JPH1038398A - 電動式膨脹弁の制御装置 - Google Patents

電動式膨脹弁の制御装置

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JPH1038398A
JPH1038398A JP19357796A JP19357796A JPH1038398A JP H1038398 A JPH1038398 A JP H1038398A JP 19357796 A JP19357796 A JP 19357796A JP 19357796 A JP19357796 A JP 19357796A JP H1038398 A JPH1038398 A JP H1038398A
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refrigerant
expansion valve
electric expansion
degree
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Kiyotaka Ueno
野 聖 隆 上
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2600/00Control issues
    • F25B2600/21Refrigerant outlet evaporator temperature

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  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷凍サイクルの制御に使用される必要最小限
の温度センサの温度情報に基づいて、冷媒の過熱度をよ
り正確に検出して、電動式膨張弁を制御する電動式膨脹
弁の制御装置を提供する。 【解決手段】 蒸発器の出口側の冷媒温度を第1の温度
検出手段で、入口側の冷媒温度を第2の温度検出手段で
それぞれ検出し、これらの温度差を仮の過熱度とし、こ
の仮の過熱度と飽和温度の変位との関係を、冷媒の温度
をパラメータとして表現した冷媒温度特性表を冷媒温度
特性記憶手段に記憶させ、その時の第1及び第2の温度
検出手段の各検出値に対応する飽和温度の変位を温度変
位検索手段によって求め、この飽和温度の変位を補正値
として、蒸発温度算出手段が蒸発器の出口側の冷媒の実
蒸発温度を求め、さらに、冷媒過熱度算出手段が第1の
温度検出手段の検出値から実蒸発温度を減算して冷媒過
熱度として出力し、この冷媒過熱度に基づいて電動式膨
張弁の開度を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍サイクルの冷
媒を適正な過熱度とするように電動式膨張弁の開度を制
御する電動式膨張弁の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図14は空気調和機を構成する冷凍サイ
クルのうち、室外ユニットに対応する部分を示したもの
で、商用電源によって駆動される圧縮機21の吐出側に
マフラー22が設けられ、このマフラーを通してガス冷
媒が四方切換弁23に供給される。四方切換弁23は、
冷房運転モードにて実線の矢印で示したようにガス冷媒
を室外熱交換器24に送り込み、暖房運転モードでは破
線の矢印で示したようにガス冷媒を、ストレーナ28を
介して、図示省略の室内ユニットを構成する室内熱交換
器に送り込む。
【0003】いま、冷房モードで運転されたとすれば、
室外熱交換器24に送り込まれたガス冷媒はここで熱交
換されて液冷媒に変換され、この液冷媒は電動式膨張弁
25によって流量制御がなされ、さらに、リキッドタン
ク26に蓄えられた後、水分を除去するためのドライヤ
27を介して図示省略の室内熱交換器に送り込まれる。
この液冷媒は室内熱交換器にてガス冷媒に変換され、ス
トレーナ28を介して四方切換弁23に戻される。さら
に、四方切換弁23を通ったガス冷媒はアキュムレータ
30に送り込まれる。このガス冷媒には若干の液冷媒が
混入しており、アキュムレータ30はこの液冷媒を分離
してガス冷媒のみを送り出して圧縮機21に吸入させ
る。
【0004】一方、暖房モードで運転されたとすれば、
ストレーナ28を介して室内熱交換器に送り込まれたガ
