JPH0619368A - 画像記録方法及び画像記録装置 - Google Patents

画像記録方法及び画像記録装置

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JPH0619368A
JPH0619368A JP4173063A JP17306392A JPH0619368A JP H0619368 A JPH0619368 A JP H0619368A JP 4173063 A JP4173063 A JP 4173063A JP 17306392 A JP17306392 A JP 17306392A JP H0619368 A JPH0619368 A JP H0619368A
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JP4173063A
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Kunio Sato
国雄 佐藤
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 巻き取り型感光体1を用い、連続記録用紙1
8に白抜き部分のない画像記録を行なう場合、連続記録
用紙18に対するストレスが小さく、定着部の機能をそ
の都度停止させる必要がない画像記録方法の提供。 【構成】 一部に非感光領域を有するドラム状感光体1
を用い、感光体1の周囲に配置した印写系により、感光
体1に画像情報に対応した可視画像を形成し、その可視
画像を連続記録用紙18に転写記録する画像記録方法に
おいて、印写系を複数組配置してそれら印写系に画像情
報の各一部を分担させ、各印写系の転写部A、B間に設
けたバッファ部によって各転写部A、Bの連続記録用紙
18への転写位置の設定を行ない、各転写部A、Bの転
写画像を連続記録用紙18で合成し、画像情報に対応し
た可視画像を連続記録用紙18に転写記録させ、白抜き
部分のない画像記録を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像記録方法及び画像
記録装置に係わり、特に、円周方向の一部に非感光領域
を有するドラム状感光体に形成した可視画像を、ファン
ホールド紙等の連続記録用紙に入力画像情報に対応させ
て欠落なく転写記録させるようにした画像記録方法及び
画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子写真プロセスを用いた画像
記録手段においては、感光体として無機系の非晶質セレ
ン、非晶質シリコンや、有機系の材料からなる光導電体
が使用されている。これら材料の中で、有機系光導電体
は、加工や量産に適し、安価である、無公害で取り扱い
が簡単である等の理由により、複写機や小型レーザプリ
ンタに多く用いられているが、寿命が比較的短いため、
高速レーザプリンタに用いる場合には、比較的長期間使
用できるような長寿命化手段を施す必要がある。
【0003】その長寿命化手段の一例としては、例え
ば、特公昭55−45912号に開示の手段が知られて
いる。前記開示の手段は、感光体の一部を露出させ、残
りをドラム内に巻き取り収納させるようにしたもの、い
わゆる、巻き取り型感光体を構成したものである。この
巻き取り型感光体は、感光体を長尺のもので構成し、そ
の一部を露出させるとともに、残りをドラム内に巻き取
り収納させるものであって、露出した部分の感光体が一
定期間の使用により劣化すると、その部分を巻き取って
未使用の部分を露出させ、この部分を新たに使用するこ
とにより、感光体の長寿命化を計っているものである。
そして、感光体が巻き取り収納されるドラムはその一部
に開口を有しており、この開口は非感光体からなるドラ
ムキャップで封止されているので、この部分に画像が形
成されることはないものである。
【0004】一方、レーザプリンタにおいては、通常、
ファンホールド紙と呼ばれる折り畳み式の連続記録用紙
(以下、これを連続記録用紙という)が使用される。
【0005】ところで、前記巻き取り型感光体と前記連
続記録用紙とを併用する場合においては、前記巻き取り
型感光体に形成した可視画像を前記連続記録用紙に転写
する際に、転写部等において何等の制御も行なわないと
きには、非感光体である前記ドラムキャップが前記ドラ
ムの回転により転写部に到達する度ごとに、前記連続記
録用紙上には何も記録されない部分、即ち、前記ドラム
キャップの幅に相当する長さの白抜け部分が形成される
ことになる。
【0006】従来、前述のような巻き取り型感光体を用
いてなる画像記録装置において、前記白抜け部分の形成
を防止する手段には、前記ドラムキャップが前記ドラム
の回転により転写部に到達する度ごとに、前記連続記録
用紙の搬送を停止させるとともに、前記連続記録用紙を
前記ドラム状感光体から離間させ、さらに、定着部にお
ける転写像の定着機能を停止させる等の制御を行なうも
のが知られていた。
【0007】また、前記巻き取り型感光体を用いるもの
ではなく、通常のドラム状感光体を用いる画像記録装置
に関する手段ではあるが、ファンホールド紙等の連続記
録用紙に所要の画像を繰り返し記録させる場合に、常
時、前記連続記録用紙の各ミシン目の位置を避けた予め
定めた位置に前記所要の画像の記録を行なうため、前記
連続記録用紙の搬送を停止させたり、前記連続記録用紙
を前記ドラム状感光体から離間させたり、定着部におけ
る転写像の定着機能を停止させたりする手段が、特開昭
54−39637号に開示されている。
【0008】さらに、これも前記巻き取り型感光体を用
いるものではなく、通常のドラム状感光体を用いる画像
記録装置に関する手段ではあるが、前記感光体に間欠的
に形成された可視画像をファンホールド紙等の連続記録
用紙に繰り返し記録させる場合に、常時、前記連続記録
用紙に弛みや皺または汚れを生じさせることなしに、前
記連続記録用紙の所定の位置に前記可視画像の記録を行
なうため、前記連続記録用紙の搬送を停止させたり、前
記連続記録用紙を前記ドラム状感光体から離間させた
り、転写部の転写電圧をオンオフさせたりする手段が、
特開昭53−8146号に開示されている。
【0009】この他に、いずれのものも、通常のドラム
状感光体を用いる画像記録装置に関する手段ではある
が、.定常時において、前記ドラム状感光体の回転速
度とファンホールド紙等の連続記録用紙の移送速度とを
同じにするため、前記連続記録用紙の搬送を適宜停止さ
せる手段が、特開昭54−151846号に開示され、
.同じく定常時において、前記ドラム状感光体の回転
速度とファンホールド紙等の連続記録用紙の移送速度と
を同じにするため、前記連続記録用紙を一時停止させる
とともに、この一時停止時に前記連続記録用紙を前記感
光体から離間させ、かつ、一定の長さだけ逆走行させる
手段が、特開昭55−151678号に開示され、.
