCPU11において実行されるプログラ
ム等が格納されるROMと、この実行の際のワークエリ
アとして用いられるRAMを含むメインメモリ、14は
各種文字等のキャラクタ情報、制御情報等を入力するた
めのキーボード、15はポインディングデバイスとして
のマウス、16はキーボード14及びマウス15と本装
置との間で信号接続を行うためのキーインターフェース
である。17はLAN(ローカルエリアネットワーク)
18と本装置とを接続するLANインターフェース、1
9はROM、SRAM、RS232C方式インターフェ
ース等を有した入出力装置(以下I/Oという)であ
る。I/O19には各種外部機器を接続可能である。2
0および21は外部記憶装置としてのそれぞれハードデ
ィスク装置及びフロッピーディスク装置、22はハード
ディスク装置20やフロッピーディスク装置21と本装
置との間で信号接続を行うためのディスクインターフェ
ースである。23はインクジェットプリンタ、レーザー
ビームプリンタ等によって構成することができるプリン
タ、24はプリンタ23と本装置との間で信号接続を行
うためのプリンタインターフェースである。25は表示
装置で有り、26は表示装置25と本装置との間で信号
接続を行うための表示インターフェースである。12
は、上記各器機間を信号接続するためのデータバス、コ
ントロースバス、アドレスバスからなるシステムバスで
ある。
【0023】以上説明した各機器等を接続してなる本装
置では、一般にユーザは、表示装置25の表示画面に表
示される各種情報に対応しながら操作を行う。すなわ
ち、LAN18、I/O19に接続される外部機器、キ
ーボード14、マウス15、ハードディスク装置20、
フロッピーディスク装置21から供給される文字、画像
情報等、また、メインメモリ13に格納されユーザーの
操作にかかる操作情報等が表示装置25の表示画面に表
示され、ユーザはこの表示を見ながら情報の編集、装置
に対する指示操作を行う。
【0024】図2は、本実施例1の実行環境を示す概略
図である。図において、各プロセス(5〜10)は起動
時にハードディスク装置20から、メインメモリ13に
読み出され、CPU11により各処理が行こなわれる。
【0025】共有メモリ内状態データ11の領域は各プ
ロセスを起動のための起動プロセスプロセス5によっ
て、メインメモリ13に用意される。
【0026】一時領域16の領域がハードディスク装置
20内に存在しない場合には、起動プロセス5によって
ハードディスク装置20内に作成される。
【0027】一時領域16が作成されると、まず共有メ
モリ内実行状態データの初期化17と、実行履歴データ
の初期化18が行われる。
【0028】このとき、一時領域16に実行状態データ
のバックアップファイル12、実行履歴データのバック
アップファイル13が存在すれば一時領域のこれらバッ
クアップファイルから、共有メモリ内実行状態データへ
のデータコピーによる初期化19、一時領域内の実行履
歴データへのデータコピーによる初期化20が行われ
る。
【0029】次に、キーボード14から入力されたプロ
セス名を、起動プロセス5で解析し、必要なプロセスを
ハードディスク装置20から読み込み起動させる。
【0030】この起動されたプロセス(6〜10)内で
は、必要に応じて共有メモリ内状態データ11をプロセ
ス内状態データにデータをコピー(読み出し23)す
る。
【0031】また処理後、必要に応じてプロセス内状態
データから共有メモリ内状態データ11にデータをコピ
ー(書き込み24)する。
【0032】起動プロセス5は、他のプロセスを起動さ
せる手段を持つが、そのバックグラウンドで一時領域の
履歴データの更新25、共有メモリ内状態データ11の
一時領域への自動バックアップ21、履歴データのバッ
クアップファイルへの自動バックアップ22を行う手段
も持つ。
【0033】履歴データの更新21は、起動プロセス
(5)から他プロセスが起動されるタイミングで行われ
る。
【0034】バックアップ21、22は互いに同期をと
りながら定期的に行われる。
【0035】起動プロセス5が正常手順により終了され
た場合、一時領域16内の各ファイルは消去される。
【0036】正常な手順で終了せず中断された場合には
一時領域内のデータはそのまま残される。
【0037】今、プロセスd9を処理中に処理が中断さ
れてしまったとする。
【0038】また、バックアップ21、22はプロセス
c8終了時にバックアップを行ったとする。
【0039】起動プロセス5を再起動させると、一時領
域にバックアップされた状態データ12が残されている
ため、確保された共有メモリ内状態データ11の領域へ
のバックアップファイルからコピーによる初期化19を
