JPH06212932A - エンジンの潤滑油供給装置 - Google Patents
エンジンの潤滑油供給装置Info
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- JPH06212932A JPH06212932A JP527193A JP527193A JPH06212932A JP H06212932 A JPH06212932 A JP H06212932A JP 527193 A JP527193 A JP 527193A JP 527193 A JP527193 A JP 527193A JP H06212932 A JPH06212932 A JP H06212932A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 エンジンの潤滑油供給装置において、オイル
ポンプの駆動損失を低減する。 【構成】 クランク系供給通路6にその流路抵抗を可変
とするクランク系オリフィス21を介装するとともに、
動弁系供給通路5にその流路抵抗を可変とする動弁系オ
リフィス22を介装し、エンジン回転数が上昇するのに
伴ってクランク系オリフィス21の流路抵抗を小さくす
るとともに、動弁系オリフィス22の流路抵抗を大きく
する制御装置20を備える。
ポンプの駆動損失を低減する。 【構成】 クランク系供給通路6にその流路抵抗を可変
とするクランク系オリフィス21を介装するとともに、
動弁系供給通路5にその流路抵抗を可変とする動弁系オ
リフィス22を介装し、エンジン回転数が上昇するのに
伴ってクランク系オリフィス21の流路抵抗を小さくす
るとともに、動弁系オリフィス22の流路抵抗を大きく
する制御装置20を備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンの潤滑油供給
装置の改良に関するものである。
装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のエンジンの潤滑油供給装置とし
て、例えば図13に示すようなものがある、(NISS
ANサニーNXクーペB13型系車新型車解説書B−3
1貢、日産自動車株式会社1990年1月発行、参
照)。
て、例えば図13に示すようなものがある、(NISS
ANサニーNXクーペB13型系車新型車解説書B−3
1貢、日産自動車株式会社1990年1月発行、参
照)。
【0003】これについて説明すると、定容量型オイル
ポンプ1をエンジンにより駆動し、オイルポンプ1から
吐出する潤滑油を導く吐出側通路2から、クランクシャ
フトの主軸受4に潤滑油を供給するクランク系供給通路
6と、動弁系の潤滑部3に潤滑油を供給する動弁系供給
通路5とが分岐形成され、動弁系供給通路5に固定オリ
フィス13が配設されている。なお、7はオイルポンプ
1の吐出圧を所定値以下に抑えるレギュレータ、8はオ
イルフィルタ、9はオイルパンである。
ポンプ1をエンジンにより駆動し、オイルポンプ1から
吐出する潤滑油を導く吐出側通路2から、クランクシャ
フトの主軸受4に潤滑油を供給するクランク系供給通路
6と、動弁系の潤滑部3に潤滑油を供給する動弁系供給
通路5とが分岐形成され、動弁系供給通路5に固定オリ
フィス13が配設されている。なお、7はオイルポンプ
1の吐出圧を所定値以下に抑えるレギュレータ、8はオ
イルフィルタ、9はオイルパンである。
【0004】これにより、図14に示すように、エンジ
ン高回転時にクランク系供給通路6の潤滑油流量は次第
に増大して、クランクシャフトの主軸受4に十分な潤滑
油を供給する一方、動弁系供給通路5の潤滑油流量は固
定オリフィス13によって抑えられ、動弁系の潤滑部3
に供給される潤滑油流量が過大になることを防止し、動
弁系の潤滑部3を潤滑した潤滑油をオイルパン9へ戻す
通路10の回収能力を越えない流量に抑えるようになっ
ている。
ン高回転時にクランク系供給通路6の潤滑油流量は次第
に増大して、クランクシャフトの主軸受4に十分な潤滑
油を供給する一方、動弁系供給通路5の潤滑油流量は固
定オリフィス13によって抑えられ、動弁系の潤滑部3
に供給される潤滑油流量が過大になることを防止し、動
弁系の潤滑部3を潤滑した潤滑油をオイルパン9へ戻す
通路10の回収能力を越えない流量に抑えるようになっ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】クランク系供給通路6
と動弁系供給通路5にそれぞれ必要な潤滑油流量は図8
に示すように回転数に応じて変化するが、動弁系供給通
路5に固定オリフィス13が介装されている従来装置に
あっては、エンジン低回転時に動弁系供給通路5の潤滑
油流量Qaを確保するためにオイルポンプ1の吐出圧を