定常時において、前記ドラム状感光体の回転速度とファ
ンホールド紙等の連続記録用紙の移送速度とを同じにす
るとともに、前記連続記録用紙に弛みや皺または汚れを
生じさせないようにするため、前記連続記録用紙を一時
停止させ、かつ、この一時停止時に前記連続記録用紙を
一定の長さだけ逆走行させる手段が、特開昭62−23
4965号に開示されている。
【0010】一方、これも、通常のドラム状感光体を用
いるもので、しかも、通常のカット紙を記録用紙として
用いる画像記録装置に関する手段ではあるが、1つの感
光体の周辺に2色のカラートナー像を形成させための2
組のカラー画像記録ユニットを所定間隔をおいて連続配
置し、前記記録用紙が前記一方のカラー画像記録ユニッ
トを通過した後に走路変更され、前記他方のカラー画像
記録ユニットを通過するようにしたカラープリンタが、
特開平3−102366号に開示されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来の巻き
取り型感光体を用いた画像記録装置における前記白抜け
部分の形成防止手段においては、ドラム状感光体が一回
転する度ごとに、前記連続記録用紙の搬送の停止及び前
記停止に続く搬送の開始、前記感光体に対する前記連続
記録用紙の接触の解除及び前記解除に続く再接触の開
始、定着部の機能の停止及び前記機能の停止に続く機能
の開始というように、種々の部分において2つの動作を
繰返して行なうようにしたものであるため、前記連続記
録用紙に必要以上のストレスを与えたり、転写部の構造
が複雑になったり、定着部における固有の大きな慣性に
より前記連続記録用紙の走行速度が一定になるまでにか
なりの時間を要する等の問題がある。
【0012】また、この他に、前に挙げているいくつか
の手段は、いずれも、巻き取り型感光体を用いるもので
はなく、通常のドラム状感光体を用いる画像記録装置に
関するものであって、前記ドラム状感光体の回転速度と
ファンホールド紙等の連続記録用紙の移送速度とを同じ
にする、前記連続記録用紙に弛みや皺または汚れを生じ
させることがない等の弊害は一応除去することができる
ものの、巻き取り感光体を用いる画像記録装置に特有の
前記白抜き部分の形成についての問題を解決することは
できないものである。
【0013】また、最後に挙げている前記カラープリン
タは、巻き取り型感光体を用いるものでないばかりか、
連続記録用紙を用いるものではなく、単に小型化を図っ
ているに過ぎないものであって、巻き取り感光体を用い
る画像記録装置に特有の前記白抜き部分の形成について
の問題を解決することはできないものである。
【0014】本発明は、前述の各問題点を解決するもの
であって、その目的は、巻き取り型感光体を用いて連続
記録用紙に白抜き部分のない画像記録を行なう場合、前
記連続記録用紙に対するストレスを小さくし、定着部の
機能をその都度停止させる必要がなく、操作がしやす
く、構造が簡単な画像記録方法及び画像記録装置を提供
することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記目的の達成のため
に、本発明は、円周方向の一部に非感光領域を有するド
ラム状感光体を用い、前記ドラム状感光体の周囲に配置
された印写系により、前記ドラム状感光体上に入力画像
情報に対応した可視画像を形成し、その可視画像を連続
記録用紙に転写記録する画像記録方法において、前記印
写系を複数組配置してそれら印写系に前記入力画像情報
の各一部づつを分担させ、かつ、前記複数組の印写系の
転写部間に設けたバッファ部によって前記各転写部の前
記連続記録用紙上への転写位置の設定を行ない、前記各
転写部で得られたそれぞれの転写画像を前記連続記録用
紙上において合成し、前記入力画像情報に対応した可視
画像を前記連続記録用紙に転写記録させる第1の手段を
備える。
【0016】また、前記目的の達成のため、本発明は、
円周方向の一部に非感光領域を有するドラム状感光体
と、前記感光体の周囲に配置され、入力画像情報に対応
した露光を行なって前記感光体の表面に静電潜像を形成
する露光部、前記静電潜像を現像して可視画像に変換す
る現像部、前記可視画像を連続記録用紙上に転写して転
写像を形成する転写部からなる印写系と、前記連続記録
用紙の搬送通路とを具備する画像記録装置において、前
記印写系を少なくとも2組配置するとともに、1組の印
写系の転写部とそれに隣接する他の組の印写系の転写部
との間に前記連続記録用紙のバッファ量を調節するバッ
ファ部を配置し、さらに、前記連続記録用紙の搬送量を
検出してページスタート信号を発生する連続記録用紙搬
送量検出部と、連続記録用紙の1ページの長さ情報と前
記ページスタート信号等に基づいて前記各転写部で転写
すべきページを制御する記録制御部と、前記連続記録用
紙の1ページの長さ情報に対応して前記バッファ量を調
節するバッファ量制御部とを設けた第2の手段を備え
る。
【0017】
【作用】前記第1の手段によれば、巻き取り型ドラム状
感光体上の非感光領域がドラムの回転により転写部に到
来した際に、一つの転写部においては前記非感光領域が
オーバーラップする各ページを全白画像として連続記録
用紙に転写記録を行なうようにするとともに、前記一つ
の転写部に隣接する他の転写部においては前記全白画像
に該当する各ページの画像情報を前記連続記録用紙に転
写記録する。この場合、前記一つの転写部において全白
記録した各ページが、前記他の転写部において巻き取り
型ドラム状感光体の前記非感光領域にオーバーラップし
ないようにするため、バッファ部において前記一つの転
写部と前記他の転写部との間にある前記連続記録用紙の
滞留の長さ(バッファ量)を調節しているので、前記連
続記録用紙の搬送を停止させることなしに、巻き取り型
ドラム状感光体に形成された可視画像を前記連続記録用
紙に白抜き部分のない状態で転写記録させることができ
る。
【0018】前記第2の手段によれば、連続記録用紙搬
送量検出部は連続記録用紙の搬送量を検出し、記録制御
部は前記連続記録用紙の1ページの長さを示す1ページ
の長さ情報と前記連続記録用紙搬送量検出部からのペー
ジスタート信号に基づいて、前記一つの転写部において
転写する各ページと、前記他の転写部において転写する
各ページとの振り分け分配を行なう。バッファ部は前記
一つの転写部と前記他の転写部との間に前記連続記録用
紙を所定の長さだけ滞留させるようにし、バッファ量制
御部は前記連続記録紙の1ページの長さを示す1ページ
の長さ情報に基づいて前記バッファ部のバッファ量の調
節を行なっている。これら各構成部分において、前述の
動作をそれぞれ達成させるようにすれば、前記連続記録
用紙の搬送を停止させることなしに、巻き取り型ドラム
状感光体に形成された可視画像を前記連続記録用紙に白
抜き部分のない状態で転写記録させることができ、しか
も、簡単な操作、及び、簡単な構造の画像記録装置を得
ることができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。
【0020】図1は、本発明に係わる画像記録装置の一
実施例を示す要部構成図である。
【0021】図1において、1は巻き取り型ドラム状感
