JPH06185814A - 冷媒循環サイクルの膨張弁制御装置 - Google Patents

冷媒循環サイクルの膨張弁制御装置

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JPH06185814A
JPH06185814A JP35442492A JP35442492A JPH06185814A JP H06185814 A JPH06185814 A JP H06185814A JP 35442492 A JP35442492 A JP 35442492A JP 35442492 A JP35442492 A JP 35442492A JP H06185814 A JPH06185814 A JP H06185814A
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JP
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target superheat
target
expansion valve
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JP35442492A
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English (en)
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Takashi Osawa
隆司 大沢
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Bosch Corp
Original Assignee
Zexel Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2600/00Control issues
    • F25B2600/21Refrigerant outlet evaporator temperature

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  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 膨張弁を熱負荷の変動に対して精度良く制御
できると共に、冷媒循環サイクルの過熱度の変動を滑ら
かにする。 【構成】 熱負荷が所定値以上変化した場合、目標過熱
度の設定値を初期設定値から所定値変化させ、膨張弁開
度の制御因子である目標過熱度と実過熱度との差を熱負
荷の変化に対応させて変化させることができるために、
熱負荷の変化に対して瞬時に膨張弁開度を制御でき、ま
た前記目標過熱度の設定値による膨張弁開度制御が所定
時間実行された後、実過熱度が前記目標過熱度の変化と
同方向に変化した場合には、前記目標過熱度の設定値を
徐々に初期設定値に戻し、さらに実過熱度が前記目標過
熱度の変化と逆方向に変化した場合には、前記目標過熱
度の設定値を所定時間継続させた後、初期設定値に戻す
ようにしたことによって、冷媒の過熱度を一定に保つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両用空調装置に使
用される冷媒循環サイクルの一部を構成する膨張弁の制
御を行ない、冷媒循環サイクルに流れる冷媒量を調節す
るようにした冷媒循環サイクルの膨張弁制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の冷媒流量制御は、例えば特開昭6
0−178254号公報に示されるように、冷房サイク
ルの状態値を検知し、この状態値と設定値の偏差に基づ
いてPID制御する冷媒流量制御装置において、より広
範囲のサイクル条件にわたって安定した冷媒流量制御を
可能とするために、冷房サイクルの稼働条件を検知し、
この検知値に応じてPID制御の制御定数を切り換える
ようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この引例にお
いては、過熱度を検出するセンサの応答遅れのために、
実際の過熱度が急減しても過熱度の検出値は変化しない
状態が発生し、この間においては制御定数を変更しても
過熱度の低下を抑制できず、過熱度が零付近まで下がっ
てしまうためにリキッドバックが発生する問題点があ
り、またこれを解消するためにPID制御の制御定数を
大きくすると、膨張弁の弁開度にハンチングが発生する
