JPH0617142U - 電源プラグ - Google Patents

電源プラグ

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JPH0617142U
JPH0617142U JP5425892U JP5425892U JPH0617142U JP H0617142 U JPH0617142 U JP H0617142U JP 5425892 U JP5425892 U JP 5425892U JP 5425892 U JP5425892 U JP 5425892U JP H0617142 U JPH0617142 U JP H0617142U
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JP
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conductor
plug
wire
power
conductors
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JP5425892U
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誠治 石川
三郎 梶川
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Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】小型でしかも耐久性に優れた電源プラグを提供
する。 【構成】プラグ本体23に2個の独立した貫通穴24a,24
bを設け、表および裏側より導線27a,27bを通して交
差させ、導線27a,27bを溝28a,28bに挿入した後、
その導体先端部を端子ネジ25a,25bで栓刃22にそれぞ
れ結線した後、プラグ本体23にプラグカバー29を装着す
る。ここで、電源電線26に張力が加わっても、貫通穴24
a,24bをそれぞれ介して導線27a,27bが互いに交差
し、また、プラグ本体23の溝28a,28bと導線27a,27
bの摩擦抵抗により、導体接続部21に張力が加わること
なく保持でき、また、導線27a,27bの折り曲げ部もプ
ラグカバー29で保護されており、従来のよな繰り返しの
折り曲げは起こらない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は電源電線の導線の導体先端部をそれぞれ接続する栓刃を有する電気掃 除機などの電源プラグに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、電気掃除機の電源電線には、キャブタイヤコードが用いられており、 プラグ部は一体に成形されている。掃除中における掃除機本体の移動に伴いプラ グ部に折り曲げなどの負荷によりプラグ内部で断線が生じることがある。このよ うな電源電線の断線時には、電源電線自体を取り替えるか、一般に市販されてい る電源プラグを付け替えるなどの修理をしている。この電源プラグは導体接続部 に負荷が加わらないように電線と本体とを固定している。
【0003】 以下、従来の電源プラグについて図面を参照しながら説明する。 図4のAは従来の電源プラグの要部構成図であり、Bは従来の電源プラグの縦 断面図である。図4のA,Bにおいて、プラスチックにより成形された本体1a ,1bは2分割に構成されており、電源電線取り付け時にはキャブタイヤコード 2の導線3における導体部4を栓刃5に端子ねじ6にて固定し、これら栓刃5お よび導線3を本体1a,1b内に装着する。2分割の本体1a,1bを被せてね じ7にて締付け、本体1a,1bの導線案内口において突出したリブ8a,8b にて導線3を挟持して、端子ねじ6による接続部分に張力が加わらないように固 定している。以上により電源プラグ9が構成される。
【0004】 図5は従来の他の例を示す電源プラグの変則縦断面図である。図5において、 電源プラグ11は、ゴムや塩化ビニルなどにより成形され、栓刃12および端子ねじ 13を有するプラグ本体14と、このプラグ本体14をカバーして固定するプラグカバ ー15から構成されている。電源電線取り付け時には、キャブタイヤコード16をプ ラグ本体14に挿入して導体部を接続し、キャブタイヤコード16とプラグ本体14を リング17にて固定している。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の電源プラグ9の構成では、キャブタイヤコード2の外被を 除去して電線部である導線3をリブ8a,8bで圧接保持しているため、折り曲 げなどの負荷により電線保持部での断線が容易に生じてしまう。また、上記従来 の電源プラグ11のゴムプラグでは、プラグ本体14にコードをリング17にて固定し て保持するため、プラグ自体が大きくなり掃除機の収納時に掃除機本体より飛び 出してしまいプラグ栓刃12で床面を傷つけるなどの問題を有していた。
