JPH06203538A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH06203538A
JPH06203538A JP5015888A JP1588893A JPH06203538A JP H06203538 A JPH06203538 A JP H06203538A JP 5015888 A JP5015888 A JP 5015888A JP 1588893 A JP1588893 A JP 1588893A JP H06203538 A JPH06203538 A JP H06203538A
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哲平 横田
Junichi Aramaki
純一 荒牧
Nobuyuki Kihara
信之 木原
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 デジタル入力音声信号について常に正確なト
ラックナンバ管理を行なって記録が行なわれるようにす
る。 【構成】 入力されたデジタル音声信号内に含まれるサ
ブコードデータにおける、トラックナンバ情報の判別動
作(F109)、曲間判別のためのインデックス情報の判別動
作(F110)、楽曲の進行時間情報の判別動作(F112,F113)
、及び音声データの有無の判別動作(F114)のうちの一
部又は全部の判別動作を実行して、その実行された判別
動作に基づいて記録される音声データについての曲頭位
置を正確に判別しトラックナンバの更新処理(F116)を行
なうようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば楽曲等のデータを
記録することのできるディスク状記録媒体に対する記録
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ユーザーが音楽データ等を記録すること
のできるデータ書き換え可能なディスクメディアが知ら
れており、このようなディスクメディアの1つである光
磁気ディスクでは、例えば光学ヘッドによって再生時よ
りも高レベルのレーザ光を照射して記録部位をキュリー
温度以上に過熱するとともに、ディスクの他方の面から
その記録部位に対して磁気ヘッドによってN又はSの磁
界を印加して記録を行なっている。磁気ヘッドには例え
ば音声データが所定の変調処理された信号が供給されて
おり、磁気ヘッドはその変調信号に応じてN又はSの磁
界を印加するため、ディスク上に磁界方向の情報として
音声データが記録される。このような記録装置は、例え
ばミニディスクとして知られている光磁気ディスクを記
録媒体とする記録装置として実施されている。
【0003】このような記録装置において録音を行なう
ために供給される音声情報としては、例えばアナログテ
ーププレーヤやLPレコードプレーヤから、或はCDプ
レーヤ等においてアナログ出力端子を介して供給される
などのアナログ音声信号が存在し、このようなアナログ
音声信号が供給された際には記録装置はこれをデジタル
データに変換して記録を行なう。また、CDプレーヤの
デジタル出力や、例えばミニディスクプレーヤのデジタ
ル出力、さらにDATプレーヤのデジタル出力がそのま
ま入力されて、これを記録していくこともなされてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
各種ソースから供給された音声信号を記録装置(ミニデ
ィスク記録装置)において録音していく際に、例えばC
Dソフト等において楽曲単位で付されているトラックナ
ンバ(楽曲ナンバ)を、録音された楽曲に対しても自動
的に付してトラック管理を行なうことがなされており、
このようなトラックナンバ管理を行なうために、供給さ
れたアナログ又はデジタルの音声信号について楽曲が変
化したことを検出していくことになる。
【0005】特に入力信号がデジタルデータとして例え
ばCDプレーヤ等から供給される場合は、そのサブコー
ドデータも同時に送られるため、サブコードデータにお
けるトラックナンバ情報をそのまま取り込めば、録音し
ている楽曲についてのトラックナンバ管理(ナンバ更
新)を容易に行なうことができる。
【0006】しかしながら、例えばCDプレーヤにおい
てユーザーが楽曲をサーチさせて所望のトラックを再生
させたり、いわゆるプログラム再生を行なって好みの曲
順で再生させたりして、再生動作中にサーチ動作(トラ
ックジャンプ)が行なわれたような場合、その際に他の
トラックのサブコードデータが抽出されてしまったり誤
ったデータが検出されたりするなどしてサブコードデー
タがむやみに変化してしまう。このとき記録装置側では
