JPH06212085A - 反応性染料および繊維材料の着色法 - Google Patents

反応性染料および繊維材料の着色法

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JPH06212085A
JPH06212085A JP5252938A JP25293893A JPH06212085A JP H06212085 A JPH06212085 A JP H06212085A JP 5252938 A JP5252938 A JP 5252938A JP 25293893 A JP25293893 A JP 25293893A JP H06212085 A JPH06212085 A JP H06212085A
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JP
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group
reactive dye
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alkyl
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JP5252938A
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Kenneth Anderton
アンダーソン ケネス
Andrew P Shawcross
ポール ショークロス アンドリュー
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Syngenta Ltd
Original Assignee
Zeneca Ltd
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    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • C09B43/00Preparation of azo dyes from other azo compounds
    • C09B43/12Preparation of azo dyes from other azo compounds by acylation of amino groups
    • C09B43/136Preparation of azo dyes from other azo compounds by acylation of amino groups with polyfunctional acylating agents
    • C09B43/16Preparation of azo dyes from other azo compounds by acylation of amino groups with polyfunctional acylating agents linking amino-azo or cyanuric acid residues
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B62/00Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 良好な耐光堅牢度、洗濯堅牢度、定着効率を
有し、および良好に水に可溶性であり、天然または合成
繊維材料を着色する反応性染料の提供。 【構成】 2位、4位、および6位の2ヶ所に発色団を
有し、かつ残りの2位、4位または6位には、H、置換
されたかまたは置換されてないアルキル基、置換された
かまたは置換されてないフェニル基、−CH(CO
212、−NR1SO22および−SO22[式中、R
1はHまたはアルキルを表わし、およびR2はアルキルを
表わす]から選択された置換基を有する1,3,5−
−トリアジン基を含有する反応性染料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、反応性染料、該染料の
製造法、アミノ基またはヒドロキシ基を有する材料の着
色法および該染料によって着色される場合の材料に関す
る。
【0002】
【従来の技術】2位および4位の1ヶ所、または2ヶ所
に置換活性塩素原子を有する1,3,5−−トリアジ
ン基を含有する反応性染料は公知である。このような染
料はアルカリ性条件下でセルロース繊維材料と反応して
よく、その結果、不安定な塩素の求核置換によってトリ
アジン環と繊維との間に共有結合を形成する。
【0003】
【発明を達成するための手段】本発明によれば、2位、
4位、および6位の2ヶ所に発色団を有し、および残り
の2位、4位または6位には、H、置換されたかまたは
置換されてないアルキル基、置換されたかまたは置換さ
れてないフェニル基、−CH(CO212、−NR1
