JPH06207121A - 顔料ペースト、顔料ペーストの製造方法及び塗料の着色のためのその使用 - Google Patents

顔料ペースト、顔料ペーストの製造方法及び塗料の着色のためのその使用

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JPH06207121A
JPH06207121A JP5217145A JP21714593A JPH06207121A JP H06207121 A JPH06207121 A JP H06207121A JP 5217145 A JP5217145 A JP 5217145A JP 21714593 A JP21714593 A JP 21714593A JP H06207121 A JPH06207121 A JP H06207121A
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pigment
pigment paste
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JP5217145A
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Gerda Bajorat
ゲルダ・バヨラート
Claudia Hamel
クラウデイア・ハメル
Hartmut Kern
ハルトムート・ケルン
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 水ベース及び非水性の塗料を含めて多岐にわ
たる塗料剤の着色に適した顔料ペーストとその製法を提
供する。 【構成】 (A)a) 一種又は数種のヒドロキシ官能
性のアクリル酸エステル及び/又はメタクリル酸エステ
ル、及び b) 一種又は数種の単官能性のエチレン性不飽和酸及
び、場合により c) a)及びb)とは異ったそして官能基をもたな
い、一種又は数種のα,β−エチレン性不飽和単量体、
の80ないし50重量%を、 (B) 一種又は数種のジオール、ポリオール及びジカ
ルボン酸並びにそれらの誘導体の重縮合によって得られ
るヒドロキシ官能性のポリエステルオリゴマー20ない
し50重量%中で、ラジカル重合させることによって得
られる、ポリエステルオリゴマーポリアクリレートを含
有する顔料ペースト。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は広い適用性を有し、殊に顔料入り
ベースコート及びトップヒートラッカーの製造に特に適
した顔料ペーストを提供することに関する。
【0002】水希釈性のベースコート及びトップヒート
ラッカーの導入以来、ユーザーにとって利用できる様々
な装置に適合できるように、水希釈性ラッカー及び溶剤
ベースのラッカー又は関連のある出発製品の形で、各色
調を製造しそして備蓄せねばならないと言う問題がラッ
カー製造者にとって起っている。例えば、自動車ラッカ
ーでは場合により乾燥機構に関していくつかの変化形が
あるが同じ色調の自動車組み立てラインのラッカーと自
動車修理用ラッカーが入手可能でなければならない。
【0003】各ラッカーシステムに関して適した顔料ペ
ーストの製造のためには特別なペースト化させる成分を
用いることが必要である。顔料ペーストの製造後に、ラ
ッカーの調合は、各場合毎に、一種又は数種の追加結合
剤を用いて完成される。この点では、構成要素は適当な
塗料を得るように互いに調和して組み合されねばならな
い、例えば塗料は貯蔵中安定でありまた必要な光学的要
件を満たさねばならない。この関連で、ラッカーの主な
結合剤の範囲内でペースト化を達成することが可能であ
るか、又は顔料ペーストの製造を配慮して、特別のペー
スト樹脂(ペースト化樹脂)が用いられることになる。
【0004】全般的な問題は、各々の異ったラッカーシ
ステムのそれぞれに関して、各色調用の顔料ペーストを
入手可能であるようにすることまた備蓄する必要性にあ
る。結果として、製造はコスト高となり、またかなりの
貯蔵保有が必要となる。
【0005】特有の問題が、水希釈性ラッカーシステム
又はそれのベースとなっている水希釈性顔料ペーストの
製造及び貯蔵の場合に起ってくる。この場合に、例えば
高品質合金鋼で造られた、耐蝕性の製造プラント及び容
器を利用せざるを得ない。そして貯蔵倉庫を支配してい
る温度は凍結を防止するような温度でなければならな
い、何故ならば、これは水性ラッカー材が損傷を蒙る結
果となりかねないからである。
