JPH0621064Y2 - テ−プレコ−ダのテ−プ走行方向反転装置 - Google Patents

テ−プレコ−ダのテ−プ走行方向反転装置

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JPH0621064Y2
JPH0621064Y2 JP15972186U JP15972186U JPH0621064Y2 JP H0621064 Y2 JPH0621064 Y2 JP H0621064Y2 JP 15972186 U JP15972186 U JP 15972186U JP 15972186 U JP15972186 U JP 15972186U JP H0621064 Y2 JPH0621064 Y2 JP H0621064Y2
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【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、テープレコーダに関し、特にテープの走行方
向を反転させる装置に係る。
(ロ)従来の技術 テープレコーダが一般に普及しているが、斯かるテープ
レコーダの中には、第1方向への再生動作だけでなく該
第1方向の反対方向である第2方向への再生動作も行う
ことが出来るもの、即ち両方再生型のテープレコーダが
ある。
斯かる両方向再生型のテープレコーダにおいてテープの
走行方向を反転させるには、それまでテープの供給をし
ていたサプライ側のリール軸を逆回転させてテープの巻
取り動作を行うほか、左右一対あるピンチローラのキャ
プスタンへの圧接動作を切換える必要がある。
一方のピンチローラをキャプスタンより離間させ、他方
のピンチローラをキャプスタンに圧接させる技術として
は、例えば実公昭57−40445号公報に記載された
ものがある。
(ハ)考案が解決しようとする課題 前述した両方向再生型のテープレコーダの中には、再生
状態から停止状態に切換えた後再び再生状態にしたと
き、必ず定められた方向(一般的には順方向)の再生動
作が開始されるようにしたものがあるが、斯かるテープ
レコーダにおいては、逆方向の再生動作中に停止状態に
切換えた後に再生操作を行うと順方向への再生動作が開
始されることになる。
従って、斯かる場合には順方向への再生動作開始後に再
生方向の切換操作を行うことになるため、不必要な信号
の再生動作が行われるという問題がある。
一方、再生状態から停止状態に切換えた後再び再生状態
にしたとき、停止前と同じ方向の再生動作を開始させる
ように構成されたテープレコーダもあるが、斯かるテー
プレコーダではカセットテープの交換を行った場合に問
題がある。即ち、逆方向への再生動作を行っているとき
に停止状態に切換えてカセットテープを交換し、再度再
生操作を行うと順方向ではなく逆方向の再生動作が開始
されることになる。再生動作の場合には、逆方向のトラ
ックに記録されている信号の再生動作が行われるだけで
あり、それ程問題になることはないが、録音動作を行う
場合には逆方向のトラックに記録されている信号が誤っ
て消去されることになるので問題になる。
また、テープの走行方向を反転させる方法としてモータ
の回転力を利用する方法があるが、斯かる方法では、モ
ータが回転している再生状態又は録音状態では反転動作
を行うことが出来るものの停止状態では出来ないという
問題があった。
本考案は、斯かる問題を解決した走行方向の反転装置を
提供しようとするものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案の走行方向反転装置は、モータにて回転される駆
動歯車と、一部に欠歯部が設けられているとともに前記
駆動歯車に選択的に噛合うギヤ部が形成されている切換
カムと、反転操作レバーにて動作位置に変位せしめられ
るとともに前記切換カムを少しく回転させて前記駆動歯
車に前記ギヤ部を噛合わせる係止板と、該係止板にてオ
ンされるとともに前記モータを回転させるモータスイッ
チと、前記切換カムの回転により回動変位せしめられる
とともにキャプスタンに接離されるピンチローラが回転
可能に取付けられているピンチローラ取付部材とより構
成されている。
(ホ)作用 本考案は、停止状態において反転操作レバーを操作する
と、切換カムに形成されているギヤ部を駆動歯車に噛合
わせるとともに該駆動歯車を回転駆動するモータに電源
