JPH06182686A - 吸着用パッド - Google Patents

吸着用パッド

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JPH06182686A
JPH06182686A JP33759692A JP33759692A JPH06182686A JP H06182686 A JPH06182686 A JP H06182686A JP 33759692 A JP33759692 A JP 33759692A JP 33759692 A JP33759692 A JP 33759692A JP H06182686 A JPH06182686 A JP H06182686A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ワークを吸着して搬送等する吸着用パッドにお
いて、湾曲面を有するワークを吸着、搬送した場合であ
っても、前記湾曲した吸着面の表面を損傷することな
く、且つ、吸着跡を発生させることなく好適にワークを
搬送すること。 【構成】ワークを吸着した際、発泡材料で形成されるス
カート部36と、本体部34の内面に形成されたゴムラ
イニング46とがワーク表面に当接する。従って、CR
Tのように湾曲面を有するワークを吸着した際、スカー
ト部36が拡径して変形することがないため、ワークの
表面を擦ることがなく、ワークの表面を損傷することが
ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、ブラウン管
(CRT)、LCD、ウエハ等の製造工程における材
料、中間製品、最終製品等、ワークおよびウエハ自体を
吸着して任意の位置に搬送しようとする時、該ブラウン
管等の表面を損傷することなく、好適に搬送することが
可能な吸着用パッドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば、ワークを搬送するた
めに真空吸引源に連結された吸着用パッドが用いられて
いる。この従来例に係る吸着用パッドを用いたものとし
て、特開昭62−39191号公報に図7に示すような
物品吸着装置が開示されている。この物品搬送装置2に
使用される吸着用パッド4は、例えば、ブラウン管(以
下、CRTという)6の表面の湾曲面8を吸着し、CR
T6を所望の位置に搬送するために使用される。
【0003】この吸着用パッド4は、チューブ等を介し
て真空吸引源に接続される本体部10と、前記本体部1
0に一体的に連結されるスカート部12とから構成され
る。前記本体部10とスカート部12とはゴム等の可撓
性部材で一体的に形成される。前記吸着用パッド4の本
体部10の上部は、湾曲する前記CRT6の吸着面に対
して傾斜可能なフローティングプレート14に取着され
ている。前記フローティングプレート14にはガイドシ
ャフト16a、16bの一端部が取り付けられ、一方、
前記ガイドシャフト16a、16bの他端部にはスプリ
ング18a、18bを介して駆動プレート20が取り付
けられている。前記駆動プレート20はスライドシャフ
ト22a、22bを介して上下駆動源(図示せず)によ
り上下変位可能に設けられている。前記スライドシャフ
ト22a、22bに近接する部位には、一端側がロボッ
トアーム24側に固定され、他端側がフローティングプ
レート14に固定された規正テーパブロック26a、2
6bに当接または離間する規正テーパシャフト28a、
28bが設けられている。前記規正テーパシャフト28
a、28bは、吸着用パッド4がCRT6に当接した
際、規正テーパブロック26a、26bから離間するこ
とにより、吸着用パッド4の姿勢規正を解除し、一方、
吸着用パッド4がCRT6を吸着した後、規正テーパシ
ャフト28a、28bが規正テーパブロック26a、2
6bに当接することにより吸着用パッド4の姿勢の規正
を行なうものである。
【0004】このような構成において、図示しない上下
駆動源により駆動プレート20を下降させることにより
吸着用パッド4のスカート部12がCRT6の表面の湾
曲面8に当接し、該スカート部12の内側面29がCR
T6の表面の湾曲面8を押圧して変形しながら該CRT
6を吸着し、所望の位置に搬送することが可能となる。
