JPH06183493A - 残留飲料存否検出手段付飲料ディスペンサーとそのbib - Google Patents

残留飲料存否検出手段付飲料ディスペンサーとそのbib

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JPH06183493A
JPH06183493A JP35388992A JP35388992A JPH06183493A JP H06183493 A JPH06183493 A JP H06183493A JP 35388992 A JP35388992 A JP 35388992A JP 35388992 A JP35388992 A JP 35388992A JP H06183493 A JPH06183493 A JP H06183493A
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beverage
residual
dispenser
bib
pumping
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Application number
JP35388992A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Hayakawa
浩 早川
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Hayakawa Sanki Inc
Original Assignee
Hayakawa Sanki Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 残留飲料の存否を自動的に検出し、残溜飲料
がなくなったときには、直ちにのその装置の稼働の停止
をする手段付の飲料ディスペンサーの提供。 【構成】 BIB(ダンボール箱1aに入った飲料入り
のバッグ1b)1を収納するBIB収納室2と、「たま
り」手段を保持する「たまり」手段保持手段3と、「た
まり」手段内の残留飲料を検知する残留飲料存否光学セ
ンサー4と、センサー4からの残留飲料存否信号により
稼働されるディスペンサーの飲料送付ポンプ5から成
る。「たまり」手段1cは、ディスペンサーD内でその
飲料注ぎ口1e下部に設置れる飲料カップの1杯分以上
に相当する量の飲料を一時貯溜し、不活性ガスがそこに
多少充填されているゆえ、残留飲料がカップ1杯分以下
になったときには、この「たまり」手段にそのガスが入
り、その残留飲料が終わったことの検知を助ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、広くは飲料ディスペン
サーに関するものであり、特に自動販売機に関するもの
である。就中、残留飲料の存否を検出する手段付の飲料
ディスペンサーとそのBIBに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、飲料のディスペンサーにおいて
は、無菌充填式BIB容器の場合は、シロップ等の飲料
の入った袋を収納した状態でのダンボール全体の重量を
検出し、その中の飲料が減ることによりその重量がある
一定値以下になったときに、その中の飲料の存在が少な
いことを検知し、それをランプなどで表示する方法をと
ってきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この重量検知
方式は、シロップ等の飲料の残留の存否の検知誤差が大
きいので、店頭などで販売する場合などは店員が頻繁に
その残留の存否を確認しつつ抽出することが可能である
が、街頭とか駅ホームなどの無人の設置場所においては
実用的ではない。すなわち、無人の場所では、確実にそ
の飲料の残留の存否を自動的に計測し、その飲料の残留
がなくなったときには直ちにその売り切れ表示をする必
要があるのである。これに対して、従来の重量検知式の
ものは、その誤差が余りにも大きいので、この要望に応
えることはできなかった。それゆえに、それが可能では
なかった。
【0004】しかして、今までBIB、すなわち段ボー
ル等の箱に入った飲料入りの合成樹脂製フィルムの密閉
バッグのディスペンサーは、その飲料の残留の存否の必
要性は要望されていなかった。在来の3ガロンタンクと
か5ガロンタンクなどのリターナブル容器は、微生物繁
殖による従来的弊害を殆どともなわない。したがって、
ディスペンサー内の飲料回路にその飲料が注がれるカッ
プ1杯分が保証出来る量である40cc程度のプラスチッ