を供給するべく設けられているモータスイッチをオン状
態にするようにしたものである。
(ヘ)実施例 第1図及び第2図において、(1)はモータ(図示せず)
にて回転駆動される駆動歯車、(2)は切換カムであり、
周縁に形成された欠歯部(3)(4)を有するギヤ部(5)と、
嵌合部(6)(7)が設けられているとともに同心円状に形成
された第1カム部(8)と、偏心して形成された非円形溝
状の第2カム部(9)とより構成されている。
(10)は中央の巻回部(11)がシャーシに形成されている突
片(12)に挿入されて支持されているとともに一端がピン
(13)に係合され、且つ他端が前記切換カム(2)の中心軸
に形成されている小片(14)(14)に当接せしめられている
コイルスプリングであり、該切換カム(2)を時計方向に
付勢する作用を成すものである。
(15)はシャーシに設けられているピン(16)(16)は長孔(1
7)(17)との係合動作により摺動自在に設けられている係
止板であり、スプリング(18)によって矢印(A)方向に付
勢されているとともに前記切換カム(2)の第1カム部(8)
に形成されている嵌合部(6)(7)と嵌合する係合突片(19)
が設けられている。(20)は前記係止板(15)に形成されて
いる切換用折曲部であり、該係止板(15)が矢印(A)方向
の反対方向である動作位置へ変位した状態にあるとき前
記モータへ駆動電流を供給するべく設けられているモー
タスイッチ(21)をオン状態にする作用を有している。斯
かるモータスイッチ(21)は、前記係止板(15)が動作位置
へ変位した状態にあるときオン状態にされるが、再生操
作又は録音操作によってテープレコーダが再生動作状態
又は録音動作状態にあるときにも図示しない部材によっ
てオン状態にされるように構成されている。
(22)はピン(23)と長孔(24)との係合動作により摺動自在
に設けられているとともに走行方向の反転操作時押圧操
作される反転操作レバーであり、前記係止板(15)に形成
されている係止窓(25)を構成する傾斜辺(25a)に当接す
る当接片(26)が設けられている。
(27)は軸(28)によって回動可能に支持されている切換ア
ームであり、前記切換カム(2)の第2カム部(9)に係合し
た状態にあるピン(29)が設けられている第1腕部(30)に
切換用係合片(31)が設けられている第2腕部(32)とより
構成されている。
次に第3図、第4図及び第5図において、(35)は前記シ
ャーシの表側に設けられているピン(36)(36)と長孔(37)
(37)との係合動作によって矢印(B)方向及び矢印(C)方向
への摺動変位を可能に取付けられている反転板であり、
前記切換アーム(27)の第2腕部(32)に設けられている切
換用係合片(31)が係合する第1連結孔(38)が形成されて
いるとともに第2連結孔(39)が形成されているL字状の
腕図(40)を備えている。
(41)はガイドピン(42)(43)等によって前記反転板(35)の
摺動方向に対して直角方向である矢印(D)方向及び矢印
(E)方向への摺動変位を可能に取付けられているヘッド
基板であり、少なくとも再生ヘッド(44)が搭載されてい
る。
(45)は前記ヘッド基板(41)上に軸(46)によって回動可能
に取付けられている反転アームであり、左右に延びる腕
部(47)(48)の先端部には、中央に溝が設けられた係止用
折曲部(49)(50)がそれぞれ形成されている。(51)は前記
反転アーム(45)の中央部に突出形成されている突出アー
ムであり、その先端部には前記反転板(35)の腕部(40)に
形成されている第2連結孔(39)と係合する連結片(52)が
形成されている。
(53)(54)は軸(55)(56)によって前記シャーシに回動可能
に取付けられているピンチローラ取付部材であり、各々
折曲部(57)(58)及び折曲片(59)(60)が形成されていると
ともに端部にピンチローラ(61)(62)が回転可能に取付け
られている。
(63)(64)は巻回部(65)(66)が前記折曲片(59)(60)によっ
て支持されるコイルスプリングであり、各々一端が前記
折曲部(57)(58)に当接するとともに他端は前記反転アー
ム(45)を形成する腕部(47)(48)の先端部に設けられてい
る係止用折曲部(49)(50)の溝と係合されている。従っ
て、前記反転アーム(45)の回動動作によって前記ピンチ
ローラ取付部材(53)(54)の回動動作が制御されるように