そのサブコードデータにおけるトラックナンバ情報に応
じてトラックナンバを更新していくことになるため、録
音されていく楽曲について誤ったトラックナンバが付さ
れてしまうという問題がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点にかんがみてなされたもので、デジタル入力音声信号
について記録を行なっていく際にも、常に正確なトラッ
クナンバ管理を行なうことができるようにした記録装置
を提供することを目的とする。
【0008】このために、入力されたデジタル音声信号
を記録媒体に記録することができる記録装置において、
入力されたデジタル音声信号内に含まれるトラックナン
バ情報、曲間判別を行うことができるインデックス情
報、楽曲(再生単位)の進行時間情報、についての判別
動作、及び音声データの有無の判別動作のうちの一部又
は全部の判別動作を実行して、その実行された判別動作
に基づいて記録される音声データについてのトラックナ
ンバ処理を行なう制御手段を設ける。
【0009】また、この制御手段がトラックナンバ処理
のために実行する判別動作は、入力されるデジタル音声
信号のソースとなる記録媒体に応じて、トラックナンバ
情報の判別動作、インデックス情報の判別動作、楽曲
(再生単位)の進行時間情報の判別動作、及び音声デー
タの有無の判別動作のうちから1又は複数が選択されて
実行されるようにする。
【0010】さらに、制御手段は、音声データの記録を
開始した時点及び記録される音声データについてトラッ
ク番号を変化(更新)させるトラックナンバ処理を行な
った時点からは、所定時間経過するまでは、各種判別動
作に関わらずトラック番号が変化するトラックナンバ処
理を実行しないようにする。
【0011】
【作用】サブコード内のトラックナンバ情報だけでな
く、同じくサブコード内のインデックス情報や、分、
秒、フレーム等の楽曲の進行時間情報を用いたり、さら
に音声データの有無の判別を用いて、これらの判断要素
から複合的にトラックナンバの変化点を判断すれば、録
音される楽曲について正確なトラックナンバ管理を行な
うことができるようになる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の記録装置の実施例を図1〜図
3を用いて説明する。図1は光磁気ディスク(ミニディ
スク)を記録媒体として用いた記録再生装置の要部のブ
ロック図を示している。
【0013】1は例えば複数の楽曲(音声データ)が記
録されている光磁気ディスクを示し、スピンドルモータ
2により回転駆動される。3は光磁気ディスク1に対し
て記録/再生時にレーザ光を照射する光学ヘッドであ
り、記録時には記録トラックをキュリー温度まで加熱す
るための高レベルのレーザ出力をなし、また再生時には
磁気カー効果により反射光からデータを検出するための
比較的低レベルのレーザ出力をなす。
【0014】このため、光学ヘッド3はレーザ出力手段
としてのレーザダイオードや、偏向ビームスプリッタや
対物レンズ等からなる光学系、及び反射光を検出するた
めのディテクタが搭載されている。対物レンズ3aは2
軸機構4によってディスク半径方向及びディスクに接離
する方向に変位可能に保持されており、また、光学ヘッ
ド3全体はスレッド機構5によりディスク半径方向に移
動可能とされている。
【0015】また、6は供給されたデータによって変調
された磁界を光磁気ディスクに印加する磁気ヘッドを示
し、光磁気ディスク1を挟んで光学ヘッド3と対向する
位置に配置されている。
【0016】再生動作によって、光学ヘッド3により光
磁気ディスク1から検出された情報はRFアンプ7に供
給される。RFアンプ7は供給された情報の演算処理に
より、再生RF信号、トラッキングエラー信号、フォー
カスエラー信号、絶対位置情報(光磁気ディスク1にプ
リグルーブ(ウォブリンググルーブ)として記録されて
いる絶対位置情報)、アドレス情報、サブコード情報、
フォーカスモニタ信号等を抽出する。そして、抽出され
た再生RF信号はエンコーダ/デコーダ部8に供給され
る。また、トラッキングエラー信号、フォーカスエラー
信号はサーボ回路9に供給され、アドレス情報はアドレ
スデコーダ10に供給されて復調される。さらにフォー
カスモニタ信号は例えばマイクロコンピュータによって
構成されるシステムコントローラ11に供給される。
【0017】サーボ回路9は供給されたトラッキングエ
ラー信号、フォーカスエラー信号や、システムコントロ
ーラ11からのトラックジャンプ指令、シーク指令、回
転速度検出情報等により各種サーボ駆動信号を発生さ
せ、2軸機構4及びスレッド機構5を制御してフォーカ
ス及びトラッキング制御をなし、またスピンドルモータ