ス冷媒は、ここで液冷媒に変換されたのち、ドライヤ2
7を介して、リキッドタンク26に蓄えられる。さら
に、この液冷媒は電動式膨張弁25によって流量制御が
なされて室外熱交換器24に供給される。この室外熱交
換器24によって、液冷媒はガス冷媒に変換されたの
ち、四方切換弁23を通してアキュムレータ30に送り
込まれる。そして、内部に含まれた若干の液冷媒を分離
して得られたガス冷媒のみが圧縮機21に吸入される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】周知の如く、電動式膨
張弁25は蒸発器として作用する熱交換器、すなわち、
暖房モードで運転される場合の室外熱交換器、又は、冷
房モードで運転される場合の室内熱交換器の状態を最適
に保つべく液冷媒の流量を制御するもので、そのために
ガス冷媒の過熱度、すなわち、飽和温度との差を求める
必要がある。
【0006】本来、この過熱度は圧縮機の吸入側に圧力
センサを設けることによって高精度で検出できるが、圧
力センサは高価であるため、図14に冷凍サイクルの一
部を例示した空気調和機においては、圧力センサと比較
して格段に廉価な温度センサを含む疑似飽和温度検出回
路によって過熱度を求めている。
【0007】すなわち、図14に示した冷凍サイクルに
おいては、暖房運転モードにおける電動式膨張弁25の
入側とアキュムレータ30の吸入側との間にキャピラリ
ーチューブ29を設けてアキュムレータ30側のガス冷
媒の温度を疑似飽和温度TGとして温度センサ34によ
って検出している。しかし、この場合には冷媒の流量や
フラッシュガスの存在によつて実飽和温度とのずれが生
じるため、圧縮機21の吸入側に設けた温度センサ3
1、吐出側に設けた温度センサ32及び室外熱交換器2
4の入側に設けた温度センサ33の各温度検出値TS,
TD,TEによって疑似飽和温度TGを補正する必要が
あった。このため、実過熱度を求めるに当って多数の温
度センサを必要とし、かつ、複雑な補正演算を余儀なく
されていた。
【0008】本発明は上記の課題を解決するためになさ
れたもので、冷凍サイクルの制御に使用される必要最小
限の温度センサの温度情報に基づいて、冷媒の過熱度を
より正確に検出すると共に、この過熱度に従って電動式
膨張弁を制御する電動式膨脹弁の制御装置を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】以下、本発明をその原理
と併せて説明する。いま、図7(a)に示したように、
蒸発器としての室外熱交換器24の上流部に電動式膨張
弁25を備え、冷媒はA矢印方向に循環するものとす
る。そして、室内熱交換器の出口側に温度センサ51
を、電動式膨張弁25と室外熱交換器24との間、すな
わち、室外熱交換器24の入口側に温度センサ52をそ
れぞれ設けて冷媒の温度を検出するものとする。
【0010】ここで、電動式膨張弁25の絞り量が少な
く冷媒の循環量が多い場合、電動式膨張弁25を出た冷
媒の温度は、同図(b)中に実線Pで示したように変化
する。逆に、電動式膨張弁25の絞り量が大きく冷媒の
循環量が少ない場合、電動式膨張弁25を出た冷媒の温
度は、同図(b)中に一点鎖線Qで示したように変化す
る。このうち、循環量が少ない場合の電動式膨張弁25
の出口側の温度、すなわち、温度センサ52によって検
出される温度TC2を蒸発温度TGと仮定する。これら
の温度変化の状態及び冷媒の持つ性質から、次のa〜h
項の内容を推測することができる。 a.蒸発器としての室外熱交換器24の入口側と出口側
とで圧力差(以下、圧損又は流量圧損とも言う)がある
と温度変位TGXを生じる。 b.電動式膨張弁による絞り量が大きいときは、冷媒の
循環量が低下し、流量圧損は小さくなるため、室外熱交
換器24の入口側の温度TC2は蒸発温度TGに限りな
く近付く。 c.流量圧損による温度変位TGXは冷媒の循環量と室
外熱交換器24の流量圧損との関係によって変化する。 d.冷媒の循環量が一定であれば流量圧損による温度変
位TGXも一定と考えられる。 e.ただし、流量圧損が一定であっても、冷媒の温度に
よって温度変位TGXの値は変化する。 f.この温度変位TGXの変位は、冷媒の飽和圧力と冷
媒温度との関係から求められる。 g.以上の事項から、蒸発温度TGは次式によって求め