必要以上に高めなければならず、オイルポンプ1の大型
化を招き、またオイルポンプ1の駆動損失が増大すると
いう問題点があった。
と動弁系供給通路5にそれぞれ必要な潤滑油流量は図8
に示すように回転数に応じて変化するが、動弁系供給通
路5に固定オリフィス13が介装されている従来装置に
あっては、エンジン低回転時に動弁系供給通路5の潤滑
油流量Qaを確保するためにオイルポンプ1の吐出圧を
必要以上に高めなければならず、オイルポンプ1の大型
化を招き、またオイルポンプ1の駆動損失が増大すると
いう問題点があった。
【0006】本発明は上記の問題点に着目し、オイルポ
ンプの駆動損失を低減することを目的とする。
ンプの駆動損失を低減することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、定容量型オイ
ルポンプをエンジンにより駆動し、オイルポンプから吐
出される潤滑油をクランクシャフトの主軸受に供給する
クランク系供給通路を配設するとともに、オイルポンプ
から吐出される潤滑油を動弁系の潤滑部に供給する動弁
系供給通路を配設するエンジンの潤滑油供給装置におい
て、クランク系供給通路にその流路抵抗を可変とするク
ランク系オリフィスを介装するとともに、動弁系供給通
路にその流路抵抗を可変とする動弁系オリフィスを介装
し、エンジン回転数が上昇するのに伴ってクランク系オ
リフィスの流路抵抗を小さくするとともに、動弁系オリ
フィスの流路抵抗を大きくする制御装置を備える。
ルポンプをエンジンにより駆動し、オイルポンプから吐
出される潤滑油をクランクシャフトの主軸受に供給する
クランク系供給通路を配設するとともに、オイルポンプ
から吐出される潤滑油を動弁系の潤滑部に供給する動弁
系供給通路を配設するエンジンの潤滑油供給装置におい
て、クランク系供給通路にその流路抵抗を可変とするク
ランク系オリフィスを介装するとともに、動弁系供給通
路にその流路抵抗を可変とする動弁系オリフィスを介装
し、エンジン回転数が上昇するのに伴ってクランク系オ
リフィスの流路抵抗を小さくするとともに、動弁系オリ
フィスの流路抵抗を大きくする制御装置を備える。
【0008】請求項2記載の発明は、制御装置として、
その軸方向に変化してクランク系オリフィスおよび動弁
系オリフィスの流路面積を可変とするスプール弁と、ス
プール弁を軸方向に駆動する電磁アクチュエータと、運
転条件を検出する手段と、電磁アクチュエータを運転条
件に応じて駆動する制御手段とを備える。
その軸方向に変化してクランク系オリフィスおよび動弁
系オリフィスの流路面積を可変とするスプール弁と、ス
プール弁を軸方向に駆動する電磁アクチュエータと、運
転条件を検出する手段と、電磁アクチュエータを運転条
件に応じて駆動する制御手段とを備える。
【0009】請求項3記載の発明は、制御装置として、
その軸方向に変化してクランク系オリフィスおよび動弁
系オリフィスの流路面積を可変とするスプール弁と、ス
プール弁を初期位置に付勢するリターンスプリングと、
オイルポンプの吐出圧を導いてスプール弁をリターンス
プリングに抗して駆動する油圧室とを備える。
その軸方向に変化してクランク系オリフィスおよび動弁
系オリフィスの流路面積を可変とするスプール弁と、ス
プール弁を初期位置に付勢するリターンスプリングと、
オイルポンプの吐出圧を導いてスプール弁をリターンス
プリングに抗して駆動する油圧室とを備える。
【0010】請求項4記載の発明は、制御装置として、
その軸方向に変化してクランク系オリフィスおよび動弁
系オリフィスの流路面積を可変とするスプール弁と、ス
プール弁を初期位置に付勢するリターンスプリングと、
オイルポンプの吐出圧を導いてスプール弁をリターンス
プリングに抗して駆動する油圧室と、潤滑油温度に応じ
てリターンスプリングの付勢力を調節する感温材とを備
える。
その軸方向に変化してクランク系オリフィスおよび動弁
系オリフィスの流路面積を可変とするスプール弁と、ス
プール弁を初期位置に付勢するリターンスプリングと、
オイルポンプの吐出圧を導いてスプール弁をリターンス
プリングに抗して駆動する油圧室と、潤滑油温度に応じ
てリターンスプリングの付勢力を調節する感温材とを備
える。
【0011】
【作用】本発明によれば、エンジン低回転時、クランク
系オリフィスがその流路抵抗を大きくするとともに、動
弁系オリフィスがその流路抵抗を小さくすることによ
り、オイルポンプの吐出圧を抑えながら動弁系の潤滑部
に供給される潤滑油流量を十分に確保することが可能と
なる。
系オリフィスがその流路抵抗を大きくするとともに、動
弁系オリフィスがその流路抵抗を小さくすることによ
り、オイルポンプの吐出圧を抑えながら動弁系の潤滑部
に供給される潤滑油流量を十分に確保することが可能と
なる。
【0012】エンジン高回転時、クランク系オリフィス
