JPH06206824A - 苦味のある薬剤のテイスト−マスキング組成物 - Google Patents
苦味のある薬剤のテイスト−マスキング組成物Info
- Publication number
- JPH06206824A JPH06206824A JP5183954A JP18395493A JPH06206824A JP H06206824 A JPH06206824 A JP H06206824A JP 5183954 A JP5183954 A JP 5183954A JP 18395493 A JP18395493 A JP 18395493A JP H06206824 A JPH06206824 A JP H06206824A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- composition
- bitter
- drug
- taste
- azithromycin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K47/00—Medicinal preparations characterised by the non-active ingredients used, e.g. carriers or inert additives; Targeting or modifying agents chemically bound to the active ingredient
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K31/00—Medicinal preparations containing organic active ingredients
- A61K31/70—Carbohydrates; Sugars; Derivatives thereof
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K31/00—Medicinal preparations containing organic active ingredients
- A61K31/01—Hydrocarbons
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K31/00—Medicinal preparations containing organic active ingredients
- A61K31/70—Carbohydrates; Sugars; Derivatives thereof
- A61K31/7042—Compounds having saccharide radicals and heterocyclic rings
- A61K31/7052—Compounds having saccharide radicals and heterocyclic rings having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. nucleosides, nucleotides
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K9/00—Medicinal preparations characterised by special physical form
- A61K9/0012—Galenical forms characterised by the site of application
- A61K9/0053—Mouth and digestive tract, i.e. intraoral and peroral administration
- A61K9/0056—Mouth soluble or dispersible forms; Suckable, eatable, chewable coherent forms; Forms rapidly disintegrating in the mouth; Lozenges; Lollipops; Bite capsules; Baked products; Baits or other oral forms for animals
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K9/00—Medicinal preparations characterised by special physical form
- A61K9/10—Dispersions; Emulsions
- A61K9/107—Emulsions ; Emulsion preconcentrates; Micelles
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K9/00—Medicinal preparations characterised by special physical form
- A61K9/20—Pills, tablets, discs, rods
- A61K9/2004—Excipients; Inactive ingredients
- A61K9/2009—Inorganic compounds
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P31/00—Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
- A61P31/04—Antibacterial agents
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Public Health (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Physiology (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Nutrition Science (AREA)
- Zoology (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Oncology (AREA)
- Communicable Diseases (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Dispersion Chemistry (AREA)
- Medicinal Preparation (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 苦味のある薬剤の苦味をマスキングした薬剤
組成物を提供する。 【構成】 苦味のある薬剤、テイスト−マスキング成分
および薬剤学的に許容されるキャリアからなる薬剤組成
物。テイスト−マスキング成分は、アルカリ土類酸化
物、アルカリ土類水酸化物またはアルカリ水酸化物から
なり、薬剤の活性を妨害するものではない。
組成物を提供する。 【構成】 苦味のある薬剤、テイスト−マスキング成分
および薬剤学的に許容されるキャリアからなる薬剤組成
物。テイスト−マスキング成分は、アルカリ土類酸化
物、アルカリ土類水酸化物またはアルカリ水酸化物から
なり、薬剤の活性を妨害するものではない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、苦味のある薬剤の苦味
および/または後味が減少される、新規かつ有益なテイ
スト−マスキング組成物に関する。本発明はさらに、苦
味または後味が生じることなく、噛んだり飲んだりする
ことの可能な、苦味のある薬剤を含有する、テイスト−
マスキングされた薬剤に関する。
および/または後味が減少される、新規かつ有益なテイ
スト−マスキング組成物に関する。本発明はさらに、苦
味または後味が生じることなく、噛んだり飲んだりする
ことの可能な、苦味のある薬剤を含有する、テイスト−
マスキングされた薬剤に関する。
【0002】
【従来の技術】種々の活性薬剤は、経口投与中または経
口投与直後のいずれかに、苦味が発生するという不快な
特徴を示す。これらは、アセトアミノフェン、アンピシ
リン、アジトロマイシン(azithromyci
n)、クロロフェニラミン、シメチジン(cimeti
dine)、デキストロメトルファン、ジフェンヒドラ
ミン、エリトロマイシン、イブプロフェン、ペニシリ
ン、フェニルブタゾン、プセイドエフェドリン、ラニチ
ジン(ranitidine)、スピロノラクトンおよ
びテオフェリン等の多様な医薬剤を含有する。アザライ
ドおよびエリトロライド抗生物質が、薬剤の特に苦味の
ある2種類であり、アザライド アジトロマイシンは、
知られているもっとも苦味のある薬剤の一種である。
口投与直後のいずれかに、苦味が発生するという不快な
特徴を示す。これらは、アセトアミノフェン、アンピシ
リン、アジトロマイシン(azithromyci
n)、クロロフェニラミン、シメチジン(cimeti
dine)、デキストロメトルファン、ジフェンヒドラ
ミン、エリトロマイシン、イブプロフェン、ペニシリ
ン、フェニルブタゾン、プセイドエフェドリン、ラニチ
ジン(ranitidine)、スピロノラクトンおよ
びテオフェリン等の多様な医薬剤を含有する。アザライ
ドおよびエリトロライド抗生物質が、薬剤の特に苦味の
ある2種類であり、アザライド アジトロマイシンは、
知られているもっとも苦味のある薬剤の一種である。
【0003】懸濁液における苦味のある薬剤の苦味は、
薬剤を飲む間または飲み込んだ直後に必然的に認められ
るものである。さらに、錠剤、カプセル、懸濁液または
その他の経口用製剤における苦味のある薬剤の苦味は、
口中に製剤を長くためていたり、不注意に製剤を噛んで
しまったり、もしくはその他の理由から苦味のある薬剤
が放出されたりして、苦味のある薬剤が味覚に接触する
と、投与時に認められるものである。
薬剤を飲む間または飲み込んだ直後に必然的に認められ
るものである。さらに、錠剤、カプセル、懸濁液または
その他の経口用製剤における苦味のある薬剤の苦味は、
口中に製剤を長くためていたり、不注意に製剤を噛んで
しまったり、もしくはその他の理由から苦味のある薬剤
が放出されたりして、苦味のある薬剤が味覚に接触する
と、投与時に認められるものである。
【0004】経口用製剤投与は、簡便で低コストな投与
であるため、一般に、上記のような多くの薬剤を投与す
るのに好ましいルートである。しかしながら患者は、錠
剤、カプセルまたは懸濁液を飲み込むように要求される
と、我慢して応じなければならない場合が時々ある。患
者は、美しくない体裁、大きすぎるサイズ、不快な味、
または、噛めない製剤が咽に引っ掛かるかも知れないと
いう単なる恐怖など、薬剤の経口投与を拒絶したり許容
できない多くの理由を挙げる。経口用製剤投与が困難な
患者は、しばしば、経口投与を効果的に回避する拒否反
応を示す。この問題は、特定されるわけではないが、子
供に一般的である。
であるため、一般に、上記のような多くの薬剤を投与す
るのに好ましいルートである。しかしながら患者は、錠
剤、カプセルまたは懸濁液を飲み込むように要求される
と、我慢して応じなければならない場合が時々ある。患
者は、美しくない体裁、大きすぎるサイズ、不快な味、
または、噛めない製剤が咽に引っ掛かるかも知れないと
いう単なる恐怖など、薬剤の経口投与を拒絶したり許容
できない多くの理由を挙げる。経口用製剤投与が困難な
患者は、しばしば、経口投与を効果的に回避する拒否反
応を示す。この問題は、特定されるわけではないが、子
供に一般的である。
【0005】したがって、上記問題点を解決するような
薬剤を形成することが望まれている。噛むことの可能な
錠剤は、子供および全錠剤またはカプセルを飲み込めな
い問題を有する人に対して、患者の許容性を増すよう
に、開発されてきたものである。しかしながら、非常に
しばしば、薬剤が非常に苦くて、噛んだときに耐えられ
なかったり、苦い薬剤に伴う不快な味または後味によ
り、経口用製剤を自己投与するのが嫌になったりするも
のである。したがって、苦味を減少する、もしくは、投
与に必要とされるであろう経口用製剤から苦味を根絶す
るような、苦味のある薬剤の味をマスキングする必要が
ある。
薬剤を形成することが望まれている。噛むことの可能な
錠剤は、子供および全錠剤またはカプセルを飲み込めな
い問題を有する人に対して、患者の許容性を増すよう
に、開発されてきたものである。しかしながら、非常に
しばしば、薬剤が非常に苦くて、噛んだときに耐えられ
なかったり、苦い薬剤に伴う不快な味または後味によ
り、経口用製剤を自己投与するのが嫌になったりするも
のである。したがって、苦味を減少する、もしくは、投
与に必要とされるであろう経口用製剤から苦味を根絶す
るような、苦味のある薬剤の味をマスキングする必要が
ある。
【0006】従来は、甘味剤および香味剤が、テイスト
−マスキングには使用されていた。これらの薬剤は一般
的に、苦味を圧倒すると期待される組成物に、第2香味
