JPH06164453A - 自動等化器 - Google Patents

自動等化器

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JPH06164453A
JPH06164453A JP33561592A JP33561592A JPH06164453A JP H06164453 A JPH06164453 A JP H06164453A JP 33561592 A JP33561592 A JP 33561592A JP 33561592 A JP33561592 A JP 33561592A JP H06164453 A JPH06164453 A JP H06164453A
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multiplication coefficient
signal
equalizer
variable multiplication
unit
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Kazuo Somiya
和男 宗宮
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ショートトレーニング時における短時間の等
化器調整信号でも等化器の可変乗算係数を収束させるこ
とができる自動等化器を提供する。 【構成】 入力信号は、AGC回路1を通り、復調部2
で復調され、ロールオフフィルタ部3を通して、I成分
とQ成分に弁別される。自動等化部4で等化された信号
は、判定部5で復号される。誤差検出部6の誤差信号に
よって自動等化部4の可変乗算係数を制御する。ショー
トトレーニング時に、セグメント1のABABの交互パ
ターンを受信するときは、選択部8は、レベル検出部7
からの信号を選択して、自動等化部4の可変乗算係数を
調整する。検出したレベルが小さい場合は、各可変乗算
係数を大きくし、レベルが大きい場合は、可変乗算係数
を小さくする。その結果、セグメント2の等化器調整信
号が、短時間であっても、可変乗算係数を収束させるこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動等化器、特に、ト
ランスバーサルフィルタのように、可変乗算係数によっ
て等化特性が与えられる自動等化器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】CCITT勧告V.17のトレーニング
において、TCFと画信号前の2種類のトレーニングが
使われる。ロングトレーニングはTCFに使われ、4種
のセグメントから構成される。セグメント1は、ABA
Bの交互パターンをシンボル時間の数として256送信
される。ABABパターンは、信号空間ダイヤグラムで
実数部が(−6)、虚数部が(−2)のA点と実数部が
(+2)、虚数部が(−6)のB点のデータを交互に送
信するものである。セグメント2は等化器調整信号であ
り、シンボル時間の数は2976である。セグメント3
は速度情報シーケンスであり、シンボル時間の数は64
である。最後のセグメント4は、スクランブルされた”
1”が連続する信号であり、シンボル時間の数は48で
ある。
【0003】CCITT勧告V.17では、等化器の可
変乗算係数は、ロングトレーニングで調整して係数を確
定し、画信号前のトレーニングは、通信時間を短縮する
ため、短い手順で行なわれる。具体的には、セグメント
1は、ABABの交互パターンをシンボル時間の数とし
て256送信される。したがって、ロングトレーニング
と同じである。セグメント2の等化器調整信号は、シン
ボル時間の数が38であり、ロングトレーニングに比較
して、非常に短い時間である。セグメント3はなく、セ
グメント4は、スクランブルされた”1”が連続する信
号が、シンボル時間の数として48送信される。
【0004】図2は、従来の等化器を有するファクシミ
リ受信部の要部のブロック図である。図中、1はAGC
回路、2は復調部、3はロールオフフィルタ部、4は自
動等化部、5は判別部、6は誤差検出部である。入力信
号は、AGC回路1でゲイン調整が行なわれて、復調部
2で復調され、ロールオフフィルタ部3を通して、I成
分とQ成分に弁別される。弁別された各出力信号は、自
動等化部4により回線上で生じた信号の歪が除去され
る。自動等化部4で等化された信号は、判定部5で復号
される。誤差検出部6は、自動等化部4の出力と判定部
5の出力との差を検出して、受信点と判定した信号点と
の誤差を得る。
【0005】自動等化部4は、トランスバーサルフィル
タなど遅延特性を有する回路や、Nビットのシフトレジ
スタが用いられ、誤差検出部6からの誤差信号によって