22および−SO22[式中、R1はHまたはアルキ
ル基を表わし、R2はアルキル基を表わす]から選択さ
れた置換基を有する1,3,5−s−トリアジン基を含
有する反応性染料が提供される。
【0004】発色団は有利にそれぞれ無関係にトリフェ
ノジオキサジンからなり、または更に有利にアゾ、アン
トラキノン、ホルマザンまたはフタロシアニン系列から
なる。1つの実施形態では2つの発色団は同一の系列か
らなり、および第2の実施形態の場合2つの発色団はそ
れぞれ互いに等しい。
【0005】残りの2位、4位または6位での置換基は
有利にH、置換されたかまたは置換されてないアルキル
基または置換されたかまたは置換されてないフェニル基
であり、更に有利にHまたはC1〜C4アルキル基、特に
Hまたはメチル基である。
【0006】残りの2位、4位または6位での置換基上
に存在していてよい任意の置換基は、ヒドロキシ基、カ
ルボキシ基、スルホ基およびハロゲン原子から選択され
るのが有利である。
【0007】R1はHまたはC1〜C4アルキル基が有利
である。R2はC1〜C4アルキル基が有利である。
【0008】発色団は有利にエーテル、チオエーテルま
たはアミノ環を介してトリアジン基に結合している。
【0009】本発明による有利な反応性染料は、式
(1):
【0010】
【化3】
【0011】[式中、D1およびD2はそれぞれ無関係に
発色団を表わし;R3およびR4はそれぞれ無関係にHま
たはC1〜C4アルキル基を表わし;TはH、置換された
かまたは置換されてないアルキル基、置換されたかまた
は置換されてないフェニル基、−CH(CO212
NR1SO22または−SO22を表わし、;およびR1
およびR2は前記で定義されたものを表わす]で示され
るものからなる。
【0012】本発明による有利な染料は有機塩素不含で
あり、即ち炭素塩素共有結合を含有しない。このような
染料は特に環境保護性である。
【0013】有利な、D1およびD2によって表わされる
発色団は、前記のように表される。1つの実施態様の場
合、D1はD2に一致し、もう1つの実施態様の場合、D
1およびD2はそれぞれ互いに異なっている。
【0014】D1およびD2がそれぞれ互いに異なってい
る、式(1)の反応性染料の例は、D1がアゾ基を表わ
し、およびD2がアントラキノン基、ホルマザン基、フ
タロシアニン基またはトリフェノジオキサジン基を表わ
す染料を包含する。
【0015】R3およびR4は有利にHまたはメチルであ
る。
【0016】Tは有利に、H、置換されたかまたは置換
されてないアルキルまたは置換されたかまたは置換され
てないフェニルであり、更に有利にHまたはC1〜C4
ルキル、特にメチル、エチル、n−プロピル、イソプロ
ピル、n−ブチル、s−ブチルまたはt−ブチルであ
る。
【0017】反応性染料は有利に水中で可溶性である。
水溶性は、カルボキシ基およびスルホ基から選択された
水溶性基1個または複数、有利に2〜12個、更に有利
に2〜6個を有する反応性染料によって達成させること
ができる。
【0018】反応性染料は複数のビニルスルホニル基の
1つ、またはアルカリ水溶液を用いて処理した場合、ビ
ニルスルホニルに変換されることができる基が存在する
ことによって、反応性と表わされる。
【0019】本発明による反応性染料は4位(例えばT
によって定義される)に前記置換基の1つを有する2,
6−ジハロ−−トリアジンと、求核置換基、例えばア
ミノ基を有する発色化合物とを縮合させることによって
製造されてよい。2位および6位での発色団が同一であ
る反応性染料は、発色化合物少なくとも約2モル当量と
ジハロ−−トリアジン1当量とを縮合することによっ
て製造されてよい。2位および6位で異なった置換基を
有する反応性染料は、引続き発色化合物とジハロ−
トリアジンとを縮合することによって製造されてよい。
【0020】本発明による反応性染料を製造するもう1
つの方法は、4位で前記置換基の1つ(例えばTで定義
されている基)を有する2,6−ジハロ−s−トリアジ
ンと、アリールアミンとを縮合することによって、例え
ば置換されたかまたは置換されてないナフチルアミンを
有する結合成分を生じ、引続きジアゾニウム塩、有利に
反応性置換基を有するジアゾニウム塩と結合することに
より行なわれる。縮合は有利に前記のように行なわれ
る。ジアゾニウム塩との結合は、本来染料工業において
公知の常法を利用して行なわれ、例えばアミンは希釈し
た有機酸中で0〜5℃でNaNO2を用いた処理によっ
てジアゾニウム塩に転換され、かつ生じたジアゾニウム
塩は結合成分と一緒に5℃以下で撹拌される。
【0021】前記の縮合は、有利に水性媒体中で、有利
に酸性結合剤が存在する場合に行なわれてよい。酸性結
合剤の目的は、反応中に形成されるようなハロゲン化水
素を中和することである。このような縮合の際に、反応
成分の加水分解が惹起されたり、または他の何らかの望
ましくない副反応が惹起されることがない場合には、適
宜にどの酸性結合剤も使用されてよい。混合物のpHが
