JPH06181431A - ソリッドステートリレー - Google Patents

ソリッドステートリレー

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JPH06181431A
JPH06181431A JP43A JP33264292A JPH06181431A JP H06181431 A JPH06181431 A JP H06181431A JP 43 A JP43 A JP 43A JP 33264292 A JP33264292 A JP 33264292A JP H06181431 A JPH06181431 A JP H06181431A
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gate
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photovoltaic diode
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Abstract

(57)【要約】 【目的】スイッチング時のスナップアクション動作及び
低入力容量の高周波MOSFETの駆動を可能にするこ
とにある。 【構成】サイリスタ5がMOSFET9のゲート電荷を
放電させるにあたり、サイリスタ5のN極ゲート12A
とP極ゲート12Bの各々にフォトトランジスタ6,7
を接続している。また、サイリスタ5のN極ゲート12
AとP極ゲート12B間にリーク素子8を設ける。これ
らフォトトランジスタ6,7およびリーク素子8によ
り、光起電力ダイオードアレイ4に起電力が発生した
際、リーク素子8でリークを生じさせ、感動電流の制御
を行うとともに、サイリスタ5の動作制御を光起電力ダ
イオードアレイ4とMOSFET9のゲートとの間の電
位差に関係なくオフ動作するので、ゲート・ソース間の
低容量の高周波用MOSFET9を駆動できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は発光ダイオードや光起電
力ダイオードアレイによる光結合を用いたソリッドステ
ートリレーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のソリッドステートリレーは、出力
段MOSトランジスタを駆動するにあたり、各種の回路
が用いられている。
【0003】図7は従来の一例を示すソリッドステート
リレーの回路図である。図7に示すように、かかるソリ
ッドステートリレーは入力端子1,2間に接続された発
光ダイオード3と、これに光結合された光起電力ダイオ
ードアレイ4と、この光起電力ダイオードアレイ4に並
列接続された抵抗18及びnチャンネルのエンハンスメ
ント型電界効果トランジスタ(MOSFET)9とを有
し、ドレイン電極およびソース電極に出力端子10,1
1を接続して構成されている。かかるソリッドステート
リレーにおいて、入力端子1,2間に入力電流が流れる
と、光起電力ダイオードアレイ4の両端に光起電圧が発
生する。この発生した電圧をMOSFET9のゲート・
基板間に印加することにより、MOSFET9のソース
・ドレイン電極に接続された出力端子10,11間がオ
フ状態からオン状態に変化する。すなわち、このソリッ
ドステートリレーは機械的な可動部分(スイッチ)を持
たずに、電気機械的なリレーと同じ作用をすることにな
る。ここで、抵抗18はMOSFET9のゲート・基板
間の静電容量に蓄積された電荷を放電させる働きを有す
る。もし、この抵抗18が存在しないと、上記の回路例
で入力端子1,2が切れたときに、出力端子10,11
間をオフ状態に戻すことができなくなる。
【0004】図8は従来の他の例を示すソリッドステー
トリレーの回路図である。図8に示すように、このリレ
ー回路は図7における回路のオン・オフ動作速度を改良
したものであり、発光ダイオード3,光起電力ダイオー
ドアレイ4,MOSFET9を有する他に、前述した抵
抗18に代えてダイオード19,PNPトランジスタ2
0および抵抗21を備えている。
【0005】このリレー回路において、入力端子1,2
間に入力電流が流れると、発光ダイオード3より光信号
を発生するので、光起電力ダイオードアレイ4の両端に
起電力が発生する。この光起電力に基づく電流はダイオ
ード19を介してMOSFET9のゲートに流れ、ゲー
ト・基板間を充電する。また、この充電電流により、ダ
イオード19は順方向の電圧降下を生じるので、PNP