という問題点があった。
【0004】このために、この発明は、膨張弁を熱負荷
の変動に対して精度良く制御できると共に、冷媒循環サ
イクルの過熱度の変動を滑らかにすることのできる冷媒
循環サイクルの膨張弁制御装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するために手段】しかして、この発明は、
少なくともコンプレッサ、コンデンサ、エバポレータ、
膨張弁を配管結合してなる冷媒循環サイクルにおいて、
前記冷媒循環サイクルを流れる冷媒の実過熱度を検出す
る実過熱度検出手段と、前記冷媒循環サイクルの熱負荷
の変化を検出し、この熱負荷の変化が所定値以上である
か否かを判定する熱負荷変化判定手段と、この熱負荷変
化判定手段によって熱負荷変化が所定値以上であると判
定された場合、前記冷媒循環サイクルの目標過熱度の設
定値を初期設定値から所定値変化させる目標過熱度設定
手段と、この目標過熱度の設定値による制御を所定時間
継続した後、前記実過熱度検出手段によって検出された
実過熱度が前記目標過熱度の変化と同方向に変化した場
合には、前記目標過熱度の設定値を徐々に前記初期設定
値に戻し、実過熱度が前記目標過熱度の変化と逆方向に
変化した場合には、前記目標過熱度の設定値を実過熱度
が初期目標過熱度に達するまで保持した後、前記初期設
定値に戻す目標過熱度調整手段と、前記実過熱度検出手
段による実過熱度を、前記目標過熱度調整手段及び目標
過熱度調整手段とによって設定された前記目標過熱度に
一致させるように前記膨張弁の開度を制御する膨張弁開
度制御手段とを具備することにある。
【0006】
【作用】したがって、この発明においては、熱負荷が所
定値以上変化した場合、前記冷媒循環サイクルの目標過
熱度の設定値を初期設定値から所定値変化させ、膨張弁
開度の制御因子である目標過熱度と実過熱度との差を熱
負荷の変化に対応させて変化させることができるため
に、熱負荷の変化に対して瞬時に膨張弁開度を制御で
き、また前記目標過熱度の設定値による膨張弁開度制御
が所定時間実行された後、実過熱度が前記目標過熱度の
変化と同方向に変化した場合には、前記目標過熱度の設
定値を徐々に前記初期設定値に戻し、さらに実過熱度が
前記目標過熱度の変化と逆方向に変化した場合には、前
記目標過熱度の設定値を所定時間継続させた後、初期設
定値に戻すようにすることによって、冷媒の実過熱度を
一定に保つことができ、上記課題を達成できるものであ
る。
【0007】
【実施例】以下、この発明の実施例について図面により
説明する。
【0008】図1において示される冷媒循環サイクル1
は、例えば自動車に搭載されるもので、空調ダクト2に
配された第1の熱交換器3と、空調ダクト2外に配され
た第2の熱交換器4とを備えている。
【0009】空調ダクト2の最上流側には、図示しない
内外気切換装置が設けられ、内気導入口と外気導入口と
をインテークドアによって選択的に開口するようになっ
ている。この空調ダクト2に選択的に導入された内気若
しくは外気は、図示しない送風機の回転により吸引さ
れ、第1の熱交換器3に送られて熱交換され、所望の吹
出口から車室内に供給されるようになっている。
【0010】第1の熱交換器3の一端3aと第2の熱交
換器4の一端4aは、四方弁5の第1及び第2ポート
(I, II)にそれぞれ配管接続され、また四方弁5の第3
ポート(III)はコンプレッサ6の吐出側Aに配管接続さ
れ、第4ポート(IV) はアキュムレータ7を介してコン
プレッサ6の吸入側Bに配管接続されている。この四方
弁5によって、コンプレッサ6の吐出側Aが第1の熱交
換器3に接続し、且つコンプレッサ6の吸入側が第2の
あ熱交換器4に接続する場合(第1接続状態)と、コン
プレッサ6の吐出側Aが第2の熱交換器4に接続し、且
つコンプレッサ6の吸入側Bが第1の熱交換器3に接続
する場合(第2接続状態)とを切り換えることができる
ようになっている。
【0011】また、第1の熱交換器3の他端3bは、電
気式膨張弁8の一端8aに配管接続され、第2の熱交換
器4の他端4bは、電気式膨張弁8の他端8bに配管接
続されている。
【0012】しかして、暖房用として上記冷媒循環サイ
クルを使用する要請がある場合には、四方弁5が第1の
接続状態になるように切り換えられるので、コンプレッ
サ6の吐出側Aが第1の熱交換器3に、吸入側Bが第2
の熱交換器4にそれぞれ接続されることとなり、コンプ
レッサ6の吐出側Aから吐出された圧縮冷媒は、第1の
熱交換器3に入り、ここで空調ダクト2の上流側から送