光体、2、3は有機系材料の光導電体シート、4は供給
ロール、5は巻き取りロール、6はドラムキャップ、7
は第1の帯電器、8は第2の帯電器、9は第1の露光
部、10は第2の露光部、11は第1の現像機、12は
第2の現像機、13は第1の転写器、14は第2の転写
器、15は第1のクリーナ、16は第2のクリーナ、1
7は定着器、18はファンホールド紙等の連続記録用
紙、19は第1のトラクタ、20は第2のトラクタ、2
1は第3のトラクタ、22は用紙ホッパである。
【0022】そして、有機系材料の光導電体シート2、
3は表面に感光材料層が被着形成されているシートで、
大部分がドラム状感光体1の内部に設けられた回動可能
な供給ロール4及び巻き取りロール5に巻回され、その
一部がドラム状感光体1の開口部を通してドラム状感光
体1の周面に露出されるように構成されている。この場
合、供給ロール4には未使用の光導電体シート3の部分
が、巻き取りロール5には使用して劣化した光導電体シ
ート2の部分がそれぞれ巻き取られている。前記ドラム
状感光体1の開口は非感光材料からなるドラムキャップ
6によって全体的に封止されており、現像剤や紙粉等の
粉塵が前記ドラム状感光体1の内部へ侵入するのを防い
でいる。なお、前記ドラムキャップ6の表面は、光導電
体シート2、3で覆われない非感光領域であるが、この
非感光領域を前記ドラムキャップ6の表面だけに留まら
ず、前記光導電体シート2、3の一部にも合わせて設
け、使用時に、前記光導電体シート2、3の非感光領域
が前記ドラムキャップ6に隣接するように、前記光導電
体シート2、3の使用時の停止位置を制御設定するよう
にしてもよい。前記ドラム状感光体1の周辺には、第1
の帯電器7、第1の露光部9、第1の現像器11、第1
の転写器13、第1のクリーナ15からなる第1組の印
写系と、第2の帯電器8、第2の露光部10、第2の現
像器12、第2の転写器14、第2のクリーナ16から
なる第2組の印写系とが配置されており、使用時におい
て前記ドラム状感光体1は、一定速度Vで矢印方向に回
転駆動されるものである。
【0023】一方、連続記録用紙18は図示のような搬
送通路に沿って搬送されるが、この搬送通路には、第1
のトラクタ19、第1の転写部A、第2のトラクタ2
0、第2の転写部B、第3のトラクタ21、定着器17
が順次配置されており、この中で第1乃至第3のトラク
タ19乃至21は用紙ホッパー22に収納されている連
続記録用紙18を取り出し、矢印方向に搬送させるため
のものである。
【0024】次に、図2乃至図4は、第1の転写部Aに
おけるドラム状感光体1から連続記録用紙18への転写
動作状態、及び、第2の転写部Bにおけるドラム状感光
体1から連続記録用紙18への転写動作状態をそれぞれ
示す動作説明図である。
【0025】図2乃至図4において、図示の点線(実
線)と次の点線(実線)の間隔は1ページの長さ28を
示すものであり、前記点線(実線)と次の点線(実線)
との間の領域に記載の数字はページの順番を示すもので
ある。また、図2は1ページの長さ28がLである場
合、図3はその長さ28が1.5Lである場合、図4は
その長さ28が2Lである場合を表しており、前記Lは
ドラムキャップ6におけるドラムの円周に沿った長さで
ある。さらに、図2乃至図4において、(a)は第1の
転写部Aにおけるドラム状感光体1から連続記録用紙1
8への転写動作状態、(b)は第2の転写部Bにおける
ドラム状感光体1の動作状態、(c)乃至(f)は第2
の転写部Bにおける連続記録用紙18への各ページの転
写可能または不可能状態をそれぞれ示すもので、(c)
は第1の転写部Aから第2の転写部Bに至る連続記録用
紙18のバッファ量Xが2ページである場合、(d)は
前記バッファ量Xが3ページである場合、(e)は前記
バッファ量Xが4ページである場合、(f)は前記バッ
ファ量Xが5ページである場合である。
【0026】ここで、本実施例による画像記録装置の動
作を、図2乃至図4を併用して説明する。
【0027】ドラム状感光体1を回転速度Vをもって図
1の矢印方向に回転させると、前記感光体1の表面は、
最初に第1の帯電器7において一様に帯電され、次にこ
の帯電部分は第1の露光部9において入力画像情報によ
り輝度変調されたレーザ光や発光素子(LED)の放射
光等により露光され、前記表面に前記入力画像情報に対
応した静電潜像が形成される。次いで、この静電潜像は
第1の現像機11においてトナー(図示なし)の付着に
よる現像が行なわれて前記静電潜像が可視画像に変換さ
れ、続いて、この可視画像は第1の転写器13において
ファンホールド紙等の連続記録用紙18に転写され、転
写された後で、前記表面は第1のクリーナ15において
残留トナーが除去クリーニングされる。この場合、前記
表面で行なわれる前述の一連の動作は、第1組の印写系
において実行される第1の印写プロセスである。
【0028】前記第1の印写プロセスに続いて、前記感
光体1の表面は、再び、第2の帯電器8において一様に
帯電され、次いでこの帯電部分は第2の露光部10にお
いて前記入力画像情報により輝度変調されたレーザ光や
発光素子(LED)の放射光等により露光され、前表面
に前記入力画像情報に対応した静電潜像が形成される。
次に、この静電潜像は第2の現像機12においてトナー
(図示なし)の付着による現像が行なわれて前記静電潜
像が可視画像に変換され、続いて、この可視画像は第2
の転写器14において再び前記連続記録用紙18に転写
され、この転写が行なわれた後で、前記表面は第2のク
リーナ16において残留トナーが除去クリーニングされ
る。この場合の前記表面で行なわれる前述の一連の動作
は、第2組の印写系において実行される第2の印写プロ
セスである。そして、前記第1の印写プロセスと前記第
2の印写プロセスとの違いは、後述するように、それら
において処理する前記画像情報のページが異なっている
だけである。
【0029】一方、連続記録用紙18は、ミシン目毎に
折られ、所定長さに折り畳まれた状態で用紙ホッパ22
に収納されているが、使用時にはその使用端部が前記用
紙ホッパ22から搬送速度Vで取り出され、順次、第1
のトラクタ19、第1の転写部A、第2のトラクタ2
0、第2の転写部B、第3のトラクタ21を経て定着器
17に至る連続記録用紙18の搬送経路を通って、最終
的に用紙スタッカ(図示なし)に搬送速度Vで再収納さ
れる。このとき、第1の転写部A及び第2の転写部Bに
おいて前記感光体1から前記連続記録用紙18上にそれ
ぞれ転写された可視画像は、前記定着器17を通る際に
前記連続記録用紙18上に加熱定着されるものである。
【0030】また、前記第2のトラクタ20は、バッフ
ァ部を構成しているものであって、図12に示すよう
に、前記第2のトラクタ20の両方のトラクタ回動軸2
0−1、20−2が同時に左右に平行移動できるように
形成して、前記第2のトラクタ20を連続的に移動させ
るか、または、図13のに示すように、一方のトラクタ
回動軸20−1及び他方のトラクタ回動軸20−2を交
互に支点として順次移動できるように形成して、前記第
2のトラクタ20を段階的に移動させるようにし、前記
第2のトラクタ20の移動に応じて、第1の転写部Aか