トランジスタ20のベース・エミッタ間は逆バイアスに
なる。従って、トランジスタ20はオフ状態を保つ。一
方、抵抗21は非常に高いインピーダンス、例えば5M
Ωを有する。この抵抗21で定まる高入力インピーダン
ス回路へ光起電力ダイオードアレイ4の光電流が与えら
れるので、非常に高速の応答が実現される。
【0006】次に、入力電流が遮断されると、光起電力
ダイオードアレイ4の出力電圧がゲート電圧より低い値
(約0.6V)まで低下したとき、トランジスタ20が
オン状態となる。これにより、MOSFET9のゲート
・基板間の電荷がかなり急速に放電されるので、MOS
FET9は急速にオフ状態となる。
【0007】図9は従来の別の例を示すソリッドステー
トリレーの回路図である。図9に示すように、このリレ
ー回路は前述した図8の高抵抗21によるチップ面積の
無駄を除くために、能動素子のみで構成した例である。
すなわち、サイリスタ5とダイオード22,23を設
け、サイリスタ5のスイッチング特性を利用してMOS
FET9を制御する。
【0008】まず、入力端子1,2間に入力電流が流れ
ると、前述した例と同様に、光起電力ダイオードアレイ
4の両端に起電力が発生する。これにより、充電電流が
ダイオード22を流れるので、順方向の電圧降下が生じ
る。このため、サイリスタ5のN極ゲート12Aが逆バ
イアスされるため、サイリスタ5はオフ状態を保つ。こ
のように、光起電力ダイオードアレイ4からの電流がダ
イオード22,23のアノード側からカソード側に流れ
るため、サイリスタ5のN極ゲート12AおよびP極ゲ
ート12Bのいずれも強く逆バイアスされる。従って、
外部からのノイズに対しても十分安定しているので、誤
動作してサイリスタ5がオンすることはない。この状態
で光起電力ダイオードアレイ4に発生した電圧により、
ダイオード22,23を介してMOSFET9のゲート
・基板間に充電電流が流れるため、MOSFET9の電
流通電電極であるドレイン,ソース電極に接続された出
力端子10,11間がオフ状態からオン状態になる。
【0009】次に、入力電流が遮断されると、光起電力
ダイオードアレイ4の電圧が低下し始めるため、ダイオ
ード22,23は逆バイアスされるので、非導通状態と
なる。一方、MOSFET9のゲート電圧は変らないた
め、光起電力ダイオードアレイ4との電位差は減少す
る。この電位差が約1.2Vになった時点で、サイリス
タ5のN極ゲート12AおよびP極ゲート12Bが順方
向にバイアスされ、サイリスタ5がオンする。このた
め、MOSFET9の電流通電電極に接続された出力端
子10,11間がオン状態からオフ状態になる。
【0010】図10は従来のまた別の例を示すソリッド
ステートリレーの回路図である。図10に示すように、
このリレー回路は前述した図9の回路におけるダイオー
ド22,23をNPNフォトトランジスタ24,25に
置き変えた回路であり、ダイオード22のアノードをフ
ォトトランジスタ24のコレクタに、カソードをエミッ
タに置き変えて接続してある。これらのフォトトランジ
スタ24,25のベースには、光起電力ダイオードアレ
イ4と同様に、発光ダイオード3の光が照射される構造
である。またこの回路の動作は図9と同様に動作するの
で、説明を省略する。尚、かかる回路例としては、例え
ば特開昭63−2422号公報に記載されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のソリッ
ドステートリレーは、ある程度の改良がなされたことに
より実用化されているが、以下に述べるようなさまざま
な欠点がある。
【0012】まず、図7や図8に示す回路は図9や図1
0のリレー回路により、かなり動作特性が改善されてい
る。しかしながら、図9や図10に示す構成例におい
て、入力端子間に電流を流してオン状態にするとき、光
起電力ダイオードアレイで発生した起電力による電荷が
ダイオードを通って出力用MOSFETのゲートに直ち
に印加されるので、リレー動作をさせるために要する最
低の入力電流(感動電流:Ion)が極めて敏感とな
る。すなわち、数μAの電流で出力用MOSFETがオ
ン状態になってしまう。かかるソリッドステートリレー
では、リレーにおける出力側のオン・オフのスナップア
クション動作が得られず、ノイズに対しても敏感となる
ので、誤動作を起こしやすいという欠点がある。
【0013】次に、図9や図10のソリッドステートリ
レーにおける放電回路は、光起電力ダイオードアレイの
アノード・カソード間電圧V1 とサイリスタのアノード
・カソード間電圧V2 とがV2 >V1 の関係になった時
