JPH0620578A - 開閉装置用駆動回路 - Google Patents

開閉装置用駆動回路

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JPH0620578A
JPH0620578A JP17416492A JP17416492A JPH0620578A JP H0620578 A JPH0620578 A JP H0620578A JP 17416492 A JP17416492 A JP 17416492A JP 17416492 A JP17416492 A JP 17416492A JP H0620578 A JPH0620578 A JP H0620578A
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JP
Japan
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switchgear
drive
transistor
circuit
current
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JP17416492A
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English (en)
Inventor
Masaaki Matsuda
政昭 松田
Tomohiro Matsuyama
知広 松山
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 負荷装置を起動、停止させるトライアック、
サイリスタあるいはリレー等の開閉装置を駆動する駆動
回路において、開閉装置及び駆動回路を含む回路全体の
消費電力や発熱を低減し、効率及び信頼性の向上を図
る。 【構成】 駆動指令回路4の駆動信号によりトランジス
タ7,8がオンとなり、駆動コイル6に電流が流れて接
点部2が閉じる。このようにして開閉装置1が動作した
後、一定時間後にトランジスタ10がオフとなり、トラン
ジスタ7もオフとなるので、動作電流は抵抗12を通して
トランジスタ8に流れ、動作電流が減少する。その結
果、消費電力が低減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、暖房機器やモータ等の
負荷装置を起動、停止させるためのトライアック、サイ
リスタあるいはリレー等の開閉装置を駆動する、トラン
ジスタを含む駆動回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、ヒータやモータ等の負荷装置
を動作制御するために、トライアック、サイリスタある
いはリレー等の開閉装置が用いられている。
【0003】以下、従来の開閉装置の駆動回路につい
て、図2を参照しながら説明する。1は開閉装置であ
り、2はその接点部、6は接点部2を作動させる駆動コ
イル(励磁コイル)、3は負荷、4は開閉装置1の駆動を
指令する駆動指令回路、7は駆動指令回路の指令に基づ
いて駆動コイル6に流す電流をオン、オフ制御する駆動
用のトランジスタ、5は回路用直流電源である。
【0004】以上のように構成された開閉装置用駆動回
路について、以下その動作を説明する。まず、負荷3を
動作させるために、開閉装置1の接点部2を閉じる場
合、駆動指令回路4の駆動信号によりトランジスタ7を
導通(オン)させ、駆動コイル6に駆動電流I1を流す。
これにより接点部2が閉じて負荷3に電源が接続され、
負荷への通電が行われる。次に、負荷3を非動作とする
場合は、駆動指令回路4にてトランジスタ7を非導通
(オフ)にし駆動電流I1を切れば、開閉装置1の接点部
2が開き、負荷への通電が停止される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、負荷が動作中は開閉装置1へも電流が供
給されているため、開閉装置1や、駆動指令回路4を含
む駆動回路での電力消費が大きく、従って、効率低下や
発熱が大きいという問題に加えて、熱放散用部品が必要
となったり、部品の信頼性が低下するという問題も有し
ていた。
【0006】本発明は、上記従来技術の問題点を解決し
ようとするもので、電力消費を低減するようにした開閉
