JPH06181806A - 選択された数のスライダーを備えたスライドファスナーを製造するための装置 - Google Patents

選択された数のスライダーを備えたスライドファスナーを製造するための装置

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JPH06181806A
JPH06181806A JP4248930A JP24893092A JPH06181806A JP H06181806 A JPH06181806 A JP H06181806A JP 4248930 A JP4248930 A JP 4248930A JP 24893092 A JP24893092 A JP 24893092A JP H06181806 A JPH06181806 A JP H06181806A
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JP
Japan
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slider
slide fastener
fastener chain
unit
pair
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Application number
JP4248930A
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English (en)
Inventor
Kiichiro Ishikawa
紀一郎 石川
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YKK Corp
Original Assignee
YKK Corp
Yoshida Kogyo KK
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A44HABERDASHERY; JEWELLERY
    • A44BBUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
    • A44B19/00Slide fasteners
    • A44B19/42Making by processes not fully provided for in one other class, e.g. B21D53/50, B21F45/18, B22D17/16, B29D5/00
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A44HABERDASHERY; JEWELLERY
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    • A44B19/62Assembling sliders in position on stringer tapes
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49782Method of mechanical manufacture of a slide fastener
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/53Means to assemble or disassemble
    • Y10T29/53291Slide fastener
    • Y10T29/533Means to assemble slider onto stringer

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 連続スライドファスナーチェーンから所望の
選択された数のスライダーを備えた所定長のスライドフ
ァスナーを自動的に製造する装置を提供することであ
る。 【構成】 連続スライドファスナーチェーンCを供給す
るため往復するグリッパーユニット2と、チェーンCを
切断する切断ユニット3と、チェーンCの供給に伴って
スライダーSを挿通すべく所望の選択された数のスライ
ダーSを保持する第1位置と待機位置である第2位置と
の間を往復する複数のスライダー保持ユニット5,6,
7とからなり、これらの保持ユニット5,6,7は互い
に独立して作動できるように構成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、連続スライドファスナ
ーチェーンから選択された数のスライダーを備えた所定
長のスライドファスナーを自動的に製造するための装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】連続するスライドファスナーチェーンか
ら所定長のスライドファスナーを製造するための色々な
装置が当該技術分野において周知である。米国特許第4,
771,522 号に開示されたこのような公知の装置において
は、スライドファスナーチェーンの所定長のスライドフ
ァスナーが切断される前に、一つのスライダーが連続ス
ライドファスナーチェーンにその先導端部から挿通され
る。米国特許第4,809,414 号の開示されたもう一つの公
知の装置においては、スライドファスナーチェーンの所
定長のスライドファスナーが切断される前に、二つのス
ライダーが連続スライドファスナーチェーンにその先導
端部から連続的に挿通される。
【0003】しかし、これらの公知の装置は、一つのス
ライダー又は、二つのスライダーを備えたスライドファ
スナー夫々の製造に専用される構造になっているので、
これらの公知の装置は、消費者又は、アパレルメーカー
によって所望の選択された数の以上のスライダーを備え
たスライドファスナーを購入したいという要望に答える
ことは殆んどできなかった。
【0004】以上の如き困難に鑑み、本発明の目的は、
連続スライドファスナーチェーンから、所望の選択され
