JPH06166099A - 透明耐熱容器の製造方法 - Google Patents

透明耐熱容器の製造方法

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JPH06166099A
JPH06166099A JP34317692A JP34317692A JPH06166099A JP H06166099 A JPH06166099 A JP H06166099A JP 34317692 A JP34317692 A JP 34317692A JP 34317692 A JP34317692 A JP 34317692A JP H06166099 A JPH06166099 A JP H06166099A
Authority
JP
Japan
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mold
resin
female
male
temperature
Prior art date
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Pending
Application number
JP34317692A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Aso
勉 麻生
Kenji Mita
健二 見田
Yusuke Morita
雄介 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Shin Etsu Polymer Co Ltd, Shin Etsu Chemical Co Ltd filed Critical Shin Etsu Polymer Co Ltd
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  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】電子レンジ等に使用する、透明耐熱容器の製造
において製品の金型よりの剥離が容易で製造コストの安
い製造方法を提供する。 【構成】少なくとも一種のポリブチレンテレフタレ−ト
系樹脂10〜100重量部と少なくとも一種のポリエチ
レンテレフタレ−ト系樹脂90〜0重量部からなる樹脂
組成物で結晶化度の低い透明なシ−ト2の容器成形に際
し、シ−ト2を所定温度に予備加熱し、次に雄型4と雌
型3とからなる金型の雄型4(または雌型3)を樹脂組
成物のガラス転移点よりも低い温度に調節し、雌型3
(または雄型4)を特定温度に調節した金型により、ま
ず雌型3(または雄型4)内で加熱成形を行い、次に雄
型4(または雌型3)を挿入し雌型3(または雄型4)
を引き離して、雄型4(または雌型3)で冷却を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は透明耐熱容器の製造方
法、特には電子レンジに用いられる透明な耐熱プラスチ
ック容器や加熱殺菌、ホットフィルが可能な透明耐熱容
器の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子レンジに用いられるワンウェ
イタイプのプラスチック容器の素材としては、フィラ−
入りのポリプロピレン(PP)、および結晶化させたポ
リエチレンテレフタレ−ト(C−PET)が広く用いら
れているが、これらの樹脂は不透明のものが多く、ブロ
−成形用透明容器の素材としては非結晶のポリエチレン
テレフタレ−ト(A−PET)、ポリ塩化ビニル(PV
C)などの樹脂が知られているが、これらには耐熱性に
欠けるという不利がある。
【0003】また、透明で耐熱性を有するプラスチック
素材としては、例えばポリアリレ−ト(PAR)、ポリ
カ−ボネ−ト(PC)、ポリメチルペンテン(TPX)
などが知られているが、これらの樹脂からなる容器は通
常インジェクション成形によって製造されるために、他
の成形法による場合に比べて金型の製作が難しく、コス
トも高いという不利があるために、販売ロットの小さい
