JPH06173904A - 旋回用油圧回路 - Google Patents

旋回用油圧回路

Info

Publication number
JPH06173904A
JPH06173904A JP32783192A JP32783192A JPH06173904A JP H06173904 A JPH06173904 A JP H06173904A JP 32783192 A JP32783192 A JP 32783192A JP 32783192 A JP32783192 A JP 32783192A JP H06173904 A JPH06173904 A JP H06173904A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
spool
meter
valve
pilot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32783192A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Oki
勲 沖
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP32783192A priority Critical patent/JPH06173904A/ja
Priority to GB9510912A priority patent/GB2288888B/en
Priority to DE19934396524 priority patent/DE4396524T1/de
Priority to US08/436,373 priority patent/US5606901A/en
Priority to PCT/JP1993/001781 priority patent/WO1994013960A1/ja
Publication of JPH06173904A publication Critical patent/JPH06173904A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/08Superstructures; Supports for superstructures
    • E02F9/10Supports for movable superstructures mounted on travelling or walking gears or on other superstructures
    • E02F9/12Slewing or traversing gears
    • E02F9/121Turntables, i.e. structure rotatable about 360°
    • E02F9/128Braking systems
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/08Superstructures; Supports for superstructures
    • E02F9/10Supports for movable superstructures mounted on travelling or walking gears or on other superstructures
    • E02F9/12Slewing or traversing gears
    • E02F9/121Turntables, i.e. structure rotatable about 360°
    • E02F9/123Drives or control devices specially adapted therefor
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/8593Systems
    • Y10T137/86493Multi-way valve unit
    • Y10T137/86574Supply and exhaust
    • Y10T137/8667Reciprocating valve
    • Y10T137/86694Piston valve
    • Y10T137/8671With annular passage [e.g., spool]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/8593Systems
    • Y10T137/87169Supply and exhaust
    • Y10T137/87177With bypass