られてきた空気と熱交換されて通気空気を暖房しつつ凝
縮液化され、電気式膨張弁8で減圧された後、第2の熱
交換器4に至り、空調ダクト外の空気と熱交換された蒸
発気化してコンプレッサ6に戻るものである。
【0013】これに対して、冷房用として上記構成の冷
媒循環サイクルを使用する要請がある場合には、四方弁
5が第2接続状態となるように切り換えられるので、コ
ンプレッサ6の吐出側Aは第2の熱交換器4に接続さ
れ、吸入側Bは第1の熱交換器3に接続されることとな
り、コンプレッサ6から吐出された圧縮冷媒は、第2の
熱交換器4で放熱(凝縮液化)し、電気式膨張弁8で減
圧されて第1の熱交換器3に至り、ここで空調ダクト2
の上流から送られてきた空気と熱交換されて通過空気を
冷却しつつ蒸発気化し、コンプレッサ6に戻るものであ
る。
【0014】以上の構成の冷媒循環サイクル1には、電
気式膨張弁8と第1の熱交換器3との間に、その間を流
れる冷媒の温度(Tint)を検出する第1の温度センサ1
0が、電気式膨張弁8と第2の熱交換器4との間に、そ
の間を流れる冷媒の温度(Tout)を検出する第2の温度
センサ11が、またコンプレッサ6の吐出側A近傍に吐
出冷媒の温度(Td)を検出する第3の温度センサ12
が、さらにコンプレッサ6の吸入側に吸入冷媒の温度
(TS)を検出する第4の温度センサ13がそれぞれ設け
られている。さらに、第1の熱交換器3には、第1の熱
交換器3の温度(Te)を検出するダクトセンサ14が設
けられ、これら第1乃至第4の温度センサ10〜13の
出力信号及びダクトセンサ14の出力信号は、図2に示
すようにコントロールユニット15に入力される。
【0015】コントロールユニット15は、A/D変換
器やマルチプレクサ等を含む入力回路、ROM、RA
M、CPU等を含む演算処理回路、駆動回路等を含む出
力回路を有する公知のもので、前記センサ10〜14の
出力信号が入力されるほか、イグニッションスイッチ1
6や、この空調装置を稼働させるエアコンスイッチ(A
/Cスイッチ)17からの信号、温度設定器18からの
設定信号、さらにコンプレッサの回転数を示す信号、図
示しない送風機(ブロアファン)の駆動電圧(VB )が
入力され、これらの信号を予め定められた所定のプログ
ラムに沿って処理し、コンプレッサ6の能力、ブロアフ
ァンの能力、前記電気式膨張弁8の開度、四方弁5の切
り換え等を制御するようになっている。
【0016】次に、コントロールユニット15による電
気式膨張弁(電気エキスパン)8の制御が、図3及び図
4のフローチャートに示され、以下このフローチャート
に従って説明する。
【0017】コントロールユニット15は、各空調機器
の制御を行なうメイン制御ルーチンから所定の時間間隔
で、ステップ100からこの制御動作を開始し、ステッ
プ110においてイグニッションスイッチ(Ig S
W)16が投入されたか否かの判定を行なう。
【0018】この判定において、イグニッションスイッ
チ16が投入されていない場合(OFF)は、ステップ
120からメイン制御ルーチンに復帰し、投入されてい
る場合(ON)は、ステップ130に進んでイグニッシ
ョンスイッチ16の投入直後(Ig SW OFF →ON)である
か否かの判定を行い、投入直後である場合(Y)は、ス
テップ140において電気式膨張弁8の開度Kを全閉状
態(0〔P〕)に固定してコントロールユニット15が
認識する膨張弁開度にズレが生じないようにした後、ス
テップ150に進み、投入直後でない場合(N)は、直
接ステップ150に進んで、エアコンスイッチ(A/C
SW)16が投入されているか否かの判定を行う。
【0019】尚、この実施例において、パルス数が0〜
30〔P〕において電気式膨張弁8は全閉状態であり、
600〔P〕において全開状態となるものであり、その
間において電気式膨張弁8の開度はリニアに変化するも
のである。
【0020】この判定において、エアコンスイッチ16
が投入されていない場合(OFF)は、ステップ220
に進んで現状を維持をし、投入されている場合(ON)
は、ステップ160において空調状態が暖房モード或い
は温度設定器18がフルヒート(F/H)に設定された
状態であるかの判定を行なう。この判定において、空調
状態が暖房モード或いは温度設定器18がフルヒート
(F/H)に設定された状態である場合(Y)は、ステ
ップ170において電気式膨張弁8の開度Kを暖房用の
開度K2(例えば350〔P〕)に設定し、暖房モード
或いはフルヒートに設定されていない場合(N)はステ
ップ180に進む。
【0021】ステップ180においては、空調状態が冷