られる。 TG=TC2−TGX …(1) h.この蒸発温度TGが分かれば、過熱度SHは次式に
よって求められる。 SH=TC1−TG …(2) 上述した推測が妥当なものであるか否かを実運転データ
と対比して検証してみることとする。空気調和機に用い
られる各種の冷媒のうち、例えば、R22についてその
飽和圧力と冷媒温度との関係を線図で示すと図8のよう
になる。この線図から、冷媒の温度をパラメータとし
て、冷媒圧力の変位すなわち圧損と飽和温度の変位との
関係を図表で示すと図9のようになる。もし、冷媒の温
度として温度センサ52の検出値TC2を用いたとすれ
ば、表中の各値が蒸発温度に応じて定まる圧損を温度に
換算した温度変位TGXに相当しており、本発明ではこ
の表中の圧損に対して、図12に示すように、室外熱交
換器24の出口側の冷媒温度TC1から入口側の冷媒温
度TC2を引き算した仮の過熱度SH0を割り当ててい
る。
【0011】いま、図10に示すように、1台の室外機
に3台の室内機が接続されたマルチ式空気調和機におい
て、A,B,C各室の配管長は互いに等しく、また、室
内機はいずれもJISで定めた冷房モードで運転される
ものとする。このとき、蒸発器として作用する室内機の
入口側温度と出口側温度との温度差(出口側の温度−入
口側温度)と冷房能力との関係を調べると図11の線図
に示す実運転データが得られた。なお、この線図は過熱
度及び蒸発圧力をパラメータとして示したものである。
この場合、A,B,C各室の負荷要求はそれぞれ100
%,80%,50%であった。
【0012】もし、A室の室内機の過熱度が5Kのと
き、入口側の温度TC2と出口側の温度TC1との差が
1℃であったとすれば、負荷要求100%に対応する蒸
発圧力は5.2(Kg/cm2 )と見做されるため次式
が成立する。 TC1=5+5.2=10.2 [℃] …(3) TC2=1+10.2=11.2 [℃] …(4) 従って、TC2と蒸発温度との誤差は6[℃]となり図
12の図表の値(SH0が「〜1」でTC2が「10〜
15」となる位置の値)と一致する。
【0013】次に、B室の室内機においてTC2−TC
1=−7℃であったとする。この室内機においても蒸発
圧力は5.2(Kg/cm2 )であるから、この蒸発圧
力の範囲で、冷房能力が80%に対応する過熱度は12
Kとなる。そこで、次式が成立する。 TC1=12+5.2=17.2 [℃] …(5) TC2=−7+17.2=10.2[℃] …(6) 従って、TC2と蒸発温度との誤差は5[℃]となり図
12の図表の値(SH0が「6〜10」でTC2が「1
0〜15」となる位置の値)と一致する。
【0014】次に、C室の室内機においてTC2−TC
1=−16℃であったとする。この室内機においても蒸
発圧力は5.2(Kg/cm2 )であるから、この蒸発
圧力の範囲で、冷房能力が50%に対応する過熱度は1
8Kとなる。そこで、次式が成立する。 TC1=18+5.2=23.2 [℃] …(7) TC2=−16+23.2=7.2[℃] …(8) 従って、TC2と蒸発温度との誤差は2[℃]となり図
12の図表の値(SH0が「14〜16」でTC2が
「5〜10」となる斜線を施した位置の値)と一致す
る。
【0015】以上、図11に示す実運転データから、T
C2と蒸発温度との誤差を逆算して、圧損に対応させて
予め定めた仮の過熱度が妥当であることの確認ができ
た。
【0016】そこで、請求項1に記載の電動式膨脹弁の
制御装置は、上流部に電動式膨張弁を備えた蒸発器の出
口側の冷媒温度TC1と入口側の冷媒温度TC2とをそ
れぞれ検出する一方、TC1−TC2の値を仮の過熱度
SH0とし、検出温度TC2をパラメータとして、過熱
度SH0と温度変位TGXとを関連付けた図12に示す
冷媒温度特性表を記憶手段に記憶させ、TC2から冷媒
温度特性表の値TGXを減算して蒸発温度TGを算出
し、さらに、TC1からこのTGを差引くことによって
冷媒過熱度を求め、さらに、この冷媒過熱度に基づいて
電動式膨張弁の開度を制御するするもので、これによっ
て、冷凍サイクルの制御に使用される必要最小限の温度
センサの温度情報に基づいて、冷媒の過熱度をより正確
に検出すると共に、この過熱度に従って電動式膨張弁を
制御することができる。
【0017】また、請求項2に記載の電動式膨脹弁の制
