JPH0620089A - データ入力装置及びデータ処理装置 - Google Patents

データ入力装置及びデータ処理装置

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JPH0620089A
JPH0620089A JP4172187A JP17218792A JPH0620089A JP H0620089 A JPH0620089 A JP H0620089A JP 4172187 A JP4172187 A JP 4172187A JP 17218792 A JP17218792 A JP 17218792A JP H0620089 A JPH0620089 A JP H0620089A
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image
graphic
circuit
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JP4172187A
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Tomishige Taguchi
冨茂 田口
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像ファイルのデータ量を少なくする。 【構成】 画像メモリ116には入力画像が記憶され
る。コード化回路118の領域判別回路120は文字領
域、図形領域、濃淡画像領域及び空白領域を判別する。
領域記憶回路130は、各領域のアドレス情報を記憶す
る。文字認識回路122は文字領域の文字画像を文字コ
ードに変換し、図形コード化回路124は図形領域の図
形をコード化し、画像圧縮回路126は濃淡画像領域の
画像を圧縮する。出力データ処理回路128は、回路1
22,124,126の出力を一定のフォーマットで出
力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ入力装置及びデ
ータ処理装置に関し、より具体的には文字認識機能を具
備するデータ入力装置及びデータ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】新聞、雑誌などの印刷画像を電子データ
化する手段として、画像入力装置又は画像読取り装置が
使用される。従来の画像入力装置は、ライン・スキャナ
により原稿画像を主方向及び副方向に走査し、各画素信
号を順に出力するようになっている。出力形式及び解像
度では、アナログ/ディジタル及び白黒2値/モノクロ
階調/カラーなどを選択でき、例えば300dpi(ド
ット・パー・インチ)程度のものが安価に入手できる。
【0003】ライン・スキャナの代わりにビデオ・カメ
ラを使用する画像入力装置も周知である(例えば、平成
1年特許出願公開第126636号)。これは例えば、
テレビ会議システムで、原稿画像を入力するために利用
される。
【0004】なお、文字画像を所定の文字認識アルゴリ
ズムに従い文字コードに変換する文字認識技術は周知で
あり、手動又は機械駆動の自動のライン・スキャナによ
る画像入力装置と組み合わせた構成も周知である(例え
ば、平成4年特許出願公開第14957号)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、新聞や雑誌等
の印刷情報を電子ファイル化しようとする場合、イメー
ジ情報のままでは大量の記憶容量を必要とする。例え
ば、縦横比を1:1、256階調で取り込むとした場
合、約300Kバイト必要になり、カラー原稿の場合に
は約600Kバイトになる。原稿画像を細かく読み取ろ
うとすればするほど、情報量が増す。仮に圧縮したとし
ても、せいぜい1/2〜1/10であり、大きな記録媒
体を必要とすることに変わりはない。
【0006】他方、文字情報は文字コード化することに
より記憶容量を格段に削減できるし、グラフや図形など
の2値画像も、ベクトル化などによりデータ量を削減で
きる。
【0007】本発明は、情報の種類に応じて適切に記憶
情報量を圧縮して出力するデータ入力装置及び画像処理
装置を提示することを目的とする。
【0008】また、原稿を読取り台上に置き、ライン・
スキャナにより読取り走査する方式の画像読取り装置で
は、原稿を予め決められた位置に置かなければならず、
迅速性に欠ける。ライン・センサを手で移動させる方式
の画像読取り装置でも同様の問題点がある。
【0009】そこで本発明は、画像を含むデータを迅速
に入力できるデータ入力装置を提示することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係るデータ入力
装置は、外部制御自在なズーム機能を具備する撮影光学
系と、当該撮影光学系による原稿画像を電気信号に変換
する撮像手段と、当該撮像手段による撮影画像から少な
くとも文字領域を判別する領域判別手段と、当該領域判
別手段により判別された文字領域の文字画像を文字コー
ドに変換する文字認識手段と、当該文字認識手段におけ
る文字認識状況に応じて、当該撮影光学系のズーム機能
を制御し、拡大した撮影画像で文字認識を実行させる制
御手段と、撮影画像の文字領域以外の領域の画像をデー
タ削減するデータ削減手段とからなることを特徴とす
る。
