JPH0616332B2 - 可撓性磁気ディスク - Google Patents

可撓性磁気ディスク

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JPH0616332B2
JPH0616332B2 JP2051460A JP5146090A JPH0616332B2 JP H0616332 B2 JPH0616332 B2 JP H0616332B2 JP 2051460 A JP2051460 A JP 2051460A JP 5146090 A JP5146090 A JP 5146090A JP H0616332 B2 JPH0616332 B2 JP H0616332B2
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JP
Japan
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disk
spindle
core member
leaf spring
magnetic disk
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JP2051460A
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JPH02263372A (ja
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悦朗 斉藤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は可撓性磁気ディスクの構造に関する。
〔従来の技術〕
第1A図及び第1B図は可撓性磁気ディスクを内蔵した
従来のディスクカセットの表面及び裏面の平面図であ
る。この磁気ディスクカセット1は偏平なケース2内に
磁気ディスク3を回転可能に収納したものであり、マイ
クロコンピュータやCCD等を内蔵した電子カメラの記
録媒体として用いられている。磁気ディスク3はディス
クドライブ装置に装着するためのセンターコア4を備
え、このセンターコア4はケース2の表裏に形成された
中心穴7、8を通してディスクドライブ装置のドライブ
軸に磁気的に結合される。このためセンターコア4の裏
面側にはドライブ装置のマグネットに吸着されるリング
状パーマロイ9が貼り付けられ、またディスクドライブ
装置のスピンドルが挿入されるスピンドル穴5がセンタ
ーコア4の中心に形成されている。
ケース2と表面及び裏面には、押えパッド挿入開口11
及びヘッド挿入開口12が形成され、またカセットの不
使用時にこれらの開口11、12を閉塞するスライド式
のシャッター10がケース2に取付けられている。
センターコア4は樹脂で成形されたものであり、そのス
ピンドル穴5はV字状のテーパー面14及び薄板状のば
ね面15でもって規定されている。この穴5に挿入され
たスピンドルはばね面15によってテーパー面14に押
し付けられ、これによってディスクのセンタリング(芯
出し)が行われる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述の従来技術で用いられたセンターコア4の全体は、
樹脂成型で形成されているので、テーパー面14とばね
面15との間の成型時の寸法がばらつき易く、また経時
変化するため、ディスクの芯出しに狂いが生じ、ディス
ク回転に偏心が発生する。またばね面15が樹脂である
ので、成型時の寸法のばらつき及び経時変化によって、
適度なばね力の付与及び維持が困難であった。
また特開昭58−224479号公報には、ディスク芯
出し用の弾性部材として金属板ばねを使用することが開
示されているが、板ばねを樹脂製ハブ内に埋め込む際に
ディスク回転面に対する平行精度が悪いと、ディスクが
スピンドルに対して傾いて固定され、ディスクの面振れ
が生じて安定な記録再生が困難となる問題がある。
本発明は上述の問題に鑑み、スピンドル回転軸に対する
ディスクの直角保持精度及び芯出し精度が極めて高いデ
ィスクのセンターコア構造を提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明による可撓性磁気ディスクは、可撓性ディスク3
8を載置する載置面とディスク駆動装置に設けられたス
ピンドル40が挿入される中心穴19とを有した金属製
のコア部材18と、上記コア部材18の中心穴19の周
囲に設けられ、上記スピンドル40に対して上記可撓性
ディスク38を位置決めするリング部材25と、両端に
一対の凸部36a、36bを有し、上記リング部材25
に挿入されたスピンドル40を上記リング部材25の内
周面(テーバー面20a、20b)に押圧する板ばね3
5と、上記コア部材18に設けられたばね受け面21
a、21bによって上記板ばね35の凸部の下方側縁を
支持した状態で、上方から上記凸部36a、36b挟持
することによって上記板ばね35を固定するキャップ部
材39とを設けたことを特徴とする。
この構成によると、金属製のコア部材18を使用してい
るため、スピンドルが挿通される孔の形状や経時変化や
摩滅が少なく、またコア部材18に設けたばね受け面で
芯出し用の板ばね35を支持しキャップ部材39で固定
しているので、ディスク回転面に対する板ばね35の平
行精度が高く、従ってスピンドル回転軸に対するディス
クの直角保持精度及び芯出し精度が高く、安定した記録
再生が可能となる。
〔実施例〕
以下本発明の構成を実施例を参照して説明する。
第2図は本発明による可撓性磁気ディスクのセンターコ