装置用駆動回路を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の開閉装置用駆動回路は、トランジスタ駆動
により開閉装置を動作させ、負荷装置を起動、停止させ
る駆動回路において、前記開閉装置が一旦動作した後、
その開閉装置の動作電流を低減する回路を備えた構成と
する。
【0008】
【作用】開閉装置は、一般的に、動作を開始する際は所
要の駆動電流を必要とするが、一旦動作を開始した後
は、動作電流を減少させてもその動作を保持することが
できる。従って、上記構成により、開閉装置及びその駆
動回路を含む回路全体の消費電力や発熱を低減し、効率
がよく、信頼性の高い駆動回路を実現することができ
る。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して実施例を詳細に説明す
る。図1は、本発明の一実施例を示したもので、1は開
閉装置、2はその接点部、3は負荷、4は駆動指令回
路、5は直流電源、6は駆動コイル、7は駆動用のトラ
ンジスタであることは従来例と同じである。また、8は
駆動用のトランジスタ、9は電流低減用のトランジス
タ、10は駆動用トランジスタの動作検知用のトランジス
タ、11はダイオード、12は電流低減用の抵抗、13は動作
遅延用のコンデンサ、14は放電用抵抗である。
【0010】次に、本実施例の動作を、図3に示す各部
信号のタイミング図を参照しながら説明する。まず、開
閉装置1の接点部2が開いた状態にあるとき、駆動指令
回路4からの駆動信号が駆動用のトランジスタ7及び8
に加えられた場合について説明する。駆動指令回路4か
らの駆動信号がオフで、接点部2が開いた状態では、図
3におけるA部のように、トランジスタ7,8はオフ、
動作検知用のトランジスタ10はオン、電流低減用のトラ
ンジスタ9はオフとなっている。
【0011】図3のB部のように、駆動指令回路4の駆
動信号によりトランジスタ7,8がオンになると、駆動
コイル6に電流が流れ、開閉装置1の接点部2が閉じて
負荷3が動作状態になる。この場合、駆動電流I1は、
開閉装置1の両端電圧をVC、損失をP1、駆動コイル6
の抵抗値をR1とすれば、 I1=VC/R1,P1=VC×
1 となる。なお、トランジスタ回路からなる駆動回
路部分の電力消費は、開閉装置1の電力消費に比較して
非常に小さい。
【0012】開閉装置1は、その動作を保持するために
必要な電流は少なくてよいという性質がある。そこで、
トランジスタ8がオンになると同時にダイオード11を通
して動作遅延用コンデンサ13を放電させる。コンデンサ
13と放電用抵抗14で決まる時定数により、一定時間(図
3のC部)経過後に、トランジスタ10はオフとなり、ト
ランジスタ9はオンとなる(図3のD部)。
【0013】その結果、トランジスタ7はオフとなるた
め、以降は、開閉装置1の駆動電流は抵抗12を通してト
ランジスタ8へ流れる。このときの駆動電流をI2、開
閉装置1の損失をP2、抵抗12の抵抗値をR2とすれば、
2=VC/(R1+R2),P2=VC×I2 となる。こ
こで、I1>I2 であるから、P2<P1となり、損失が
低減され、発熱も下がる。
【0014】又、回路用直流電源5における入力電圧を
Vinとすれば、従来構成の回路では、直流電源5の損失
1Aは P1A=(Vin−VC)×I1 であり、本実施例で
の直流電源5の損失P1Bは P1B=(Vin−VC)×I2
であり、 P1A>P1Bとなって直流電源5の損失も下が
る。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
開閉装置が一旦動作した後、その開閉装置の動作電流を
低減する回路を備えているため、消費電力や発熱等を低
減することができ、効率のよい、信頼性の高い開閉装置
用駆動回路とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回路構成図である。
【図2】従来例の回路構成図である。
【図3】本発明の一実施例の動作タイミング図である。
【符号の説明】
1 … 開閉装置、 2 … 接点部、 3 … 負荷、 4
… 駆動指令回路、5 … 直流電源、 6 … 駆動コイ
ル、 7,8 … 駆動用のトランジスタ、9 … 電流低
減用のトランジスタ、 10 … 動作検知用のトランジス