クの「たまり」容器を設けて、その「たまり」容器内の
上部に一対の電極を設けてシロップ等の飲料の上面(液
面)を検知する方法をとっていた。これにより、その
「たまり」内の飲料の液面がその「たまり」内の電極面
を離れた状態、すなわちその飲料がそのカップ1杯以下
の量に至った時には、その電極からの信号によりその飲
料の売り切れを表示すると言う方法を採用していた。
【0005】しかして、このプラスチックの「たまり」
容器と電極を無菌BIBシステムに応用した場合には、
そのシロップ等の飲料は瞬時に雑菌に汚染され清潔なシ
ロップ等の飲料の残留の存否を計測することは不可能で
あった。
【0006】そこで、上記の重量式の検知となるのであ
るが、これが上記したごとくにその誤差が余りに大きく
て実用的でないのである。その理由は、まずその飲料の
種類によりシロップ等の飲料の比重は、1.03 から 1.3
位まで異なるのでウェイトによる残留の存否検知では残
留の存否の精度が出ないことである。つぎに、その飲料
回路に使用されるチューブやベローズなどの抽出部の取
付に伴う引っ張り荷重も加わる。そのために、ウェイト
方式のディスペンサーを無人の個所に設置することは不
可能であった。どうしてもウェイト式を設置しようとす
れば、残留の存否の余裕を見たりするためシロップ等の
飲料を無駄にしたりすることになり実用的に無菌式BI
Bカップディスペンサーを設置できぬこととなってい
た。かようにして、光学的センサーによる外部からの液
面検出手段は、無菌充填式BIBカップ式ディスペンサ
ーの設置に際しては不可欠のものとなって、本発明は生
じたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる残留飲料
存否検出手段付飲料ディスペンサーとそのBIBは、以
上の問題点に鑑みて、その飲料の残留の存否の確認を細
菌の入らない無接触の光学的なものとして、光線が液体
を通過したときにその光線が拡散される性質をセンサー
として応用することによって、その飲料の存否確認を為
すディスペンサーとしたものである。すなわち、シロッ
プ等の飲料の残留の存否を光学的方式によって検出し
て、それぞれカップ1杯分(40CC〜50CC程度)の抽
出を保証し、その残量がその1杯分に欠けた時点で信号
を出し、次杯は抽出することが出来ぬように売り切れの
信号を示したり、コイン等がはいらぬようにしたりする
と言う、シロップ等の飲料残留の存否検出装置である。
【0008】以下に、本発明にかかる残留飲料存否検出
手段付飲料ディスペンサーの具体的な構成を詳細に記載
する。最初に、本発明の請求項1に記載の発明の構成を
説明する。これは、以下の飲料ディスペンサーとから成
る。まず、下記のBIBを収納するBIB収納室があ
る。つぎに、「たまり」手段保持手段がある。この「た
まり」手段保持手段は、下記の「たまり」手段を保持す
るものである。そして、残留飲料存否確認光学センサー
がある。この残留飲料存否確認光学センサーは、発光器
と受光器の一対からなるものであって、この「たまり」
手段保持手段またはその付近に設けられその「たまり」
手段内の残留飲料を検知するものであって、且つ下記の
位置に設けられたものである。最後に、ディスペンサー
の飲料送付ポンプがある。このディスペンサーの飲料送
付ポンプは、上記の残留飲料存否確認光学センサーの残
留飲料存否信号により稼働されるものである。
【0008】しかして、上記のBIBは、つぎのような
「たまり」手段を有している。すなわち、この「たま
り」手段は、箱に入った飲料入りのバッグから伸長する
飲料流出チューブの先端付近に設けられたものであっ
て、そのディスペンサー内でその飲料注ぎ口下部に設置
される飲料カップの1杯分以上に相当する量の飲料を一
時貯溜するものである。そして、不活性ガスがそこに多
少充填されているものである。
【0009】また、上記の残留飲料存否確認光学センサ
ーの位置は、その「たまり」手段内の飲料が、その「た
まり」手段内の飲料の量がそのディスペンサーから抽出
される飲料を受けるカップの1杯分の飲料に相当する量
の時の液面の高さに該当する位置である。
【0010】つぎに、本発明の請求項2に記載の発明の
残留飲料存否検出手段付飲料ディスペンサーの構成を説
明する。これは、以下の点以外は上記の請求項1の発明
の構成と同一ゆえに、上記の請求項1の発明の構成の説
明の全文の内から下記の点を除きここに引用して、以下
の構成の説明をこれに追加する。すなわち、この飲料デ
ィスペンサーは、その自動販売機内に内蔵されたカップ
がその飲料の注ぎ口の下に自動的に設置されるカップ式
