JPH06193223A - 建屋用庇 - Google Patents

建屋用庇

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JPH06193223A
JPH06193223A JP35893492A JP35893492A JPH06193223A JP H06193223 A JPH06193223 A JP H06193223A JP 35893492 A JP35893492 A JP 35893492A JP 35893492 A JP35893492 A JP 35893492A JP H06193223 A JPH06193223 A JP H06193223A
Authority
JP
Japan
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eaves
main body
building
curved upper
curved
Prior art date
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Pending
Application number
JP35893492A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuya Kimoto
一也 木本
Nobumasa Shiroi
信正 城井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Technotech Co Ltd
Original Assignee
Technotech Co Ltd
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Publication date
Application filed by Technotech Co Ltd filed Critical Technotech Co Ltd
Priority to JP35893492A priority Critical patent/JPH06193223A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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  • Building Awnings And Sunshades (AREA)
  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 庇の外観品位を高め、庇設置の簡便化をはか
り、庇機能を向上させる。 【構成】 上下及び前後側面を覆う弯曲上板1と、弯曲
下板1とを骨格材2で一体連結して庇本体4を構成し、
該庇本体4内に設けられる骨格材2内に断熱防音材3を
設けてあり、かつ庇本体4の後方端側に雨樋10を連結
すると共に、取付部となる庇継合部材7を介して庇本体
4の弯曲上板1の上方部に建屋がほ取付ブラケット8に
連結するアーム材9を固着したことで庇の耐久性を増大
させ、大掛かりな工事をすることなく設置作業も極めて
簡単で、手間がかかることなく作業性を大巾に向上でき
ると共に、堅牢で外観品位も高め、体裁良好で防風,断
熱,防音も有効に発揮し、安全に用いられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アパートなどの家屋、
その他の建屋に用いられる雨よけ,日おおい屋根などの
庇に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、建屋などの出入口,窓或いは縁
側や廊下などの外側上方部に差し出して設けられる片流
れの小屋根としての庇は、建築施工時に母屋本体に一体
に連結配備されたり、建屋建築工作後でも手軽に設置で
きる金属薄板からなる簡易庇として日差や雨の降り込み
を防ぐために用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の建屋用庇は、店
舗用のテントや天蓋方式を除いて、製作や設置が煩雑で
あり、建屋側での工作や施工が必要となって、部品構成
も複雑でメンテナンスやコスト面で割高となると共に、
金属薄板であると、簡易ではあっても雨音や風のあおり
によって騒音発生が激しく断熱効果も低い剛性強度も小
さくて耐久性も乏しく、外観品位も悪く体裁上貧弱であ
るなど問題があった。本発明は、これら従来の欠点を排
除しようとするもので、庇の製作や庇の建屋への設置が
著しく簡便で耐久性もあって取扱い容易で大掛かりな工
事をすることなく、安全性の高いかつ、体裁良好な庇を
製作容易で安価な形態で提供しようとすることを目的と
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、弯曲上板と弯
曲下板とを骨格材で一体連結して庇本体を構成し、該庇
本体の後方端側に雨樋を連結すると共に、庇本体の弯曲
上板の上方部に建屋側取付ブラケットに連結するアーム
材を固着したものである。
【0005】
【作用】アーチ状に弯曲した庇本体の側端を庇継合部材
の支承部に嵌装して横方向に継ぎ合わせて組み立てたも
のを、建屋側に間隔をおいて取り付けたブラケットの一
端に庇継合部材の後端部をボルトで枢支連結すると共
に、ブラケットの他端に庇継合部材の前端部をアーム材
を介してピン止め連結して庇本体を建屋外壁に吊り下げ
差し出して固着配備され、アームの長さを伸縮調整して
張り出し、勾配も適宜選んで用いられ簡便に設置でき、
しかも、前方端側から弯曲して後方端側に下った庇本体
の後方端縁下にある雨樋を建屋外壁面に近接配備して雨
水処理も有効にして用いられ、庇として外観の見栄えも
良く、体裁良好でかつ防音効果も断熱効果もあって安全
に用いられるものである。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図1乃至図11の例で説明
すると、取付部材で建屋の外壁面に装着できるようにし
た建屋用庇において、長方形の金属薄板,硬質樹脂板や
両面防水加工ボード,その他パネルで上下及び前後側面
を覆う弯曲上板1と、弯曲下板1とを骨格材2で一体連
結して庇本体4を構成し、該庇本体4内に設けられる骨
格材2内に断熱防音材3を設けてあり、かつ庇本体4の
後方端側に雨樋10を連結すると共に、取付部となる庇
継合部材7を介して庇本体4の弯曲上板1の上方部に建
屋側取付ブラケット8に連結するアーム材9を固着して
建屋用庇としてある。
【0007】この場合、前記庇本体4の骨格材2として
は、図1,図2,図6及び図7に示すように複数のパイ
プ21 と、各パイプ21 を連結する複数の補強リブ22
とで格子状に組み立てたものであって、前記庇本体4の
型枠ユニットの芯材となっているが、前記リブ22 は長
手方向に添った折曲片を設けた断面U,Z,I,H,L
字状若しくは波形状にしたものを用いたり、必要に応じ
板状リブを間隔をおいてパイプ21 に設けたものでよ
い。また前記庇本体4の側面には、必要に応じてエンド
カバー(図示せず)を嵌着することが配慮されている。
【0008】また、前記庇継合部材7としては、図3乃
至図5のように、I型鋼,H型鋼を用いてもよいが、支
承部のある受け材5と、該受け材5に嵌合する逆U型鋼
の取付部となる抑え材6との上下二部材から庇本体4を
挟持できるようにし、庇本体4の厚み方向の調節ができ
るようにし、アーム材9により建屋用ブラケット8に取
り付けられるようにしてあるが、前記骨格材2を庇本体
4の外側に突出延設して取付部とすることもできるし、
上下に支承部を突設して庇本体4を挟持する庇継合部材
7を用いてもよい。いずれにしても、建屋側に間隔をお
いて取り付けたブラケット8の一端に庇継合部材7の後
端部をボルト11で枢支連結すると共に、ブラケット8
の池端に庇継合部材7の前端部をアーム材9を介して結
合ピン12,13で連結して3点支持により庇本体4を
建屋外壁に吊り下げ差し出して固着配備される。
【0009】前記アーム材9としては、図1及び図11
のようにロッド両端に二股状の取付片をネジ軸91 ,9
2 で連結し、ターンバックル機構としてアーム材9の長
さを伸縮調節して、庇本体4の張り出し勾配も適宜選ん
で用いられるようにしてあり、しかも前方端側から弯曲
して後方端側に下った庇本体4の後方端縁下にある雨樋
10を建屋外壁面に近接配置できるようにしてある。
【0010】そして、この雨樋10は、図8乃至図10
に示すように、前記庇本体4の後方端縁にタッピン14
とクリップ15とで着脱自在に取り付けられるものであ
って、エンドキャップ16と排水管17とを備えてあ
り、雨樋10を横方向に接続するときは、ジョイント片
18で継合して前記庇本体4の後方側端縁に添設してあ
る。
【0011】なお、前記クリップ15は、庇本体4の側
端面に添う折曲片151 を設けてネジ141 で前記タッ
ピン14とで庇本体4に固着し、折曲部152 で雨樋1
0の上端縁を嵌入させるハンガーとして、適宜間隔をお
いて配列して用いられているが、必要に応じ建屋外壁に
設けた係止片に嵌装させて保持させてもよい。また、雨
樋10の排水管17は、フランジつき取付筒171 で取
付穴に接続固着するのがよい。
【0012】図12の例は、庇本体4の取付部材の他例
を示したもので、受け材5に取付片51 を立設し、該取
付片51 に抑え材6を係合することで庇本体4を挟持で
きるようにした庇継合部材7とし、一対のレバーからな
るアーム材9で取付用ブラケット8に固着してある。こ
の場合、連結部分は相対する部分のいずれかも二股状連
結片を介在させて固着するスタイルでもよい。
【0013】
【発明の効果】本発明は、弯曲上板と弯曲下板とを骨格
材で一体連結して庇本体を構成し、該庇本体の後方端側
に雨樋を連結すると共に、庇本体の弯曲上板の上方部に
建屋側取付ブラケットに連結するアーム材を固着したこ
とにより、庇の耐久性を増大させ、大掛かりな工事をす
ることなく設置作業も極めて簡単で、手間がかかること
なく作業性を大巾に向上できると共に、堅牢で外観品位
も高め、体裁良好で防風,断熱,防音も有効に発揮し、
安全に用いられる実用上の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す使用状態の斜視図であ
る。
【図2】図1の例の庇本体の分離状態の斜視図である。
【図3】図1の例の取付部の一部切断側面図である。
【図4】図1のA−A線における拡大縦断面図である。
【図5】図4の例の組立分離状態の一部の斜視図であ
る。
【図6】図1のB−B線における拡大縦断面図である。
【図7】図6のC−C線における縦断面図である。
【図8】図1のD−D線における拡大縦断面図である。
【図9】図8の例の取付ハンガー部の分離状態を示す斜
視図である。
【図10】図8の例の排水樋の一部の分離状態を示す斜
視図である。
【図11】図1の例と取付部材の分離状態を示す一部切
欠斜視図である。
【図12】図11の例の取付部材の他例を示す分離状態
の斜視図である。
【符号の説明】
1 弯曲上下板 2 骨格材 3 断熱防音材 4 庇本体 5 受け材 6 抑え材 7 庇継合部材 8 建屋ブラケット 9 アーム材 10 雨樋 11 ボルト 12 結合ピン 13 結合ピン 14 タッピン 15 クリップ 16 エンドキャップ 17 排水管