行う。
【0040】また、バックアップされた履歴データ13
も残っているため履歴データへのバックアップファイル
からコピーによる初期化20を行う。
【0041】こうすることにより、起動プロセス5を再
起動した直後の、共有メモリ内状態データ11、および
一時領域内16の履歴データ14はプロセスc8終了直
後の状態に復帰することができる。
【0042】従って、再起動後はプロセスd9から起動
させれば良いことになる。
【0043】もし、プロセスd9を処理中に中断されて
しまった時、バックアップ21、22がプロセスb7終
了時にバックアップを行った状態であるとする。(プロ
セスの終了とは同期をとっていないため)その時は、履
歴データ14も状態データと同期をとってバックアップ
されているために起動プロセス5の再起動時に、履歴デ
ータを確認することによって、どの状態までが復帰され
ているかを確認するいことができる(履歴データのバッ
クアップはこのために用意している。)。
【0044】図3は、本願発明の実施例1の処理動作を
示すフローチャートである。
【0045】一時領域16にバックアップされた状態デ
ータ、履歴データが存在するか否かを判定し(ステップ
1)、ステップ1で存在しない場合には共有メモリ内状
態データ11、履歴データ14の初期化を行う(ステッ
プ2)。
【0046】ステップ1で存在する場合には、共有メモ
リ内状態データ11、履歴データ14ともそれぞれバッ
クアップされた状態データ12、履歴データ13からの
コピーを行う(ステップ3)。そして、他のプロセスを
起動する(ステップ4)。また、同時に定期的に共有メ
モリ内状態データ11、履歴データ14を一時領域16
のバックアップファイルにコピーする(ステップ5)。
【0047】そして、正常手段による終了処理を行う
(ステップ6)。その後、一時領域のファイル全てを消
去し(ステップ7)、終了する。
【0048】なお、本実施例では共有メモリ内状態デー
タを一つとしたが、これは複数存在していてもよい。
【0049】また、共有メモリを使用しないでプロセス
間のデータを伝達する方法として、一時領域にファイル
(図2における15)を作成しデータの読み書きしても
よい。
【0050】こういったファイルも同じ一時領域に作成
されていれば、正常手順で終了されなかったのときに消
去されないので再起動時に残っていることになる。
【0051】これにより、さらに完璧に中断以前の状態
に復帰することができる。
【0052】さらに、使用者が任意時点でバックアップ
をとるように指示し、一時領域を消さないような終了を
選べば、任意の時点で処理を中断し、意識的な途中から
の処理の復帰が容易に実現できる。
【0053】以上説明したように本実施例によれば、プ
ロセスの実行状態を定期的に自動バックアップすること
により、プロセスが操作の誤りによる中断、外的要因に
よる中断以前の状態に簡単に復帰できるようにしたもの
であり、これにより中断以前の労力、時間の無駄を省く
ことができる。
【0054】(実施例2)次に、本発明の実施例2につ
いて、詳細に説明する。
【0055】図4は、本発明の実施例2の実行ファイル
作成環境の概略図である。また、図5は、本発明の実施
例2の実行ファイルの概略図、図6は、本発明の実施例
2の実行ファイルに日時、情報処理装置名を書き込み時
の処理動作を示すフローチャートである。なお、ここで
言う情報処理装置とは、LANを介して接続される複数
の装置を指すものでもよく、また、1つの情報処理装置
上で動作する異なるプログラムでもよい。
【0056】図4乃至図6を参照して、コマンドの実行
ファイル作成時にその時の日時と情報処理装置名を実行
ファイルに書き込む処理について、コマンドabcの実
行ファイルを作成するば例を挙げて説明する。
【0057】まず、コマンドabcのプログラムソース
ファイルが存在する領域6に日時、情報処理装置名を埋
め込むための翻訳時取り込みファイル(インクルードフ
ァイル)(図4におけるjyouhou.h41)を作
成する(ステップ12)。この中には作成された時の日
時、実行している情報処理装置名が書き込まれている。
【0058】次に、実行ファイルに日時、情報処理装置
名を取り込み、参照するためのプログラムソースファイ
ル(図4におけるのa.c43)が存在する領域5か
ら、コマンドabcのプログラムソースファイルがある
領域6に、実行ファイルに日時、情報処理装置名を取り
込み、参照するためのプログラムソースファイルa.c
をコピーし(ステップ13)、図4の6の状態となる。
【0059】この状態で、コマンドabcのプログラム
ソースファイルといっしょにjyouhou.h、a.