2を一定角速度(CAV)又は一定線速度(CLV)に
制御する。
【0018】再生RF信号はエンコーダ/デコーダ部8
でEFM復調、CIRC等のデコード処理され、メモリ
コントローラ12によって一旦バッファRAM13に書
き込まれる。なお、光学ヘッド3による光磁気ディスク
1からのデータの読み取り及び光学ヘッド3からバッフ
ァRAM13までの再生データの転送は1.41Mbit/secで
行なわれる。
【0019】バッファRAM13に書き込まれたデータ
は、再生データの転送が0.3Mbit/sec となるタイミング
で読み出され、エンコーダ/デコーダ部14に供給され
る。そして、音声圧縮処理に対するデコード処理等の再
生信号処理を施され、D/A変換器15によってアナロ
グ信号とされ、端子16から所定の増幅回路部へ供給さ
れて再生出力される。例えばL,Rオーディオ信号とし
て出力される。
【0020】アドレスデコーダ10から出力される、プ
リグルーブ情報をデコードして得られた絶対位置情報、
又はデータとして記録されたアドレス情報はエンコーダ
/デコーダ部8を介してシステムコントローラ11に供
給され、各種の制御動作に用いられる。さらに、記録/
再生動作のビットクロックを発生させるPLL回路のロ
ック検出信号、及び再生データ(L,Rチャンネル)の
フレーム同期信号の欠落状態のモニタ信号もシステムコ
ントローラ11に供給される。
【0021】光磁気ディスク1に対して記録動作が実行
される際には、例えばCDプレーヤやテーププレーヤ、
或は他のミニディスクプレーヤからの音声信号が端子1
7a又は17bに供給されることになる。端子17aは
アナログ信号の入力端子であり、端子17aに供給され
た記録信号(アナログオーディオ信号)は、A/D変換
器18によってデジタルデータとされた後、エンコーダ
/デコーダ部14に供給され、音声圧縮エンコード処理
を施される。
【0022】一方、端子17bはデジタル信号の入力端
子を示し、外部のCDプレーヤやミニディスクプレーヤ
において再生された音声情報がデジタルデータのまま供
給され、そのデジタルデータが記録データとしてエンコ
ーダ/デコーダ部14に供給される。このデジタルデー
タには音声情報だけでなくサブコード情報等の制御デー
タも含まれることになる。
【0023】エンコーダ/デコーダ部14において圧縮
された記録データはメモリコントローラ12によって一
旦バッファRAM13に書き込まれ、また所定タイミン
グで読み出されてエンコーダ/デコーダ部8に送られ
る。そしてエンコーダ/デコーダ部8でCIRCエンコ
ード、EFM変調等のエンコード処理された後磁気ヘッ
ド駆動回路15に供給される。
【0024】磁気ヘッド駆動回路15はエンコード処理
された記録データに応じて、磁気ヘッド6に磁気ヘッド
駆動信号を供給する。つまり、光磁気ディスク1に対し
て磁気ヘッド6によるN又はSの磁界印加を実行させ
る。また、このときシステムコントローラ11は光学ヘ
ッド3に対して、記録レベルのレーザ光を出力するよう
に制御信号を供給する。
【0025】ここで、録音される楽曲の管理のためにエ
ンコーダ/デコーダ部14は、デジタルデータが端子1
7bから入力された際には、そのデジタルデータ内の制
御データSC を抽出し、システムコントローラ11に供
給する。例えばCDプレーヤ等から伝送されて端子17
bに入力されるデジタルデータとしては、よく知られて
いるように音声情報の他に、制御データとしてUビット
データ、Cビットデータ、Vビットデータが存在する。
【0026】UビットデータとしてはいわゆるP,Q,
R,S,T,U,V,Wの各データとして知られている
サブコードデータが含まれ、また、Cビットデータは記
録媒体の判別を行なうカテゴリーデータ、サンプリング
周波数データ、クロックデータ、光学系データ等が含ま
れている。また、Vビットデータにはエラーフラグ等が
含まれている。
【0027】システムコントローラ11はこれらの制御
データSC のうちの所要のデータを用いて各種記録動作
の管理を行ない、特に録音しているデータのトラックナ
ンバの更新を行なうために後述するようにUビットデー
タのうちのQデータを用いている。なお、入力されてい
るデータのソースを判別するためにはVビットデータを
用いている。
【0028】Qデータの構造は各種記録媒体によって異
なるが、図2(a)にCDのQデータ構造、図2(b)
にミニディスクのQデータ構造を示す。CDの場合、コ
ントロールビットCTL 、アドレスビットAdに続いて現在
の楽曲のトラックナンバTNO が示され、続いてインデッ
クス情報INDEX が付されている。インデックス情報INDE
X とは楽曲内をさらに細分化した情報であり、或るトラ
