JPH06208555A - 文書作成装置 - Google Patents

文書作成装置

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JPH06208555A
JPH06208555A JP4085060A JP8506092A JPH06208555A JP H06208555 A JPH06208555 A JP H06208555A JP 4085060 A JP4085060 A JP 4085060A JP 8506092 A JP8506092 A JP 8506092A JP H06208555 A JPH06208555 A JP H06208555A
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Hiroshi Takiguchi
容 滝口
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 文書データに対して簡単に縁取りができるよ
うにする。 【構成】 キー入力部1のキー1Cを操作することによ
り縁取りモードを指定し、表示部5に表示されている縁
取り対象の文書データ群の左上等を指定すると、CPU
2は、文書データ群に対して自動的にバランスの取れた
縁取りを行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、日本語ワードプロセ
ッサ、欧文ワードプロセッサ、パーソナルコンピュータ
等の文書作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、作成された一群の文書データ(文
字データ列)に対する縁取りは、罫線を引く要領で行な
っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、縁取り線
の位置を指定するためには、少なくとも2点以上の座標
指定操作が必要であり、指定操作が面倒であった。例え
ば、図11に示したような四角形の形状で縁取りを行う
ときは、点Aを指定し、次に点Aと最初の行との行間隔
βと、点Dと最後の行との行間隔とが等しくなり、か
つ、点Aと最小桁との桁間隔αと、点Dと最大桁との桁
間隔とが等しくなるように、細心の注意を払って、点D
を指定する必要があった。この発明の課題は、簡単に縁
取りができるようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の手段は次の通
りである。記憶手段a(図1の機能ブロック図を参照、
以下同じ)は、作成された文書データを記憶する。設定
手段bは、縁取りモードを設定する。指定手段cは、記
憶手段a内の位置を指定する。決定手段dは、設定手段
bにて設定された縁取りモードのもとで、指定手段cに
より、記憶手段a内の一つの位置が指定された際、その
指定位置から見た所定方角、例えば、右下、左下、右
上、左上等の領域に記憶された一群の文書データをバラ
ンス良く縁取る縁取り線の位置(軌跡)を、当該指定位
置を基準にして決定する。書込手段eは、記憶手段aに
対し、決定手段dにより決定された位置に縁取り線のデ
ータを書込む。
【0005】[作 用]この発明の手段の作用は次の通
りである。今、設定手段bにより縁取りモードを設定
し、縁取対象の文書データ群(横書き)の、例えば左上
の位置(点)を指定手段cにより指定したとする。そう
すると、決定手段dは、その指定点の右下の文書データ
群が縁取対象の文書データ群であると判断し、例えば四
角形の形で縁取る場合、その文書データ群の最後の行と
下辺部の縁取り線との間の行間隔が、指定点と最初の行
との間の行間隔、すなわち、最初の行と上辺部の縁取り
線との間の行間隔と等しくなり、かつ、文書データ群の
最大桁と右辺部の縁取り線との間の桁間隔が、指定点と
最小桁との間の桁間隔、すなわち、最小桁と左辺部の縁
取り線との間の桁間隔と等しくなるように、縁取り線の
位置を決定する。すなわち、指定点の右下の一群の文書
データをバランス良く縁取る縁取り線の位置を、指定点
を基準にして決定する。このようにして、縁取り線の位
置、すなわち縁取り線の軌跡が決定されると、書込み手
段eは、記憶手段aに対し、軌跡上の各エリアに、縁取
り線を示すデータを書込む。このようにして、1点を指
定するだけで、文書データ群に対してバランスの取れた
縁取り線が自動的に形成される。なお、縁取りの形状
は、例えば円などの他の形状であっても良く、円の場合
は、決定手段dは、一群の文書データ群の中心点を検知
し、指定点と中心点との距離を半径とする円の軌跡を算
出すれば良い。したがって、簡単に縁取りができるよう
になる。
【0006】
【実施例】次に、一実施例を図2ないし図10を参照し