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)
  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Jib Cranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポンプ吐出量、負荷大小に関係なく加速・減
速できるようにする。 【構成】 油圧ポンプ20の吐出圧油を旋回用油圧モー
タ27に供給する方向切換弁22と、この方向切換弁2
2のスプール30を切換作動するパイロットバルブ33
と、前記油圧ポンプ20の吐出圧油の圧力をパイロット
バルブ33のパイロット圧で制御するリリーフ弁21を
備え、前記方向切換弁22のメータイン側にはフローフ
オースが発生せずにメータアウト側にフローフオースが
発生するようにしてメータアウト側に圧力補償式流量制
御機能を持たせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パワーショベルの上部
車体やクレーンの上部旋回体を旋回する旋回用油圧モー
タに油圧ポンプの吐出圧油を供給する旋回用油圧回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来クレーン旋回用油圧回路として図1
に示すように、油圧ポンプ1の吐出圧油を方向切換弁2
で旋回用油圧モータ3に供給するものが知られ、その方
向切換弁2は図2に示すように弁本体4のスプール孔5
にスプール6を嵌挿したセンタバイパス型の方向切換弁
となっている。
【0003】これはスプール6が図2に示す中立時にポ
ンプからの流量をセンタバイパス通路7を通ってタンク
8にアンドロードさせ、旋回用油圧モータ3に接続され
ている第1・第2アクチュエータポート9,10とタン
クポート11への通路は閉じられていて、旋回体の旋回
を停止させている。オペレータが方向切換弁2のスプー
ル6を切換えると、センタバイパス通路7を絞り込み、
ポンプ圧を高め、旋回ポンプポート12と第1又は第2
アクチュエータポート9,10を開け、旋回駆動圧より
ポンプ圧が上がれば、チェック弁(逆流防止弁)を押し
開いてポンプ圧が流れ、旋回用油圧モータ3からの戻り
油は、同時に開口している第2又は第1アクチュエータ
10,9とタンクポート11通ってタンク8に流れるの
で、旋回用油圧モータ3はポンプ吐出量からセンターバ
イパス通路7からタンク8にブリードオフした流量を差
し引いた流量で回転することになる。
【0004】当然スプール6をさらにストロークさせセ
ンタバイパス通路7を完全に閉じれば旋回用油圧モータ
3はポンプ吐出量全量を使って回転する。
【0005】また停止させる時には前記第2又は第1ア
クチュエータポート10,9とタンクポート11の開度
を絞ることにより旋回用油圧モータ3にブレーキをか
け、油圧ポンプ1からの圧油供給をセンタバイパス通路
7へ逃しつつ旋回用油圧モータ3を減速させ、最後に第
2又は第1アクチュエータポート10,9とタンクポー
ト11を閉じることにより旋回用油圧モータ3を停止さ
せる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、旋回用
油圧モータ3を加速する時の流量制御はセンタバイパス
通路7から流量をどれだけタンク8に逃すかによって決
まる。つまりセンタバイパス通路7の開度が大きい時は
旋回用油圧モータ3への流量が少なく、センタバイパス
通路7の開度が小さい場合は旋回用油圧モータへの流量
は多くなるが、ポンプ吐出量が小さい場合、センタバイ
パス通路7から逃げる量がポンプ吐出量が大きい時と同
じため、旋回用油圧モータを同一回転数までまわすため
にはセンタバイパス通路7の開度をさらに絞り込む(小
さくする)必要がある。従ってスプールストロークと旋
回速度の関係は図3のようになり、流れ始め(動き始
め)時のスプールストロークはポンプ吐出量により変動
することになる。
【0007】この事はオペレータが吊荷を旋回させる
時、油圧ポンプ1に接続されているエンジンの回転数に
よって動き始め点が一定ではなく、スプールを制御する
レバーを操作することによって動き始め点をさがしなが
ら、動き始め点を見付け、徐々に加速していかなければ
ならない。