ワンウエイタイプの容器の製造には適当でないという問
題点がある。
【0004】そのため、このような用途には真空成形
法、圧空成形法、真空圧空成形法またはプレス成形法に
よる方法も検討されており、この成形に使用されるプラ
スチック材料の中では特にポリブチレンテレフタレ−ト
(以下PBTと略記する。)系樹脂が耐熱性に優れ、他
のエンジニアリングプラスチックに比べ価格も比較的安
価であり、これはまたさらに価格の安いポリエチレンテ
レフタレ−ト(以下PETと略記する)系樹脂との相溶
性もよいことから、これらを配合した混合樹脂組成物が
耐熱包装材料用として好ましいものとされており、本発
明者らもPBT系樹脂とPET系樹脂とからなる樹脂組
成物を素材とし、これを加熱調整された金型内で加熱成
形する方法を提案している(特開平4-63836号公報参
照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのものは加熱
金型を用いるため通常の容器成形方法では加熱金型から
の剥離が難しく、剥離時に容器が変形しやすい不利があ
り、またC−PET用の特殊な成形機である、加熱と冷
却を別々の金型で行う成形機を使用すれば問題なく剥離
は可能ではあるが、この成形機は高価であると同時に加
熱金型と冷却金型が別々の場所にあるために設備面積が
広くなり、製造スペ−スの面でも効率的でないという欠
点がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような不利
を解決した透明耐熱性容器の製造方法に関するものであ
り、これは少なくとも1種のPBT系樹脂10 〜100 重
量部と少なくとも1種のPET系樹脂90〜0重量部とか
らなる樹脂組成物で結晶化度の低い透明なシ−トを樹脂
組成物のガラス転移点以上で冷結晶化温度よりも低い温
度に予備加熱し、雄型と雌型とからなる金型の雄型(ま
たは雌型)を樹脂組成物のガラス転移点よりも低い温度
に調節し、雌型(または雄型)を樹脂組成物の冷結晶化
温度以上で、使用する樹脂のうち最も融点の低い樹脂の
融点よりも低い温度に調節し、まず雌型(または雄型)
内で加熱成形を行い、ついで雄型(または雌型)を挿入
または嵌合し雌型(または雄型)を引き離して、雄型
(または雌型)で冷却を行うことを特徴とするものであ
る。
【0007】すなわち、本発明者らは透明性にすぐれて
おり、かつ耐熱性もすぐれている容器の製造方法につい
て種々検討した結果、PBT系樹脂とPET系樹脂とよ
りなる樹脂組成物を成形するに当って、この樹脂組成物
から成膜された結晶化度の低い透明シ−トを樹脂組成物
のガラス転移点以上で、冷結晶化温度よりも低い温度に
予備加熱し、ついで雄型(または雌型)を樹脂組成物の
ガラス転移点よりも低い温度に調節し、雌型(または雄
型)をこの樹脂組成物の冷結晶化温度以上で、使用する
樹脂のうち最も融点の低い樹脂の融点より低い温度に調
節し、まず雌型(または雄型)内で加熱成形してから、
ついで雄型(または雌型)を挿入または嵌合し、雌型
(または雄型)を引き離して雄型(または雌型)で冷却
を行なうと、成形品を金型から容易に剥離することがで
き、したがって成形品を変形させることなく得ることが
でき、したがって目的とする透明耐熱容器を容易に得る
ことができることを見出し、ここに使用する樹脂組成物
の組成、この予備加熱、成形温度についての研究を進め
て本発明を完成させた。以下にこれをさらに詳述する。
【0008】
【作用】本発明は透明耐熱容器の製造方法に関するもの
であり、これはPBT系樹脂とPET系樹脂とからなる
樹脂組成物を成膜し、この透明なシ−トを樹脂組成物の
ガラス転移点以上で冷結晶化温度よりも低い温度に予備
加熱し、この金型の雄型(または雌型)を樹脂組成物の
ガラス転移点よりも低い温度に調節し、雌型(または雄
型)を樹脂組成物の冷結晶化温度以上で、使用する樹脂
のうち最も融点の低い樹脂の融点よりも低い温度に調節
し、まづ雌型(または雄型)で加熱成形し、ついで雄型
(または雌型)を挿入または嵌合し、雌型(または雄
型)を引き離して雄型(または雌型)で冷却するという
ものであるが、これによれば成形品を金型から容易に離
型することができるので、目的とする透明耐熱容器を変
形させることなく容易に得ることができるという有利性
が与えられる。
【0009】本発明はPBT樹脂とPET樹脂とからな
る樹脂組成物からの成形で透明耐熱容器を製造するもの
であるが、この樹脂組成物はPBT系樹脂が10重量部
未満、すなわちPET系樹脂が90重量部より多くなる
とPBT系樹脂の割合が小さすぎて結晶化速度が遅くな
り、加熱金型内で結晶化させることが難しくなるので、
これは少なくとも1種のPBT系樹脂10〜100重量
部と少なくとも1種のPET系樹脂90〜0重量部より
なるものとされる。
【0010】したがって、この樹脂組成物としては具体
的には(a)1種のPBT樹脂10〜99重量部と1種
のPET樹脂90〜1重量部とからなる合計の樹脂量が
100重量部のもの、(b)1種のPBT樹脂0〜99
重量部とこれよりも結晶化速度の遅い1種のPBT樹脂
100〜1重量部とからなる合計の樹脂量が100重量
部のもの、(c)PBT樹脂とPET樹脂から3種類以
上を選び、全体としてPBT系樹脂10〜100重量部
とPET樹脂90〜0重量部とからなる合計の樹脂量が
100重量部からなるものが例示されるが、これらの配
合の中で少なくとも1種は結晶性の樹脂であるものとさ
れる。なお、このPBT系樹脂またはPET系樹脂はい
ずれも単独重合体でも共重合体であってもよいが、この
共重合体を形成する共重合成分としては表1に示した多
価カルボン酸、多価アルコ−ルが例示される。
【0011】
【表1】
【0012】上記した樹脂組成物は容器形成に先立って
シ−ト状に成膜されるが、これは例えば押出機によって
溶融押出し、Tダイから吐出後直ちに冷却ロ−ルで冷却
してシ−ト状に成膜すればよく、この成膜されたシ−ト
は急冷によって結晶化度の低い透明な状態で固化させ
る。
【0013】また、このシ−トは容器成形のために容器
形状に伸ばすのに充分足れるように軟化されるのである
が、これはその成形に先立って予備加熱される。しか
し、この予備加熱温度は樹脂組成物のガラス点移転より
低い温度ではシ−トが充分に軟化しきれないし、冷結晶
温度以上ではシ−トが結晶化して伸ばすことができなく
なるので、これは樹脂組成物のガラス転移点以上でその
冷結晶化温度よりも低い温度とされるが、このガラス転
移点および冷結晶温度とは、結晶化度の低い成形物をD
SC測定した場合にDSC曲線に表れる温度をさし、ガ
ラス転移点とは成形物が軟化する温度、冷結晶化温度と
は成形物が結晶化をはじめる温度をいう。
【0014】ついで、このシ−トは雌型(または雄型)
内で容器に成形されるのであるが、この雌型(または雄
型)の温度が樹脂組成物の冷結晶化温度よりも低いと容
器が結晶化されずに耐熱性のないものとなるし、この温
度が使用する樹脂のうち最も融点の低い樹脂の融点以上
であると容器が溶融してしまって容器成形が不可能とな
るので、この雌型(または雄型)の加熱温度は樹脂組成
物の冷結晶温度以上で使用する樹脂のうち最も融点の低
い樹脂の融点よりも低い温度とされる。
【0015】このシ−トからの容器の成形は上記した温
度に保持した雌型(または雄型)中で行えばよいが、こ
のものはついでその温度が樹脂組成物のガラス転移点以
上であると冷却が不充分となって好ましくないことから
樹脂組成物のガラス転移点以下の温度に調節された雄型
(または雌型)を挿入または嵌合し、加熱調節された雌
型(または雄型)を引込めて雄型(または雌型)により
充分冷却すればよい。
【0016】したがって、この容器成形は例えば図1に
示した方法で行われる。図1は本発明の一実施例の透明
耐熱容器の真空成形法による製造方法の縦断面図を示し
たものであるが、(a)はPBT系樹脂とPET系樹脂
とからなる樹脂組成物から押出成形などで作った透明樹
脂シ−ト2をヒ−タ−1により前記温度に加熱し、加熱
された雌金型上に配置したもの、(b)は前記シ−トに
雌型を上昇させ、これを真空として成形容器5を成形す
るもの、(c)は雌型に雄型を挿入して、真空としたも
の、(d)この雌型を引き下げたもの、(e)はこの雄
型から成型容器5を引き離して成型品を回収するものを
示したものである。
【0017】しかし、この場合この樹脂組成物中におけ
るPBT系樹脂の配合割合が多い場合、またはPBT系
樹脂として結晶化速度の遅いものを使用した場合には、
容器成形の予備加熱時に白化してしまうことがあるの
で、このときには冷却ロ−ルでの冷却をシ−トが透明性
を失なわない程度に徐冷するか、シ−トに成膜したのち
にアニ−ルすることが必要とされる。
【0018】この徐冷の条件としては冷却ロ−ルの温度
を使用する樹脂のうちの最もガラス転移点の低い樹脂の
ガラス転移点よりも低い温度にすると、容器成形の予備
加熱時の白化抑制の効果が現れないし、70℃より高い
温度とするとシ−トの冷却が不完全となって冷却ロ−ル
からの剥離や搬送に支障をきたすので、この冷却ロ−ル
の温度はこれをここに使用する樹脂のうち最もガラス転
移点の低い樹脂のガラス転移点の低い樹脂のガラス転移
点以上で、70℃以下に調節してシ−ト状に成膜するこ
とがよい。
【0019】また、これをアニ−ルする場合にはシ−ト
状に成膜する際のインラインにおいてロ−ル、ベルト、
乾燥炉などで行なってもよいし、オフラインでオ−ブン
などを用いて行えばよいが、その条件はロ−ル、オ−ブ
ンなどの温度を使用する樹脂のうちの最もガラス転移点
の低い樹脂のガラス転移点以上で、かつ使用する樹脂の
うち最もガラス転移点の高い樹脂のガラス転移点よりも
低い温度(PBT系樹脂が100重量部の場合はそのガ
ラス転移点以上で冷結晶化温度よりも低い温度)で行え
ばよい。なお、オフラインの場合その時間は1分より短
いとアニ−ルの効果が現われないし、500時間より長
いと長すぎて不利となるので1分〜500時間とすれば
よい。
【0020】上記した本発明の方法によれば、これがP
BT系樹脂を用いるものであることから成形された容器
は透明性および耐熱性を有するものとなるし、その耐熱
性を発現させるために雌型(または雄型)で加熱成形後
に雄型(または雌型)で冷却するので、この容器の金型
からの剥離が容易となり、またこの加熱と冷却を雌型と
雄型に分担させるので従来の成形機が使用可能であり、
加熱と冷却とを別々の場所で行なう成形機と比較すれば
製造スペ−スの効率化が可能になるという有利性が与え
られる。
【0021】
【実施例】つぎに本発明の実施例をあげる。 実施例1 PBT樹脂・ジュラネックス600FP[ポリプラスチ
ックス社製商品名]70重量部とPET樹脂・FFS−
30M[鐘紡(株)製商品名]30重量部とからなる樹
脂組成物を直径40mmφの押出機に供給し、650m
m幅のTダイを取りつけ、冷却ロ−ルの温度を10℃に
調節して厚さ0.5mmのシ−トに成膜した。ついで、
このシ−トをシ−ト温度が60℃になるように予備加熱
した後180℃に加熱調節された雌型内で真空成形を行
い、容器が充分に結晶化したところで真空を停止し、続
いてプラグ取付部に取り付けられ真空配管され35℃に
調節された雄型を挿入して、今度は雄型側で真空を行
い、雌型を容器から引き離して雄型で充分に冷却を行っ
たところ、透明耐熱性の容器が得られ、このものは雄型
によって冷却を行わないものと比較して、容器が変形す
ることなしに容易に金型から剥離することができた。
【0022】実施例2 PBT樹脂・ジュラネックス600FP(前出)のペレ
ット50重量部とPET樹脂・ダイヤナイトMA−53
0H[三菱レイヨン社製商品名]50重量部とからなる
樹脂組成物を40mmφの二軸押出機に供給し、650
mm幅のTダイを取り付け、冷却ロ−ルの温度を10℃
に調節して厚さ0.6mmのシ−ト状に成膜した。つい
で、このシ−トを40℃のオ−ブン中に120時間放置
してアニ−ルを行った後、真空圧空成形機によりシ−ト
温度が70℃になるように予備加熱を行い、プラグ取付
部に取り付けられ40℃に調節された雄型を挿入して、
プラグアシストすると同時に180℃に加熱調節された
雌型内で真空圧空成形を行い、ついで真空はそのままで
圧空を停止し雄型を引き離した。そして容器が充分に結
晶化したところで真空を停止し再度雄型を挿入して今度
は雄型側で真空を行い、雌型を容器から引き離して雄型
で充分に冷却をおこなったところ、透明で耐熱性の容器
が得られ、このものは雄型によって冷却を行わないもの
と比較して、容器が変形することなしに容易に金型から
剥離することができた。
【0023】
【発明の効果】本発明は透明耐熱容器の製造方法に関す
るもので、これは前記したように少なくとも1種のPB
T系樹脂10〜100重量部と少なくとも1種のPET
系樹脂90〜0重量部からなる樹脂組成物で結晶化度の
低い透明シ−トを樹脂組成物のガラス転移点以上で冷結
晶化温度よりも低い温度に予備加熱し、雄型と雌型とか
らなる金型の雄型(または雌型)を樹脂組成物のガラス
転移点よりも低い温度に調節し、雌型(または雄型)を
樹脂組成物の冷結晶化温度以上で使用する樹脂のうち最
も融点の低い樹脂の融点よりも低い温度に調節し、まず
雌型(または雄型)内で加熱成形を行い、ついで雄型
(または雌型)を挿入または嵌合し雌型(または雄型)
を引き離して、雄型(または雌型)で冷却を行うことを
特徴とするものであるが、これによれば耐熱性のすぐれ
たPBT系樹脂が使用されるので透明性がよく耐熱性の
すぐれた容器を容易に得ることができるし、この場合に
は容器成形時に通常の方法では金型からの剥離が困難で
ある成形品を従来の成形機を用いて容易に剥離すること
ができるという有利性が与えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様を示す真空成形機による成
形装置の部分縦断面図で、(a)は透明シ−トの金型ヘ
のセット、(b)、(c)、(d)はその成形方法
(e)は成形品の離型方法を示したものである。
【符号の説明】
1・・・ヒ−タ 2・・・透明シ−ト 3・・・雌型 4・・・雄型 5・・・成形容器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも1種のポリブチレンテレフタレ
    −ト系樹脂10〜100重量部と少なくとも1種のポリ
    エチレンテレフタレ−ト系樹脂90〜0重量部からなる
    樹脂組成物で結晶化度の低い透明なシ−トを樹脂組成物
    のガラス転移点以上で冷結晶化温度よりも低い温度に予
    備加熱し、雄型と雌型とからなる金型の雄型(または雌
    型)を樹脂組成物のガラス転移点よりも低い温度に調節
    し、雌型(または雄型)を樹脂組成物の冷結晶化温度以
    上で使用する樹脂のうち最も融点の低い樹脂の融点より
    も低い温度に調節し、まず雌型(または雄型)内で加熱
    成形を行い、ついで雄型(または雌型)を挿入または嵌
    合し雌型(または雄型)を引き離して、雄型(または雌
    型)で冷却を行なうことを特徴とする透明耐熱容器の製
    造方法。
JP34317692A 1992-11-30 1992-11-30 透明耐熱容器の製造方法 Pending JPH06166099A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013107300A (ja) * 2011-11-22 2013-06-06 Mikio Fukumura 熱成形用の装置と成形方法
JP2013107301A (ja) * 2011-11-22 2013-06-06 Mikio Fukumura 熱成形用の装置と成形方法
KR102332249B1 (ko) * 2020-07-28 2021-12-01 설지원 압공성형에 의한 내열성 pet 또는 pla 용기 제조방법 및 장치

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013107300A (ja) * 2011-11-22 2013-06-06 Mikio Fukumura 熱成形用の装置と成形方法
JP2013107301A (ja) * 2011-11-22 2013-06-06 Mikio Fukumura 熱成形用の装置と成形方法
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