ら第2の転写部Bに至る連続記録用紙18の長さまたは
滞留量(バッファ量)Xを変更させている。
【0031】ところで、前述の各一連の動作において
は、ドラム状感光体1の開口に非感光領域となるドラム
キャップ6が嵌め込まれており、この非感光領域のドラ
ムキャップ6の表面にはトナーが付着しないので、非感
光領域のドラムキャップ6がドラムの回転により第1の
転写器13を含む第1の転写部Aに到達した際には、前
記非感光領域の部分を前記連続記録用紙18上に転写さ
せることのないようにする必要がある。一方、ファンホ
ールド紙等の連続記録用紙18には前述のように一定間
隔でミシン目が形成されており、このミシン目の前後に
は前記感光体1の可視画像を転写記録させないようにす
る必要がある。
【0032】これら2つの必要性を満たすために、本実
施例は、非感光領域のドラムキャップ6が前記ドラムの
回転により第1の転写器13を含む第1の転写部Aに到
達した際に、前記非感光領域にオーバーラップする連続
記録用紙18の各ページ部分を全白記録になるように
し、また、前記非感光領域のドラムキャップ6が同じく
前記ドラムの回転により第2の転写器14を含む第2の
転写部Bに到達した際に、前記非感光領域が前記連続記
録用紙18のミシン目とオーバーラップしないように制
御を行ない、前記連続記録用紙10における全白記録の
各ページ部分を第2の転写部Bにおいて補完記録するよ
うにしている。
【0033】以下、前記全白記録及び補完記録を実行す
る場合の動作を、図2乃至図4を用いて説明する。ただ
し、本実施例においては、前記感光体1のドラムキャッ
プ6の円周に沿った長さLに対して、感光体1の円周長
を5Lに選択している。
【0034】始めに、各1ページの長さが前記Lに等し
い図2の場合においては、図2(a)に示すように、第
1の転写部Aにおいて、始めの1ページから4ページま
では前記感光体1上の感光領域に相当し、前記感光領域
に1乃至4ページに対応した正規の静電潜像を形成する
ことができるので、連続記録用紙18には前記1乃至4
ページの記録を行なう。しかるに、5ページはドラムキ
ャップ6とオーバーラップし、前記感光体1上に前記5
ページに対応した静電潜像を形成することができないの
で、前記5ページを全白情報とし、前記連続記録用紙1
8の5ページ相当部分は全白記録を行なう。同様にし
て、10ページ、15ページ、20ページ等もドラムキ
ャップ6とオーバーラップするので、前記連続記録用紙
18の10ページ、15ページ、20ページ相当部分に
も全白記録を行ない、それ以外のページについては正規
の記録を行なう。
【0035】また、第2の転写部Bにおいては、図2
(a)、(b)に示すように、第1の転写部Aをドラム
キャップ6が通過した後、1.5Lページ分遅れてドラ
ムキャップ6が通過する。ここにおいて、図2(c)に
示すように、第1の転写部Aから第2の転写部Bに至る
前記連続記録用紙18のバッファ量Xを2ページに設定
したときには、前記連続記録用紙18が第1の転写部A
に到達した後、2ページ分遅れて第2の転写部Bに到達
するが、前述のように1ページから4ページまでは第1
の転写部Aにおいて正規の画像の転写が行なわれている
ので、第2の転写部Bにおいては前記1乃至4ページに
全白情報の転写を行なう。一方、5ページは第1の転写
部Aにおいて全白情報を転写しているので、第2の転写
部Bにおいては正規の画像の転写を行なう必要がある
が、図2(b)、(c)に示すように、ドラムキャップ
6は5ページとオーバーラップする(×印)ようにな
り、10ページ、15ページ、20ページ等も同様であ
る。このため、前記バッファ量Xを2ページに設定した
場合においては、前記連続記録用紙18の全てのページ
に正規の画像を転写形成することは不可能である。続い
て、前記バッファ量Xを3ページに設定したときには、
図2(b)、(d)に示すように、前記バッファ量Xを
2ページに設定した場合と同様であって、第2の転写部
Bにおいてはやはり5ページ、10ページ、15ペー
ジ、20ページ等がドラムキャップ6とオーバーラップ
するようになる。次いで、前記バッファ量Xを4ページ
に設定したときには、図2(b)、(e)に示すよう
に、第2の転写部Bにおいては5ページ、10ページ、
15ページ、20ページ等がドラムキャップ6とオーバ
ーラップしない(○印)ので、第2の転写部Bにおいて
5ページ、10ページ、15ページ、20ページ等の正
規の画像の転写を行なうことができ、前記連続記録用紙
18の全てのページに正規の画像を転写形成することが
可能になる。
【0036】次に、各1ページの長さが1.5Lに等し
い図3の場合においては、図3(a)に示すように、第
1の転写部Aにおいて、1ページ及び2ページ、5ペー
ジ及び6ページ、8ページ及び9ページ、11ページ及
び12ページ、15ページ及び16ページ等が前記感光
体1上の感光領域に相当し、前記感光領域に前記1乃至
2ページ、5乃至6ページ、8乃至9ページ、11乃至
12ページ、15乃至16ページ等に対応した正規の静
電潜像が形成できるので、連続記録用紙18には前記1
乃至2ページ、5乃至6ページ、8乃至9ページ、11
乃至12ページ、15乃至16ページ等の記録を行な
う。これに対して、3ページ及び4ページ、7ページ、
10ページ、13ページ及び14ページ等はドラムキャ
ップ6とオーバーラップし、前記感光体1上に前記3乃
至4ページ、7ページ、10ページ、13乃至14ペー
ジ等に対応した静電潜像の形成ができないので、前記3
乃至4ページ、7ページ、10ページ、13乃至14ペ
ージ等を全白情報とし、前記3乃至4ページ、7ペー
ジ、10ページ、13乃至14ページ等に相当する部分
は全白記録を行なう。
【0037】また、第2の転写部Aにおいては、図3
(a)、(b)に示すように、第1の転写部Aをドラム
キャップ6が通過した後、Lページまたは1.5Lペー
ジ分遅れてドラムキャップ6が通過する。ここでも、図
3(c)に示すように、前記1乃至2ページ、5乃至6
ページ、8乃至9ページ、11乃至12ページ、15乃
至16ページ等は第1の転写部Aにおいて正規の画像の
転写が行なわれているので、第2の転写部Bにおいては
前記1乃至2ページ、5乃至6ページ、8乃至9ペー
ジ、11乃至12ページ、15乃至16ページ等に全白
情報の転写を行なうようにする。一方、前記3乃至4ペ
ージ、7ページ、10ページ、13乃至14ページ等は
第1の転写部Aにおいて全白情報を転写しているので、
図2の場合と同様に、第2の転写部Bにおいて正規の画
像の転写を行なう必要がある。
【0038】この場合、前記バッファ量Xを2ページに
設定したときには、図3(b)、(c)に示すように、
ドラムキャップ6は4ページ、7ページ、10ページ、
14ページ等とオーバーラップする(×印)ようにな
り、前記連続記録用紙18の全てのページに正規の画像
を転写形成することは不可能である。続いて、前記バッ
ファ量Xを3ページに設定したときには、図3(b)、
(d)に示すように、ドラムキャップ6が3ページ、7
ページ、10ページ、13ページ等にオーバーラップす
るようになり、前記連続記録用紙18の全てのページに
正規の画像を転写形成することは不可能である。次い