飲料ディスペンサーである。
【0011】そして、本発明の請求項3に記載の発明の
残留飲料存否検出手段付飲料ディスペンサーの構成を説
明する。これは、以下の点以外は上記の請求項1の発明
の構成と同一ゆえに、上記の請求項1の発明の構成の説
明の全文の内から下記の点を除きここに引用して、以下
の構成の説明をこれに追加する。すなわち、この飲料デ
ィスペンサーは、濃縮飲料と希釈液が後で混合される、
すなわちこれらがカップに注がれる直前にミックスされ
る構成のポストミックス式飲料ディスペンサーである。
【0012】最後に、本発明の請求項4に記載の発明の
残留飲料存否検出手段付飲料ディスペンサーのBIBの
構成を説明する。これは、下記に記載の残留飲料存否検
出手段付飲料ディスペンサーに使用されるものであっ
て、まず、段ボール等の箱がある。つぎに、飲料入りの
バッグがある。この飲料入りのバッグは、上記の箱に入
ったものである。そして飲料流出チューブがある。この
飲料流出チューブは、上記のバッグから伸長するもので
ある。さらに、「たまり」手段がある。この「たまり」
手段は、上記の飲料流出チューブの先端付近に設けられ
たものであって、そのディスペンサー内でその飲料注ぎ
口下部に設置される飲料カップの1杯分以上に相当する
量の飲料を一時貯溜するものである。最後に、小量の不
活性ガスがある。この不活性ガスは、上記のバッグ内に
充填されたもの、より成るBIBである。
【0013】そして、上記の残留飲料存否検出手段付飲
料ディスペンサーは、下記のものを有するものより構成
されている。まず、上記のBIBを収納するBIB収納
室がある。つぎに、上記の「たまり」手段を保持する
「たまり」手段保持手段がある。そして、残留飲料存否
確認光学センサーがある。この残留飲料存否確認光学セ
ンサーは、上記の「たまり」手段保持手段またはその付
近に設けられその「たまり」手段内の残留飲料を検知す
るものであって且つ下記の位置に設けられたものであ
る。最後に、ディスペンサーの飲料送付ポンプがある。
このディスペンサーの飲料送付ポンプは、上記の残留飲
料存否確認光学センサーの残留飲料存否信号により稼働
されるものである。
【0014】上記の残留飲料存否確認光学センサーの位
置は、その「たまり」手段内の飲料が、その「たまり」
手段内の飲料の量がそのディスペンサーから抽出される
飲料を受けるカップの1杯分の飲料に相当する量の時の
液面の高さに該当する位置である。
【0015】
【作用】本発明にかかる残留飲料存否検出手段付飲料デ
ィスペンサーとそのBIBは、以上のごとくに構成した
ゆえに以下のごとき作用が生じた。最初に、本発明の請
求項1に記載の残留飲料存否検出手段付飲料ディスペン
サーの作用を説明する。これは、以下の飲料ディスペン
サーから成る。まず、BIB収納室が、下記のBIBを
収納する。つぎに、「たまり」手段保持手段が、下記の
「たまり」手段を保持するものである。そして、残留飲
料存否確認光学センサーが、この「たまり」手段保持手
段またはその付近に、且つ下記の位置に設けられ、その
残留飲料の存否を検知する。最後に、ディスペンサーの
飲料送付ポンプが、上記の残留飲料存否確認光学センサ
ーの残留飲料存否信号により稼働される。
【0016】しかして、上記のBIBは、つぎのような
「たまり」手段がを有している。すなわち、この「たま
り」手段は、箱に入った飲料入りのバッグから伸長する
飲料流出チューブの先端付近に設けられたものであっ
て、そのディスペンサー内でその飲料注ぎ口下部に設置
れる飲料カップの1杯分以上に相当する量の飲料を一時
貯溜する。これによって、この「たまり」手段を含めた
箱に入った飲料入りのバッグ内に、飲料カップの1杯分
以上の残留飲料があるかないかの検知をする。そして、
不活性ガスがそこに多少充填されているゆえに、残留飲
料がカップ1杯分以下になったときに、この「たまり」
手段にそのガスが入る。
【0017】また、上記の残留飲料存否確認光学センサ
ーの位置は、その「たまり」手段内の飲料が、その「た
まり」手段内の飲料の量がそのディスペンサーから抽出
される飲料を受けるカップの1杯分の飲料に相当する量
の時の液面の高さに該当する位置であるゆえに、これに
よってその飲料のカップ1杯分の正確な量が検知され
る。
【00018】つぎに、本発明の請求項2に記載の発明
の残留飲料存否検出手段付飲料ディスペンサーの作用を
説明する。これは、以下の点以外は上記の請求項1の発
明の作用と同一ゆえに、上記の請求項1の発明の作用の
説明の全文の内から下記の点を除きここに引用して、以
下の作用の説明をこれに追加する。すなわち、この飲料