cも取り込んでプログラムのコンパイル(翻訳)、リン
ク(結合=実行ファイルの作成)を行う(ステップ1
4)。この後不要になった日時、情報処理装置名を埋め
込むための翻約時取り込みファイル(インクルードファ
イル)jyouhou.h、実行ファイルに日時、情報
処理装置名を取り込み、参照するためのプログラムソー
スファイルa.cを、他の中間的な一時ファイルととも
にコマンドabcのプログラムソースファイルがある領
域から削除し(ステップ15)、図4の7の状態とな
る。
【0060】この処理ででき上がったコマンドabcの
実行ファイルには、本来の処理部分の他に、図5の8に
示すように日時、情報処理装置名が埋め込まれる。
【0061】この処理で図4に示すように、実行ファイ
ルに日時、情報処理装置名を取り込み、参照するための
プログラムソースファイル(図4のa.c)が存在する
領域5を、コマンドabcのプログラムソースファイル
がある領域6とは別に設け、作成時にプログラムソース
a.cをコピーするようにしたり、日時、情報処理装置
名を埋め込むための翻訳時取り込みファイル(インクル
ードファイル)(図4のjyouhou.h41)をそ
の場に一時的に作成するようにしたのは、ひとつにはこ
の2つのリソースファイルは本来のコマンドabcとは
まったく無関係であり、本来のコマンドabcを開発、
保守する時に考慮する必要がないものであるため、コマ
ンドabcのプログラムソースファイルがある領域6に
置いておく必要がないからである。
【0062】また、他のコマンドを作成する時にもまっ
たく同じリソースファイルが必要であるので、それを複
数あるコマンドごとに持つのは領域の無駄であり、実行
ファイルに日時、情報処理装置名を取り込み、参照する
ためのプログラムソースファイル(a.c)の手段を変
更したい場合、図4の領域5のa.cだけ変更するだけ
で直ぐに複数の実行ファイル作成時に反映させることが
できる。図7、8は実行ファイルから日時、情報処理装
置名を参照する処理動作を示すフローチャートである。
また、図5は実行ファイルの概略図、図9は日時、情報
処理装置名参照手段を表示装置25の表示画面上に1つ
のウィンドウとして表示した例である。図9において、
91は、コマンド名入力部であり、92は入力されたコ
マンド名であり、93は、作成した日時を示し、94は
作成した情報処理装置名を示している。
【0063】これらの図から、コマンドの実行ファイル
に書き込まれた作成時の日時と情報処理装置名を読み出
す処理と、コマンドの実行ファイルから読み出した日時
と情報処理装置名を表示する処理、について説明する。
図7は実行ファイルから日時、情報処理装置名を参照す
る手段の全体の流れを示すフローチャートであり、図8
は図7のプロセスから起動させる実行ファイル動きを示
すフローチャートである。
【0064】まず、実行ファイルから日時、情報処理装
置名を参照する手段を起動させると日時、情報処理装置
名を参照する指示を立てる(スッテプ16)。
【0065】次に参照したいコマンド名を入力、解析す
る(ステップ17)コマンド名が正しいか否か判断(ス
テップ18)して、正しければコマンドを起動させる。
【0066】次に、図8において、起動されたコマンド
は、まず一番初めに日時、情報処理装置名を参照する指
示が立っているか否か判断する(ステップ23)。指示
が立っている場合実行ファイル内部に埋め込まれた日
時、情報処理装置名を(図5の10)を出力し(ステッ
プ24)、ステップ19に戻る。
【0067】また、このコマンドは、起動したときに日
時、情報処理装置名を参照する指示がたっていなけれ
ば、通常の処理を果し(ステップ25)、ステップ19
に戻る。
【0068】次に、実行ファイルより取り出した日時、
情報処理装置名を表示する(ステップ21)。このとき
の表示画面上の一ウィンドウ内の表示を図9に示す。
【0069】さらに、続けて参照するか否か判断し(ス
テップ22)、続けて参照する場合は、ステップ17に
戻る。
【0070】コマンド名が正常ではない場合には、エラ
ーメッセージを表示画面上に表示し(ステップ20)、
さらに、続けて参照するか否か判断し(ステップ2
2)、続けて参照する場合は、ステップ17に戻る。