がその流路抵抗を小さくするとともに、動弁系オリフィ
スがその流路抵抗を大きくすることにより、オイルポン
プの吐出圧を抑えながらクランクシャフトの主軸受に供
給される潤滑油流量を十分に確保するとともに、動弁系
供給通路を通って動弁系の潤滑部に供給される潤滑油流
量が過大になることを防止し、動弁系の潤滑部を潤滑し
た潤滑油をオイルパンへ戻す通路の回収能力を越えない
流量に抑える。
がその流路抵抗を小さくするとともに、動弁系オリフィ
スがその流路抵抗を大きくすることにより、オイルポン
プの吐出圧を抑えながらクランクシャフトの主軸受に供
給される潤滑油流量を十分に確保するとともに、動弁系
供給通路を通って動弁系の潤滑部に供給される潤滑油流
量が過大になることを防止し、動弁系の潤滑部を潤滑し
た潤滑油をオイルパンへ戻す通路の回収能力を越えない
流量に抑える。
【0013】したがって、動弁系供給通路に固定オリフ
ィスが介装された従来装置のように、エンジン低回転時
に動弁系供給通路を通って動弁系の潤滑部に供給される
潤滑油流量を確保するためにオイルポンプの吐出圧を高
める必要がなく、オイルポンプの駆動損失を低減するこ
とができる。
ィスが介装された従来装置のように、エンジン低回転時
に動弁系供給通路を通って動弁系の潤滑部に供給される
潤滑油流量を確保するためにオイルポンプの吐出圧を高
める必要がなく、オイルポンプの駆動損失を低減するこ
とができる。
【0014】請求項2記載の発明においては、クランク
シャフトの主軸受と動弁系の潤滑部に導かれる潤滑油流
量をエンジン運転条件に応じてきめ細かに制御すること
ができる。
シャフトの主軸受と動弁系の潤滑部に導かれる潤滑油流
量をエンジン運転条件に応じてきめ細かに制御すること
ができる。
【0015】請求項3記載の発明においては、エンジン
回転数に応じて上昇するオイルポンプの吐出圧を利用し
て、クランクシャフトの主軸受と動弁系の潤滑部に導か
れる潤滑油流量をエンジン回転数に応じて制御し、構造
の簡素化をはかることができる。
回転数に応じて上昇するオイルポンプの吐出圧を利用し
て、クランクシャフトの主軸受と動弁系の潤滑部に導か
れる潤滑油流量をエンジン回転数に応じて制御し、構造
の簡素化をはかることができる。
【0016】請求項4記載の発明においては、オイルポ
ンプの吐出圧を利用してクランクシャフトの主軸受と動
弁系の潤滑部に導かれる潤滑油流量をエンジン回転数に
応じて制御する一方で、感温材を介して潤滑油温度に応
じてオイルポンプの吐出圧が変動することを防止する。
ンプの吐出圧を利用してクランクシャフトの主軸受と動
弁系の潤滑部に導かれる潤滑油流量をエンジン回転数に
応じて制御する一方で、感温材を介して潤滑油温度に応
じてオイルポンプの吐出圧が変動することを防止する。
【0017】
【実施例】以下、本発明を添付図面に基づいて説明す
る。
る。
【0018】図1、図2に示すように、定容量型オイル
ポンプ1はエンジン15により駆動され、オイルポンプ
1から吐出する潤滑油は吐出側通路2を介してオイルフ
ィルタ8に導かれ、オイルフィルタ8の出口からクラン
クシャフト11の主軸受4に潤滑油を供給するクランク
系供給通路6と、吸・排気弁14i,14eおよびカム
シャフト12i,12e等からなる動弁系の潤滑部3に
潤滑油を供給する動弁系供給通路5とが分岐形成され
る。クランク系供給通路6にその流路抵抗を可変とする
クランク系オリフィス21が、動弁系供給通路5にその
流路抵抗を可変とする動弁系オリフィス22がそれぞれ
介装され、エンジン回転数が上昇するのに伴ってクラン
ク系オリフィス21の流路抵抗を小さくするとともに、
動弁系オリフィス22の流路抵抗を大きくする制御装置
20を備える。
ポンプ1はエンジン15により駆動され、オイルポンプ
1から吐出する潤滑油は吐出側通路2を介してオイルフ
ィルタ8に導かれ、オイルフィルタ8の出口からクラン
クシャフト11の主軸受4に潤滑油を供給するクランク
系供給通路6と、吸・排気弁14i,14eおよびカム
シャフト12i,12e等からなる動弁系の潤滑部3に
潤滑油を供給する動弁系供給通路5とが分岐形成され
る。クランク系供給通路6にその流路抵抗を可変とする
クランク系オリフィス21が、動弁系供給通路5にその
流路抵抗を可変とする動弁系オリフィス22がそれぞれ
介装され、エンジン回転数が上昇するのに伴ってクラン
ク系オリフィス21の流路抵抗を小さくするとともに、
動弁系オリフィス22の流路抵抗を大きくする制御装置
20を備える。
【0019】図中7はオイルポンプ1の吐出圧を所定値
以下に抑えるレギュレータ、9はオイルパンである。
以下に抑えるレギュレータ、9はオイルパンである。
【0020】図3にも示すように、シリンダブロック1
6にクランク系供給通路6および動弁系供給通路5と交