ディスペンサーは、カップ式飲料ディスペンサーである
ゆえに、その自動販売機内に内蔵されたカップがその飲
料の注ぎ口の下に自動的に設置される。
【0019】そして、本発明の請求項3に記載の発明の
残留飲料存否検出手段付飲料ディスペンサーの作用を説
明する。これは、以下の点以外は上記の請求項1の発明
の作用と同一ゆえに、上記の請求項1の発明の作用の説
明の全文の内から下記の点を除きここに引用して、以下
の作用の説明をこれに追加する。すなわち、この飲料デ
ィスペンサーは、ポストミックス式飲料ディスペンサー
であるゆえに、濃縮飲料と希釈液が後で混合される、す
なわちこれらがカップに注がれる直前にミックスされ
る。
【0020】最後に、本発明の請求項4に記載の発明の
残留飲料存否検出手段付飲料ディスペンサーのBIBの
作用を説明する。これは、飲料入りのバッグが上記の段
ボール等の箱に入っていて、飲料流出チューブが上記の
バッグから伸長し、「たまり」手段が上記の飲料流出チ
ューブの先端付近に設けられ、そのディスペンサー内で
その飲料注ぎ口下部に設置される飲料カップの1杯分以
上に相当する量の飲料を一時貯溜する。そして、小量の
不活性ガスが上記のバッグ内に充填されている、BIB
ゆえに、下記の残留飲料存否検出手段付飲料ディスペン
サーに使用されうる。
【0021】すなわち、上記の残留飲料存否検出手段付
飲料ディスペンサーは、下記の作用をするものを有す
る。まず、上記のBIB収納室がBIBを収納し、上記
の「たまり」手段を保持する「たまり」手段保持手段が
あり、上記の「たまり」手段保持手段またはその付近に
設けられその「たまり」手段内の残留飲料を検知するも
のであって且つ下記の位置に設けられた残留飲料存否確
認光学センサーがある。そして、ディスペンサーの飲料
送付ポンプが、上記の残留飲料存否確認光学センサーの
残留飲料存否信号により稼働される。しかして、上記の
残留飲料存否確認光学センサーの位置は、その「たま
り」手段内の飲料が、その「たまり」手段内の飲料の量
がそのディスペンサーから抽出される飲料を受けるカッ
プの1杯分の飲料に相当する量の時の液面の高さに該当
する位置であるゆえに、カップ1杯分以上の残量が検知
出来る。
【0022】
【実施例】以下に、本発明にかかる残留飲料存否検出手
段付飲料ディスペンサーとそのBIBをその一実施例を
用いて添付の図面と共に詳細に述べる。図1は、本発明
にかかる残留飲料存否検出手段付飲料ディスペンサーの
チューブポンプタイプの一実施例の概略側面断面図をB
IBと共に示したものであって、残留飲料が点線で示め
す位置まで下がってカップ1杯分ない状態を示してい
る。図4は、図1のものの「たまり」手段部分の概略側
面断面図で、残留飲料がカップ1杯分以上存在する場合
を示したものある。
【0022】これは、以下の飲料ディスペンサーDから
成る。すなわち、まず、下記のBIB(ダンボール箱1
aに入った飲料入りのバッグ1b)1を収納するBIB
収納室2がある。つぎに、「たまり」手段保持手段3が
ある。この「たまり」手段保持手段3は、下記の「たま
り」手段を保持するものである。なお、この明細書中に
おいて、「たまり」手段1cとは、飲料を計測のために
一時的に溜め、稼働と共にその飲料を下流に流す手段を
言う。そして、発光器4aと受光器4bから成る残留飲
料存否確認光学センサー4があり、その発光器4aから
の光をその受光器4bが検知する。この残留飲料存否確
認光学センサー4は、この「たまり」手段保持手段3の
付近に設けられたものである。そして、その「たまり」
手段内の残留飲料を検知するものであって、且つ下記の
位置に設けられたものである。最後に、ディスペンサー
の飲料送付ポンプ5がある。このディスペンサーの飲料
送付ポンプ5は、上記の残留飲料存否確認光学センサー
4からの残留飲料存否信号により稼働されるものであ
る。
【0023】なお、このディスペンサーの飲料送付ポン
プ5は、本実施例では図1に示すごとくにチューブポン
プタイプtにしてもよいが、図2に示すごとくベローズ
ポンプタイプbにしてもよい。また、図3に示すごとく
流体気圧ポンプタイプfにしてもよいし、図4に示すご
とくバイモルポンプタイプ(電磁加振式)mにしてもよ
い。また、図中において、段ボール箱1aと、飲料送付
ポンプ5のハウジング5aと、図3の加圧室6の室壁6
aと、図5に示す「たまり」手段1cの室壁1c’は、
断面の端面であるので本来ならば2重線で書いてその間
に斜線を入れた図にすべきであるが、図を簡素化するこ
とによって明瞭にするためにすべて太い1本線にした。
【0024】しかして、上記のBIBは、つぎのような