両者は関係づけられている。
(67)(68)は前記ピンチローラ(61)(62)に対応して設けら
れているキャプスタンであり、再生動作状態にあるとき
前記モータによってそれぞれ反時計方向及び時計方向に
回転駆動されるように構成されている。(69)は前記反転
板(35)と一体的に変位するべく設けられている表示部で
あり、キャビネット(図示せず)に形成されている表示
窓に露出する位置の変化によって走行方向を表示する作
用を成すものである。
以上の如く、本考案の走行方向反転装置は構成されてい
るが、次に斯かる装置の動作について説明する。
第1図に示した状態は、テープ(T)(第4図、第5図)
を順方向へ走行駆動する状態であり、斯かる状態にある
とき反転板(35)は、第3図及び第4図に示す順方向位
置、即ち矢印(C)方向へ変位した位置にある。また、第
2図に示した状態は、テープ(T)を逆方向へ走行駆動す
る状態であり、斯かる状態にあるとき反転板(35)は、第
5図に示す逆方向位置、即ち矢印(B)方向へ変位した位
置にある。
停止状態では、第3図に示すようにヘッド基板(41)は矢
印(D)方向である非動作位置に後退した状態にあり、ピ
ンチローラ(61)(62)はいずれもキャプスタン(67)(68)よ
り離間した位置にある。斯かる停止状態では、反転板(3
5)が矢印(C)方向である順方向への走行駆動を行う位置
にあり、表示部(69)の位置によって使用者は、順方向へ
の再生動作が開始される状態にあることを認知すること
が出来る。
第3図に示す停止状態にあるときに、使用者が再生操作
を行うと、ヘッド基板(41)が矢印(E)方向である動作位
置に前進するとともにリール軸等の駆動機構が順方向へ
の再生動作を行う状態になり、且つ前記モータスイッチ
(21)がオン状態にせしめられる。
反転板(35)が順方向への走行駆動を行う位置にある状態
では、反転アーム(45)が時計方向に回動変位した状態に
あるため、前記ヘッド基板(41)が動作位置に前進すると
第4図に示すようにピンチローラ取付部材(54)に取付け
られているピンチローラ(62)がキャプスタン(68)に圧接
した状態になる。そして、斯かる状態では、他方のピン
チローラ(61)はキャプスタン(67)より離間した状態にあ
る。
第3図に示した停止状態にあるときに再生操作を行うと
前述した動作が行われるため、リール軸の巻取り動作及
びピンチローラ(62)とキャプスタン(68)によるテープ
(T)の矢印(B)方向、即ち順方向への定速度送り動作が行
われる。その結果、再生ヘッド(44)によりテープ(T)に
記録されている信号の再生動作が行われるため、順方向
への再生動作を行うことが出来る。
以上の如く、第3図に示す停止状態にあるときに再生操
作を行った場合の動作は行われるが、次に第3図に示す
停止状態にあるときに逆方向への再生動作を行うための
状態に切換える場合の動作について説明する。
第3図に示す停止状態にあるとき、走行方向の切換えを
行うための各機構は、第1図に示す状態にある。第1図
において、反転操作レバー(22)を矢印(F)方向に押し込
むと、該反転操作レバー(22)に形成されている当接片(2
6)が係止板(15)に形成されている係止窓(25)の傾斜辺(2
5a)に当接する。
その結果、前記係止板(15)がスプリング(18)の付勢力に
抗して矢印(A)方向の反対方向である動作位置に変位せ
しめられるので、係合突片(19)が第1カム部(8)に形成
されている嵌合部(6)より脱出されることになる。斯か
る動作が行われるとコイルスプリング(10)の付勢力によ
って切換カム(2)が時計方向に少しく回転せしめられる
ので、駆動歯車(1)とギヤ部(5)とが噛合する。
また、前記係止板(15)が動作位置に変位すると該係止板
(15)に形成されている切換用折曲部(20)による切換動作
によってモータスイッチ(21)がオン状態にせしめられ
る。前記モータスイッチ(21)がオン状態にせしめられる
とモータに駆動電流が供給されて該モータが回転するた
め、前記駆動歯車(1)が反時計方向に回転せしめられ
る。
前記駆動歯車(1)が反時計方向に回転すると該駆動歯車
(1)の回転力によって前記切換カム(2)が時計方向に回転
せしめられる。このようにして前記切換カム(2)は時計
方向に回転せしめられるが、斯かる動作が開始されたと
き前記係止板(15)に形成されている係合突片(19)が第1