タ。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年2月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、暖房機器やモータ等の
負荷装置を起動、停止させるためのトライアック、サイ
リスタあるいはリレー等の開閉装置を駆動する、トラン
ジスタを含む駆動回路に関するものである。
【従来の技術】従来から、ヒータやモータ等の負荷装置
を動作制御するために、トライアック、サイリスタある
いはリレー等の開閉装置が用いられている。以下、従来
の開閉装置の駆動回路について、図2を参照しながら説
明する。1は開閉装置であり、2はその接点部、6は接
点部2を作動させる駆動コイル(励磁コイル)、3は負
荷、4は開閉装置1の駆動を指令する駆動指令回路、7
は駆動指令回路の指令に基づいて駆動コイル6に流す電
流をオン、オフ制御する駆動用のトランジスタ、5は回
路用直流電源である。以上のように構成された開閉装置
用駆動回路について、以下その動作を説明する。まず、
負荷3を動作させるために、開閉装置1の接点部2を閉
じる場合、駆動指令回路4の駆動信号によりトランジス
タ7を導通(オン)させ、駆動コイル6に駆動電流I
を流す。これにより接点部2が閉じて負荷3に電源が接
続され、負荷への通電が行われる。次に、負荷3を非動
作とする場合は、駆動指令回路4にてトランジスタ7を
非導通(オフ)にし駆動電流Iを切れば、開閉装置1
の接点部2が開き、負荷への通電が停止される。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、負荷が動作中は開閉装置1へも電流が供
給されているため、開閉装置1や、駆動指令回路4を含
む駆動回路での電力消費が大きく、従って、効率低下や
発熱が大きいという問題に加えて、熱放散用部品が必要
となったり、部品の信頼性が低下するという問題も有し
ていた。本発明は、上記従来技術の問題点を解決しよう
とするもので、電力消費を低減するようにした開閉装置
用駆動回路を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の開閉装置用駆動回路は、トランジスタ駆動
により開閉装置を動作させ、負荷装置を起動、停止させ
る駆動回路において、前記開閉装置が一旦動作した後、
その開閉装置の動作電流を低減する回路を備えた構成と
する。
【作用】開閉装置は、一般的に、動作を開始する際は所
要の駆動電流を必要とするが、一旦動作を開始した後
は、動作電流を減少させてもその動作を保持することが
できる。従って、上記構成により、開閉装置及びその駆
動回路を含む回路全体の消費電力や発熱を低減し、効率
がよく、信頼性の高い駆動回路を実現することができ
る。
【実施例】以下、図面を参照して実施例を詳細に説明す
る。図1は、本発明の一実施例を示したもので、1は開
閉装置、2はその接点部、3は負荷、4は駆動指令回
路、5は直流電源、6は駆動コイル、7は駆動用のトラ
ンジスタであることは従来例と同じである。また、8は
駆動用のトランジスタ、9は電流低減用のトランジス
タ、10は駆動用トランジスタの動作検知用のトランジ
スタ、11はダイオード、12は電流低減用の抵抗、1
3は動作遅延用のコンデンサ、14は放電用抵抗であ
る。次に、本実施例の動作を、図3に示す各部信号のタ
イミング図を参照しながら説明する。まず、開閉装置1
の接点部2が開いた状態にあるとき、駆動指令回路4か
らの駆動信号が駆動用のトランジスタ7及び8に加えら
れた場合について説明する。駆動指令回路4からの駆動
信号がオフで、接点部2が開いた状態では、図3におけ
るA部のように、トランジスタ7,8はオフ、動作検知
用のトランジスタ10はオン、電流低減用のトランジス
タ9はオフとなっている。図3のB部のように、駆動指
令回路4の駆動信号によりトランジスタ7,8がオンに
なると、駆動コイル6に電流が流れ、開閉装置1の接点
部2が閉じて負荷3が動作状態になる。この場合、駆動
電流Iは、開閉装置1の両端電圧をV、損失を
、駆動コイル6の抵抗値をRとすれば、 I
/R,P=V×I となる。なお、トラン
ジスタ回路からなる駆動回路部分の電力消費は、開閉装
置1の電力消費に比較して非常に小さい。開閉装置1
は、その動作を保持するために必要な電流は少なくてよ
いという性質がある。そこで、トランジスタ8がオンに
なると同時にダイオード11を通して動作遅延用コンデ