2〜8の範囲内にとどまるような含分で添加し、アルカ
リ金属炭酸塩またはアルカリ金属重炭酸塩を使用するの
は有利である。縮合温度は、2,6−ジハロ−−トリ
アジンの安定性および反応が生じる容易性に依存して0
〜100℃の間であり、有利に0〜60℃であり、特に
0〜10℃である。
【0022】本発明による有利な反応性染料は少なくと
もアゾ系列からなる発色団1つを含有し、例えばD1
よびD2の1つまたは2つともがアゾ系列からなる発色
団である。有利なアゾ系列からなる発色団は、式
(2): V−SO2−L1−(−N=N−L2−)n−(2) [式中、Vはビニルまたは水性アルカリ液を用いた処理
の際にビニルに変換可能な基を表わし;L1およびそれ
ぞれL2はそれぞれ無関係に置換されたかまたは置換さ
れてない単環式アリール基または2環式アリール基また
はヘテロアリール基を表わし;およびnは1または2で
ある]で示されるものからなる。
【0023】アルカリ水溶液を用いた処理によってビニ
ルに変換可能な基の例は、−CH2CH2OSO3H、−
CH2CH2SSO3Hおよびこれらの塩を包含する。
【0024】発色団の1つだけが式(2)からなる場合
には、残りの発色団は有利にアントラキノン、フタロシ
アニン、トリフェノジオキサジンまたはホルマザン系列
からなる。
【0025】L1およびL2は有利にそれぞれ無関係に置
換されたかまたは置換されてないピロリドン基、フェニ
レン基、またはナフチレン基である。L1は有利に置換
されたかまたは置換されてないピロリドン基またはフェ
ニレン基であり、およびL2は有利に置換されたかまた
は置換されてないナフチレン基である。場合による置換
基は有利にアルキル、特にC1〜C4アルキル、殊にメチ
ル;アシルアミノ、特にアセチルアミノ、ベンズアミド
またはスルホン化ベンズアミド;ウレイド;シアノ;ア
ミノ;スルホ;カルボキシ;ヒドロキシ;またはアルコ
キシ、特にC1〜C4アルコキシ、殊にメトキシである。
【0026】L1で表わされる基の例としては、1,4
−フェニレン、1,3−フェニレン、2,6−ナフチレ
ン、2,5−ナフチレンおよびスルホ−2,5−ナフチ
レンが挙げられる。
【0027】有利なL2で表わされる置換されたかまた
は置換されてないナフチレン基は、式(3):
【0028】
【化4】
【0029】[式中、qは0または1である]で示され
るものからなる。
【0030】有利なアントラキノン発色団は、式
(4):
【0031】
【化5】
【0032】で示されるものからなり、この場合、アン
トラキノン核は任意に5位、6位、7位または8位の1
ヶ所または複数ヶ所にスルホン酸基を有し、およびL3
は2価の有機結合基、有利にC2〜C4アルキレン基、更
に有利にベンゼン系列の基、例えばフェニレン基、ジフ
ェニレン基、4,4’−2価のスチルベン基または任意
にスルホン化したアゾベンゼン基を表わす。
【0033】有利なフタロシアニン発色団は、式
(5):
【0034】
【化6】
【0035】で示されるものからなり、この場合、Pc
はメタロ−フタロシアニン核、有利に銅フタロシアニン
またはニッケルフタロシアニンを表わし;それぞれ無関
係にWはヒドロキシ基、または置換または非置換アミノ
基を表わし、L3は前記で定義した2価の有機結合基、
有利にC2〜C4アルキレン基、フェニレン基またはスル
ホフェニレン基を表わし;およびaおよびbはそれぞれ
無関係に1〜3の数値であり、但しa+bは4以下であ
る。
【0036】有利なトリフェノジオキサジン発色団は、
式(6):
【0037】
【化7】
【0038】[式中、
【0039】
【外1】
【0040】R1はHまたはC1〜C4アルキル基を表わ
し;ZはH、C1〜C4アルキル基、フェニル基またはス
ルホフェニル基を表わし;それぞれYは無関係にC2
4アルキレン基、フェニレン基またはスルホフェニレ
ン基を表わし;UはHまたはSO3Hを表わし;T2およ
びT3はハロゲン原子またはC1〜C4アルキル基を表わ
し;およびqは0または1である]で示されるものから
なる。
【0041】それぞれYは有利に−C24−または−C
36−である。Uは有利にSO3Hである。T2およびT
3は有利にClまたはC1〜C4アルキル、特にメチルで
ある。
【0042】有利なホルマザン発色団は、式(7):
【0043】
【化8】
【0044】[式中、X1はHまたはSO3Hを表わし;
およびaおよびbはそれぞれ無関係に0、1または2の
数値であり;但し、この染料はスルホ基少なくとも1
つ、有利に少なくとも2つを有する]で示されるものか
らなる。
【0045】有利に、aおよびbそれぞれは1の数値を
有する。
【0046】有利な式(1)の反応性染料の場合、D1
およびD2は2つとも式(2)からなり、L1はフェニレ
ンを表わし、L2は置換されたかまたは置換されてない
ナフタレンを表わし(前記のように)、nは1であり、
およびT、R3、R4は前記のように定義されている。