【0005】ところで、最近、CRT6の性能向上およ
び高級化等の要請から、CRT6の表面には、例えば、
帯電防止コーティング、反射防止コーティング等を施す
ことが要求されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、各種コーティ
ングを施したCRT6の表面を前記の従来例に係る吸着
用パッド4で吸着して搬送した場合、吸着時にスカート
部12が変形することによりCRT6の表面に擦れが生
じ、また、CRT6の吸着搬送中、該CRT6が揺動し
て吸着用パッド4の吸着面とCRT6の表面との間にズ
レが生じることにより、CRT6の表面に施された各種
コーティングが損なわれ、あるいは該CRT6の表面に
吸着跡が発生する不都合がある。
【0007】本発明は、前記不都合を克服するためにな
されたものであって、湾曲面を有するワークを吸着、搬
送した場合であっても、前記湾曲した吸着面の表面を損
傷することなく、且つ、吸着跡を発生させることなく好
適にワークを搬送することが可能な吸着用パッドを提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、真空吸引源に接続される本体部と、前
記本体部に固着されたスカート部とを備え、ワークを吸
着するための吸着用パッドにおいて、前記スカート部は
発泡材料で形成され、前記本体部にワークを吸着した
際、該ワーク表面に接触する本体部の表面に被覆部材を
設けたことを特徴とする。
【0009】
【作用】上記の本発明に係る吸着用パッドでは、例え
ば、湾曲面を有するワークを吸着した際、発泡材料で形
成されるスカート部と、本体部の表面に設けられた被覆
部材とが該ワーク表面に当接する。従って、ワークを吸
着する際、該ワークの表面を擦りながら湾曲面に沿って
スカート部が拡径して変形することを防止することがで
きるとともに、吸着跡を発生させることがない。
【0010】
【実施例】次に、本発明に係る吸着用パッドについて好
適な実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細
に説明する。
【0011】図1A乃至図1Cにおいて、参照符号30
は本実施例に係る吸着用パッドを示し、この吸着用パッ
ド30は、基本的に、略中央部を貫通する真空吸引口3
2に接続されるチューブ(図示せず)を介して真空吸引
源(図示せず)に連結される本体部34と、発泡材料で
形成され、前記本体部34に一体的に連結されるスカー
ト部36とから構成される。前記本体部34は、ステン
レス鋼、アルミニウム等の金属製材料で形成すると剛性
があり、また樹脂材料で形成すると軽量となる等、用途
に応じて前記材料を使い分けすると好適である。前記本
体部34の略中央部を貫通する真空吸引口34に近接す
る部位には、複数の取付用孔部38が画成されている。
また、ワークを吸着した際、該ワーク表面に接触する本
体部34のすべての表面、すなわち、本体部34の平面
部40、湾曲部42および裾部44には、吸着時におい
てワークの表面に直接、本体部が接触することを防止し
てワーク表面を保護するためのゴムライニング(被覆部
材)46が施されている。
【0012】一方、前記スカート部36は、例えば、天
然ゴム、ブタジエンアクリロニトリルゴム、エチレンプ
ロピレンゴム、クロロプレンゴム、シリコンゴム、フッ
素ゴム等からなる発泡材料(スポンジゴム、発泡ゴム)
で形成すると好適である。所定範囲でのスカート部36
の撓曲が達成されるからである。なお、本実施例では、
スカート部36の底面部は平坦に形成されている。
【0013】本実施例に係る吸着用パッド30は、基本
的には、以上のように構成されるものであり、次に、本
実施例に係る吸着用パッド30を使用して、例えば、ラ
イン上に配置されたブラウン管(以下、CRTという)
を他のライン上に搬送する場合を例にしてその動作を説
明する。
【0014】図2に示すように、回動自在な搬送用ロボ
ットの多関節を形成するアーム(XYZ直交のアーム)
48の先端部に固定板50が連結され、前記固定板50
の下部側には、矢印方向に伸縮自在なシャフト52a〜
52dを介して上下変位する駆動板54が取着されてい
る。前記シャフト52a〜52dの間には、該シャフト