【0006】 本考案は上記従来の問題を解決するもので、小型でしかも耐久性に優れた電源 プラグを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本考案の電源プラグは、電源電線の一方の導線と他 方の導線の導体先端部を栓刃にそれぞれ接続する導体接続部を有するプラグ本体 を備えた電源プラグであって、前記プラグ本体に2個の独立した貫通穴を設け、 前記貫通穴の表面側および裏面側に、前記導線を持設する溝を前記貫通穴の端面 より前記導体接続部までそれぞれ設け、前記電源電線の一方の導線と他方の導線 を交差するようにそれぞれ貫通穴に通した後前記溝に持設し各導体の先端を前記 導体接続部にそれぞれ接続する構成としたものである。
【0008】 また、本考案の電源プラグは、電源電線の一方の導線と他方の導線の導体先端 部を栓刃にそれぞれ接続する導体接続部を有するプラグ本体を備えた電源プラグ であって、前記プラグ本体の表面側および裏面側に、導線を持設し得る独立した 溝を逆V字形にそれぞれ設け、前記電源電線の一方の導線と他方の導線を前記逆 V字形に形成された溝にそれぞれ持設し各導体の先端を前記導体接続部にそれぞ れ接続する構成としたものである。
【0009】 さらに、本考案の電源プラグは上記構成に加えて、プラグ本体とその充電部を 保護するプラグカバーに設けた電源コードのプロティクター部内面に、複数本の 傾きを有したリブを前記プロティクター部と一体に設け、前記プロティクター部 で前記電源コードを覆う構成としたものである。
【0010】
【作用】
上記構成により、導線を交差し溝に持設して接続することで電源電線に張力が 加わっても、張力を貫通穴で受けてプラグ本体の溝と導線の摩擦抵抗により、ま たは、張力を逆V字形に形成された溝のコーナ部で受けて溝と導線の摩擦抵抗に より、導体接続部への応力が抑えられるので、導体接続部の保持力が確保可能と なって、従来のように、電線部を挟み込んで固定したり、プラグ本体にコードを リングなどで固定する必要は無くなり、小型で耐久性に優れた電源プラグとなる 。また、プロティクター部内面に複数本のリブを傾斜させて設けたので、コード の太さが異なっても対応可能となる。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の実施例について図面を参照しながら説明する。 図1は本考案の第1の実施例における電源プラグの変則縦断面図である。図1 において、導体接続部21および栓刃22を有するプラグ本体23に2個の独立した貫 通穴24a,24bを設けるとともに、表面および裏面より貫通穴24a,24bの端面 から導体を接続する導体接続部21としての端子ねじ25a,25bまで、電源電線26 の導線27a,27b(この場合プラス極27a、マイナス極27b)を持設し得る溝28 a,28bを設けている。プラス極の導線27aは、裏面側より貫通穴24aに挿入し 、貫通穴24aの端面から形成された表面側の溝28aに挿入されて端子ねじ25aで 栓刃22に接続される。また、マイナス極の導線27bは、表面側より貫通穴24bに 挿入し、貫通穴24bの端面から形成された裏面側の溝28bに挿入されて端子ねじ 25bで栓刃22に接続されている。さらに、プラグカバー29にはその下部に、折り 曲げ時保護用のプロティクター29aが一体に設けられており、導体接続後にプラ グ本体23の上端部外周に設けられた凹部23aに、プラグカバー29の上端部内周に 設けられた凸部29bを嵌合してプラグ本体23の充電部を保護している。
【0012】 上記構成により、電源電線26に張力が加わっても、貫通穴24a,24bをそれぞ れ介して導線27a,27bが互いに交差し、プラグ本体23の各溝28a,28bと導線 27a,27bの摩擦抵抗により、導体接続部21に張力が加わることなく保持できる 。また、貫通穴24a,24b近傍の導線27a,27bの折り曲げ部もプラグカバー29 で保護されており、従来のような繰り返しの折り曲げは起こらず耐久性も優れた ものとなる。