【0008】また旋回体にブレーキをかける時にも、吊
荷も含めた旋回体の慣性体によって旋回用油圧モータが
まわされ、その戻り流量を第2又はアクチュエータポー
ト10,9とタンクポート11の開度によって絞りブレ
ーキ圧を高め減速することになるが、慣性の大きさによ
ってブレーキ圧を調整するため、オペレータの経験によ
り、前記第2又はアクチュエータポート10,9とタン
クポート11の開度を調整しなければならない。従って
旋回体にブレーキをかける場合にもオペレータが吊荷の
重さ、旋回半径の大きさにあわせてレバーストロークを
調整して旋回スピードを制御しなければならない。この
時のスプールストロークと旋回スピードの関係は図4の
ようになる。
【0009】以上の様に従来の加速時の特性と減速時の
特性は図3、図4の特性のために、オペレータが吊荷を
少し旋回させ止めようとした時、センターバイパス通路
7の開度でわずかに動かし、戻りの開度でブレーキをか
けなければならない。その結果エンジン回転がスローで
ポンプ吐出量が小さい時を図5に示すが加速時の特性と
減速時の特性のストローク差が大きく少し動かしてすぐ
止めようとレバーを中立側にオペレータが戻しても止ま
るのが遅くなり、動きすぎることになり、オペレータの
操作が非常にやりにくくなる。
【0010】また旋回体がわずかに傾斜していたり、ブ
ームの長さが長い場合風の影響を受けやすいので、オペ
レータがゆっくり旋回させようとしても、下り傾斜にそ
って加速したり、風にふかれて、オペレータの意志に反
して旋回速度が速くなったりしていた。
【0011】なお、特開昭53−21379号公報に示
すように、油圧モータに圧油を供給する方向制御弁をパ
イロット弁からのパイロット圧によって第1圧油供給位
置と中立位置と第2圧油供給位置に切換えると共に、そ
のパイロット圧でリリーフ弁のセットを可変として、パ
イロット弁の操作ストロークによって加速時のトルク制
御と速度制御ができるようにしたものが知られている。
【0012】しかしながら、このものは方向制御弁が中
立位置時にポンプ吐出路とアクチュエータ回路をタンク
に連通する型式のために、方向制御弁を第1圧油供給位
置として油圧モータを駆動している状態から停止する場
合に方向制御弁を中立位置を越えて第2圧油供給位置と
して油圧モータを強制的に停止する必要があり、油圧モ
ータをクレーン旋回用とした場合にそのクレーンを精度
良く位置決めして停止できない。
【0013】また、特開昭56−80507号公報に示
すように、油圧モータに油圧ポンプの吐出圧油を供給す
る方向制御弁をパイロット弁からのパイロット圧で中立
位置、第1・第2圧油供給位置に切換えるものとし、そ
の油圧ポンプの吐出路にパイロット圧によってセット圧
可変のリリーフ弁を設けたものが知られている。
【0014】このものにおいては方向制御弁が中立位置
の時にアクチュエータポートとタンクポートを遮断する
ので、方向制御弁の中立位置に向けての操作ストローク
を異ならせることでアクチュエータポートとタンクポー
トの開口面積を変更すれば油圧モータからの戻り油の流
れを制限して油圧モータの停止速度をコントロールでき
るが、この油圧モータをクレーン旋回用とした場合には
吊荷の重さ等によって負荷や慣性が異なると前記開口面
積が一定でも通過流量が変動して停止速度が不揃いとな
って目標停止位置の手前で停止したり、行きすぎて停止
する。本発明は前述の課題を解決できるようにした旋回
用油圧回路を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明者はクレーン旋回
作業について種々に検討した結果次のようなことを見出
した。すなわち、クレーンの旋回作業のように、油圧モ
ータに対する負荷が小さく加速圧力が小さい場合、なめ
らかに加速していかなければならず、加速時には油圧モ
ータの流量制御による速度制御より、圧力制御によるト
ルク制御の方が合理的で、起動時には起動トルクが多く
必要とするため、圧力を高め、動き始めたら徐々に圧力
を下げながら加速して行き、定常速度になったら、それ
を持続するに必要な圧力をかけながら流量制御し、停止
時には目標のところまでに止めなければならず、オペレ
ータは残りの距離と現在の速度を見ながら、徐々に速度
を落として、停止させるが、初心者は旋回の慣性が大き