剤を添加することにより働く。この技術は時々、苦味の
ある薬剤を穏和にマスキングするが、伝統的な甘味剤は
アジトロマイシンなどの強力な苦味のある薬剤の苦味を
マスキングするには、効果的ではない。
−マスキングには使用されていた。これらの薬剤は一般
的に、苦味を圧倒すると期待される組成物に、第2香味
剤を添加することにより働く。この技術は時々、苦味の
ある薬剤を穏和にマスキングするが、伝統的な甘味剤は
アジトロマイシンなどの強力な苦味のある薬剤の苦味を
マスキングするには、効果的ではない。
【0007】ある種の薬剤の苦味をマスキングするのに
使用されている他の方法としては、エチルセルロースま
たはエチルセルロースおよびヒドロキシプロピルセルロ
ースまたは他のセルロース誘導体の混合物のコーティン
グで、不快な味覚活性剤を、マイクロカプセル化して、
噛むことの可能なテイスト−マスキングされた製剤にす
る方法がある。これら従来の製剤は、しかしながら、ポ
リマーコーティングが無節操に活性剤を放出してしま
い、即座に(または適時に)放出することができないと
いう欠点を有している。さらに、前記セルロース誘導体
の使用は、アジトロマイシンなどの強力な苦い活性剤を
適当にテイスト−マスキングするには、十分でないこと
が頻繁である。
使用されている他の方法としては、エチルセルロースま
たはエチルセルロースおよびヒドロキシプロピルセルロ
ースまたは他のセルロース誘導体の混合物のコーティン
グで、不快な味覚活性剤を、マイクロカプセル化して、
噛むことの可能なテイスト−マスキングされた製剤にす
る方法がある。これら従来の製剤は、しかしながら、ポ
リマーコーティングが無節操に活性剤を放出してしま
い、即座に(または適時に)放出することができないと
いう欠点を有している。さらに、前記セルロース誘導体
の使用は、アジトロマイシンなどの強力な苦い活性剤を
適当にテイスト−マスキングするには、十分でないこと
が頻繁である。
【0008】アジトロマイシンは、9−デオキソ−9a
−アザ−9a−メチル−9a−ホモエリトロマイシンA
の(米国での)一般名であり、もっとも強力な苦味を有
するものとして知られているものの一つである広範囲ス
ペクトルの抗生物質である。アジトロマイシンは、コブ
レーヘル(Kobrehel)らによる米国特許番号第
4,517,539号に記載されている。アジトロマイ
シンもまた、N−メチル−11−アザ−10−デオキソ
−10−ジヒドロエリトロマイシンとして知られてい
る。
−アザ−9a−メチル−9a−ホモエリトロマイシンA
の(米国での)一般名であり、もっとも強力な苦味を有
するものとして知られているものの一つである広範囲ス
ペクトルの抗生物質である。アジトロマイシンは、コブ
レーヘル(Kobrehel)らによる米国特許番号第
4,517,539号に記載されている。アジトロマイ
シンもまた、N−メチル−11−アザ−10−デオキソ
−10−ジヒドロエリトロマイシンとして知られてい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前記苦味がマスキング
されたまたは減少された経口用製剤を製剤しないかぎ
り、アジトロマイシンの苦味に、我慢しなければならな
い重大な問題点が残されている。近年、アジトロマイシ
ンは噛むことのできないカプセルとして市販されてい
る。これは、上記したように、ある患者にとっては問題
である。
されたまたは減少された経口用製剤を製剤しないかぎ
り、アジトロマイシンの苦味に、我慢しなければならな
い重大な問題点が残されている。近年、アジトロマイシ
ンは噛むことのできないカプセルとして市販されてい
る。これは、上記したように、ある患者にとっては問題
である。
【0010】したがって、本発明の目的は、苦味のある
薬剤の苦味を減少させる方法を提供することである。
薬剤の苦味を減少させる方法を提供することである。
【0011】また、本発明のさらなる目的は、種々の苦
味のある薬剤をテイスト−マスキングした、噛むことの
可能で、経口投与可能な液状製剤を提供することであ
る。
味のある薬剤をテイスト−マスキングした、噛むことの
可能で、経口投与可能な液状製剤を提供することであ
る。
【0012】また、本発明のさらなる目的は、アジトロ
マイシン独特の不快な苦味を示さない、テイスト−マス
キングされた、噛むことの可能なアジトロマイシン製剤
を提供することである。
マイシン独特の不快な苦味を示さない、テイスト−マス
キングされた、噛むことの可能なアジトロマイシン製剤
を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、苦味のある薬
剤;アルカリ土類酸化物およびアルカリ土類水酸化物か
らなる群から選択される塩基性化合物;および薬剤学的
に許容されるキャリアまたは希釈剤からなる、苦味の減
少した薬剤組成物に関する。
剤;アルカリ土類酸化物およびアルカリ土類水酸化物か
らなる群から選択される塩基性化合物;および薬剤学的
に許容されるキャリアまたは希釈剤からなる、苦味の減
少した薬剤組成物に関する。
【0014】本発明の組成物の好ましいグループは、前
記塩基性化合物がアルカリ土類酸化物であり、前記苦味
のある薬剤がアザライド(azalide)である、前
記組成物からなる。
記塩基性化合物がアルカリ土類酸化物であり、前記苦味
のある薬剤がアザライド(azalide)である、前
記組成物からなる。
【0015】本発明の組成物のさらに好ましいグループ
は、前記アルカリ土類酸化物が酸化マグネシウムであ
る、前記組成物からなる。
は、前記アルカリ土類酸化物が酸化マグネシウムであ
る、前記組成物からなる。
【0016】後者のグループにおいて特に好ましい本発
明の組成物は、前記アザライドがアジトロマイシンまた
はその薬剤学的に許容される塩である。
明の組成物は、前記アザライドがアジトロマイシンまた
はその薬剤学的に許容される塩である。
【0017】より優位には、本発明の薬剤組成物は、さ
らに、アルドン酸またはその薬剤学的に許容される塩か
らなる。本発明において使用される好ましいアルドン酸
は、グルコン酸であり、特に好ましい実施態様として、
グルコン酸カルシウムが挙げられている。
らに、アルドン酸またはその薬剤学的に許容される塩か
らなる。本発明において使用される好ましいアルドン酸
は、グルコン酸であり、特に好ましい実施態様として、
グルコン酸カルシウムが挙げられている。
【0018】本発明はさらに、前記薬剤組成物としての
苦味のある薬剤を製剤することからなる、苦味のある薬
剤の苦味減少方法を包含する。
苦味のある薬剤を製剤することからなる、苦味のある薬
剤の苦味減少方法を包含する。
【0019】さらに本発明は、バクテリアに感染した哺
乳類に、前記薬剤組成物を抗菌効果量投与することから
なる、バクテリア感染治療方法を包含する。
乳類に、前記薬剤組成物を抗菌効果量投与することから
なる、バクテリア感染治療方法を包含する。
【0020】本発明のテイスト−マスキングされた製剤
は、噛むことの可能な錠剤または懸濁液のいずれかとし
て投与可能である。いずれの場合も、本発明の組成物
は、苦味のある薬剤、特にアジトロマイシンの苦味およ
び後味が、患者が苦味を感じないように効果的にマスキ
ングされるという、実質的な有効性を有している。さら
に、本発明のテイスト−マスキング成分は、組成物の薬
剤薬効を不利に変えることないものである。
は、噛むことの可能な錠剤または懸濁液のいずれかとし
て投与可能である。いずれの場合も、本発明の組成物
は、苦味のある薬剤、特にアジトロマイシンの苦味およ
び後味が、患者が苦味を感じないように効果的にマスキ
ングされるという、実質的な有効性を有している。さら
に、本発明のテイスト−マスキング成分は、組成物の薬
剤薬効を不利に変えることないものである。
【0021】
【0022】本発明は、苦味のある薬剤、テイスト−マ
スキング成分、および薬剤学的に許容されるキャリアま
たは希釈剤からなる、苦味の減少した薬剤組成物に関す
る。テイスト−マスキング成分は、上記のような前記塩
基性化合物、単独で、またはアルドン酸またはアルドン
酸の薬剤学的に許容される塩と混合してもよい。テイス
ト−マスキング成分は、前記塩基性化合物とアルドン酸
の薬剤学的に許容される塩との混合物であることが、一
般的には好ましい。
スキング成分、および薬剤学的に許容されるキャリアま
たは希釈剤からなる、苦味の減少した薬剤組成物に関す
る。テイスト−マスキング成分は、上記のような前記塩
基性化合物、単独で、またはアルドン酸またはアルドン
酸の薬剤学的に許容される塩と混合してもよい。テイス
ト−マスキング成分は、前記塩基性化合物とアルドン酸
の薬剤学的に許容される塩との混合物であることが、一
般的には好ましい。
【0023】本発明の薬剤組成物の調製は、簡単な工程
である。所望の薬剤は、テイスト−マスキング成分と混
合して、よく混ぜ合わせる。より特別には、薬剤は、ア
ルカリ土類酸化物およびアルカリ土類水酸化物からなる
群から選択される塩基性化合物と混合する。場合によっ
ては、アルドン酸またはその薬剤学的に許容される塩を
添加することにより、組成物のテイスト−マスキング効
果をさらに高めることが所望される。
である。所望の薬剤は、テイスト−マスキング成分と混
合して、よく混ぜ合わせる。より特別には、薬剤は、ア
ルカリ土類酸化物およびアルカリ土類水酸化物からなる
群から選択される塩基性化合物と混合する。場合によっ
ては、アルドン酸またはその薬剤学的に許容される塩を
添加することにより、組成物のテイスト−マスキング効
果をさらに高めることが所望される。
【0024】使用される薬剤の量は、使用される特別な
薬剤の必要投与量に応じて変動させるものである。一般
的には、前記薬剤の量は、組成物の全重量の約10%か
ら約90%であり、好ましくは約10%から約50%で
ある。前記塩基性化合物の量は、使用された苦味のある
薬剤の量および苦味度に応じて、変動させる。一般的に
は、しかしながら、使用された前記塩基性化合物の量
は、組成物の全重量の約1%から約25%であり、好ま
しくは約1%から約16%である。使用されるアルドン
酸(またはその薬剤学的に許容される塩)の量もまた、
使用された薬剤の量に、および前記薬剤の苦味度に依存
するものである。一般的には、使用された前記アルドン
酸(またはその薬剤学的に許容される塩)の量は、組成
物の全重量の約0%から約25%である。使用された前
記アルドン酸(またはその薬剤学的に許容される塩)の
量は、好ましくは組成物の全重量の約5%から約20%
である。一般的には、必要とされる塩基性化合物の量
は、前記アルドン酸(またはその塩)と混合したとき、
より少なくし、その場合の前記塩基性化合物の好ましい
量は、約1%から約10%である。
薬剤の必要投与量に応じて変動させるものである。一般
的には、前記薬剤の量は、組成物の全重量の約10%か
ら約90%であり、好ましくは約10%から約50%で
ある。前記塩基性化合物の量は、使用された苦味のある
薬剤の量および苦味度に応じて、変動させる。一般的に
は、しかしながら、使用された前記塩基性化合物の量
は、組成物の全重量の約1%から約25%であり、好ま
しくは約1%から約16%である。使用されるアルドン
酸(またはその薬剤学的に許容される塩)の量もまた、
使用された薬剤の量に、および前記薬剤の苦味度に依存
するものである。一般的には、使用された前記アルドン
酸(またはその薬剤学的に許容される塩)の量は、組成
物の全重量の約0%から約25%である。使用された前
記アルドン酸(またはその薬剤学的に許容される塩)の
量は、好ましくは組成物の全重量の約5%から約20%
である。一般的には、必要とされる塩基性化合物の量
は、前記アルドン酸(またはその塩)と混合したとき、
より少なくし、その場合の前記塩基性化合物の好ましい
量は、約1%から約10%である。
【0025】上記の薬剤組成物は、アジトロマイシンを
含むアザライド級の抗生物質等の強力な苦味物質を包含
する、広範囲の苦味のある薬剤物質のテイスト−マスキ
ングをするのに、十分である。
含むアザライド級の抗生物質等の強力な苦味物質を包含
する、広範囲の苦味のある薬剤物質のテイスト−マスキ
ングをするのに、十分である。
【0026】本発明の前記塩基性化合物は、アルカリ土
類酸化物またはアルカリ土類水酸化物である。このよう
な塩基性化合物の適当な例としては、水酸化カルシウ
ム、酸化マグネシウム、酸化カルシウムなどが挙げられ
るが、これらに限定されるわけではない。本発明の全て
の前記塩基性化合物は、容易に入手可能である。
類酸化物またはアルカリ土類水酸化物である。このよう
な塩基性化合物の適当な例としては、水酸化カルシウ
ム、酸化マグネシウム、酸化カルシウムなどが挙げられ
るが、これらに限定されるわけではない。本発明の全て
の前記塩基性化合物は、容易に入手可能である。
【0027】ここで使用された前記アルドン酸は、容易
に入手可能な、グルコン酸、マンノン酸、ガラクトン酸
などの糖の誘導体である。アルドン酸が容易に入手可能
でない場合には、前記アルドン酸は、当業者に公知の方
法を用いて、簡単に調製可能である。すなわち、容易に
入手可能なアルドースは、水中で臭素または弱硝酸水溶