ンサ13を放電させる。コンデンサ13と放電用抵抗1
4で決まる時定数により、一定時間(図3のC部)経過
後に、トランジスタ10はオフとなり、トランジスタ9
はオンとなる(図3のD部)。その結果、トランジスタ
7はオフとなるため、以降は、開閉装置1の駆動電流は
抵抗12を通してトランジスタ8へ流れる。このときの
駆動電流をI、開閉装置1の損失をP、抵抗12の
抵抗値をRとすれば、 I=V/(R
),P=V×I となる。ここで、I>I
であるから、P<Pとなり、損失が低減され、
発熱も下がる。又、回路用直流電源5における入力電圧
をVinとすれば、従来構成の回路では、直流電源5の
損失P1Aは P1A=(Vin−V)×I であ
り、本実施例での直流電源5の損失P1Bは P1B
(Vin−V)×I であり、 P1A>P1B
なって直流電源5の損失も下がる。
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
開閉装置が一旦動作した後、その開閉装置の動作電流を
低減する回路を備えているため、消費電力や発熱等を低
減することができ、効率のよい、信頼性の高い開閉装置
用駆動回路とすることができる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回路構成図である。
【図2】従来例の回路構成図である。
【図3】本発明の一実施例の動作タイミング図である。
【符号の説明】 1 … 開閉装置、 2 … 接点部、 3 … 負
荷、 4 … 駆動指令回路、 5 … 直流電源、
6 … 駆動コイル、 7,8 … 駆動用のトランジ
スタ、 9 … 電流低減用のトランジスタ、 10
… 動作検知用のトランジスタ。
【手続補正書】
【提出日】平成5年2月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、暖房機器やモータ等の
負荷装置を起動、停止させるためのトライアック、サイ
リスタあるいはリレー等の開閉装置を駆動する、トラン
ジスタを含む駆動回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、ヒータやモータ等の負荷装置
を動作制御するために、トライアック、サイリスタある
いはリレー等の開閉装置が用いられている。
【0003】以下、従来の開閉装置の駆動回路につい
て、図2を参照しながら説明する。1は開閉装置であ
り、2はその接点部、6は接点部2を作動させる駆動コ
イル(励磁コイル)、3は負荷、4は開閉装置1の駆動
を指令する駆動指令回路、7は駆動指令回路の指令に基
づいて駆動コイル6に流す電流をオン、オフ制御する駆
動用のトランジスタ、5は回路用直流電源である。
【0004】以上のように構成された開閉装置用駆動回
路について、以下その動作を説明する。まず、負荷3を
動作させるために、開閉装置1の接点部2を閉じる場
合、駆動指令回路4の駆動信号によりトランジスタ7を
導通(オン)させ、駆動コイル6に駆動電流Iを流
す。これにより接点部2が閉じて負荷3に電源が接続さ
れ、負荷への通電が行われる。次に、負荷3を非動作と
する場合は、駆動指令回路4にてトランジスタ7を非導
通(オフ)にし駆動電流Iを切れば,開閉装置1の接
点部2が開き、負荷への通電が停止される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、負荷が動作中は開閉装置1へも電流が供
給されているため、開閉装置1や、駆動指令回路4を含
む駆動回路での電力消費が大きく、従って、効率低下や
発熱が大きいという問題に加えて、熱放散用部品が必要
となったり、部品の信頼性が低下するという問題も有し
ていた。
【0006】本発明は、上記従来技術の問題点を解決し
ようとするもので、電力消費を低減するようにした開閉
装置用駆動回路を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の開閉装置用駆動回路は、トランジスタ駆動
により開閉装置を動作させ、負荷装置を起動、停止させ
る駆動回路において、前記開閉装置が一旦動作した後、
その開閉装置の動作電流を低減する回路を備えた構成と
する。
【0008】
【作用】開閉装置は、一般的に、動作を開始する際は所
要の駆動電流を必要とするが、一旦動作を開始した後
は、動作電流を減少させてもその動作を保持することが