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弯曲上板と弯曲下板とを骨格材で一体連
    結して庇本体を構成し、該庇本体の後方端側に雨樋を連
    結すると共に、庇本体の弯曲上板の上方部に建屋側取付
    ブラケットに連結するアーム材を固着したことを特徴と
    する建屋用庇。
  2. 【請求項2】 前記弯曲上下板が、上下面及び前後側面
    を覆う金属薄板であって、弯曲上下板間に配備された骨
    格材内に断熱防音材を配設した請求項1記載の建屋用
    庇。
  3. 【請求項3】 前記庇本体が、庇側端を支承する受け材
    と、該受け材に嵌合連結し、前記アーム材を固着する抑
    え材とから成る庇継合部材で連結した請求項1または2
    記載の建屋用庇。
  4. 【請求項4】 前記骨格材が、複数のパイプと各パイプ
    を連結する複数の補強リブとで格子状に組み立てたもの
    であって、前記庇本体内の芯材となっている請求項1,
    2または3記載の建屋用庇。
  5. 【請求項5】 前記雨樋が、前記庇本体の後方端縁にタ
    ッピンとクリップとで着脱自在に取付けられるものであ
    って、エンドキャップと排水管とを備えた請求項1,
    2,3または4記載の建屋用庇。
JP35893492A 1992-12-26 1992-12-26 建屋用庇 Pending JPH06193223A (ja)

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