差する孔17が形成され、この孔17にスプール弁18
が軸方向に摺動自在に介装される。
6にクランク系供給通路6および動弁系供給通路5と交
差する孔17が形成され、この孔17にスプール弁18
が軸方向に摺動自在に介装される。
【0021】孔17のスプール弁18より下方には吐出
側通路2と連通する通孔23が形成され、孔17のスプ
ール弁18より上方には動弁系供給通路5と連通する通
孔24が形成され、スプール弁18の変位に伴って各通
孔23,24を通って孔17内に潤滑油が出入りして、
スプール弁18の変位を妨げないようになっている。
側通路2と連通する通孔23が形成され、孔17のスプ
ール弁18より上方には動弁系供給通路5と連通する通
孔24が形成され、スプール弁18の変位に伴って各通
孔23,24を通って孔17内に潤滑油が出入りして、
スプール弁18の変位を妨げないようになっている。
【0022】スプール弁18はクランク系供給通路6の
途中に介在するクランク系オリフィス21と、動弁系供
給通路5の途中に介在する動弁系オリフィス22を有す
る。図4にも示すように、各オリフィス21,22の断
面は共に鍵穴形に形成される。この場合、2つのオリフ
ィス21,22を共通のスプール弁18に形成すること
により、構造の簡素化がはかられている。
途中に介在するクランク系オリフィス21と、動弁系供
給通路5の途中に介在する動弁系オリフィス22を有す
る。図4にも示すように、各オリフィス21,22の断
面は共に鍵穴形に形成される。この場合、2つのオリフ
ィス21,22を共通のスプール弁18に形成すること
により、構造の簡素化がはかられている。
【0023】スプール弁18が図のように孔17の底部
に着座した初期位置にある状態では、クランク系供給通
路6の流路断面積が最小となるとともに、動弁系供給通
路5の流路断面積が最大となる。この初期位置からスプ
ール弁18が上方に変位するのに伴って、クランク系供
給通路6の流路断面積が次第に拡大するとともに、動弁
系供給通路5の流路断面積が次第に減少する。
に着座した初期位置にある状態では、クランク系供給通
路6の流路断面積が最小となるとともに、動弁系供給通
路5の流路断面積が最大となる。この初期位置からスプ
ール弁18が上方に変位するのに伴って、クランク系供
給通路6の流路断面積が次第に拡大するとともに、動弁
系供給通路5の流路断面積が次第に減少する。
【0024】制御装置20として、スプール弁18に螺
合するロッド25と、ロッド25を回転駆動するサーボ
モータ(電磁アクチュエータ)26が備えられる。
合するロッド25と、ロッド25を回転駆動するサーボ
モータ(電磁アクチュエータ)26が備えられる。
【0025】孔17の上端にはロッド25を摺動自在に
貫通させるガイド部材29が取付けられるガイド部材2
9とロッド19の間にはシールリング30が介装され、
孔17の密封がはかられている。
貫通させるガイド部材29が取付けられるガイド部材2
9とロッド19の間にはシールリング30が介装され、
孔17の密封がはかられている。
【0026】エンジン回転数を検出する手段として回転
数センサ28が備えられ、この回転数センサ28の検出
信号を入力してエンジン回転数に応じてサーボモータ2
6を駆動する制御手段として、マイコン等で構成される
コントロールユニット27が備えられる。コントロール
ユニット27は、エンジン低回転時にスプール弁18を
初期位置に保持し、エンジン回転数が上昇するのに伴っ
てスプール弁18を引き上げるようにサーボモータ26
を制御する。
数センサ28が備えられ、この回転数センサ28の検出
信号を入力してエンジン回転数に応じてサーボモータ2
6を駆動する制御手段として、マイコン等で構成される
コントロールユニット27が備えられる。コントロール
ユニット27は、エンジン低回転時にスプール弁18を
初期位置に保持し、エンジン回転数が上昇するのに伴っ
てスプール弁18を引き上げるようにサーボモータ26
を制御する。
【0027】次に、作用について説明する。
【0028】エンジン低回転時、クランク系オリフィス
21の流路抵抗が大きく、動弁系オリフィス22の流路
抵抗が小さいので、オイルポンプ1の吐出圧を抑えなが
ら動弁系の潤滑部3に供給される潤滑油流量が十分に確
保される。
21の流路抵抗が大きく、動弁系オリフィス22の流路
抵抗が小さいので、オイルポンプ1の吐出圧を抑えなが
ら動弁系の潤滑部3に供給される潤滑油流量が十分に確
保される。
【0029】エンジン高回転時、クランク系オリフィス
21がその流路抵抗を小さくするとともに、動弁系オリ
フィス22がその流路抵抗を大きくすることにより、オ
イルポンプ1の吐出圧を抑えながらクランクシャフト1
1の主軸受4に供給される潤滑油流量を十分に確保する