い時に、思った以上に減速せず、停止目標手前になって
急減速し、吊荷を大きくゆらす結果となる。
【0016】従ってオペレータにとって減速時は圧力補
償付の流量制御が合理的であり、そのようにすることで
慣性体の大きさに左右されない旋回体の操作が可能とな
る。
【0017】本発明の旋回用油圧回路は前述の点に着目
してなされたものであって、油圧ポンプ20の吐出路2
0aを可変リリーフ弁21と方向切換弁22のポンプポ
ート23に接続し、この方向切換弁22の第1・第2ア
クチュエータポート25,26を旋回用油圧モータ27
に接続し、パイロットバルブ33のパイロット圧によっ
て方向切換弁22のスプール30をスプリングに抗して
中立位置から切換え作動し、かつそのパイロット圧によ
って前記可変リリーフ弁21のセット圧を上昇させるよ
うにし、前記ポンプポート23から第1・第2アクチュ
エータポート25,26へ圧油を流すメータイン側では
スプール30にフローフオースが発生しないようにし、
第1・第2アクチュエータポート25,26からタンク
ポート29へ圧油を流すメータアウト側ではスプール3
0にフローフオースが発生するようにすることでメータ
アウト側に圧力補償付流量制御機能を持たせた旋回用油
圧回路である。
【0018】
【作 用】かかる旋回用油圧回路であれば、圧力補償付
の流量制御をメータアウト側で行なうようにしたので、
旋回の動き始め停止も同一レバーストロークであり、ス
トローク流量の特性も加速時、減速時が同一であり、吊
荷の大きさ、旋回半径の大きさに関係なく加速減速が同
一パターンで行なえることができて、旋回体の傾斜が風
の影響で速度が変動しようとしてもスプール30自身が
自動調整して流量を制御するのでオペレータが調整する
必要もなく、初心者も慣性体の大きさに左右されず、オ
ペレータが停止までの残りの距離と現在の速度を見なが
ら、徐々に速度を落として、目標のところで、吊荷をゆ
らすことなく停止させることができる。
【0019】
【実 施 例】図6はレバー中立時の構造図を示し、エ
ンジンMで駆動される油圧ポンプ20の吐出路20aは
可変リリーフ弁21と方向切換弁22のポンプポート2
3に逆流防止弁のチェク弁24を経由して接続されてい
る。方向切換弁22は4ポート、3位置の方向制御弁で
あり、第1アクチュエータポート25、第2アクチュエ
ータポート26は旋回用油圧モータ27と接続され、中
立時にはポンプポート23と第1・第2アクチュエータ
25,26およびタンク28への戻りポートであるタン
クポート29と第1・第2アクチュエータポート25,
26も閉の状態になっている。
【0020】方向切換弁22のスプール30は両端の圧
力室31,32にパイロット弁33からのパイロット圧
を供給することで制御される。前記圧力室31,32内
には各々スプリング34,35を設けてスプール30を
中立位置に保持させている。前記可変リリーフ弁21は
パイロット式リリーフ弁で、パイロット部のポペット3
6はスプリング37でシート38に押しつけられている
が、そのスプリング37のポペット36と反対側にスト
ローク可能に設けたピストン39でスプリング37の取
付荷重を変えられるようになっており、ピストン39の
一端には圧力室40があり、この圧力室40は前記パイ
ロットバルブ33の2つの出力圧の中で高い方を選択す
るシャトル弁41に接続して、可変リリーフ弁21の圧
力室40にはパイロットバルブ33の出力圧が供給され
る。
【0021】前記方向切換弁22のスプール30のポン
プポート23と第1・第2アクチュエータポート25,
26を連通・遮断する部分42の形状は図7に示すよう
に、小径部43と切欠44により軸力補償対策を織込み
流入する流量でフローフオースの発生が少ないような形
状になっている。第1・第2アクチュエータポート2
5,26とタンクポート29を連通・遮断する部分45
は図8に示すように軸力補償対策は織込まず、開度と共
にフローフオースが増大するように設けられている。
【0022】一般にこのような切欠で発生するフローフ
オースFは切欠が閉じる方向に発生し、F=ρQVco
sθで表される。但しρは流体の密度、Qは流量、Vは
切欠を流出する流速、θは流出する噴出角である。従っ
て、流量を増やせば、フローフオースは増大し、切欠を
閉じる方向に動き、また第1・第2アクチュエータポー