た数のスライダーを備えた所定長のスライドファスナー
を自動的に製造するための装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に拠れば、連続ス
ライドファスナーチェーンから選択した数のスライダー
を備えた所定長のスライドファスナーを製造するための
装置が提供される。当該装置は、連続スライドファスナ
ーチェーンの先導端部を把持し、供給軌道に沿って長手
方向にスライドファスナーチェーンを供給するために水
平に往復自在になっているグリッパーユニットと、スラ
イドファスナーチェーンを所定長のスライドファスナー
に切断するために供給軌道に配された切断ユニットと、
スライドファスナーチェーンの供給軌道に沿って切断ユ
ニットの下流に配され、スライドファスナーチェーンが
グリッパーユニットニによって下流に供給されるに伴っ
て、スライダーを挿通すべく、スライドファスナーチェ
ーンの供給軌道に保持する第1位置と当該第1位置から
離れた第2位置との間に往復運動自在になっている複数
のスライダー保持ユニットとから成る。そして、夫々の
スライダー保持ユニットは、他のスライダー保持ユニッ
トの作動と独立して作動できるようになっている。これ
によって選択された数のスライダーをスライドファスナ
ーチェーンに挿通するため当該第1位置に配されること
ができるのである。
【0006】
【作用】この様に構成されているので、所望の選択され
た数のスライダーにスライドファスナーチェーンを挿通
するために、複数のスライダー保持ユニットから対応す
る所望数のスライダー保持ユニットを選択して、第1位
置に配することができる。
【0007】これによって、所望の選択された数のスラ
イダーを備えた所定長のスライドファスナーを購入した
いという消費者及びアパレル業界の要望を一台の装置で
もって迅速に応えることができるのである。
【0008】
【実施例】添付図面を参照して本発明の好ましき実施例
を以下に詳細に説明する。
【0009】図1は、連続スライドファスナーチェーン
Cから所定長のスライドファスナーを製造するための本
発明の装置の概略的構造を示している。
【0010】当該装置1は概ねグリッパーユニット2
と、切断ユニット3と、下止め取付けユニット4と、複
数の(開示された実施例においては、3つの)スライダ
ー保持ユニット5,6,7とからなる。
【0011】グリッパーユニット2は、装置1の上流端
部でスライドファスナーチェーンCの先導端部を把持
し、スライダーSがスライダー保持ユニット5,6又は
7によって保持されている間に、少なくとも1つのスラ
イダーSを通してスライドファスナーチェーンCを挿通
するため、スライドファスナーチェーンCを長手方向に
走る供給軌道に沿って下流方向に供給するような構造に
なっている。
【0012】図2に示されているように、グリッパーユ
ニット2は、スライドファスナーチェーンCの供給軌道
に対して平行で延びる一対の平行に離隔したガイド棒
8,8に摺動自在に取り付けられており、エアシリンダ
ーのような流動体圧力軌道手段(図示せず)に連結した
駆動棒9の往復運動に応じてガイド棒8.8に沿って往
復運動できるようになっている。
【0013】グリッパーユニット2は、その上流端部
に、スライドファスナーチェーンCの一対のストリンガ
ーテープT,Tの夫々の先導端部を把持するための一対
のグリッパー部10,11を有している。
【0014】図3に最も良く示されているように、二つ
のグリッパー部10,11は、夫々の下流端部において
一対の枢支ピン13,13によって、支持プレート12
の下側に回動自在に連結している。支持プレート12
は、ガイド棒8に跨がって取り付けられている。二つの
グリッパー部10,11は、構造が同一であり、スライ
ドファスナーチェーンCの供給軌道に沿って中心に延び
ている垂直面に対して対称になっている。
【0015】この様な構造になっているので、グリッパ
ー部10,11の夫々の上流端部(前端部)は、グリッ
パー部10,11の回動に応じて互いに接近したり離れ
たりすることができるのである。二つのグリッパー部1
0,11はこの様に対称的に運動することができるの
で、以下に記載されているように、スライドファスナー
チェーンCはスライダーSを通して円滑に挿通されるの
である。
【0016】夫々のグリッパー部10,11は、その上
流端部において、上側及下側挟持片14,15を設けて
おり、当該上側及び下側挟持片14,15は、当該挟持
片14,15の夫々の下流端部に働くエアシリンダー
(図示せず)のような流体圧力駆動手段に応じて回動で
きるようになっている。これによって,上側及び下側挟
持片14,15は、スライドファスナーチェーンCのス
トリンガーテープTの先導端部を把持したり解放したり
することができる。
【0017】二つのグリッパー部10,11の駆動を更
に詳しく説明する。図3に示されているように、支持プ
レート12の内側壁とグリッパー部10,11の中間部
との間には、圧縮スプリング16が働き、グリッパー部
10,11の上流端部が互いの方向へ内方へ動くような
方向で、グリッパー部10,11がピン13の回りで回
動するように付勢するのである。グリッパー部10,1
1の内側への運動は、支持プレート12の下側の中央部
に取り付けられたストッパー17によって限定されるの
である。
【0018】この場合、グリッパー部10,11間の横
方向の間隔は、夫々のグリッパー部10,11の上側及
び下側挟持片14,15がスライドファスナーチェーン
Cの一対の噛合したエレメント列の近くでストリンガー
テープT,Tの先導端部を把持するような間隔になって
いる。このような構成になっているので、グリッパーユ
ニット2は上流端部において供給してきたスライドファ
スナーチェーンCの先導端部に対してその儘にて正確に
安定した状態で把持することができる。
【0019】次に、図2に示されたように、スライダー
保持ユニット5上に保持されたスライダーSがスライド
ファスナーチェーンCに挿通される際グリッパーユニッ
