JPH06210192A - 破砕機 - Google Patents

破砕機

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JPH06210192A
JPH06210192A JP603593A JP603593A JPH06210192A JP H06210192 A JPH06210192 A JP H06210192A JP 603593 A JP603593 A JP 603593A JP 603593 A JP603593 A JP 603593A JP H06210192 A JPH06210192 A JP H06210192A
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JP
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lattice
opening
crusher
grid
grating
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JP603593A
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Kuniyoshi Andou
国善 安東
Katsuya Suzuki
勝也 鈴木
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SEINAN ENJINIA KK
Furukawa Co Ltd
Original Assignee
SEINAN ENJINIA KK
Furukawa Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 破砕機1の大形化を防止し、製品の粒度を広
範囲に精度良く調整できるようにする。 【構成】 原料投入口2と被破砕物排出用の上部排出口
3と下部排出口4とを備え、上部排出口3に上部格子1
0、下部排出口4に下部格子30を設けたケーシング内
5に、ハンマ6を具えたロータ7を軸支した破砕機1
の、上部格子10に格子孔15の開度を調節するベーン
16を設け、下部格子30にその下面に沿って移動し格
子孔33を開閉する開閉ダンパ31を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、廃車や金属廃棄物等の
スクラップを破砕処理する破砕機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】廃車や金属廃棄物等のスクラップは、所
謂回転衝撃式の破砕機であるハンマークラッシャで破砕
処理され、屑鉄等は所定の大きさに破砕・選別後、製鉄
所等の副原料として使用されている。ところが、製鉄所
等の屑鉄ユーザからの需要は、近年これらの副原料に対
する粒径や粒度分布等の希望レンジが多様化しているた
め、このようなニーズへの対応が望まれていた。
【0003】このようなニーズに対しては、従来、破砕
機の上部排出口に揺動可能な反発板と通孔を有する排出
扉とを備え、排出扉の傾斜角度の操作により粒度を調整
するもの(特公昭58−20317号)や、放出格子と
独自に旋回可能な補助格子を設けたもの(特公平3−4
4816号)や、下部排出口の格子を複層とし、旋回さ
せて格子を開閉可能にしたもの(特開昭63−3684
6号)などが用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上部排
出口の排出扉や補助格子の傾斜角度の操作のみでは、製
品の粒径や粒度分布をある程度は調整できるももの、広
範囲に精度良く調整することは困難である。また、下部
排出口の格子を複層とし、旋回させて格子を開閉可能に
したものは、大きな旋回スペースを確保する必要があ
り、破砕機の外形が大きくなり不経済である。
【0005】本発明は、破砕機におけるかかる問題を解
決するものであって、製品の粒径や粒度分布をユーザの
ニーズに合わせて、広範囲に精度良く調整でき、且つ破
砕機の大形化を防止することのできる破砕機を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、原料投入口と
被破砕物排出用の上部排出口と下部排出口とを備え、該
上部排出口に上部格子、下部排出口に下部格子を設けた
ケーシング内に、ハンマを具えたロータを軸支した破砕
機の、上部格子に格子孔の開度を調節するベーンを設
け、下部格子にその下面に沿って移動し格子孔を開閉す
る開閉ダンパを設けることにより破砕機における上記課
題を解決する。
【0007】下部格子と開閉ダンパの間に噛み込まれる
異物を排出するためには、開閉ダンパの側部下面にガイ
ドレールを装着し、このガイドレールを移動可能に支持
する支持ローラをケーシング内側壁に配設し、ガイドレ
ール下面には、開閉ダンパが格子孔を開く位置で開閉ダ
ンパを下部格子下面から離隔させる凹部を形成するよう
に構成する。
【0008】
【作用】原料投入口から投入された廃車等のスクラップ
原料は、ロータの回転によりハンマで破砕され、下部格
子又は上部格子の格子孔を通り下部排出口又は上部排出
口から排出される。下部格子の格子孔は、開閉ダンパを
移動させることにより全閉から全開まで開度を調節する
ことができる。この格子孔を全開すると従来の破砕粒度
のものが格子孔を通って排出され、全閉状態にすると被
破砕物は繰り返し破砕が行われ上部格子の格子孔のみか
ら排出される。上部格子の傾斜角度により上部格子の格
子孔を通って排出される被破砕物の粒度はコントロール
され、さらにベーンの回転角を調節することにより高精
度で需要に応じた粒度のものが生産される。
【0009】
【実施例】図1は、この発明の一実施例である破砕機の
全体構成の説明図、図2はベーンの構成の説明図、図3
は上部格子とベーンの駆動部の平面図、図4は上部格子
とベーンの駆動部の側面図、図5は下部格子と開閉ダン
パの構成の説明図、図6は支持ローラの取付状態の説明
図である。
【0010】図1に示すように、この実施例の破砕機1
は、原料投入口2と被破砕物排出用の上部排出口3と下
部排出口4とを備えたケーシング5内に、ハンマ6を具
えたロータ7がロータ軸8で枢支されている。上部排出
口3には、上部格子10が上部格子軸11で回動可能に
枢支さており、上部格子軸11の下方には、異物除去ダ
ンパ12が揺動可能にダンパ軸13で枢支されている。
この上部排出口3は排出ダクト14に連絡されている。
上部格子10には格子孔15の開度を調節するベーン1
6が設けられている。
【0011】図2に示すように、ベーン16はベーン回
転軸17で枢支されており、このベーン回転軸17は軸