可変乗算係数が制御され、等化特性が決定される。
【0006】トレーニング時においても、受信信号はA
GC回路でAGCがかけられる。AGCは、ロングトレ
ーニング時もショートトレーニング時も同じ受信レベル
となるように動作されているが、実際には、必ずしも同
じ受信レベルとならない。このため、ショートトレーニ
ングのセグメント2の等化器調整信号では、等化器の可
変乗算係数を収束させることができない場合がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、ショートトレーニング時に
おける短時間の等化器調整信号でも等化器の可変乗算係
数を収束させることができる自動等化器を提供すること
を目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、自動等化器に
おいて、トレーニング信号を受信して等化特性を調整す
る自動等化器において、ショートトレーニングにおける
所定パターンの信号レベルを検出するレベル検出手段を
設け、該レベル検出手段の出力に基づいて前記自動等化
部の可変乗算係数を調整することを特徴とするものであ
る。
【0009】
【作用】本発明によれば、ショートトレーニングにおけ
る所定パターンの信号レベルに基づいて、あらかじめ自
動等化部の可変乗算係数を調整しておくから、短い等化
器調整信号でも等化器の可変乗算係数を収束させること
ができる。
【0010】
【実施例】図1は、本発明の一実施例の自動等化器を有
するファクシミリ受信部の要部のブロック図である。図
中、1はAGC回路、2は復調部、3はロールオフフィ
ルタ部、4は自動等化部、5は判別部、6は誤差検出
部、7はレベル検出部、8は選択部である。入力信号
は、AGC回路1でゲイン調整が行なわれて、復調部2
で復調され、ロールオフフィルタ部3を通して、I成分
とQ成分に弁別される。弁別された各出力信号は、自動
等化部4により回線上で生じた信号の歪が除去される。
自動等化部4で等化された信号は、判定部5で復号され
る。誤差検出部6は、自動等化部4の出力と判定部5の
出力との差を検出して、受信点と判定した信号点との誤
差を得る。
【0011】自動等化部4は、従来例と同様に、トラン
スバーサルフィルタなど遅延特性を有する回路や、Nビ
ットのシフトレジスタが用いられ、誤差検出部6からの
誤差信号によって可変乗算係数が制御され、等化特性が
決定される。誤差検出部6からの誤差信号により可変乗
算係数を調整する場合は、選択部8は、誤差検出部6か
らの信号を選択する。
【0012】ショートトレーニング時のセグメント1に
おいて、ABABの交互パターンを受信するときには、
選択部8は、レベル検出部7からの信号を選択して、自
動等化部4の可変乗算係数を調整する。レベルの検出
は、A,B両信号の一方あるいは双方を検出するように
してもよい。検出したレベルが小さい場合は、各可変乗
算係数(この実施例では、30タップ)を大きくし、逆
に、レベルが大きい場合は、可変乗算係数を小さくす
る。
【0013】その結果、セグメント2の等化器調整信号
が、短時間であっても、可変乗算係数を収束させること
ができる。
【0014】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、パスメトリック値が大きい場合には、可変乗
算係数を大きい変化幅で変化させて収束精度を向上さ
せ、また、パスメトリック値が大きくない場合には、可
変乗算係数の変化幅を小さくすることにより、自動等化
器の可変乗算係数を最適に制御できるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例の自動等化器を有す
るファクシミリ受信部の要部のブロック図である。
【図2】図2は、従来の等化器を有するファクシミリ受
信部の要部のブロック図である。
【符号の説明】
1 AGC回路 2 復調部 3 ロールオフフィルタ部 4 自動等化部 5 判別部 6 誤差検出部 7 レベル検出部 8 選択部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トレーニング信号を受信して等化特性を
    調整する自動等化器において、ショートトレーニングに
    おける所定パターンの信号レベルを検出するレベル検出
    手段を設け、該レベル検出手段の出力に基づいて前記自
    動等化部の可変乗算係数を調整することを特徴とする自
    動等化器。
JP33561592A 1992-11-20 1992-11-20 自動等化器 Expired - Lifetime JP3151979B2 (ja)

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