JPH06189498A - モータの支持装置 - Google Patents

モータの支持装置

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JPH06189498A
JPH06189498A JP4338286A JP33828692A JPH06189498A JP H06189498 A JPH06189498 A JP H06189498A JP 4338286 A JP4338286 A JP 4338286A JP 33828692 A JP33828692 A JP 33828692A JP H06189498 A JPH06189498 A JP H06189498A
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JP
Japan
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motor
vibration
vibration proof
supporting device
proof body
Prior art date
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Pending
Application number
JP4338286A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobunari Takashima
伸成 高島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu General Ltd filed Critical Fujitsu General Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モータの支持装置を改善し、モータによる騒
音の発生を減らす。 【構成】 図1にモータの支持装置の概略構成を表す。
1はモータ、2はモータ1を間接的に支持する支持体、
3はモータ1の軸受部4と支持体2との間に設ける防振
体である。この防振体3はモータ1の振動の発生を抑え
たり、発生した振動を吸収したりするためのもので、リ
ング状の枠体6と、この枠体6の一側にほぼ等間隔で一
体形成された複数の円柱体7とから成る。円柱体7の先
端部にはモータ1側との接触面積を小さくするための凸
部8を形成する。防振体3の素材は所定の硬度を有する
弾性体(例えばゴム)である。防振体3は軸受部4に破
線で示す方向に取付ける。もう一方の軸受部4(図の右
側)にも向きを反対にした防振体3を取付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はモータによる騒音発生を
より少なくするためのモータの支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】モータから発生する振動は、モータの支
持装置から機器の箱体へと伝達され、大きな騒音とな
る。そこで、従来は例えば図2に示されるようなモータ
11の軸受部12と、モータ11を支持する支持体13との間に
防振体14を取付けてモータ11の振動を吸収するようにな
っていた。防振体14はゴム等の弾性体でできており、そ
の形状は単純な円筒形になっていて、モータ11の軸受部
12に被せられ、防振体14の外周を支持体13で支持する構
成になっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、モータ
の振動は例えば回転軸15に取付けられたファンなどのア
ンバランスにより発生するラジアル方向(図2の注A参
照)の振動と、モータの回転そのものにより発生する回
転方向(接線方向)の振動とがあり、例えばラジアル方
向の振動を抑えるために図2に示されている防振体14の
ゴム硬度、ゴム圧入代(圧入寸法)、モータ11のa部と
の接触面積などを増加させると、モータ11の回転方向の
振動、すなわち、モータ11の電磁振動である2f接線振
動(2f音)が増加する。逆に防振体14の硬度を小さく
したり、軸受部12との嵌合の度合いを緩くしたりすると
先に述べた2f接線振動の伝わりは低減できるが、モー
タ自身のマウントが不安定になり、ラジアル方向の振動
が増大してしまうという問題があった。これらの問題解
決には、接線方向は軟らかく、ラジアル方向は硬くホー
ルドできる防振体が必要となるが、図2に示されるよう
な形状の防振体14で上述の問題点を解決するのは困難で
ある。したがって、本発明においては、これらの課題を
解決し得るモータの支持装置を提供することを目的とし
ている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するためになされたものであり、モータの軸受部と、
前記モータを支持する支持体との間に前記モータの振動
を吸収するための防振体を設けてなるものにおいて、前
記防振体をリング状の枠体と、同枠体の一側にほぼ等間
隔で、かつ、回動可能に一体形成された複数の円柱体と
により構成し、同円柱体で前記モータの軸受部を支持す
るようにした。
【0005】
【作用】上記の構成であれば、リング状の枠体に一体形
成された複数の円柱体でモータの軸受部を挟持できるの
でラジアル方向の振動を抑えることができ、また、モー
タの軸受部を支持する複数の円柱体がそれぞれ独立して
回動するのでモータの回転方向の振動を減衰させること
ができ、電磁音(2f音)を減衰させることができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1に基づいて説
明する。図1はモータの支持装置の概略構成を表したも
ので、1はモータ、2はモータ1を間接的に支持する支
持体、3はモータ1の軸受部4と支持体2との間に設け
られる防振体、5はモータ1の回転軸である。防振体3
はリング状の枠体6と、この枠体6の一側にほぼ等間隔
で、かつ、回転可能に一体形成された複数の円柱体7と
からなっており、この円柱体7の先端部にはモータ1側
との接触面積を小さくするための凸部8が形成されてい
る。なお、この凸部8の形状は図示のようなドーム状に
限定するものではなく、例えば円柱体7の径ようりも小
さくした円柱体あるいは半円形(三日月形)のものであ
ってもよい。
【0007】ところで、防振体3は所定の硬度を有する
弾性体(ゴム)でできており、枠体6の厚みは円柱体7
の径よりも小さく形成されているため円柱体7に回転力
が加わると、その円柱体7は多少回転した後に元の状態
に戻る。このように構成された防振体3は破線で示され
ている位置、すなわち、モータ1の軸受部4に装着さ
れ、外周部が支持体2で支持されるようになっている。
なお、図示はされてないが、もう一方の軸受部にも向き
を反対にした防振体3が装着される。防振体3に使用さ
れているゴムの硬度は従来のものに比して高くなってい
る。このような防振体3を軸受部4と支持体2との間に
配置すれば軸受部4は複数の円柱体7で支持され、モー
タ1に回転方向の振動が発生すると、その振動を受けた
円柱体7が回転して振動を吸収するため、モータ1側の
振動が支持体2へ伝達されるようなことは無くなる。ま
た、モータ1側にラジアル方向の振動が発生しかかって
も軸受部4が所定の硬度を有する複数の円柱体7で囲ま
れ、支持されているため、ラジアル方向の振動は抑えら
れ、発生した振動は防振体3で吸収される。
【0008】
【発明の効果】以上、説明したような防振体を用いれ
ば、モータ側に発生する回転方向の振動だけでなくラジ
アル方向の振動をも吸収、減衰させる能力があるので、
支持体から機器の箱体側へ伝達される振動は微弱なもの
となり、騒音の少ない機器の提供が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すモータの支持装置の概
略構成図である。
【図2】従来例を示すモータの支持装置の組立断面図で
ある。
【符号の説明】 1 モータ 2 支持体 3 防振体 4 軸受部 5 回転軸 6 枠体 7 円柱体 8 凸部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータの軸受部と、前記モータを支持す
    る支持体との間に前記モータの振動を吸収するための防
    振体を設けてなるものにおいて、前記防振体をリング状
    の枠体と、同枠体の一側にほぼ等間隔で、かつ、回動可
    能に一体形成された複数の円柱体とにより構成し、同円
    柱体で前記モータの軸受部を支持するようにしてなるこ
    とを特徴とするモータの支持装置。
  2. 【請求項2】 前記円柱体の一側にモータ側との接触抵
    抗を少なくするための凸部を設けてなる請求項1記載の
    モータの支持装置。
  3. 【請求項3】 前記円柱体が所定の硬度を有する弾性体
    から成る請求項1および2記載のモータの支持装置。
JP4338286A 1992-12-18 1992-12-18 モータの支持装置 Pending JPH06189498A (ja)

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