【0011】必要により図形領域も判別し、図形情報を
コード化する。濃淡画像はJPEG方式などで圧縮す
る。
【0012】本発明に係るデータ処理装置は、入力画像
情報を圧縮するデータ処理装置であって、当該入力画像
情報から少なくとも文字領域を判別する領域判別手段
と、当該領域判別手段により判別された文字領域の文字
画像を文字コードに変換する文字認識手段と、当該文字
領域以外の領域の情報を画像圧縮する画像圧縮手段と、
当該文字認識手段及び当該画像圧縮手段の出力を所定フ
ォーマットで出力する出力処理手段とからなることを特
徴とする。
【0013】また、本発明に係るデータ処理装置は、外
部制御自在なズーム機能を具備する撮影光学系と、当該
撮影光学系による原稿画像を電気信号に変換する撮像手
段と、当該撮像手段による撮影画像から少なくとも文字
領域を判別する領域判別手段と、当該領域判別手段によ
り判別された文字領域の文字画像を文字コードに変換す
る文字認識手段と、当該文字認識手段における文字認識
状況に応じて、当該撮影光学系のズーム機能を制御し、
拡大した撮影画像で文字認識を実行させる制御手段と、
当該文字認識手段により認識された文字コードを音声信
号に変換し、ディジタル圧縮する音声処理手段と、撮影
画像の文字領域以外の領域の画像をデータ削減するデー
タ削減手段と、当該音声処理手段及びデータ削減手段の
出力を着脱自在な記録媒体に記録する記録手段とからな
ることを特徴とする。
【0014】必要により図形領域も判別し、図形情報を
コード化する。濃淡画像はJPEG方式などで圧縮す
る。
【0015】
【作用】文字認識手段により文字画像を文字コードに変
換するので、データ量を大幅に削減できる。また、文字
領域以外もデータ削減手段により削減するので、全体の
データ量を少なくできる。また、撮影光学系のズーミン
グにより、文字認識の確率を高めることができる。
【0016】また、撮像手段を使用することにより、デ
ータ入力が容易になり、迅速に行なえる。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0018】図1は、本発明の一実施例の電気回路の概
略構成ブロック図を示す。図2は本実施例の外観斜視
図、図3は読取り対象の原稿の斜視図、図4は中央断面
図、図5は読取り光学系部分の断面図、図5は接続コネ
クタ類を配置した背面を示す図である。
【0019】先ず外観を説明する。図2に示すように、
原稿台10の背面に垂直支持部材12を立て、当該垂直
支持部材12の上端に水平支持部材14を介してカメラ
16を取り付けてある。カメラ16の左右には、原稿台
10上の原稿を照明する照明装置18,18を配置して
ある。原稿台10には、例えば図3に示すように、書籍
を見開いた状態で載置する。
【0020】原稿台10の側面には操作部20を設けて
ある。操作部20は7個のスイッチを具備する。各スイ
ッチの機能については後述する。
【0021】カメラ16内には、図5に示すように、光
学像を電気信号に変換するCCD撮像素子22、及び原
稿台10上の原稿画像を撮像素子22に結像させる撮影
光学系24が配置されている。撮影光学系24は少なく
とも、フォーカシング・レンズ24a、絞り24b及び
ズーミング・レンズ24cを具備する。
【0022】ズーカシング・レンズ24aは、フォーカ
ス枠26に固定され、フォーカス枠26は可動筒28に
対して移動自在に取り付けられている。モータ30が、
フォーカス枠26を撮影光軸方向で可動筒28に対して
移動させる。
【0023】ズーミング・レンズ24cは可動筒32に
固定され、可動筒32はカム筒34の回転に応じて撮影
光軸方向に駆動される。ズーム・モータ36がカム筒3
4を固定筒38に対して回転させる。可動筒28も、カ
ム筒34の回転に応じて、撮影光軸方向に駆動される。
即ち、ズーム・モータ36の回転により、フォーカシン
グ・レンズ24a及びズーミング・レンズ24cが連動
して、撮影光軸方向に移動する。ズーミングによるフォ
ーカスのずれを調節するためである。
【0024】モータ40が絞り24bを開閉駆動する。
【0025】モータ30,36,40としては、直流モ
ータ、ステップ・モータ又は超音波モータなどを使用で
きる。本実施例では、説明を簡単にするため、モータ3
0,36,40は全てステップ・モータであるとする。
【0026】フォーカシング、ズーミング及び絞りの上
述の駆動機構は、銀塩フィルム・カメラのズーム・レン
ズにおいて周知である。
【0027】本実施例の画像入力装置の背面には、図6
に示すように、外部入力端子42、ビデオ出力端子4
4、ディジタル・データ出力端子46、電源スイッチ4
8及び電源ケーブルの接続端子50を設けてある。
【0028】図7に、本実施例の画像入力装置の利用構
成例を示す。52は本実施例のデータ入力装置であり、
そのディジタル・データ出力端子46にコンピュータ5
4を接続し、ビデオ出力端子44にモニタ56を接続す
る。
【0029】次に、図1を参照し、本実施例の回路構成
を説明する。図1〜図6に図示したのと同じ要素には同
じ符号を付してある。
【0030】100は、水平支持部14の先端に取り付
けられる交換自在なカメラ・ヘッドであり、内部に撮像
素子22及び撮像素子22の出力をビデオ信号化する信
号処理回路102を具備する。104は信号処理回路1
02の輝度信号出力から1フィールド又はフレームの有
効画面内の平均輝度を算出する平均輝度検出回路、10
6は信号処理回路102の輝度信号出力から1フィール
ド又はフレームの有効画面内の中央部分から所定高周波
成分を抽出し、その積分量を出力する焦点検出回路であ
る。
【0031】108は、モータ30,36,40を含め
て全体を制御するシステム制御回路であり、使用者は、
操作部20の各スイッチにより指示入力できる。通常、
絞り24bに関しては、システム制御回路108は、平
均輝度検出回路104の検出出力に従い絞り24bのモ
ータ40を制御する。合焦に関しては、焦点検出回路1
06の出力に従い合焦状態になるようにモータ30を制
御する。ズーミングに関しては、後述する領域判別若し
くは文字認識時の判別状態信号に応じてズーム・モータ
36を制御する。
【0032】勿論、フォーカシング・レンズ24a、絞
り24b及びズーミング・レンズ24cに関しては、操
作部20で手動調節モードが選択された場合に、システ
ム制御回路108は、指定された制御対象について、ア
ップ・スイッチ若しくはダウン・スイッチに応じてモー
タ30,36,40を指定方向に駆動する。
【0033】110はカメラ・ヘッド102からのビデ
オ信号を輝度信号及び色差信号に分解するデコーダ、1
12はデコーダ110の輝度及び色差信号をディジタル
化するA/D変換器、114は、デコーダ110の輝度
信号出力から同期信号を抽出し、A/D変換器112の
サンプリング・クロックを形成するクロック発生回路で
ある。116は、クロック発生回路114からのクロッ
クに従い、A/D変換器112から出力される輝度及び
色差データを記憶する画像メモリである。
【0034】118は画像メモリ116に記憶される画
像データを参照し、文字領域、濃淡画像領域、図形領域
及び空白領域を判別し、各領域の情報をコード変換する
コード化回路である。コード化回路118は、具体的に
はマイクロコンピュータやディジタル信号処理回路(D
SP)を利用し、ソフトウエアにより実現されるが、機
能ブロックとしては、図1に示すように、領域判別回路
120、文字認識回路122、図形コード化回路12
4、及び画像圧縮回路126からなる。128は、コー
ド化回路118の出力を所定フォーマットに調整して出
力する出力データ処理回路である。領域判別回路120
は内部に、判別した各領域の座標を記憶する領域記憶回
路を具備する。
【0035】カメラ・ヘッド100のビデオ出力は、加
算器132を介してビデオ出力端子44に印加される。
キャラクタ・ジェネレータ(CG)134はシステム制
御回路108からの指令に応じて文字パターン信号を生
成し、加算器132はカメラ・ヘッド100のビデオ出
力にCG134からの文字パターン信号を重畳する。
【0036】フォーカシング制御動作を簡単に説明す
る。カメラ・ヘッド100が出力する輝度信号は焦点検
出回路106にも印加される。焦点検出回路106は、
入力する輝度信号の画面中央部分から所定高周波成分を
抽出し、1垂直同期期間、積分し、その積分結果のディ
ジタル値をシステム制御回路108に出力する。システ
ム制御回路108は山登り方式により、焦点検出回路1
06の出力が最大になるように、モータ30を制御す
る。
【0037】操作部20によりフォーカシング・レンズ
24aの手動調節モードを選択しているときには、シス
テム制御回路108は、操作部20のアップ・スイッチ
及びダウン・スイッチに応じてモータ30を正又は逆方
向に駆動する。
【0038】絞り制御動作を簡単に説明する。カメラ・
ヘッド100は原稿画像のビデオ信号をデコーダ110
及び加算器132に出力すると同時に、原稿画像の輝度
信号を平均輝度検出回路104に出力する。平均輝度検
出回路104は入力する輝度信号を有効画像領域につい
て、1垂直同期期間に積分し、その積分結果のディジタ
ル値をシステム制御回路108に出力する。
【0039】操作部20により全自動モードが選択され
ている場合、システム制御回路108は、平均輝度検出
回路104からの平均輝度値を閾値と比較し、その比較
結果に応じてモータ40を制御する。即ち、平均輝度値
が所定誤差範囲内で閾値と等しければ絞り24bを現状
に維持し、閾値より大きければ絞り24bを開け、閾値
より小さければ絞り24bを閉める。
【0040】操作部20により絞り24bを手動調節で
きるときには、操作部20のアップ・スイッチ及びダウ
ン・スイッチに応じて絞り24bを開閉する。
【0041】ズーミング制御動作を簡単に説明する。原
稿画像データを領域判別及びコード化しているときに、
コード化回路118からの判別状態信号に従い、システ
ム制御回路108は、領域判別及びコード化が容易にな
るようにモータ36を制御する。この詳細は後述する。
【0042】フォーカシング・レンズ24a及び絞り2
4bと同様に、操作部20によりズーミング・レンズ2
4cの手動調節モードを選択しているときには、システ
ム制御回路108は、操作部20のアップ・スイッチ及
びダウン・スイッチに応じてモータ36を正又は逆方向
に駆動する。
【0043】カメラ・ヘッド100の出力ビデオ信号
は、加算器132に印加されている。キャラクタ・ジェ
ネレータ134は、システム制御回路108から指令さ
れる文字のパターン信号を加算器132に印加する。こ
れにより、加算器132は、原稿画像のビデオ信号にキ
ャラクタ・ジェネレータ134からの文字を重畳したビ
デオ信号をビデオ出力端子44に出力する。ビデオ出力
端子44に接続するモニタ56には、原稿の画像とキャ
ラクタ・ジェネレータ134による文字が重畳して画像
表示される。
【0044】カメラ・ヘッド100の出力ビデオ信号
は、デコーダ110にも印加されている。デコーダ11
0は入力するビデオ信号を輝度信号と色差信号に分離
し、A/D変換器112に印加する。クロック発生回路
114はデコーダ110から出力される輝度信号に重畳
された同期信号からA/D変換器112のためのサンプ
リング・クロック及び画像メモリ116の書込み用クロ
ックを生成する。A/D変換器112はクロック発生回
路114からのクロックに従って、デコーダ110から
の輝度信号及び色差信号を例えば8ビットのディジタル
信号に変換する。
【0045】システム制御回路108は画像メモリ11
6に書込み開始信号を印加し、これにより、画像メモリ
116はクロック発生回路114からのクロックに従っ
てA/D変換器112の出力、即ち輝度データ及び色差
データを記憶する。コード化回路118は、この判別開
始信号に応じて、領域判別及びコード変換を開始する。
【0046】即ち、領域判別回路120が文字領域、図
形領域、濃淡画像領域及び空白領域を判別する。各領域
の座標データを領域記憶回路130に一時記憶する。文
字認識回路122、図形コード化回路124及び画像圧
縮回路126は領域記憶回路130を参照して処理対象
の有無を調べた後、画像メモリ116から必要な画像デ
ータを読み出して、それぞれ文字認識、図形コード化及
び画像圧縮し、出力データ処理回路128に出力する。
文字認識回路122、図形コード化回路124及び画像
圧縮回路126の各出力フォーマットを図8、図9及び
図10に示す。出力データ処理回路128はこれらのデ
ータを所定のフォーマットに調整して出力端子46に出
力する。
【0047】文字認識回路122は、文字領域から各文
字を切り出し、パターン・マッチング法や特徴抽出法に
より文字認識する。文字の切出しには、投影法などが知
られている。文字認識回路122は、認識した文字のコ
ード信号を、その字体情報と共に図8のフォーマットで
出力データ処理回路128に出力する。
【0048】図形コード化回路124は、例えばチェー
ン・コード方式により図形をコード化する。チェーン・
コード方式は、画像の境界や線図形を折れ線で近似する
方法であり、図11にその一例を示す。図11(a)に
示すように8方向の単位ベクトルに異なる番号を付与
し、同(b)に示すように、線図形を図11(a)で示
す単位ベクトルで折れ線近似する。採用した単位ベクト
ルの番号を順番に並べたものが、目的のコードとなる。
図形コード化回路124は、得られたコード列を図9に
示すフォーマットで出力データ処理回路128に出力す
る。
【0049】濃淡画像領域の画像データをそのまま出力
してもよいが、それではデータ量が大量になることがあ
るので、画像圧縮回路126が例えばJPEG方式によ
り数分の一に圧縮する。この圧縮は、ディジタル信号処
理回路(DSP)、専用IC又はソフトウエア演算によ
り実現できる。画像圧縮回路126は、圧縮画像データ
を図10に示すフォーマットで出力データ処理回路12
8に出力する。
【0050】出力データ処理回路128は、回路12
2,124,126からのデータをTIFF,PICT
などの既存の画像データ・フォーマット又は独自のフォ
ーマットに調整して出力端子46に出力する。なお、図
8、図9及び図10に示すズーム位置情報は、原稿の読
取り解像度(ドット・パー・インチ)を変換する際のパ
ラメータとなる。
【0051】原稿の読取りからデータ出力完了までの動
作を、図12、図13及び図14に示すフローチャート
を参照して説明する。原稿台10上に原稿を置き、入力
したい原稿部分を開く(S1)。システム制御回路10
8は、先に説明したようにモータ40により絞り24b
を制御し(S2)、モータ30によりフォーカシング・
レンズ24aを制御する(S3)。操作部20の原稿コ
ード変換開始スイッチの操作により(S4)、ズーム移
動カウンタ変数Kをクリアする(S5)。
【0052】合焦完了後(S6)、システム制御回路1
08は画像メモリ116に画像データの取込みを指示す
る(S7)。これに応じて、画像メモリ116は、A/
D変換器112から出力される輝度及び色差データを上
述のように取り込む(S8)。画像メモリ116への取
込み完了後、システム制御回路108はコード化回路1
18の領域判別回路120に判別開始信号を出力する
(S9)。領域判別回路120はこの判別開始信号に応
じて、画像メモリ116から画素データを順に読み出
し、文字領域、図形領域、濃淡画像領域及び空白領域を
判別し、各領域のアドレス(座標)情報を領域記憶回路
130に格納する(S10)。
【0053】領域判別の終了後(S11)、文字領域が
存在する場合には(S12)、領域判別回路120は文
字領域のアドレス情報を文字認識回路122に供給し、
画像メモリ116の出力データ・バスを文字認識回路1
22に接続する(S13)。文字認識回路122は文字
認識を実行し(S14)、その判別確率をシステム制御
回路108に通知する(S15)。その判別確率が所定
閾値Rtを越える場合(S16)、文字認識回路122
は文字コード・データを内部メモリに一時記憶し、文字
認識の終了後、図8に示すフォーマットで出力データ処
理回路128に出力する(S17)。
【0054】判別確率が閾値Rt以下の場合(S1
6)、システム制御回路108ズーム・モータ36によ
りズーミング・レンズ24cを所定量だけ移動して、原
稿画像を拡大する(S18)。Kをインクリメントし
(S19)、その最大値Kmax未満の内は(S2
0)、再度、合焦完了を待ってS7以降、即ち、文字認
識を繰り返す。文字認識により複数の候補がある場合に
は、異なるズーム値での文字認識結果も参照し、多数決
原理に基づき1候補を決定してもよい。
【0055】KがKmaxをえた場合には(S20)、
キャラクタ・ジェネレータ134及び加算器132によ
りモニタ56に判別不能の警告を表示させると共に、出
力データ処理回路128からディジタル・データ出力端
子46に判別不能を示すデータを出力させる(S2
1)。
【0056】文字領域が存在しない場合(S12)、及
び文字領域があってその文字認識処理が終了した後には
(S17,21)、濃淡画像領域を処理する。濃淡画像
領域が存在する場合(S22)、領域判別回路120は
濃淡画像領域のアドレス情報を画像圧縮回路126に供
給し、画像メモリ116の出力データ・バスを画像圧縮
回路126に接続し、画像圧縮回路126は例えばJP
EG方式により濃淡画像を圧縮し(S23)、圧縮デー
タを内部メモリに一時記憶し、図10に示すフォーマッ
トで出力データ処理回路128に出力する(S24)。
【0057】図形領域がある場合(S25)、領域判別
回路120は図形領域のアドレス情報を図形コード化回
路124に供給し、画像メモリ116の出力データ・バ
スを図形コード化回路124に接続し、図形コード回路
回路124は図形領域の画像をコード化し(S26)、
コード化データを一時記憶して、図9に示すフォーマッ
トで出力データ処理回路128に出力する(S27)。
【0058】出力データ処理回路128は、文字認識回
路122、図形コード化回路124及び画像圧縮回路1
26からのデータを所定フォーマットに調整して出力端
子46に順に出力する(S28,29,30)。データ
出力が完了すると、出力データ処理回路128は出力状
態信号によりシステム制御回路108に出力完了を通知
し、システム制御回路108は、キャラクタ・ジェネレ
ータ134及び加算器132によりモニタ56の画面に
出力完了を表示させる(S31)。
【0059】フローチャートによる説明上、文字認識、
濃淡画像の圧縮、及び図形のコード化をこの順で実行し
たが、これらを可能な限り並列に実行するのが好ましい
ことはいうまでもない。処理前に、必要な画像データを
各回路122,124,126に転送しておけばよい。
【0060】領域判別回路120における領域判別に関
して詳細に説明する。印刷原稿は基本的に、文字、図形
(2値)、濃淡画像(多階調)及び空白(又は背景)か
らなる。本実施例では、先ず、濃淡画像領域を分離し、
次に図形領域及び文字領域を分離する。
【0061】濃淡画像領域と文字図形領域の分離法を説
明する。濃淡画像には中間調が含まれている。例えば、
図15に示すような原稿画像を考える。即ち、図15に
示すような階調画像データが画像メモリ116に格納さ
れているとする。この画像データを図16(a)に示す
ように、走査線方向に所定大きさのサンプリング・スポ
ットで走査する。図16は文字領域を走査した場合の例
であり、図16(b)は同(a)の拡大図を示し、同
(c)は当該サンプリング・スポットによる濃度分布を
示す。
【0062】この濃度分布を3×3のマスクを通して見
ると、線図の場合には、図17に示す6つの特徴パター
ンに合致する。図17において、Wは白、Bは黒、M
1,M2は中間濃度をある閾値で2つに分類したもので
ある。従って、図17に示す6つの特徴パターンの何れ
にも該当しなければ、その部分は濃淡画像と判断でき、
水平及び垂直方向に探索していけば濃淡画像領域を特定
できる。
【0063】このようにして先ず、濃淡画像領域を特定
できる。次に、図形領域と文字領域を次のようにして区
別する。即ち、濃淡画像領域以外の領域を適当な閾値で
2値化する。そして、その2値画像を先ず水平に走査
し、白画像の長さが所定値Lthより短い場合に黒に置
き換えることにより、画素をグループ化できる。このグ
ループ化を縦方向にも行なうことにより、白画像で区画
された領域を特定できる。この領域は即ち、文字領域又
は図形領域である。文字領域は通常矩形になるので、各
領域の縦横比や黒の長さの平均値などの特徴量により図
形領域か文字領域かを判別できる。文字領域は通常、行
単位で特定される。
【0064】このように特定した濃度画像領域、図形領
域及び文字領域以外の部分で、白画素の連続する領域を
空白領域とする。
【0065】図15に示す原稿画像に対して、このよう
に領域判別した結果を図18に示す。各領域の開始アド
レスと終了アドレス、並びに濃度画像領域、図形領域及
び文字領域の区別が領域記憶回路130に記憶される。
【0066】本実施例では、サンプリング・スポット走
査方式により領域を判別したが、文字領域や図形領域に
はグレー・レベルが存在しないことを利用して、注目画
素の周辺画素の濃度分布から文字図形領域を他から区別
することもできる。
【0067】また、本実施例では、文字、図形及び濃淡
画像の混在する原稿画像から、文字を認識し、図形をコ
ード化し、且つ濃淡画像を圧縮したが、これらの一つを
実行するだけでもデータ量を削減できる。即ち、文字の
みを認識する場合や、文字認識と図形コード化を実行す
る場合も、本発明に含まれる。
【0068】上述の実施例によれば、原稿画像の情報を
大幅に圧縮してデータ入力することができ、ファイル化
した場合でも、小さなファイルで済み、取り扱いが容易
になる。また、文字認識率が悪い場合には、ズーミング
により拡大した画像で文字認識するので、全体として高
い確率で文字認識で、人手による修正作業を少なくする
ことができる。データ入力に際して、原稿を順にページ
めくりするだけで済むので、手間が省ける。
【0069】上記実施例では、入力し変換したデータを
出力端子からコンピュータ等に出力するようにしたが、
着脱自在な外部記憶媒体(フロッピー・ディスク、メモ
リ・カード、ハード・ディスク7、光磁気ディスク等)
の駆動装置を取り付け、処理済のデータを外部記憶装置
に記憶するようにしてもよい。そうすれば、データ入力
と、入力したデータのファイル化処理を別の場所及び時
間で行なえる。
【0070】更には、音声合成回路を組み込み、文字認
識した文字の音声信号を発生させるようにしてもよい。
データ入力の段階で音声信号に変換しても、入力後の検
索や再生表示時に音声信号に変換してもよいが、以下で
は、データ入力装置内に文字コードを音声信号に変換す
る機能を組み込み、音声信号をディジタル圧縮して外部
記憶装置に記憶するようにした実施例を説明する。
【0071】図19はその電気回路ブロック図であり、
図20は外観斜視図、図21は中央断面図、図22は背
面の接続端子の配置図である。図1〜図18で説明した
実施例と同じ構成要素には同じ符号を付してある。
【0072】図20及び図21に示すように、側面にフ
ロッピー・ディスク60の駆動装置62と、スピーカ6
4を組み込んだ。また、図22に示すように、ディジタ
ル・データ出力端子46は必須でなくなったので、外さ
れている。勿論、具備してもよいことはいうまでもな
い。
【0073】図23は本実施例の使用時の構成図であ
り、本実施例のデータ入力装置のビデオ出力端子にモニ
タ66を接続する。
【0074】図19における変更部分を説明する。14
0は文字認識回路122から出力される文字コード列を
アナログ音声信号に変換する音声合成回路である。音声
合成回路140の詳細は後述する。142は音声合成回
路140から出力されるアナログ音声信号をディジタル
化するA/D変換器、144はA/D変換器142から
出力される音声データを圧縮する音声圧縮回路、146
は音声圧縮回路144、図形コード化回路124及び画
像圧縮回路126の出力を所定フォーマットに調整する
出力データ処理回路である。駆動回路62は、出力デー
タ処理回路146の出力をフロッピー60に記録する。
148は音声合成回路140の出力音声信号を増幅して
スピーカ64に印加するアンプである。
【0075】150は、システム制御回路108の上述
の機能に加えて、音声合成回路140及び駆動回路62
の制御機能を具備するシステム制御回路である。
【0076】図19に示す実施例では、文字認識回路1
22により文字画像が文字コードに変換され、その文字
コードが音声合成回路140によりアナログ音声信号に
変換される。そのアナログ音声信号はアンプ148によ
り増幅されスピーカ64から音声出力される。これによ
り、利用者は文字認識結果を音声で確認できる。
【0077】音声合成回路140による音声信号はま
た、A/D変換器142によりディジタル化され、音声
圧縮回路144により圧縮される。音声圧縮回路144
における圧縮方式には、例えば、ADPCM方式やサブ
バンド・コーディング方式がある。
【0078】出力データ処理回路146は、回路14
4,124,126の出力を所定フォーマット(例え
ば、MIDI(Musical Instrument
s Digital Interface)規格、MP
EG(Moving Picture Expert
Group)規格や、CDI(Compact Dis
kInteractive)規格の音声フォーマット)
に調整して駆動回路62に出力し、駆動回路62は、出
力データ処理回路146からのデータをフロッピー60
に記録する。
【0079】このようにフロッピー60に記録した情報
は、画像表示装置と音声出力端子を具備する簡易に再生
することができる。その再生装置の外観斜視図を図24
に示す。
【0080】音声合成回路140の一回路構成を図25
に示す。図26はウエーブテーブルと出力音声の関係を
示す。文字認識回路122により得られた文字コード
は、文字の発音コードテーブルより発音コードが参照さ
れその発音コードをウエーブテーブルの上位ビット、下
位ビットにタイミング発生回路からの信号をカウントア
ップして与え、音節毎にカウンタをリセットし順番にウ
エーブテーブルからのデータをD/A変換器に送りVC
F(Voltage Controlled Filt
er)により波形整形されVCA(Voltage C
ontrolled Amplifier)により最適
レベルに制御され、スピーカ64により可聴音として聞
こえる。
【0081】図27、図28及び図29は、図19に示
す実施例のデータ入力動作のフローチャートを示す。図
12、図13及び図14と同じステップには同じ符号を
付してある。図27は図12と全く同じである。異なる
のは、認識した文字コードの処理とフロッピーへの記録
である。即ち、文字認識文字コード・データを得た後
(S17)、音声合成し(S40)、合成音声信号をデ
ィジタル化し(S41)、圧縮して(S42)、出力デ
ータ処理回路146に出力する(S43)。出力データ
処理回路146は、圧縮音声データ、図形コード化デー
タ及び濃淡画像の圧縮データを駆動回路62に出力し
て、フロッピー60に記録させる(S44)。
【0082】図19に示す実施例では、入力した情報を
入力時にのみ表示及び音声出力させることができるが、
フロッピー60に記録した内容を出力(画像表示及び音
声出力)させるようにするのは容易である。図30は、
その電気回路ブロック図を示す。即ち、出力データ処理
回路146の代わりに入出力データ処理回路152を設
け、駆動回路62からの再生データを、音声については
音声出力装置154に印加して音声出力させ、図形及び
濃淡画像についてはドット展開回路156により展開
し、エンコーダ158により所定ビデオ形式に変換し
て、加算器132及びビデオ出力端子44を介して外部
のモニタに出力する。
【0083】
【発明の効果】以上の説明から容易に理解できるよう
に、本発明によれば、入力画像のうちの文字部分を文字
認識手段により文字コードに変換するので、データ量を
大幅に削減できる。また、文字領域以外もデータ削減手
段や画像圧縮手段等によりデータ量を削減するので、全
体のデータ量を少なくできる。また、撮影光学系のズー
ミングにより、文字認識の確率を高めることができる。
更には、撮像手段を使用することにより、データ入力が
容易になり、迅速に行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の回路構成ブロック図であ
る。
【図2】 本実施例の外観斜視図である。
【図3】 原稿の斜視図である。
【図4】 本実施例の中央断面図である。
【図5】 本実施例のカメラ16の光学系の断面図であ
る。
【図6】 本実施例の背面の接続端子の配置図である。
【図7】 本実施例の接続構成例である。
【図8】 文字認識回路122の出力フォーマットであ
る。
【図9】 図形コード化回路124の出力フォーマット
である。
【図10】 画像圧縮回路126の出力フォーマットで
ある。
【図11】 図形コード化回路124におけるチェーン
・コード化の説明図である。
【図12】 本実施例の動作フローチャートの一部であ
る。
【図13】 本実施例の動作フローチャートの一部であ
る。
【図14】 本実施例の動作フローチャートの一部であ
る。
【図15】 原稿画像の一例である。
【図16】 サンプリング・スポット走査方式の説明図
である。
【図17】 線図形の6つの典型特徴パターンである。
【図18】 図15に示す原稿画像に対する領域判別結
果である。
【図19】 本発明の別の実施例の回路構成ブロック図
である。
【図20】 図19に示す実施例の外観斜視図である。
【図21】 図19に示す実施例の中央断面図である。
【図22】 図19に示す実施例の背面の接続端子の配
置図である。
【図23】 図19に示す実施例の接続構成例である。
【図24】 フロッピー60に記録した情報の再生装置
の外観斜視図である。
【図25】 音声合成回路140の回路例である。
【図26】 ウエーブテーブルと出力音声との関係を示
す図である。
【図27】 図19に示す実施例の動作フローチャート
の一部である。
【図28】 図19に示す実施例の動作フローチャート
の一部である。
【図29】 図19に示す実施例の動作フローチャート
の一部である。
【図30】 図19に示す実施例の変更例の回路構成ブ
ロック図である。
【符号の説明】
10:原稿台 12:垂直支持部材 14:水平支持部
材 16:カメラ 18:照明装置 20:操作部 2
2:撮像素子 24:撮影光学系 24a:フォーカシ
ング・レンズ 24b:絞り 24c:ズーミング・レ
ンズ 26:フォーカス枠 28:可動筒 30:モー
タ 32:可動筒 34:カム筒 36:モータ 3
8:固定筒 40:モータ 42:外部入力端子 4
4:ビデオ出力端子 46:ディジタル・データ出力端
子 48:電源スイッチ 50:電源続端子 52:デ
ータ入力装置 54:コンピュータ 56:モニタ 1
00:カメラ 102:信号処理回路 104:平均輝
度検出回路 106:焦点検出回路 108:システム
制御回路 110:デコーダ 112:A/D変換器
114:クロック発生回路 116:画像メモリ 11
8:コード化回路 120:領域判別回路 122:字
認識回路 124:図形コード化回路 126:画像圧
縮回路 128:出力データ処理回路 130:領域記
憶回路 132:加算器 134:キャラクタ・ジェネ
レータ 60:フロッピー・ディスク 62:駆動装置
64:スピーカ 66:モニタ 140:音声合成回
路 142:A/D変換器 144:音声圧縮回路 1
46:出力データ処理回路 148:アンプ 150:
システム制御回路 152:入出力データ処理回路 1
54:音声出力装置 156:ドット展開回路 15
8:エンコーダ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部制御自在なズーム機能を具備する撮
    影光学系と、当該撮影光学系による原稿画像を電気信号
    に変換する撮像手段と、当該撮像手段による撮影画像か
    ら少なくとも文字領域を判別する領域判別手段と、当該
    領域判別手段により判別された文字領域の文字画像を文
    字コードに変換する文字認識手段と、当該文字認識手段
    における文字認識状況に応じて、当該撮影光学系のズー
    ム機能を制御し、拡大した撮影画像で文字認識を実行さ
    せる制御手段と、撮影画像の文字領域以外の領域の画像
    をデータ削減するデータ削減手段とからなることを特徴
    とするデータ入力装置。
  2. 【請求項2】 上記領域判別手段が図形領域も判別し、
    上記データ削減手段が、当該領域判別手段により判別さ
    れた図形領域の図形を所定方式でコード化する図形コー
    ド化手段を具備する請求項1に記載のデータ入力装置。
  3. 【請求項3】 上記領域判別手段が濃淡画像領域も判別
    し、上記データ削減手段が、当該領域判別手段により判
    別された濃淡画像領域の濃淡画像を圧縮する画像圧縮手
    段を具備する請求項1又は2に記載のデータ入力装置。
  4. 【請求項4】 入力画像情報を圧縮するデータ処理装置
    であって、当該入力画像情報から少なくとも文字領域を
    判別する領域判別手段と、当該領域判別手段により判別
    された文字領域の文字画像を文字コードに変換する文字
    認識手段と、当該文字領域以外の領域の情報を画像圧縮
    する画像圧縮手段と、当該文字認識手段及び当該画像圧
    縮手段の出力を所定フォーマットで出力する出力処理手
    段とからなることを特徴とするデータ処理装置。
  5. 【請求項5】 入力画像情報を圧縮するデータ処理装置
    であって、当該入力画像情報から少なくとも文字領域及
    び図形領域を判別する領域判別手段と、当該領域判別手
    段により判別された文字領域の文字画像を文字コードに
    変換する文字認識手段と、当該領域判別手段により判別
    された図形領域の図形画像をコード化する図形コード化
    手段と、当該文字領域及び図形領域以外の領域の情報を
    画像圧縮する画像圧縮手段と、当該文字認識手段、当該
    図形コード化手段及び当該画像圧縮手段の出力を所定フ
    ォーマットで出力する出力処理手段とからなることを特
    徴とするデータ処理装置。
  6. 【請求項6】 外部制御自在なズーム機能を具備する撮
    影光学系と、当該撮影光学系による原稿画像を電気信号
    に変換する撮像手段と、当該撮像手段による撮影画像か
    ら少なくとも文字領域を判別する領域判別手段と、当該
    領域判別手段により判別された文字領域の文字画像を文
    字コードに変換する文字認識手段と、当該文字認識手段
    における文字認識状況に応じて、当該撮影光学系のズー
    ム機能を制御し、拡大した撮影画像で文字認識を実行さ
    せる制御手段と、当該文字認識手段により認識された文
    字コードを音声信号に変換し、ディジタル圧縮する音声
    処理手段と、撮影画像の文字領域以外の領域の画像をデ
    ータ削減するデータ削減手段と、当該音声処理手段及び
    データ削減手段の出力を着脱自在な記録媒体に記録する
    記録手段とからなることを特徴とするデータ処理装置。
  7. 【請求項7】 上記領域判別手段が図形領域も判別し、
    上記データ削減手段が、当該領域判別手段により判別さ
    れた図形領域の図形を所定方式でコード化する図形コー
    ド化手段を具備する請求項6に記載のデータ処理装置。
  8. 【請求項8】 上記領域判別手段が濃淡画像領域も判別
    し、上記データ削減手段が、当該領域判別手段により判
    別された濃淡画像領域の濃淡画像を圧縮する画像圧縮手
    段を具備する請求項6又は7に記載のデータ入力装置。
  9. 【請求項9】 入力画像情報を圧縮して記録媒体に記録
    するデータ処理装置であって、当該入力画像情報から少
    なくとも文字領域を判別する領域判別手段と、当該領域
    判別手段により判別された文字領域の文字画像を文字コ
    ードに変換する文字認識手段と、当該文字領域以外の領
    域の情報を画像圧縮する画像圧縮手段と、当該文字認識
    手段及び当該画像圧縮手段の出力を当該記録媒体に記録
    する記録手段とからなることを特徴とするデータ処理装
    置。
  10. 【請求項10】 入力画像情報を圧縮して記録媒体に記
    録するデータ処理装置であって、当該入力画像情報から
    少なくとも文字領域及び図形領域を判別する領域判別手
    段と、当該領域判別手段により判別された文字領域の文
    字画像を文字コードに変換する文字認識手段と、当該領
    域判別手段により判別された図形領域の図形画像をコー
    ド化する図形コード化手段と、当該文字領域及び図形領
    域以外の領域の情報を画像圧縮する画像圧縮手段と、当
    該文字認識手段、当該図形コード化手段及び当該画像圧
    縮手段の出力を当該記録媒体に記録する記録手段とから
    なることを特徴とするデータ処理装置。
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