【0006】EP−A−O 052 224には、水性又
は溶剤含有ラッカーの製造に役立つ顔料ペースト類が記
載されている。それらは水溶性N−ビニル化合物の共重
合体をベースとした溶剤含量の高い結合剤からできてい
る。しかしながら、そのようなペーストで造られたラッ
カー類は水に対する高い感受性を示す。
【0007】DE−A 39 10 829には、架橋剤
と共に塩基で中和された水溶性ポリエステルオリゴマー
ポリアクリレートをベースとして製造される水性塗料が
記載されている。これらの塗料はクリヤーラッカー塗料
としての使用に特に適している。結合剤には水溶液とし
て使用される。
【0008】本発明の目的は、種々のラッカー組成、例
えば水性及び非水性ラッカー組成として使用でき、それ
によって高い開発コスト、相当な貯蔵要件、貯蔵の小型
化及び凍結に対する不安定性と言った不都合が避けられ
た顔料ペーストの提供にある。
【0009】この課題は、一種又は数種の顔料及び/又
は充填剤をペースト樹脂(ペースト化される樹脂)中で
ペースト化し又はブレンドして顔料ペーストを製造する
方法の提供によって達成されることが示されたが、この
方法は、 (A)a) 一種又は数種のヒドロキシ官能性(メタ)
アクリル酸エステル(ここに用いられる(メタ)アクリ
ルなる語はアクリル及び/又はメタクリルを意味するも
のと解すること)、及び b) 一種又は数種の単官能性のエチレン性不飽和酸、
及び、場合により c) a)及びb)とは異ったそして官能基をもたな
い、一種又は数種のα,β−エチレン性不飽和単量体、
の80ないし50重量%を、 (B) 一種又は数種のジオール、ポリオール及びジカ
ルボン酸並びにそれらの誘導体の重縮合によって得られ
る、計算分子量200〜1000、好ましくは300〜
600、水酸価280〜600mg KOH/g、好ましくは
400〜500mgKOH/g、及び酸価0〜1.5mg KOH/
gを有する、一種又は数種のポリエステルオリゴマー2
0ないし50重量%中で、(ただし、単量体a)、b)
及びc)は、得られたポリエステルオリゴマーポリアク
リレートが150〜390mg KOH/gの水酸価及び16
〜40mg KOH/g、好ましくは20〜30mg KOH/gの
酸価を有することを確実にするような分量で用いられる
ものとする)ラジカル重合させることによって得ること
のできるポリエステルオリゴマーポリアクリレートをペ
ースト樹脂として用いることを特徴としている。
【0010】本発明はまた、上述のように製造され、そ
して顔料又は充填剤対ペースト樹脂の比が各々の場合に
固形分重量で0.05〜2.5:1を示す顔料ペーストに
関する。
【0011】本発明に従って使用されるポリエステルオ
リゴマーポリアクリレートの製造において、ポリエステ
ルオリゴマーの成分(B)が用意されそして単量体の成
分(A)がその中で重合される。このタイプのポリエス
テルオリゴマーポリアクリレートはDE−A−39 1
0 829中に、水性塗料用の結合剤として記載されて
いる。
【0012】計算分量MはT. C. Patton, Alkyd Resin
Technology, “Formulating Techniques and Allied Ca
lculations", 1962, page 106 ffに従って下記のように
決定された:
【数1】 M:平均分子量の計算値 W:縮合水を差引いた全成分の重量 Mo:全モル数 ea:酸の当量 W(AN):ポリエステルオリゴマーの酸価
【0013】ポリエステルオリゴマーは唯一の反応媒体
として溶剤なしにポリエステルオリゴマーポリアクリレ
ートの製造に用いることができる。
【0014】しかしながら、ポリエステルオリゴマーポ
リアクリレートの製造において、ポリエステルオリゴマ
ー用の溶剤を添加することもまた可能である。代表的な
ラッカー用溶剤のいずれもが使用できる。
【0015】好適な溶剤には好ましくは無制限に水と混
合し得るもの、実例を挙げれば、2から4個の炭素原子
を有するような一価の脂肪族アルコール類、例えばエタ
ノール及びイソプロパノール、又はケトン類、例えばア
セトン及びメチルエチルケトン、又はグリコールエーテ
ル類、例えばメチルグリコール、エチルグリコール、ブ
トキシエタノール、メトキシプロパノール、エトキシプ
ロパノール及びメトキシプロポキシプロパノール、又は
ジオール類、例えばエチレングリコール及びプロピレン
グリコール、又はポリエーテルジオール類、例えばポリ
エチレングリコール及びポリプロピレングリコール、又