とともに、動弁系供給通路5を通って動弁系の潤滑部に
供給される潤滑油流量が過大になることを防止し、動弁
系の潤滑部3を潤滑した潤滑油をオイルパン9へ戻す通
路10の回収能力を越えない流量に抑える。
21がその流路抵抗を小さくするとともに、動弁系オリ
フィス22がその流路抵抗を大きくすることにより、オ
イルポンプ1の吐出圧を抑えながらクランクシャフト1
1の主軸受4に供給される潤滑油流量を十分に確保する
とともに、動弁系供給通路5を通って動弁系の潤滑部に
供給される潤滑油流量が過大になることを防止し、動弁
系の潤滑部3を潤滑した潤滑油をオイルパン9へ戻す通
路10の回収能力を越えない流量に抑える。
【0030】コントロールユニット27によりサーボモ
ータ26を介してスプール弁18の位置が制御されるこ
とにより、図5に示すように、エンジン回転数が上昇す
るのに伴ってクランク系オリフィス21の流路抵抗が小
さくなるとともに、動弁系オリフィス22の流路抵抗が
大きくなる。
ータ26を介してスプール弁18の位置が制御されるこ
とにより、図5に示すように、エンジン回転数が上昇す
るのに伴ってクランク系オリフィス21の流路抵抗が小
さくなるとともに、動弁系オリフィス22の流路抵抗が
大きくなる。
【0031】これにより、クランク系供給通路6と動弁
系供給通路5の潤滑油流量は、図6に示すように、エン
ジン回転数に応じて変化し、図8に示すエンジンに必要
な潤滑油流量を確保することができる。
系供給通路5の潤滑油流量は、図6に示すように、エン
ジン回転数に応じて変化し、図8に示すエンジンに必要
な潤滑油流量を確保することができる。
【0032】オイルポンプ1の吐出圧は、図7に実線で
示すように変化し、図7に破線で示すように各オリフィ
ス21,22を固定した場合に比べて小さく抑えられ、
オイルポンプ1の駆動損失を低減でき、オイルポンプ1
の小型化がはかれる。
示すように変化し、図7に破線で示すように各オリフィ
ス21,22を固定した場合に比べて小さく抑えられ、
オイルポンプ1の駆動損失を低減でき、オイルポンプ1
の小型化がはかれる。
【0033】この実施例では、コントロールユニット2
6により潤滑油流量をエンジン回転数に応じてきめ細か
に制御することができる。
6により潤滑油流量をエンジン回転数に応じてきめ細か
に制御することができる。
【0034】次に、図9に示した他の実施例は、スプー
ル弁18を初期位置に付勢するリターンスプリング31
と、オイルポンプ1の吐出圧を導いてスプール弁18を
リターンスプリング31に抗して駆動する油圧室32と
を備えるものである。なお、図3との対応部分には同一
符号を付して示すことにする。
ル弁18を初期位置に付勢するリターンスプリング31
と、オイルポンプ1の吐出圧を導いてスプール弁18を
リターンスプリング31に抗して駆動する油圧室32と
を備えるものである。なお、図3との対応部分には同一
符号を付して示すことにする。
【0035】油圧室32は孔17とスプール弁18の間
に画成され、通孔33を介して吐出側通路2と連通して
いる。
に画成され、通孔33を介して吐出側通路2と連通して
いる。
【0036】リターンスプリング31は、スプール弁1
8の上端に開口した凹部34と、栓体35に形成された
凹部36の間に圧縮状態で介装されている。
8の上端に開口した凹部34と、栓体35に形成された
凹部36の間に圧縮状態で介装されている。
【0037】エンジン低回転時、スプール弁18はリタ
ーンスプリング31の付勢力により図のように孔17の
底部に着座した初期位置に保持され、クランク系供給通
路6の流路断面積が最小とするとともに、動弁系供給通
路5の流路断面積が最大とする。
ーンスプリング31の付勢力により図のように孔17の
底部に着座した初期位置に保持され、クランク系供給通
路6の流路断面積が最小とするとともに、動弁系供給通
路5の流路断面積が最大とする。
【0038】次に、作用について説明する。
【0039】エンジン回転数が上昇するのに伴って、油
圧室32に導かれるオイルポンプ1の吐出圧が上昇する
ことにより、スプール弁18は初期位置からリターンス
プリング31に抗して上方に変位する。これにより、エ
ンジン回転数が上昇するのに伴ってクランク系オリフィ
ス21の流路抵抗を小さくするとともに、動弁系オリフ
ィス22の流路抵抗を大きくする。
圧室32に導かれるオイルポンプ1の吐出圧が上昇する
ことにより、スプール弁18は初期位置からリターンス
プリング31に抗して上方に変位する。これにより、エ
ンジン回転数が上昇するのに伴ってクランク系オリフィ
ス21の流路抵抗を小さくするとともに、動弁系オリフ
ィス22の流路抵抗を大きくする。
【0040】この実施例では、スプール弁18をオイル
ポンプ1の吐出圧に応動させることにより、部品数を削