液を用いて酸化することにより、相当するアルドン酸誘
導体に導かれる。
に入手可能な、グルコン酸、マンノン酸、ガラクトン酸
などの糖の誘導体である。アルドン酸が容易に入手可能
でない場合には、前記アルドン酸は、当業者に公知の方
法を用いて、簡単に調製可能である。すなわち、容易に
入手可能なアルドースは、水中で臭素または弱硝酸水溶
液を用いて酸化することにより、相当するアルドン酸誘
導体に導かれる。
【0028】前記アルドン酸の薬剤学的に許容される塩
は、アルドン酸を、助溶剤中、通常は1当量の適当な塩
基と反応させることにより、調製される。典型的な塩基
は、水酸化ナトリウム、ナトリウムメトキシド、ナトリ
ウムエトキシド、カリウムメトキシド、水酸化マグネシ
ウム、水酸化カルシウム、ベンザチン、コリン、ジエタ
ノールアミン、エチレンジアミン、メグルミン、ベネス
アミン(benethamine)、ジエチルアミン、
ピペラジンおよびトロメタアミンである。この塩は、濃
縮乾燥もしくは非溶剤添加により、単離される。ある場
合には、塩は、所望の陽イオン塩が析出する溶媒を用い
て、アルドン酸溶液を陽イオンの異なった塩(エチルヘ
キサン酸ナトリウム、オレイン酸カルシウム、またはマ
グネシウム)溶液と混合することにより、調製可能であ
る。または、塩は、濃縮および非溶剤添加により、単離
可能である。一般的には、グルコン酸カルシウムなどの
好ましいアルドン酸塩は容易に入手可能である。
は、アルドン酸を、助溶剤中、通常は1当量の適当な塩
基と反応させることにより、調製される。典型的な塩基
は、水酸化ナトリウム、ナトリウムメトキシド、ナトリ
ウムエトキシド、カリウムメトキシド、水酸化マグネシ
ウム、水酸化カルシウム、ベンザチン、コリン、ジエタ
ノールアミン、エチレンジアミン、メグルミン、ベネス
アミン(benethamine)、ジエチルアミン、
ピペラジンおよびトロメタアミンである。この塩は、濃
縮乾燥もしくは非溶剤添加により、単離される。ある場
合には、塩は、所望の陽イオン塩が析出する溶媒を用い
て、アルドン酸溶液を陽イオンの異なった塩(エチルヘ
キサン酸ナトリウム、オレイン酸カルシウム、またはマ
グネシウム)溶液と混合することにより、調製可能であ
る。または、塩は、濃縮および非溶剤添加により、単離
可能である。一般的には、グルコン酸カルシウムなどの
好ましいアルドン酸塩は容易に入手可能である。
【0029】”薬剤学的に許容される塩”とは、アルカ
リ金属塩(たとえばナトリムおよびカリウム)、アルカ
リ土類金属塩(たとえばマグネシウムおよびカルシウ
ム)、アルミニウム塩、アンモニウム塩およびベンザチ
ン、コリン、ジエタノールアミン、エチレンジアミン、
メグルミン、ベネトミン(benethomine)、
ジエチルアミン、ピペラジン、トロメタミンなどの有機
アミンとの塩等として定義される。
リ金属塩(たとえばナトリムおよびカリウム)、アルカ
リ土類金属塩(たとえばマグネシウムおよびカルシウ
ム)、アルミニウム塩、アンモニウム塩およびベンザチ
ン、コリン、ジエタノールアミン、エチレンジアミン、
メグルミン、ベネトミン(benethomine)、
ジエチルアミン、ピペラジン、トロメタミンなどの有機
アミンとの塩等として定義される。
【0030】本発明の苦味のある薬剤は、アセトアミノ
フェン、アンピシリン、アジトロマイシン、クロロフェ
ニラミン、シメチジン、クラリトロマイシン、ジフェン
ヒドラミン、エリトロマイシン、イブプロフェン、ペニ
シリン、フェニルブタゾン、ラニチジン、スピロノラク
トン、セオフィリンなどを含有するが、これらに限定さ
れるわけではない。上記苦味のある薬剤の全ては、メル
ク・インデックス、10巻、メルク・アンド・コーポレ
ーション、ニュージャージー(1983)に記載された
方法により、または、そこに引用された文献にしたがっ
て、合成される。ただし、クラリトロマイシンおよびア
ジトロマイシンを除く。アジトロマイシンは、ブライト
(Bright)による米国特許第4,474,468
号に記載の方法にしたがって合成される。アジトロマイ
シン2水和物は、国際特許公開第WO89/00576
号に記載の方法により合成される。クラリスロマイシン
は、ワタナベらによるヘテロサイクルス(Hetero
cycles)、1990年、31巻、2121−4ペ
ージに記載の方法により合成される。
フェン、アンピシリン、アジトロマイシン、クロロフェ
ニラミン、シメチジン、クラリトロマイシン、ジフェン
ヒドラミン、エリトロマイシン、イブプロフェン、ペニ
シリン、フェニルブタゾン、ラニチジン、スピロノラク
トン、セオフィリンなどを含有するが、これらに限定さ
れるわけではない。上記苦味のある薬剤の全ては、メル
ク・インデックス、10巻、メルク・アンド・コーポレ
ーション、ニュージャージー(1983)に記載された
方法により、または、そこに引用された文献にしたがっ
て、合成される。ただし、クラリトロマイシンおよびア
ジトロマイシンを除く。アジトロマイシンは、ブライト
(Bright)による米国特許第4,474,468
号に記載の方法にしたがって合成される。アジトロマイ
シン2水和物は、国際特許公開第WO89/00576
号に記載の方法により合成される。クラリスロマイシン
は、ワタナベらによるヘテロサイクルス(Hetero
cycles)、1990年、31巻、2121−4ペ
ージに記載の方法により合成される。
【0031】上記組成物は、本発明の所望のテイスト−
マスキング特性を示す。錠剤または粉剤を調製するため
に、しばしば上記組成物に他の付形剤を添加することが
望ましい。これらの付形剤は、甘味剤、香味剤、結合
剤、安定剤、可塑剤、色素、充填剤などであってもよ
い。
マスキング特性を示す。錠剤または粉剤を調製するため
に、しばしば上記組成物に他の付形剤を添加することが
望ましい。これらの付形剤は、甘味剤、香味剤、結合
剤、安定剤、可塑剤、色素、充填剤などであってもよ
い。
【0032】甘味剤は、時々好ましい香味剤をテイスト
−マスキングされた組成物に与えるのに使用される。前
記甘味剤により与えられる甘味香料は、テイスト−マス
キング成分により変化したり減少したりしないものであ
る。前記テイスト−マスキング成分は、苦味のある薬剤
のテイスト−マスキングに特異的である。好ましい甘味
剤は、アスパルテーム、サッカリン、シクラメイトなど
の人工甘味剤であり、アルパルテームおよびサッカリン
の混合物も好ましい。サッカロース、フラクトース、グ
ルコース、グリコール酸ナトリウムおよびその他のモノ
−およびジサッカライドなどの天然の甘味剤が好まし
い。また、アスパルテームおよびサッカロースの混合物
およびその他の混合物など、人工および天然の甘味剤の
混合物も好ましい。甘味剤は、使用された甘味剤に依存
して、錠剤の約0.02重量%から約75重量%からな
る。無論、使用されるアスパルテームおよびサッカリン
の量は一般的に、上記の他の甘味剤の量よりも、より少
なくて良く、好ましくは、単独で使用される場合、錠剤
の約5重量%より少なくする。
−マスキングされた組成物に与えるのに使用される。前
記甘味剤により与えられる甘味香料は、テイスト−マス
キング成分により変化したり減少したりしないものであ
る。前記テイスト−マスキング成分は、苦味のある薬剤
のテイスト−マスキングに特異的である。好ましい甘味
剤は、アスパルテーム、サッカリン、シクラメイトなど
の人工甘味剤であり、アルパルテームおよびサッカリン
の混合物も好ましい。サッカロース、フラクトース、グ
ルコース、グリコール酸ナトリウムおよびその他のモノ
−およびジサッカライドなどの天然の甘味剤が好まし
い。また、アスパルテームおよびサッカロースの混合物
およびその他の混合物など、人工および天然の甘味剤の
混合物も好ましい。甘味剤は、使用された甘味剤に依存
して、錠剤の約0.02重量%から約75重量%からな
る。無論、使用されるアスパルテームおよびサッカリン
の量は一般的に、上記の他の甘味剤の量よりも、より少
なくて良く、好ましくは、単独で使用される場合、錠剤
の約5重量%より少なくする。
【0033】香味剤もまた、組成物の香味を改善するた
めに使用可能であり、甘味剤を用いれば、香味剤の好ま
しい香味を、本発明のテイスト−マスキング成分によ
り、変化させたり、または減少させることはないもので
ある。以下に示す香味剤は、単独でまたは混合して使用
してもよい。好ましい香味剤としては、チェリー、スト
ロベリー、グレープ、クリーム、バニラ、チョコレー
ト、モカ、スペアミント、コーラなどであるが、これら
に限定されるわけではない。一般的には、組成物の満足
のゆく香を引きだすのに必要な香味剤の全量は、薬剤組
成物のせいぜい3重量%である。
めに使用可能であり、甘味剤を用いれば、香味剤の好ま
しい香味を、本発明のテイスト−マスキング成分によ
り、変化させたり、または減少させることはないもので
ある。以下に示す香味剤は、単独でまたは混合して使用
してもよい。好ましい香味剤としては、チェリー、スト
ロベリー、グレープ、クリーム、バニラ、チョコレー
ト、モカ、スペアミント、コーラなどであるが、これら
に限定されるわけではない。一般的には、組成物の満足
のゆく香を引きだすのに必要な香味剤の全量は、薬剤組
成物のせいぜい3重量%である。
【0034】本発明の錠剤調製において使用可能な結合
剤としては、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキ
シプロピルメチルセルロース、ナトリウムカルボキシメ
チルメチルセルロース、およびメチルセルロースなどの
結合剤が挙げられる。使用される結合剤の量は、製造さ
れる特別の薬剤の性質に依存するが、一般的には、結合
剤の量は、薬剤組成物の全重量の5%を越えないもので
ある。
剤としては、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキ
シプロピルメチルセルロース、ナトリウムカルボキシメ
チルメチルセルロース、およびメチルセルロースなどの
結合剤が挙げられる。使用される結合剤の量は、製造さ
れる特別の薬剤の性質に依存するが、一般的には、結合
剤の量は、薬剤組成物の全重量の5%を越えないもので
ある。
【0035】組成物はまた、色素を含有して魅惑のある
色とすることにより、時には許容されるものとなるた
め、錠剤の見かけを改善するのに使用可能である色素を
含有可能である。一般的には、前記色素が使用される場
合、その色素の粒径は、5マイクロメーターと10マイ
クロメーターの間である。二酸化チタン、酸化鉄および
野菜染料を含むその他の種々の色素等の色素が使用可能
である。光感受性またはその他の不安定な薬剤の保存性
は、しばしば、色素および乳白剤の安定効果により改善
可能である。色素または乳白剤が使用され、可塑剤の使
用が望ましい場合には、ポリソルベート(polyso
rbate)60、ポリソルベート80、ポリビニルピ
ロリドン、プロピレングリコールなどの非イオン性可塑
剤が使用されることが好ましい。
色とすることにより、時には許容されるものとなるた
め、錠剤の見かけを改善するのに使用可能である色素を
含有可能である。一般的には、前記色素が使用される場
合、その色素の粒径は、5マイクロメーターと10マイ
クロメーターの間である。二酸化チタン、酸化鉄および
野菜染料を含むその他の種々の色素等の色素が使用可能
である。光感受性またはその他の不安定な薬剤の保存性
は、しばしば、色素および乳白剤の安定効果により改善
可能である。色素または乳白剤が使用され、可塑剤の使
用が望ましい場合には、ポリソルベート(polyso
rbate)60、ポリソルベート80、ポリビニルピ
ロリドン、プロピレングリコールなどの非イオン性可塑
剤が使用されることが好ましい。
【0036】本発明の多くの実施態様においては、希釈
剤または充填剤を組成物に添加することが好ましい。本
発明の実施態様において有用な使用可能な希釈剤として
は、デキストロース、ソルビトール、サッカロース、ラ
クトースおよびマンニトール、尿素、塩、たとえば塩化
カリウム、塩化ナトリウム、リン酸塩、ゼラチン、澱
粉、たとえばメチル−、エチル−、プロピル−、ヒドロ
キシメチル、ヒドロキシエチル、ヒドロキシプロピルま
たはヒドロキシプロピルメチルセルロースなどの天然ま
たは合成セルロース誘導体、シリカ、ポリビニルアルコ
ール、ポリビニルピロリドンおよびステアリン酸及びそ
の塩、たとえば、特にステアリン酸マグネシウムなどが
挙げられる。一般的には、希釈剤または充填剤のタイプ
及び量は、製剤される薬剤の物理化学特性に依存する。
希釈剤は一般的には、組成物の約0.1重量%から約9
5重量%からなり、好ましくは、組成物の約10重量%
と約35重量%の間である。
剤または充填剤を組成物に添加することが好ましい。本
発明の実施態様において有用な使用可能な希釈剤として
は、デキストロース、ソルビトール、サッカロース、ラ
クトースおよびマンニトール、尿素、塩、たとえば塩化
カリウム、塩化ナトリウム、リン酸塩、ゼラチン、澱
粉、たとえばメチル−、エチル−、プロピル−、ヒドロ
キシメチル、ヒドロキシエチル、ヒドロキシプロピルま