ト25の圧力を増やせばそこを通る流速も増し、フロー
フオースが閉じる方向に動き、流量を減ずる側へスプー
ルが動く。
【0023】すなわち、ポンプポート23から第1・第
2アクチュエータポート25,26に流れる部分42
(メータイン側)の小径部43の形状と切欠44の形状
は図7に示すように、流入角θ1 、噴出角θ2 、流入速
度V1 、流出速度V2 が F=ρQ(V1 cosθ1 −V2 cosθ2 )≠0 となるようにしてあり、第1・第2アクチュエータポー
ト25,26からタンクポート29に流れる部分45
(メータアウト側)の切欠46は図8に示すようになっ
て F=ρQVcosθ となるようにしてある。
【0024】このように切欠自身が流量を制御する特性
があるので、スプール30の一端に作用するパイロット
圧と他端のスプリングと上記フローフオースの関係を、
スプール端受圧面積×パイロット圧=フローフオース
(メータイン側、メータアウト側)+スプール戻しスプ
リングのバネ荷重+バネ定数k×スプールメータアウト
側開度となるように、バネ定数kを選定してある。
【0025】このようであるから、メータイン側の流量
とメータアウト側の流量は図9に示すように受圧室3
1,32に供給されるパイロット圧P1 によって同一に
制御される。
【0026】次に作動を説明する。パイロットバルブ3
3が中立の時は可変リリーフ弁21の圧力室40は低圧
でピストン39はスプリング37でストッパ47までス
トロークし、スプリング37の荷重も小さいので、ポペ
ット36も低い圧力でリフトし、パイロット式リリーフ
弁のメインバルブ48も低圧でリフトし、油圧ポンプ2
0の流量もメインバルブ48からタンク28へアンロー
ドしている。
【0027】パイロットバルブ33のレバー33aを中
立から図10に示すように操作状態にすると、パイロッ
ト圧P1 が方向制御弁22の圧力室31に導かれ、スプ
ール30を右へストロークさせるので、油圧ポンプ20
からの流量はチェックバルブ24を押し開き、ポンプポ
ート23からメータイン側の切欠44を通り第1アクチ
ュエータポート25から旋回用油圧モータ27へ流体を
供給し、旋回用油圧モータ27からの戻り油は第2アク
チュエータポート26からメータアウト側の切欠46を
通ってタンクポート29よりタンク28へ戻るので、旋
回用油圧モータ27は慣性体50を回転させる通路がで
きるが、このままでは圧力が低く旋回できない。また同
時にパイロットバルブ33のパイロット圧P1 はシャト
ル弁41を通って可変リリーフ弁21の圧力室40に導
かれピストン39を押してスプリング37の取付荷重を
大きくするので、ポペット36のセット圧も上昇し、慣
性体50を回転するに必要なトルクまでポンプ圧力が上
昇すれば旋回用油圧モータ27は回転をはじめる。
【0028】さらにメータアウト側の切欠45の開度を
調整することにより、旋回用油圧モータ27の回転速度
を制御するが、同一開度でも第2アクチュエータポート
26内の圧力が高ければそこを通る流量は増大するが、
この切欠46はフローフオースが発生しやすい形状にな
っているので、流量が増大すればフローフオースFが左
向きに発生し、パイロット圧P1 によってスプール30
の左端に発生して右向きの推力に抗して押し戻しメータ
アウト側の切欠46の開度を絞り、スプール開度xが減
り、バネ荷重もバネ定数k×x分減少し、フロフオース
増大分とキャンセルし、流量を減じさせるので、圧力補
償付流量制御が可能となり、旋回する慣性体50の大き
さいかんにかかわらずオペレータかレバーで指示する旋
回速度で制御することができる。ここで、第2アクチュ
エータポート26にかかる圧力と流量の関係をパイロッ
ト圧P1 をパラメータにした測定結果を図11に示す。
なお、パイロットバルブ33のレバー33を図10と反
対側に操作して方向切換弁22の圧力室32にパイロッ
ト圧P1 を供給した場合も前述と同様に作動する。
【0029】以上のようにオペレータが指示するレバー
ストロークに対し、パイロットバルブ33のパイロット
圧P1 が変化し、そのパイロット圧P1 に対し、図11
に示すように切欠を通る流量がポンプ吐出量、負荷の大
きさに関係なく決定されるし、旋回体50の動き始め点
も切欠44の開き始め点と一致し、開き始めではフロー
フオースの発生もないので、旋回の動き始め点はパイロ