ト2がどう機能するかについて説明する。
【0020】この場合、スライダーSは、その後部18
をスライドファスナーチェーンCの供給軌道の上流方向
に向けて保持され、これによって、スライダーSはその
後部18を先方に向けた状態でスライドファスナーチェ
ーンCに挿通されるのである。
【0021】スライダーSの後部18とはスライダー胴
体中に形成されたY字状ガイドチャネルの一方の端に該
当する端部であって、噛合したファスナーエレメント列
Eが出入りする部分である。スライダーSは、その後部
18の反対側の位置に頭部23を有している。頭部23
は前記Y字状ガイドチャネルの反対側の端に該当する端
部であって、開離したファスナーエレメント列Eが出入
りする部分である。
【0022】図3及図4に示されているように、グリッ
パーユニット2によって把持されたスライドファスナー
チェーンCの先導端部は先ずスライダーSの頭部18か
らスライダ本体に挿通され、噛合エレメント列Eがスラ
イダー本体のY字状ガイドチャネルに沿って前進するに
つれ、スライダーSによって徐々にY字状に拡開される
のである。
【0023】この目的のため、グリッパー部10,11
の上部に一対のガイドピン19,19が取り付けられて
いる。2本のガイドピン19,19はグリッパーユニッ
ト2の運動の軌道に対して昇降自在に運動することがで
きる長尺のカム板22の両側に設けられた一対のカム面
20,20と係合できるようになっている。
【0024】カム板22は、その両端即ち上流端部と下
流端部において、先細り形状になっており、二つのカム
面20,20はグリッパーユニット2の運動軌道に沿っ
て互いに対称に形成されている。
【0025】図2に示されたカム板22は、グリッパー
ユニット2の運動の軌道近くに下降して最下端作動位置
に配されている。
【0026】この状態でグリッパーユニット2がスライ
ドファスナーチェーンCの供給軌道に沿って下流方向に
運動するとき、ガイドピン19,19は、カム板22の
カム面20,20上を接触し、これによって、二つのグ
リッパー部10,11は、圧縮スプリング16の付勢力
に抗して互いに暫定的に離れるのである。従って、二つ
のグリッパー部10,11は、スライドファスナーチェ
ーンCがグリッパーユニット2によって下流方向に供給
されるにつれて、グリッパーユニット2の先導端部が先
ずスライダーSの後部18からスライダー本体に挿通さ
れ、次にY字状に徐々に拡開され、最後にスライダー本
体の頭部23から噛合エレメント列Eを開離して互いに
分離した状態のスライドファスナーチェーンCが出てい
くことになる。又、噛合エレメント列Eを開離して互い
に分離した状態のスライドファスナーチェーンCの先導
端部がグリッパーユニット2によって下流方向に供給さ
れるにつれて、スライダーSの頭部23からスライダ本
体内に挿通されることも可能にしてあります。
【0027】この場合、二つのグリッパー部10,11
は、スライドファスナーチェーンCがグリッパーユニッ
ト2によって下流へ供給されるにつれて、スライドファ
スナーチェーンCの先導端部が、図5に示されているよ
うに、当初噛合していた噛合エレメント列Eを開離する
為横方向に拡開され、次に図6に示されているように、
開離された噛合エレメント列Eが、スライダーSの本体
に進入する前に平行に離隔して配されており、最後に図
7に示されているように、スライドファスナーチェーン
Cの横方向に拡開した先導端部が、開離した噛合エレメ
ント列EがスライダーSの本体内で噛合されるにつれ
て、閉じるというような状況に対応するように動くこと
ができるようになっていなければならない。
【0028】グリッパー部10,11が確実に前記の如
く運動しようとするため、第2の長尺のカム板22´が
設けられている。第2長尺カム板22′はその上流側に
一対の横方向に離隔した第1カム面24,24を、そし
て下流側に一対の横方向に離隔した第2カム面25,2
5を有しているのである。第1カム面24,24は、図
2及び図4で示された最初に説明したカム板22のカム
面20,20と実質的に同一である。
【0029】第2カム面25,25は第1カム面24,
24の夫々の下端部と連接し、グリッパーユニット2の
運動の軌道に平行に延びている一対の平行に離隔した部
分と、当該平行離隔部分の夫々の下流端部に連接した一
対の下流側先細り部分とからなる。スライダーSの本体
内で、開離した噛合エレメント列Eが容易に再び係合で
きるようにするため、第2カム板22′の両側であっ
て、その下流端部近くにおいて一対の補助カム板26,
26を設けることが好ましいのである。
【0030】補助カム板26,26は第2カム板22′
と一体的に構成されており、ガイドピン19,19を第
2カム板22′の第2カム面25に対して押さえ付ける
ようにガイドピン19,19と係合できるようになって
おり、これによってスライダーSの本体内において開離
した噛合エレメント列Eを確実に噛合し得るようになっ
ている。。第2カム面22′は、グリッパーユニット2
の運動の軌道の上に配されており、グリッパーユニット
2の運動の軌道の近くにある際下最作動位置とグリッパ
ーユニット2の運動の軌道から離れた最上端待機位置と
の間で昇降自在に運動することができるのである。
【0031】第1及第2カム板22,22′は、此処に
述べた順序に従ってグリッパーユニット2の運動の軌道
に沿って配することができ、これによって、二つのスラ
イダーS,S夫々が図8に示されているように、頭部2
3と頭部23を突き合わせて保持されている状態で、ス
ライドファスナーチェーンCをグリッパーユニット2に
よって供給する方向即ち下流方向へ動かすと、スライド
ファスナーチェーンCの先導端部は、連続して二つのス
ライダーS,Sを通って挿通され、これによって図12
に示されたようなスライドファスナーF3の形状を呈す
ることができるのである。
【0032】次に図1に戻って説明する。スライドファ
スナーチェーンCを所定長のスライドファスナーに切断