御装置は、マルチ式空気調和機を冷房モードで運転する
場合、蒸発器として作用する室内熱交換器の上流側にそ
れぞれ電動式膨張弁を備える冷凍サイクルに適用したも
ので、これらの電動式膨張弁を請求項1に記載の制御系
を用いて制御するようにしたものである。
【0018】さらに、請求項3に記載の電動式膨脹弁の
制御装置は、圧縮機、四方切換弁、室外熱交換器及び電
動式膨張弁を収納した室外機に、室内熱交換器を収納し
た室内機を接続してなる、いわゆる、カスタム空気調和
機の冷凍サイクルに適用するものであり、この空気調和
機を暖房モードで運転するとき、電子膨張弁、室外熱交
換器、圧縮機の順に冷媒を循環させる場合の電動式膨張
弁を制御するに当って、第1の温度検出手段として、圧
縮機の吸込み側の配管に設置されることの多い温度セン
サを用いるようにしたもので、これによって、既設の温
度センサを利用することができる。
【0019】ところで、カスタム空気調和機の冷凍サイ
クルに使用される電動式膨張弁は、室内機に設けられた
り、室外機に設けられたりする。請求項4に記載の電動
式膨脹弁の制御装置は、電動式膨張弁の設置位置に関係
なく、要は、圧縮機、四方切換弁、室外熱交換器、電動
式膨張弁、室内熱交換器、四方切換弁及び圧縮機を順次
接続した冷凍サイクルの電動式膨張弁を制御対象とした
ものである。
【0020】一方、暖房モードで運転中に、室外熱交換
器に着霜することがある。この着霜に対処する一つの方
法として、室外熱交換の入口側の温度TEを検出し、室
外ファンの回転数を変更している。この回転数の変更に
よつて、蒸発器としての室外熱交換器の入口側温度TE
と圧損との関係も変化する。従って、蒸発器の入口側温
度TEに対する蒸発温度の変位(補正値)TGXは、圧
損をパラメータとして線図で示すと図13のようにな
る。そこで、請求項5に記載の電動式膨脹弁の制御装置
は、室外ファンの回転数を、室外熱交換器の入口側の温
度TEによって変更制御するとき、圧縮機の吐出側の温
度を検出する第3の温度検出手段の温度検出値に応じて
過熱度を補正すると共に、補正された過熱度に基づいて
電動式膨張弁の開度目標値を補正するので、室外ファン
の回転数を制御する場合でも、冷媒の過熱度をより正確
に検出すると共に、この過熱度に従って電動式膨張弁を
制御することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す好適な
実施形態に基づいて詳細に説明する。図2は本発明の第
1の実施形態の概略構成図であり、図中、従来装置を示
す図14と同一の要素には同一の符号を付してその説明
を省略する。これは、空気調和機を構成する冷凍サイク
ルのうち、室外ユニットに対応する部分を示したもの
で、この冷凍サイクルを暖房モードで運転したとき、冷
媒は矢印A方向に循環し、室外熱交換器24は蒸発器と
して作用する。この室外熱交換器24の上流部に電動式
膨張弁25が設けられている。この電動式膨張弁25の
開度を制御するために、室外熱交換器24の出口側に温
度センサ51が、入口側に温度センサ52がそれぞれ設
けられ、これらの温度センサの各検出信号が過熱度制御
系10に加えられる。過熱度制御系10はこれらの温度
検出値TC1,TC2に基づいて電動式膨張弁25の開
度を制御する構成になっている。なお、この実施形態に
おいては、温度センサ51,52の温度検出値TC1,
TC2に基づいて電動式膨張弁25を制御するため、図
14中のキャピラリチューブ29及び温度センサ34で
なる疑似飽和温度検出回路が除去されている。
【0022】図1は過熱温度制御系をマイクロプロセッ
サ(CPU)で構成した場合の詳細な構成を示す機能ブ
ロック図である。同図において、冷媒温度特性記憶手段
11は、図12に示すように、室外熱交換器24の入口
側の温度TC2をパラメータとして、仮の過熱度SH0
と飽和温度の変位TGXとの関係を示す冷媒温度特性を
テーブルとして記憶させたものである。仮過熱度算出手
段12は温度センサ51によつて検出された室外熱交換
器24の出口側の冷媒温度TC1と、入口側の冷媒温度
TC2とを入力し、ここで、次式によって仮の過熱度S
H0を算出して温度変位検索手段13に加える。 SH0=TC1−TC2 …(9) 温度変位検索手段13はこの仮の過熱度SH0及び温度
センサ52によって検出された冷媒温度TC2を入力