房モード或いは温度設定器18がフルクール(F/C)
に設定された状態であるかの判定を行なう。この判定に
おいて、空調状態が冷房モード或いは温度設定器18が
フルクール(F/C)に設定された状態でない場合
(N)は、前記ステップ220に進んで現状維持とし、
空調状態が冷房モード或いは温度設定器18がフルクー
ル(F/C)に設定された状態である場合(Y)は、ス
テップ190に進んでコンプレッサ起動後t2(例えば
2分)時間が経過したか否かの判定を行なう。
【0022】この判定において、コンプレッサ起動後t
2時間が経過していない場合(N)には、冷媒循環サイ
クル1が安定していないとして、電気式膨張弁8の開度
KをK1(例えば200〔P〕)に設定し、コンプレッ
サ起動後t2時間が経過した場合(Y)には、ステップ
210に進んで実過熱度SH1を演算するものである。
尚、実過熱度SH1は、第4の温度センサ13の出力信
号(Ts )と第1の温度センサ10の出力(Tint)との
差(Ts −Tint )として演算されるものである。
【0023】ステップ230においては、前記実過熱度
SH1の判定が行なわれる。この判定において、実過熱
度SH1が所定値α(例えば10°C)より小さい場合
には制御Aが選択され、所定値β(例えば18°C)よ
り大きい場合には制御Bが選択されるもので、この所定
値α及びβ間においてはヒステリシスが形成され、この
間においては制御Aが優先されるようになっている。
【0024】前記ステップ230の判定において、制御
Aが判定された場合には、ステップ240に進んで、下
記するステップ280の膨張弁開度KのPI制御値演算
における各演算定数a,b,cの値をa1,b1,c1
(例えば、a1=5〔P/deg 〕,b1=2〔P/deg
・分〕,c1=200〔P〕)に設定し、制御Bが選択
された場合には、ステップ250に進んで、各演算定数
a,b,cをa2,b2,c2(例えばa2=10〔P
/deg 〕,b2=4〔P/deg ・分〕,c2=200
〔P〕)に設定するものである。これによって、膨張弁
開度Kは、実過熱度SH1が所定値β以上である場合に
は大きめに設定されることとなり、所定値α以下の場合
には、小さめに設定されることとなるため、実過熱度S
H1が高い場合には膨張弁を開く方向に、低い場合には
膨張弁を絞る方向に制御されるものである。
【0025】この後、ステップ260において下記する
フローチャートによって目標過熱度SH0が設定され、
ステップ270において、実過熱度SH1と目標過熱度
SH0の偏差ΔTが演算され、ステップ280において
この偏差ΔT及び前記ステップ240若しくはステップ
250において設定された演算定数a,b,cによって
下記する数式1により演算されるものである。
【0026】
【数1】 K=aΔT+b∫ΔTdt+c
【0027】この演算の後、ステップ290において、
前記ステップ280において演算された膨張弁開度Kが
所定値K3(例えば80〔P〕)以下であるか否かの判
定を行なう。この判定において,所定値K3以下である
場合(Y)には、ステップ300に進んで膨張弁開度K
を下限値K6(例えば80〔P〕)に設定してステップ
350に進み、所定値K3以上である場合(N)には、
ステップ310に進んで所定値K4(例えば470
〔P〕)以上であるか否かの判定を行なう。この判定に
おいて膨張弁開度Kが所定値K4以上である場合(Y)
は、ステップ340に進んで膨張弁開度Kを上限値K5
(例えば470〔P〕)に設定してステップ350に進
み、所定値K4以下の場合には、前記ステップ280に
おいて演算された膨張弁開度Kをそのまま膨張弁開度K
としてステップ350に進むものである。
【0028】ステップ350において、前記ステップ2
80において演算された膨張弁開度K及びステップ34
0、ステップ350において設定された膨張弁開度Kに
基づいた制御信号が電気式膨張弁8に出力され、冷媒循
環サイクル1に流れる冷媒量が調整されるものである。
この後、ステップ360からメイン制御ルーチンに復帰
するものである。
【0029】以上の電気エキスパン制御において、目標
過熱度SH0の設定ルーチンは、例えば図5のフローチ
ャートに示すもので、以下このフローチャートに従って
説明する。
【0030】ステップ260から開始される目標過熱度
SH0の設定制御は、ステップ400において、先ず目
標過熱度SH0に初期設定値QA(例えば10°C)を
設定する。この設定の後、ステップ410において、F
LAG1=1であるか否かの判定を行い、FLAG1=