【0071】なお、実行ファイルを作成した担当者名等
必要な情報を埋め込むようにしてもよい。
【0072】また、ネットワークで繋がれた各情報処理
装置の全てに参照する手段を設けることにより、どこの
処理装置からも参照することができる。
【0073】以上説明したように本実施例によれば、コ
マンドの実行実行ファイルに作成した日時、情報処理装
置名を埋め込む手段及び参照する手段を設けることによ
り、複数情報処理装置の複数のコマンド実行ファイル
の、バージョン管理、障害時の問題解決に役立つ。
【0074】(実施例3)次に、本発明の実施例3につ
いて詳細に説明する。
【0075】電源を投入し、準備操作さがなされると情
報処理装置内にハードディスク装置20からコマンドが
読み込まれ、CPU11においてソフトウェアにより、
図11に示した実行環境設定処理、図12に示したコマ
ンド起動処理、図13に示した起動されたコマンドの処
理の例が実行される。図10は本実施例3の実行環境の
概略図をであるが、説明のため図1のハードディスク装
置20をコマンド格納ファイルシステム群9、参照デー
タ格納ファイルシステム群10、作成データ格納ファイ
ルシステム群11に分けている。
【0076】また、周辺出力機器装置7の例として周辺
出力機器群の例12を示している。
【0077】ファイルシステム群9には、各種コマンド
が格納されているファイルシステムA、Bがあり、この
うちAをディフルトのファイルシステムとする。
【0078】ファイルシステム群10には参照データが
格納されているファイルシステムC、Dがあり、このう
ちCをディフォルトのファイルシステムとする。
【0079】ファイルシステム群11には作成データが
格納されるファイルシステムE、Fがあり、このうちE
をディフォルトファイルとする。
【0080】周辺出力機器12には、例としてプリンタ
G、Hがあり、このうちGをディフォルトプリンタとす
る。
【0081】ハードディスク装置20からCPU11に
より読み出された実行環境を設定する処理(図11)
で、必要な環境が設定されていない場合には、コマンド
格納ファイルシステムとしてAを、参照データ格納ファ
イルシステムとしてCを、作成データ格納ファイルシス
テムとしてEを、出力プリンタとしてGを設定する。
【0082】この場合、各コマンドを起動させる処理
(図12)は、指定されたコマンドをファイルシステム
Aより呼びだし(コマンド1)起動させる。
【0083】また、起動されたコマンドのひとつ(コマ
ンド1)は、データを参照する場合ファイルシステムC
から参照し、作成したデータを保存する場合ファイルシ
ステムEに保存し、プリンタ出力する場合にはプリンタ
Gに出力する。しかしながら、実行環境設定処理(図1
1)の起動前にコマンド格納ファイルシステムとしてB
が、参照データ格納ファイルシステムとしてDが、作成
データ格納ファイルシステムとしてFが、出力プリンタ
としてHが設定されているならば、各種コマンドを起動
させる手段(図12)は、ファイルシステムBより呼び
だし(コマンド1’)起動させる。
【0084】また、起動されたコマンドのひとつ(コマ
ンド1’)は、データを参照する場合ファイルシステム
Dから参照し、作成したデータを保存する場合ファイル
システムFに保存し、プリンタ出力する場合にはプリン
タHに出力する。
【0085】コマンド1、コマンド1’等は呼びだし
名、内容が同じであっても構わないし、異なっても構わ
ない。
【0086】図11は、実行環境設定処理のフローチャ
ートである。
【0087】実行環境設定手段はハードディスク装置2
0からCPU11によって読み出され、複数のコマンド
が存在するファイルシステム名が設定されているか否か
判定し(ステップ13)、設定されていない場合、ディ
フォルトのファイルシステム名を設定する(ステップ1
4)。
【0088】上記の複数のコマンドが参照するデータの
存在するファイルシステム名が設定されているか否か判
定し(ステップ15)、設定されていない場合、ディフ
ォルトのファイルシステム名を設定する(ステップ1
6)。
【0089】上記の複数のコマンドが作成するデータを
保存するファイルシステム名が設定されているか否か判
定し(ステップ17)、設定されていない場合、ディフ