たはヒドロキシプロピルメチルセルロースなどの天然ま
たは合成セルロース誘導体、シリカ、ポリビニルアルコ
ール、ポリビニルピロリドンおよびステアリン酸及びそ
の塩、たとえば、特にステアリン酸マグネシウムなどが
挙げられる。一般的には、希釈剤または充填剤のタイプ
及び量は、製剤される薬剤の物理化学特性に依存する。
希釈剤は一般的には、組成物の約0.1重量%から約9
5重量%からなり、好ましくは、組成物の約10重量%
と約35重量%の間である。
【0037】薬剤組成物は、当業者に公知の種々の従来
法のいずれかを使用することにより、調製可能である。
好ましくは、活性薬剤を、テイスト−マスキング成分、
甘味剤およびその他の付形剤と混合し、ブレンダーで混
合する。この混合物を、ウエットマッシング装置(we
t massing apparatus、ホバートモ
デルA200Tミキサー(Hobart Model
A200T Mixer))で、水中、ヒドロキシプロ
ピルセルロースなどの結合剤または充填剤の溶液に添加
する。一般には、混合物を分割して水溶液に添加するこ
とが好ましい。混合物を添加した後、ウエットマッシン
グ終点に至るまで、ウエットマッシング装置で完全に混
合する。前記ウエットマッシング終点は、当業者に理解
されているように、目視検査により検知される。
法のいずれかを使用することにより、調製可能である。
好ましくは、活性薬剤を、テイスト−マスキング成分、
甘味剤およびその他の付形剤と混合し、ブレンダーで混
合する。この混合物を、ウエットマッシング装置(we
t massing apparatus、ホバートモ
デルA200Tミキサー(Hobart Model
A200T Mixer))で、水中、ヒドロキシプロ
ピルセルロースなどの結合剤または充填剤の溶液に添加
する。一般には、混合物を分割して水溶液に添加するこ
とが好ましい。混合物を添加した後、ウエットマッシン
グ終点に至るまで、ウエットマッシング装置で完全に混
合する。前記ウエットマッシング終点は、当業者に理解
されているように、目視検査により検知される。
【0038】ウエットマッシング工程からえられたウエ
ットマス化された粒子は乾燥され、この乾燥された混合
物は一般的にはさらに、ミルにより整粒し、整粒された
粒子をブレンダーに配する。この時点で、所望の香味剤
が、ブレンダーに入れられる。未だ添加されていない所
望の、他の付形剤も、この時点で添加される。
ットマス化された粒子は乾燥され、この乾燥された混合
物は一般的にはさらに、ミルにより整粒し、整粒された
粒子をブレンダーに配する。この時点で、所望の香味剤
が、ブレンダーに入れられる。未だ添加されていない所
望の、他の付形剤も、この時点で添加される。
【0039】最終混合後、組成物は最終投与形態に製剤
調製される。もし投与形態が単に、薬剤師等により液体
に入れられるべき粉剤であるならば、調製は完了してい
る。さらに、懸濁投与製剤が所望される場合には、ウエ
ットマス化造粒工程が選択される。最終投与形態が、噛
むことの可能な錠剤である場合には、上記のように調製
された組成物が、錠剤プレス(マネストリF3錠剤プレ
ス(ManestryF3 Tablet Pres
s)等)に配される。錠剤のサイズは、各服用量で調合
されることが望ましい薬剤量により決定され、個々の薬
剤の効力に応じて種々変えられるものである。一般的
に、アジトロマイシンに関しては、錠剤のサイズは、約
250mgから約1500mgであり、錠剤中に存在す
る活性剤の量は、約100mgから約500mgであ
る。
調製される。もし投与形態が単に、薬剤師等により液体
に入れられるべき粉剤であるならば、調製は完了してい
る。さらに、懸濁投与製剤が所望される場合には、ウエ
ットマス化造粒工程が選択される。最終投与形態が、噛
むことの可能な錠剤である場合には、上記のように調製
された組成物が、錠剤プレス(マネストリF3錠剤プレ
ス(ManestryF3 Tablet Pres
s)等)に配される。錠剤のサイズは、各服用量で調合
されることが望ましい薬剤量により決定され、個々の薬
剤の効力に応じて種々変えられるものである。一般的
に、アジトロマイシンに関しては、錠剤のサイズは、約
250mgから約1500mgであり、錠剤中に存在す
る活性剤の量は、約100mgから約500mgであ
る。
【0040】本発明による製剤の投与は、通常の経口投
与により行なわれ、すなわち、口に入れて噛み、次いで
飲み込むものである。この錠剤は、すり砕かれて、穀
物、アイスクリームまたはその他の食物または飲物に混
合させるまたは散在させ、摂取されてもよい。または、
所望ならば噛んだり混合したりせずに、全錠剤を飲み込
んでもよい。組成物の再構成可能な製剤が、懸濁液とし
て投与される場合には、前記懸濁液は、一般にはそのま
ま摂取される。または、前記懸濁液は、所望ならば、錠
剤の場合と同様に、食物または飲物に混合してもよい。
与により行なわれ、すなわち、口に入れて噛み、次いで
飲み込むものである。この錠剤は、すり砕かれて、穀
物、アイスクリームまたはその他の食物または飲物に混
合させるまたは散在させ、摂取されてもよい。または、
所望ならば噛んだり混合したりせずに、全錠剤を飲み込
んでもよい。組成物の再構成可能な製剤が、懸濁液とし
て投与される場合には、前記懸濁液は、一般にはそのま
ま摂取される。または、前記懸濁液は、所望ならば、錠
剤の場合と同様に、食物または飲物に混合してもよい。
【0041】ここで使用されるアザライドとは、環の一
部として窒素原子を含有する半合成エリトロマイシン誘
導体を意味する(たとえば、ブライト(Bright)
ら、ジャーナル・オブ・アンチバイオティックス(Jo
urnal of Antibiotics)、198
8年、41巻、1029−47ページ参照)。
部として窒素原子を含有する半合成エリトロマイシン誘
導体を意味する(たとえば、ブライト(Bright)
ら、ジャーナル・オブ・アンチバイオティックス(Jo
urnal of Antibiotics)、198
8年、41巻、1029−47ページ参照)。
【0042】
【実施例】以下、本発明を実施例を用いて説明する。た
だし本発明は、これらの実施例の特定細部事項に限定さ
れるものではなく、本発明の範囲内における種々の変換
は可能である。
だし本発明は、これらの実施例の特定細部事項に限定さ
れるものではなく、本発明の範囲内における種々の変換
は可能である。
【0043】実施例1 アジトロマイシンの噛むことの可能な錠剤#1
【0044】サッカロース(1433.216g)、ア
ジトロマイシン2水和物(530.784g、全組成物
の13.4%)、マンニトール(1200g)、予めゼ
ラチン化された澱粉(200g)および酸化マグネシウ
ム(280g、全組成物の7.0%)を、ブレンダーに
入れ、15分間、混合した。この混合物をフルイにか
け、更に15分間、混合した。ウエットマッシング装置
の容器に、ヒドロキシプロピルセルロースの10%w/
w溶液(40gのヒドロキシプロピルセルロースを36
0gの暖められた水(60℃)に添加して撹拌しながら
調製した)を入れ、4つに等分された前記混合物を、そ
れぞれ低速度で操作されているミキサーに入れた。添加
後、混合物は、ウエット造粒終点に達するまで完全に混
合した。ウエット粒子混合物を、ポリエチレン内張りト
レイに移し、50℃で乾燥した。乾燥混合物をさらにミ
ルを通して整粒化した。整粒化した混合物をブレンダー
に移し、5分間混合した。この混合物に、アスパルテー
ム(100g)、人工チェリー香味剤(32.000
g)、人工クリーム香味剤(32.000g)、および
人工ストロベリー香味剤(32.000g)を添加し、
10分間混合した。この混合物に、ステアリン酸マグネ
シウム(120.000g)を加え、混合物をさらに5
分間混合した。ブレンダーの中身を、ブレンダーから取
り除き、錠剤プレスを用いてプレスした。これにより、
4000個の1g錠剤が製造され、各錠剤はアジトロマ
イシンを125mg含有するものであった。
ジトロマイシン2水和物(530.784g、全組成物
の13.4%)、マンニトール(1200g)、予めゼ
ラチン化された澱粉(200g)および酸化マグネシウ
ム(280g、全組成物の7.0%)を、ブレンダーに
入れ、15分間、混合した。この混合物をフルイにか
け、更に15分間、混合した。ウエットマッシング装置
の容器に、ヒドロキシプロピルセルロースの10%w/
w溶液(40gのヒドロキシプロピルセルロースを36
0gの暖められた水(60℃)に添加して撹拌しながら
調製した)を入れ、4つに等分された前記混合物を、そ
れぞれ低速度で操作されているミキサーに入れた。添加
後、混合物は、ウエット造粒終点に達するまで完全に混
合した。ウエット粒子混合物を、ポリエチレン内張りト
レイに移し、50℃で乾燥した。乾燥混合物をさらにミ
ルを通して整粒化した。整粒化した混合物をブレンダー
に移し、5分間混合した。この混合物に、アスパルテー
ム(100g)、人工チェリー香味剤(32.000
g)、人工クリーム香味剤(32.000g)、および
人工ストロベリー香味剤(32.000g)を添加し、
10分間混合した。この混合物に、ステアリン酸マグネ
シウム(120.000g)を加え、混合物をさらに5
分間混合した。ブレンダーの中身を、ブレンダーから取
り除き、錠剤プレスを用いてプレスした。これにより、
4000個の1g錠剤が製造され、各錠剤はアジトロマ
イシンを125mg含有するものであった。
【0045】実施例2 アジトロマイシンの噛むことの可能な錠剤#2
【0046】アジトロマイシン2水和物(1619.8
70g、全組成物の60%)、F.D.アンドC.レッ
ド#40(1.125g)、酸化マグネシウム(30
9.757g、全組成物の11.5%)、グルコン酸カ
ルシウム(46.4160mg、全組成物の1.7%)
およびグルコン酸澱粉ナトリウム(139.248g)
を、8クォートの”V”ブレンダーに入れ、30分間混
合した。この混合物を、#0プレート(フルイの目の大
きさ:0.027インチ)付きフィッツパトリックJT
コミニュター(Fitzpatrick JT Com
minutor)に、前方にハンマーをつけて、中間の
速度で通過させた。この混合物を、ブレンダーに戻し、
更に30分間混合した。この混合物を、8クォートのホ
バートプラネタリーミキサー(Hobart Plan
etary Mixer)(モデルC−100)に移
し、スロー(#1)のセッティングで混合した。混合中
に、450gのヒドロキシプロピルセルロース溶液(4
5gのヒドロキシプロピルセルロースを405gの暖め
られた水(60℃)に撹拌しながら調製した)を入れ、
ウエットマス化した。水(108g)を添加後、混合物
は、10分間混合した。さらに85gの水を加え、終点
に至らせた。この混合物を、さらに5分間、低速設定で
混合し、マスを粒状化した。このウエット混合物を、ポ
リエチレン内張りトレイに移し、一昼夜(16時間)、
強制空気中、50℃で加熱した。乾燥した混合物を、#
2Aプレート(フルイの目の大きさ:0.093イン
チ)付きフィッツパトリックJTコミニュター(Fit
zpatrick JT Comminutor)に、
前方にナイフをつけて、低速度で通過させた。この粒子
化した混合物を、8クォートの”V”ブレンダーに入
れ、香味剤を添加し、香味の付けられた粒子化物を30
分間混合した。この混合物に、ステアリン酸マグネシウ
ム(45g)を加え、混合物はさらに5分間混合した。
この混合物を、プレスすることにより、750mgプラ
スマイナス3%の最終錠剤が得られた。
70g、全組成物の60%)、F.D.アンドC.レッ
ド#40(1.125g)、酸化マグネシウム(30
9.757g、全組成物の11.5%)、グルコン酸カ
ルシウム(46.4160mg、全組成物の1.7%)
およびグルコン酸澱粉ナトリウム(139.248g)
を、8クォートの”V”ブレンダーに入れ、30分間混
合した。この混合物を、#0プレート(フルイの目の大
きさ:0.027インチ)付きフィッツパトリックJT
コミニュター(Fitzpatrick JT Com
minutor)に、前方にハンマーをつけて、中間の
速度で通過させた。この混合物を、ブレンダーに戻し、
更に30分間混合した。この混合物を、8クォートのホ
バートプラネタリーミキサー(Hobart Plan
etary Mixer)(モデルC−100)に移
し、スロー(#1)のセッティングで混合した。混合中
に、450gのヒドロキシプロピルセルロース溶液(4
5gのヒドロキシプロピルセルロースを405gの暖め
られた水(60℃)に撹拌しながら調製した)を入れ、
ウエットマス化した。水(108g)を添加後、混合物
は、10分間混合した。さらに85gの水を加え、終点
に至らせた。この混合物を、さらに5分間、低速設定で
混合し、マスを粒状化した。このウエット混合物を、ポ
リエチレン内張りトレイに移し、一昼夜(16時間)、
強制空気中、50℃で加熱した。乾燥した混合物を、#
2Aプレート(フルイの目の大きさ:0.093イン
チ)付きフィッツパトリックJTコミニュター(Fit
zpatrick JT Comminutor)に、