1の場合(Y)は、ステップ420乃至440を回避し
てステップ450に進み、FLAG1=1でない場合
(N)は、ステップ420に進むものである。尚、FL
AG1は、目標過熱度SH0の設定を変更したことを示
すフラッグである。
【0031】ステップ420においては、冷媒循環サイ
クル1の熱負荷が所定値以上減少したか否かの判定を行
なう。この熱負荷(T)は、少なくとも外気温度(T
a)、車室内温度(Tr)、日射量(Qs)、設定温度
(Td)、及びダクトセンサ14によって検出されるエ
バポレータ温度(Te)から下記する数式2によって求
められるものである。
【0032】
【数2】 T=M1・Ta+M2・Tr+M3・Qs+M4・Te
−M5・Td+M6
【0033】尚、M1,M2,M3,M4,M5は演算
定数であり、M6は補正項である。
【0034】このステップ420の判定において、熱負
荷が所定値以上減少したと判定された場合(Y)にはス
テップ430に進み、所定値以上減少していないと判定
された場合(N)は、ステップ530からこの目標過熱
度SH0の設定ルーチンを抜けて前述の電気エキスパン
制御ルーチンに復帰し、目標過熱度SH0を初期設定値
QAに設定して制御を実行するものである。
【0035】前記ステップ420の判定において熱負荷
が所定値以上減少したと判定された場合、ステップ43
0において目標過熱度SH0を前記初期設定値QAより
も高い設定値QB(例えば、15°C)に設定し、ステ
ップ440において設定を変更したことを示すフラッグ
FLAG1に1を設定する。
【0036】ステップ450では、ステップ430によ
る目標過熱度SH0の設定変更の後、t1時間(例えば
30秒)が経過したか否かの判定を行い、経過していな
い場合(N)はステップ530からこの制御を抜け、経
過後(Y)はステップ460において、実過熱度SH1
が初期設定値QA以下であるか否かの判定を行なう。
【0037】この判定において、実過熱度SH1が初期
設定値QA以上である場合(図9(b)のSH1’の場
合)、言い換えれば所定時間経過後に実過熱度の上昇を
検出した場合は、ステップ470に進んで図9(c)に
示すように目標過熱度SH0を所定mの割合でQBから
QAに段階的に下げ(SH0=SH0−m)、ステップ
480の判定において、目標過熱度SH0が初期設定値
QAに戻るまでこのステップ470における動作を繰り
返すものである。
【0038】尚、mは(QB−QA)/t2〔deg/分〕
で演算されるもので、t2は目標過熱度SH0が設定値
QBから初期設定値QAに戻るのに必要な時間である。
【0039】これによって、QBに設定された目標過熱
度SH0をQBに基づいて膨張弁開度Kを演算し、電気
式膨張弁8を制御するために第1の温度センサ10の検
出遅れによる実過熱度SH1の低下を防止でき、また所
定時間経過後に実過熱度SH1が上昇していることが確
認された場合には段階的に目標過熱度SH0の値を低減
していくために、実過熱度SH1の急激な上昇を抑制で
き、実過熱度の変化を滑らかにすることができるもので
ある。
【0040】この制御の後、ステップ480に判定にお
いて、目標過熱度SH0が初期設定値QAと等しくなっ
た場合(Y)はステップ510において目標過熱度SH
0に初期設定値QAを設定し、ステップ520において
FLAG1に0を設定してステップ530からこのルー
チンを抜けるものである。
【0041】尚、図9は実過熱度SH1が所定時間t1
経過後に初期設定値QAより大きくなった場合の特性を
示すもので、図9(d)のように熱負荷の変動によりブ
ロアファンの風量がF1からF2に低下した状態を示
し、この熱負荷の減少により図9(a)は第4の温度セ
ンサ13の検出値(Ts)及び第1の温度センサ10の
検出値(Tint )の変化の状態を示し、図9(c)は目
標過熱度SH0が熱負荷の変動に基づいて設定値が変更
された状態を示し、図9(b)は目標過熱度SH0の設
定変更に対する実過熱度SH1の変化を示したものであ
る。
【0042】また、図10は実過熱度SH1が所定時間
t1経過後に初期設定値QAより大きくなった場合の特
性を示すもので、(a)〜(d)に示すものは、図9に
示すものに対応するものである。
【0043】また、前記ステップ460の判定におい
て、実過熱度SH1が初期設定値QAより小さい場合
(図10(b)におけるSH1”に示す場合)は、実過
熱度SH1の低下が目標過熱度SH0を増加させても実
過熱度SH1が低下していることが確認されるために、