【0047】染料式は本明細書中に遊離酸の形で表わさ
れているが、式は塩の形の染料、特にナトリウム、リチ
ウムまたは混合ナトリウム/リチウム塩および置換され
たかまたは置換されてないアンモニウム塩のようなアル
カリ金属とのこれらの塩も包含するべきである。本明細
書中に使用される用語アリールはヘテロアリールを包含
する。
【0048】更に本発明の特色は、不活性担持剤と本発
明による染料とを有利に1:99〜99:1、更に有利
に50:1〜1:50、特に20:1〜1:20の重量
比率で含有する化合物を提供することである。不活性担
持剤は有利に無機塩および任意に脱ダスト剤(de-dusti
ngagent)を含有する。無機塩の例は、アルカリ金属ハロ
ゲン化物およびアルカリ土類金属ハロゲン化物、炭酸
塩、重炭酸塩、硝酸塩およびこれらの混合物を包含す
る。ドデシルベンゼンは脱ダスト剤として使用されてよ
い。
【0049】本発明による反応性染料は、天然繊維材
料、およびアミノ基またはヒドロキシル基を有する合成
繊維材料、例えば羊毛、絹およびセルロース材料のよう
な繊維材料の着色に適当である。繊維材料は明るい色相
に着色され、かつ良好な耐光堅牢度および洗濯のような
水処理に対する堅牢性を有し、ならびに良好な洗浄除去
特性を有する。過ホウ酸塩湿式退色試験の場合の堅牢度
は特に良好である。染料は良好に水に溶解性であること
が見いだされた。
【0050】更に本発明の特色は、繊維材料、特にセル
ロース繊維材料の着色法を包含し、その上本発明による
反応性染料を使用することからなる。この目的のため染
料は有利に酸−結合剤、例えば重炭酸ナトリウム、炭酸
ナトリウム、メタケイ酸ナトリウム、トリナトリウムホ
スフェート、または水酸化ナトリウムを用いた処理に関
してセルロース繊維材料に使用され、これらは水溶液と
して染料使用前、使用中または使用後にセルロース繊維
材料に使用されてよい。20〜200℃、特に30〜8
0℃の温度は、この方法の場合有利である。
【0051】この新規染料はアミノ基を含有する、羊毛
およびポリアミド繊維材料のような繊維材料に、弱アル
カリ性、中性または酸性の染浴により使用される。染浴
は、常法によりアミノ基、例えば酢酸アンモニウム、硫
酸ナトリウム、酒石酸エチル、非イオン性分散剤、例え
ば酸化エチレンとアミンとの縮合物、脂肪アルコールま
たはフェノール、カチオン性界面活性剤、例えば4級ア
ンモニウム塩、例えばセチルトリメチルアンモニウムブ
ロミドおよびセチルピリジニウムブロミドおよび有機液
体、例えばn−ブタノールおよびベンジルアルコールを
含有する繊維材料を染色する場合に使用される。
【0052】本発明を次の例につき限定することなく詳
説するが、この場合、全ての部およびパーセントは他に
記載がない限り重量による。
【0053】
【実施例】例1 式(8)(但し、TはHを表わす)で示される染料の製
【0054】
【化9】
【0055】工程a) 2N炭酸ナトリウムを、約pH6.0の完成溶液が得ら
れるまで、水(1000部)中に1−アミノ−8−ヒド
ロキシナフタレン−3,6−ジスルホン酸(319部)
の撹拌した懸濁液に添加した。
【0056】この溶液を、アセトン(800容量部)中
に2,6−ジクロロ−−トリアジン(161部)の溶
液を氷水(1000部)に0〜5℃で緩徐に添加するこ
とによって得られる撹拌した懸濁液に、滴加したが、こ
の懸濁液のpHは3に低下してよく、次に2N炭酸ナト
リウムを添加することによってこの値に維持される。こ
の結果生じた混合液を0〜5℃、pH3で更に1時間撹
拌し、結合成分溶液が生じた。
【0057】氷水(2000部)中に4−アミノフェニ
ル−β−スルフェートエチルスルホン(309部)の撹
拌混合液に、0〜5℃で塩酸水溶液(34.5%濃度、
568容量部)、引続き2N亜硝酸ナトリウム(568
容量部)を添加した。この混合液を、スルファミン酸の
添加によって過剰の硝酸を破壊する前に、0〜5℃で3
0分間撹拌した。生じたジアゾニウム塩懸濁液を前記結
合成分溶液に添加し、炭酸ナトリウムの添加によってp
Hを6に上昇させ、および混合液を0〜5℃で更に2時
間撹拌した。塩化カリウムを用いた塩化によってアゾ生
成物を沈澱させ、濾過によって単離し、かつ乾燥させて
乾燥アゾ生成物を生じさせた。
【0058】工程b) 前記乾燥アゾ生成物(497部)および1−アミノ−8
−ヒドロキシナフタレン−3,6−ジスルホン酸(21
9部)を水(11,000部)中で50℃およびpH
6.0〜6.5で20時間一緒に撹拌し、所望により1
N炭酸ナトリウムを添加することによって維持した。生
じたモノアゾ縮合生成物を、塩化カリウムを添加しアセ
トン(3300容量部)を緩徐に添加することによって
沈澱させ、濾過によって単離し、かつ乾燥した。
【0059】工程c) 0〜5℃の氷水(425部)中に4−アミノフェニル−
β−スルフェートエチルスルホン(115部)の撹拌し
た混合液に、塩酸水溶液(34.5%濃度、124容量