ながら説明する。構 成 図2は、一実施例による文書作成装置の構成図であり、
この文書作成装置は、キー入力部1から入力されたカナ
文字データ列を、CPU2の制御のもとに、ROM3に
予め格納されたプログラムにしたがって、カナ漢字変換
し、その変換結果等を文書データとして文書メモリ4に
格納、表示部5に表示、印字部6にて印字するよう構成
されている。
【0007】この際、キー入力部1からのカナ文字デー
タ等のデータは、全てコードデータとして入力され、文
書メモリ4への文書データも文字コードで格納される。
【0008】キー入力部1は、各種のカナ文字データを
入力するカナ文字キー1A、数値データを入力する置数
キー1B、作成された文書データに対して縁取りを行う
ための縁取りモードを設定する縁取キー1C、縁取処理
等を実行させる実行キー1D、および表示部4の表示画
面上に表示されるカーソルを移動させるカーソル移動キ
ー1Eを有している。
【0009】また、ROM3には、プログラムの他に、
各種の文字に対応した文字パターンデータを記憶するキ
ャラクタジェネレータCGが形成されている。なお、こ
のキャラクタジェネレータCG中には、直、破線、2重
線等の各種の縁取り線の線種に対応して、それぞれ
【外1】 等の形状の縁取りパターンデータもプリセットされてい
る。
【0010】上記縁取りキー1Cにより縁取りモードを
設定し、カーソル移動キー1Eによりカーソルを移動さ
せて、実行キー1Dを操作すると、CPU2は、そのカ
ーソル位置より右下の文書メモリ3中の文書データ群に
対し、次のような縁取り処理を実行する。すなわち、当
該カーソル位置を四角形の左上の頂点とし、その四角形
内の上記右下の文書データ群との間の、少なくとも左右
の余白が等しくなるような四角形の他の3つの頂点の位
置座標を算出し、その4点で定まる四角形の4辺に対応
する文書メモリ3の各エリアに、縁取りパターンデータ
に対応するパターンコードを格納する。
【0011】このような処理に際し、pt、x0、y0
α、β、xs、xe、y、em等のレジスタ群7が利用さ
れる。
【0012】動 作 次に、縁取り動作を説明する。
【0013】まず、第3図に基づいて、縁取り動作概要
を説明する。
【0014】縁取キー1Cを操作して縁取りモードを設
定すると、表示部5上で、第4図に示したように、パタ
ーン種を選択させるためのガイダンス表示が行なわれる
ので、希望するパターン種に対応するNo.を置数キー1
Bにより入力することにより、パターン種を指定する
(ステップS1)。なお、このパターン種は、縁取り線
の線種のみならず、縁取り枠の形(この実施例では四角
形のみ)をも示している。また、パターン種対応のNo.
が指定入力されると、そのNo.は、レジスタptに格納
される。
【0015】次に、カーソル移動キー1Eを操作して、
表示部5に表示されている縁取り対象の文書データ群の
左上、あるいは左側にカーソルを移動させ、実行キー1
Dを操作することにより、そのカーソル位置を縁取りの
基準点として指定する(ステップS2)。そうすると、
CPU2は、その基準点のx座標成分データ(桁位置デ
ータ)、y座標成分データ(行位置データ)を、それぞ
れ、レジスタx0、y0にセットする(ステップS3)。
そして、レジスタx0、y0中の基準点を基にして、そ
の基準点より右下(同一行をも含む)の文書データ群に
対するバランスの取れた縁取り線の位置を算出する(ス
テップS4)。そして、その算出結果に基づいて、縁取
りパターンを出力する(ステップS5)。
【0016】すなわち、1点を指定するだけで、自動的
にバランスの取れた縁取りが行われる。
【0017】次に、図3のステップS4におけるバラン
スの取れた縁取り線の位置の算出動作を、図5ないし図
7を参照しながら説明する。
【0018】図5のフローチャートを説明する前に、理
解を容易にするために、まず、このフローチャートでの
処理に使用される各レジスタの役割を説明しておく。レ
ジスタyには、行位置データがセットされ、行ポインタ
として使用される。レジスタβは、縁取り対象の文書デ
ータ群の最初の行と、基準点との行間隔を得るために利
用される。レジスタxs、xeは、それぞれ、上記文書デ
ータ群の最小桁、最大桁を得るために利用される。レジ
スタαには、上記文書データ群の最小桁と基準点との桁
間隔がセットされる。そして、レジスタemは、上記文
書データ群の最終行と、四角形の縁取り線の下辺との最
適な行間隔を得るために利用される。
【0019】また、基準点A点は、(3、3)であると
仮定して説明を進める。以下、図5のフローチャート
を、まず、図6の例で説明し、次に、図7の例で説明す
る。なお、図6、図7にて四角形ABCDで示される縁