するための切断ユニット3は、当該装置1の上流側端部
に配されており、この位置は、スライドファスナーチェ
ーンCが当該装置1に供給されるチェーンガイド27の
出口端部の近くなのである。切断ユニット3は、スライ
ドファスナーチェーンCの供給軌道の上に配された上側
カッター28とスライドファスナーチェーンCの供給軌
道の下に配された下側カッター29とからなる。
【0033】上側カッター及び下側カッター28,29
はスライドファスナーチェーンCを切断するために、垂
直方向に互いに対して接近したり離れたりするように昇
降自在になっている。当該切断ユニット3を駆動するた
めの駆動機構及びスライドファスナーチェーンが切断ユ
ニット3によって切断される方法は、当該技術分野にお
いて周知であるので、これ以上説明はしない。此処で
は、相対的に昇降自在になっている上側カッターと下側
カッター28,29からなる切断ユニット3を開示した
が、これに代えて、超音波ホーンとアンビルからなる超
音波式切断装置を使用することもできるのである。
【0034】下止め具取り付けユニット4もスライドフ
ァスナーチェーンの供給軌道内にあり、切断ユニット3
の直ぐ下流に配されている。下止め具取り付けユニット
4は、その下側で下止め具30を保持するために供し、
スライドファスナーチェーンCの供給軌道の上側に配さ
れたパンチ31とスライドファスナーチェーンCの供給
軌道の下側に配されたダイ32とからなる。
【0035】パンチ31とダイ32は、図16に示され
たスライドファスナーF7を製造する過程においてスラ
イドファスナーチェーンCに下止め具30を取り付ける
ために、垂直方向で互いに対して接近したり離れたりす
るように昇降自在になっている。下止め具30の無いス
ライドファスナーを生産するときは、下止め具取り付け
ユニット4は省略することができるのである。下止め具
取り付けユニット4の構成及び機能は、それ自体周知な
ものであるので、これ以上の説明はしない。
【0036】第1、第2及び第3スライダー保持ユニッ
ト5,6,7は1図に示されているようにスライドファ
スナーチェーンCの供給軌道に沿って下止め具取り付け
ユニット4の下流に配されている。スライダー保持ユニ
ット5,6,7は、その上部において、スライダーSを
支持するためのそれぞれのスライダー支持面33,3
4,35を有し、スライダー保持ユニット5,6,7に
よって保持されたスライダーSは、スライドファスナー
チェーンCがグリッパーユニット2によって供給軌道に
沿って下流へ供給されるにつれて、スライドファスナー
チェーンCに挿通される。第1、第2及び第3スライダ
ー保持ユニット5,6,7は実質的に構造が同一であ
る。従って、第1スライダー保持ユニット5のみを詳細
に説明し、他のスライダー保持ユニット6,7の説明は
省略する。
【0037】スライダー保持ユニット5は、スライドフ
ァスナーチェーンCの供給軌道の下に配された箱状ケー
ス36と、当該ケース36に垂直方向に運動自在に収容
されている昇降機37と、当該昇降機37のの上端と連
結し水平枢動ピン39によって当該ケース36に回動自
在に連結されている保持アーム38とからなる。昇降機
37がエアシリンダー(図示せず)のような流体によっ
て作動する作動手段によって下降される時に保持アーム
38は実線によって示された直立位置から仮想線によっ
て示された傾斜位置に枢動ピンを39を軸として回動す
る。当該昇降機37が上昇した時に保持アーム38は傾
斜位置から当初の直立位置に復帰する。この直立位置に
おいて、保持アーム38は、載置面33,34,35上
に保持されたスライダーSの引手Pを把持するよう当該
ケース36と協同する。
【0038】保持アーム38が傾斜位置に配された時、
スライダー3は、スライダー載置面33,34,35か
ら容易に外すことができるか又はスライダーSは、スラ
イダー供給ユニット40を介してスライダー載置面3
3,34,35に供給されることができる。(図9参
照)。スライダー保持ユニット5,6,7は、グリッパ
ー41を有し、当該クランパー41は、水平の枢支ピン
によって、ケース36に連結され、保持アーム38の下
端部に形成された弧状のカム部43と接触状態で保持さ
れる。
【0039】クランパー41は、当該クランパー41の
下端部とケース36との間に働くコイル状圧縮スプリン
グの付勢力によって、枢支ピン39を軸として時計方向
に回動するように付勢されている。クランパー41はそ
の上部に後方へ向いた係止爪45を有しており、当該係
止爪45は、スライダー引手Pに形成された穴を係止す
ることができるようになっている。
【0040】この様な構成により、保持アーム38が、
実線で示された直立位置から仮想線で示された傾斜位置
まで傾斜するときに、クランパー41は、スプリング4
4の付勢力に抗して枢支ピン42を軸として、実線で示
された直立位置から仮想線で示された傾斜位置へと回動
する。この傾斜位置において、係止爪45はスライダー
の引き手Pの穴から外れるのである。
【0041】保持アーム38が傾斜位置から元の直立位
置に戻るときに、クランパー41は、スプリング44の
付勢力により仮想線で示された傾斜位置から元の直立位
置まで戻るのである。この直立位置において、係止爪4
5は、スライダーの引手Pの穴に挿入され、スライダー
保持ユニット5,6,7のスライダー載置面33,3
4,35上にスライダーSを保持するのである。
【0042】第1、第2及び第3保持ユニット5,6,
7は、最上昇の第1位置である作動位置と、当該作動位
置から離れた最下端の第2位置である待機位置との間を
昇降運動できるようになっており、この作動位置におい
て、スライダー載置面33,34,35上に保持された
スライダーSは、スライドファスナーチェーンCの供給
軌道上に配され、これによって、スライドファスナーチ
ェーンCに挿通されるのである。スライダー保持ユニッ
ト5,6,7の一つ一つの運動は、他のスライダー保持
ユニットの運動と独立している。スライダー保持ユニッ
ト5,6,7は夫々三つの流体圧駆動手段(図示せず)