減して、構造の簡素化がはかれる。
ポンプ1の吐出圧に応動させることにより、部品数を削
減して、構造の簡素化がはかれる。
【0041】次に、図10に示した他の実施例は、スプ
ール弁18を初期位置に付勢するリターンスプリング3
1と、オイルポンプ1の吐出圧を導いてスプール弁18
をリターンスプリング31に抗して駆動する油圧室32
と、潤滑油温度が上昇するのに伴ってリターンスプリン
グの付勢力を弱める感温材41とを備えるものである。
なお、図9との対応部分には同一符号を付して示すこと
にする。
ール弁18を初期位置に付勢するリターンスプリング3
1と、オイルポンプ1の吐出圧を導いてスプール弁18
をリターンスプリング31に抗して駆動する油圧室32
と、潤滑油温度が上昇するのに伴ってリターンスプリン
グの付勢力を弱める感温材41とを備えるものである。
なお、図9との対応部分には同一符号を付して示すこと
にする。
【0042】感温材41はスプール弁18の凹部34と
リターンスプリング31の間にスペーサ42を介して介
装され、その伸縮によりリターンスプリング31のバネ
荷重を増減するようになっている。
リターンスプリング31の間にスペーサ42を介して介
装され、その伸縮によりリターンスプリング31のバネ
荷重を増減するようになっている。
【0043】感温材41は形状記憶合金またはバイメタ
ル等で形成され、その軸方向の長さが図11に示すよう
にその温度が上昇するのに伴って短くなり、リターンス
プリング31の付勢力を弱めるようになっている。
ル等で形成され、その軸方向の長さが図11に示すよう
にその温度が上昇するのに伴って短くなり、リターンス
プリング31の付勢力を弱めるようになっている。
【0044】次に、作用について説明する。
【0045】感温材41により上記温度補正を行わない
場合、図12に示すように、潤滑油温度に応じてオイル
ポンプ1の吐出圧が変化する。
場合、図12に示すように、潤滑油温度に応じてオイル
ポンプ1の吐出圧が変化する。
【0046】潤滑油温度が低い運転時、感温材41がリ
ターンスプリング31の付勢力を強めて、スプール弁1
8の移動を遅らせることにより、オイルポンプ1の吐出
圧を潤滑油の高温時と同等に維持することができる。
ターンスプリング31の付勢力を強めて、スプール弁1
8の移動を遅らせることにより、オイルポンプ1の吐出
圧を潤滑油の高温時と同等に維持することができる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、定容量型
オイルポンプをエンジンにより駆動し、オイルポンプか
ら吐出される潤滑油をクランクシャフトの主軸受に供給
するクランク系供給通路を配設するとともに、オイルポ
ンプから吐出される潤滑油を動弁系の潤滑部に供給する
動弁系供給通路を配設するエンジンの潤滑油供給装置に
おいて、クランク系供給通路にその流路抵抗を可変とす
るクランク系オリフィスを介装するとともに、動弁系供
給通路にその流路抵抗を可変とする動弁系オリフィスを
介装し、エンジン回転数が上昇するのに伴ってクランク
系オリフィスの流路抵抗を小さくするとともに、動弁系
オリフィスの流路抵抗を大きくする制御装置を備えたた
め、広い回転数域に渡ってクランクシャフトの主軸受と
動弁系の潤滑部にそれぞれ適正な潤滑油流量を供給する
ことができ、オイルポンプの吐出圧を必要以上に高める
ことがなく、オイルポンプ小型化がはかれるとともに、
オイルポンプの駆動損失を低減し、エンジンの燃費およ
び出力を改善することができる。
オイルポンプをエンジンにより駆動し、オイルポンプか
ら吐出される潤滑油をクランクシャフトの主軸受に供給
するクランク系供給通路を配設するとともに、オイルポ
ンプから吐出される潤滑油を動弁系の潤滑部に供給する
動弁系供給通路を配設するエンジンの潤滑油供給装置に
おいて、クランク系供給通路にその流路抵抗を可変とす
るクランク系オリフィスを介装するとともに、動弁系供
給通路にその流路抵抗を可変とする動弁系オリフィスを
介装し、エンジン回転数が上昇するのに伴ってクランク
系オリフィスの流路抵抗を小さくするとともに、動弁系
オリフィスの流路抵抗を大きくする制御装置を備えたた
め、広い回転数域に渡ってクランクシャフトの主軸受と
動弁系の潤滑部にそれぞれ適正な潤滑油流量を供給する
ことができ、オイルポンプの吐出圧を必要以上に高める
ことがなく、オイルポンプ小型化がはかれるとともに、
オイルポンプの駆動損失を低減し、エンジンの燃費およ
び出力を改善することができる。
【0048】請求項2記載の発明は、クランクシャフト
の主軸受と動弁系の潤滑部に導かれる潤滑油流量をエン
ジン運転条件に応じてきめ細かに制御することができ
る。
の主軸受と動弁系の潤滑部に導かれる潤滑油流量をエン
ジン運転条件に応じてきめ細かに制御することができ