に動作する。しかしながら、発光ダイオードが消灯して
光起電力ダイオードアレイのV1 電圧が下がり始めたと
き、高周波用MOSFETは入力容量が小さい(Ciss
=10pF程度)ため、V2 >V1 の条件が成立しな
い。すなわち、放電回路は動作しないまま、徐々にMO
SFETがオフする。従って、MOSFETのスイッチ
ング動作速度が大幅に遅くなるという欠点がある本発明
の第1の目的は、かかる感動電流値を容易に設定するこ
とができ、オン・オフのスナップアクション動作を実現
するとともに誤動作を防止することのできるソリッドス
テートリレーを提供することにある。
【0014】また、本発明の第2の目的は、低入力容量
のMOSFETを用いることができ、スイッチング速度
の速いソリッドステートリレーを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明のソリッドステー
トリレーは、入力端子間に接続された半導体発光素子
と、前記半導体発光素子からの光により起電力を発生す
る光起電力ダイオードアレイと、前記光起電力ダイオー
ドアレイの両端にアノード電極およびカソード電極を対
応して並列接続するとともにN極ゲートおよびP極ゲー
トを備えたサイリスタと、前記光起電力ダイオードアレ
イから発生する電圧をゲートに印加することにより導通
状態になる電界効果型トランジスタと、前記サイリスタ
の前記N極ゲートおよび前記光起電力ダイオードアレイ
の前記アノード電極間に接続した第1のフォトトランジ
スタと、前記サイリスタの前記P極ゲートおよび前記光
起電力ダイオードアレイの前記カソード電極間に接続し
た第2のフォトトランジスタと、前記サイリスタの前記
N極ゲートおよび前記P極ゲート間に接続したリーク素
子とを有して構成される。
【0016】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0017】図1は本発明の一実施例を示すソリッドス
テートリレーの回路図である。図1に示すように、本実
施例は発光ダイオード3,光起電力ダイオードアレイ
4,サイリスタ5,エンハンスメント型MOSFET9
を従来例(図9)と同様に備える他に、サイリスタ5の
N極ゲート12A,P極ゲート12Bに接続されたフォ
トトランジスタ6,7と、これらのゲート間に接続され
たリーク素子8とを有している。尚、従来例(図9)の
ダイオード22,23は不要になる。
【0018】かかるリレー回路において、入力端子1,
2間に印加された電圧により発光ダイオード3が点灯す
ると、この発生した光により光起電力ダイオードアレイ
4に起電力が発生する。そして、サイリスタ5の両端に
光起電力ダイオードアレイ4の両端が接続されており、
また光起電力ダイオードアレイ4のアノードとサイリス
タ5のアノードとの接続点にNPNフォトトランジスタ
6のコレクタが接続され且つ光起電力ダイオードアレイ
4のカソードとサイリスタ5のカソードとの接続点にN
PNフォトトランジスタ7のエミッタが接続されてい
る。しかも、サイリスタ5のN極ゲート12AにNPN
フォトトランジスタ6のエミッタが接続され、サイリス
タ5のP極ゲート12BにNPNフォトトランジスタ7
のコレクタが接続される。更に、サイリスタ5のN極ゲ
ート12AとP極ゲート12Bの間にリーク素子8が接
続されている。そして、サイリスタ5のアノードおよび
カソードがそれぞれnチャンネルのエンハンスメント型
MOSFET9のゲート電極a及びソース電極bに接続
されている。従って、MOSFET9がオンすると、ド
レイン電極cとソース電極bに接続された出力端子1
0,11を介して負荷回路が閉じられる。
【0019】図2は図1におけるMOSFETの電圧特
性図である。図2に示すように、ここではMOSFET
9のゲート電圧とドレイン電圧特性を示し、まず時刻t
0 において入力端子1,2間の発光ダイオード3に信号
電圧が入力されると、この時同時にNPNフォトダイオ
ード6,7も発光ダイオード3からの光によりオン状態
になり、サイリスタ5のN極ゲート12AおよびP極ゲ
ート12Bがそれぞれサイリスタ5のアノードおよびカ
ソードとショート状態となるので、サイリスタ5がオフ
状態に保たれる。この状態で光起電力ダイオードアレイ
4に発生した電圧により、MOSFET9のゲート電極
aに充電電流が流れ始める。
【0020】次に、時刻t1 において、特性13Aに示
すように、MOSFET9のゲート電圧VG がしきい値
THに達すると、MOSFET9がオンする。以後はミ
ラー効果によりゲート電圧VG はほぼ一定電圧に保持さ