によって昇降駆動される。
【0043】此処に図示された実施例においては、第
1、第2及び第3保持ユニット5,6,7が夫々のスラ
イダー載置面33,34,35上に三つのスライダーS
を載置しているが、隣り合うスライダーSは、その頭部
23と頭部23とを突き合わせた姿勢か、その後部18
と後部18とを突き合わせた姿勢のいづれかのの姿勢で
載置されている。詳しく言うと、第1及び第2スライダ
ー保持ユニット5,6に載置されたスライダーSは、頭
部23と頭部23とを突き合わせた姿勢であり、他方、
第2及第3スライダー保持ユニット6,7に保持された
スライダーSは、後部18と後部18とを突き合わせた
姿勢で配されているのである。
【0044】第1、第2及び第3スライダー保持ユニッ
ト5,6,7の真上には、夫々第1、第2及び第3スラ
イダー押え46,47,48が配されており、エアシリ
ンダーのような流体駆動手段(図示せず)の運動に呼応
して、対応するスライダー保持ユニット5,6,7に対
して接近したり離れたりするよう昇降自在になってい
る。
【0045】スライダー保持ユニット5,6,7と同様
に、第1第2及び第3スライダー押え46,47,48
は、互いに独立して運動できるようになっているが、対
向するスライダー保持ユニット5,6,7の作動と相互
に連係した関係で駆動されるのである。換言すると、図
1に示されているように第1スライダー保持ユニット5
がその最上昇作動位置に上昇し、第2及び第3保持ユニ
ット6,7が最下降待機位置に保持されているとき、第
1スライダー押え46は、その最下降作動位置まで下降
し、スライダーSをスライダー載置面33に押し付ける
のである。これによってスライドファスナーチェーン1
がスライダーSに挿通される挿通工程の間、スライダー
Sは、定位置に確実に保持され、ぐらつくことが無いの
である。
【0046】これら三つのスライダー押え46,47,
48の構造は全て同一である。夫々のスライダー押え4
6,47,48は、コイル状圧縮スプリングによって付
勢されているので、スライダーSを損傷すること無く、
スライダーSをスライダー保持ユニット5,6,7の載
置面33,34,35に押え付けることができるのであ
る。
【0047】図1に示されているように、第1スライダ
ー押え46は、第1カム板22と一体的になっており、
第2スライダー押え47は、第2カム板22′と一体的
になっており、第3スライダー押え48は、第1カム板
22と構造が同一である第3カム板22″と一体的にな
っている。第1、第2及び第3スライダー押え46,4
7,48は夫々第1、第2及び第3スライダー保持ユニ
ット5,6,7に作動的に連係しており、これによっ
て、例えば第1スライダー保持ユニット5が上昇したと
きに、これと対応する第1スライダー押え46は、第1
カム板22と共に下降するのである。
【0048】グリッパーユニット2と下止め具取り付け
ユニット4と複数の(即ち第1から第3までの)スライ
ダー保持ユニット5,6,7とスライダー押え46,4
7,48とカム板22,22′,22″とは、互いに作
動的に連係しており、そしてこれらの作動は、所望長の
スライドファスナーに挿通すべきスライダーSの所望の
選択された数、スライドファスナーの所望長さ、製造す
べき所望長のスライドファスナー本数等に関する必要な
生産計画をプログラムに組み込んだコントロールユニッ
ト(図示せず)によって制御するようになっている。
図9に示されているようなスライダー供給ユニット40
は、スライダー保持ユニット5,6,7が最下降待機位
置に配されているときにスライダーSをスライドファス
ナーチェーンCの供給軌道に対して直角の方向から対応
するスライダー保持ユニット5,6,7のスライダー載
置面33,34,35に自動的に供給するために供され
ているのである。尚、スライダー供給ユニット40は三
つのスライダー保持ユニット5,6,7毎に複数に設置
してある。
【0049】最下降待機位置において、スライダー保持
ユニット5,6,7は、垂直軸の回りで90度だけ回転
できるようになっており、これによって、載置面33,
34,35の方向は、スライダーSをスライダー供給ユ
ニット40の供給する方向と1直線に配されるのであ
る。この際、保持アーム38は、傾斜位置に配されてい
る。スライダー供給ユニット40は、その上流端部にお
いて部品フィーダー(図示せず)と連結しており、一連
のスライダーSを、引手Pを垂直に垂れ下げながら、軌
道に沿って下流に誘導するために供するスライダーシュ
ート50と、そのスライダーシュート50の下流端部と
スライダー保持ユニット5,6,7との間に運動自在に
なっており、スライダーSをスライダーシュート50か
らスライダ保持ユニット5,6,7のスライダー載置面
33,34,35に搬送するために供するスライダー搬
送手段51とからなるのである。
【0050】複数の夫々のスライダー供給ユニット40
のスライダーシュート50に沿って供給されるスライダ
ーSはスライドファスナーチェーンCに挿通される際の
最終的な方向に合致するように向けられるのである。ス
ライダーシュート50の下流端部には、スプリング(図
示せず)の付勢力を付与しながら接離する一対の対向し
たストッパー52が配されており、最初のスライダーS
を一対のストッパー52の所で停止するようになってい
る。
【0051】スライダー供給ユニット40は、スライダ
ーシュート50の下流端部の近くに、送り爪53を有し
ている。送り爪53は、スライダー供給手段51の一対
の対向する挟持板54,54との間に最初のスライダー
Sを供給する供給位置と、次に続くスライダーSを供給
する用意のある待機位置との間で揺動しながら進退自在
になっている。
【0052】挟持板54,54は、一対のコイル状圧縮
スプリング(図示せず)によって互い方向に付勢されて
おり、これによって、挟持板54,54は、送り爪53
によってスライダーシュート50から供給されるスライ
ダーSを保持することができるのである。挟持板54,