ックナンバの楽曲についてインデックス情報はINDEX =
『01』から始まり『99』まで細分化することが可能
とされているものである。もちろんその楽曲が細分化さ
れない場合はその楽曲の終了位置までINDEX =『01』
が継続して付されている。そして、或る楽曲が終了して
から次の楽曲が始まるまでの曲間位置(ポーズ中)では
インデックス情報はINDEX =『00』とされている。
【0029】続いて、分、秒、フレームによる楽曲内の
経過時間情報(MIN,SEC,FRAME) が付され、さらに、絶対
時間情報(AMIN,ASEC,AFRAME)が付され、最後にCRCコ
ードが付加されている。ミニディスクの場合は、トラッ
クナンバTNO 、インデックス情報INDEX 、及びCRCコ
ードが設けられるが、時間情報は付加されない。ただ
し、インデックス情報INDEX としては、上記したように
再生中であることを示す『01』〜『99』、及びポー
ズ中であることを示す『00』に加えて再生停止中を示
す『FF』が存在する。
【0030】詳細な動作は後述するが、デジタル入力さ
れて録音している楽曲のトラックナンバの管理のため
に、システムコントローラ11は、このようなQデータ
のうち、トラックナンバTNO 、インデックス情報INDEX
、楽曲内の経過時間情報(MIN,SEC,FRAME) を用いる。
さらに、このようなQデータ以外にも、システムコント
ローラ11はエンコーダ/デコーダ部14に入力される
音声データの有無を検出し、これをトラックナンバ管理
に用いる。
【0031】図1において、19はユーザー操作に供さ
れるキーが設けられた操作入力部、20は例えば液晶デ
ィスプレイによって構成される表示部を示す。操作入力
部19には録音キー、再生キー、停止キー、AMSキ
ー、サーチキー等がユーザー操作に供されるように設け
られている。
【0032】21は光磁気ディスク1におけるTOC情
報を保持するRAM(以下、TOCメモリという)であ
る。光磁気ディスク1が装填された時点或は記録又は再
生動作の直前において、システムコントローラ11はス
ピンドルモータ2及び光学ヘッド3を駆動させ、光磁気
ディスク1の例えば最内周側に設定されているTOC領
域のデータを抽出させる。そして、RFアンプ7、エン
コーダ/デコーダ部8を介してメモリコントローラ12
に供給されたTOC情報はTOCメモリ21に蓄えら
れ、以後システムコントローラ11はその光磁気ディス
ク1に対する記録/再生動作の制御にこのTOC情報を
用いることになる。
【0033】特に、このように記録可能なディスク媒体
においては、記録可能なエリアや記録済のエリアを判別
するための管理データ(ユーザーTOCデータ)が記録
されており、この管理データはデータの記録や消去に応
じて内容が書き換えられることにより、常に所定の記録
可能なエリアから記録を実行することができるようにな
されている。
【0034】このような構成の実施例における記録時の
トラックナンバ管理のためのシステムコントローラ11
の処理を図3のフローチャートにより説明する。なお、
説明上、デジタル音声データを当該記録再生装置におい
て光磁気ディスク1に記録するために供給するソースを
CDプレーヤ又はミニディスクプレーヤが存在すると
し、他のソースからはアナログ音声信号が供給されるも
のとする。
【0035】録音に際してまずシステムコントローラ1
1は光磁気ディスク1への録音のために入力された音声
信号がデジタルデータであるかアナログ信号であるかを
判別する(F101)。つまり端子17a,17bのいづれか
ら音声データが入力されるかを判別する。アナログ入力
の場合、サブコード等の制御データは存在しないため、
録音中にトラックナンバを更新する処理を自動的に行な
うためには、曲間の無音部分を検出することになるた
め、ステップF115に進む。
【0036】デジタル入力である場合は、音声データと
ともに伝送されCビットデータからカテゴリー情報を検
出し、ソースとなる記録媒体が何であるかを判別する(F
102)。そして、CDであった場合はフラグFCDをオンと
し(F103)、ミニディスクであった場合はフラグFMDをオ
ンとする(F104)。それら以外の場合はフラグFEXをオン
とする(F105)。
【0037】そしてユーザーが操作部19より録音操作
を開始した時点から(F106)、録音している楽曲に対応し
てトラックナンバを付していく動作、つまり、録音され
ていく楽曲をトラックナンバに対応させてユーザーTO
C上で管理できるように、或る楽曲が終了し新たな楽曲
が始まる際にトラックナンバを更新していく動作を開始
する。なお、録音開始時点においては先ず最初の楽曲に
対してトラックナンバ『1』が付されるが、すでに光磁
