JP2010002333A - 情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】緊急地震速報を受信したときに、電子情報に対する編集履歴情報を待避させる。
【解決手段】編集履歴記録部22bは、操作検出部22aから供給された電子情報の編集操作の内容を表す信号に基づいて、編集操作の内容を編集履歴情報としてメモリ22hに一時的に記録する。編集履歴HDD保存部22cは、緊急地震速報受信部22eから緊急地震速報を受信したとき、メモリ22hから編集履歴情報を読み出してHDD22iに保存する。ファイル構築部22gは、電子情報のファイル構築が指示されたとき、HDD22iに保存されている編集履歴情報を電子情報に反映してファイル構築を行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理装置に関し、特に、地震発生前に配信される緊急地震速報を受信したときに、電子情報に対する編集履歴情報を待避させることでデータ保全を行うことができる情報処理装置に関する。
医用系の情報管理端末では、操作者により、電子カルテなどの電子情報の保存が行われると、それまでの編集操作の内容を確定し、ハードディスクドライブなどの記憶媒体に保存するようになされている。
日本のような地震大国では、電子情報の編集中に地震が起きることは珍しいものではない。
そこで、例えば、特許文献1には、地震発生を検知して地震情報を迅速に伝えることにより、データのバックアップをするなどの地震災害に備える仕組みが提案されている。
特開2007−271478号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、既に地震が起きている状態で、データのバックアップを行うなどの対処を行わなければならない課題があった。
つまり、地震情報が通知された時点で既に地震は発生しており、地震が原因で発生する、ネットワークやハードウェアのトラブルにより、編集中の内容を保存することができない課題があった。
また、電子情報をハードディスクドライブに保存している最中に地震によるトラブルが発生した場合、電子情報が壊れてしまう課題があった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、地震発生前に配信される緊急地震速報を受信したときに、電子情報に対する編集履歴情報を待避させることでデータ保全を行うことができる情報処理装置を提供することである。
請求項1記載の発明の特徴は、電子情報に対する編集履歴情報をメモリに一時的に記録する記録手段と、緊急地震速報を受信する受信手段と、受信手段により緊急地震速報が受信されたとき、記録手段によりメモリに一時的に記録されている編集履歴情報をハードディスクドライブに保存する保存手段とを備える。
本発明によれば、地震発生前に配信される緊急地震速報を受信したときに、電子情報に対する編集履歴情報を待避させることでデータ保全を行うことが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明を適用したデータ保全システムの構成例を示す図である。このデータ保全システムにおいては、気象庁コンピュータ装置10、医療施設20内に設置される受信端末21、および、医用情報管理端末22−1乃至22−3から構成されている。
気象庁コンピュータ装置10は、気象庁が管轄するコンピュータ装置であって、地震発生の数秒乃至数十秒前に緊急地震速報を配信する。地震は、P波と呼ばれる小さな揺れのあと、S波と呼ばれる大きな揺れが来ることがわかっている。そこで、気象庁では、このP波をとらえ、地震の規模や震源地を予測し、大きな揺れのS波が来る(例えば、震度5弱以上の地震が発生する)と予測した場合、地震発生の数秒から数十秒前に緊急地震速報を配信するようになされている。
医療施設20内に設置される受信端末21と、医用情報管理端末22−1乃至22−3は、バス23を介して互いに接続されている。
受信端末21は、一般的なコンピュータ装置からなり、プログラムとこのプログラム処理に必要となるデータを記憶する主記憶装置(例えばHDD(Hard Disc Drive))、プログラムやデータに基づいて演算処理を行なうCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、およびRAM(Random Access Memory)などから構成されている。受信端末21は、気象庁コンピュータ装置10から配信されてきた緊急地震速報を受信し、バス23を介して医用情報管理端末22−1乃至22−3に供給する。
医用情報管理端末22−1乃至22−3は、医療施設20で取り扱われる情報を管理する装置であり、CPU、ROM、RAM、およびHDDなどを実装したコンピュータ装置である。医用情報管理端末22−1乃至22−3には、例えば、HIS(Hospital Information System)、RIS(Radiology Information System)、およびPACS(Picture Archiving Communication System)などが含まれる。HISは、会計や検査の予約、薬の処方、食事の管理などの情報を管理するシステムである。RISは、放射線部門の患者、予約、診断結果登録、薬品、フィルム等の情報、実際に行われた検査内容、その検査内容の治療実績等の情報を管理するシステムである。PACSは、各種画像診断装置から得た検査画像を管理するシステムである。