は他の分類の化合物に属するいずれかの他の溶剤があ
り、これらの溶剤は無制限に水と混合し得るか、又は前
述の化合物又は前述の分類の化合物との混合物をなして
いるものがある。しかしある限度までしか水と混合しな
いか、又は全く水と混合しないそれらの溶剤も場合によ
り部分的ではあるが使用できる。ポリエステルオリゴマ
ーアクリレートの有機溶液は上限30重量%まで、好ま
しくは20重量%未満の溶剤を含有する。
【0016】ペースト化用樹脂として本発明に従って使
用されるポリエステルオリゴマーポリアクリレート成分
の製造において、反応媒体として使用されるポリエステ
ルオリゴマーは、ポリオール類、ジカルボン酸類及びジ
オール類とから造ることができる。重縮合はこの技術に
習熟した者にとって馴染みのある従来のプロセスに準じ
て、例えば慣用のエステル化触媒の存在下で、高められ
た温度例えば180ないし230℃で溶融状態で行われ
る。
【0017】ポリオールの例として、2から6個までの
炭素原子を有する脂肪族、トリオール類及びテトロール
類のような二個を上廻るOH基を有するポリオール、例
えばトリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、
グリセリン、1,2,4−ブタントリオール、1,2,6−
ヘキサントリオール、及びペンタエリスリトールがあ
る。
【0018】ジカルボン酸の例として、脂肪族飽和及び
不飽和ジカルボン酸、例えばマレイン酸、フマール酸、
コハク酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸;環
状脂肪族飽和及び不飽和ジカルボン酸並びに芳香族ジカ
ルボン酸、例えばフタル酸、イソフタル酸、エンドメチ
レンテトラヒドロフタル酸、エンドエチレンテトラヒド
ロフタル酸及びシクロヘキサンジカルボン酸(1.2、
1.3及び1.4)、イタコン酸、ムコン酸及び樟脳酸、
又は場合によりそれらのあり得る無水物がある。
【0019】使用できるジオールの例としては、脂肪族
ジオール、例えばエチレングリコール、プロピレングリ
コール(1.3及び1.2)、ブタンジオール、ヘキサン
ジオール(1.6)、ネオペンチルグリコール;エチレ
ン及びプロピレンのポリエーテルグリコールで単量体構
造単位が6個までのもの、例えばジエチレングリコー
ル、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコー
ル及びヘキサエチレングリコール;並びに環状脂肪族ジ
オール、例えば1,3−ジメチロールシクロヘキサン及
び1,4−ジメチロールシクロヘキサンがある。
【0020】ポリエステルオリゴマー中において、又は
その溶液、例えばモノアルコールの溶液中において、ヒ
ドロキシ官能性の(メタ)アクリル酸エステル、モノエ
チレン性不飽和酸及び場合によりヒドロキシ官能基をも
たない(メタ)アクリル酸エステルはそれら単独で又は
混合状態のいずれかで、ラジカル開始剤の存在下にラジ
カル重合に付される。
【0021】ラジカル重合開始剤の例としては、ジ−t
−ブチルペルオキシド、ジ−クミルペルオキシドなどの
ジアルキルペルオキシド;ジ−ベンゾイルペルオキシ
ド、ジ−ラウロイルペルオキシドなどのジアシルペルオ
キシド;クメンヒドロペルオキシド、t−ブチルヒドロ
ペルオキシドなどのヒドロペルオキシド;t−ブチルペ
ルベンゾエート、t−ブチルペルピバレート、t−ブチ
ル−ペル−3,5,5−トリメチルヘキサノエート、t−
ブチル−ペル−2−エチルヘキサノエートなどのペルエ
ステル;ジ−2−エチルヘキシル−ペルオキシジカルボ
ネート、ジシクロヘキシル−ペルオキシジカルボネート
などのペルオキシジカルボネート;1,1−ビス−(t
−ブチルペルオキシ)−3,5,5−トリメチルシクロヘ
キサン、1,1−ビス−(t−ブチルペルオキシ)−シ
クロヘキサンなどのペルケタール;シクロヘキサノンペ
ルオキシド、メチルイソブチルケトンペルオキシドなど
のケトンペルオキシド及び2,2′−アゾ−ビス(2,4
−ジメチルバレロニトリル)、2,2′−アゾ−ビス
(2−メチルブチロニトリル)、1,1′−アゾ−ビス
シクロヘキサンカルボニトリル、アゾ−ビス−イソブチ
ロニトリルがある。
【0022】このラジカル開始剤は単量体重量に対して
一般に0.1から4重量%の分量で添加される。
【0023】使用できるヒドロキシ官能性(メタ)アル
キル酸エステルa)の例としては、エチレングリコー
ル、プロピレングリコール(1.2及び1.3)、ブタン