で、前記バッファ量Xを4ページに設定したときには、
図3(b)、(e)に示すように、依然として、ドラム
キャップ6が3ページ、13ページ等にオーバーラップ
するようになり、やはり前記連続記録用紙18の全ての
ページに正規の画像を転写形成することは不可能であ
る。続いて、前記バッファ量Xを5ページに設定したと
きには、図3(b)、(f)に示すように、今度は第1
の転写部Aにおいて全白情報を転写した前記3乃至4ペ
ージ、7ページ、10ページ、13乃至14ページ等の
全てがドラムキャップ6とオーバーラップしない(○
印)ので、第2の転写部Bにおいては前記3乃至4ペー
ジ、7ページ、10ページ、13乃至14ページ等の全
てに正規の画像の転写を行なうことができ、結局のとこ
ろ、前記連続記録用紙18の全てのページに正規の画像
を転写形成することが可能になる。
【0039】さらに、各1ページの長さが前記2Lに等
しい図4の場合においては、図4(a)に示すように、
第1の転写部Aにおいて、1ページ及び2ページ、4ペ
ージ、6ページ及び7ページ、9ページ、11ページ及
び12ページ等が前記感光体1上の感光領域に相当し、
前記感光領域に前記1乃至2ページ、4ページ、6乃至
7ページ、9ページ、11乃至12ページ等に対応した
正規の静電潜像が形成できるので、連続記録用紙18に
は前記1乃至2ページ、4ページ、6乃至7ページ、9
ページ、11乃至12ページ等の記録を行なう。これに
対して、3ページ、5ページ、8ページ、10ページ等
はドラムキャップ6とオーバーラップし、前記感光体1
上に前記3ページ、5ページ、8ページ、10ページ等
に対応した静電潜像の形成ができないので、前記3ペー
ジ、5ページ、8ページ、10ページ等を全白情報と
し、前記3ページ、5ページ、8ページ、10ページ等
に相当する部分は全白記録を行なう。
【0040】また、第2の転写部Aにおいては、図4
(a)、(b)に示すように、第1の転写部Aをドラム
キャップ6が通過した後、1.5Lページ分遅れてドラ
ムキャップ6が通過する。ここにおいても、図4(c)
に示すように、前記1乃至2ページ、4ページ、6乃至
7ページ、9ページ、11乃至12ページ等は第1の転
写部Aにおいて正規の画像の転写が行なわれているの
で、第2の転写部Bにおいては前記1乃至2ページ、4
ページ、6乃至7ページ、9ページ、11乃至12ペー
ジ等に全白情報の転写を行なう。一方、前記3ページ、
5ページ、8ページ、10ページ等は第1の転写部Aに
おいて全白情報を転写しているので、同様に、第2の転
写部Bにおいて正規の画像の転写を行なう必要がある。
【0041】この場合、前記バッファ量Xを2ページに
設定したときには、図4(b)、(c)に示すように、
ドラムキャップ6は3ページ、5ページ、8ページ、1
0ページ等とオーバーラップする(×印)ようになり、
前記連続記録用紙18の全てのページに正規の画像を転
写形成することは不可能である。続いて、前記バッファ
量Xを3ページに設定したときには、図4(b)、
(d)に示すように、前述の場合と同様、ドラムキャッ
プ6が3ページ、5ページ、80ページ、10ページ等
にオーバーラップするようになって、やはり前記連続記
録用紙18の全てのページに正規の画像を転写形成する
ことは不可能である。次いで、前記バッファ量Xを4ペ
ージに設定したときには、図4(b)、(e)に示すよ
うに、依然として、ドラムキャップ6が5ページ、10
ページ等にオーバーラップするようになるので、やはり
前記連続記録用紙18の全てのページに正規の画像を転
写形成することは不可能である。続いて、前記バッファ
量Xを5ページに設定したときには、図4(b)、
(f)に示すように、今度は第1の転写部Aにおいて全
白情報を転写した前記3ページ、5ページ、8ページ、
10ページ等の全てがドラムキャップ6とオーバーラッ
プしない(○印)ので、第2の転写部Bにおいては前記
3ページ、5ページ、8ページ、10ページ等の全てに
正規の画像の転写を行なうことができて、前記連続記録
用紙18の全てのページに正規の画像を転写形成するこ
とが可能になる。
【0042】続いて、図5は、本実施例による画像形成
装置において用いられる制御系の構成の全体を示すブロ
ック構成図である。
【0043】図5において、23は連続記録用紙搬送量
検出部、24は記録制御部、25はバッファ量制御部、
26はバッファ部である。
【0044】また、図6、図7は、図5に示す制御系の
連続記録用紙搬送量検出部23の内部構成の一つの例及
び他の一つの例を示すブロック構成図、図8は、前記制
御系の記録制御部24の内部構成の一例を示すブロック
構成図、図9は、同じく前記制御系のバッファ量制御部
25及びバッファ部26の一例を示すブロック構成図、
図10は、連続記録用紙18を搬送するトラクタ、例え
ば、第1のトラクタ19(第2のトラクタ20、第3の
トラクタ21も同じ)の具体的構成を示す側面図、図1
1は記録制御部24における動作の一例を示すタイミン
グチャートである。
【0045】図6乃至図10において、19−1(20
−1、21−1)は第1のトラクタ19(第2のトラク
タ20、第3のトラクタ21)における一方のトラクタ
回動軸、19−2(20−2、21−2)は同(同)の
他方のトラクタ回動軸、27はピン検出部、28はピン
移動量演算部、29はミシン目検出部、30はページス
タート指令作成部、31はページスタート情報、32は
トラクタ軸回転数検出部、33は連続記録用紙搬送量変
換部、34は1ページの長さ情報、35はドラムキャッ
プ位置情報、36は白紙ページ位置設定部、37は入力
画像情報、38は画像情報分配部、39は第1の分配画
像情報、40は第2の分配画像情報、41はバッファ量
演算部、42はトラクタ移動量変換部、43はトラクタ
移動部、44はトラクタピン、45はトラクタベルトで
あって、その他、図1に示す構成要素と同じ構成要素に
は同じ符号を付けている。
【0046】また、図11において、(a)は第1の転
写部Aにドラムキャップ6が到来したことを示す情報、
(b)は第2の転写部Bにドラムキャップ6が到来した
ことを示す情報、(c)は第1の転写部Aで転写を行な
うページ情報、(d)は第2の転写部Bで転写を行なう
ページ情報の各印加タイミングである。
【0047】そして、連続記録用紙搬送量検出部23
は、ピン検出部27、ピン移動量演算部28、ミシン目
検出部29、ページスタート指令作成部30から構成さ
れる(図6)か、または、トラクタ軸回転数検出部3
2、連続記録用紙搬送量変換部33、ミシン目検出部2
9、ページスタート指令作成部30から構成されている
(図7)。記録制御部24は、白紙ページ位置設定部3
6、画像情報分配部38から構成され、バッファ量制御
部25は、バッファ量演算部41、トラクタ移動量変換
部42から構成され、さらに、バッファ部26は、トラ
クタ移動部43、第2のトラクタ20から構成されてい
る。
【0048】また、連続記録用紙搬送量検出部23は、
第1のトラクタ19、第2のトラクタ20、第3のトラ
クタ21の移動状態に対応した連続記録用紙18の移動
情報を受け、ページスタート情報31を発生させる。記
録制御部24は、前記ページスタート情報31、1ペー