通常時、医用情報管理端末22−1乃至22−3は、操作者が行った電子情報に対する編集操作の内容を編集履歴情報としてメモリに一時的に記録する。医用情報管理端末22−1乃至22−3は、メモリに一時的に記録される編集履歴情報の記録容量が閾値に達したとき、メモリから編集履歴情報を読み出してHDDに保存するとともに、メモリにそれまで記録されていた編集履歴情報を削除する。これにより、新たな編集履歴情報をメモリに一時的に記録することができる。
ここで、メモリに記録される編集履歴情報の記録容量が閾値に達するサイズとは、緊急地震速報を受けてから地震が発生するまでの時間内に、メモリから編集履歴情報を読み出してHDDに保存することができるサイズである。
また、操作者により、電子情報の保存が指示されたとき、医用情報管理端末22−1乃至22−3は、電子情報をHDDに保存し、メモリ内の編集履歴情報、および、HDD内の編集履歴情報を削除する。すなわち、編集履歴情報は、電子情報の保存が指示される直前までの、いわばバックアップ用の情報であり、電子情報の保存が指示されることにより、それまで一時的にバックアップされていた編集履歴情報は不要になるため、メモリやHDDから削除される。
緊急地震速報受信時、医用情報管理端末22−1乃至22−3は、受信端末21から受信した緊急地震速報のイベントを受けて、メモリに一時的に記録中の編集履歴情報を読み出してHDDに保存する。これにより、地震が発生する直前までの編集履歴情報を安全にHDDに待避させることができる。
ファイル構築時、医用情報管理端末22−1乃至22−3は、操作者によりシステムの復旧を図るべくファイル構築が指示されたとき、HDDに保存されている編集履歴情報を電子情報に反映させることでファイル構築を行う。そして、ファイル構築が終了したとき、医用情報管理端末22−1乃至22−3は、HDD内の編集履歴情報を削除する。これにより、地震発生直前まで行われていた編集内容が反映された電子情報を復元することができる。
なお、本実施の形態では、受信端末21は、医用情報管理端末22−1乃至22−3と別体で図示しているが、医用情報管理端末22−1乃至22−3がそれぞれ気象庁コンピュータ装置10から配信される緊急地震速報を直接受信するようにしてもよい。また、医用情報管理端末22−1乃至22−3の数は任意であり、図1に示されるように3つに限られるものではない。以下において、医用情報管理端末22−1乃至22−3を個々に区別する必要が無い場合、単に、医用情報管理端末22と称する。
図2は、医用情報管理端末22の機能構成例を示すブロック図である。図2に示す機能部のうちの少なくとも一部は、データ保全プログラムなどがCPUにより読み込まれ、実行されることによって実現される。
図2に示すように、医用情報管理端末22は、操作検出部22a、編集履歴記録部22b、編集履歴HDD保存部22c、編集履歴削除部22d、緊急地震速報受信部22e、ファイル保存部22f、ファイル構築部22g、メモリ22h、およびHDD22iの機能を有している。
操作検出部22aは、操作者により図示せぬ入力部が用いられることによって行われた操作の内容を表わす信号を検出する。例えば、操作検出部22aは、電子情報に対する編集操作の内容を表す信号を検出したとき、その検出結果を編集履歴記録部22bに供給する。また操作検出部22aは、電子情報の保存の指示を表す信号を検出したとき、その検出結果をファイル保存部22fに供給する。さらに操作検出部22aは、電子情報のファイル構築の指示を表す信号を検出したとき、その検出結果をファイル構築部22gに供給する。
編集履歴記録部22bは、操作検出部22aから供給された電子情報の編集操作の内容を表す信号に基づいて、編集操作の内容を編集履歴情報としてメモリ22hに一時的に記録する。この編集履歴記録部22bが、電子情報に対する編集履歴情報をメモリに一時的に記録する記録手段として機能する。
編集履歴記録部22bは、メモリ22hに一時的に記録される編集履歴情報の記録容量が閾値に達したと判断した場合、編集履歴HDD保存部22cに対して、メモリ22hから編集履歴情報を読み出してHDD22iに保存するように指示する。上述したように、編集履歴情報の記録容量は、緊急地震速報を受けてから地震が発生するまでの時間内に、メモリ22hから編集履歴情報を読み出してHDD22iに保存することができるサイズである。
編集履歴HDD保存部22cは、編集履歴記録部22bからの指示に基づいて、メモリ22hに一時的に記録されている編集履歴情報を読み出してHDD22iに保存(待避)する。この編集履歴HDD保存部22cが、メモリに一時的に記録されている編集履歴情報をハードディスクドライブに保存する保存手段として機能する。