ォルトのファイルシステム名を設定する(ステップ1
8)。
【0090】上記の複数のコマンドにより種々のデータ
が出力される周辺出力機器情報が設定されているか否か
判定し(ステップ19)、設定されていない場合、ディ
フォルトの周辺出力機器を設定する(ステップ20)。
【0091】このように実行環境設定手段でステップを
細分化することにより、使用者は実行環境を自分にあわ
せて細かく設定することができる。
【0092】例えば、参照データ格納ファイルシステム
のみディフォルトと異なるファイルシステムを使用した
い場合には、参照データ格納ファイルシステムだけ実行
環境設定手段を起動する前に設定しておけばよい。
【0093】図12は、複数コマンドの起動処理のフロ
ーチャートである。
【0094】このとき実行環境設定手段で設定された実
行環境はコマンド起動手段に自動継承されている。
【0095】複数コマンドの起動手段はハードディスク
装置20からCPU11に読み出され、キーボード14
からコマンド名を入力し(ステップ21)、実行環境に
設定されたハードディスク装置20のコマンド格納ファ
イルシステムにあるかどうかチェックする(ステップ2
2)。
【0096】ステップ22においてコマンド名がないと
きには、メッセージを出力し次のコマンド名を入力する
(ステップ23)。
【0097】実行環境に設定されているハードディスク
装置20のファイルシステムのコマンドを起動する(ス
テップ24)、終了するか判定し(ステップ25)、終
了処理をする(ステップ26)に分かれている。
【0098】図13は、設定されたコマンド格納ファイ
ルから複数コマンド起動処理により起動されたコマンド
の処理を示すフローチャートである。
【0099】このとき実行環境設定手段で設定された実
行環境はコマンドに自動継承されている。
【0100】この例でのコマンドは、ファイルを参照
し、データを加工して、保存する処理を行うこととす
る。
【0101】起動されたコマンドはハードディスク装置
20からCPU11により読み出され、キーボード14
により参照ファイル名、保存ファイル名その他計算条件
が入力され(ステップ27)、設定されたハードディス
ク装置20の参照データ格納ファイルシステムから参照
ファイルを呼び出しデータを読む(ステップ28)。そ
の後、計算条件によって、データを加工し(ステップ2
9)、設定されたハードディスク装置20の作成データ
格納ファイルシステムに保存する(ステップ30)ステ
ップからなる。
【0102】このように、実行環境設定処理で設定した
実行環境は、コマンド起動手段と、コマンド起動手段に
より起動されるコマンドに自動継承されるので、設定さ
れた環境でコマンドが呼び出され実行されることにな
る。
【0103】また、各種コマンド格納ファイルシステム
を複数指定できるようにしてもよい。
【0104】前述した実施例では、4つのグループに分
けていたが、さらに細分化して環境設定できるようにし
て、よりきめ細かな実行環境の切り替えを可能にしても
よい。
【0105】以上説明したように本発明は、実行前に決
められている変数名に環境が設定されているか否か判断
し、設定されていない場合ディフォルトの環境を設定す
る手段を持つことによって、コマンド、ファイル等の変
更なしに実行環境を簡単に変更することができる効果が
ある。
【0106】
【発明の効果】以上説明のように本発明は、実行状態デ
ータ、実行履歴ファイルを定期的にバックアップし、プ
ロセスが中断されても、再起動時に中断以前の状態に実
行状態データ戻すことにができる。
【0107】また、本発明は、コマンドの実行ファイル
自身に実行ファイルが作成された日時、作成した情報処
理装置名を書き込み、それを参照できるようにすること
ができる。
【0108】また、本発明は、各々の環境がすでに設定
されているか否か判断して、設定されていない場合ディ
フォルトの環境を設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図
【図2】本発明の実施例1の動作を説明するための概念
【図3】本発明の実施例1の処理動作を示すフローチャ
ート
【図4】本発明の実施例2の実行ファイル作成環境の該
略図