52a〜52dを伸縮させる伸縮駆動部56が設けられ
ている。前記駆動板54の下部には、スプリング58a
〜58dが外巻されているガイドシャフト59a〜59
dに支持されたフローティング板60が設けられ、該フ
ローティング板60に吸着用パッド30が固定されてい
る。前記フローティング板60に対する吸着用パッド3
0の固定は、本体部34に画成された取付用孔部38に
ねじ部材61を螺合させることにより行われる。なお、
前記シャフト52a〜52dおよびガイドシャフト59
a〜59dは、矩形状の駆動板54の四隅角部に夫々4
本配置される。CRT62の吸着搬送時における横揺れ
を防止するためである。前記CRT62の表面には、帯
電防止コーティング64が施されている。
【0015】このような構成において、吸着用パッド3
0がCRT62の上方に位置するように、搬送用ロボッ
トのアーム48を回動変位させる。この場合、吸着用パ
ッド30が確実にCRT62の上方に位置することを、
CCDカメラ(図示せず)、さらに必要に応じてフォト
マイクロスイッチ(図示せず)とともに使用することに
よって検出する。次に、伸縮駆動部56を駆動させるこ
とにより、シャフト52a〜52dを伸長させ、フロー
ティング板60を介して保持される吸着用パッド30を
下降させ、吸着用パッド30のスカート部36の底面部
をCRT62の表面の湾曲面に当接させる。さらに、フ
ローティング板60を下降させるように伸縮駆動部56
を駆動させる。この場合、発泡材料から形成されるスカ
ート部36の底面部は、スプリング58a〜58dの弾
発力に抗してCRT62の表面を押圧するとともに、本
体部34の内壁面のゴムライニング46にCRT62の
湾曲する表面部が密着する。その際、図示しない真空吸
引源の作用下に真空吸引口32(図1参照)から所定の
負圧で吸引することにより、CRT62を完全に吸着す
ることができる。そして、前記吸着状態を保持しなが
ら、前記伸縮駆動部56の駆動作用下にシャフト52a
〜52dを短縮させることにより、CRT62を上方向
に所定距離変位させる。次に搬送用ロボットのアーム4
8を図示しない駆動源の作用下に回動変位させ、予め位
置決めされた別のライン上にCRT62を搬送する。こ
の場合、伸縮駆動部56の駆動作用下にシャフト52a
〜52dを伸縮してフローティング板60を下方に変位
させ、図示しない切換弁の弁切り換え作用下に吸着用パ
ッド30からCRT62を離脱させることができる。こ
のようにして、別のライン上の所望の位置にCRT62
を搬送する。また、ワーク表面に対する傷やスカート部
36の対応変形を防止するために過度な力で該ワークを
吸着しないように、真空圧力制御や押圧力感圧センサフ
ィードバック制御等により適性な吸着力でワークを吸着
すると好適である。
【0016】以上から、本実施例に係る吸着用パッド3
0では、CRT62の湾曲する表面に接触するスカート
部36を軟質な発泡材料で形成するとともに、本体部3
4の内壁面にゴムライニング46を施すことにより、C
RT62の表面に加工された帯電防止コーティング64
を損傷することなく、且つ、吸着跡を発生させることも
ない。従って、従来例に係る吸着用パッド4のように、
CRT62を吸着する際、該CRT62の表面を擦りな
がらスカート部36が拡径して変形することがない。
【0017】また、本実施例に係る吸着用パッド30
は、本体部34をスカート部36よりも硬質な金属製の
材料で形成するとともに、ワークとの接触面である本体
部34の内壁面にゴムライニング(またはテフロン樹
脂)46を施すことにより、CRT62の吸着搬送中に
おける吸着用パッド30の吸着面とCRT62の表面と
のズレを防止することができる。
【0018】さらに、本体部34はスカート部36より
も硬質な材料で形成され、ワークの吸着時における負圧
の大部分は、本体部34の内壁面のゴムライニング46
で受けるように形成されているため、スカート部36を
軟質な発泡材料で形成した場合であっても、該スカート
部36に対するワークの吸着により発生する圧縮永久歪
を防止することができる。
【0019】次に、本実施例に係る吸着用パッド30の
変形例として、特開昭62−39191号公報に開示さ
