JPH06194234A - 抵抗測定装置 - Google Patents
抵抗測定装置Info
- Publication number
- JPH06194234A JPH06194234A JP35697192A JP35697192A JPH06194234A JP H06194234 A JPH06194234 A JP H06194234A JP 35697192 A JP35697192 A JP 35697192A JP 35697192 A JP35697192 A JP 35697192A JP H06194234 A JPH06194234 A JP H06194234A
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- Japan
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- wire
- resistance
- current
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】３線式、４線式のいずれの測温抵抗体による測
定も可能な抵抗測定装置を提供する。 【構成】電流源３から端ｔ１を介し、導線２１、抵抗体
１、導線２４と電流ｉを流し、このとき検出手段６で検
出する電圧Ｅが小であれば、端子ｔ２、ｔ３からの電圧
ｅＡ、ｅＢに４線式の所定の演算処理を処理手段７で行
い、電圧Ｅが大のときは端子ｔ１はオープンなので電流
ｉを端子ｔ２から抵抗体１へ流し、３線式の所定の演算
処理を行い、抵抗測定を実施する。
定も可能な抵抗測定装置を提供する。 【構成】電流源３から端ｔ１を介し、導線２１、抵抗体
１、導線２４と電流ｉを流し、このとき検出手段６で検
出する電圧Ｅが小であれば、端子ｔ２、ｔ３からの電圧
ｅＡ、ｅＢに４線式の所定の演算処理を処理手段７で行
い、電圧Ｅが大のときは端子ｔ１はオープンなので電流
ｉを端子ｔ２から抵抗体１へ流し、３線式の所定の演算
処理を行い、抵抗測定を実施する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、測温抵抗体を用い
て、温度を測定するための抵抗測定装置に関するもので
ある。
て、温度を測定するための抵抗測定装置に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】測温抵抗体を用いて測温する場合、測温
抵抗体に接続するリード線（導線）は３線を用いるもの
と４線を用いるものとがある。従来、あらかじめ接続方
法を３線式か４線式かのどちらかに固定して決めておい
て、それに合わせて導線の配線抵抗の除去等の演算処理
を行っていた。
抵抗体に接続するリード線（導線）は３線を用いるもの
と４線を用いるものとがある。従来、あらかじめ接続方
法を３線式か４線式かのどちらかに固定して決めておい
て、それに合わせて導線の配線抵抗の除去等の演算処理
を行っていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実際に
測定する場合、３線式と４線式のどちらが接続されるが
不明のことが多く、このいずれにも対応できるものが望
まれる。
測定する場合、３線式と４線式のどちらが接続されるが
不明のことが多く、このいずれにも対応できるものが望
まれる。
【０００４】この発明の目的は、以上の点に鑑み、３線
式、４線式のいずれの測温抵抗体による測定も可能とし
た抵抗測定装置を提供することである。
式、４線式のいずれの測温抵抗体による測定も可能とし
た抵抗測定装置を提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明は、電流源から
の電流がスイッチ手段を介して供給される第１の端子
と、第１の測定手段に接続する第２の端子と、第２の測
定手段に接続する第３の端子と、アースに接続される第
４の端子と、第１の端子からの出力を検出する検出手段
と、この検出手段の出力が小のとき、第１、第２、第
３、第４の端子に４線式の抵抗体が接続されたと判別し
て演算処理を行い、検出手段の出力が大のとき、第２、
第３、第４の端子に３線式の抵抗体が接続されたと判別
して第２の端子から電流源からの電流を流して演算処理