前方にナイフをつけて、低速度で通過させた。この粒子
化した混合物を、8クォートの”V”ブレンダーに入
れ、香味剤を添加し、香味の付けられた粒子化物を30
分間混合した。この混合物に、ステアリン酸マグネシウ
ム(45g)を加え、混合物はさらに5分間混合した。
この混合物を、プレスすることにより、750mgプラ
スマイナス3%の最終錠剤が得られた。
【0047】実施例3 アジトロマイシン懸濁剤#1
【0048】サッカロース(1433.216g)、ア
ジトロマイシン2水和物(530.784g)、マンニ
トール(1200g)、予めゼラチン化された澱粉(2
00g)および酸化マグネシウム(280g)を、ブレ
ンダーに入れ、15分間混合した。この混合物をフルイ
に通し、さらに15分間混合した。この混合物に、アス
パルテーム(100g)、人工チェリー香味剤(8.0
00g)、人工クリーム香味剤(8.000g)、およ
び人工ストロベリー香味剤(8.000g)を添加し、
10分間混合した。この混合物に、ステアリン酸マグネ
シウム(30.000g)を加え、混合物はさらに5分
間混合した。ブレンダーの中身を、ブレンダーから取り
除き、水を用いて懸濁剤として完成した。
ジトロマイシン2水和物(530.784g)、マンニ
トール(1200g)、予めゼラチン化された澱粉(2
00g)および酸化マグネシウム(280g)を、ブレ
ンダーに入れ、15分間混合した。この混合物をフルイ
に通し、さらに15分間混合した。この混合物に、アス
パルテーム(100g)、人工チェリー香味剤(8.0
00g)、人工クリーム香味剤(8.000g)、およ
び人工ストロベリー香味剤(8.000g)を添加し、
10分間混合した。この混合物に、ステアリン酸マグネ
シウム(30.000g)を加え、混合物はさらに5分
間混合した。ブレンダーの中身を、ブレンダーから取り
除き、水を用いて懸濁剤として完成した。
【0049】実施例4−15
【0050】以下に(全組成物のパーセントとして)示
すようにアジトロマイシン2水和物および酸化マグネシ
ウムの量を変えた以外は、実質的に実施例1と同様の工
程を用いて、以下の実施例の組成物を調製した。
すようにアジトロマイシン2水和物および酸化マグネシ
ウムの量を変えた以外は、実質的に実施例1と同様の工
程を用いて、以下の実施例の組成物を調製した。
【0051】 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 実施例 アジトロマイシン(%) MgO(%) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 4 21.4 3.5 5 35.7 1.7 6 35.7 3.4 7 35.7 6.9 8 30.6 16.0 9 13.4 6.5 10 13.4 7.5 11 26.5 7.0 12 26.5 14.0 13 31.8 6.5 14 13.1 6.5 15 13.1 1.6 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【0052】実施例16−29
【0053】以下に(全組成物のパーセントとして)示
すようにアジトロマイシン2水和物、酸化マグネシウム
およびグルコン酸カルシウムの量を変えた以外は、実質
的に実施例2と同様の工程を用いて、以下の実施例の組
成物を調製した。
すようにアジトロマイシン2水和物、酸化マグネシウム
およびグルコン酸カルシウムの量を変えた以外は、実質
的に実施例2と同様の工程を用いて、以下の実施例の組
成物を調製した。
【0054】 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 実施例 アジトロマイシン(%) MgO(%) グルコン酸カルシウム(%) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 16 21.4 4.1 11.0 17 13.3 2.5 13.7 18 13.3 6.5 7.0 19 13.1 1.5 16.5 20 31.8 3.1 16.5 21 31.4 4.6 16.5 22 31.5 6.2 16.5 23 59.0 9.5 6.6 24 59.0 11.5 23.5 25 71.0 13.8 9.2 26 71.0 13.8 8.5 27 71.0 13.8 5.4 28 71.0 13.8 7.4 29 72.0 13.8 6.2 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【0055】実施例30−34 アジトロマイシン懸濁剤
【0056】アジトロマイシンを酸化マグネシウムと混
合し、混合物を50mLの水に懸濁させて、経口懸濁剤
にした。
合し、混合物を50mLの水に懸濁させて、経口懸濁剤
にした。
【0057】 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 実施例 アジトロマイシン(mg) MgO(mg) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 30 600 20.65 31 500 103 32 500 51.63 33 500 25.81 34 500 12.91 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【0058】実施例35−39
【0059】アジトロマイシン、酸化マグネシウムおよ
びグルコン酸カルシウムを混合し、混合物を50mLの
水に懸濁させて、経口可能な懸濁剤にした。
びグルコン酸カルシウムを混合し、混合物を50mLの
水に懸濁させて、経口可能な懸濁剤にした。
【0060】 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 実施例 アジトロマイシン(mg)MgO(mg)グルコン酸カルシウム(mg) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 35 300 15.5 165.3 36 300 65 165.3 37 300 16 165.3 38 300 35 165.3 39 300 46.5 165.3 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
Claims (15)
- 【請求項1】 苦味のある薬剤;アルカリ土類酸化物お
よびアルカリ土類水酸化物からなる群から選択された塩
基性化合物;および薬剤学的に許容されるキャリアから
なる、苦味の減少した薬剤組成物。 - 【請求項2】 前記塩基性化合物がアルカリ土類酸化物
である、請求項1に記載の組成物。 - 【請求項3】 前記苦味のある薬剤がアザライドであ
る、請求項2に記載の組成物。 - 【請求項4】 前記アルカリ土類酸化物が酸化マグネシ
ウムである、請求項3に記載の組成物。 - 【請求項5】 前記アザライドがアジトロマイシンであ
る、請求項4に記載の組成物。 - 【請求項6】 さらに、アルドン酸またはその薬剤学的
に許容される塩からなる、請求項1に記載の化合物。 - 【請求項7】 前記アルドン酸が薬剤学的に許容される
塩として存在する、請求項6に記載の組成物。 - 【請求項8】 前記アルドン酸塩がグルコン酸カルシウ
ムである、請求項7に記載の組成物。 - 【請求項9】 前記塩基性化合物がアルカリ土類酸化物
である、請求項8に記載の組成物。 - 【請求項10】 前記苦味のある薬剤がアザライドであ
る、請求項9に記載の組成物。 - 【請求項11】 前記アルカリ土類酸化物が酸化マグネ
シウムである、請求項10に記載の組成物。 - 【請求項12】 前記アザライドがアジトロマイシンで
ある、請求項11に記載の組成物。 - 【請求項13】 請求項1に記載の薬剤組成物としての
苦味のある薬剤を製剤することからなる、苦味のある薬
剤の苦味減少方法。 - 【請求項14】 バクテリアに感染した哺乳類に、請求
項3に記載の薬剤組成物を抗菌効果量投与することから
なる、バクテリア感染治療方法。 - 【請求項15】 バクテリアに感染した哺乳類に、請求
項10に記載の薬剤組成物を抗菌効果量投与することか
らなる、バクテリア感染治療方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US92226292A | 1992-07-30 | 1992-07-30 | |
US922,262 | 1992-07-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06206824A true JPH06206824A (ja) | 1994-07-26 |
JP2685403B2 JP2685403B2 (ja) | 1997-12-03 |
Family
ID=25446788
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5183954A Expired - Fee Related JP2685403B2 (ja) | 1992-07-30 | 1993-07-26 | 苦味のある薬剤のテイスト−マスキング組成物 |
Country Status (29)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5633006A (ja) |
EP (1) | EP0582396B1 (ja) |
JP (1) | JP2685403B2 (ja) |
KR (1) | KR100242399B1 (ja) |
CN (1) | CN1030964C (ja) |
AT (1) | ATE198421T1 (ja) |
AU (1) | AU655892B2 (ja) |
CA (1) | CA2101466C (ja) |
CZ (1) | CZ285057B6 (ja) |
DE (1) | DE69329810T2 (ja) |
DK (1) | DK0582396T3 (ja) |
EG (1) | EG20385A (ja) |
ES (1) | ES2153836T3 (ja) |
FI (1) | FI933404A (ja) |
GR (1) | GR3035426T3 (ja) |
HR (1) | HRP931049B1 (ja) |
HU (1) | HU221682B1 (ja) |
IL (1) | IL106451A (ja) |
MX (1) | MX9304577A (ja) |
MY (1) | MY110581A (ja) |
NO (1) | NO308023B1 (ja) |
NZ (1) | NZ248280A (ja) |
PL (1) | PL174795B1 (ja) |
PT (1) | PT582396E (ja) |
RU (1) | RU2126257C1 (ja) |
SK (1) | SK280194B6 (ja) |
TW (1) | TW271400B (ja) |
YU (1) | YU52593A (ja) |
ZA (1) | ZA935475B (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003504324A (ja) * | 1999-07-08 | 2003-02-04 | エティファーム | 味がマスクされ、活性成分を即時放出する、被覆された顆粒の製造方法 |
JP2006052169A (ja) * | 2004-08-12 | 2006-02-23 | Wakoudou Kk | ゾル状又はゲル状の服薬補助食品 |
JP2007238451A (ja) * | 2006-03-03 | 2007-09-20 | Elmed Eisai Kk | 医薬組成物及びその製造方法 |
WO2012029913A1 (ja) * | 2010-09-01 | 2012-03-08 | 興和株式会社 | 経口剤 |
JP2020083884A (ja) * | 2018-11-16 | 2020-06-04 | エスエス製薬株式会社 | イブプロフェン含有経口用医薬製剤 |
Families Citing this family (94)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5605889A (en) * | 1994-04-29 | 1997-02-25 | Pfizer Inc. | Method of administering azithromycin |
KR100232297B1 (ko) * | 1994-05-06 | 1999-12-01 | 디. 제이. 우드 | 아지트로마이신의 제어된 방출 투여형 제제 |
JP3610418B2 (ja) * | 1995-08-08 | 2005-01-12 | カシオ計算機株式会社 | 液晶駆動方法及び液晶表示装置 |
US8071128B2 (en) | 1996-06-14 | 2011-12-06 | Kyowa Hakko Kirin Co., Ltd. | Intrabuccally rapidly disintegrating tablet and a production method of the tablets |