ジオール(1.4)、ヘキサンジオール(1.6)の(メ
タ)アクリル酸エステル、並びに6から8個のエチレン
グリコール単位を有するポリエチレングリコールモノ
(メタ)アクリレート及び5から6個のプロピレングリ
コール単位を有するポリプロピレングリコールモノ(メ
タ)アクリレートがある。好適な例はヒドロキシエチル
アクリレートカプロラクトンアダクト、ブタンジオール
(1.4)モノ(メタ)アクリレート、ポリプロピレン
グリコールモノ(メタ)アクリレート及びポリエチレン
グリコールモノ(メタ)アクリレートである。
【0024】α,β−エチレン性不飽和カルボン酸b)
の例としては、アクリル酸又はメタクリル酸、同様にマ
レイン酸、フマール酸及び脂肪族アルコールとそれらの
半エステルがある。
【0025】官能基をもたないα,β−エチレン性不飽
和単量体c)の例としては、メチルアルコール、エチル
アルコール、n−プロピルアルコール、イソプロピルア
ルコール、ブチル(n−、イソ−、及びt−)アルコー
ル、ヘキシルアルコール、2−エチルヘキシルアルコー
ル及びラウリルアルコールなど、連鎖中に1から12個
の炭素原子を有するアルコールの(メタ)アクリル酸エ
ステル、並びにスチレン、ビニルトルエン及びα−メチ
ルスチレンなどの芳香族ビニル化合物がある。
【0026】本発明に従って使用できるペースト樹脂は
無溶剤又は有機剤に溶解した形で得られたものである。
【0027】本発明による顔料ペーストの製造において
は、ポリエステルオリゴマーポリアクリレートは、塩基
で中和された後に使用することもできる。塩基としては
殊にラッカー工業で慣用されるアミンが適しており、そ
のため低分子量の揮発性有機アミン又はアンモニアが好
んで利用される。ポリエステルオリゴマーポリアクリレ
ートの中和は、場合により、都合のよい作業粘度を得る
観点から加熱して、もしくは水混和性又は水溶性の有機
溶剤を添加した後に達成される。得られた中和生成物の
pH値が水による希釈後に7.0から10近辺にあること
そして好ましくは7.5から9であることを確実にする
ような分量で塩基が加えられる。
【0028】すべての従来の既知顔料は本発明に従って
顔料ペーストに加工されることが可能である。ここで
「顔料」なる語は充填剤及び他の染料をも含めてすべて
の従来の無機及び/又は有機顔料を意味するものと理解
されるべきである。
【0029】本発明による顔料ペースト用に、すべての
従来の無機及び/又は有機着色顔料、例えばカーボンブ
ラック、二酸化チタン及びフタロシアニン、ペリレン又
はキナクリドンをとりわけ利用することができる。メタ
リック顔料又は干渉顔料(interference pigment)のよう
な効果発生顔料(effect-producing pigment)もまた添加
できる。更にこれらに無着色顔料、例えば微細化した二
酸化チタン又は二酸化珪素もしくは特別な光学的効果を
得る考えで染料を加えることも可能である。
【0030】本発明による方法は、ペースト樹脂に対す
る顔料又は充填剤の比率は、使用される顔料のタイプに
よるが、固形分重量に対して好ましくは0.05〜2.
5:1の範囲にある。
【0031】製造中又は製造後に、更に従来の添加物、
例えば分散剤、起泡防止剤、湿潤剤及び火成(pyrogeni
c)二酸化珪素のような沈降防止剤を本発明による顔料ペ
ーストに添加することも可能である。顔料ペーストに、
更にラッカー塗装に慣習的な助剤及び完成塗料に供給さ
れるべき助剤、例えば均面化剤(levelling agent)を加
えることもまた可能である。
【0032】本発明による方法におけるペースト化操作
は、この技術に習熟した者に馴染みのある慣習的な遣り
方、例えば顔料をパールミルのような適当な磨砕装置で
分散させることによって達成できるが、これ以上の説明
は必要ない。
【0033】ペースト化は好ましくはポリエステルオリ
ゴマーポリアクリレートの有機溶液中又はそれの無溶剤
の形で達成される。場合により溶解されていることもあ
るペースト樹脂、顔料、充填剤及び添加剤から成る混合
物は、顔料粒子の所望の微細度が得られるまで分散され
る。適当な粒子の大きさは一般に約15μmまでの大き
さ、好ましくは10μm以下である。
【0034】金属性又は真珠光顔料のような効果発生顔
料は、本発明に従って使用されるポリエステルオリゴマ
ーポリアクリレート又はそれらの有機溶液と混合される
か、又は前記に溶解されて、その結果として効果発生顔
料ペーストが形成される。
【0035】この作業方法の結果として、泡の発生は大