ット圧P1 とスプリングのバネ力で決めるため一定とな
る。
【0030】
【発明の効果】圧力補償付の流量制御をメータアウト側
で行なうようにしたので、旋回の動き始め停止も同一レ
バーストロークであり、ストローク流量の特性も加速
時、減速時が同一であり、吊荷の大きさ、旋回半径の大
きさに関係なく、加速減速が同一パターンで行なえるこ
とができて、旋回体の傾斜や風の影響で速度が変動しよ
うとしても、スプール30自身が自動調整して流量を制
御するのでオペレータが調整する必要もなく、初心者も
自由にコントロールできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のクレーン旋回用油圧回路図である。
【図2】従来の方向切換弁の断面図である。
【図3】スプールストロークと旋回速度の関係を示す図
表である。
【図4】スプールストロークと旋回速度の関係を示す図
表である。
【図5】加速・減速時の特性を示す図表である。
【図6】本発明の実施例を示す全体構成説明図である。
【図7】メータイン側の切欠の説明図である。
【図8】メータアウト側の切欠の説明図である。
【図9】パイロット圧と流量の関係を示す図表である。
【図10】操作状態の説明図である。
【図11】第1・第2アクチュエータポート圧力と流量
の関係を示す図表である。
【符号の説明】
20…油圧ポンプ、21…リリーフ弁、22…方向制御
弁、23…ポンプポート、25…第1アクチュエータポ
ート、26…第2アクチュエータポート、29…タンク
ポート、30…スプール、33…パイロットバルブ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧ポンプ20の吐出路20aを可変リ
    リーフ弁21と方向切換弁22のポンプポート23に接
    続し、この方向切換弁22の第1・第2アクチュエータ
    ポート25,26を旋回用油圧モータ27に接続し、パ
    イロットバルブ33のパイロット圧によって方向切換弁
    22のスプール30をスプリングに抗して中立位置から
    切換え作動し、かつそのパイロット圧によって前記可変
    リリーフ弁21のセット圧を上昇させるようにし、 前記ポンプポート23から第1・第2アクチュエータポ
    ート25,26へ圧油を流すメータイン側ではスプール
    30にフローフオースが発生しないようにし、第1・第
    2アクチュエータポート25,26からタンクポート2
    9へ圧油を流すメータアウト側ではスプール30にフロ
    ーフオースが発生するようにすることでメータアウト側
    に圧力補償付流量制御機能を持たせたことを特徴とする
    旋回用油圧回路。
  2. 【請求項2】 前記スプール30に作用する力の関係と
    スプリングのバネ定数kを下記のようにしたことを特徴
    とする請求項1記載の旋回用油圧回路。 パイロット圧×スプール受圧面積=メータアウト側のフ
    ローフオース+スプール戻しスプリングのバネ荷重+バ
    ネ定数k×スプールメータアウト側開度。
JP32783192A 1992-12-08 1992-12-08 旋回用油圧回路 Pending JPH06173904A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32783192A JPH06173904A (ja) 1992-12-08 1992-12-08 旋回用油圧回路
GB9510912A GB2288888B (en) 1992-12-08 1993-12-08 Hydraulic circuit for turning
DE19934396524 DE4396524T1 (de) 1992-12-08 1993-12-08 Hydraulikkreis zum Einsatz in Schwenkmechanismen
US08/436,373 US5606901A (en) 1992-12-08 1993-12-08 Hydraulic circuit for turning purposes
PCT/JP1993/001781 WO1994013960A1 (en) 1992-12-08 1993-12-08 Hydraulic circuit for turning