カム部(8)の周縁と当接した状態になるため、反転操作
レバー(22)への押圧力を解除しても該係止板(15)が矢印
(A)方向である非動作位置に復帰することはない。従っ
て、モータスイッチ(21)は、オン状態に保持されており
モータによる駆動歯車(1)の回転駆動動作が続けられる
ことになる。
斯かる状態のままで前記切換カム(2)の回転動作は行わ
れるが、半回転すると駆動歯車(1)に対向する位置に欠
歯部(4)が位置するとともに前記係止板(15)に形成され
ている係合突片(19)が第1カム部(8)に形成されている
嵌合部(7)と嵌合し、第2図に示した状態になる。斯か
る動作が行われると前記係止板(15)がスプリング(18)の
付勢力によって矢印(A)方向である非動作位置に復帰せ
しめられるので、モータスイッチ(21)がオフ状態に切換
えられる。
第1図に示した状態にあるときに反転操作レバー(22)の
押圧操作を行うと、前述したように切換カム(2)が半回
転するが、該切換カム(2)に形成されている第2カム(9)
の偏心によるピン(29)への押圧力よって切換アーム(27)
が時計方向に回動変位せしめられる。
前記切換アーム(27)が時計方向に回動変位せしめられる
と該切換アーム(27)に形成されている切換用係合片(31)
と連結されている反転板(35)が矢印(B)方向である逆方
向への走行駆動動作を行う位置に変位せしめられる。前
記反転板(35)が矢印(B)方向に変位すると該反転板(35)
の腕部(40)に形成されている第2連結孔(39)の連結片(5
2)との係合によって連結されている反転アーム(45)を反
時計方向に回動せしめる。
前記反転アーム(45)が反時計方向に回動すると、ピンチ
ローラ取付部材(53)(54)が時計方向に回動変位せしめら
れる。斯かる動作が行われると前記ピンチローラ取付部
材(54)に取付けられているピンチローラ(62)がキャプス
タン(68)より離れる方向へ移動せしめられるとともにピ
ンチローラ取付部材(53)に取付けられているピンチロー
ラ(61)がキャプスタン(67)に近づく方向へ移動せしめら
れる。
斯かる動作が行われる結果、テープの走行駆動機構が逆
方向への走行駆動動作を行う状態に切換えられたことに
なる。そして、斯かる状態にあるとき反転板(35)が矢印
(B)方向である逆方向への走行駆動を行う位置にあり、
表示部(69)の位置によって使用者は、逆方向への再生動
作が開始される状態にあることを認知することが出来
る。
第3図に示す状態、即ち順方向への再生動作が開始され
る停止状態にあるときに反転操作レバー(22)を押圧操作
すると、前述した切換動作によって逆方向への再生動作
が開始される停止状態に切換えられるが、斯かる状態に
おいて再生操作を行った場合について説明する。
斯かる停止状態にあるときに、使用者が再生操作を行う
と、ヘッド基板(41)が矢印(E)方向である動作位置に前
進するとともにリール軸等の駆動機構が逆方向への再生
動作を行う状態になり、且つ前記モータスイッチ(21)が
オン状態にせしめられる。
反転板(35)が逆方向への走行駆動を行う位置にある状態
では、反転アーム(45)が反時計方向に回動変位した状態
にあるため、前記ヘッド基板(41)が動作位置に前進する
と第5図に示すようにピンチローラ取付部材(53)に取付
けられているピンチローラ(61)がキャプスタン(67)に圧
接した状態になる。そして、斯かる状態では、他方のピ
ンチローラ(62)はキャプスタン(68)より離間した状態に
ある。
逆方向への再生動作が開始される停止状態にあるときに
再生操作を行うと前述した動作が行われるため、リール
軸の巻取り動作及びピンチローラ(61)とキャプスタン(6
7)によるテープ(T)の矢印(C)方向、即ち逆方向への定速
度送り動作が行われる。その結果、再生ヘッド(44)によ
りテープ(T)に記録されている信号の再生動作が行われ
るため、逆方向への再生動作を行うことが出来る。
以上の如く、順方向及び逆方向への再生動作、そして停
止状態における走行方向の切換動作は行われるが、順方
向及び逆方向への再生動作状態にあるときに前記反転操
作レバー(22)を押圧操作すれば、再生方向を停止状態に
おける切換動作と同様にして切換えることが出来るの
で、その説明は省略する。
テープレコーダが第4図に示す順方向への再生動作状態
にあるときに停止操作をすると、再生動作位置に保持さ
れていた再生用操作釦(図示せず)のロックが解除さ