を行う処理手段とを備え、抵抗測定を行うようにした抵
抗測定装置である。
の電流がスイッチ手段を介して供給される第１の端子
と、第１の測定手段に接続する第２の端子と、第２の測
定手段に接続する第３の端子と、アースに接続される第
４の端子と、第１の端子からの出力を検出する検出手段
と、この検出手段の出力が小のとき、第１、第２、第
３、第４の端子に４線式の抵抗体が接続されたと判別し
て演算処理を行い、検出手段の出力が大のとき、第２、
第３、第４の端子に３線式の抵抗体が接続されたと判別
して第２の端子から電流源からの電流を流して演算処理
を行う処理手段とを備え、抵抗測定を行うようにした抵
抗測定装置である。
【０００６】
【実施例】図１は、この発明の一実施例を示す構成説明
図である。
図である。
【０００７】図において、１は、測温抵抗体等の抵抗体
で４線式の場合は、その一端から第１、第２の導線２
１、２２が第１、第２の端子ｔ１、ｔ２に接続し他端か
ら第３、第４の導線が第３、第４の端子ｔ３、ｔ４に接
続する。３線式の場合は、第１の導線２１がなく、第
２、第３、第４の導線が第２、第３、第４の端子ｔ２、
ｔ３、ｔ４に接続する。
で４線式の場合は、その一端から第１、第２の導線２
１、２２が第１、第２の端子ｔ１、ｔ２に接続し他端か
ら第３、第４の導線が第３、第４の端子ｔ３、ｔ４に接
続する。３線式の場合は、第１の導線２１がなく、第
２、第３、第４の導線が第２、第３、第４の端子ｔ２、
ｔ３、ｔ４に接続する。
【０００８】第１の端子ｔ１には４線式のとき第１のス
イッチ手段ｓ１を閉として電流源３より電流ｉを第１の
導線２１から抵抗体１に流し、３線式のときは第２のス
イッチ手段ｓ２を閉として第２の導線２２から抵抗体１
に電流ｉを流す。第２の端子ｔ２の出力ｅＡはバッファ
Ａ１を介し第１の測定手段４で測定され、第３の端ｔ２
の出力ｅＢは第２の測定手段５で測定される。第１の端
子ｔ１の出力Ｅは検出手段６で検出されてその大小によ
って処理手段７により、制御手段８を介し第１、第２の
スイッチ手段ｓ１、ｓ２（１個で構成してもよい）を駆
動制御するとともに、第１、第２の測定手段４、５の出
力に所定の演算処理を実行する。なお、処理手段７等は
マイクロコンピュータ等で構成され、デジタル処理を行
うときは、測定手段４、５等にＡ−Ｄ変換手段を介在さ
せればよい。
イッチ手段ｓ１を閉として電流源３より電流ｉを第１の
導線２１から抵抗体１に流し、３線式のときは第２のス
イッチ手段ｓ２を閉として第２の導線２２から抵抗体１
に電流ｉを流す。第２の端子ｔ２の出力ｅＡはバッファ
Ａ１を介し第１の測定手段４で測定され、第３の端ｔ２
の出力ｅＢは第２の測定手段５で測定される。第１の端
子ｔ１の出力Ｅは検出手段６で検出されてその大小によ
って処理手段７により、制御手段８を介し第１、第２の
スイッチ手段ｓ１、ｓ２（１個で構成してもよい）を駆
動制御するとともに、第１、第２の測定手段４、５の出
力に所定の演算処理を実行する。なお、処理手段７等は
マイクロコンピュータ等で構成され、デジタル処理を行
うときは、測定手段４、５等にＡ−Ｄ変換手段を介在さ
せればよい。
【０００９】次に、図２を参照して動作を説明する。あ
らかじめ、４線式の抵抗体１が接続されたと想定し、第
１のスイッチ手段ｓ１のみを閉とし、電流源３の電流ｉ
を第１の端子ｔ１、導線２１、抵抗体１、第４の導線２
４と流し、このときの第２、第３の端子ｔ３、ｔ４の出
力ｅＡ、ｅＢを測定手段４、５で測定する。この場合、
第１の端子ｔ１の出力Ｅは、抵抗体１の抵抗値をＲｔ、
導線２１、２２、２３、２４の抵抗値を等しくｒとすれ
ば次式となる。
らかじめ、４線式の抵抗体１が接続されたと想定し、第
１のスイッチ手段ｓ１のみを閉とし、電流源３の電流ｉ
を第１の端子ｔ１、導線２１、抵抗体１、第４の導線２
４と流し、このときの第２、第３の端子ｔ３、ｔ４の出
力ｅＡ、ｅＢを測定手段４、５で測定する。この場合、
第１の端子ｔ１の出力Ｅは、抵抗体１の抵抗値をＲｔ、
導線２１、２２、２３、２４の抵抗値を等しくｒとすれ
ば次式となる。
【００１０】 Ｅ＝ｉ（ｒ＋Ｒｔ＋ｒ）＝２ｉ（Ｒｔ＋２ｒ） （１） ｉ＝１ｍＡ、Ｒｔ＝１００Ωとすれば、４線式では電圧
Ｅは、約０．１Ｖ程度の小さい電圧となる。
Ｅは、約０．１Ｖ程度の小さい電圧となる。