いに防止され、そして貯蔵時及び凍結に対して安定であ
って、あらゆる面に使用できる顔料ペーストが得られ
る。
【0036】場合により有機溶液を含有することもある
これらのペーストから、塩基による事前中和の後に、水
で希釈して水性顔料ペーストを造ることが可能である。
ラッカー工業において慣用されているアミンが塩基とし
てとりわけ適しており、こうして低分子量の揮発性有機
アミン又はアンモニアが好ましく利用される。
【0037】本発明によって製造される顔料ペーストは
水希釈性の及び溶剤ベースの顔料入り塗料の製造に使用
できる。この目的のために顔料ペーストは各場合に適し
た水性又は非水性の形に転化される。それらは下塗り及
び上塗りラッカーの着色にとりわけ適している。
【0038】この塗料は物理的乾燥性のタイプか、又は
化学的架橋性のタイプであってよい。顔料入り塗料は一
成分タイプか又は多成分タイプであってよい。実施例は
慣用の又は水希釈性の下塗りラッカー、慣用の又は水希
釈性の酸化的に乾燥する合成樹脂ラッカー、慣用の又は
水希釈性の一成分又は多成分の化学的架橋性タイプ上塗
りラッカーである。
【0039】この化学的架橋性のある上塗りラッカー
は、場合によりブロックされたイソシアネート基を有す
る慣用のポリイソシアネート架橋剤によるウレタンの生
成、慣用のアミノ樹脂架橋剤のアルコキシメチル基によ
るエステル交換反応又は慣用のエステル交換反応/アミ
ド交換反応架橋剤を用いたエステル交換反応/アミド交
換反応によるエーテルの生成のような、ヒドロキシル基
との反応によって進行するそれらの架橋結合機構に好ま
しくは基づくものである。しかし、勿論本発明による顔
料ペーストは、他の架橋結合反応の結果として架橋可能
な塗料にも使用することもできる。
【0040】顔料入り塗料の製造にとって、本発明によ
って造られた顔料ペーストに、ラッカー結合剤、場合に
より架橋剤、慣用のラッカー化するための添加剤、溶
剤、そして水希釈性塗料の場合は、場合により中和剤及
び水を適当な順序で加え、そこで完全な均質化を達成す
ることが可能である。ラッカー結合剤はもともと溶解さ
れた形で、又は水希釈性顔料入り塗料の製造の場合は、
場合により水で希釈された形で存在する。塗料製造の方
法はこの技術に習熟した者にとって馴染みがあり、また
選ばれた塗布方式に応じて確立されたものである。
【0041】ラッカー結合剤の選択は、それを用いて造
られるべき塗料が満たさねばならない技術的要求に依存
する。従って慣用のラッカー結合剤、例えばポリエステ
ル、アクリル樹脂又はポリウレタンはラッカー結合剤と
して使用できる。文献に記載されている架橋剤は添加す
ることができる。一種又は数種の異った結合剤及び架橋
剤は使用することができる。場合により、ラッカー結合
剤として上述のペースト樹脂によって代表されるタイプ
の結合剤を更に加えることもまた可能である。
【0042】一般に、本発明による顔料ペーストの製造
に使用されるポリエステルオリゴマーポリアクリレート
(これは前記顔料ペーストで着色された塗料中に含有さ
れている)の割合は固形樹脂(ペースト樹脂+結合剤+
場合により架橋剤の合計)に対して最高50重量%まで
である。この割合いは好ましくは30重量%未満であ
る。場合により顔料ペースト中に使用されるペースト樹
脂は、例えば水希釈性の上塗りラッカーの場合のよう
に、架橋性樹脂に加えて唯一の結合剤であることもでき
る。次に、架橋剤に対するペースト樹脂の比率は固形分
重量比で60:40から90:10の間にある。
【0043】物理的に乾燥する塗料又はヒドロキシル基
の組み入れなしに架橋する塗料において、本発明に従っ
て使用されるペースト樹脂の固形分樹脂の割合いは20
重量%未満、好ましくは15重量%未満である。
【0044】本発明に従って製造される顔料ペースト
は、これを用いて配合される塗料の貯蔵安定性に負の影
響を及ぼさないと言う事実に注意を払うべきである。従
って、例えば二成分ポリウレタン上塗りラッカーの場
合、本発明に従って使われる顔料ペーストは、イソシア
ネート成分から一構成成分であってはならない。同様
に、水性顔料ペーストを、同じように投入される結合剤
とだけ結合させることは都合よいことである。また非水
性顔料ペーストでもって非水性塗料を造ることは都合よ
いことである。
【0045】本発明に従って製造される顔料ペースト
は、塗料のチント化(tinting)のために使用することも
できる。この目的のためには、顔料ペーストは少ない分
量で用いられる。チント化用ペーストとしての使用は、