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32783192A JPH06173904A (ja) 1992-12-08 1992-12-08 旋回用油圧回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06173904A true JPH06173904A (ja) 1994-06-21

Family

ID=18203473

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32783192A Pending JPH06173904A (ja) 1992-12-08 1992-12-08 旋回用油圧回路

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5606901A (ja)
JP (1) JPH06173904A (ja)
DE (1) DE4396524T1 (ja)
GB (1) GB2288888B (ja)
WO (1) WO1994013960A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022208694A1 (ja) * 2021-03-30 2022-10-06 日立建機株式会社 作業機械

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010009599A (ko) * 1999-07-12 2001-02-05 양재신 로직밸브
US6408882B1 (en) 1999-11-08 2002-06-25 Walter L. Smith, Jr. Diverter valve
CN202690946U (zh) * 2012-06-19 2013-01-23 卡特彼勒公司 静液压传动装置以及具有该装置的机器
CN103216499B (zh) * 2013-05-08 2016-04-13 昆山晋桦豹胶轮车制造有限公司 一种液压泵零负载启动装置

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2971536A (en) * 1958-06-26 1961-02-14 Caterpillar Tractor Co Hydraulic control valve throttling mechanism
USRE26028E (en) * 1963-05-16 1966-05-17 Pilot operated control valve mechanism
CA943040A (en) * 1970-10-06 1974-03-05 Ronald B. Walters Hydraulic actuator controls
US3747350A (en) * 1972-02-03 1973-07-24 Sperry Rand Corp Power transmission
JPS51115329A (en) * 1975-04-03 1976-10-09 Toshiba Machine Co Ltd Plunger of compensating flow force
GB1510418A (en) * 1976-03-08 1978-05-10 Caterpillar Tractor Co Fluid control valve
JPS5321379A (en) * 1976-08-11 1978-02-27 Nippon Sharyo Seizo Kk Pressure controllable hydraulic circuit
US4109561A (en) * 1976-11-26 1978-08-29 Caterpillar Tractor Co. Control valve arrangement with a preconditioned relief valve and a flow force compensated valve spool
JPS5680507A (en) * 1979-12-05 1981-07-01 Kobe Steel Ltd Control circuit for actuator
JPS57107471A (en) * 1980-12-25 1982-07-03 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Reduction of flow force of spool valve
DE3415621C3 (de) * 1983-06-13 1997-07-17 Husco Int Inc Hydraulisches Mehrwege-Steuerventil
US4667930A (en) * 1986-06-09 1987-05-26 Caterpillar Inc. Metering slot configuration for a valve spool
JPH06101791B2 (ja) * 1986-08-15 1994-12-12 コニカ株式会社 ノイズの影響を防止したシエ−デイング補正方法及びその装置
JPH047412Y2 (ja) * 1986-09-16 1992-02-27
DE3728207A1 (de) * 1987-08-24 1989-03-09 Rexroth Mannesmann Gmbh Ventilanordnung fuer zwei von einem gemeinsamen antrieb angetriebene leistungsgeregelte pumpen
US4776416A (en) * 1987-12-14 1988-10-11 Morse John F Control assembly for powered wheelchair
WO1991002903A1 (en) * 1989-08-16 1991-03-07 Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho Hydraulic circuit device
DE4220656A1 (de) * 1991-06-27 1993-01-07 Barmag Barmer Maschf Hydraulische schaltung

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022208694A1 (ja) * 2021-03-30 2022-10-06 日立建機株式会社 作業機械

Also Published As

Publication number Publication date
GB2288888A (en) 1995-11-01
GB9510912D0 (en) 1995-08-02
US5606901A (en) 1997-03-04
WO1994013960A1 (en) 1994-06-23
DE4396524T1 (de) 1995-10-19
GB2288888B (en) 1996-08-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6339929B1 (en) Swivel control apparatus
EP0085962B1 (en) Hydraulic control system especially for swinging loads
US4644849A (en) Locking apparatus of inertial mass drive hydraulic circuit system
JPH04136507A (ja) 油圧回路
JP2000238994A (ja) 油圧駆動ウィンチの制御方法および同装置
US5046312A (en) Swivel speed control circuit for working vehicle
JPH06173904A (ja) 旋回用油圧回路
JPH0882289A (ja) 可変容量油圧ポンプの容量制御装置
JP2677983B2 (ja) 掘削機の流量制御装置
JPH06288402A (ja) 旋回用油圧回路
EP0415133B1 (en) Hydraulic circuits for actuators
JPH068641B2 (ja) 油圧回路
KR0169880B1 (ko) 굴삭기의 붐 상승속도 및 선회속도 조절장치
KR0166190B1 (ko) 중장비의 가변용량형펌프 유량제어장치
JPH08200305A (ja) 慣性体駆動油圧回路
JP2547441B2 (ja) 旋回制御回路
JPH07119708A (ja) 旋回用油圧回路
JP2001072381A (ja) クレーンの旋回制御装置
JPH02494B2 (ja)
JP3669757B2 (ja) 旋回慣性体油圧駆動装置
JP2746906B2 (ja) 油圧モータのブレーキ回路
JP2000240604A (ja) 建設機械における旋回制御装置
JPH06213207A (ja) 旋回用油圧回路
JPH045343A (ja) 作業装置の油圧回路
JPS6255025B2 (ja)