ステップ500の判定において実過熱度SH1が初期設
定値QAと等しくなるまで、図10(c)で示すよう
に、ステップ490において目標過熱度SH0を設定値
QBに保持するものである。
【0044】この目標過熱度SH0を設定値QBに固定
することにより実過熱度SH1の低下を抑制し、実過熱
度SH1の変化を滑らかにすることができるものであ
る。
【0045】その後、前記ステップ500の判定におい
て、実過熱度SH1が初期設定値QAと等しくなったと
判定された場合(Y)は、ステップ510に進んで目標
過熱度SH0初期設定値QAを設定し、ステップ520
においてFLAG1に0を設定してステップ530から
このルーチンを抜けるものである。
【0046】以上の構成の目標過熱度SH0設定ルーチ
ンにおいて、上記実施例では、ステップ420の熱負荷
の所定値以上の減少(急激な減少)を、熱負荷信号Tに
よって判定するようにしたが、この熱負荷信号Tの急激
な減少による各制御機器の制御の変更を検出することに
よって熱負荷の急激な減少を判定するようにしても良い
ものである。例えば、図6に示すように、ステップ42
0の判定に代えて、ブロア制御電圧VBが所定時間内に
所定値以上減少したか否かを判定するステップ421を
設け、このステップ421の判定において熱負荷の急減
を検出するものである。具体的には、ブロア制御電圧V
Bの変化量ΔVBの所定時間Δtにおける変化率(ΔV
B/Δt)が所定値(−V0)以下である場合(ΔVB
/Δt≦−V0)には、熱負荷が所定値以上減少したと
判定するものである。尚、ステップ421の判定におい
てブロア制御電圧の変化が所定値以上減少した場合
(Y)には図5に示すステップ430に進み、(N)の
場合にはステップ530に進むものである。
【0047】また、図7に示すステップ422は、前記
ステップ420の判定に代えて、コンプレッサ回転数N
が所定時間内に所定値以上減少したか否かを判定するス
テップ422を設け、このステップ422の判定におい
て熱負荷の急減を検出するものである。具体的には、コ
ンプレッサ回転数Nの変化量ΔNの所定時間Δtにおけ
る変化率(ΔN/Δt)が所定値(−N0)以下である
場合(ΔN/Δt≦−N0)には、熱負荷が所定値以上
減少したと判定するものである。尚、ステップ421の
判定においてコンプレッサ回転数の変化が所定値以上減
少した場合(Y)には図5に示すステップ430に進
み、(N)の場合にはステップ530に進むものであ
る。
【0048】以上のように、空調装置における各制御機
器の具体的な変動を検出することにより、冷媒循環サイ
クル1における実質的な熱負荷の変動を検出することが
できるものである。
【0049】さらに、図8において示すフローチャート
は、図5に示すステップ420の位置に挿入されるもの
で、ステップ423〜425に示す判定において、ブロ
ア制御電圧VB及びコンプレッサ回転数Nの変化状態を
判定するものである。ステップ423の判定において、
ブロア制御電圧VBが所定時間内に所定値以上減少し、
さらにステップ425の判定においてコンプレッサ回転
数Nが所定値以上減少したと判定された場合(ステップ
423及びステップ425の判定において共に(Y)の
場合)には、ステップ427に進んでブロア制御電圧の
変化率及びコンプレッサ回転数の変化率に基づき下記す
る数式3によって目標過熱度の変動値ΔQAを演算する
ものである。
【0050】
【数3】 ΔQA=−ε2 (ΔVB/Δt)−ε1 (ΔN/Δt)
【0051】尚、ε1 はブロア制御電圧の変化率から変
動値ΔQAを演算するための演算手数であり、ε2 はコ
ンプレッサ回転数の変化率から変動値ΔQAを演算する
ための演算定数である。
【0052】また、前記ステップ423の判定におい
て、ブロア制御電圧VBの変化率が所定値以上減少して
いない場合(N)で、ステップ424の判定においてコ
ンプレッサ回転数Nの変化率が所定値以上変化している
場合(Y)には、ステップ426においてコンプレッサ
回転数Nの変化率に基づいて変動値ΔQAが下記する数
式4によって演算されるものである。
【0053】
【数4】 ΔQA=−ε1 (ΔN/Δt)
【0054】前記ステップ423の判定においてブロア
制御電圧VBの変化率が所定値以上減少している場合
(Y)で、前記ステップ425の判定においてコンプレ
ッサ回転数Nの変化率が所定値以上変化していない場合
(N)には、ステップ428においてブロア制御電圧V
Bの変化率に基づいて変動値ΔQAが下記する数式5に
よって演算される。
【0055】
【数5】 ΔQA=−ε1 (ΔVB/Δt)