すべての水希釈性又は慣用の塗料において可能であり、
また例えば充填剤においても可能である。本発明によっ
て製造される顔料ペーストは、万能的な適用性、即ち水
希釈性及び慣用の塗料の双方における適用可能性によっ
て特徴付けられている。これらの顔料ペーストは、製造
中に購ずべき何等かの特別な対策、例えば起泡問題の工
夫又は防蝕性の製造プラントの用意を必要としない。水
を用いない形で、貯蔵中の安定性又は凍結に対する安定
性の変化を生じない。
【0046】本発明によって製造される顔料ペーストを
使用して造られる塗料は、高い光学的品質を有する着色
塗装の製造に適しており、そして今日の技術要件を満足
する。
【0047】以下に示す実施例は本発明を説明するもの
である。百分率の数字は特に記述がない限り重量基準で
ある。
【0048】ポリエステルオリゴマーの製造 実施例1 撹拌器、分離器、温度計及び還流凝縮器を備えた2−リ
ットルの三口フラスコ中で、トリメチロールプロパン3
36.7g、アジピン酸366.8g、及びヘキサンジオ
ール297gを次亜燐酸5gを用いて溶融状態で180
℃から230℃でエステル化して酸価20とした。続い
て酸価が1.5を下廻るまで真空中で縮合を行った。
【0049】このようにして得られた生成物は、加熱残
留物(stoving residue)(1時間、150℃)94.5
%、粘度3200mPas(100%)、水酸価460及び
色数30Hazeであった。
【0050】ポリエステルオリゴマーポリアクリレート
の製造 実施例2 撹拌器、還流凝縮器、滴下漏斗及び温度計を備えた4−
リットルの三口フラスコ中に、実施例1から得たオリゴ
エステル717gをブトキシエタノール311gと共に
入れ、140℃に加熱した。
【0051】続いて、ブタンジオールモノアクリレート
552g、t−ブチルアクリレート946g、アクリル
酸74g及びTrigonox C(t−ブチルパーベンゾエー
ト)100gから成る混合物を4時間滴下して加えそし
て更に4時間重合させた。
【0052】生成物はDIN 53182による加熱残
留物(1時間、150℃)84.0%、粘度15830m
Pas(DIN 53015)、酸価38.0mg KOH/g固
体(DIN 53402)、水酸価231mg KOH/g固
体(DIN 53240)及び色数60Haze(DIN 5
3409)であった。
【0053】顔料ペーストの製造 実施例3 実施例2から得たペースト樹脂溶液81.6部を溶解機
で、ヘキシレングリコール2部及びブトキシエタノール
10.4部で希釈した。引続いて、火成シリカ(Aerosil
R 972、Degussa社製)6部を均一に撹拌し、そして
パールミル中で60℃で粉砕して粒子のこまかさを10
μとした。
【0054】実施例4 溶解機で、実施例2から得たペースト樹脂溶液65部
を、実施例3から得たペースト10部に加えた。そして
ブトキシエタノール、ヘキシレングリコール及びエタノ
ールの重量比8:2:2から成る混合溶剤10部及びカ
ーボンブラック5部を、前述の混合溶剤の追加10部中
で撹拌し希釈した。引続いてパールミルにより粒子のこ
まかさが<10μmとなるまで60℃で完全に粉砕し
た。
【0055】実施例5 溶解機で、実施例2からのペースト樹脂溶液60部を、
実施例3からの顔料ペースト10部及び実施例4からの
混合溶剤20部に加えた。続いてフタロシアニンブルー
(Heliogenblau L 6975 F、BASF社製)10部
を均一に撹拌し、次いでパールミルにより粒子のこまか
さが<10μmとなるまで60℃で完全に粉砕した。
【0056】実施例7 溶解機で、実施例2のペースト樹脂溶液10部を、実施
例4の混合溶剤10部に加えた。続いて、市販のアルミ
ニウムペースト(テストベンジン/Solvesso100中6
5%、Alupaste R 507 ES、Eckert社製)33部
を撹拌混合して前述の混合溶剤47部で希釈した。撹拌
は20℃で15分間実施した。
【0057】顔料入りラッカーの製造 実施例8(溶剤ベースの一成分上塗りラッカー) 下記の表のSolvesso 100中に溶解した中間油性でフ
タル酸成分32%の不乾性アルキッド樹脂の70%溶液
の記載された量(I)を、イソブタノールでエーテル化
されたメラミンホルムアルデヒドの55%イソブタノー
ル溶液(II)と処理した。それから溶解機で顔料ペースト
を下表の通りに添加した。均一な混合の後、オルガノシ
ロキサンをベースとした市販のレベリング剤0.4部及
びフェニルメチルシロキサンの1%キシロール系溶液