「たまり」手段1cを有している。すなわち、この「た
まり」手段1cは、段ボール箱1aに入った飲料入りの
バッグ1bから伸長する飲料流出チューブ1dの先端付
近に設けられたものであり、そのディスペンサーD内で
その飲料注ぎ口1e下部に設置れる飲料カップの1杯分
以上に相当する量の飲料を一時貯溜するものである。そ
して、不活性ガスがそこに多少充填されているゆえ、残
留飲料がカップ1杯分以下になったときには、この「た
まり」手段にそのガスが入り、その残留飲料が終わった
ことの検知を助ける。
【0025】また、上記の残留飲料存否確認光学センサ
ー4の位置は、その「たまり」手段内の飲料が、その
「たまり」手段1c内の飲料の量がそのディスペンサー
から抽出される飲料を受けるカップの1杯分の飲料に相
当する量の時の液面の高さに該当する位置である。な
お、この高さは、使用されるカップの容量に合わせて調
整可能にするとよい。
【0026】そして、上記の光学センサー4は、その
「たまり」手段1c部分が不透明であり、且つシロップ
等の飲料が無色透明であっても液面が検知可能なもの
(例、キーエンス社製のものなど)を使用することとす
るとよい。センサーによる液面検知のため、飲料収納袋
の中には約100cc の不活性ガスが充填時注入されること
を前提とする。そして、センサーは、「たまり」部分と
一体化したとものとし、抽出部分の上部に取付けて一体
化構造のものとするとよい。
【0027】
【発明の効果】本発明にかかる残留飲料存否検出手段付
飲料ディスペンサーとそのBIBは、以上のごとくにな
したゆえに以下のごとき多大な効果が生じた。すなわ
ち、本発明のディスペンサーは、光学センサーにより飲
料収納袋の下部に「たまり」をつくりその液面を検出す
ることにより、カップ1杯分の保証を確実に行うと同時
に売り切れ表示をも行えるものである。したがって、こ
の方式は、シロップ等の飲料の比重にも関係なく、飲料
回路のチューブまたはベローズの引張り荷重などにも影
響されることがないため、チューブ式、ベローズ式の抽
出のみならず、他の抽出方式、すなわち加圧式やバイモ
ル式など各種の抽出手段に搭載が可能である。
【0028】かようにして、本装置を使用することによ
りBIB式無菌充填シロップ等の飲料を無人の場所に設
置したカップ式ディスペンサーで販売することが可能と
なった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる残留飲料存否検出手段付飲料デ
ィスペンサーのチューブポンプタイプのものの一実施例
の概略側面断面図をそのBIBと共に示したものであっ
て、残留飲料が点線で示めす位置まで下がってカップ1
杯分ない状態を示している。
【図2】図1のものの別な実施例の飲料ディスペンサー
のベローズポンプタイプの一部省略の概略側面断面図で
ある。
【図3】図1のものの別な実施例の飲料ディスペンサー
の流体加圧ポンプタイプの概略側面断面図である。
【図4】図1のものの別な実施例の飲料ディスペンサー
のバイモルポンプタイプの一部省略の概略側面断面図で
ある。
【図5】図1のものの「たまり」手段部分の概略側面断
面図で、残留飲料がカップ1杯分以上存在する場合を示
したものある。
【符号の説明】
1 BIB 1a 段ボール箱 1b バッグ 1c 「たまり」手段 1d チューブ 1e 注ぎ口 2 BIB収納室 3 「たまり」手段保持手段 4 残留飲料存否確認光学センサー 5 飲料送付ポンプ 6 加圧室

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記のBIB(ダンボール等の箱入り飲料
    バッグ)を収納するBIB収納室、下記の「たまり」手
    段を保持する「たまり」手段保持手段、該「たまり」手
    段保持手段またはその付近に設けられその「たまり」手
    段内の残留飲料を検知するものであって且つ下記の位置
    に設けられた残留飲料存否確認光学センサー、該残留飲
    料存否確認光学センサーの残留飲料存否信号により稼働
    されるディスペンサーの飲料送付ポンプ、 以上のものを有する飲料ディスペンサー、より構成され
    ることを特徴とした残留飲料存否検出手段付飲料ディス
    ペンサー。上記のBIBは、箱に入った飲料入りのバッ
    グから伸長する飲料流出チューブの先端付近に設けられ
    たものであってそのディスペンサー内でその飲料注ぎ口
    下部に設置される飲料カップの1杯分以上に相当する量
    の飲料を一時貯溜する「たまり」手段を有し、且つ不活