また編集履歴HDD保存部22cは、緊急地震速報受信部22eから緊急地震速報を受信したとき、メモリ22hから編集履歴情報を読み出してHDD22iに保存する。
編集履歴HDD保存部22cは、メモリ22hから読み出した編集履歴情報をHDD22iに保存することができたと判断した場合、編集履歴削除部22dに対して、メモリ22h内の編集履歴情報を削除するように指示する。
編集履歴削除部22dは、編集履歴HDD保存部22cからの指示に基づいて、メモリ22h内の編集履歴情報を削除する。この編集履歴削除部22dが、メモリから編集履歴情報を削除する削除手段として機能する。
また編集履歴削除部22dは、ファイル保存部22fからの指示に基づいて、メモリ22h内およびHDD22i内の編集履歴情報を削除する。さらに編集履歴削除部22dは、ファイル構築部22gからの指示に基づいて、HDD22i内の編集履歴情報を削除する。
緊急地震速報受信部22eは、受信端末21からバス23を介して供給される緊急地震速報を受信し、それを編集履歴HDD保存部22cに供給する。この緊急地震速報受信部22eが、緊急地震速報を受信する受信手段として機能する。
ファイル保存部22fは、操作検出部22aから供給された電子情報の保存の指示を表す信号に基づいて、HDD22iに電子情報を保存する。ファイル保存部22fは、HDD22iに電子情報を保存することができたと判断した場合、編集履歴削除部22dに対して、メモリ22h内およびHDD22i内の編集履歴情報を削除するように指示する。
ファイル構築部22gは、操作検出部22aから供給された電子情報のファイル構築の指示を表す信号に基づいて、HDD22iに保存されている編集履歴情報を、保存日時の古いものから電子情報に反映してファイル構築を行う。このファイル構築部22gが、編集履歴情報を電子情報に反映するファイル構築手段として機能する。
ファイル構築部22gは、電子情報のファイル構築が終了したと判断した場合、編集履歴削除部22dに対して、HDD22i内の編集履歴情報を削除するように指示する。
メモリ22hは、例えば、EPROM(Erasable Programmable ROM)からなり、編集履歴情報などを記録する。HDD22iは、編集履歴情報や電子情報などを記録する。
次に、図3のフローチャートを参照して、医用情報管理端末22における通常処理について説明する。
ステップS1において、操作検出部22aは、操作者により入力部が用いられて電子情報に対する編集操作が行われ、その編集操作の内容を表す信号を検出したか否かを判定する。
ステップS1において、電子情報に対する編集操作が行われたことが検出された場合、ステップS2に進み、編集履歴記録部22bは、ステップS1の処理で検出された電子情報に対する編集操作の内容を表す信号に基づいて、編集履歴記録処理を行う。この編集履歴記録処理の詳細は、図4のフローチャートを参照して後述する。
ステップS2の処理で編集履歴記録処理が行われることにより、編集操作の内容が編集履歴情報としてメモリ22hおよびHDD22iに一時的に記録されていく。
一方、ステップS1において、電子情報に対する編集操作が行われていないと判定された場合、ステップS3に進む。
ステップS3において、操作検出部22aは、操作者により入力部が用いられてファイル保存が指示され、そのファイル保存の指示の内容を表す信号を検出したか否かを判定する。ステップS3において、ファイル保存の指示が検出されていない場合、ステップS2に戻り、編集履歴記録処理が繰り返し実行される。
そして、ステップS3において、ファイル保存の指示が検出された場合、ステップS4に進み、ファイル保存部22fは、HDD22iに電子情報を保存する。
ステップS5において、編集履歴削除部22dは、メモリ22h内およびHDD22i内の編集履歴情報を削除する。
このように、通常処理では、ファイル保存が指示される直前までの編集操作の内容が、編集履歴情報としてメモリ22hおよびHDD22iに一時的に記録されていく。そして、ファイル保存が指示されることにより、電子情報がHDD22iに保存され、それまでの編集履歴情報がメモリ22hやHDD22iから削除される。
次に、図4のフローチャートを参照して、図3のステップS2の編集履歴記録処理の詳細について説明する。
ステップS21において、編集履歴記録部22bは、電子情報に対する編集操作の内容を編集履歴情報としてメモリ22hに一時的に記録する。
ステップS22において、編集履歴情報記録部22bは、編集履歴情報の記録容量が閾値に達したか否かを判定し、編集履歴情報の記録容量が閾値に達していないと判定した場合、ステップS21に戻り、上述した処理を繰り返し実行する。
そして、ステップS22において、編集履歴情報の記録容量が閾値に達したと判定された場合、ステップ23に進み、編集履歴HDD保存部22cは、メモリ22hに一時的に記録されている編集履歴情報を読み出してHDD22iに保存する。