【００１１】もしも、３線式であったとすれば、第１の
導線２１はオープンで断線状態となるので、電圧Ｅは十
分大となる。
導線２１はオープンで断線状態となるので、電圧Ｅは十
分大となる。
【００１２】この検出手段６による電圧Ｅが小であれ
ば、処理手段７は、制御手段８を介し、スイッチ手段ｓ
１を間欠的に開閉または連続的に閉として４線式の測温
を行う。この場合、測定手段４、５の出力ｅＡ、ｅＢに
対して次の４線式の演算処理を行って配線抵抗の影響を
除去した出力ｅｏを取り出す。
ば、処理手段７は、制御手段８を介し、スイッチ手段ｓ
１を間欠的に開閉または連続的に閉として４線式の測温
を行う。この場合、測定手段４、５の出力ｅＡ、ｅＢに
対して次の４線式の演算処理を行って配線抵抗の影響を
除去した出力ｅｏを取り出す。
【００１３】 ｅｏ＝ ｅＡ−ｅＢ＝ｉ（Ｒｔ＋ｒ）−ｉＲ ＝ｉＲｔ （２） 次に、検出手段６による電圧Ｅが大であれば、処理手段
７は、制御手段８を介し第２のスイッチ手段ｓ２を間欠
的に開閉または連続的に閉とし、電流源３からの電流ｉ
を、第２の導線２２、抵抗体１、第４の導線２４と流
し、測定手段４、５の出力ｅＡ、ｅＢに対し、次の３線
式の演算処理を行って配線抵抗の影響を除去した出力ｅ
ｏを取り出す。
７は、制御手段８を介し第２のスイッチ手段ｓ２を間欠
的に開閉または連続的に閉とし、電流源３からの電流ｉ
を、第２の導線２２、抵抗体１、第４の導線２４と流
し、測定手段４、５の出力ｅＡ、ｅＢに対し、次の３線
式の演算処理を行って配線抵抗の影響を除去した出力ｅ
ｏを取り出す。
【００１４】 ｅｏ＝ｅＡ−２ｅＢ＝ｉ（ｒ＋Ｒｔ＋ｒ）−２ｉｒ ＝ｉＲｔ （３） このように、３線、４線の判別を行い、それに応じた演
算処理を行い、いずれの場合も、導線２１、２２、２
３、２４等の抵抗の影響を除去する。また、電流ｉは間
欠的に流すようにすれば、抵抗体１の発熱を除去でき
る。また、多点の測温を行うときは、適当な入力切換手
段を設ければよい。
算処理を行い、いずれの場合も、導線２１、２２、２
３、２４等の抵抗の影響を除去する。また、電流ｉは間
欠的に流すようにすれば、抵抗体１の発熱を除去でき
る。また、多点の測温を行うときは、適当な入力切換手
段を設ければよい。
【００１５】
【発明の効果】以上述べたように、この発明は、３線、
４線式の判別を行って抵抗測定を行っているので、その
いずれにも対応でき、配線抵抗を除去でき、誤測定を招
くことなく、いずれの場合においても正確な測定が可能
となる。
４線式の判別を行って抵抗測定を行っているので、その
いずれにも対応でき、配線抵抗を除去でき、誤測定を招
くことなく、いずれの場合においても正確な測定が可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の一実施例を示す構成説明図である。
【図２】この発明の動作説明図である。
１ 抵抗体 ２１、２２、２３、２４ 導線 ３ 電流源 ４、５ 測定手段 ６ 検出手段 ７ 処理手段 ８ 制御手段 ｔ１、ｔ２、ｔ３、ｔ４ 端子 ｓ１、ｓ２ スイッチ手段 Ａ１、Ａ２ バッファ
Claims (1)
- 【請求項１】電流源からの電流がスイッチ手段を介して
供給される第１の端子と、第１の測定手段に接続する第
２の端子と、第２の測定手段に接続する第３の端子と、
アースに接続される第４の端子と、第１の端子からの出
力を検出する検出手段と、この検出手段の出力が小のと
き、第１、第２、第３、第４の端子に４線式の抵抗体が
接続されたと判別して演算処理を行い、検出手段の出力
が大のとき、第２、第３、第４の端子に３線式の抵抗体
が接続されたと判別して第２の端子から電流源からの電
流を流して演算処理を行う処理手段とを備え、抵抗測定
を行う抵抗測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35697192A JPH06194234A (ja) | 1992-12-22 | 1992-12-22 | 抵抗測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35697192A JPH06194234A (ja) | 1992-12-22 | 1992-12-22 | 抵抗測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06194234A true JPH06194234A (ja) | 1994-07-15 |