US20050064033A1 (en) * | 1997-04-11 | 2005-03-24 | Notario Gerard F. | Extended release formulations of erythromycin derivatives |
US6551616B1 (en) * | 1997-04-11 | 2003-04-22 | Abbott Laboratories | Extended release formulations of erythromycin derivatives |
GB9725219D0 (en) * | 1997-11-29 | 1998-01-28 | Cleansharp Ltd | Tablets |
WO2000048475A1 (fr) * | 1999-02-18 | 2000-08-24 | Fujisawa Pharmaceutical Co., Ltd. | Agent masquant |
US6239141B1 (en) | 1999-06-04 | 2001-05-29 | Pfizer Inc. | Trovafloxacin oral suspensions |
US6565882B2 (en) | 2000-02-24 | 2003-05-20 | Advancis Pharmaceutical Corp | Antibiotic composition with inhibitor |
US6544555B2 (en) | 2000-02-24 | 2003-04-08 | Advancis Pharmaceutical Corp. | Antibiotic product, use and formulation thereof |
US20020068078A1 (en) | 2000-10-13 | 2002-06-06 | Rudnic Edward M. | Antifungal product, use and formulation thereof |
US6541014B2 (en) | 2000-10-13 | 2003-04-01 | Advancis Pharmaceutical Corp. | Antiviral product, use and formulation thereof |
EP1671979B1 (en) | 2001-05-22 | 2008-08-13 | Pfizer Products Inc. | New Cristal Form of Azithromycin |
DK1411899T3 (da) * | 2001-08-01 | 2009-06-02 | Novartis Ag | Smagsmaskerende sammensætning |
GEP20063812B (en) * | 2001-08-21 | 2006-05-10 | Pfizer Prod Inc | Single dose azithromycin for treating respirator infections |
US9358214B2 (en) | 2001-10-04 | 2016-06-07 | Adare Pharmaceuticals, Inc. | Timed, sustained release systems for propranolol |
US11207805B2 (en) | 2001-10-12 | 2021-12-28 | Aquestive Therapeutics, Inc. | Process for manufacturing a resulting pharmaceutical film |
US20070281003A1 (en) | 2001-10-12 | 2007-12-06 | Fuisz Richard C | Polymer-Based Films and Drug Delivery Systems Made Therefrom |
US20110033542A1 (en) | 2009-08-07 | 2011-02-10 | Monosol Rx, Llc | Sublingual and buccal film compositions |
US20190328679A1 (en) | 2001-10-12 | 2019-10-31 | Aquestive Therapeutics, Inc. | Uniform films for rapid-dissolve dosage form incorporating anti-tacking compositions |
US7357891B2 (en) | 2001-10-12 | 2008-04-15 | Monosol Rx, Llc | Process for making an ingestible film |
US10285910B2 (en) | 2001-10-12 | 2019-05-14 | Aquestive Therapeutics, Inc. | Sublingual and buccal film compositions |
US8900498B2 (en) | 2001-10-12 | 2014-12-02 | Monosol Rx, Llc | Process for manufacturing a resulting multi-layer pharmaceutical film |
US8603514B2 (en) | 2002-04-11 | 2013-12-10 | Monosol Rx, Llc | Uniform films for rapid dissolve dosage form incorporating taste-masking compositions |
US8900497B2 (en) | 2001-10-12 | 2014-12-02 | Monosol Rx, Llc | Process for making a film having a substantially uniform distribution of components |
US8765167B2 (en) | 2001-10-12 | 2014-07-01 | Monosol Rx, Llc | Uniform films for rapid-dissolve dosage form incorporating anti-tacking compositions |
EP1541134A3 (en) * | 2001-10-18 | 2007-06-06 | Teva Pharmaceutical Industries Limited | Stabilized azithromycin compositions |
WO2003053399A2 (en) * | 2001-12-21 | 2003-07-03 | Pfizer Products Inc. | Methods for wet granulating azithromycin |
EP1455758A1 (en) * | 2001-12-21 | 2004-09-15 | Pfizer Products Inc. | Directly compressible formulations of azithromycin |
BR0307331A (pt) * | 2002-02-01 | 2004-12-07 | Pfizer Prod Inc | Formulações granuladas a seco de azitromicina |
KR100993978B1 (ko) * | 2002-04-26 | 2010-11-11 | 니혼 텐사이 세이토 가부시키가이샤 | 변통개선제 |
US20040170686A1 (en) * | 2003-01-31 | 2004-09-02 | Fredrickson Jennifer K. | Suspension vehicle for coated drug particles |
US20040191326A1 (en) * | 2003-03-31 | 2004-09-30 | Reo Joseph P. | Taste-masking vehicle for coated oxazolidinone particles |
CN1744881A (zh) * | 2003-04-02 | 2006-03-08 | 普利瓦研究与发展有限公司 | 苦味减轻了的药物组合物 |
KR100503949B1 (ko) * | 2003-04-28 | 2005-07-26 | 주식회사유한양행 | 염산 온단세트론의 쓴맛을 효과적으로 은폐한 경구용 구강속붕해정 조성물 |
EP1648472A2 (en) * | 2003-07-01 | 2006-04-26 | Ranbaxy Laboratories, Ltd. | Stable oral compositions of azithromycin monohydrate |
US20050013835A1 (en) * | 2003-07-15 | 2005-01-20 | Pfizer Inc. | Stable non-dihydrate azithromycin oral suspensions |
WO2005009365A2 (en) | 2003-07-21 | 2005-02-03 | Advancis Pharmaceutical Corporation | Antibiotic product, use and formulation thereof |
WO2005009368A2 (en) | 2003-07-21 | 2005-02-03 | Advancis Pharmaceutical Corporation | Antibiotic product, use and formulation thereof |
JP2006528185A (ja) | 2003-07-21 | 2006-12-14 | アドバンシス ファーマスーティカル コーポレイション | 抗生物質製剤、その使用法及び作成方法 |
US8758820B2 (en) | 2003-08-11 | 2014-06-24 | Shionogi Inc. | Robust pellet |
CA2535398C (en) | 2003-08-12 | 2013-11-12 | Advancis Pharmaceuticals Corporation | Antibiotic product, use and formulation thereof |
AU2004270170B2 (en) | 2003-08-29 | 2011-01-27 | Shionogi, Inc. | Antibiotic product, use and formulation thereof |
CA2538064C (en) | 2003-09-15 | 2013-12-17 | Advancis Pharmaceutical Corporation | Antibiotic product, use and formulation thereof |
US8168228B2 (en) * | 2003-10-17 | 2012-05-01 | Sandoz Ag | Antibiotic clarithromycin micropellet compositions |
US20050084540A1 (en) * | 2003-10-17 | 2005-04-21 | Indranil Nandi | Taste masking antibiotic composition |
US20050101547A1 (en) * | 2003-11-06 | 2005-05-12 | Sadatrezaei Mohsen | Stabilized azithromycin composition |
EP1691786A1 (en) | 2003-12-04 | 2006-08-23 | Pfizer Products Inc. | Multiparticulate compositions with improved stability |
WO2005053652A1 (en) | 2003-12-04 | 2005-06-16 | Pfizer Products Inc. | Multiparticulate crystalline drug compositions containing a poloxamer and a glyceride |
US6984403B2 (en) * | 2003-12-04 | 2006-01-10 | Pfizer Inc. | Azithromycin dosage forms with reduced side effects |
BRPI0417360A (pt) | 2003-12-04 | 2007-03-13 | Pfizer Prod Inc | método para a preparação de multiparticulados farmacêuticos |