気ディスクに楽曲が記録されている場合は、記録された
楽曲数の次のナンバが、今回の録音開始時の最初のトラ
ックナンバとされる。記録済の楽曲数(トラックナンバ
数)についてはTOCメモリ21に読み込まれているT
OC又はユーザーTOCより判別できる。
【0038】ここで、録音が開始されても、録音開始時
点からn秒(例えば2秒)間はトラックナンバ更新直後
の誤更新を防止するために処理を待機する(F107)。これ
は、通常トラックナンバの更新があり得ない程度の時間
に設定するものであり、例えば2秒程度であれば、トラ
ックナンバ更新後2秒でそのトラック(楽曲)が終了
し、次のトラック(楽曲)に移ることはないので、例え
ばサーチ動作中のサブコード変化によるトラックナンバ
誤更新の防止に有効である。もちろん2秒以上でもよ
い。なお、このような待機時間は楽曲の録音の場合には
好適ではあるが、例えば英会話音声等の録音の場合は、
トラックナンバが付される1単位の音声の時間がかなり
短くなる場合も考えられるため、このような待機処理を
行なわないか、或はかなり短時間に設定することが必要
である。このため、録音データに応じて待機時間が可変
とされることが好適である。
【0039】待機時間を経過したら、フラグFCD又はF
MDがオンとされているか否かを確認する(F108)。この場
合、フラグFCD又はFMDがオンとされていないのはソー
スがCDかミニディスクでない場合であり、トラックナ
ンバ処理に必要なQデータが存在しないものである。こ
のときはアナログ入力の場合と同様にステップF115に進
み、無音部検出に基づいてトラックナンバ更新処理を実
行することになる。つまり、無音部となる期間が所定時
間継続したらそれを曲間として判別し、トラックナンバ
を更新する (F115→F116) 。
【0040】ソースがCD又はミニディスクである場合
は、ステップF109に進み、Qデータのトラックナンバ情
報TNO を判別する。そしてトラックナンバ情報TNO が変
化しても、すぐにトラックナンバを更新することは行な
わずに、次にインデックス情報INDEX を判別する(F11
0)。インデックス情報INDEX =『00』であるときは、
まだ曲間にあるためトラックナンバを更新すべき地点で
はなく、INDEX =『01』となる楽曲の開始位置まで待
機することになる。なお、INDEX =『02』〜『99』
の場合は、ある楽曲の途中であり、そのときの音声デー
タはトラックナンバ情報TNO が変化すべき地点ではな
い。つまり、この場合はトラックナンバ情報TNO の変化
点の誤判別であったことになり、この誤判別はインデッ
クス情報INDEX 判別によりキャンセルされる。
【0041】インデックス情報INDEX =『01』と判別
されたら、次にフラグFMDを判別し(F111)、フラグFMD
がオンであるとき、即ちソースがミニディスクの場合は
楽曲の経過時間情報はQデータとして得られないためス
テップF114に進む。フラグFMDがオフでソースがCDで
ある場合は、Qデータ内の楽曲の経過時間情報を判別す
る。即ち、楽曲の先頭位置であるかを分情報MIN =『0
0』であるか否かによって判別し、続いてフレーム情報
FRAME よりフレームが3回連続して得られている通常再
生状態か(つまりサーチ動作等によるトラックジャンプ
でフレームがとばされていないか)を判別してからステ
ップF114に進む。
【0042】そして、ステップF114においては、さらに
その時点で実際の音声データが供給されているかを判別
し、所定レベル以上の音声データが無ければまだトラッ
クナンバを更新することを待機し、実際に音声データが
得られた時点を、楽曲の先頭位置としてステップF116に
進んで、トラックナンバの更新処理を行なう。
【0043】そして、トラックナンバを更新した直後は
ステップF107においてn秒待機し、前述した録音開始時
の場合と同様にトラックナンバの誤更新を防止する。そ
して、上記同様の動作が以下繰り返される。以上の処理
が録音停止時(F117)まで実行されることにより、録音
された楽曲は適正にトラックナンバが付されて管理され
ることになる。つまりユーザーTOC上でトラックナン
バに対応して記録位置が管理される。
【0044】本実施例では、以上のように、デジタル入
力データの録音の際にトラックナンバを更新していく動
作を、まずトラックナンバの変化を検出し、次にインデ
ックス情報によって曲間から楽曲の開始位置に至ったこ
とを検出し、さらにCDがソースの場合は経過時間情報
により楽曲の先頭位置であること、及びソース側の機器
では通常再生状態であることを確認し、さらに、実際に
音声データが出力される時点であることを確認してトラ