    性ガスが多少充填されているものである。上記の残留飲
    料存否確認光学センサーの位置は、その「たまり」手段
    内の飲料が、その「たまり」手段内の飲料の量がそのデ
    ィスペンサーから抽出される飲料を受けるカップの1杯
    分の飲料に相当する量の時の液面の高さに該当する位置
    である。
  2. 【請求項2】下記のBIBを収納するBIB収納室、下
    記の「たまり」手段を保持する「たまり」手段保持手
    段、該「たまり」手段保持手段またはその付近に設けら
    れその「たまり」手段内の残留飲料を検知するものであ
    って且つ下記の位置に設けられた残留飲料存否確認光学
    センサー、該残留飲料存否確認光学センサーの残留飲料
    存否信号により稼働されるディスペンサーの飲料送付ポ
    ンプ、 以上のものを有するカップ式飲料ディスペンサー、より
    構成されることを特徴とした残留飲料存否検出手段付飲
    料ディスペンサー。上記のBIBは、箱に入った飲料入
    りのバッグから伸長する飲料流出チューブの先端付近に
    設けられたものであってそのディスペンサー内でその飲
    料注ぎ口下部に設置される飲料カップの1杯分以上に相
    当する量の飲料を一時貯溜する「たまり」手段を有し、
    且つ不活性ガスが多少充填されているものである。上記
    の残留飲料存否確認光学センサーの位置は、その「たま
    り」手段内の飲料が、その「たまり」手段内の飲料の量
    がそのディスペンサーから抽出される飲料を受けるカッ
    プの1杯分の飲料に相当する量の時の液面の高さに該当
    する位置である。
  3. 【請求項3】下記のBIBを収納するBIB収納室、下
    記の「たまり」手段を保持する「たまり」手段保持手
    段、該「たまり」手段保持手段またはその付近に設けら
    れその「たまり」手段内の残留飲料を検知するものであ
    って且つ下記の位置に設けられた残留飲料存否確認光学
    センサー、該残留飲料存否確認光学センサーの残留飲料
    存否信号により稼働されるディスペンサーの飲料送付ポ
    ンプ、 以上のものを有するポストミックス式飲料ディスペンサ
    ー、より構成されることを特徴とした残留飲料存否検出
    手段付飲料ディスペンサー。上記のBIBは、箱に入っ
    た飲料入りのバッグから伸長する飲料流出チューブの先
    端付近に設けられたものであってそのディスペンサー内
    でその飲料注ぎ口下部に設置される飲料カップの1杯分
    以上に相当する量の飲料を一時貯溜する「たまり」手段
    を有し、且つ不活性ガスが多少充填されているものであ
    る。上記の残留飲料存否確認光学センサーの位置は、そ
    の「たまり」手段内の飲料が、その「たまり」手段内の
    飲料の量がそのディスペンサーから抽出される飲料を受
    けるカップの1杯分の飲料に相当する量の時の液面の高
    さに該当する位置である。
  4. 【請求項4】下記に記載の残留飲料存否検出手段付飲料
    ディスペンサーに使用されるものであって、 段ボール等の箱、該箱に入った飲料入りのバッグ、該バ
    ッグから伸長する飲料流出チューブ、該飲料流出チュー
    ブの先端付近に設けられたものであってそのディスペン
    サー内でその飲料注ぎ口下部に設置される飲料カップの
    1杯分以上に相当する量の飲料を一時貯溜する「たま
    り」手段、上記のバッグ内に充填された小量の不活性ガ
    ス、 より構成されることを特徴としたBIB。上記の残留飲
    料存否検出手段付飲料ディスペンサーは、上記のBIB
    を収納するBIB収納室、上記の「たまり」手段を保持
    する「たまり」手段保持手段、該「たまり」手段保持手
    段またはその付近に設けられその「たまり」手段内の残
    留飲料を検知するものであって且つ下記の位置に設けら
    れた残留飲料存否確認光学センサー、該残留飲料存否確
    認光学センサーの残留飲料存否信号により稼働されるデ
    ィスペンサーの飲料送付ポンプ、を有する。上記の残留
    飲料存否確認光学センサーの位置は、その「たまり」手
    段内の飲料が、その「たまり」手段内の飲料の量がその
    ディスペンサーから抽出される飲料を受けるカップの1
    杯分の飲料に相当する量の時の液面の高さに該当する位
    置である。
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