【0013】 図2は本考案の第2の実施例における電源プラグの変則縦断面図である。図2 において、プラグ本体31の表面側および裏面側に、電源電線32の導線33a,33b (この場合プラス極33a、マイナス極33b)を持設し得る溝34a,34bを設けて いる。プラス極の導線33aは、表面側の溝34aに挿入されその導体先端部は端子 ねじ35aで栓刃37に接続されている。また、マイナス極の導線33bは裏面側の溝 34bに挿入されその導体先端部は端子ねじ35bで栓刃37に接続されている。さら に、プラグカバー36にはその下部に、折り曲げ時保護用のプロティクター36aが 一体に設けられており、導体接続後にプラグ本体31の上端部外周に設けられた凹 部31aに、プラグカバー36の上端部内周に設けられた凸部36bを嵌合してプラグ 本体31の導体接続部38などの充電部を保護している。
【0014】 上記構成により、プラグ本体31の表面側および裏面側に導線33a,33bを持設 し得る独立した溝34a,34bを逆V字形にそれぞれ設けることにより、電源電線 32に加わった張力は導線33a,33bと溝34a,34bの摩擦抵抗で軽減されるとと もに、溝34a,34bの逆V字形のコーナ部で受けられ、電源電線32に張力が加わ っても端子ねじ35a,35bよりなる導体接続部38に張力が加わることなく保持で きる。
【0015】 図3は図2の電源プラグにおけるプロティクター部のD−D’断面図である。 図3において、プラグカバー36に一体に構成されたプロティクター36aの内面に 複数本のリブ36cを傾斜させて設けるものである。また、電源電線32は電流値に よりコードの太さが異なるため太いコードに取り付ける場合、このリブ36cが倒 れて電源電線32を挿入することができるもので、電源電線32の使用範囲を拡大さ せることができる。
【0016】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、小型でしかも耐久性に優れた電源プラグを得る ことができるとともに、電源電線の断線における修理は、従来は一体成形の電源 プラグを取り換えていたが、安価で容易に修理することができる。また、プロテ ィクター部内面に複数本のリブを傾斜させて設けたため、コードの太さが異なっ ても対応できその使用範囲が拡大できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例における電源プラグの変
則縦断面図
【図2】本考案の第2の実施例における電源プラグの変
則縦断面図
【図3】図2の電源プラグにおけるプロティクターのD
−D’断面図
【図4】Aは従来の電源プラグの要部構成図、Bは従来
の電源プラグの縦断面図
【図5】従来の他の例を示す電源プラグの変則縦断面図
【符号の説明】
21,38 導体接続部 22,37 栓刃 23,31 プラグ本体 24a,24b 貫通穴 25a,25b,35a,35b 端子ねじ 26,32 電源電線 27a,27b,33a,33b 導線 28a,28b,34a,34b 溝 29,36 プラグカバー 29a,36a プロティクター 36c リブ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源電線の一方の導線と他方の導線の導体
    先端部を栓刃にそれぞれ接続する導体接続部を有するプ
    ラグ本体を備えた電源プラグであって、前記プラグ本体
    に2個の独立した貫通穴を設け、前記貫通穴の表面側お
    よび裏面側に、前記導線を持設する溝を前記貫通穴の端
    面より前記導体接続部までそれぞれ設け、前記電源電線
    の一方の導線と他方の導線を交差するようにそれぞれ貫
    通穴に通した後前記溝に持設し各導体の先端を前記導体
    接続部にそれぞれ接続する構成とした電源プラグ。
  2. 【請求項2】電源電線の一方の導線と他方の導線の導体
    先端部を栓刃にそれぞれ接続する導体接続部を有するプ
    ラグ本体を備えた電源プラグであって、前記プラグ本体
    の表面側および裏面側に、導線を持設し得る独立した溝
    を逆V字形にそれぞれ設け、前記電源電線の一方の導線
    と他方の導線を前記逆V字形に形成された溝にそれぞれ
    持設し各導体の先端を前記導体接続部にそれぞれ接続す
    る構成とした電源プラグ。
  3. 【請求項3】プラグ本体とその充電部を保護するプラグ
    カバーに設けた電源コードのプロティクター部内面に、
    複数本の傾きを有したリブを前記プロティクター部と一
    体に設け、前記プロティクター部で前記電源コードを覆
    う構成とした請求項1または2記載の電源プラグ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007305480A (ja) * 2006-05-12 2007-11-22 Nec Lighting Ltd コネクタ、電気機器、照明器具

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