る。
【0049】請求項3記載の発明は、エンジン回転数に
応じて上昇するオイルポンプの吐出圧を利用して、クラ
ンクシャフトの主軸受と動弁系の潤滑部に導かれる潤滑
油流量をエンジン回転数に応じて制御することにより、
構造を簡素化して、生産コストを低減することができ
る。
応じて上昇するオイルポンプの吐出圧を利用して、クラ
ンクシャフトの主軸受と動弁系の潤滑部に導かれる潤滑
油流量をエンジン回転数に応じて制御することにより、
構造を簡素化して、生産コストを低減することができ
る。
【0050】請求項4記載の発明は、潤滑油温度に応じ
てリターンスプリングの付勢力を調節する感温材とを備
えることにより、オイルポンプの吐出圧を利用してクラ
ンクシャフトの主軸受と動弁系の潤滑部に導かれる潤滑
油流量をエンジン回転数に応じて制御する一方で、感温
材を介して潤滑油温度に応じてオイルポンプの吐出圧が
変動することを防止することができる。
てリターンスプリングの付勢力を調節する感温材とを備
えることにより、オイルポンプの吐出圧を利用してクラ
ンクシャフトの主軸受と動弁系の潤滑部に導かれる潤滑
油流量をエンジン回転数に応じて制御する一方で、感温
材を介して潤滑油温度に応じてオイルポンプの吐出圧が
変動することを防止することができる。
【図1】本発明の実施例を示す油圧回路図である。
【図2】同じくエンジンの油圧回路を示す斜視図であ
る。
る。
【図3】同じくエンジンの断面図である。
【図4】同じく図3のA−A線に沿う断面図である。
【図5】同じくオリフィスの流動抵抗の特性図である。
【図6】同じく潤滑油流量の特性図である。
【図7】同じくポンプ吐出圧の特性図である。
【図8】エンジンに必要な潤滑油流量の特性図である。
【図9】他の実施例を示すエンジンの断面図である。
【図10】さらに他の実施例を示すエンジンの断面図で
ある。
ある。
【図11】同じく感温材の長さの特性図である。
【図12】感温材を備えない場合のポンプ吐出圧の特性
図である。
図である。
【図13】従来例を示す油圧回路図である。
【図14】同じく潤滑油流量の特性図である。
1 オイルポンプ 2 吐出側通路 3 動弁系の潤滑部 4 クランクシャフトの主軸受 5 動弁系供給通路 6 クランク系供給通路 18 スプール弁 20 制御装置 21 クランク系オリフィス 22 動弁系オリフィス 26 サーボモータ(電磁アクチュエータ) 27 コントロールユニット 28 回転数センサ 31 リターンスプリング 32 油圧室 41 感温材
Claims (4)
- 【請求項1】 定容量型オイルポンプをエンジンにより
駆動し、オイルポンプから吐出される潤滑油をクランク
シャフトの主軸受に供給するクランク系供給通路を配設
するとともに、オイルポンプから吐出される潤滑油を動
弁系の潤滑部に供給する動弁系供給通路を配設するエン
ジンの潤滑油供給装置において、クランク系供給通路に
その流路抵抗を可変とするクランク系オリフィスを介装
するとともに、動弁系供給通路にその流路抵抗を可変と
する動弁系オリフィスを介装し、エンジン回転数が上昇
するのに伴ってクランク系オリフィスの流路抵抗を小さ
くするとともに、動弁系オリフィスの流路抵抗を大きく
する制御装置を備えたことを特徴とするエンジンの潤滑
油供給装置。 - 【請求項2】 制御装置として、その軸方向に変化して
クランク系オリフィスおよび動弁系オリフィスの流路面
積を可変とするスプール弁と、スプール弁を軸方向に駆
動する電磁アクチュエータと、運転条件を検出する手段
と、電磁アクチュエータを運転条件に応じて駆動する制
御手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載のエン
ジンの潤滑油供給装置。 - 【請求項3】 制御装置として、その軸方向に変化して
クランク系オリフィスおよび動弁系オリフィスの流路面
積を可変とするスプール弁と、スプール弁を初期位置に
付勢するリターンスプリングと、オイルポンプの吐出圧
を導いてスプール弁をリターンスプリングに抗して駆動
する油圧室とを備えたことを特徴とする請求項1記載の
エンジンの潤滑油供給装置。 - 【請求項4】 制御装置として、その軸方向に変化して
クランク系オリフィスおよび動弁系オリフィスの流路面
積を可変とするスプール弁と、スプール弁を初期位置に
付勢するリターンスプリングと、オイルポンプの吐出圧
を導いてスプール弁をリターンスプリングに抗して駆動
する油圧室と、潤滑油温度に応じてリターンスプリング
の付勢力を調節する感温材とを備えたことを特徴とする