ックナンバを更新しているため、トラックナンバの誤更
新は防止されるとともに、曲間よりも適した曲の先頭位
置で正確にトラックナンバが付されることになる(実際
に音声出力される楽曲先頭位置でトラックナンバを付す
ことにより再生時に迅速な頭出しサーチが可能となり所
謂クイックスタート再生が実現する)。
【0045】また、新たなトラックナンバを与えた直
後、つまり録音開始時及びトラックナンバ更新時の直後
は処理待機時間をおくことにより、トラックナンバの誤
更新を防止することができる。
【0046】なお、上記実施例においてデジタル入力ソ
ースはCDとミニディスクを例に上げたが、DATがソ
ースとされる場合は、例えばトラックナンバ情報,楽曲
進行時間情報、及び音声データの有無を用いてトラック
ナンバ処理を行なうことなどが考えられる。もちろんソ
ースがDATであることなどもCビットデータで判別で
きるため、それに応じて処理ルーチンが分岐されるよう
にすればよい。他のソースからのデータが供給される場
合も、そのデータに付加される制御情報のフォーマット
に応じて処理ステップが構成されればよいことはいうま
でもない。
【0047】なお、実施例では記録再生装置において本
発明を採用した例をあげたが、記録専用装置であっても
良い。また、光磁気ディスク特にミニディスクに対応す
る記録装置限らず、書換可能な各種光ディスクや磁気テ
ープ等の各種テープ状記録媒体に対応した記録装置であ
れば、本発明を採用できる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、トラック
ナンバ情報の判別動作、インデックス情報の判別動作、
再生単位(例えば楽曲)の進行時間情報の判別動作、及
び音声データの有無の判別動作のうちの一部又は全部の
判別動作を実行して、その実行された判別動作に基づい
て記録される音声データについてのトラックナンバ処理
を行なう制御手段を設けたことにより、録音された楽曲
等の音声データについて誤りなく、しかも最適位置(実
際に音声出力が開始される曲頭位置)においてトラック
ナンバが更新されていくように管理されるという効果が
あり、例えば記録データのソース側の機器においてプロ
グラム再生などが行なわれた場合にも対応して正確なト
ラックナンバ管理が行なわれることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の記録再生装置のブロック図で
ある。
【図2】CD及びミニディスクのQデータの説明図であ
る。
【図3】実施例のトラックナンバ更新処理のフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 光磁気ディスク 3 光学ヘッド 6 磁気ヘッド 8,14 エンコード/デコード部 11 システムコントローラ 12 メモリコントローラ 13 バッファRAM 21 TOCメモリ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されたデジタル音声信号を記録媒体
    に記録することができる記録装置において、 入力されたデジタル音声信号内に含まれるサブコードデ
    ータにおける、トラックナンバ情報の判別動作、インデ
    ックス情報の判別動作、再生単位の進行時間情報の判別
    動作、及び音声データの有無の判別動作のうちの一部又
    は全部の判別動作を実行して、その実行された判別動作
    に基づいて記録される音声データについてのトラックナ
    ンバ処理を行なう制御手段が設けられたことを特徴とす
    る記録装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段がトラックナンバ処理のた
    めに実行する判別動作は、入力されるデジタル音声信号
    のソースとなる記録媒体に応じて、トラックナンバ情報
    の判別動作、インデックス情報の判別動作、再生単位の
    進行時間情報の判別動作、及び音声データの有無の判別
    動作のうちから1又は複数が選択されて実行されること
    を特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、音声データの記録を開
    始した時点及び記録される音声データについてトラック
    番号が変化するトラックナンバ処理を行なった時点か
    ら、所定時間経過するまでは、各種判別動作に関わらず
    トラック番号が変化するトラックナンバ処理を実行しな
    いように構成されていることを特徴とする請求項1に記
    載の記録装置。
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