54の間にスライダーSを保持したスライダー搬送手段
51は、スライダーSをスライダー載置面33,34,
35に搬送するためのスライダー保持ユニット5,6,
7方向に移動するのである。
【0053】次に、保持アーム38は直立位置に回動し
スライダー引手Pを保持アーム38自体とケース36と
の間に把持するのである。これと同時に、スライダー引
手Pは、クランパー41によって定位置に係止される。
スライダー搬送手段51がスライダーシュート50近く
の元の位置に復帰した後、スライダー保持ユニット5,
6,7は、90度だけ回動する。
【0054】その後、スライダ保持ユニット5,6,7
が仮想線によって示された最上昇作動位置に上昇し、ス
ライドファスナーチェーンCの供給軌道にスライダーS
を保持する。スライダー供給ユニット40は、それ自体
周知のものであるので、これ以上の説明はしない。
【0055】この様にして、一方では、スライダー供給
ユニット40よりスライダーSは、スライダー保持ユニ
ット5,6,7ヘ自動的に供給され、他方では、スライ
ダー保持ユニット5,6,7に保持されたスライダーS
は、スライダー保持ユニット5,6,7とカム板22,
22′,22″とグリッパーユニット2との協同作用に
よってスライドファスナーチェーンCに自動的に挿入さ
れるのである。スライダー保持ユニット5,6,7とカ
ム板22,22′,22″を選択的に作動させることに
よって、スライドファスナーチェーンCから所望の選択
した数のスライダーを備えた所望の長さのスライドファ
スナーを生産することができるのである。
【0056】図10乃至図17は、図1に示された本発
明の装置1によって生産された色々のスライドファスナ
ー(F1乃至F8)を示している。
【0057】図10に示されたスライドファスナーF1
が生産されるときは、第1及び第3スライダー保持ユニ
ット5,7の内のどれか一つが最上昇作動位置に上昇
し、スライダーSをスライドファスナーチェーンCの供
給軌道上に保持する。一方、残りのスライダー保持ユニ
ット7又は5及び6は、最下降待機位置に配されてい
る。
【0058】同時に、スライダー押え46又は48及び
これと共同するカム板22又は22″が下降し、夫々の
最下降作動位置に就く。次に、グリッパーユニット2に
よって、チェーンガイド27近くの位置で、その先端で
把持されたスライドファスナーチェーンCは、グリッパ
ーユニット2によって、供給軌道に沿って下流方向に移
動され、これによって、スライダーSをスライドファス
ナーチェーンCに挿通する。引き続いてスライドファス
ナーチェーンCが所定の距離だけ供給された後、グリッ
パーユニット2は停止され、スライドファスナーチェー
ンCを切断するため切断ユニット3を作動し、これによ
って、所定長のスライドファスナーF1を生産するので
ある。この場合の生産されたスライドファスナーF1
は、単一のスライダーSを備えており、当該スライダー
Sの頭部23は、スライドファスナーチェーンCの供給
軌道の下流方向(図10において右手方向)に向いてい
るのである。
【0059】図11に示されたスライドファスナーF2
が生産されるとき、第2スライダー保持ユニット6のみ
が最上昇作動位置に上昇する。同時に、スライダー押え
47とこれと協同するカム板22′は夫々の最下降作動
位置に下降するのである。
【0060】スライドファスナーチェーンCを生産供給
軌道に沿って下流方向に供給するためグリッパーユニッ
ト2を動かすことによって、第2スライダー保持ユニッ
ト6に保持されたスライダーSは、スライドファスナー
チェーンCに挿通される。引き続いてスライドファスナ
ーチェーンCが所定の距離だけ供給された後、グリッパ
ーユニット2は停止され切断ユニット3が作動して、ス
ライドファスナーチェーンCを切断し、これによって、
単一のスライダーSを備えたスライドファスナーF2が
生産される。この場合、スライダーの頭部23は、スラ
イドファスナーチェーンCの供給軌道の上流方向(図1
1において左手の方向)に向いているのである。
【0061】図12に示されたスライドファスナーF3
を生産するため、第1及び第2スライダー保持ユニット
5,6が最上昇作動位置に上昇し、一対のスライダー
S,SをスライドファスナーチェーンCの供給軌道に保
持するのである。同時に、スライダー押え46,47と
夫々のカム板22,22′が夫々の最下降位置まで下降
する。次に、スライドファスナーチェーンCは、グリッ
パーユニット2によって供給軌道に沿って下流に供給さ
れ、これによって、二つのスライダーS,Sを連続して
スライドファスナーチェーンCに挿通するのである。引
き続いて、スライドファスナーチェーンCが所定の距離
だけ供給された後、グリッパーユニット2は停止され、
切断ユニット3が作動してスライドファスナーチェーン
Cを切断し、これによって、所望長のスライドファスナ
ーF3を生産する。この場合の生産されたスライドファ
スナーF3は、図12に示されているように、二つのス
ライダーS,Sが頭部23と頭部23とを突き合わせて
取り付けられている。
【0062】図13に示されたスライドファスナーF4
が生産されるとき、第2及び第3スライダー保持ユニッ
ト6,7が最上昇作動位置に上昇し、これと対応するス
ライダー押え47,48と、これと共同するカム板2
2′,22″は、最下降作動位置に下降する。
【0063】第2及び第3スライダー保持ユニット6,
7に保持された二つのスライダーS,Sは、スライドフ
ァスナーチェーンCがグリッパーユニット2によって、
下流に供給されるにともない、スライドファスナーチェ
ーンC上に連続して挿通されるのである。引き続いて、
スライドファスナーチェーンCが所定の距離だけ供給さ
れた後、グリッパーユニット2は停止され、切断ユニッ
トが作動してスライドファスナーチェーンCを切断し、
これによって、スライドファスナーF4が生産される
が、このスライドファスナーF4には、図13に示され
ているように二つのスライダーS,Sが後部18と後部
18とを突き合わせて取り付けられており、その間には