0.8部を、いずれの場合も添加し、テルペン炭化水素
36%、Solvesso 100 46%及び酢酸ブチル18%
から成る混合溶剤11部で希釈した。 実施例 分量I 分量II ペースト 8a 25部 28部 実施例4から34.8部 8b 25部 21部 実施例5から41.8部 8c 21部 26.5部 実施例6から40.3部
【0058】実施例9(水希釈性の一成分上塗りラッカ
ー) 実施例2からのペースト樹脂溶液25部を溶解機で実施
例5からの顔料ペースト14部、実施例6からの顔料ペ
ースト9.5部、及び実施例4からの顔料ペースト0.4
部に加えた。均質化した後、脱イオン水10部中のジメ
チルエタノールアミン1部から成る溶液20部を徐々に
加えそしてエタノール、ブタノール、ブトキシエタノー
ル及び脱イオン水の比率が1:1:2:2.5である混
合液14.1部で注意深く希釈した。均質化の後、メタ
ノールでエーテル化された高度にアミノ官能性のメラミ
ンホルムアルデヒド樹脂の85%イソブタノール系溶液
17部を撹拌混合した。
【0059】実施例10 溶剤をベースとした二成分上塗りラッカー キシレン、酢酸ブチル及びSolvesso 100の比率2
0:16:9から成る混合液中の酸価7及び水酸価14
0mg KOH/gを有するアクリル酸エステル樹脂55%溶
液の70部、溶解機で、実施例6からの顔料ペースト1
1.9部、実施例4からの顔料ペースト0.5部、及び実
施例5からの顔料ペースト17.6部に加えた。施用前
に、酢酸メトキシプロピル、Solvesso 100、酢酸ブ
チル及びブチルグリコールアセテートの50:5:3
0:15の比率の混合液中の架橋結合剤としての脂肪族
ポリイソシアネート(Desmodur N 3390、Bayer社
製)の41%溶液50部を前記の混合物100部に加え
た。
【0060】実施例11 溶剤をベースとして金属性下塗りラッカー 酢酸ブチルをキシレンの1:1の混合液中の、酸価90
mg KOH/gのエチレンとアクリル酸との共重合体市販品
の55%溶液20部を、溶解機で酢酸ブチルとブタノー
ルの2:1の混合液中のセルロースアセトブチレート
(アセチル含量15%、ブチリル含量37%、ヒドロキ
シ含量0.8%)の25%溶液25部、キシレン中の、
酸価20及び水酸価80mg KOH/g並びに分子量
(Mw)2000を有する分岐鎖ポリエステルの65%
溶液9.5部、ブタノールでエーテル化されたメラミン
ホルムアルデヒド樹脂55%のブタノール系溶液4.5
部、及びブチルウレタン及びホルムアルデヒドをベース
とするカルバミン酸樹脂4部に加えた。それから、実施
例7からの効果発生用顔料ペーストを均質に撹拌混合し
そして酢酸ブチル20部で希釈した。
【0061】実施例3から7に含まれる顔料ペーストは
貯蔵時に安定である。それらは沈降への性向を示さず、
また貯蔵後でさえも塗料に加工ができる。それらはまた
−5℃に貯蔵しても、使用不可能になることはない。
【0062】実施例8から11の塗料は良好なラッカー
の技術的特性を示す。それらは貯蔵中安定である塗料を
形成する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クラウデイア・ハメル ドイツ連邦共和国40699エルクラート.ヴ インケルマンシユトラーセ6 (72)発明者 ハルトムート・ケルン ドイツ連邦共和国42105ヴツパータール. マテイルデンシユトラーセ1

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)a) 一種又は数種のヒドロキシ
    官能性のアクリル酸エステル及び/又はメタクリル酸エ
    ステル、及び b) 一種又は数種の単官能性のエチレン性不飽和酸及
    び、場合により c) a)及びb)とは異ったそして官能基をもたな
    い、一種又は数種のα,β−エチレン性不飽和単量体、
    の80ないし50重量%を、 (B) 一種又は数種のジオール、ポリオール及びジカ
    ルボン酸並びにそれらの誘導体の重縮合によって得られ
    る、計算分子量200〜1000、水酸価280〜60
    0及び酸価0〜1.5を有する、一種又は数種のヒドロ
    キシ官能性のポリエステルオリゴマー20ないし50重
    量%中で、(ただし、単量体a)、b)及びc)は、得
    られたポリエステルオリゴマーポリアクリレートが15
    0〜390の水酸価及び16〜40の酸価を有すること
    を確実にするような分量で用いられるものとする)ラジ