部)、引続き2N亜硝酸ナトリウム(209容量部)を
添加した。この混合液を、スルファミン酸の添加によっ
て過剰の硝酸を破壊する前に0〜5℃で30分間撹拌し
た。生じたジアゾニウム塩懸濁液を水(850部)中に
前記モノアゾ縮合生成物の溶液と一緒に、0〜5℃で2
時間撹拌し、かつ所望により2N炭酸ナトリウムの添加
によってpH6.0〜6.5を維持した。生成物を、塩
化カリウム、引続きアセトンの添加によって沈澱させ、
濾別し、かつ乾燥させて表題化合物のアルカリ金属塩
(λmax536nm)を生じさせた。
【0060】表題化合物の塩を脱気染色によって綿に使
用したが、著しく良好な定着効率および洗い落とし特性
を有することが見いだされた。
【0061】例2 式(8)(但し、Tはメチルを表わす)で示される染料
の製造 例1の方法を繰り返したが、この場合、2,6−ジクロ
ロ−−トリアジン(161部)の代わりに2,6−ジ
クロロ−4−メチル−−トリアジン(176部)を使
用し、表題化合物(λmax536nm)のアルカリ金
属塩が生じた。表題化合物の塩を脱気染色によって綿に
使用したが、著しく良好な耐光堅牢度および洗濯堅牢度
を有することが見いだされた。
【0062】例3 次の化合物の製造
【0063】
【化10】
【0064】工程a) 2N水酸化ナトリウムを、約pH6.5の完成溶液が得
られるまで、水(1500部)中に6−アミノ−1−ヒ
ドロキシナフタレン−3−スルホン酸(119.5部)
の撹拌した懸濁液に添加した。この溶液を、アセトン
(1250容量部)中に2,6−ジクロロ−4−メチル
−トリアジン(113部)の溶液を氷水(1500
部)に0〜5℃で緩徐に添加することによって得られる
撹拌した懸濁液に滴加したが、この混合液はpH4に低
下してよく、次に2N炭酸ナトリウムを添加することに
よってこのpHに維持される。この生じた混合液を更に
2.5時間撹拌し、結合成分の溶液が得られた。
【0065】工程b) 0〜5℃の氷水(3000部)中に4−アミノフェニル
−β−スルフェートエチルスルホン(140.5部)の
撹拌した混合物に、塩酸水溶液(34.5%濃度、15
0容量部)、引続き2N亜硝酸ナトリウム(250容量
部)を添加した。この混合液を、スルファミン酸の添加
によって過剰の硝酸を破壊する前に0〜5℃で1時間撹
拌した。生じたジアゾニウム塩懸濁液を前記結合成分の
溶液に添加し、炭酸ナトリウムの添加によってpHを6
〜6.5に上昇させ,混合液を0〜5℃で更に2時間撹
拌した。アゾ生成物を、塩化カリウムの添加によって沈
澱させ、濾過によって単離し、かつ乾燥した。
【0066】工程c) 前記乾燥アゾ生成物(178部)および6−アミノ−1
−ヒドロキシナフタレン−3−スルホン酸(64.5
部)を水(5500部)中で50℃で20時間一緒に撹
拌し、1N炭酸ナトリウムを添加することによってpH
6〜6.5を維持した。生じた溶液を周囲温度に冷却
し、かつモノアゾ縮合生成物を塩化カリウムを用いた塩
化によって沈澱させ、濾過によって単離し、および乾燥
した。
【0067】工程d) 0〜5℃で氷水(1800部)中の4−アミノフェニル
−β−スルフェートエチルスルホン(46.6部)の撹
拌した混合液および塩酸水溶液(34.5%濃度、50
容量部)に、2N亜硝酸ナトリウム(10容量部)を添
加した。この混合液を0〜5℃で1時間撹拌し、次にス
ルファミン酸の添加によって過剰の硝酸を破壊した。生
じたジアゾニウム塩懸濁液を水(5000部)中で前記
モノアゾ縮合生成物(143部)の溶液に添加し、かつ
混合液を0〜5℃およびpH6〜6.5で2時間撹拌し
た。生成物を、塩化カリウムの添加によって沈澱させ、
濾過によって単離し、かつ乾燥させてλmax478n
mを有する表題化合物のアルカリ金属塩を生じさせた。
【0068】表題化合物の塩を脱気染色によって綿に使
用し、著しく良好な耐光堅牢度および洗濯堅牢度を有す
ることが見いだされた。
【0069】例4 次の化合物の製造
【0070】
【化11】
【0071】6−ヒドロキシ−1−[2−(2−ヒドロ
キシエチルアミノ)エチル]−4−メチル−2−オキソ
−1,2−ジヒドロ−ピリジン−3−カルボニトリル
(225部)を、アセトン(1500容量部)中に2,
4−ジクロロ−6−メチル−s−トリアジン(164
部)の溶液を氷水(1500部)に0〜5℃で緩徐に添
加することによって得られる撹拌した懸濁液に滴加し、
生じた混合液を0〜5℃で2.5時間撹拌し、一方でこ
の溶液のpHを、所望により1N炭酸ナトリウムを添加
することによって6.0〜6.5に維持する。更に6−
ヒドロキシ−1−[2−(2−ヒドロキシエチルアミ
ノ)エチル]−4−メチル−2−オキソ−1,2−ジヒ
ドロ−ピリジン−3−カルボニトリル(225部)を添
加し、かつこの混合液を65℃に加熱し、およびこの温
度で2時間保持し、その間この溶液のpHを6.0〜
6.5に維持し、結合成分溶液が得られた。
【0072】0〜5℃で4−アミノフェニル−β−スル