できる。従って、上記構成により、開閉装置及びその駆
動回路を含む回路全体の消費電力や発熱を低減し、効率
がよく、信頼性の高い駆動回路を実現することができ
る。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して実施例を詳細に説明す
る。図1は、本発明の一実施例を示したもので、1は開
閉装置、2はその接点部、3は負荷、4は駆動指令回
路、5は直流電源、6は駆動コイル、7は駆動用のトラ
ンジスタであることは従来例と同じである。また、8は
駆動用のトランジスタ、9は電流低減用のトランジス
タ、10は駆動用トランジスタの動作検知用のトランジ
スタ、11はダイオード、12は電流低減用の抵抗、1
3は動作遅延用のコンデンサ、14は放電用抵抗であ
る。
【0010】次に、本実施例の動作を、図3に示す各部
信号のタイミング図を参照しながら説明する。まず、開
閉装置1の接点部2が開いた状態にあるとき、駆動指令
回路4からの駆動信号が駆動用のトランジスタ7及び8
に加えられた場合について説明する。駆動指令回路4か
らの駆動信号がオフで、接点部2が開いた状態では、図
3におけるA部のように、トランジスタ7,8はオフ、
動作検知用のトランジスタ10はオン、電流低減用のト
ランジスタ9はオフとなっている。
【0011】図3のB部のように、駆動指令回路4の駆
動信号によりトランジスタ7,8がオンになると、駆動
コイル6に電流が流れ、開閉装置1の接点部2が閉じて
負荷3が動作状態になる。この場合、駆動電流Iは,
開閉装置1の両端電圧をV、損失をP,駆動コイル
6の抵抗値をRとすれば、 I=V/R,P
=V×Iとなる。なお、トランジスタ回路からなる
駆動回路部分の電力消費は、開閉装置1の電力消費に比
較して非常に小さい。
【0012】開閉装置1は、その動作を保持するために
必要な電流は少なくてよいという性質がある。そこで、
トランジスタ8がオンになると同時にダイオード11を
通して動作遅延用コンデンサ13を放電させる。コンデ
ンサ13と放電用抵抗14で決まる時定数により、一定
時間(図3のC部)経過後に、トランジスタ10はオフ
となり、トランジスタ9はオンとなる(図3のD部)。
【0013】その結果、トランジスタ7はオフとなるた
め、以降は、開閉装置1の駆動電流は抵抗12を通して
トランジスタ8へ流れる。このときの駆動電流をI
開閉装置1の損失をP,抵抗12の抵抗値をRとす
れば、 I=V/(R+R),P=V×I
となる。ここで、I>Iであるから、P<P
となり、損失が低減され、発熱も下がる。
【0014】又、回路用直流電源5における入力電圧を
Vinとすれば、従来構成の回路では、直流電源5の損
失P1Aは P1A=(Vin−V)×Iであり、
本実施例での直流電源5の損失P1BはP1B=(Vi
n−V)×Iであり、P1A>P1Bとなって直流
電源5の損失も下がる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
開閉装置が一旦動作した後、その開閉装置の動作電流を
低減する回路を備えているため、消費電力や発熱等を低
減することができ、効率のよい、信頼性の高い開閉装置
用駆動回路とすることができる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回路構成図である。
【図2】従来例の回路構成図である。
【図3】本発明の一実施例の動作タイミング図である。
【符号の説明】 1… 開閉装置、 2… 接点部、 3… 負荷、 4
… 駆動指令回路、5… 直流電源、 6… 駆動コイ
ル、 7,8… 駆動用のトランジスタ、9… 電流低
減用のトランジスタ、 10… 動作検知用のトランジ
スタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランジスタ駆動により開閉装置を動作
    させ、負荷装置を起動、停止させる駆動回路において、
    前記開閉装置が動作した後、その開閉装置の動作電流を
    低減する回路を備えたことを特徴とする開閉装置用駆動
    回路。
JP17416492A 1992-07-01 1992-07-01 開閉装置用駆動回路 Pending JPH0620578A (ja)

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