一対の係合した噛合エレメント列Eが伸びている。
【0064】図14及び図15に示されたスライドファ
スナーF5,F6を生産するため、少なくとも、一つの
スライダー保持ユニットとこれに対応するスライダー押
えとこれに協同するカム板が補足的に設けられる。五つ
以上のスライダーを有するスライドファスナーを生産す
るときは、対応する数のセットのスライダー保持ユニッ
ト、スライダー押え及びカム板を設けるべきである。こ
の構造は、本発明の技術的範囲内に属する。
【0065】図16に示されたスライドファスナーF7
が生産されるとき、スライドファスナーチェーンCがグ
リッパーユニット2によって、所定の距離だけ供給され
た後、下止め取り付けユニット4を作動させることによ
って、下止め具30がスライドファスナーチェーンCに
取り付けられる。
【0066】図17に示されたスライドファスナーF8
は、図12に示されたスライドファスナーF3と同一で
あるが、一対の生地片W,Wの内縁に縫着によって取り
付けられている。スライドファスナーF8を生産するた
め、スライドファスナーチェーンCの外側縦縁部に一対
の列の生地片W,Wを縫着した連続スライドファスナー
チェーンCが、スライダーS,Sをスライドファスナー
チェーンCに挿通した後、隣接した他の対の生地片W,
Wの間のスライドファスナーチェーンCのスペースを横
切って切断されるのである。
【0067】この発明の装置1で加工されるスライドフ
ァスナーチェーンCは連続した一対の噛合した噛合エレ
メント列Eを取り付けられた状態で示されているか、本
発明は、長手方向に間隔をおいて配された一連の噛合し
た噛合エレメント列を設けた連続スライドファスナーチ
ェーンについて実施することもできるのである。
【0068】後者の場合には、スライドファスナーチェ
ーンは、隣接する噛合エレメント列の間のエレメントの
無いスペース部を横切って、横方向に切断され、単一長
のスライドファスナーに製作される。これに加えて、も
し本発明の装置1によって生産されるスライドファスナ
ーを図10、図11及び図12に示されたスライドファ
スナーチェーンに限定すれば、第3スライダー保持ユニ
ット7、第3スライダー押え48と第3カム板22″は
省くこともできる。
【0069】
【発明の効果】以上述べたよう構成であるので、本発明
のスライドファスナー製造装置は、連続したスライドフ
ァスナーチェーンを供給しながら所望の選択された数の
スライダーを備えた所定長のスライドファスナーを製造
していくことができるので、スライドファスナーを購入
する消費者及びアパレル業界の要望を1台の装置でもっ
て迅速に応えることができる優れたものとなっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるスライドファスナー製造装置の概
略側面図であり、簡略のためその一部が切欠かれてい
る。
【図2】当該装置のグリッパーユニット及びこれに関係
する部品を示している斜視図である。
【図3】スライドファスナーチェーンがグリッパーユニ
ットによって供給されるにつれて、スライドファスナー
チェーンがスライダーにどの様に挿通されてゆくかを示
している概略平面図である。
【図4】スライドファスナーチェーンがグリッパーユニ
ットによって供給されるにつれて、スライドファスナー
チェーンがスライダーにどの様に挿通されてゆくかを示
している概略平面図である。
【図5】スライドファスナーチェーンがグリッパーユニ
ットによって供給されるにつれて、スライドファスナー
チェーンがスライダーにどの様に挿通されてゆくかを示
している概略平面図である。
【図6】スライドファスナーチェーンがグリッパーユニ
ットによって供給されるにつれて、スライドファスナー
チェーンがスライダーにどの様に挿通されてゆくかを示
している概略平面図である。
【図7】スライドファスナーチェーンがグリッパーユニ
ットによって供給されるにつれて、スライドファスナー
チェーンがスライダーにどの様に挿通されてゆくかを示
している概略平面図である。
【図8】スライドファスナーチェーンがグリッパーユニ
ットによって供給されるにつれて、二つのスライダーが
スライドファスナーチェーンに挿通される態様を示して
いる概略平面図である。
【図9】当該装置のスライダー保持ユニットとスライダ
ー供給ユニットの部分斜視図である。
【図10】当該装置によって製造されたスライドファス
ナーの一例を示す部分平面図である。
【図11】当該装置によって製造されたスライドファス
ナーの一例を示す平面図である。
【図12】当該装置によって製造されたスライドファス
ナーの一例を示す平面図である。
【図13】当該装置によって製造されたスライドファス
ナーの一例を示す平面図である。
【図14】当該装置によって製造されたスライドファス
ナーの一例を示す平面図である。
【図15】当該装置によって製造されたスライドファス
ナーの一例を示す平面図である。
【図16】当該装置によって製造されたスライドファス
ナーの一例を示す平面図である。
【図17】当該装置によって製造されたスライドファス
ナーの一例を示す部分平面図である。
【符号の説明】 C スライドファスナーチェーン S スライダー E 噛合エレメント列 1 装置 2 グリッパーユニット 3 切断ユニット 4 下止め取り付けユニット 5 スライダー保持ユニット 6 スライダー保持ユニット 7 スライダー保持ユニット 8 ガイド棒 9 駆動棒 10 グリッパー部 11 グリッパー部 14 上側挟持片 15 下側挟持片 16 圧縮スプリング 18 後部 19 ガイドピン 20 カム面 22 第1カム板 23 頭部 22′ 第2カム板 26 補助カム板 27 チェーンガイド 28 上側カッター 29 下側カッター 30 下止め具 31 パンチ 32 ダイ 33 スライダー載置面 34 スライダー載置面 35 スライダー載置面 36 箱状ケース 37 昇降機 38 保持アーム 39 枢支ピン 40 スライダー供給ユニット 41 クランパー 44 スプリング 45 係止爪 46 スライダー押さえ 47 スライダー押さえ 48 スライダー押さえ 49 スプリング