Family
ID=18451705
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35697192A Pending JPH06194234A (ja) | 1992-12-22 | 1992-12-22 | 抵抗測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06194234A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10258366A1 (de) * | 2002-12-12 | 2004-07-08 | Endress + Hauser Wetzer Gmbh + Co Kg | Verfahren und Vorrichtung zur Widerstandsmessung eines temperaturabhängigen Widerstandselements |
| JP2005233737A (ja) * | 2004-02-19 | 2005-09-02 | Yokogawa Electric Corp | ３線式あるいは４線式の温度計測器 |
| WO2008070008A2 (en) * | 2006-12-04 | 2008-06-12 | Rosemount Inc. | Temperature sensor configuration detection |
| US8864378B2 (en) | 2010-06-07 | 2014-10-21 | Rosemount Inc. | Process variable transmitter with thermocouple polarity detection |
-
1992
- 1992-12-22 JP JP35697192A patent/JPH06194234A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10258366A1 (de) * | 2002-12-12 | 2004-07-08 | Endress + Hauser Wetzer Gmbh + Co Kg | Verfahren und Vorrichtung zur Widerstandsmessung eines temperaturabhängigen Widerstandselements |
| JP2005233737A (ja) * | 2004-02-19 | 2005-09-02 | Yokogawa Electric Corp | ３線式あるいは４線式の温度計測器 |
| WO2008070008A2 (en) * | 2006-12-04 | 2008-06-12 | Rosemount Inc. | Temperature sensor configuration detection |
| WO2008070008A3 (en) * | 2006-12-04 | 2008-07-24 | Rosemount Inc | Temperature sensor configuration detection |
| US7658539B2 (en) | 2006-12-04 | 2010-02-09 | Rosemount Inc. | Temperature sensor configuration detection in process variable transmitter |
| JP2010511894A (ja) * | 2006-12-04 | 2010-04-15 | ローズマウント インコーポレイテッド | プロセス変数送信機における温度センサ構成の検出 |
| US8864378B2 (en) | 2010-06-07 | 2014-10-21 | Rosemount Inc. | Process variable transmitter with thermocouple polarity detection |
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