【図5】本発明の実施例2の実行ファイルの概略図
【図6】本発明の実施例2の処理動作を示すフローチャ
ート
【図7】本発明の実施例2の処理動作を示すフローチャ
ート
【図8】本発明の実施例2の処理動作を示すフローチャ
ート
【図9】本発明の実施例2の表示画面上の表示例を示す
【図10】本発明の実施例3の実行環境の該略図
【図11】本発明の実施例3の処理動作を示すフローチ
ャート
【図12】本発明の実施例3の処理動作を示すフローチ
ャート
【図13】本発明の実施例3の処理動作を示すフローチ
ャート
【符号の説明】
11 CPU 12 システムバス 13 メインメモリ 14 キーボード 15 マウス 16 キーインターフェース 17 LANインターフェース 18 LAN 19 I/Oインターフェース 20 ハードディスク装置 21 フロッピーディスク装置 22 ディスクインターフェース 23 プリンタ 24 プリンタインターフェース 25 表示装置 26 表示インターフェース

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶装置内の情報に基づいて複数のプロ
    セスを順次組み合わせて、処理を行う情報処理装置にお
    いて、 各プロセス間に共通のデータ構造を持つデータを共有メ
    モリを介して伝達する場合、 複数のプロセス内で共通のデータ構造を持つ共有メモリ
    内状態データを初期化する手段と、 複数のプロセス内で共通のデータ構造を持つ共有メモリ
    内状態データを一時領域のデータにより初期化する手段
    と、 実行状態を示す履歴ファイルを初期化する手段と、 実行状態を示す履歴ファイルを一時領域のデータより初
    期化する手段と、 複数のプロセスを起動する手段と、 実行状態を示す履歴ファイルを更新する手段と、 複数のプロセス内で共通のデータ構造を持つ共有メモリ
    内状態データを一時領域に格納する手段と、 前記状態データの格納処理と同期を取りながら、実行状
    態を示す履歴ファイルを格納する手段と、 正常手順による終了時に一時領域を消去する手段と、 を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 記憶装置内の情報に基づいて中央処理装
    置内に複数のコマンドを呼び出しその実行ファイルを設
    定できる情報処理装置において、 コマンドの実行ファイル作成時にその時の日時と装置を
    分類するために付けられた情報処理装置名を実行ファイ
    ルに書き込む手段と、 コマンドの実行ファイルに書き込まれた作成時の日時と
    情報処理装置名を読み出す手段と、 コマンドの実行ファイルから読み出した日時と情報処理
    装置名を表示する手段とを有することを特徴とする情報
    処理装置。
  3. 【請求項3】 記憶装置内の情報に基づいたプロセッサ
    内複数のコマンドを設定できる情報処理装置において、 呼び出される複数のコマンドが存在するファイルシステ
    ム名を設定する手段と、 前記複数のコマンドが参照するデータの存在するファイ
    ルシステム名を設定する手段と、 前記複数のコマンドにより作成されたデータを保存する
    ファイルシステム名を設定する手段と、 前記複数のコマンドにより種々のデータが出力される周
    辺出力機器の情報を設定する手段と、 前記複数のコマンドを起動する手段とを有することを特
    徴とする情報処理装置。
JP5006026A 1993-01-18 1993-01-18 情報処理装置 Pending JPH06214854A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009524130A (ja) * 2006-01-12 2009-06-25 マイクロソフト コーポレーション 予期しないアプリケーションシャットダウン後のアプリケーション状態のキャプチャおよび再構築
JP2010002333A (ja) * 2008-06-20 2010-01-07 Toshiba Corp 情報処理装置

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