し、冷媒温度特性記憶手段11を検索することによっ
て、各入力SH0とTC2に対応する飽和温度の変位T
GXを読み出す。この冷媒温度特性記憶手段11から読
み出された飽和温度の変位TGXは蒸発温度算出手段1
4に加えられる。蒸発温度算出手段14は飽和温度の変
位TGXの他に温度センサ52によって検出された室外
熱交換器24の入口側の冷媒温度TC2を入力し、次式
に従って蒸発温度TGを算出する。 TG=TC2−TGX …(10) そこで、冷媒過熱度算出手段15は算出された蒸発温度
TGと、温度センサ51によって検出された室外熱交換
器24の出口側の冷媒温度TC1を入力として次式によ
り実過熱度SHを算出する。 SH=TC1−TG …(11) 冷媒過熱度算出手段15で算出された過熱度SHは膨張
弁開度制御手段16に加えられ、膨張弁開度制御手段1
6はこの過熱度SHが予め定めた値に追随するように電
動式膨張弁25の開度を制御する。なお、電動式膨張弁
25は、例えば、全開時のパルス数を500として、パ
ルスモータで駆動されるものでなり、その詳細について
は各種提案され、公知であるのでその詳しい説明を省略
する。なお、室外熱交換器24の出口側に設けた温度セ
ンサ51の代わりに、四方切換弁23を通った後、圧縮
機21に吸入される系統に設けられる温度センサ31の
温度検出値TSを用いることができる。
【0023】かくして、図1、2に示した第1の実施形
態によれば、冷凍サイクルの制御に使用される必要最小
限の温度センサの温度情報に基づいて、冷媒の過熱度を
より正確に検出すると共に、この過熱度に従って電動式
膨張弁を制御することができる。
【0024】図3は本発明の第2の実施形態の概略構成
図である。これはマルチ式空気調和機の例として、1台
の室外機1に3台の室内機2A,2B,2Cが接続され
た場合を示し、各室内機2A,2B,2Cを構成する室
内熱交換器41A,41B,41Cと直列に、電動式膨
張弁25A,25B,25Cが接続されたものである。
このマルチ式空気調和機を冷房モードで運転するときに
冷媒が矢印方向に循環するものとすると、電動式膨張弁
25A,25B,25Cはそれぞれ室内熱交換器41
A,41B,41Cの上流側に設けられている。そし
て、室内熱交換器41A,41B,41Cの出口側の冷
媒の過熱度を制御するために、これらの室内熱交換器4
1A,41B,41Cの出口側に温度センサ51を、入
口側に温度センサ52をそれぞれ設け、室内機2A,2
B,2C毎に電動式膨張弁25A,25B,25Cの開
度を制御する過熱度制御系10A,10B,10Cを設
けたものである。これらの過熱度制御系10A,10
B,10Cは図1に示した過熱度制御系10と同一に構
成されている。これによって、図10を用いて原理説明
をした過熱度制御が可能となる。
【0025】図4は本発明の第3の実施形態の構成例を
示したもので、それぞれ1台の室外機に1台の室内機が
接続される、いわゆる、カスタムエアコンを構成する冷
凍サイクルに適用したものである。このうち、図4
(a)に示したものは、圧縮機21、四方切換弁23、
室外熱交換器24、電動式膨張弁25、室内熱交換器4
1、四方切換弁23及び圧縮機21を順次接続した冷凍
サイクルを有し、このうち、室内機4Aには室内熱交換
器41のみが収納され、これ以外の構成要素が全て室外
機3Aに収納されている。そして、この冷凍サイクルを
制御するために、圧縮機21の吸入側の配管に温度セン
サ31が、吐出側の配管に温度センサ32が、室外熱交
換器24と電動式膨張弁25との間に温度センサ33が
設けられ、さらに、暖房モードの運転時に冷媒がA矢印
方向に循環するものとして、室内熱交換器41の出側に
温度センサ35がそれぞれ設けられている。過熱度制御
系10Aは、暖房モードでの運転時に、温度センサ31
の検出温度TSを蒸発器の出口側の温度TC1とし、温
度センサ33の検出温度TEを蒸発器の入口側の温度T
C2として電動式膨張弁25の開度を制御する。一方、
冷媒がB矢印方向に循環する冷房モードでの運転時に
は、温度センサ31の検出温度TSを蒸発器の出口側の
温度TC1とし、温度センサ35の検出温度TCを蒸発
器の入口側の温度TC2として電動式膨張弁25の開度
を制御する。
【0026】図4(b)に示した冷凍サイクルは、室内
機4Bに室内熱交換器41のみを設け、温度センサ35