取り線は、仮想線であって、図5の処理段階では、実際
には線引きされない。
【0020】まず、レジスタem、βに、それぞれ、
“0”をセットし、さらに、指定された基準点の行位置
データ“3”をレジスタy0からレジスタyへロードす
る(図5ステップ401)。そして、レジスタyで示さ
れる行(以下、y行と呼ぶ)内、すなわち、3行目の文
字データをサーチする(ステップ402)。
【0021】次に、ステップS402にて、y行(3行
目)をサーチした結果、その3行目に文字データが存在
するか否かを判断する(ステップS403)。その結
果、図6の例では、文字データが存在しないので、ステ
ップS404に進んで、レジスタβ、yの内容を、それ
ぞれ“1”ずつインクリメントし、それぞれ“1”、
“4”とする。そして、y行目(次の行である4行目)
の文字データをサーチし、文字データが存在するか否か
を判断する(ステップS405、406)。その結果、
4行目には文字が存在しないので、ステップS404に
戻り、レジスタβ、yの内容をそれぞれ“2”、“5”
として5行目の文字データの在否を判断する(ステップ
S404〜406)。その結果、5行目には、「花火大
会」という文字データが存在するので、ステップS40
7に進んで、5行目の文字データ列の最小桁(行頭桁)
である“7”、最大桁(行末桁)である“10”を、そ
れぞれ、レジスタxs、xeにセットする。そして、次の
行である6行目に文字データが存在するか否かを判断す
る(ステップS408〜410)。その結果、6行目に
は文字データが存在しないので、ステップS411に進
んで、現時点でのレジスタem、βの内容が一致するか
否かを判断する。この6行目の時点では、レジスタem
の内容は“0”であり、レジスタβの内容は“2”であ
って一致しないので、ステップS412に進んで、レジ
スタemの内容を“1”だけインクリメントし、“1”
とする。
【0022】そして、ステップS408に戻ることによ
り、次の行である7行目の文字データの在否を判断す
る。その結果、7行目には文字データが存在するので、
ステップS413に進んで、レジスタxs、xe内の行頭
桁、行末桁を更新する。すなわち、現時点でのレジスタ
sの内容より、現在行の行頭桁の方が小さいときは、
その現在行の行頭桁をレジスタxsにセットし、小さく
ないときは、レジスタxsの内容は、そのままとする。
また、現時点でのレジスタxeの内容より、現在行の行
末桁の方が大きいときは、その現在行の行末桁をレジス
タxeにセットし、大きくないときは、レジスタxeの内
容は、そのままとする。このような処理の結果、7行目
の場合は、レジスタxs、xeの内容は、それぞれ、
“7”から“6”、“10”から“11”に更新され
る。
【0023】次に、ステップS408に戻ることによ
り、次の8行目の文字データの在否を判断し、8行目に
は文字データが在否するので、ステップS413を経由
して、ステップS408に戻り、以下同様の処理を行
う。この際、8行目〜10行目には、いずれも文字デー
タが存在し、ステップS413にて、上述のような行頭
桁、行末桁の更新処理が行われ、10行目での更新処理
が終了した段階では、レジスタxs、xeの行頭桁、行末
桁は、それぞれ、“6”、“12”となっている。
【0024】そして、11行目には、文字データが存在
しないので、ステップS411に進んで、レジスタe
m、βの内容が一致するか否かを判断する。その結果、
11行目の時点では、レジスタem、βの内容は、それ
ぞれ、“1”、“2”であり、一致しないので、ステッ
プS412に進んで、レジスタemの内容を“1”だけ
インクリメントし、“2”にする。そして、ステップS
408に戻ることにより、12行目の文字データの存否
を判断する。そして、この12行目には、文字データが
存在しないので、ステップS411に進んで、同様に、
レジスタem、βの内容が一致するか否かを判断する。
【0025】この12行目の時点では、レジスタem、
βの内容は、共に“2”であり、一致するので、ステッ
プS414に進んで、レジスタαに、レジスタxsの内
容“6”からレジスタx0の内容“3”を引いた値
“3”をセットする。そして、B点のx成分の座標デー
タとして、レジスタxeの内容“12”とレジスタαの
内容“3”を加えた値“15”をセットし、B点のy成
分の座標データとして、レジスタy0の内容“3”をセ
ットする(ステップS415)。次に、C点のx成分、
y成分の座標データとして、それぞれ、レジスタx0
内容“3”、現在行を示すレジスタyの内容“12”を
セットする(ステップS416)。そして、D点のx成
分のx成分の座標データとしては、B点の場合と同様
に、レジスタxeの内容“12”と、レジスタαの内容