れた物品吸着装置2に取着した状態を図3に示す。な
お、図6に示した物品搬送装置2と同一の構成要素には
同一の参照符号を付し、その詳細な説明を省略する。こ
の場合、吸着用パッド30aには、規正テーパブロック
26a、26bを固定するための孔部63、およびガイ
ドシャフト用取付孔65が画成されている。
【0020】このような物品吸着装置2に吸着用パッド
30aを組み入れることにより、CRT62の表面のよ
うに該吸着用パッド30の吸着面が湾曲する場合であっ
ても確実に吸着することができ、吸着完了後にはCRT
62を安定した姿勢によって保持することができる。ま
た、CRT62を吸着する際にも、該CRT62の湾曲
面に沿ってスカート部36が拡径してCRT62の表面
に加工された帯電防止コーティング64を損傷すること
がなく、さらに、吸着用パッド30の吸着跡を発生させ
ることなく搬送することができる。
【0021】次に、本実施例に係る吸着用パッド30の
底面部をCRT62の表面の湾曲面に沿った形状からな
る吸着用パッド30bを図4に示す。この場合、発泡材
料から形成される吸着用パッド30bのスカート部36
bおよび本体部34bの下端部66をCRT62の表面
部に沿って緩やかな曲線形状とすることにより、吸着の
際、スカート部36bおよび本体部34bの下端部66
が湾曲面に沿って撓みやすくなり、CRT62の表面を
より一層好適に吸着することが可能となる。
【0022】次に、他の実施例に係る吸着用パッド70
を図5に示す。なお、前記実施例と同一の構成要素には
同一の参照符号を付し、その詳細な説明を省略する。
【0023】この吸着用パッド70は、その本体部72
をポリアセタール等の合成樹脂で形成し、CRT62を
吸着した際、該ワークに接触する本体部72の裾部44
にのみゴムライニング46を施している点で前記実施例
と異なる。ワークであるCRT62の径の大小により湾
曲面の傾斜角度が異なり、該CRT62を吸着した際、
CRT62の表面が本体部72の平面部74に当接する
ことがないため、該平面部74にゴムライニング46を
施す必要がないからである。
【0024】従って、本実施例に係る吸着用パッド70
は、CRT62の径が大きく緩やかな湾曲面を形成する
場合に好適に用いられる。なお、その他の構成および動
作については、前記実施例と同様であるのでその詳細な
説明を省略する。
【0025】次に、アクチュエータ並びに構造部材等を
複数個連結して組み立てたアクチュエータの構造体に、
本発明に係る吸着用パッドを組み入れて使用する場合に
ついて説明する。
【0026】図6に示すように組み立てられたアクチュ
エータの構造体80は、骨組を形成する複数のフレーム
82と、第1乃至第3アクチュエータ84、86、88
と、作業テーブル90と、ワークであるCRT92を吸
着して搬送するための吸着用パッド94と、前記吸着用
パッド94を先端部に連結したシリンダ96とから構成
される。
【0027】第1アクチュエータ84は、その移動体9
8の上面に取り付けられた第2アクチュエータ86を直
線方向に移動するためのものであり、前記第1アクチュ
エータ84に直交して接続される第2アクチュエータ8
6の移動体100には、前記シリンダ96が連設されて
いる。また、第3アクチュエータ88の移動体102に
は、CRT92を位置決めするために用いられるシリン
ダ104が連設されている。前記第1乃至第3アクチュ
エータ84、86、88を介してCRT92を所望の位
置に搬送することができる。なお、第1アクチュエータ
84とフレーム82との連結部にはモータボックス10
6が、第3アクチュエータ88とフレーム82との連結
部にはバルブユニット108が夫々配設されている。さ
らに、電動アクチュエータ用コントロールボックス11
0およびフィルタ・レギュレータ・ルブリケータコント
ローラ112を有する。
【0028】また、前記第1乃至第3アクチュエータ8
4、86、88およびフレーム82は、工場等における
製造ラインに組み込むことが可能なように、夫々の各外
側面に断面略T字状の溝部114が設けられ、他のフレ
ームまたはアクチュエータ等を連結し、またはパネル等
の取り付けに利用できるだけでなく、配線、配管等を固
定することが可能となるため、他のフレーム等と本アク