れ、特性13Bに示すように、MOSFET9のドレイ
ン電圧VD は低下し始める。
【0021】続いて、時刻t2 においてドレイン電圧V
D がオン電圧まで低下すると、再びゲート電圧VG が上
昇を開始する。この入力時の動作においては、サイリス
タ5のN極ゲート12AとP極ゲート12B間に接続さ
れたリーフ素子8により光起電力ダイオードアレイ4か
らの光電流を分岐させることにより、入力電流(感動電
流:Ion)を制御することができるので、スナップアク
ション動作が可能となる。
【0022】次に、発光ダイオード3が時刻t3 でオフ
すると、NPNフォトトランジスタ6,7はオフ状態と
なるので、サイリスタ5のN極ゲート12AおよびP極
ゲート12Bは高インピーダンス状態になり、光起電力
ダイオードアレイ4及びサイリスタ5のアノード,カソ
ードとは電気的に遮断され、サイリスタ5の感度が非常
に高くなっている。この状態において、サイリスタ5の
アノード,カソード間に印加されているMOSFET9
のゲート電圧VG 及び光起電力ダイオードアレイ4の残
存電圧により、サイリスタ5にリーク電流が流れるの
で、サイリスタ5がオンしてMOSFET9のゲート容
量に保持している電荷を放電し、ゲート電圧VG が降下
し始める。
【0023】次に、時刻t4 でゲート電圧VG がしきい
値VTHに達すると、MOSFET9はオフし始め、上述
したようにミラー効果によりドレイン電圧がVD =VDD
となるまで、ゲート電圧VG は同一の値を維持する。そ
の後はゲート電圧VG が低下し、MOSFET9をオフ
させ、時刻t5 に達する。
【0024】かかるMOSFET9のオフ時の動作の中
で、サイリスタ5のN極ゲート12AおよびP極ゲート
12B間に接続されたリーク素子8はサイリスタ5のリ
ークを増加させ、サイリスタ5をオンし易くさせる機能
を有する。また、図1に示すソリッドステートリレーで
構成する回路は、前述した従来例の図9に示すソリッド
ステートリレーで構成する回路と比較して、サイリスタ
5の動作は光起電力ダイオードアレイ4とMOSFET
9のゲートとの間の電位差に関係なくオフ動作するの
で、高周波用MOSFETの入力容量の小さいものを駆
動することが可能である。
【0025】図3は図1におけるソリッドステートリレ
ーのスイッチング特性図である。図3に示すように、こ
こでは、入力端子からの入力電流に対する出力端子の負
荷電流を示す。その場合、実線で示す特性14Aが本実
施例の特性であり、点線で示す特性14Bがリーク素子
8を挿入しないときの特性である。このように、本実施
例によれば、ノイズのような入力に対しては、リーク素
子8があるため、負荷電流として表われない。
【0026】図4は本発明の第2の実施例を示すソリッ
ドステートリレーの回路図である。図4に示すように、
本実施例は前述した第1の実施例におけるリーク素子8
にダイオード15を用いた例である。この場合、サイリ
スタ5のN極ゲート12Aにダイオード15のカソード
電極を接続し且つサイリスタ5のP極ゲート12Bにダ
イオード15のアノード電極を接続する。その他の発光
ダイオード3乃至フォトトランジスタ7およびMOSF
ET9は前述した第1の実施例とまったく同様である。
【0027】図5は本発明の第3の実施例を示すソリッ
ドステートリレーの回路図である。図5に示すように、
本実施例は前述した第1の実施例におけるリーク素子8
に数ΜΩ相当の抵抗16を用いた例である。本実施例は
サイリスタ5のN極ゲート12AとP極ゲート12Bと
の間に高抵抗を接続した回路構成であり、第1の実施例
と同様の特性が得られる。
【0028】図6は本発明の第4の実施例を示すソリッ
ドステートリレーの回路図である。図6に示すように、
本実施例は前述した第1の実施例におけるリーク素子8
にNPNフォトトランジスタ6,7と同様のNPNフォ
トトランジスタ17を用いた例である。この場合はサイ
リスタ5のN極ゲート12Aにフォトトランジスタ17
のエミッタ電極が接続され且つサイリスタ5のP極ゲー
ト12Bにコレクタ電極が接続されたNPNフォトトラ
ンジスタ17を用いた回路構成である。特に、本実施例
ではフォトトランジスタ17と光起電力ダイオードアレ
イ4を同一の発光ダイオード3では駆動しないものを用
いる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のソリッド
シテートリレーは、出力用MOSFETのゲート電極の
放電回路に用いるサイリスタの駆動にフォトトランジス