を室外機3Bに設けた点が図4(a)と構成を異にして
る。この場合も、過熱度制御系10Bは、暖房モードで
の運転時に、温度センサ31の検出温度TSを蒸発器の
出口側の温度TC1とし、温度せンサ33の検出温度T
Eを蒸発器の入口側の温度TC2として電動式膨張弁2
5の開度を制御する。一方、冷媒がB矢印方向に循環す
る冷房モードでの運転時には、温度センサ31の検出温
度TSを蒸発器の出口側の温度TC1とし、温度センサ
35の検出温度TCを蒸発器の入口側の温度TC2とし
て電動式膨張弁25の開度を制御する。図4(c)は室
内機4Cに室内熱交換器41の他に電動式膨張弁25を
設けた例で、このうち、室内熱交換器41と電動式膨張
弁25との間に温度センサ35が設けられている。この
場合、過熱度制御系10Cは、暖房モードでの運転時
に、温度センサ31の検出温度TSを蒸発器の出口側の
温度TC1とし、温度センサ33の検出温度TEを蒸発
器の入口側の温度TC2として電動式膨張弁25の開度
を制御する。一方、冷媒がB矢印方向に循環する冷房モ
ードでの運転時には、温度センサ31の検出温度TSを
蒸発器の出口側の温度TC1とし、温度センサ35の検
出温度TCを蒸発器の入口側の温度TC2として電動式
膨張弁25の開度を制御する。
【0027】かくして、種々な構成のエアコンにおいて
も、冷凍サイクルの制御に使用される必要最小限の温度
センサの温度情報に基づいて、冷媒の過熱度をより正確
に検出すると共に、この過熱度に従って電動式膨張弁を
制御することができる。
【0028】図5は本発明の第4の実施形態の構成を示
すブロック図であり、図中、図1と同一の要素には同一
の符号を付してその説明を省略する。この実施形態は過
熱度制御系の他の構成例を示したもので、図1に示した
要素に対して、膨張弁開度制御手段16の代わりに、圧
縮機の吐出側に設けられる温度センサ32の検出温度T
Dによつて過熱度SHを補正して電動式膨張弁25の開
度を制御する膨張弁開度制御手段16Aを用い、さら
に、蒸発器の入口側に設けられる温度センサ33の検出
温度TEに基づいて室外フアン制御手段43が室外ファ
ン42の回転数を制御する点が図1と構成を異にしてい
る。
【0029】マルチ式空気調和機においては、暖房運転
モードにおいて、室外ファン制御手段43が蒸発器の入
側の冷媒温度TEによって負荷状態を判断して、室外フ
ァン42の回転数を微風、弱風、強風に対応する3段階
の回転数に切換えると共に、過熱度の検出値を補正して
いる。図5に示す膨張弁開度制御手段16Aはこれに従
って過熱度SHを補正して電動式膨張弁25の開度を制
御するものである。以下、この過熱度の補正について、
図6(a),(b),(c)の図表を参照して以下に詳
しく説明する。
【0030】先ず、室外ファン制御手段43が蒸発器の
入側の温度TEに応じて室外ファン42の回転数を微
風、弱風、強風のいずれかに運転する。また、温度セン
サ32によって検出される圧縮機の吐出側の温度TDに
応じて膨張弁開度制御手段16Aは、図6(a)に示す
α値だけ過熱度SHの補正を行う。すなわち、冷媒過熱
度算出手段15によって求められた過熱度SHと、図6
(a)の補正値αを用いて現在の過熱度ΔTを次式によ
って算出する。 ΔT=SH−α …(12) 次に、膨張弁開度制御手段16Aは算出された過熱度Δ
Tと、補正値αとから、図6(b)に示すように、過熱
度ΔTがA〜Gの7段階に区分けしたどのゾーンに属す
るかを判定する。
【0031】次に、現在の過熱度ゾーンと前回の過熱度
ゾーンに応じて、図6(c)に示す値だけ電動式膨張弁
25を駆動するパルスモータのパルス数を変更する。こ
の場合、パルス数500が電動式膨張弁25の全開に対
応し、膨張弁開度制御手段16Aは70パルスを下限と
し、500パルスを上限としてこの範囲で図6(c)に
示したパルス数に対応した開度の補正を行う。
【0032】かくして、この実施形態によれば、室外熱
交換器を蒸発器とする暖房運転時に、その入口側の温度
に応じて室外ファンの回転数を切換える場合において
も、予め実験によって得られた補正値による過熱度の補
正と、これに伴う電動式膨張弁の開度の変更によって、
低温域から高温域まで空調負荷が大きく変動する場合に
おいても、過熱度を適切に制御することができる。
【0033】なお、図5に示した実施形態のうち、TE