フェートエチルスルホン(562部)、塩酸水溶液(3
4.5%濃度、1200容量部)および氷水(2000
0部)に、2N亜硝酸ナトリウム(1100容量部)を
添加した。この混合液を、スルファミン酸の添加によっ
て過剰の硝酸を破壊する前に0〜5℃で45分間撹拌し
た。生じたジアゾニウム塩懸濁液を前記結合成分の溶液
に添加し、および生じた混合液を0〜5℃で2時間撹拌
し、一方で、所望の場合には1N炭酸ナトリウムの添加
によってpHを5.5に維持した。ジアゾ生成物を、K
Clの添加によ沈澱させ、濾過によって単離し、かつ乾
燥させ、表題化合物のアルカリ金属塩(λmax427
nm)が得られた。
【0073】表題生成物を脱気染色によって綿に使用
し、良好な洗濯堅牢度を有することが見いだされた。
【0074】例5〜9 例4の方法を繰り返したが、但しこの場合、欄Iに挙げ
た化合物の代わりに、欄IIに挙げた化合物1当量を使
用した:
【0075】
【表1】
【0076】例10 次の化合物の製造 工程a)
【0077】
【化12】
【0078】アゾ生成物を大抵は例3、工程a)および
b)に前記したように製造した。
【0079】工程b) 工程a)による生成物(7.8g)および4−N−
(4′−アミノフェニル)アミノ−1−アミノアントラ
キノン−2−スルホン酸(2.8g)(炭酸ナトリウム
および硫酸銅の存在下に1−アミノ−4−ブロモアント
ラキノン−2−スルホン酸と1,4−ジアミノベンゼン
とを反応させることによって製造)を水(300ml)
中で45℃で、および6時間撹拌し、その間、所望によ
り炭酸ナトリウム溶液(2M)の添加によってpHを
6.2に維持した。
【0080】生じた混合液を室温に冷却し、かつ生成物
を塩化カリウムを用いて10%w/vに塩化することに
よって沈澱させ、濾過によって採取し、20%塩水を用
いて洗浄し、かつ乾燥させ、表題化合物のアルカリ金属
塩(λmax475nm)が得られた。
【0081】例11〜14 欄Iに挙げた化合物の代わりに欄IIに挙げた化合物の
1当量量を使用することを除いて、例10の方法を繰り
返してよい。
【0082】
【表2】
【0083】例15 次の化合物の製造:
【0084】
【化13】
【0085】水(300ml)中に銅フタロシアニン−
N−β−アミノエチルスルホンアミドスルホン酸(4.
8g)(英国特許第805562号明細書、例12に記
載のように製造)、および例3、工程b)による生成物
(7.8g)の混合液を、45℃、16時間で撹拌し、
その間、所望のように炭酸ナトリウム溶液(2M)の添
加によってpHを6.2に維持した。生じた混合液を室
温に冷却してよく、かつ生成物をアセトンの添加によっ
て沈澱させ、濾過によって採取し、アセトンを用いて洗
浄し、かつ乾燥させ、表題化合物のアルカリ金属塩(λ
max669nm)が得られた。
【0086】表題生成物を脱気染色によって綿に使用
し、良好な耐光堅牢度を有することが見いだされた。
【0087】例16〜19 例15の方法を繰り返してよいが、この場合、欄Iに挙
げた化合物の代わりに、欄IIに挙げた化合物1当量を
使用した:
【0088】
【表3】
【0089】例20 次の化合物の製造:
【0090】
【化14】
【0091】工程a) pH5.5で水50ml中にアミノベンゼン3−スルホ
ン酸(8.75g)の溶液をメタノール(750ml)
中にメチルトリクロロキノン(13.1g)の混合液に
30分間に亙って滴加した。pHを、水酸化ナトリウム
溶液(2M)を使用して5〜5.5に維持した。混合液
を夜通し室温で撹拌し、次に濾過した。溶液を蒸発乾燥
させ、残滓を水(550ml)中で再び撹拌し、かつモ
ノアニリド生成物を濾別し、水を用いて洗浄し、かつ乾
燥した。
【0092】工程b) pH7で水(50ml)中にN−(2−アミノエチル)
−4−アミノアニリン−2−スルホン酸(7.0g)の
溶液を、水(75ml)中に工程a)からなる生成物
(7.0g)とメタノール(75ml)との混合液をp
H6.5で撹拌した。混合液を45℃に加温し、pH
6.5〜7で21/2時間撹拌し、室温に冷却してよく、
かつ20時間撹拌した。ジアニリド生成物を濾過によっ
て採取し、メタノールおよび冷水を用いて洗浄し、かつ
乾燥した。
【0093】工程c) 工程b)の生成物(2.0g)を、冷却した10%発煙
硫酸(25ml)に添加した。過硫酸アンモニウム
(1.0g)を添加し、かつ混合物を45℃に加温し、
5時間撹拌した。混合液を室温に冷却してよく、かつ氷
水(300ml)中に流注した。生じた沈澱物を濾過に
よって採取し、水およびアセトンを用いて洗浄し、かつ
乾燥し、トリフェノンジオキサジン染料塩基が得られ
た。
【0094】工程d) 水(150ml)中に工程c)による生成物(1.9
g)と例3、工程b)による生成物(5.4g)との混
合液を、45℃で16時間撹拌し、その間、所望により
炭酸ナトリウム溶液(2M)の添加によってpHを6.