タを用い、しかも入力電流感度を制御するリーク素子を
N極ゲートおよびP極ゲート間に備えることにより、感
動電流値を容易に設定することができ、出力側のオン・
オフのスナップアクション動作が得られる上、入力端子
側のノイズに強くなるので、誤動作を防止することがで
きるという効果がある。
【0030】また、本発明はサイリスタの動作制御を光
起電力ダイオードアレイとMOSFETのゲート間の電
位差に関係なくオフ動作するので、ゲート・ソース間の
低容量の高周波用MOSFETを用いることができ、ス
イッチング速度を速めることができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すソリッドステート
リレーの回路図である。
【図2】図1におけるMOSFETの電圧特性図であ
る。
【図3】図1におけるソリッドステートリレーのスイッ
チング特性図である。
【図4】本発明の第2の実施例を示すソリッドステート
リレーの回路図である
【図5】本発明の第3の実施例を示すソリッドステート
リレーの回路図である。
【図6】本発明の第4の実施例を示すソリッドステート
リレーの回路図である。
【図7】従来の一例を示すソリッドステートリレーの回
路図である。
【図8】従来の他の例を示すソリッドステートリレーの
回路図である。
【図9】従来の別の例を示すソリッドステートリレーの
回路図である。
【図10】従来のまた別の例を示すソリッドステートリ
レーの回路図である。
【符号の説明】
1,2 入力端子 3 発光ダイオード 4 光起電力ダイオードアレイ 5 サイリスタ 6,7,17 フォトトランジスタ 8 リーク素子 9 エンハンシメント型MOSFET 10,11 出力端子 12A N極ゲート 12B P極ゲート 15 ダイオード 16 抵抗 a ゲート電極 b ソース電極 c ドレイン電極

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力端子間に接続された半導体発光素子
    と、前記半導体発光素子からの光により起電力を発生す
    る光起電力ダイオードアレイと、前記光起電力ダイオー
    ドアレイの両端にアノード電極およびカソード電極を対
    応して並列接続するとともにN極ゲートおよびP極ゲー
    トを備えたサイリスタと、前記光起電力ダイオードアレ
    イから発生する電圧をゲートに印加することにより導通
    状態になる電界効果型トランジスタと、前記サイリスタ
    の前記N極ゲートおよび前記光起電力ダイオードアレイ
    の前記アノード電極間に接続した第1のフォトトランジ
    スタと、前記サイリスタの前記P極ゲートおよび前記光
    起電力ダイオードアレイの前記カソード電極間に接続し
    た第2のフォトトランジスタと、前記サイリスタの前記
    N極ゲートおよび前記P極ゲート間に接続したリーク素
    子とを有することを特徴とするソリッドステートリレ
    ー。
  2. 【請求項2】 前記第1のフォトトランジスタはエミッ
    タ電極が前記サイリスタの前記N極ゲートに接続され且
    つコレクタ電極が前記光起電力ダイオードアレイの前記
    アノード電極に接続された第1のNPNフォトトランジ
    スタを用い、前記第2のフォトトランジスタはコレクタ
    電極が前記サイリスタの前記P極ゲートに接続され且つ
    エミッタ電極が前記光起電力ダイオードアレイの前記カ
    ソード電極に接続された第2のNPNフォトトランジス
    タを用い、前記第1,第2のNPNフォトトランジスタ
    と前記光起電力ダイオードアレイを前記半導体発光素子
    により駆動する請求項1記載のソリッドステートリレ
    ー。
  3. 【請求項3】 前記リーク素子はダイオードを用い、そ
    のカソード電極を前記サイリスタの前記N極ゲートに接
    続し且つそのアノード電極を前記サイリスタの前記P極
    ゲートに接続する請求項1記載のソリッドステートリレ
    ー。
  4. 【請求項4】 前記リーク素子は抵抗素子を用いる請求
    項1記載のソリッドステートリレー。
  5. 【請求項5】 前記リーク素子は第3のNPNフォトト
    ランジスタを用い、エミッタ電極を前記サイリスタの前
    記N極ゲートに接続し且つコレクタ電極を前記サイリス
    タの前記P極ゲートに接続する請求項1記載のソリッド
    ステートリレー。
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