を検出する温度センサ33とTC2を検出する温度セン
サ52とは、図4に示した第3の実施形態で説明したよ
うに、同一のものを使用することができる。
【0034】
【発明の効果】以上の説明によって明らかなように、請
求項1に記載の電動式膨脹弁の制御装置によれば、上流
部に電動式膨張弁を備えた蒸発器の出口側の冷媒温度と
入口側の冷媒温度とをそれぞれ検出する一方、その温度
差を仮の過熱度とし、入口側の温度をパラメータとし
て、仮の過熱度と温度変位とを関連付けた冷媒温度特性
表を用いて蒸発温度を算出し、さらに、この蒸発温度か
ら冷媒過熱度を求めて電動式膨張弁の開度を制御する構
成としたので、冷凍サイクルの制御に使用される必要最
小限の温度センサの温度情報に基づいて、冷媒の過熱度
をより正確に検出すると共に、この過熱度に従って電動
式膨張弁を制御することができる。
【0035】また、従来装置で用いられた疑似飽和温度
検出回路を不要化することができる。
【0036】請求項2に記載の電動式膨脹弁の制御装置
は、マルチ式空気調和機を冷房モードで運転する場合、
蒸発器として作用する室内熱交換器の上流側にそれぞれ
電動式膨張弁を備える冷凍サイクルに適用したもので、
これによって、請求項1に記載のものとほぼ同様な効果
が得られる。
【0037】請求項3に記載の電動式膨脹弁の制御装置
は、圧縮機、四方切換弁、室外熱交換器及び電動式膨張
弁を収納した室外ユニットに、室内熱交換器を収納した
室内ユニットを接続してなるカスタム空気調和機の冷凍
サイクルに適用するものであり、請求項1に記載のもの
とほぼ同様な効果が得られる他、第1の温度検出手段と
して、圧縮機の吸込み側の配管に設置されることの多い
温度センサを使用できる利点がある。
【0038】請求項4に記載の電動式膨脹弁の制御装置
は、圧縮機、四方切換弁、室外熱交換器、電動式膨張
弁、室内熱交換器、四方切換弁及び圧縮機を順次接続し
た冷凍サイクルの電動式膨張弁を制御対象としたもの
で、請求項1に記載のものとほぼ同様な効果が得られ
る。
【0039】請求項5に記載の電動式膨脹弁の制御装置
は、室外ファンの回転数を、室外熱交換器の入口側の温
度によって変更制御するとき、圧縮機の吐出側の温度を
検出する第3の温度検出手段の温度検出値に応じて過熱
度を補正すると共に、補正された過熱度に基づいて電動
式膨張弁の開度目標値を補正するので、室外ファンの回
転数を制御する場合でも、冷媒の過熱度をより正確に検
出すると共に、この過熱度に従って電動式膨張弁を制御
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の主要な構成要素であ
る過熱度制御系の詳細な構成を示す機能ブロック図。
【図2】本発明の第1の実施形態の概略構成図。
【図3】本発明の第2の実施形態の概略構成図。
【図4】本発明の第3の実施形態の各種構成例を示した
系統図。
【図5】本発明の第4の実施形態の主要な構成要素であ
る過熱度制御系の詳細な構成を示す機能ブロック図。
【図6】図5に示した第4の実施形態の動作を説明する
ための図表。
【図7】本発明の原理を説明するために、冷凍サイクル
の一部を示すと共に、冷媒の温度変化を示した図。
【図8】代表的な冷媒の飽和圧力と冷媒温度との関係を
示した線図。
【図9】代表的な冷媒の圧力変位と飽和温度の変位との
関係を、温度をパラメータとして表現した図表。
【図10】本発明の原理を実証するための、空気調和機
の構成例を示すブロック図。
【図11】図10に示した空気調和機の冷房能力と、蒸
発器の入口側・出口側温度差との関係を、過熱度及び蒸
発温度をパラメータとして示した実運転特性図。
【図12】図9に示した圧力変位と飽和温度の変位との
関係を、仮の過熱度と飽和温度の変位との関係に置換え
て表現した図表。
【図13】冷媒の蒸発温度と蒸発器入側の温度との関係
を、圧損をパラメータとして示した線図。
【図14】電動式膨張弁を制御するに当り、過熱度を求
める従来の方法を説明するための冷凍サイクルの一部を
示した図。
【符号の説明】
1,3A,3B,3C 室外機 2A,2B,2C,4A,4B,4C 室内機 10,10A,10B,10C 過熱度制御系 11 冷媒温度特性記憶手段 12 仮過熱度算出手段 13 温度変位検索手段 14 蒸発温度算出手段 15 冷媒過熱度算出手段 16,16A 膨張弁開度制御手段 21 圧縮機 23 四方切換弁 24 室外熱交換器 25 電動式膨張弁 30 アキュムレータ 31,32,33,34,51,52 温度センサ 41,41A.41B,41C 室内熱交換器