【0056】前記ステップ426乃至428によって設
定された変動値ΔQAは、ステップ429において初期
設定値QAに加えられて設定値QBになるものである
(QB=QA+ΔQA)。尚、ステップ429によって
目標過熱度SH0の設定値QBを設定した後は、図5の
ステップ430に進んで上記の制御を行なうものであ
る。また前記ステップ423及び424の判定で共に
(N)が判定された場合には、図5のステップ530に
進むものである。
【0057】これによって、目標過熱度SH0の設定値
QBをブロア制御電圧の変化率及びコンプレッサ回転数
の変化率によって設定できるために、上記実施例におい
て示した設定値QBを固定した場合よりもさらにきめ細
かく実過熱度SH1を制御できるものである。
【0058】以上、熱負荷の急減における実過熱度の減
少を抑制する制御について説明したが、熱負荷の急増に
おける実過熱度の上昇を抑制する制御を付加した制御を
図11に示し、以下このフローチャートに従って説明す
る。尚、上記熱負荷の急減における実過熱度の減少を抑
制する制御については、同一であるため説明を省略す
る。
【0059】目標過熱度SH0の設定ルーチンにおい
て、ステップ400におけて目標過熱度SH0に初期設
定値QAを設定した後、ステップ405においてFLA
G2が1に設定されているか否かの判定を行なう。この
判定において1に設定されている場合(Y)は、下記す
るステップ640に進み、設定されていない場合(N)
は、前記ステップ410に進むものである。
【0060】熱負荷の急増における実過熱度の上昇を抑
制する制御は、ステップ420の熱負荷が所定値以上減
少したか否かの判定において減少していない(N)場合
に、ステップ600の判定から開始されるもので、この
ステップ600の判定において、熱負荷が所定値以上増
加したと判定された場合(Y)にはステップ620に進
み、増加していない場合(N)にはステップ610から
このルーチンを抜けて図4のステップ270に進むもの
である。
【0061】ステップ620においては、目標過熱度S
H0に初期設定値QAより低い設定値QD(QD<Q
A;例えば5°C)を設定し、ステップ630において
設定値QDを設定したことを示すフラッグFLAG2に
1を設定するものである。
【0062】ステップ640において目標過熱度SH0
を設定値QDに設定した制御を所定時間t1継続させ、
その後ステップ640において実過熱度SH1が初期設
定値QA以上であるか否かの判定を行なう。この判定に
おいて、実過熱度SH1が初期設定値QA以下である場
合には、ステップ660において目標過熱度SH0を段
階的に初期設定値QAまで上げて行くもので(SH0=
SHO+n)、ステップ680の判定において目標過熱
度SH0が初期設定値QAと等しくなるまで、この動作
が継続されるものである。
【0063】これによって、実過熱度SH1の急激な下
降を抑制でき、実過熱度SH1の滑らかな変化を得るこ
とができるものである。
【0064】また、前記ステップ650の判定におい
て、実過熱度SH1が初期設定値QA以上であると判定
された場合(Y)には、ステップ670に進んで、ステ
ップ690の判定によって実過熱度SH1が初期設定値
QAと等しくなるまで(SH1=QA)、目標過熱度S
H0は設定値QDに保持されるものである。
【0065】この後、前記ステップ680及び690の
判定において、実過熱度SH1が初期設定値QAと等し
いと判定された場合(Y)は、ステップ700において
目標過熱度SH0に初期設定値QAを設定し、ステップ
710においてFLAG2に0を設定して、ステップ7
20からこのルーチンを抜けるものである。
【0066】また、ステップ600で示す熱負荷所定値
以上増加の判定を、図6で示すステップ421の内容を
ΔVB/Δt≧+V0としたものに置き換えたり、また
図7で示すステップ422の内容をΔN/Δt≧+N0
としたものに置き換えたり、さらに図8で示すステップ
423をΔVB/Δt≧+V0とし、ステップ424及
び425をΔN/Δt≧+N0としたものに置き換える
ことにより、さらに実過熱度SH1の変化を滑らかにす
る等の効果を上げることができるものである。
【0067】以上のように、図5で示す熱負荷の急減に
よる実過熱度の減少を抑制するための目標過熱度設定ル
ーチンに、熱負荷の急増による実過熱度の増加を抑制す
るための目標過熱度設定ルーチンを付加することにより
熱負荷の急減及び急増に対応することのできる電気式膨