ジの長さ情報34、ドラムキャップ位置情報35、それ
に、入力画像情報37をそれぞれ受け、第1の露光部9
及び第2の露光部10に対して、それぞれ露光すべきペ
ージに相当する第1の画像情報39及び第2の画像情報
40を供給する。バッファ量制御部25は、前記1ペー
ジの長さ情報34を受け、トラクタ移動情報を発生させ
る。バッファ部26は、前記トラクタ移動情報を受けて
第2のトラクタ20の位置を適宜移動させるようにし、
第1の転写部Aから第2の転写部Bに至る連続記録用紙
18の長さまたは滞留量(バッファ量)Xを変更させ
る。
【0049】さらに、第1のトラクタ19は、図10に
示すように、いずれも一方及び他方のトラクタ回動軸1
9−1、19−2間にトラクタベルト45が張られてお
り、かつ、このトラクタベルト45の外側には所定間隔
をもって多数のトラクタピン45が立設された構造であ
って、前記多数のトラクタピン45が連続記録用紙18
の両サイドに形成されたピン穴(図示なし)に嵌め込ま
れるものである。そして、第1のトラクタ19の駆動時
に、前記トラクタ回動軸19−1、19−2が矢印方向
に回転すると、トラクタベルト45も矢印方向に移動
し、トラクタピン45も同様に移動するので、このトラ
クタピン45の移動とともに連続記録用紙18も搬送移
動されるようになり、第2のトラクタ20、第3のトラ
クタ21も全く同様である。
【0050】図5に示す制御系では、次のような動作が
行なわれる。
【0051】まず、画像記録動作を行なうに先立って、
パネルまたは他のシステム(いずれも図示なし)を通し
て連続記録用紙18の1ページの長さの設定を行ない、
その設定により連続記録用紙18の1ページの長さ情報
34を発生させる。バッファ量制御部25は、この1ペ
ージの長さ情報34を受けると、バッファ量演算部41
において前記情報34に所定の演算を行ない、この演算
結果をトラクタ移動量変換部42においてトラクタ移動
情報に変換し、前記トラクタ移動情報はバッファ部26
に供給される。次いで、バッファ部26は、このトラク
タ移動情報を受けると、トラクタ移動部43を作動さ
せ、前記トラクタ移動情報に対応した量だけ第2のトラ
クタ20の位置を移動させ、第1の転写部Aから第2の
転写部Bに至る連続記録用紙18の長さまたは滞留量
(バッファ量)Xの調節を行なう。この場合、第2のト
ラクタ20の位置の移動は、既に述べたように、その両
方のトラクタ回動軸20−1、20−2を同時に同方向
に平行移動させるか、または、一方のトラクタ回動軸2
0−1及び他方のトラクタ回動軸20−2を交互に支点
として移動させることにより行なわれる。
【0052】次に、画像記録動作が開始されるようにな
るが、このときはドラム状感光体1が速度vで回転を始
め、連続記録用紙18が第1のトラクタ19、第2のト
ラクタ20、第3のトラクタ21の搬送駆動により搬送
通路に搬送される。これら第1乃至第3のトラクタ19
乃至21の駆動に伴って連続記録用紙18が搬送された
場合は、これら第1乃至第3のトラクタ19乃至21の
トラクタピン45の移動量またはトラクタ回動軸19−
1、19−2(20−1、20−2、21−1、21−
2)の回転数を検出して、連続記録用紙18の搬送量
(移動量)を示す連続記録用紙搬送情報を得るように
し、ここで得られた前記連続記録用紙搬送情報は連続記
録用紙搬送量検出部23に供給される。なお、前記トラ
クタピン45の移動量の検出は、例えば、光学的な検知
手段で行なうことができ、また、トラクタ回動軸19−
1、19−2(20−1、20−2、21−1、21−
2)の回転数の検出は、例えば、非接触式の光学的な検
知手段または接触式のメカニカル検知手段で行なうこと
ができる。
【0053】続いて、連続記録用紙搬送量検出部23に
おいて、図6に示すように、ピン検出部27においてト
ラクタピン45の移動量の検出によって得られた前記連
続記録用紙搬送情報を受領したときには、ピン移動量演
算部28において前記連続記録用紙搬送情報の演算が行
なわれて連続記録用紙搬送量が算出され、この算出され
た連続記録用紙搬送量はページスタート指令作成部30
に供給される。一方、ページスタート指令作成部30に
は、ミシン目検出部29が検出した連続記録用紙18の
ミシン目位置検出情報も供給されており、ページスター
ト指令作成部30は前記連続記録用紙搬送量と前記ミシ
ン目位置検出情報とから1ページの開始タイミングを示
すページスタート信号31を発生させる。また、連続記
録用紙搬送量検出部23において、図7に示すように、
トラクタ軸回転数検出部32においてトラクタ回動軸1
9−1、19−2(20−1、20−2、21−1、2
1−2)の回転数の検出によって得られた前記連続記録
用紙搬送情報を受領したときには、連続記録用紙搬送量
変換部33において前記連続記録用紙搬送情報の変換が
行なわれて連続記録用紙搬送量が算出され、この算出さ
れた連続記録用紙搬送量はページスタート指令作成部3
0に供給される。この場合にも、ページスタート指令作
成部30には、ミシン目検出部29が検出した連続記録
用紙18のミシン目位置検出情報も供給され、ページス
タート指令作成部30は前記連続記録用紙搬送量と前記
ミシン目位置検出情報とから前と同様に1ページの開始
タイミングを示すページスタート信号31を発生させ
る。
【0054】次いで、記録制御部24は、図8に示すよ
うに、白紙ページ位置設定部36において前記ページス
タート信号31、前記連続記録用紙18の1ページの長
さ情報34、ドラム状感光体1のドラムキャップ6が第
1の転写部Aに到来するタイミング〔図11(a)参
照〕、及び、前記ドラムキャップ6が第2の転写部Bに
到来するタイミング〔図11(b)参照〕を示すドラム
キャップ位置情報35をそれぞれ受領すると、それらの
信号31、情報34、35に基づいて第1の転写部Aで
転写するページ〔図11(c)参照〕、及び、第2の転
写部Bで転写するページ〔図11(d)参照〕の振り分
け分配を行ない、分配情報を発生する。なお、図11に
示す例は、連続記録用紙18の1ページの長さ34を
L、ドラム状感光体1の円周の長さ5L、ドラム状感光
体1円周方向のドラムキャップ6の長さをL、バッファ
部26のバッファ量Xを4ページにそれぞれ選んでいる
場合を示すものであって、第1の転写部Aにおいては、
5ページ、10ページ、15ページ、20ページ等に全
白転写記録が行なわれ、その他のページに転写記録が行
なわれるように、また、第2の転写部Bにおいては、5
ページ、10ページ、15ページ、20ページ等だけに
転写記録が行なわれ、その他のページに全白転写記録が
行なわれるように振り分け分配される。続く、画像情報
分配部38において前記分配情報が供給されると、前記
分配情報に従って同じく供給される入力画像情報37が
ページ毎に分配され、第1の露光部9に第1の画像情報
39、第2の露光部10に第2の画像情報40が供給さ
れるものである。即ち、図11の例においては、第1の
露光部9に供給される第1の画像情報39は、ドラムキ
ャップ6の位置とオーバーラップしてトナーによる可視
画像を形成することができない5ページ、10ページ、
15ページ、20ページ等を除いたそれ以外のページに