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】蒸発器の上流部に電動式膨張弁を備えた冷
    凍サイクルの冷媒の過熱度を制御するに当たり、前記蒸
    発器の出口側の冷媒温度を検出する第1の温度検出手段
    及び入口側の冷媒温度を検出する第2の温度検出手段の
    各検出値に基づいて、前記電動式膨張弁の開度を制御す
    る電動式膨張弁の制御装置において、 前記蒸発器の出口側の温度と入口側の温度との差を仮の
    過熱度とし、前記冷凍サイクルに使用される冷媒の圧力
    変位とこの圧力変位に対応する飽和温度の変位との関係
    を、予め定めた前記仮の過熱度と前記飽和温度の変位と
    の関係に置換えると共に、前記冷媒の温度をパラメータ
    として表現した冷媒温度特性表を記憶する冷媒温度特性
    記憶手段と、 前記第1の温度検出手段及び前記第2の温度検出手段の
    各検出値の差から前記仮の過熱度を算出する仮過熱度算
    出手段と、 前記第2の温度検出手段の検出値を冷媒温度として前記
    冷媒温度特性記憶手段を検索することにより、前記仮過
    熱度算出手段によって算出された前記仮の過熱度に対応
    する前記飽和温度の変位を求める温度変位検索手段と、 前記温度変位検索手段によって求められた前記飽和温度
    の変位を補正値として、前記第2の温度検出手段の検出
    値から前記補正値を減算して前記蒸発器の出口側の冷媒
    の実蒸発温度とする蒸発温度算出手段と、 前記第1の温度検出手段の検出値から前記実蒸発温度を
    減算して冷媒過熱度として出力する冷媒過熱度算出手段
    と、 前記冷媒過熱度に基づいて前記電動式膨張弁の開度を制
    御する膨張弁制御手段と、 を備えたことを特徴とする電動式膨脹弁の制御装置。
  2. 【請求項2】前記冷凍サイクルは、室外ユニットを形成
    する室外熱交換器に、それぞれ室内ユニットを形成する
    複数の室内熱交換器が接続されると共に、前記室内熱交
    換器の入口側にそれぞれ前記電動式膨張弁を設けて冷房
    モード運転をするマルチ式空気調和機を構成するもので
    あり、この冷凍サイクルの前記電動式膨張弁をそれぞれ
    制御対象とすることを特徴とする請求項1に記載の電動
    式膨張弁の制御装置。
  3. 【請求項3】前記冷凍サイクルは、圧縮機、四方切換
    弁、室外熱交換器及び電動式膨張弁を収納した室外ユニ
    ットに、室内熱交換器を収納した室内ユニットを接続し
    てなる空気調和機を構成するものであり、この空気調和
    機を暖房モードで運転するとき、前記四方切換弁が前記
    電子膨張弁、室外熱交換器、圧縮機の順に冷媒を循環さ
    せる場合の前記電動式膨張弁を制御対象とし、前記第1
    の温度検出手段が前記圧縮機の吸込み側の配管に設置さ
    れたことを特徴とする請求項1に記載の電動式膨張弁の
    制御装置。
  4. 【請求項4】前記冷凍サイクルは、圧縮機、四方切換
    弁、室外熱交換器、電動式膨張弁、室内熱交換器、前記
    四方切換弁及び前記圧縮機を順次接続した空気調和機を
    構成するものであり、この冷凍サイクルの前記電動式膨
    張弁を制御対象とすることを特徴とする請求項1に記載
    の電動式膨張弁の制御装置。
  5. 【請求項5】前記冷凍サイクルが、暖房モードの運転時
    に、前記室外熱交換器の入口側の冷媒温度に応じて室外
    ファン制御手段が室外ファンの回転数を制御するもので
    あるとき、前記圧縮機の吐出側の冷媒温度を検出する第
    3の温度検出手段を備え、前記膨張弁開度制御手段は前
    記第3の温度検出手段の温度検出値に応じて前記電動式
    膨張弁の開度目標値を補正することを特徴とする請求項
    3又は4に記載の電動式膨張弁の制御装置。
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