“3”を加えた値“15”をセットし、D点のy成分の
座標データとしては、C点の場合と同様に、現在行を示
すレジスタyの内容“12”をセットする(ステップS
417)。
【0026】このようにして決定された4点を、四角形
の頂点として縁取りを行えば、図6に示したように、四
角形の縁取り線の上辺と文書データの最初の行との間の
行間隔と、同下辺と同最後の行との間の行間隔とを一致
させることができ、さらに、同左辺と同行頭桁との間の
桁間隔と、同右辺と同行末桁との間の桁間隔とを一致さ
せることができ、文書データ群に対してバランスの取れ
た縁取り線を引くことが可能となる。
【0027】次に図7の例を説明する。
【0028】図7の例では、レジスタyの内容が“3”
のときの最初の行サーチの際に、「花火大会」という文
字データがあると判断され、ステップS401、40
2、403を経由してステップS418に進む。そし
て、このステップS418にて、3行目の文字データ列
の行頭桁である“7”、行末桁である“10”を、それ
ぞれ、レジスタxs、seにセットする。そして、ステッ
プS401にてセットされたレジスタβ、yの内容であ
る“0”、“3”をそれぞれ“1”ずつインクリメント
し、各々、“1”、“4”とする(ステップS41
9)。そして、レジスタyの示す4行目の文字データの
在否を判断する(ステップS420、421)。その結
果、4行目には文字データが存在しないので、ステップ
S422に進んで、レジスタβ、y、emの内容をそれ
ぞれ“1”ずつインクリメントし、“1”から“2”、
“4”から“5”、“0”から“1”とする。そして、
5行目の文字データをサーチし(ステップS423)、
ステップ421に戻って、5行目に文字データが存在す
るか否かを判断する。その結果、5行目には文字データ
が存在するので、ステップS424に進んで、レジスタ
xs、xe中の行頭桁、行末桁を更新する。その結果レ
ジスタxs、xe内の行頭桁、行末桁は、それぞれ、
“7”から“6”、“10”から“11”に更新され
る。
【0029】次に、ステップS408〜410、および
S413にて、6行目〜8行目につき、行頭桁、行末桁
の更新処理を行う。この場合、8行目に関する更新処理
の結果、行頭桁、行末桁は、それぞれ、“6”、“1
2”となる。そして、9行目の文字データの在否を判断
した際には、文字データなしとされ、ステップS411
に進んで、現時点でのレジスタem、βの内容が一致す
るか否かを判断する。この9行目の時点では、レジスタ
em、βの内容は、それぞれ、“1”、“2”であり、
一致しないので、ステップS412に進んでレジスタe
mの内容を“1”から“2”にする。そして、ステップ
S408〜410に戻り、10行目の文字データの在否
を判断した際には、文字データ無しとされ、ステップS
411に進んで、現時点でのレジスタem、βの内容が
一致するか否かを判断する。この10行目の時点では、
レジスタem、βの内容は、共に“2”であり、一致す
るので、ステップS414に進んで、レジスタαに、レ
ジスタxsの内容“6”からレジスタx0の内容“3”を
引いた値“3”をセットする。そして、B点のx成分の
座標データとして、レジスタxeの内容“12”とレジ
スタαの内容“3”を加えた値“15”をセットし、B
点のy成分の座標データとして、レジスタy0の内容
“3”をセットする(ステップS415)。次に、C点
のx成分、y成分の座標データとして、それぞれ、レジ
スタx0内容“3”、現在行を示すレジスタyの内容
“10”をセットする(ステップS416)。そして、
D点のx成分のx成分の座標データとしては、B点の場
合と同様に、レジスタxeの内容“12”と、レジスタ
αの内容“3”を加えた値“15”をセットし、D点の
y成分の座標データとしては、C点の場合と同様に、現
在行を示すレジスタyの内容“10”をセットする(ス
テップS417)。
【0030】このようにして決定された4点を、四角形
の頂点として縁取りを行えば、第7図に示したように、
四角形の縁取り線の上辺(最初の行)と文書データのそ
の次の文字データが存在する行との間の行間隔と、同下
辺と同最後の行との間の行間隔とを一致させることがで
き、さらに、同左辺と同行頭桁との間の桁間隔と、同右
辺と同行末桁との間の桁間隔とを一致させることがで
き、文書データ群に対してバランスの取れた縁取り線を
引くことが可能となる。
【0031】次に、図3における縁取りパターンの出力
処理を、図8に基づいて詳細に説明する。
【0032】図5のフローにて、上述のようにして、4
点A、B、C、Dが決定されると、まず、点A、B間に
文字データが存在するか否かを判断する(図8ステップ
S501)。その結果、図6の例のように、点A、B間