対応する情報であり、第2の露光部10に供給される第
2の画像情報40は、第1の露光部9で除かれた前記5
ページ、10ページ、15ページ、20ページ等に対応
する情報であって、第1の露光部9において感光体1上
に露光された第1の画像情報39に対応する可視画像は
第1の転写部Aにおいて連続記録用紙18に転写記録さ
れ、同じく、第2の露光部10において感光体1上に露
光された第2の画像情報40に対応する可視画像は第2
の転写部Bにおいて連続記録用紙18に転写記録される
ようになる。
【0055】このように、本実施例においては、一部に
非感光領域を有するドラム状感光体1を使用し、その感
光体1に形成した入力画像情報に対応した可視画像を連
続記録用紙18に転写記録を行なう場合に、連続記録用
紙18の搬送を停止させる動作、連続記録用紙18をド
ラム状感光体1から離間(リトラクト)させる動作、定
着機17の機能を停止させる動作等を行なうことなし
に、前記連続記録用紙18に白抜け部分を形成させるこ
となく、転写記録を行なうことができるようになる。
【0056】前述の実施例において、ドラム状感光体1
上に形成した全白可視画像の部分を連続記録用紙18に
転写を行なうときに、第1の転写器13、第2の転写器
14に印加される電圧をそれぞれ低下させ、転写電界を
弱めるように制御するようにしてもよい。このような制
御を行なえば、ドラムキャップ6に付着したゴミ等を連
続記録用紙18に転写させることが防止できる。
【0057】なお、前述の実施例は、第1組の印写系と
第2組の印写系からなる2組の印写系を用いた場合であ
るが、本発明は、2組の印写系を用いた場合に限られる
ものではなく、複数組、例えば、3組の印写系を用いた
場合においても同様に適用できるものである。ただし、
3組以上の数の印写系を用いた場合は、それぞれの印写
系の転写部間にバッファ部(位置の移動可能なトラク
タ)をそれぞれ配置し、それらバッファ部のバッファ量
Xを適宜選定するとともに、各印写系においてそれぞれ
処理する画像情報の振り分け分配を前述の実施例と同様
に行なう必要があることはいうまでもないことである。
【0058】また、前述の実施例は、画像記録を電子写
真方法により行なっているものであるが、本発明は、電
子写真方法に限られるものではなく、印刷用のマスター
に入力画像情報に応じた液状のインク画像を付着形成さ
せ、そのインク画像を連続記録用紙に転写するようにし
たオフセット印刷方法にも同様に適用することができる
ものである。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による画像
記録方法によれば、円周方向の一部に非感光領域を有す
るドラム状感光体1の周囲に、印写系を複数組配置し、
それら印写系に入力画像情報37の各一部を分担させ、
かつ、前記複数の印写系の転写部A、B間に設けたバッ
ファ部26によって前記各転写部A、Bが連続記録用紙
18上に転写する位置を設定し、前記各転写部A、Bで
得られた各転写画像をている巻き取り型感光体1を用い
て連続記録用紙18に画像転写記録を連続記録用紙18
上で合成させているので、白抜き部分を形成することな
く前記入力画像情報37に対応した可視画像を転写記録
させることができ、かつ、前記可視画像の転写記録に際
して、連続記録用紙18に対するストレスを小さくで
き、定着部の動作をその都度停止させる必要がないとい
う効果がある。
【0060】また、本発明による画像記録装置によれ
ば、円周方向の一部に非感光領域を有するドラム状感光
体1の周囲に、印写系を少なくとも2組配置するととも
に、1組の印写系の転写部とそれに隣接する他の組の印
写系の転写部との間に連続記録用紙18のバッファ量X
を調節するバッファ部26を配置し、さらに、連続記録
用紙18の搬送量を検出する連続記録用紙搬送量検出部
23と、連続記録用紙18の1ページの長さ情報34と
連続記録用紙搬送量検出部23からのページスタート信
号31等に基づいて前記各転写部で転写すべきページを
制御する記録制御部24と、連続記録用紙18の1ペー
ジの長さ情報34に対応してバッファ量Xを調節するバ
ッファ量制御部25とを設けているので、前記効果に加
えて、画像形成装置の全体構造を簡素化できるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる画像記録装置の一実施例を示す
要部構成図である。
【図2】1ページの長さがLの場合の第1及び第2の転
写部におけるドラム状感光体の転写動作状態、連続記録
用紙の動作状態をそれぞれ示す動作説明図である。
【図3】1ページの長さが1.5Lの場合の第1及び第
2の転写部におけるドラム状感光体の転写動作状態、連
続記録用紙の動作状態をそれぞれ示す動作説明図であ
る。
【図4】1ページの長さが2Lの場合の第1及び第2の
転写部におけるドラム状感光体の転写動作状態、連続記
録用紙の動作状態をそれぞれ示す動作説明図である。
【図5】図1の実施例に用いられる制御系の構成の全体
を示すブロック構成図である。
【図6】連続記録用紙搬送量検出部23の内部構成の一
つの例を示すブロック構成図である。
【図7】連続記録用紙搬送量検出部23の内部構成の他
の一つの例を示すブロック構成図である。
【図8】記録制御部24の内部構成の一例を示すブロッ
ク構成図である。
【図9】バッファ量制御部25及びバッファ部26の内
部構成の一例を示すブロック構成図である。
【図10】第1乃至第3のトラクタ19乃至21の具体
的構造を示す側面図である。
【図11】記録制御部24における動作の一例を示すタ
イミングチャートである。
【図12】第2のトラクタ20の移動状態の一つを示す
移動動作説明図である。
【図13】第2のトラクタ20の移動状態の他の一つを
示す移動動作説明図である。
【符号の説明】
1 巻き取り型ドラム状感光体 2 有機系材料の光導電性シート(未使用) 3 有機系材料の光導電性シート(使用済み) 4 供給ロール 5 巻き取りロール 6 ドラムキャップ 7 第1の帯電器 8 第2の帯電器 9 第1の露光部 10 第2の露光部 11 第1の現像機 12 第2の現像機 13 第1の転写器 14 第2の転写器 15 第1のクリーナ 16 第2のクリーナ 17 定着器 18 連続記録用紙 19 第1のトラクタ 20 第2のトラクタ 21 第3のトラクタ 22 用紙ホッパー 23 連続記録用紙搬送量検出部 24 記録制御部 25 バッファ量制御部 26 バッファ部 27 ピン検出部 28 ピン移動量演算部 29 ミシン目検出部 30 ページスタート指令作成部 31 ページスタート信号 32 トラクタ軸回転数検出部 33 連続記録用紙搬送量変換部 34 1ページの長さ情報 35 ドラムキャップ位置情報 36 白紙ページ位置設定部 37 入力画像情報 38 画像情報分配部 39 第1の画像情報 40 第2の画像情報 41 バッファ量演算部 42 トラクタ移動量変換部 43 トラクタ移動部 44 トラクタピン 45 トラクタベルト A 第1の転写部 B 第2の転写部

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円周方向の一部に非感光領域を有するド