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続したスライドファスナーチェーンか
    ら選択された数のスライダーを備えたスライドアスナー
    を製造するための装置において、当該装置は、(a)連
    続するスライドファスナーチェーンの先導端部を把持
    し、供給軌道に沿って長手方向にスライドファスナーチ
    ェーンを供給するため水平に往復運動自在になっている
    グリッパーユニットと、(b)スライドファスナーチェ
    ーンを所定長のスライドファスナーに切断するために当
    該供給軌道に配された切断ユニットと、(c)スライド
    ファスナーチェーンの供給軌道に沿って切断ユニットの
    下流に配され、スライドファスナーチェーンがグリッパ
    ーユニットによって下流に供給されるに伴って、スライ
    ダーを挿通すべく、スライドファスナーチェーンの供給
    軌道にスライダーを保持する第1位置と、当該第1位置
    から離れた第2位置との間に往復自在になっている複数
    のスライダー保持ユニットと、(d)当該スライダー保
    持ユニットの夫々は、他のスライダー保持ユニットの作
    動と独立して作動できるようになっており、これによっ
    て、選択された数のスライダーをスライドファスナーチ
    ェーンに挿通するため前記第1位置に配することができ
    ることを特徴とする選択された数のスライダーを備えた
    スライドファスナーを製造するための装置。
  2. 【請求項2】 当該スライダー保持ユニットの隣り合う
    二つは、二つのスライダーを、一方のスライダーの頭部
    を他のスライダーの頭部に突き合わせて保持するように
    なっていることを特徴とする請求項1に記載された装
    置。
  3. 【請求項3】 当該スライダー保持ユニットの隣り合う
    二つは、二つのスライダーを一方のスライダーの後部を
    他のスライダーの頭部に突き合わせて保持するようにな
    っていることを特徴する請求項1に記載された装置。
  4. 【請求項4】 当該グリッパーユニットは、スライドフ
    ァスナーチェーンをその先導端部から拡開するため互に
    対して接近したり離れたりするよう回動自在になってい
    るの横方向に離隔した一対のグリッパーからなり、当該
    一対のグリッパーは一対のガイドピンを有しており、更
    に当該スライダー保持ユニットの数と等しい数だけあ
    り、当該スライダー保持ユニットの対応するものと作動
    的に連結している複数のカム板を含み、夫々のカム板
    は、当該一対のグリッパーを枢動するため、一対のガイ
    ドピンと係合できるようになっている一対のカム面を有
    しており、二つの隣り合うカム板の内の一方のカム板の
    一対のカム面の形状は、スライドファスナーチェーンが
    前記一方のカム板に対応するスライダー保持ユニットに
    保持されていたスライダーを通して供給されるにつれ
    て、グリッパーユニットによって把持されているスライ
    ドファスナーチェーンの先導端部は、一対のグリッパー
    によって、横方向に徐々に拡開されるような形状になっ
    ており、前記二つの隣り合うカム板内の他方のカム板の
    一対のカム面の形状は、スライドファスナーチェーン
    が、前記他方のカム板に対応するスライダー保持ユニッ
    トに保持されたスライダー内に供給される前にグリッパ
    ーユニットによって保持されているスライドファスナー
    チェーンの先導端部が一対のグリッパーによって先ず横
    方向に拡開され、次にスライダー保持ユニット上に保持
    されたスライダーを通して供給されるにつれて、一対の
    グリッパーによって徐々に閉鎖するような形状になって
    いることを特徴とする請求項1に記載された装置。
  5. 【請求項5】 当該一方のカム板は、当該他方のカム板
    の上流に配されていることを特徴とする請求項4に記載
    されている装置。
  6. 【請求項6】 当該他方のカム板は、当該一方のカム板
    の上流に配されてることを特徴とする請求項4に記載さ
    れている装置。
  7. 【請求項7】 当該他方のカム板の下流端部の近くに配
    され、当該一対のガイドピン当該他方のカム板のカム面
    に押し付けるようになっている一対の補助カム板を更に
    含むことを特徴とする請求項4に記載された装置。
  8. 【請求項8】 スライダーをスライダー保持ユニットに
    スプリングによって弾性的に保持するために、夫々のス
    ライダー保持ユニットにスライドファスナーチェーンの
    供給軌道を横切って、対向して配されており、当該スラ
    イダー保持ユニットに対して接近したり離れたりするよ
    う独立して動くことができる複数のスライダー押えをも
    含む請求項4に記載された装置。
  9. 【請求項9】 カム板は、夫々のスライダー押えと一体
    的になっていることを特徴とする請求項8に記載された
    装置。
  10. 【請求項10】 スライドファスナーチェーンに下止め
    具を取り付けるため、切断ユニットと複数のスライダー
    保持ユニットの内の上流側のスライダー保持ユニットと
    の間に配された下止め具取り付けユニットを更に含むこ
    とを特徴とする請求項1に記載された装置。
JP4248930A 1991-09-06 1992-08-26 選択された数のスライダーを備えたスライドファスナーを製造するための装置 Pending JPH06181806A (ja)

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