チュエータを必要に応じて組み合わせることにより所望
のアクチュエータの構造体を構成することができる。な
お、前記電動アクチュエータ用コントロールボックス1
10およびフィルタ・レギュレータ・ルブリケータコン
トローラ112は、夫々別体で構成されているが、これ
らをフレーム82内に収納し、または前記溝部114を
介してフレーム82に連結してもよい。
【0029】本発明に係る吸着用パッドは、図2または
図3に示した搬送用ロボットのアームまたは物品搬送装
置等に適用することができるだけでなく、実開昭61−
200499号公報に開示された「エゼクタ装置」、実
開昭61−200500号公報に開示された「エゼクタ
装置」、並びに本出願人の出願に係る、特願平3−22
9218号の「真空供給用ユニット」、特願平3−28
956号の「故障予知機能を備えた真空制御装置」、特
願平3−28919号の「真空ユニットにおける圧力値
設定方法」、特願平3−186614号の「スイッチ装
置」、特願平3−226195号の「真空ユニット」、
特願平3−226310号の「真空ユニット」、特願平
3−230516号の「流体回路」、特願平3−228
958号の「吸着用パッド付真空供給ユニット」、特願
平3−230593号の「流体ユニット」、特願平3−
230634号の「圧力値設定方法」、特願平3−25
8388号の「流体圧機器」、特願平3−258389
号の「真空ユニット」、特願平3−230642号の
「空気圧装置」、特願平3−230633号の「制御機
器−センサ間の配線構造」、特願平3−360632号
の「アクチュエータおよびその構造体」、特願平3−3
60633号の「アクチュエータおよびその構造体」等
に適用することができることは勿論である。
【0030】
【発明の効果】本発明に係る吸着用パッドによれば、以
下の効果が得られる。
【0031】すなわち、湾曲面を有するワークを吸着し
た際、発泡材料で形成されるスカート部と、本体部の表
面に設けられた被覆部材とが該ワーク表面に当接する。
従って、ワークを吸着する際、該ワークの表面を擦りな
がら湾曲面に沿ってスカート部が拡径して変形すること
を防止することができる。
【0032】この結果、例えば、CRTの湾曲する表面
に帯電防止コーティング等の各種コーティングが施され
たワークを吸着して搬送する場合であっても、前記CR
T表面に施されたコーティングを損傷することなく、且
つ吸着跡を発生させることなく好適に吸着搬送すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1Aおよび図1Cは、夫々、本発明の実施例
に係る吸着用パッドの平面図および底面図であり、図1
Bは、縦断面図である。
【図2】図1に示す吸着用パッドを用いてブラウン管を
搬送する状態を示す説明図である。
【図3】図1に示す吸着用パッドを用いてブラウン管を
搬送する状態を示す説明図である。
【図4】図1に示す吸着用パッドの変形例を示す側面図
である。
【図5】本発明の他の実施例に係る吸着用パッドの縦断
面図である。
【図6】本発明に係る吸着用パッドをアクチュエータの
構造体に組み入れた状態を示す斜視図である。
【図7】従来例に係る吸着用パッドを示す一部断面図で
ある。
【符号の説明】
30、70、94…吸着用パッド 32…真空吸引口 34、72…本体部 36…スカート部 40…平面部 42…湾曲部 44…裾部 46…ゴムライニング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】真空吸引源に接続される本体部と、前記本
    体部に固着されたスカート部とを備え、ワークを吸着す
    るための吸着用パッドにおいて、 前記スカート部は発泡材料で形成され、前記本体部にワ
    ークを吸着した際、該ワーク表面に接触する本体部の表
    面に被覆部材を設けたことを特徴とする吸着用パッド。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109407359A (zh) * 2018-10-29 2019-03-01 武汉华星光电技术有限公司 机械手

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