    ラム状感光体を用い、前記ドラム状感光体の周囲に配置
    された印写系により、前記ドラム状感光体上に入力画像
    情報に対応した可視画像を形成し、その可視画像を連続
    記録用紙に転写記録する画像記録方法において、前記印
    写系を複数組配置してそれら印写系に前記入力画像情報
    の各一部づつを分担させ、かつ、前記複数組の印写系の
    転写部間に設けたバッファ部によって前記各転写部の前
    記連続記録用紙上への転写位置の設定を行ない、前記各
    転写部で得られたそれぞれの転写画像を前記連続記録用
    紙上において合成し、前記入力画像情報に対応した可視
    画像を前記連続記録用紙に転写記録させることを特徴と
    する画像記録方法。
  2. 【請求項2】 前記連続記録用紙は、一定の間隔で折り
    畳み用ミシン目を有していることを特徴とする請求項1
    記載の画像記録方法。
  3. 【請求項3】 前記印写系は、少なくとも、入力画像情
    報に対応した露光を行なうことにより感光体の表面に静
    電潜像を形成する露光部と、前記静電潜像を現像して可
    視画像に変換する現像部と、前記可視画像を連続記録用
    紙上に転写して転写像を形成する転写部とからなるもの
    であることを特徴とする請求項1記載の画像記録方法。
  4. 【請求項4】 前記印写系は、電子写真プロセスを利用
    したものであることを特徴とする請求項3記載の画像記
    録方法。
  5. 【請求項5】 前記印写系は、印刷用のマスターとイン
    クを利用したものであることを特徴とする請求項3記載
    の画像記録方法。
  6. 【請求項6】 前記バッファ部は、連続記録用紙の折り
    畳みミシン目の間隔に対応して前記連続記録用紙のバッ
    ファ量が変化されることを特徴とする請求項1記載の画
    像記録方法。
  7. 【請求項7】 円周方向の一部に非感光領域を有するド
    ラム状感光体と、前記感光体の周囲に配置され、入力画
    像情報に対応した露光を行なって前記感光体の表面に静
    電潜像を形成する露光部、前記静電潜像を現像して可視
    画像に変換する現像部、前記可視画像を連続記録用紙上
    に転写して転写像を形成する転写部からなる印写系と、
    前記連続記録用紙の搬送通路とを具備する画像記録装置
    において、前記印写系を少なくとも2組配置するととも
    に、1組の印写系の転写部とそれに隣接する他の組の印
    写系の転写部との間に前記連続記録用紙のバッファ量を
    調節するバッファ部を配置し、さらに、前記連続記録用
    紙の搬送量を検出してページスタート信号を発生する連
    続記録用紙搬送量検出部と、連続記録用紙の1ページの
    長さ情報と前記ページスタート信号等に基づいて前記各
    転写部で転写すべきページを制御する記録制御部と、前
    記連続記録用紙の1ページの長さ情報に対応して前記バ
    ッファ量を調節するバッファ量制御部とを設けたことを
    特徴とする画像記録装置。
  8. 【請求項8】 前記連続記録用紙搬送量検出部は、前記
    連続記録用紙を搬送する各トラクタのトラクタピンの移
    動量を検出するピン検出部と、前記移動量を演算するピ
    ン移動量演算部と、前記連続記録用紙のミシン目を検出
    するミシン目検出部と、前記ピン移動量演算部の演算出
    力と前記ミシン目検出部の検出出力に基づいて1ページ
    の開始タイミングを表わすページスタート信号を形成す
    るページスタート指令作成部とからなっていることを特
    徴とする請求項7記載の画像記録装置。
  9. 【請求項9】 前記連続記録用紙搬送量検出部は、前記
    連続記録用紙を搬送する各トラクタのトラクタ回動軸の
    回転数を検出するトラクタ軸回転数検出部と、前記回転
    数を前記連続記録用紙の搬送量に変換する連続記録用紙
    搬送量変換部と、前記連続記録用紙のミシン目を検出す
    るミシン目検出部と、前記連続記録用紙搬送量変換部の
    変換出力と前記ミシン目検出部の検出出力に基づいて1
    ページの開始タイミングを表わすページスタート信号を
    形成するページスタート指令作成部とからなっているこ
    とを特徴とする請求項7記載の画像記録装置。
  10. 【請求項10】 前記記録制御部は、前記ページスター
    ト信号、1ページの長さ情報、ドラムキャップ位置検出
    信号に基づいて、前記一つの転写部で全白転写を行なう
    ページと前記他の転写部で全白転写を行なうページとを
    それぞれ設定分配する白紙ページ位置設定部と、前記白
    紙ページ位置設定部の分配出力に基づいて画像情報のペ
    ージを一つの露光部と他の露光部とに分配する画像情報
    分配部とからなっていることを特徴とする請求項7記載
    の画像記録装置。
  11. 【請求項11】 前記一つの転写部及び前記他の転写部
    は、全白画像を転写するときに転写電界を弱めるように
    していることを特徴とする請求項10記載の画像記録装
    置。
  12. 【請求項12】 前記バッファ量制御部は、前記一つの
    転写部においてドラム状感光体のドラムキャップとオー
    バーラップする連続記録用紙のページが前記他の転写部
    においてドラムキャップとオーバーラップしないよう
    に、バッファ部のバッファ量を設定するバッファ量演算
    部と、前記バッファ量演算部の設定出力をトラクタ移動
    量に変換するトラクタ移動量変換部とからなっているこ
    とを特徴とする請求項7記載の画像記録装置。
  13. 【請求項13】 前記バッファ部は、トラクタ移動量変
    換部の変換出力に基づいてトラクタの位置を移動させる
    トラクタ移動部と、前記連続記録用紙を搬送させ、その
    位置が移動可能な前記トラクタとからなっていることを
    特徴とする請求項7記載の画像記録装置。
JP4173063A 1992-06-30 1992-06-30 画像記録方法及び画像記録装置 Pending JPH0619368A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998027465A1 (de) * 1996-12-18 1998-06-25 Oce Printing Systems Gmbh Elektrografische druckeinrichtung mit zwei umdruckstellen

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WO1998027465A1 (de) * 1996-12-18 1998-06-25 Oce Printing Systems Gmbh Elektrografische druckeinrichtung mit zwei umdruckstellen

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