請求項1記載のエンジンの潤滑油供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP527193A JPH06212932A (ja) | 1993-01-14 | 1993-01-14 | エンジンの潤滑油供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP527193A JPH06212932A (ja) | 1993-01-14 | 1993-01-14 | エンジンの潤滑油供給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06212932A true JPH06212932A (ja) | 1994-08-02 |
Family
ID=11606574
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP527193A Pending JPH06212932A (ja) | 1993-01-14 | 1993-01-14 | エンジンの潤滑油供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06212932A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008019750A (ja) * | 2006-07-11 | 2008-01-31 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の潤滑装置 |
US8540055B2 (en) | 2008-06-12 | 2013-09-24 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Oil supplying apparatus for vehicle |
US8627656B2 (en) | 2009-09-24 | 2014-01-14 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Oil supply device for vehicle |
JP2014047702A (ja) * | 2012-08-31 | 2014-03-17 | Yamada Seisakusho Co Ltd | エンジン潤滑制御システム |
WO2014080686A1 (ja) * | 2012-11-20 | 2014-05-30 | アイシン精機株式会社 | 作動油供給装置 |
US9752581B2 (en) | 2011-11-07 | 2017-09-05 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Oil supply apparatus |
-
1993
- 1993-01-14 JP JP527193A patent/JPH06212932A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008019750A (ja) * | 2006-07-11 | 2008-01-31 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の潤滑装置 |
US8540055B2 (en) | 2008-06-12 | 2013-09-24 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Oil supplying apparatus for vehicle |
US8627656B2 (en) | 2009-09-24 | 2014-01-14 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Oil supply device for vehicle |
US9752581B2 (en) | 2011-11-07 | 2017-09-05 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Oil supply apparatus |
JP2014047702A (ja) * | 2012-08-31 | 2014-03-17 | Yamada Seisakusho Co Ltd | エンジン潤滑制御システム |
WO2014080686A1 (ja) * | 2012-11-20 | 2014-05-30 | アイシン精機株式会社 | 作動油供給装置 |
US9556765B2 (en) | 2012-11-20 | 2017-01-31 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Hydraulic oil supply apparatus |
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