    カル重合させることによって得られるポリエステルオリ
    ゴマーポリアクリレートをベースとし、この中に、又は
    これに、一種又は数種の顔料又は充填剤を顔料又は充填
    剤対ペースト樹脂の比率が0.05〜2.5:1(いずれ
    の場合も固形分重量についてのものとする)である割合
    で加えるか又はブレンドしてペーストとした、ペースト
    樹脂を含有する顔料ペースト。
  2. 【請求項2】 (A)a) 一種又は数種のヒドロキシ
    官能性のアクリル酸エステル及び/又はメタクリル酸エ
    ステル、及び b) 一種又は数種の単官能性のエチレン性不飽和酸及
    び、場合により c) a)及びb)とは異ったそして官能基をもたな
    い、一種又は数種のα,β−エチレン性不飽和単量体、
    の80ないし50重量%を、 (B) 一種又は数種のジオール、ポリオール及びジカ
    ルボン酸並びにそれらの誘導体の重縮合によって得られ
    る、計算分子量200〜1000、水酸価280〜60
    0及び酸価0〜1.5を有する、一種又は数種のヒドロ
    キシ官能性のポリエステルオリゴマー20ないし50重
    量%中で、(ただし、単量体a)、b)及びc)は、得
    られたポリエステルオリゴマーポリアクリレートが15
    0〜390の水酸価及び16〜40の酸価を有すること
    を確実にするような分量で用いられるものとする)ラジ
    カル重合させることによって得ることのできるポリエス
    テルオリゴマーポリアクリレートをベースとしたペース
    ト樹脂が使われることを特徴とする、一種又は数種の顔
    料及び/又は充填剤をペースト樹脂中でペースト化する
    か又はブレンドすることによる顔料ペーストの製造方
    法。
  3. 【請求項3】 ラジカル重合が溶剤不在下で行われるこ
    とを特徴とする、請求項1又は2による顔料ペースト又
    は方法。
  4. 【請求項4】 ラジカル重合が一種又は数種の有機溶剤
    の存在下で行われることを特徴とする、請求項1又は2
    による顔料ペースト又は方法。
  5. 【請求項5】 ペースト化又はブレンド化が水の不在下
    で行われることを特徴とする、請求項1ないし4のうち
    のいずれかによる顔料ペースト又は方法。
  6. 【請求項6】 ペースト化又はブレンド化の後、顔料ペ
    ーストが中和及び水による希釈によって水性相に転化さ
    れることを特徴とする、請求項1ないし5のうちのいず
    れかによる顔料ペースト又は方法。
  7. 【請求項7】 請求項1又は3ないし6のうちのいずれ
    かにおいて規定された顔料ペーストで着色されることを
    特徴とする、塗料の製造方法。
  8. 【請求項8】 (A)a) 一種又は数種のヒドロキシ
    官能性のアクリル酸エステル及び/又はメタクリル酸エ
    ステル、及び b) 一種又は数種の単官能性のエチレン性不飽和酸、
    及び場合により c) a)及びb)とは異ったそして官能基をもたな
    い、一種又は数種のα,β−エチレン性不飽和単量体、
    の80ないし50重量%を、 (B) 一種又は数種のジオール、ポリオール及びジカ
    ルボン酸並びにそれらの誘導体の重縮合によって得られ
    る、計算分子量200〜1000、水酸価280〜60
    0及び酸価0〜1.5を有する、一種又は数種のヒドロ
    キシ官能性のポリエステルオリゴマー20ないし50重
    量%中で、(ただし、単量体a)、b)及びc)は、得
    られたポリエステルオリゴマーポリアクリレートが15
    0〜390の水酸価及び16〜40の酸価を有すること
    を確実にするような分量で用いられるものとする)ラジ
    カル重合させることによって得ることのできるポリエス
    テルオリゴマーポリアクリレートの、不透明な顔料及び
    /又は充填剤をペースト化するための又は効果を生み出
    す顔料とブレンドするためのペースト樹脂としての使
    用。
  9. 【請求項9】 水性及び非水性塗料の着色のための請求
    項1又は3ないし6において規定された顔料ペーストの
    使用。
  10. 【請求項10】 ラッカー塗料製造のための請求項7の
    方法によって得られる塗料の使用。
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