2に維持した。生じた混合液を室温に冷却してよく、か
つ生成物をアセトンの添加によって沈澱させ、濾過によ
って採取し、アセトンを用いて洗浄し、かつ乾燥させ、
表題化合物のアルカリ金属塩(λmax489nm)が
得られた。
【0095】例21〜24 例20の方法を繰り返してよいが、但しこの場合、欄I
に挙げた化合物の代わりに、欄IIに挙げた化合物1当
量を使用する:
【0096】
【表4】
【0097】例25 次の化合物の製造:
【0098】
【化15】
【0099】工程a) 炭酸ナトリウム溶液(2M)を、約pH6.0の完成溶
液が得られるまで、水(450ml)中に1−アミノ−
8−ヒドロキシナフタレン−3,6−スルホン酸(2
3.8g)の撹拌した懸濁液に添加した。この溶液を、
アセトン(150ml)中に2,4−ジクロロ−6−メ
チル−s−トリアジン(13.21g)の溶液を氷水
(450ml)に0〜5℃で緩徐に添加することによっ
て得られる撹拌した懸濁液に滴加したが、この懸濁液の
pHは3に低下してよく、次に炭酸ナトリウム2Mを添
加することによってこの値に維持した。この生じた混合
液を0〜5℃およびpH3で、更に1時間撹拌し、結合
成分の溶液が得られた。
【0100】工程b) 例3、工程b)の常法により、4−アミノ−β−スルフ
ェートエチルスルホンをジアゾ化した。生じたジアゾニ
ウム塩懸濁液は単離せず、その代わりに工程a)の生成
物に添加し、pHを炭酸ナトリウム2Mの添加によって
6に上昇させ、かつ混合液を0〜5℃で更に2時間撹拌
した。生じたアゾ生成物をKClを添加することによっ
て沈澱させ、濾過によって単離し、かつ乾燥した。
【0101】工程c) 水(150ml)中に工程b)による生成物(5.17
g)とN−(2−ヒドロキシ−5−スルホ−3−アミノ
フェニル)−N’−(2−カルボキシ−4’−スルホフ
ェニル)−ms−フェニルホルマザンの銅塩(21.2
2g)(ジアゾ化した6−アセチルアミノ−2−アミノ
フェノール−4−スルホン酸と、ベンズアルデヒドおよ
び2−カルボキシフェニルヒドラジン−4−スルホン酸
からなるヒドラゾンとをカップリングし、銅化させ、か
つ希釈したカセイソーダを用いてアセチル基を加水分解
することによって得られる)との混合物を、50〜55
℃で5時間撹拌し、その間、所望により炭酸ナトリウム
溶液(2M)の添加によってpHを6〜6.5に維持し
た。この溶液を室温に冷却し、かつ生成物をアセトンの
添加によって沈澱させ、濾過によって採取し、アセトン
を用いて洗浄し、および乾燥させ、表題化合物のアルカ
リ金属塩(λmax550nm)が得られた。
【0102】例26〜29 例25の方法を繰り返してよいが、但しこの場合、欄I
に挙げた化合物の代わりに、欄IIに挙げた化合物1当
量を使用する:
【0103】
【表5】
【0104】例30 次の化合物の製造:
【0105】
【化16】
【0106】工程a) 水(150ml)中に例25、工程b)による生成物
(10.35g)および1−アミノ−8−ヒドロキシナ
フタレン−4,6−ジスルホン酸(6.89g)の溶液
を、45℃で5時間で撹拌し、所望のように炭酸ナトリ
ウム溶液(2M)の添加によってpHを6〜6.5に維
持した。この溶液を室温に冷却してよく、かつ生成物を
アセトンの添加によって沈澱させた。染料ベース生成物
を濾過によって採取し、15%w/vのKClおよびア
セトンを用いて洗浄し、かつ乾燥させた。
【0107】工程b) 例3、工程b)の常法により、4−アミノフェニル−β
−スルフェートエチルスルホン(1.97g)をジアゾ
化した。生じたジアゾニウム塩懸濁液を氷水(150m
l)中に工程a)の生成物(31.78g)の溶液に添
加し、かつ混合液を0〜5℃で11/2時間撹拌しなが
ら、所望により炭酸ナトリウムを添加することによって
pHを6〜6.5に維持した。生成物をNaClを用い
て10%w/vに塩化し、次にアセトン(200ml)
を添加することによって沈澱させた。生成物を、濾過に
よって採取し、アセトンを用いて洗浄し、かつ乾燥し、
表題化合物のアルカリ金属塩(λmax522nm)が
得られた。
【0108】表題生成物を脱気染色によって綿に使用
し、良好な洗濯堅牢度を有することが見いだされた。
【0109】例31 次の化合物の製造:
【0110】
【化17】
【0111】例3の方法を同様の処理法で繰り返した
が、但しこの場合、工程a)で6−アミノ−1−ヒドロ
キシナフタレン−3−スルホン酸の代わりに6−(N−
メチル)アミノ−1−ヒドロキシナフタレン−3−スル
ホン酸を使用した。
【0112】表題生成物はこの化合物のアルカリ金属塩
(λmax479nm)の形で得られた。
