JPH0619144Y2 - コネクタのシールドケース固定機構 - Google Patents
コネクタのシールドケース固定機構Info
- Publication number
- JPH0619144Y2 JPH0619144Y2 JP3028888U JP3028888U JPH0619144Y2 JP H0619144 Y2 JPH0619144 Y2 JP H0619144Y2 JP 3028888 U JP3028888 U JP 3028888U JP 3028888 U JP3028888 U JP 3028888U JP H0619144 Y2 JPH0619144 Y2 JP H0619144Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shield case
- connector
- recess
- fixing mechanism
- crosspiece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は、コネクタに対するシールドケースの固定機構
に関するものである。
に関するものである。
（従来の技術） 従来、コネクタとそれに被せるシールドケースとの固定
機構は、第３図に示したように構成されている。１は内
部にコネクタ接点を有する樹脂製のコネクタハウジン
グ、２はコネクタハウジング１を収納するように被せる
金属製のシールドケースである。コネクタハウジング１
には側面に複数の凹部３が形成されており、一方、シー
ルドケース２には凹部３に対応する位置に爪４が形成さ
れている。そこで、コネクタハウジング１にシールドケ
ース２を被せた後、第４図に示すように、爪４を凹部３
内に押し込み、両者を固定していた。
機構は、第３図に示したように構成されている。１は内
部にコネクタ接点を有する樹脂製のコネクタハウジン
グ、２はコネクタハウジング１を収納するように被せる
金属製のシールドケースである。コネクタハウジング１
には側面に複数の凹部３が形成されており、一方、シー
ルドケース２には凹部３に対応する位置に爪４が形成さ
れている。そこで、コネクタハウジング１にシールドケ
ース２を被せた後、第４図に示すように、爪４を凹部３
内に押し込み、両者を固定していた。
（考案が解決しようとする課題） しかしながら、この従来構成では、凹部３の幅寸法と爪
４の幅寸法、あるいはコネクタハウジング１の外形寸法
とシールドケース２の内形寸法を精密に規制しないと、
矢印Ａ方向にガタが生じ易く、特に、複数のコネクタハ
ウジングを並べて収納する場合は、コネクタハウジング
を接触させて配置するか、コネクタハウジング間に隙間
を設けるときはシールドケースに位置決め用のダボ等を
形設する必要があり、製造コストが高くつくという問題
があった。
４の幅寸法、あるいはコネクタハウジング１の外形寸法
とシールドケース２の内形寸法を精密に規制しないと、
矢印Ａ方向にガタが生じ易く、特に、複数のコネクタハ
ウジングを並べて収納する場合は、コネクタハウジング
を接触させて配置するか、コネクタハウジング間に隙間
を設けるときはシールドケースに位置決め用のダボ等を
形設する必要があり、製造コストが高くつくという問題
があった。
本考案は、上記問題点を解決するもので、構造が簡単
で、各部品の高い寸法精度を必要とせず、従って低コス
トであり、しかも強固に固定することができるコネクタ
のシールドケース固定機構を提供することを目的とす
る。
で、各部品の高い寸法精度を必要とせず、従って低コス
トであり、しかも強固に固定することができるコネクタ
のシールドケース固定機構を提供することを目的とす
る。
（課題を解決するための手段） 上記目的を達成するために、本考案は、側面に少なくと
も一箇所の凹部をそれぞれ具備した一つ又は複数の樹脂
製コネクタハウジングと、この一つ又は複数のコネクタ
ハウジングを収納するように被せ、凹部に対応する位置
に、両縁部に一つ又は複数の突起を有する桟部を形成し
た金属製シールドケースとから構成し、桟部を凹部に圧
入することによりシールドケースとコネクタハウジング
とを固定するものである。
も一箇所の凹部をそれぞれ具備した一つ又は複数の樹脂
製コネクタハウジングと、この一つ又は複数のコネクタ
ハウジングを収納するように被せ、凹部に対応する位置
に、両縁部に一つ又は複数の突起を有する桟部を形成し
た金属製シールドケースとから構成し、桟部を凹部に圧
入することによりシールドケースとコネクタハウジング
とを固定するものである。
（作用） 上記構成によれば、桟部を凹部に圧入したとき、桟部の
両縁部に設けた突起が凹部の側面に食い込むのでガタの
発生する余地はなく、シールドケースとコネクタハウジ
ングとは確実に固定される。
両縁部に設けた突起が凹部の側面に食い込むのでガタの
発生する余地はなく、シールドケースとコネクタハウジ
ングとは確実に固定される。
（実施例） 以下、図面を参照して実施例を詳細に説明する。第１図
は、本考案の一実施例を示したもので、11は内部にコネ
クタ接点を有する樹脂製のコネクタハウジング、12はコ
ネクタハウジング11を収納するように被せる金属製のシ
ールドケースである。コネクタハウジング11には側面に
少なくとも一つの凹部13が形成されており、一方、シー
ルドケース12には凹部13に対応する位置に、両側を打ち
抜くことにより形成された桟14が設けられている。桟14
の両縁部には複数の突起15が形設されており、この両側