れ、ヘッド基板(41)が復帰用のスプリング(図示せず)
の付勢力によって矢印(D)方向に変位せしめられる。前
記ヘッド基板(41)が矢印(D)方向に変位すると、第3図
に示した順方向への再生動作を行う停止状態に復帰せし
められる。従って、斯かる状態において再生操作を行う
と順方向への再生動作が開始されることになり、停止前
に再生していた曲の続きを再生することが出来る。そし
て斯かる動作は、第5図に示す逆方向への再生動作状態
にあるときに停止操作を行った場合にも行われるため、
斯かる状態において再生操作を行うと逆方向への再生動
作が開始されることになり、停止前に再生していた曲の
続きを再生することが出来る。
また、再生動作によってテープ(T)が終端まで走行した
ことを検出する終端検出手段を設けて、前記反転操作レ
バー(22)を矢印(F)方向に変位させるように構成すれば
自動反転動作を行うことが出来る。更に、本説明では再
生動作について説明したが、録音動作も同様に行うこと
が出来る。
(ト)考案の効果 本考案のテープ走行方向反転装置は、走行方向の反転動
作時切換カムのギヤ部を駆動歯車に噛合わせるために作
用する係止板によってモータスイッチをオンさせるよう
にしたので、停止状態においても反転操作レバーを操作
すればテープ走行方向の切換動作を行うことが出来、本
考案は両方向再生機能を有するテープレコーダの操作性
を向上させる上で非常に大きな効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】 図面はいずれも本考案のテープ走行方向反転装置に関す
るものであり、第1図は順方向への再生動作を行う状態
を示す底面図、第2図は逆方向への再生動作を行う状態
を示す底面図、第3図は順方向への再生動作を行う状態
における停止状態を示す平面図、第4図は順方向への再
生動作状態を示す平面図、第5図は逆方向への再生動作
状態を示す平面図である。 主な図番の説明 (1)……駆動歯車、(2)……切換カム、(8)……第1カム
部、(9)……第2カム部、(15)……係止板、(21)……モ
ータスイッチ、(22)……反転操作レバー、(27)……切換
アーム、(35)……反転板、(41)……ヘッド基板、(45)…
…反転アーム、(53)(54)……ピンチローラ取付部材、(6
1)(62)……ピンチローラ、(67)(68)……キャプスタン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータにて回転駆動される駆動歯車と、一
    部に欠歯部が設けられているとともに前記駆動歯車に選
    択的に噛合うギヤ部が形成されている切換カムと、該切
    換カムに形成されているギヤ部を前記駆動歯車に噛合わ
    せるべく該切換カムを回動付勢するスプリングと、走行
    方向の反転操作時移動される反転操作レバーにて動作位
    置に変位せしめられるとともに非動作位置にあるとき前
    記切換カムを構成するカム部に形成されている嵌合部と
    嵌合し該切換カムを前記ギヤ部が前記駆動歯車と噛合わ
    ない位置に保持する係合突片が設けられている係止板
    と、該係止板の動作位置への変位によりオンされるとと
    もに該係止板が動作位置にあるときオン状態に保持さ
    れ、且つオン状態にあるとき前記モータを回転させるモ
    ータスイッチと、前記切換カムの回転動作により摺動変
    位せしめられる反転板と、該反転板の摺動変位により回
    動変位せしめられるとともにキャプスタンに接離される
    ピンチローラが回転可能に取付けられているピンチロー
    ラ取付部材とよりなり、前記係止板の動作位置への変位
    時前記スプリングの付勢力により前記切換カムを回動せ
    しめて前記ギヤ部を前記駆動歯車に噛合わせるとともに
    前記カム部と前記係合突片との当接により該切換カムが
    所定の位置に回転するまで前記係止板を動作位置に保持
    するようにしたことを特徴とするテープレコーダのテー
    プ走行方向反転装置。
JP15972186U 1986-10-17 1986-10-17 テ−プレコ−ダのテ−プ走行方向反転装置 Expired - Lifetime JPH0621064Y2 (ja)

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