【0113】表題生成物を脱気染色によって綿に使用
し、良好な定着を有することが見いだされた。
【0114】例32 次の化合物の製造:
【0115】
【化18】
【0116】例3の方法を同様の処理法で繰り返した
が、但しこの場合、工程a)で2,6−ジクロロ−4−
メチル−s−トリアジンの代わりに2,6−ジクロロ−
4−メタンスルホンメチルアミド−s−トリアジンを使
用した。
【0117】表題生成物はこの化合物のアルカリ金属塩
(λmax484nm)の形で得られた。
【0118】例33 例1の方法を繰り返してよいが、但しこの場合、2,6
−ジクロロ−s−トリアジンの代わりに2,6−ジクロ
ロ−4−メタンスルホンメチルアミド−s−トリアジン
の1当量を使用する。
【0119】例34 例4の方法を繰り返してよいが、但しこの場合、2,4
−ジクロロ−6−メチル−s−トリアジンの代わりに
2,6−ジクロロ−4−メタンスルホンメチルアミド−
s−トリアジンの1当量を使用する。
【0120】例35 例25の方法を繰り返してよいが、但しこの場合、2,
4−ジクロロ−6−メチル−s−トリアジンの代わりに
2,6−ジクロロ−4−メタンスルホンメチルアミド−
s−トリアジンの1当量を使用する。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反応性染料において、2位、4位および
    6位の2ヶ所に発色団を有し、かつ残りの2位、4位ま
    たは6位には、H、置換されたかまたは置換されてない
    アルキル基、置換されたかまたは置換されてないフェニ
    ル基、−CH(CO212基、−NR1SO22基およ
    び−SO22基[式中、R1はHまたはアルキルを表わ
    し、およびR2はアルキルを表わす]から選択された置
    換基を有する1,3,5−s−トリアジン基を含有する
    ことを特徴とする、反応性染料。
  2. 【請求項2】 残りの2位、4位または6位の置換基が
    H、置換されたかまたは置換されてないアルキル基また
    は置換されたかまたは置換されてないフェニル基であ
    る、請求項1記載の反応性染料。
  3. 【請求項3】 残りの2位、4位または6位の置換基が
    HまたはC1〜C4アルキル基である、請求項1記載の反
    応性染料。
  4. 【請求項4】 式: 【化1】 [式中、D1およびD2はそれぞれ無関係に発色団を表わ
    し;R3およびR4はそれぞれ無関係にHまたはC1〜C4
    アルキル基を表わし;およびTはH、置換されたかまた
    は置換されてないアルキル基、置換されたかまたは置換
    されてないフェニル基、−CH(CO21)2、NR1SO
    22または−SO22を表わし;それぞれR1はHまた
    はアルキル基を表わし;およびR2はアルキル基を表わ
    す]で示される反応性染料。
  5. 【請求項5】 有機塩素を含まない、請求項1から4ま
    でのいずれか1項記載の反応性染料。
  6. 【請求項6】 D1およびD2がそれぞれ互いに異なって
    いる、請求項4記載の反応性染料。
  7. 【請求項7】 D1がアゾ基を表わし、D2がアントラキ
    ノン基、ホルマザン基、フタロシアニン基またはトリフ
    ェノジオキサジン基を表わす、請求項4記載の反応性染
    料。
  8. 【請求項8】 D1およびD2が式(2): V−SO2−L1−(−N=N−L2−)n− (2) [式中、Vはビニルまたはアルカリ金属水溶液を用いた
    処理でビニルに変換可能な基を表わし、L1およびL2
    それぞれ無関係に置換されたかまたは置換されてない単
    官能または二官能アリール基またはヘテロアリール基を
    表わし;およびnは1または2である]で示されるものか
    らなる、請求項4記載の反応性染料。
  9. 【請求項9】 L2が式(3): 【化2】 [式中、qは0または1である]で示される、請求項8
    記載の反応性染料。
  10. 【請求項10】 繊維材料の着色法において、請求項
    1、4または8のいずれか1項記載の反応性染料を使用
    することを特徴とする、繊維材料の着色法。
JP5252938A 1992-10-08 1993-10-08 反応性染料および繊維材料の着色法 Pending JPH06212085A (ja)

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GB9221140D0 (en) 1992-11-25
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