BRPI0417348A (pt) * | 2003-12-04 | 2007-03-13 | Pfizer Prod Inc | processo de gelatinização por spray com utilização de uma extrusora para preparação de composições de droga cristalina multiparticulada contendo preferencialmente um poloxámero e um glicerìdeo |
KR20060109481A (ko) * | 2003-12-04 | 2006-10-20 | 화이자 프로덕츠 인코포레이티드 | 바람직하게는 폴록사머와 글리세라이드를 함유하는다미립자 아지트로마이신 조성물의 제조를 위해 압출기를사용하는 분무응결 방법 |
WO2005053639A2 (en) * | 2003-12-04 | 2005-06-16 | Pfizer Products Inc. | Controlled release multiparticulates formed with dissolution enhancers |
JP2007513146A (ja) * | 2003-12-04 | 2007-05-24 | ファイザー・プロダクツ・インク | 液体系プロセスによるアジスロマイシンマルチパーティキュレート剤形 |
CN1697648B (zh) * | 2003-12-04 | 2010-06-23 | 辉瑞产品公司 | 减少了副作用的阿奇霉素剂型 |
AU2005269981A1 (en) | 2004-07-02 | 2006-02-09 | Bonck, John A | Tablet for pulsed delivery |
US20060024335A1 (en) * | 2004-07-29 | 2006-02-02 | Roger Stier E | Oral compositions which mask the bitter taste of a bitter-tasting agent |
US8747895B2 (en) | 2004-09-13 | 2014-06-10 | Aptalis Pharmatech, Inc. | Orally disintegrating tablets of atomoxetine |
US9884014B2 (en) | 2004-10-12 | 2018-02-06 | Adare Pharmaceuticals, Inc. | Taste-masked pharmaceutical compositions |
NZ709754A (en) | 2004-10-21 | 2017-02-24 | Adare Pharmaceuticals Inc | Taste-masked pharmaceutical compositions with gastrosoluble pore-formers |
US20070020330A1 (en) | 2004-11-24 | 2007-01-25 | Medpointe Healthcare Inc. | Compositions comprising azelastine and methods of use thereof |
LT2486942T (lt) | 2004-11-24 | 2019-01-25 | Meda Pharmaceuticals Inc. | Kompozicijos, apimančios azelastiną ir jų panaudojimo būdai |
US20060198885A1 (en) * | 2005-02-22 | 2006-09-07 | Sun Pharmaceutical Industries Ltd. | Oral pharmaceutical composition |
US9161918B2 (en) | 2005-05-02 | 2015-10-20 | Adare Pharmaceuticals, Inc. | Timed, pulsatile release systems |
AU2016202290B2 (en) * | 2005-06-17 | 2017-10-05 | Wisconsin Alumni Research Foundation | Topical vasoconstrictor preparations and methods for protecting cells during cancer chemotherapy and radiotherapy |
US9101160B2 (en) | 2005-11-23 | 2015-08-11 | The Coca-Cola Company | Condiments with high-potency sweetener |
US8778924B2 (en) | 2006-12-04 | 2014-07-15 | Shionogi Inc. | Modified release amoxicillin products |
US8357394B2 (en) | 2005-12-08 | 2013-01-22 | Shionogi Inc. | Compositions and methods for improved efficacy of penicillin-type antibiotics |
ATE486593T1 (de) * | 2006-03-16 | 2010-11-15 | Novartis Ag | Feste dosierungsform mit einem wirkstoff mit unterdrücktem geschmack |
US8299052B2 (en) | 2006-05-05 | 2012-10-30 | Shionogi Inc. | Pharmaceutical compositions and methods for improved bacterial eradication |
US8017168B2 (en) | 2006-11-02 | 2011-09-13 | The Coca-Cola Company | High-potency sweetener composition with rubisco protein, rubiscolin, rubiscolin derivatives, ace inhibitory peptides, and combinations thereof, and compositions sweetened therewith |
EP2030644A1 (en) * | 2007-08-31 | 2009-03-04 | PARI Pharma GmbH | Aerosols for sinunasal drug delivery |
JP5698979B2 (ja) | 2007-10-25 | 2015-04-08 | センプラ ファーマシューティカルズ,インコーポレイテッド | マクロライド系抗菌剤の調製プロセス |
TWI468167B (zh) | 2007-11-16 | 2015-01-11 | 威佛(國際)股份有限公司 | 藥學組成物 |
WO2009099830A2 (en) * | 2008-01-31 | 2009-08-13 | Mcneil-Ppc, Inc. | Edible film-strips for immediate release of active ingredients |
EP2098219A1 (en) * | 2008-03-05 | 2009-09-09 | PARI Pharma GmbH | Macrolide compositions having improved taste and stability |
US20100297232A1 (en) * | 2009-05-19 | 2010-11-25 | Monosol Rx, Llc | Ondansetron film compositions |
MX2012006240A (es) | 2009-12-02 | 2012-10-03 | Aptalis Pharma Ltd | Microcapsulas de fexofenadina y composiciones que contienen las mismas. |
US9149959B2 (en) | 2010-10-22 | 2015-10-06 | Monosol Rx, Llc | Manufacturing of small film strips |
WO2012166899A2 (en) | 2011-06-03 | 2012-12-06 | Eisai R&D Management Co., Ltd. | Biomarkers for predicting and assessing responsiveness of thyroid and kidney cancer subjects to lenvatinib compounds |
WO2013129889A2 (ko) * | 2012-02-28 | 2013-09-06 | 주식회사 서울제약 | 실데나필을 유효성분으로 함유하며 고미가 은폐된 고함량 속용필름 |
RU2658050C2 (ru) | 2012-03-27 | 2018-06-19 | Семпра Фармасьютикалз, Инк. | Парентеральные составы для введения макролидных антибиотиков |
RU2498805C1 (ru) * | 2012-07-23 | 2013-11-20 | Открытое акционерное общество "Биосинтез" | Твердая лекарственная форма азитромицина |
CN103961368B (zh) * | 2013-12-05 | 2017-01-04 | 广西大学 | 蒙脱石负载的氢氧化钙抗酸剂 |
RS63559B1 (sr) | 2014-08-28 | 2022-10-31 | Eisai R&D Man Co Ltd | Derivat hinolina velike čistoće i postupak za njegovu proizvodnju |
PL3263106T3 (pl) * | 2015-02-25 | 2024-04-02 | Eisai R&D Management Co., Ltd. | Sposób tłumienia goryczy pochodnej chinoliny |
AU2015384801B2 (en) | 2015-03-04 | 2022-01-06 | Eisai R&D Management Co., Ltd. | Combination of a PD-1 antagonist and a VEGFR/FGFR/RET tyrosine kinase inhibitor for treating cancer |
BR112017027227B1 (pt) | 2015-06-16 | 2023-12-12 | Eisai R&D Management Co., Ltd | Agente anti-câncer |
US11273131B2 (en) | 2016-05-05 | 2022-03-15 | Aquestive Therapeutics, Inc. | Pharmaceutical compositions with enhanced permeation |
KR20190005199A (ko) | 2016-05-05 | 2019-01-15 | 어퀘스티브 테라퓨틱스, 아이엔씨. | 강화된 전달 에프네프린 조성물 |
TW202110437A (zh) * | 2019-05-23 | 2021-03-16 | 美商希諾瓦有限責任公司 | 用於酒精誘發之皮膚潮紅之治療及緩解的組成物及方法 |
EP4266902A1 (en) * | 2020-12-22 | 2023-11-01 | Solugen, Inc. | Bitter masking agent |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0296526A (ja) * | 1988-09-29 | 1990-04-09 | Dainippon Pharmaceut Co Ltd | 粉粒状医薬製剤 |
Family Cites Families (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3627885A (en) * | 1968-07-18 | 1971-12-14 | Rit Rech Ind Therapeut | Stabilized antibiotic compositions for animal feeding |