の突起先端間の幅を凹部13の幅より若干大き目にしてい
る。そこで、コネクタハウジング１にシールドケース２
を被せた後、第２図に示したように、桟14を凹部13内に
圧入して両者を固定する。この場合、桟に設けた突起15
が凹部13の側面に食い込む状態となる。圧入する力は小
さくてよいから、適当な治具を用いれば作業は極めて簡
単である。
は、本考案の一実施例を示したもので、11は内部にコネ
クタ接点を有する樹脂製のコネクタハウジング、12はコ
ネクタハウジング11を収納するように被せる金属製のシ
ールドケースである。コネクタハウジング11には側面に
少なくとも一つの凹部13が形成されており、一方、シー
ルドケース12には凹部13に対応する位置に、両側を打ち
抜くことにより形成された桟14が設けられている。桟14
の両縁部には複数の突起15が形設されており、この両側
の突起先端間の幅を凹部13の幅より若干大き目にしてい
る。そこで、コネクタハウジング１にシールドケース２
を被せた後、第２図に示したように、桟14を凹部13内に
圧入して両者を固定する。この場合、桟に設けた突起15
が凹部13の側面に食い込む状態となる。圧入する力は小
さくてよいから、適当な治具を用いれば作業は極めて簡
単である。
なお、複数のコネクタハウジングを並べて収納する場合
は、各ハウジングにそれぞれ凹部を設けるとともに、そ
れに対応してシールドケースに桟を設ける。そして、各
ハウジングは、桟に設けた突起が凹部に食い込むように
して固定されるから、ハウジング間に隙間を設けて配置
しても、シールドケースに位置決め用のダボ等を形設す
る必要はなく、それぞれ確実に固定される。
は、各ハウジングにそれぞれ凹部を設けるとともに、そ
れに対応してシールドケースに桟を設ける。そして、各
ハウジングは、桟に設けた突起が凹部に食い込むように
して固定されるから、ハウジング間に隙間を設けて配置
しても、シールドケースに位置決め用のダボ等を形設す
る必要はなく、それぞれ確実に固定される。
（考案の効果） 以上説明したように、本考案によれば、桟に設けた突起
が凹部に食い込むような固定機構であるから、各部品の
寸法精度を厳しくする必要はなく、従って、製造コスト
を低減することができ、また、固定作業も非常に簡単
で、確実に固定することができる効果がある。
が凹部に食い込むような固定機構であるから、各部品の
寸法精度を厳しくする必要はなく、従って、製造コスト
を低減することができ、また、固定作業も非常に簡単
で、確実に固定することができる効果がある。
第１図は、本考案の一実施例の斜視図、第２図は、同実
施例の固定した状態を示す斜視図、第３図は、従来例の
斜視図、第４図は、同従来例の固定した状態を示す斜視
図である。 11……コネクタハウジング、12……シールドケース、13
……凹部、14……桟、15……突起。
施例の固定した状態を示す斜視図、第３図は、従来例の
斜視図、第４図は、同従来例の固定した状態を示す斜視
図である。 11……コネクタハウジング、12……シールドケース、13
……凹部、14……桟、15……突起。
Claims (1)
- 【請求項１】側面に少なくとも一箇所の凹部をそれぞれ
具備した一つ又は複数の樹脂製コネクタハウジングと、
前記一つ又は複数のコネクタハウジングを収納するよう
に被せ、前記凹部に対応する位置に、両縁部に一つ又は
複数の突起を有する桟部を形成した金属製シールドケー
スとからなり、前記桟部を前記凹部に圧入することによ
り前記シールドケースと前記コネクタハウジングとを固
定することを特徴とするコネクタのシールドケース固定
機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3028888U JPH0619144Y2 (ja) | 1988-03-09 | 1988-03-09 | コネクタのシールドケース固定機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3028888U JPH0619144Y2 (ja) | 1988-03-09 | 1988-03-09 | コネクタのシールドケース固定機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01134376U JPH01134376U (ja) | 1989-09-13 |
| JPH0619144Y2 true JPH0619144Y2 (ja) | 1994-05-18 |
Family
ID=31255225
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3028888U Expired - Lifetime JPH0619144Y2 (ja) | 1988-03-09 | 1988-03-09 | コネクタのシールドケース固定機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0619144Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-03-09 JP JP3028888U patent/JPH0619144Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01134376U (ja) | 1989-09-13 |
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