に文字データが存在しないときは、文書メモリ4に対
し、点A、B間に対応する全ての桁位置に、指定に係る
線種に対応する縁取パターンデータのパターンコードを
格納する(ステップS502)。この際、点A、Bの桁
位置には、それぞれ
【外2】 の形に対応するパターンコードが格納され、それ以外の
部分には、―の形に対応するパターンコードが格納され
る。
【0033】一方、図7の例のように、点A、B間に文
字データが存在するときは、ステップS503に進ん
で、文書メモリ4に対し、点A、B間に対応する、文字
位置を除く全ての桁位置に、指定に係る線種に対応する
縁取りパターンデータのパターンコードを格納する。
【0034】ステップS502、あるいは503の処理
が終了すると、ステップS504に進んで、点A、C
間、点C、D間、点B、D間に対応する全てのエリア
に、同様に、指定に係る線種に対応する縁取パターンの
パターンコードを格納する。
【0035】そうすると、ステップは省略したが、文書
メモリ4内の文字コード、パターンコードに対応するキ
ャラクタパターンデータ、縁取りパターンデータが、そ
れぞれキャラクタジェネレータCGから読出され、表示
部5に表示される。また、印字指示がなされた場合は、
同様にして印字される。
【0036】例えば、図6の例で、第4図に示したNo.
“1”のパターン種が指定されている場合は、図9に示
したように、直線状のバランスの取れた縁取り線が表
示、印字等される。また、図7の例で、図4に示したN
o.“3”のパターン種が指定されている場合は、図10
に示したように2重線のバランスの取れた縁取り線が表
示、印字される。
【0037】このように、1点を指定するだけで、文書
データ群に対してバランスの取れた縁取り線が、自動的
に引かれる。
【0038】なお、この発明は、上述の実施例に限定さ
れることなく、例えば、基準点(指定点)の左下、右
上、左上の文書データ群を、縁取り対象の文書データ群
として、自動的に決定することも可能である。また、縁
取りの形状としては、例えば、円などの他の形状であっ
ても良い。円の場合は、一群の文書データ群の中心点を
検出し、指定点と中心点との距離を半径とする軌跡を算
出し、その軌跡上のエリアに指定に係る線種に対応する
縁取りパターンのパターンコードを格納すれば良い。
【0039】
【発明の効果】この発明によれば、予め作成された文書
データに対して簡単に縁取りができ、編集作業をスムー
ズに行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の機能ブロック図
【図2】一実施例の構成図
【図3】縁取り処理の動作概要を示すフローチャート
【図4】パターン種選択のためのガイダンス表示を示す
【図5】図3における縁取り位置の算出処理を詳細に示
すフローチャート
【図6】図5のフローを具体的に説明するための図
【図7】図5のフローを具体的に説明するための図
【図8】図3における縁取りパターンの出力処理を詳細
に示すフローチャート
【9図】図6の例の出力例を示す図
【図10】図7の例の出力例を示す図
【図11】この発明が解決しようとする課題を説明する
ための図
【符号の説明】
1 キー入力部 1C 縁取りキー 2 CPU 3 ROM 4 文書メモリ CG キャラクタジェネレータ pt、x0、y0、α、β、xs、xe、y、em レ
ジスタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】作成された文書データを記憶する記憶手段
    と、 縁取りモードを設定する設定手段と、 上記記憶手段内の位置を指定する指定手段と、 上記設定手段にて設定された縁取りモードのもとで、上
    記指定手段により、上記記憶手段内の一つの位置が指定
    された際、その指定位置から見た所定方角の領域に記憶
    された一群の文書データをバランス良く縁取る縁取り線
    の位置を、当該指定位置を基準にして決定する決定手段
    と、 上記記憶手段に対し、上記決定手段により決定された位
    置に縁取り線のデータを書込む書込手段と、 を備えたことを特徴とする文書作成装置。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60527A (ja) * 1983-06-16 1985-01-05 Ricoh Co Ltd 文書処理装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60527A (ja) * 1983-06-16 1985-01-05 Ricoh Co Ltd 文書処理装置

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