YU43006B (en) * | 1981-03-06 | 1989-02-28 | Pliva Pharm & Chem Works | Process for preparing n-methyl-11-aza-10-deoxo-10-dihydro erythromycin and derivatives thereof |
US4474768A (en) * | 1982-07-19 | 1984-10-02 | Pfizer Inc. | N-Methyl 11-aza-10-deoxo-10-dihydro-erytromycin A, intermediates therefor |
US4678661A (en) * | 1983-09-28 | 1987-07-07 | Gerhard Gergely | Effervescent composition and method of making same |
US4761274A (en) * | 1986-03-27 | 1988-08-02 | Warner-Lambert Company | Medicament adsorbates of analgesics with complex magnesium aluminum silicate and their preparation |
US4800087A (en) * | 1986-11-24 | 1989-01-24 | Mehta Atul M | Taste-masked pharmaceutical compositions |
WO1989002271A1 (en) * | 1987-09-10 | 1989-03-23 | Pfizer | Azithromycin and derivatives as antiprotozoal agents |
YU45590A (sh) * | 1990-03-07 | 1992-07-20 | PLIVA FARMACEVTSKA, KEMIJSKA, PREHRAMBENA I KOZMETIČKA INDUSTRIJA s.p.o. | Novi kompleksi odnosno helati antibiotika s dvovalentnim i/ili trovalentnim metalima i postupci za njihovo dobijanje |
ZA922776B (en) * | 1991-04-29 | 1993-10-15 | Lilly Co Eli | Pharmaceutical compounds |
IT1250701B (it) * | 1991-07-24 | 1995-04-21 | Angelini Francesco Ist Ricerca | Composizione farmaceutica solida per uso orale a base di dapiprazolo |
JPH05139996A (ja) * | 1991-11-15 | 1993-06-08 | Lion Corp | 苦味が軽減された鎮咳去痰製剤用組成物 |
IL104093A (en) * | 1991-12-31 | 1999-06-20 | Abbott Lab | Prolamine is expected to mask the taste of drugs given orally |
JPH05255120A (ja) * | 1992-03-12 | 1993-10-05 | Taisho Pharmaceut Co Ltd | 苦み隠蔽製剤 |
DE4216756C2 (de) * | 1992-05-21 | 1994-08-25 | Pharmatrans Sanaq Ag | 2-Arylpropionsäure-Zubereitungen und Verfahren zu ihrer Herstellung |
GB9211148D0 (en) * | 1992-05-26 | 1992-07-08 | Smithkline Beecham Plc | Novel treatment |
-
1993
- 1993-06-08 TW TW082104534A patent/TW271400B/zh active
- 1993-07-14 HR HR931049A patent/HRP931049B1/xx not_active IP Right Cessation
- 1993-07-14 AT AT93305515T patent/ATE198421T1/de not_active IP Right Cessation
- 1993-07-14 EP EP93305515A patent/EP0582396B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1993-07-14 PT PT93305515T patent/PT582396E/pt unknown
- 1993-07-14 ES ES93305515T patent/ES2153836T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1993-07-14 DK DK93305515T patent/DK0582396T3/da active
- 1993-07-14 DE DE69329810T patent/DE69329810T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1993-07-22 IL IL106451A patent/IL106451A/en not_active IP Right Cessation
- 1993-07-26 JP JP5183954A patent/JP2685403B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1993-07-27 CZ CZ931518A patent/CZ285057B6/cs not_active IP Right Cessation
- 1993-07-28 AU AU44261/93A patent/AU655892B2/en not_active Ceased
- 1993-07-28 MY MYPI93001485A patent/MY110581A/en unknown
- 1993-07-28 CA CA002101466A patent/CA2101466C/en not_active Expired - Fee Related
- 1993-07-28 EG EG47993A patent/EG20385A/xx active
- 1993-07-29 MX MX9304577A patent/MX9304577A/es not_active IP Right Cessation
- 1993-07-29 HU HU9302213A patent/HU221682B1/hu not_active IP Right Cessation
- 1993-07-29 CN CN93109317A patent/CN1030964C/zh not_active Expired - Fee Related
- 1993-07-29 KR KR1019930014564A patent/KR100242399B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1993-07-29 RU RU93042471A patent/RU2126257C1/ru not_active IP Right Cessation
- 1993-07-29 NZ NZ248280A patent/NZ248280A/en not_active IP Right Cessation
- 1993-07-29 PL PL93299865A patent/PL174795B1/pl not_active IP Right Cessation
- 1993-07-29 FI FI933404A patent/FI933404A/fi unknown
- 1993-07-29 ZA ZA935475A patent/ZA935475B/xx unknown
- 1993-07-29 NO NO932736A patent/NO308023B1/no unknown
- 1993-07-30 SK SK821-93A patent/SK280194B6/sk unknown
- 1993-07-30 YU YU52593A patent/YU52593A/sh unknown
-
1994
- 1994-10-24 US US08/328,977 patent/US5633006A/en not_active Expired - Fee Related
-
2001
- 2001-02-14 GR GR20010400257T patent/GR3035426T3/el not_active IP Right Cessation
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0296526A (ja) * | 1988-09-29 | 1990-04-09 | Dainippon Pharmaceut Co Ltd | 粉粒状医薬製剤 |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003504324A (ja) * | 1999-07-08 | 2003-02-04 | エティファーム | 味がマスクされ、活性成分を即時放出する、被覆された顆粒の製造方法 |
JP4749639B2 (ja) * | 1999-07-08 | 2011-08-17 | エティファーム | 味がマスクされ、活性成分を即時放出する、被覆された顆粒の製造方法 |
JP2006052169A (ja) * | 2004-08-12 | 2006-02-23 | Wakoudou Kk | ゾル状又はゲル状の服薬補助食品 |
JP2007238451A (ja) * | 2006-03-03 | 2007-09-20 | Elmed Eisai Kk | 医薬組成物及びその製造方法 |
WO2012029913A1 (ja) * | 2010-09-01 | 2012-03-08 | 興和株式会社 | 経口剤 |
JP2013144717A (ja) * | 2010-09-01 | 2013-07-25 | Kowa Co | ピタバスタチン又はその塩の苦味抑制方法 |
JP5259880B2 (ja) * | 2010-09-01 | 2013-08-07 | 興和株式会社 | 経口剤 |
JPWO2012029913A1 (ja) * | 2010-09-01 | 2013-10-31 | 興和株式会社 | 経口剤 |
JP2020083884A (ja) * | 2018-11-16 | 2020-06-04 | エスエス製薬株式会社 | イブプロフェン含有経口用医薬製剤 |
Also Published As
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2685403B2 (ja) | 苦味のある薬剤のテイスト−マスキング組成物 | |
CA1319109C (en) | Spray dried ibuprofen | |
US4760094A (en) | Spray dried acetaminophen | |
CA1290251C (en) | Spray dried acetaminophen | |
EP1194153B1 (en) | Taste masked pharmaceutical liquid formulations | |
RU2241460C2 (ru) | Фармацевтическая композиция цефуроксим аксетила с маскированным горьким вкусом | |
JP4619658B2 (ja) | 快い味の経口懸濁液および方法 | |
EP0268383B1 (en) | Spray dried acetaminophen | |
EP0265226B1 (en) | Spray dried acetaminophen | |
JP2006514968A (ja) | 低減された苦味を有する製薬組成物 | |
JP2004161701A (ja) | システイン類の苦味及び臭気が軽減された組成物 | |
US20050196417A1 (en) | Liquid pharmaceutical composition | |
KR810002012B1 (ko) | 경구용 제제(經口用製劑)의 제법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970715 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070815 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080815 Year of fee payment: 11 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |