JPH06200330A - スクラップを原料とする焼結方法 - Google Patents

スクラップを原料とする焼結方法

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JPH06200330A
JPH06200330A JP4358593A JP35859392A JPH06200330A JP H06200330 A JPH06200330 A JP H06200330A JP 4358593 A JP4358593 A JP 4358593A JP 35859392 A JP35859392 A JP 35859392A JP H06200330 A JPH06200330 A JP H06200330A
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Yoshio Okuno
嘉雄 奥野
Masami Fujimoto
政美 藤本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 焼結鉱の製造方法において、熱源のコークス
を低減し、コークスの燃焼に由来するCO2 とNO2
発生を抑制する。 【構成】 下方吸引式焼結機において、薄片鉄スクラッ
プ、もしくは薄片鉄スクラップに溶剤を添加した混合
物、または塊スクラップに溶剤を添加した混合物22を
焼結パレット12に装入して充填層23を形成した後、
充填層表層に点火し焼結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高炉等で溶銑を製造す
るに際して原料となる焼結鉱を、スクラップを原料にし
て製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の焼結鉱の製造方法の概略工程の例
を図5に示す。
【0003】主原料の鉱石は鉱石ホッパー9、副原料で
ある石灰石は石灰石ホッパー8、燃料であるコークスは
コークスホッパー6、返鉱は返鉱ホッパー7からそれぞ
れ所定量切り出し、これにミキサー10で水分を例えば
6.8%添加して調湿造粒し、焼結原料とする。
【0004】コークスを3.8%含有した焼結原料1は
サージホッパー2に一旦装入し、ドラムフィーダー3か
ら切り出し、シュート4を介してパレット12に装入し
て充填層5を形成する。パレット12の火格子(図示せ
ず)を保護するため、10〜20mm程度の塊焼結鉱を
床敷(図示せず)として装入する。充填層5の層厚は5
50mmである。
【0005】充填層5の表層部分のコークスに点火炉1
1で点火し、下方に空気を吸引しながら焼結原料に対し
て3.8%添加したコークスを燃焼させ、この燃焼熱で
上層から下層にかけて順次原料を焼結する。
【0006】また、コークスより安価な無煙炭をコーク
ス代替として使用する方法もある。あるいは特開昭61
−99635号公報には、コークスを乾燥し、コークス
の水分を低下させてコークス量を低減する方法が記載さ
れている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の方法は
熱源としてコークスを使用しているため、コークスの燃
焼に由来するCO2 とNO2 が発生し、環境面から好ま
しくない。
【0008】無煙炭をコークス代替として使用する方法
ではCO2 の発生が抑制できず、また埋蔵量がすくな
く、量の確保が困難などの問題を残している。また、特
開昭61−99635号公報記載の方法ではコークス量
の低減に限界があり、したがってCO2 とNO2 の発生
も大きく抑制できない。
【0009】本発明は上記問題を解決し、熱源のコーク
スを低減し、コークスの燃焼に由来するCO2 とNO2
の発生を抑制することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は以下の通
りである。
【0011】 下方吸引式焼結機において、薄片鉄ス
クラップ、もしくは薄片鉄スクラップに溶剤を添加した
混合物、または塊スクラップに溶剤を添加した混合物を
焼結パレットに装入して充填層を形成した後、充填層表
層に点火し焼結することを特徴とするスクラップを原料
とする焼結方法。
【0012】 前記薄片鉄スクラップの最大厚みが3
mm以下、最長辺が50mm以下であることを特徴とす
る前記のスクラップを原料とする焼結方法。
【0013】 最大厚みが3mm以下、最長辺が50
mm以下の薄片鉄スクラップと溶剤の全重量に対し溶剤
を1〜30%混合することを特徴とする前記のスクラ
ップを原料とする焼結方法。
【0014】 最大厚みが5mm以下、最長辺が15
0mm以下の塊スクラップと溶剤の全重量に対し溶剤を
30%超70%以下混合することを特徴とする前記の
スクラップを原料とする焼結方法。
【0015】なお、薄片鉄スクラップおよび塊スクラッ
プは飲食料缶、廃車鉄板、廃電気器具、製鉄所内発生細
片鉄などの産業用廃棄物の切断物を指す。また、溶剤と
は粉鉄鉱石、粉石灰石、粉珪石、粉コークスの混合物
(以下、結合剤と呼ぶ)、最大厚み1mm以下、最長
辺20mm以下のスクラップ(以下、スクラップチップ
と呼ぶ)、結合剤とスクラップチップの混合物(以
下、複合剤と呼ぶ)の3種を指す。
【0016】
【作用】本発明は前述の課題を解決するため、焼結層内
において薄片鉄スクラップの酸化発熱を利用することに
より薄片鉄スクラップおよび塊スクラップを焼結するも
のである。以下、本発明について詳細に説明する。
【0017】薄片鉄スクラップ、薄片鉄スクラップと溶
剤の混合物、塊スクラップと溶剤の混合物の充填層表層
に点火すると、薄片鉄スクラップと溶剤のスクラップチ
ップの酸化熱、溶剤のコークスの燃焼熱で発熱しスクラ
ップは溶融する。また、薄片鉄スクラップに溶剤を添加
して焼結すると溶剤が糊の役割を果たし、容易に焼結す
ることができる。
【0018】薄片鉄スクラップの大きさは、厚みが3m
m以下、最長辺が50mm以下が伝熱の面から好まし
く、スクラップを細断して得られる。この薄片鉄スクラ
ップは薄片鉄スクラップだけ、即ち薄片鉄スクラップ1
00%を焼結パレットに装入して充填層を形成した後、
充填層表層に点火して焼結することができる。
【0019】結合剤の粒度は3mm以下が好ましい。3
mmを越えると粒の中心まで伝熱しないので溶融しにく
く、糊としての役割を果さないためである。
【0020】溶剤の配合比率(溶剤/溶剤+薄片鉄スク
ラップ)は薄片鉄スクラップの大きさにより異なる。
【0021】薄片鉄スクラップは最大厚み3mm以下、
最長辺50mm以下が伝熱の面から好ましく、それ以上
大きくなると焼結が不安定となる。薄片鉄スクラップの
下限は限定する必要はなく、細かいほど伝熱、溶融性の
面から好ましい。
【0022】最大厚み3mm、最長辺50mmに近い大
きい薄片鉄スクラップの量が多くなると伝熱が悪くな
り、溶融が不均一となるので、溶剤の配合比率を大きく
する必要があり、溶剤の配合比率は1%以上30%以下
にするのが好ましい。配合比率1%未満では溶融不足と
なり、30%超では溶融過多となるためである。
【0023】塊スクラップの大きさは、最大厚みが5m
m以下、最長辺が150mm以下が伝熱の面から好まし
く、大きいスクラップは切断する。
【0024】塊スクラップは大きいため伝熱が悪く、溶
融が不均一となるので、溶剤を多量に配合して焼結する
必要があり、溶剤の配合比率は塊スクラップの大きさに
より異なる。最大厚み5mm、最長辺150mmに近い
大きい塊スクラップの量が多くなると伝熱が悪くなり、
溶融が不均一となるので溶剤の配合比率を大きくする必
要があり、溶剤の配合比率は30%以上70%以下が好
ましい。配合比率が30%未満では溶融不足となり、7
0%を超えると溶融過多となるためである。
【0025】塊スクラップの大きさの下限は限定する必
要はなく、細かいほど伝熱、溶融性の面から好ましい。
【0026】
【実施例】以下、本発明を好ましい実施例に則して説明
する。
【0027】
【実施例1】図1に示すように、塊鉱石ホッパー31か
ら切り出した10〜20mmの塊鉱石を塊鉱石サージホ
ッパー32に一旦装入し、パレットの火格子(図示せ
ず)上に30mmの層厚に装入し、床敷33とした。
【0028】最大厚み3mm以下、最長辺30mm以下
の薄片鉄スクラップを薄片鉄スクラップホッパー21か
ら切り出し、サージホッパー2に一旦装入し、ドラムフ
ィーダー3から切り出しシュート4を介してパレット1
2に装入して、スクラップ充填層23を500mm形成
した。
【0029】スクラップ充填層23の表層部分の薄片鉄
スクラップを点火炉11で加熱し、下方に空気を吸引し
ながら薄片鉄スクラップを酸化させ、この酸化熱で上層
から下層にかけて順次薄片鉄スクラップを溶融させて焼
結した。
【0030】コークスを使用しないためCO2 とNO2
の発生はなかった。
【0031】
【実施例2】図2に示すように、塊鉱石ホッパー31か
ら切り出した10〜20mmの塊鉱石を塊鉱石サージホ
ッパー32に一旦装入し、パレットの火格子(図示せ
ず)上に30mmの層厚に装入し、床敷33とした。
【0032】最大厚み3mm以下、最長辺50mm以下
の薄片鉄スクラップを薄片鉄スクラップホッパー21か
ら、粒度3mm以下の結合剤を結合剤ホッパー25から
切り出し、ミキサー10で結合剤に対して水分を12%
添加し混合した。
【0033】結合剤は粉鉄鉱石33%、粉石灰石58
%、粉珪石0.5%、粉コークス8.5%の混合物であ
る。また、結合剤の配合比率は15%とし、残りの85
%は薄片鉄スクラップである。
【0034】結合剤と薄片鉄スクラップを混合したスク
ラップ原料22をサージホッパー2に一旦装入し、ドラ
ムフィーダー3から切り出しシュート4を介してパレッ
ト12に装入してスクラップ充填層23を500mm形
成した。
【0035】スクラップ充填層の表層部分の薄片鉄スク
ラップを点火炉11で加熱し、下方に空気を吸引しなが
ら薄片鉄スクラップの酸化熱と結合剤のコークスの燃焼
熱で上層から下層にかけて順次薄片鉄スクラップを溶融
させて焼結した。
【0036】コークスは結合剤に混合しているが少量で
あるため、図5に示す従来方法に比較してCO2 の発生
は62%、NO2 の発生は60%減少した。
【0037】
【実施例3】図2に示すように、塊鉱石ホッパー31か
ら切り出した10〜20mmの塊鉱石を塊鉱石サージホ
ッパー32に一旦装入し、パレットの火格子上に30m
mの層厚に装入し、床敷33とした。
【0038】最大厚み3mm以下、最長辺30mm以下
の薄片鉄スクラップを薄片鉄スクラップホッパー21か
ら、溶剤のスクラップチップをスクラップチップホッパ
ー24から切り出し、ミキサー10で混合した。スクラ
ップチップの配合比率は30%で、残りの70%は薄片
鉄スクラップである。
【0039】スクラップチップを配合した薄片鉄スクラ
ップをサージホッパー2に一旦装入し、ドラムフィーダ
ー3から切り出しシュート4を介してパレット12に装
入してスクラップ充填層23を500mm形成した。
【0040】スクラップ充填層の表層部分のスクラップ
チップと薄片鉄スクラップを点火炉11で加熱し、下方
に空気を吸引しながらスクラップチップと薄片鉄スクラ
ップの酸化熱で上層から下層にかけて順次スクラップチ
ップと薄片鉄スクラップを溶融させて焼結した。
【0041】コークスを使用しないためCO2 とNO2
の発生は認められなかった。
【0042】
【実施例4】図2に示すように、塊鉱石ホッパー31か
ら切り出した10〜20mmの塊鉱石を塊鉱石サージホ
ッパー32に一旦装入し、パレットの火格子上に30m
mの層厚に装入し、床敷33とした。
【0043】最大厚み3mm以下、最長辺50mm以下
の薄片鉄スクラップを薄片鉄スクラップホッパー21か
ら、粒度3mm以下の結合剤を結合剤ホッパー25から
切り出し、スクラップチップをスクラップチップホッパ
ー24から切り出し、ミキサー10で結合剤に対して水
分を12%添加し混合した。
【0044】結合剤は粉鉱石31%、粉石灰石56%、
粉コークス13%の混合物とした。結合剤の配合比率は
10%、スクラップチップの配合比率は15%で、残り
の75%は薄片鉄スクラップである。
【0045】複合剤を配合したスクラップ原料22をサ
ージホッパー2に一旦装入し、ドラムフィーダー3から
切り出しシュート4を介してパレット12に装入してス
クラップ充填層23を500mm形成した。
【0046】充填層23の表層部分を点火炉11で加熱
し、下方に空気を吸引しながら上層から下層にかけて順
次薄片鉄スクラップを溶融させて焼結した。
【0047】コークスは結合剤に混合しているが少量で
あるため、図5に示す従来方法に比較してCO2 の発生
は61%、NO2 の発生は58%減少した。
【0048】
【実施例5】図3に示すように、塊鉱石ホッパー31か
ら切り出した10〜20mmの塊鉱石を塊鉱石サージホ
ッパー32に一旦装入し、パレットの火格子(図示せ
ず)上に30mmの層厚に装入し、床敷33とした。
【0049】最大厚み5mm以下、最長辺150mm以
下の塊スクラップを塊スクラップホッパー26から、粒
度3mm以下の結合剤を結合剤ホッパー25から切り出
し、ミキサー10で結合剤に対して水分を12%添加し
混合した。
【0050】結合剤は粉鉱石34%、粉石灰石60%、
粉珪石0.5%、粉コークス5.5%の混合物とした。
また、結合剤の配合比率は40%とし、残りの60%は
塊スクラップである。
【0051】結合剤を配合したスクラップ原料22をサ
ージホッパー2に一旦装入し、ドラムフィーダー3から
切り出しシュート4を介してパレット12に装入してス
クラップ充填層23を530mm形成した。圧縮ローラ
29により530mm層厚の充填層23を30mm圧縮
し、500mm層厚とした。
【0052】充填層の表層部分を点火炉11で加熱し、
下方に空気を吸引しながら塊スクラップを酸化させ、こ
の酸化熱と結合剤のコークスの燃焼熱で上層から下層に
かけて順次塊スクラップを溶融させて焼結した。
【0053】コークスは結合剤に混合しているが少量で
あるため、図5に示す従来方法に比較してCO2 の発生
は40%、NO2 の発生は38%減少した。
【0054】
【実施例6】図3に示すように、塊鉱石ホッパー31か
ら切り出した10〜20mmの塊鉱石を塊鉱石サージホ
ッパー32に一旦装入し、パレットの火格子上に30m
mの層厚に装入し、床敷33とした。
【0055】最大厚み5mm以下、最長辺150mm以
下の塊スクラップを塊スクラップホッパー26から、溶
剤のスクラップチップをスクラップチップホッパー24
から切り出し、ミキサー10で混合した。
【0056】スクラップチップ配合比率は30%とし、
残りの70%は塊スクラップである。
【0057】スクラップチップを配合したスクラップ原
料22をサージホッパー2に一旦装入し、ドラムフィー
ダー3から切り出しシュート4を介してパレット12に
装入してスクラップ充填層23を530mm形成した。
圧縮ローラ29により530mm層厚の充填層23を3
0mm圧縮し、500mm層厚とした。
【0058】充填層の表層部分を点火炉11で加熱し、
下方に空気を吸引しながら塊スクラップを酸化させ、こ
の酸化熱とスクラップチップの酸化熱で上層から下層に
かけて順次塊スクラップを溶融させて焼結した。
【0059】コークスを使用しないためCO2 とNO2
の発生は認められなかった。
【0060】
【実施例7】図4に示すように、塊鉱石ホッパー31か
ら切り出した10〜20mmの塊鉱石を塊鉱石サージホ
ッパー32に一旦装入し、パレットの火格子(図示せ
ず)上に30mmの層厚に装入し、床敷33とした。
【0061】塊スクラップとしては飲食料用スチール缶
スクラップを使用した。有姿の変形の少ないスチール缶
スクラップをスチール缶スクラップホッパー27から、
粒度3mm以下の結合剤を結合剤ホッパー25から切り
出し、スクラップチップをスクラップチップホッパー2
4から切り出し、圧縮破孔機28で結合剤に対して水分
を12%添加しながらスチール缶スクラップを圧縮破孔
し混合した。
【0062】結合剤は粉鉱石31%、粉石灰石56%、
粉コークス13%の混合物とした。また、結合剤の配合
比率は15%、スクラップチップの配合比率は15%
で、残りの70%は塊スクラップとしての飲食料用スチ
ール缶スクラップである。
【0063】圧縮破孔した塊スクラップと複合剤の混合
物をサージホッパー2に一旦装入し、ドラムフィーダー
3から切り出しシュート4を介してパレット12に装入
してスクラップ充填層23を550mm形成した。圧縮
ローラ29により550mm層厚の充填層23を50m
m圧縮し、500mm層厚とした。
【0064】充填層23の表層部分を点火炉11で加熱
し、下方に空気を吸引しながら上層から下層にかけて順
次塊スクラップを溶融させて焼結した。
【0065】コークスは結合剤に混合しているが少量で
あるため、図5に示す従来方法に比較してCO2 の発生
は48%、NO2 の発生は46%減少した。
【0066】
【発明の効果】本発明によれば、スクラップの酸化発熱
により焼結層の温度が上昇するのでコークスを減少でき
る。コークス低減によりCO2 、NO2 の発生が減少す
る。また、鉄分の高い焼結鉱となるため、製銑原料とし
て良質化する副次効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す図である。
【図2】本発明の実施例を示す図である。
【図3】本発明の実施例を示す図である。
【図4】本発明の実施例を示す図である。
【図5】従来方法の概略工程を示す図である。
【符号の説明】 1 焼結原料 2 サージホッパー 3 ドラムフィーダー 4 シュート 5 充填層 6 コークスホッパー 7 返鉱ホッパー 8 石灰石ホッパー 9 鉱石ホッパー 10 ミキサー 11 点火炉 12 パレット 21 薄片鉄スクラップホッパー 22 スクラップ原料 23 スクラップ充填層 24 スクラップチップホッパー 25 結合剤ホッパー 26 塊スクラップホッパー 27 スチール缶スクラップホッパー 28 圧縮破孔機 29 圧縮ローラ 31 塊鉱石ホッパー 32 塊鉱石サージホッパー 33 床敷

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下方吸引式焼結機において、薄片鉄スク
    ラップ、もしくは薄片鉄スクラップに溶剤を添加した混
    合物、または塊スクラップに溶剤を添加した混合物を焼
    結パレットに装入して充填層を形成した後、充填層表層
    に点火し焼結することを特徴とするスクラップを原料と
    する焼結方法。
  2. 【請求項2】 前記薄片鉄スクラップの最大厚みが3m
    m以下、最長辺が50mm以下であることを特徴とする
    請求項1記載のスクラップを原料とする焼結方法。
  3. 【請求項3】 最大厚みが3mm以下、最長辺が50m
    m以下の薄片鉄スクラップと溶剤の全重量に対し溶剤を
    1〜30%混合することを特徴とする請求項1記載のス
    クラップを原料とする焼結方法。
  4. 【請求項4】 最大厚みが5mm以下、最長辺が150
    mm以下の塊スクラップと溶剤の全重量に対し溶剤を3
    0%超70%以下混合することを特徴とする請求項1記
    載のスクラップを原料とする焼結方法。
JP4358593A 1992-08-31 1992-12-28 スクラップを原料とする焼結方法 Withdrawn JPH06200330A (ja)

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EP93919598A EP0614993B1 (en) 1992-08-31 1993-08-31 Method for producing sintered ore
PCT/JP1993/001230 WO1994005817A1 (en) 1992-08-31 1993-08-31 Method for producing sintered ore
DE69332973T DE69332973T2 (de) 1992-08-31 1993-08-31 Verfahren zur herstellung von gesinterterm erz
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023189570A1 (ja) * 2022-03-29 2023-10-05 スチールプランテック株式会社 加熱式焼結機及び加熱式焼結方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023189570A1 (ja) * 2022-03-29 2023-10-05 スチールプランテック株式会社 加熱式焼結機及び加熱式焼結方法

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