リンク18A、連結リンク18B、中間リンク18Cを
介して、ベーン回動アーム19の先端に連結され、ベー
ン回動アーム19の基端が上部格子軸11外周上に嵌挿
したボス20に固定されている。図3及び図4に示すよ
うに、上部格子軸11とボス20は、その一端がケーシ
ング5外に延出し、上部格子軸11に固定された軸アー
ム21とケーシング5に固定されたブラケット26との
間には、格子回動シリンダ22が取付けられており、ま
た、ボス20に固定したボスアーム23と軸アーム21
に固設したシリンダ座24との間にはベーン回動シリン
ダ25が取付けられている。
【0012】下部排出口4には、下部格子30が固設さ
れており、下部格子30の下方には、開閉ダンパ31が
設けられている。この開閉ダンパ31には、ダンパ開閉
シリンダ32が連結されており、このダンパ開閉シリン
ダ32の伸縮により下部格子30の下面に沿って移動し
格子孔33を開閉する。図5及び図6に示すように、開
閉ダンパ31の側部下面にはガイドレール34が装着さ
れており、ケーシング5の内側壁には、このガイドレー
ル34を移動可能に支持する支持ローラ35が所定間隔
で配設されている。開閉ダンパ31は、ダンパ開閉シリ
ンダ32が中間位置にあるとき格子孔33を閉じ、ダン
パ開閉シリンダ32が伸長及び短縮したとき格子孔33
を開く開口36を備えており、この開閉ダンパ31のガ
イドレール34の下面には、ダンパ開閉シリンダ32が
伸長して格子孔33を開く位置で、開閉ダンパ31を下
部格子30の下面から離隔させる凹部37が形成されて
いる。
【0013】原料投入口2から投入された廃車等のスク
ラップ原料は、ロータ7の回転によりハンマ6で破砕さ
れ、下部格子30又は上部格子10の格子孔33、15
を通り下部排出口4又は上部排出口3から排出される。
下部格子30の格子孔33は、ダンパ開閉シリンダ32
を短縮位置から中間位置まで伸縮させ開閉ダンパ31を
移動させることにより全開から全閉まで開度を調節する
ことができる。この格子孔33を全開すると従来の破砕
粒度のものが格子孔33、15を通って排出され、全閉
状態にすると被破砕物は繰り返し破砕が行われ上部格子
10の格子孔15のみから排出される。上部格子10の
傾斜角度は格子回動シリンダ22の伸縮により調節さ
れ、上部格子10の格子孔15を通って排出される被破
砕物の粒度は上部格子10の傾斜角度でコントロールさ
れる。さらに、ベーン16の回転角がベーン回動シリン
ダ25の伸縮により調節され、排出される被破砕物の粒
度はより高精度で調整され、需要に応じた粒度のものが
生産される。
【0014】開閉ダンパ31は下部格子30の下面に接
近した状態で移動させるが、下部格子30と開閉ダンパ
31との間への異物の噛込みを生ずる場合がある。この
ときには、ダンパ開閉シリンダ32を伸長させると、ガ
イドレール34の下面の凹部37が支持ローラ35の位
置に達し開閉ダンパ31が下部格子30の下面から離隔
されるため、噛込んだ異物は下方へ落下させることがで
きる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の破砕機
は、下部格子の開度と、上部格子の傾斜角度とベーンの
回転角とが調節可能であるため、製品の粒径や粒度分布
をユーザのニーズに合わせて、広範囲に精度良く調整で
き、且つ、開閉ダンパは下部格子の下面に沿って移動し
格子孔を開閉するため、大きな旋回スペースを確保する
必要がなく破砕機の大形化を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である破砕機の全体構成の説
明図である。
【図2】ベーンの構成の説明図である。
【図3】上部格子とベーンの駆動部の平面図である。
【図4】上部格子とベーンの駆動部の側面図である。
【図5】下部格子と開閉ダンパの構成の説明図である。
【図6】支持ローラの取付状態の説明図である。
【符号の説明】
1 破砕機 2 原料投入口 3 上部排出口 4 下部排出口 5 ケーシング 6 ハンマ 7 ロータ 8 ロータ軸 10 上部格子 15 格子孔 16 ベーン 30 下部格子 31 開閉ダンパ 33 格子孔 34 ガイドレール 35 支持ローラ 37 凹部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原料投入口と被破砕物排出用の上部排出
    口と下部排出口とを備え、該上部排出口に上部格子、下
    部排出口に下部格子を設けたケーシング内に、ハンマを
    具えたロータを軸支した破砕機であって、前記上部格子
    に格子孔の開度を調節するベーンを設け、前記下部格子
    にその下面に沿って移動し格子孔を開閉する開閉ダンパ
    を設けたことを特徴とする破砕機。
  2. 【請求項2】 開閉ダンパの側部下面にガイドレールを
    装着し、該ガイドレールを移動可能に支持する支持ロー
    ラをケーシング内側壁に配設し、前記ガイドレール下面
    には、開閉ダンパが格子孔を開く位置で開閉ダンパを下
    部格子下面から離隔させる凹部を形成したことを特徴と
    する請求項1記載の破砕機。
JP603593A 1993-01-18 1993-01-18 破砕機 Expired - Lifetime JPH0729063B2 (ja)

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JPH06210192A true JPH06210192A (ja) 1994-08-02
JPH0729063B2 JPH0729063B2 (ja) 1995-04-05

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005169246A (ja) * 2003-12-11 2005-06-30 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 複合材料の粉砕方法とその装置
KR100773511B1 (ko) * 2007-05-16 2007-11-06 이텍산업 주식회사 염화칼슘 파쇄장치
JP2009534185A (ja) * 2006-04-25 2009-09-24 モソッティ,ジャン−リュック 原料粉砕機用排出扉
JP2009249734A (ja) * 2008-04-11 2009-10-29 Jfe Steel Corp 低品位鉄スクラップを利用した高炉製鉄方法
JP2015077104A (ja) * 2013-10-17 2015-04-23 株式会社 鐘川製作所 餌料計量機

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