張弁の制御を遅滞なく行なうことができるものである。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、熱負荷が所定値以上変化した場合、前記冷媒循環サ
イクルの目標過熱度の設定値を初期設定値から所定値変
化させ、膨張弁開度の制御因子である目標過熱度と実過
熱度との差を熱負荷の変化に対応して変化させることが
できるために、熱負荷の変化に対して瞬時に膨張弁開度
を制御でき、温度センサの検出遅れによる過熱度の変動
を精度良く抑制することができるものである。
【0069】また、前記目標過熱度の設定値による膨張
弁開度制御が所定時間実行された後、実過熱度が目標過
熱度の変化と同方向に変化した場合には、前記目標過熱
度の設定値を徐々に初期設定値に戻し、さらに実過熱度
が前記目標過熱度の変化と逆方向に変化した場合には、
前記目標過熱度の設定値を所定時間継続させた後、初期
設定値に戻すようにしたことによって、冷媒の過熱度の
変動を滑らかにすることができ、安定した過熱度を得る
ことにできるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例に係る冷媒循環サイクルを示
す構成図である。
【図2】冷媒循環サイクルの制御を行なうハード構成を
示すブロックダイアグラムである。
【図3】コントロールユニットにおいて実行される電気
式膨張弁の制御例の前半部分を示すフローチャート図で
ある。
【図4】コントロールユニットにおいて実行される電気
式膨張弁の制御例の後半部分を示すフローチャート図で
ある。
【図5】目標過熱度SH0設定ルーチンを示すフローチ
ャート図である。
【図6】目標過熱度SH0設定ルーチンにおけるステッ
プ420に代わるブロア制御電圧VB判定のステップを
示した説明図である。
【図7】目標過熱度SH0設定ルーチンにおけるステッ
プ420に代わるコンプレッサ回転数N判定のステップ
を示した説明図である。
【図8】目標過熱度SH0設定ルーチンにおけるステッ
プ420に代わるブロア制御電圧VB判定及びコンプレ
ッサ回転数N判定のステップを示すと共に、変動値ΔQ
Aの演算を示した説明図である。
【図9】実過熱度SH1が初期設定値QA以上である場
合の(a)はセンサ検出温度TsとTint 、(b)は実
過熱度SH1、(c)は目標過熱度SH0、(d)はフ
ァン風量の特性を示した説明図である。
【図10】実過熱度SH1が初期設定値QA以下である
場合の(a)はセンサ検出温度TsとTint 、(b)は
実過熱度SH1、(c)は目標過熱度SH0、(d)は
ファン風量の特性を示した説明図である。
【図11】熱負荷が上昇した場合の目標過熱度設定ルー
チンを付加した目標過熱度SH0設定ルーチンを示すフ
ローチャート図である。
【符号の説明】
1 冷媒循環サイクル 2 空調ダクト 3 第1の熱交換器 4 第2の熱交換器 5 四方弁 6 コンプレッサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともコンプレッサ、コンデンサ、
    エバポレータ、膨張弁を配管結合してなる冷媒循環サイ
    クルにおいて、 前記冷媒循環サイクルを流れる冷媒の実過熱度を検出す
    る実過熱度検出手段と、 前記冷媒循環サイクルの熱負荷の変化を検出し、この熱
    負荷の変化が所定値以上であるか否かを判定する熱負荷
    変化判定手段と、 この熱負荷変化判定手段によって熱負荷変化が所定値以
    上であると判定された場合、前記冷媒循環サイクルの目
    標過熱度の設定値を初期設定値から所定値変化させる目
    標過熱度設定手段と、 この目標過熱度の設定値による制御を所定時間継続した
    後、前記実過熱度検出手段によって検出された実過熱度
    が前記目標過熱度の変化と同方向に変化した場合には、
    前記目標過熱度の設定値を徐々に前記初期設定値に戻
    し、実過熱度が前記目標過熱度の変化と逆方向に変化し
    た場合には、前記目標過熱度の設定値を実過熱度が初期
    目標過熱度に達するまで保持した後、前記初期設定値に
    戻す目標過熱度調整手段と、 前記実過熱度検出手段による実過熱度を、前記目標過熱
    度調整手段及び目標過熱度調整手段とによって設定され
    た前記目標過熱度に一致させるように前記膨張弁の開度
    を制御する膨張弁開度制御手段とを具備することを特徴
    とする冷媒循環サイクルの膨張弁制御装置。
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