ステップS24において、編集履歴削除部22dは、メモリ22h内の編集履歴情報を削除する。メモリ22h内の編集履歴情報が削除された後、処理は、図3のステップS3に戻る。
このように、編集履歴記録処理では、編集履歴情報が一時的にメモリ22hに記録される。そして、メモリ22hに記録される編集履歴情報の記録容量が閾値に達した場合、メモリ22hから編集履歴情報が読み出されてHDD22iに保存されるとともに、メモリ22h内の編集履歴情報が削除される。これにより、新たな編集履歴情報をメモリ22hに一時的に記録することができる。
次に、図5のフローチャートを参照して、医用情報管理端末22における緊急地震速報受信時の編集履歴記録処理について説明する。
ステップS31において、緊急地震速報受信部22eは、受信端末21から緊急地震速報を受信したか否かを判定し、緊急地震速報を受信したと判定するまで待機する。そして。ステップS31において、緊急地震速報を受信したと判定された場合、ステップS32に進み、編集履歴HDD保存部22cは、メモリ22hに一時的に記録されている編集履歴情報を読み出してHDD22iに保存する。
ステップS33において、編集履歴削除部22dは、メモリ22h内の編集履歴情報を削除する。
このように、緊急地震速報受信時の編集履歴記録処理では、緊急地震速報が受信されたとき、メモリ22hに一時的に記録されている編集履歴情報が読み出されてHDD22iに保存される。これにより、地震が発生する直前までの編集履歴情報を安全にHDD22iに待避させることができる。
次に、図6のフローチャートを参照して、医用情報管理端末22におけるファイル構築処理について説明する。
ステップS41において、操作検出部22aは、操作者により入力部が用いられてファイル構築が指示され、そのファイル構築の指示の内容を表す信号を検出したか否かを判定する。ステップS41の処理では、ファイル構築が指示されたことを検出するまで待機する。
そして、ステップS41において、ファイル構築が指示されたことが検出された場合、ステップS42に進み、ファイル構築部22gは、HDD22iを参照する。
ステップS43において、ファイル構築部22gは、ステップS42の処理によるHDD22iの参照の結果、編集履歴情報があるか否かを判定し、HDD22iに編集履歴情報があると判定した場合、ステップS44に進む。
ステップS44において、ファイル構築部22gは、HDD22iに保存されている編集履歴情報を読み出し、読み出した編集履歴情報を電子情報に反映してファイル構築を行う。このとき、編集履歴情報は、保存日時の古いものから順に電子情報に反映される。
ステップS45において、ファイル構築部22gは、ファイル構築処理が終了したか否かを判定し、まだファイル構築処理が終了していないと判定した場合、ステップS46に進む。ステップS46において、ファイル構築部22gは、電子情報に反映している編集履歴情報が読み込みエラーになったか否かを判定し、読み込みエラーになっていないと判定した場合、ステップS44に戻り、上述した処理を繰り返し実行する。
ステップS45において、ファイル構築処理が終了したと判定された場合、または、ステップS46において、編集履歴情報が読み込みエラーになったと判定された場合、ステップS47に進み、編集履歴削除部22dは、HDD22i内の編集履歴情報を削除する。
また、ステップS43において、編集履歴情報がないと判定された場合、処理は終了される。すなわち、この場合は、電子情報に反映すべき編集履歴情報がHDD22iに存在しないため、ファイル構築処理は行われない。
このように、ファイル構築処理では、緊急地震速報の受信時にHDD22iに保存された編集履歴情報が電子情報に反映されてファイル構築が行われる。これにより、待避されていた編集内容が反映された電子情報を復元することができる。
また、編集履歴情報が読み込みエラーになった時点で、ファイル構築処理を終了することで、電子情報自体が壊れてしまう、いわゆるファイル損失を防止することができる。
以上のような通常時および緊急地震速報受信時の編集履歴記録処理の動作状態の遷移について、さらに説明する。
図7は、通常時における医用情報管理端末22の動作状態の遷移を示す図である。
図7に示す動作状態遷移図の例では、「イベント待ち」の状態において、操作者によって電子情報に対する「編集操作」が行われた場合、そのイベントを認識して「メモリ上に編集履歴情報の記録」の状態に遷移する(図4のS21)。
「メモリ上に編集履歴情報の記録」の状態において、メモリ22hに記録される編集履歴情報の記録容量が閾値に達した場合、そのイベントを認識して「HDDに編集履歴情報の保存」の状態に遷移する(図4のS23)。
「HDDに編集履歴情報の保存」の状態において、編集履歴HDD保存部22cによる編集履歴情報の保存処理が終了した場合、そのイベントを認識して「メモリ内の編集履歴情報の削除」の状態に遷移する(図4のS24)。
また「イベント待ち」の状態において、操作者によって「ファイル保存」が指示された場合、そのイベントを認識して「ファイル保存」の状態に遷移する(図3のS4)。
「ファイル保存」の状態において、ファイル保存処理が終了した場合、そのイベントを認識して「メモリ内およびHDD内の編集履歴情報の削除」の状態に遷移する(図3のS5)。
このように、電子情報に対する編集操作が行われた場合、ファイル保存が指示された場合、メモリ22hに一時的に記録される編集履歴情報の記録容量が閾値に達した場合、または、編集履歴情報の保存処理が終了した場合などのイベントを認識して、通常時における医用情報管理端末22の動作状態が遷移する。
図8は、緊急地震速報の受信時における医用情報管理端末22の動作状態の遷移を示す図である。
図8に示す動作状態遷移図の例では、「イベント待ち」の状態において、「緊急地震速報」が受信されたとき、そのイベントを認識して「HDDに編集履歴情報の保存」の状態に遷移する(図5のS32)。
「HDDに編集履歴情報の保存」の状態において、編集履歴情報の保存処理が終了した場合、そのイベントを認識して「メモリ内の編集履歴情報の削除」の状態に遷移する(図5のS33)。
また「イベント待ち」の状態において、「ファイル構築」が指示された場合、そのイベントを認識して「ファイル構築」の状態に遷移する(図6のS44)。
このように、十数秒乃至数十秒後に起きる地震を予測して配信される緊急地震速報を受信した場合、編集履歴情報の保存処理が終了した場合、またはファイル構築が指示された場合などのイベントを認識して、緊急地震速報の受信時における医用情報管理端末22の動作状態が遷移する。
以上のように、本実施の形態によれば、気象庁から配信される緊急地震速報を受信したとき、メモリ22hに一時的に記録されている編集履歴情報を読み出してHDD22iに保存することができる。すなわち、地震が原因で発生する、ネットワークやハードウェアのトラブルがあったとしても、電子情報の編集操作の内容を安全に待避させることができる。
これにより、システムを復旧させた場合、HDD22iに待避されている編集履歴情報を読み出して電子情報に反映させることにより、容易に、地震発生直前まで行われていた編集内容が反映された電子情報を復元することができる。
また、編集履歴情報が読み込みエラーになった時点で、ファイル構築を終了するため、電子情報自体が壊れてしまうことを防止することが可能となる。
なおこの発明は、上記実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化したり、上記実施の形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせたりすることにより種々の発明を形成できる。例えば、実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施の形態に亘る構成要素を適宜組み合わせても良い。
データ保全システムの構成例を示す図である。 医用情報管理端末の機能構成例を示す図である。 通常処理を説明するフローチャートである。 図3のステップS2の編集履歴記録処理の詳細を説明するフローチャートである。 緊急地震速報受信時の編集履歴記録処理を説明するフローチャートである。 ファイル構築処理を説明するフローチャートである。 通常時における医用情報管理端末の動作状態の遷移を示す図である。 緊急地震速報の受信時における医用情報管理端末の動作状態の遷移を示す図である。
符号の説明
22−1 医用情報管理端末
22−2 医用情報管理端末
22−3 医用情報管理端末
22b 編集履歴記録部
22c 編集履歴HDD保存部
22d 編集履歴削除部
22e 緊急地震速報受信部
22f ファイル保存部
22g ファイル構築部
22h メモリ
22i HDD

Claims (4)

  1. 電子情報に対する編集履歴情報をメモリに一時的に記録する記録手段と、
    緊急地震速報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により前記緊急地震速報が受信されたとき、前記記録手段により前記メモリに一時的に記録されている前記編集履歴情報をハードディスクドライブに保存する保存手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記記録手段により記録される前記編集履歴情報の記録容量が閾値に達した場合、前記保存手段は、前記メモリから前記編集履歴情報を読み出して前記ハードディスクドライブに保存する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記保存手段により前記編集履歴情報が前記ハードディスクドライブに保存されたとき、前記メモリから前記編集履歴情報を削除する削除手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記保存手段により保存された前記編集履歴情報を前記電子情報に反映するファイル構築手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の情報処理装置。
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