アの主部を成す板金製のコア部材18の平面図で、第3
図は第2図のA−A線断面図である。このコア部材18
は軟鉄板等をリング状に打抜き加工したものであり、そ
の中心穴19内周囲には一対のテーパー面20a、20
b及び一対のばね受け面21a、21bが形成されてい
る。ばね受け面21a、21bはA−A線と直交する。
このコア部材18はディスクドライブ装置のチャッキン
グ用マグネットに吸着されるヨーク材としても作用す
る。従って第1B図のようなパーマロイリング9は不要
となる。
コア部材18の形状は、第2図に示すようにA−A線に
関して線対称であり、中心穴19の内周囲のA−A線上
には折曲部22が形成されている。この折曲部22は、
ディスクドライブ装置の回転検出器と対向し、チャッキ
ングマグネットの漏れ磁束を上記回転検出器が検出する
ことにより、ディスクの回転位相を示すパルスが得られ
るようになっている。この折曲部はA−A線上に設けら
れているので、コア部材18自体の回転ダイナミックバ
ランスをとることは設計上容易であり、例えば、第2図
のようにコア部材18の外周囲のA−A線上に切欠き部
23を設けることにより、ダイナミックバランスのとれ
たコア部材18を得ることができる。
コア部材18の中心穴19の周囲には、第4図の平面図
及び第5図のB−B線断面に示すように、ディスクの芯
材となるリング部材25が樹脂をアウトサートモールド
することによって取付けられる。このリング部材の外周
面26の径は磁気ディスクの中心穴の内径と合致し、こ
の外周面26でディスクが位置決めされてコア部材18
に固定される。なおリング部材25のアウトサートモー
ルドと同時にディスク溶着のためのリング状リブ27が
コア部材18の外周部下面に形成される。このリブ27
をコア部材18にアウトサートモールドするために、コ
ア部材18の外周囲には複数の穴28及び溝29が形成
されている。
リング部材25の中心穴30は、第4図に示すようにコ
ア部材18の中心穴19よりは全体として小さいが、コ
ア部材18のテーパー面20a、20bの部分だけは、
第4図C−C線の部分断面図である第6図に示すよう
に、リング部材25の中心穴30の内周面31より突出
している。これによってスピンドルの周囲がテーパー面
20a、20bに当接するようになっている。なおリン
グ部材25の中心穴30のコア部材18より下側の内周
面32は第6図に示すようにテーパー面20aまたは2
0bと面一であり、これにより、テーパー面20aのエ
ッジにスピンドルが直接に当たるのが防止され、スピン
ドルの挿入を容易にすると共に、スピンドルが削れて芯
出し精度が低下するのを防いでいる。
コア部材18のばね受け面21a、21bに対応する部
分のリング状部材25には、スリット34a、34bが
形成され、ここに第7図に示す板ばね35が挿入され
る。このスリット34a、34bの巾のほぼ中央にコア
部材18のばね受け面21a、21bが位置し、板ばね
35が挿入された状態では、ばね受け面21a、21b
によって板ばね35がラジアル方向に支持される。また
板ばね35の両側部には凸部36a、36bが形成され
ていて、この凸部がスリット34a、34b内において
コア部材18に掛かることにより、板ばね35が軸方向
に支持される。
上述の如くに板ばね35をスリット34a、34bに装
着し、更に第10図の断面図に示すように磁気ディスク
38をコア部材18の上面においてリング部材25の外
周面26に装着し、更に第8図の斜視図及び第9図の断
面図に示すキャップ部材39をディスク38の上に嵌め
込み、次にキャップ部材39とリング部材27とを高周
波溶着することにより、センターコアを備える磁気ディ
スクが完成する。
この状態では、第11図(板ばね35に沿った断面)に
示すように、板ばね35の両端の凸部36a、36bを
挿入したスリット34a、34bがキャップ部材39に
よって覆われるので、板ばね35が抜け落ちることはな
い。
第12図はディスクドライブ装置のスピンドル40をデ
ィスクのセンターコアの穴に挿入した状態を示す部分詳
細図である。第12図に示すようにスピンドル40がコ
ア部材18の両テーパー面20a、20bに板ばね35
によって押え付けられることにより、ディスクの位置決
め(芯出し)が行われる。従って打抜き加工された板金
のコア部材18の寸法精度に応じた高精度の芯出しがば
らつき無く行われる。またテーパー面20a、20bと
板ばね35との位置関係は、コア部材18に形成された
ばね受け面21a、21bによって規定されているか
ら、ばらつき及び経時変化の無い一定したばね押え力が
得られ、安定した高精度の芯出しを行うことができる。
〔発明の効果〕
本発明は上述の様に、金属製のコア部材18を可撓性磁
気ディスクのセンターコアとして使用しているため、ス
ピンドルが挿通される孔の形状の経時変化や摩滅が少な
く、またコア部材18に設けたばね受け面で芯出し用の
板ばね35を支持しキャップ部材39で固定しているの
で、ディスク回転面に対する板ばね35の平行精度が高
く、従ってスピンドル回転軸に対するディスクの直角保
持精度及び芯出し精度が高く、安定した記録再生が可能
となる。
【図面の簡単な説明】
第1A図及び第1B図は夫々従来の磁気ディスクカセッ
トの表面及び裏面図、第2図は本発明よる可撓性磁気デ
ィスクの主部を成す板金製コア部材の平面図、第3図は
第2図のA−A線断面図、第4図は第2図のコア部材に
ディスク芯材としてのリング材をアウトサートモールド
した状態の平面図、第5図は第4図のB−B線断面図、
第6図は第4図のC−C線の部分断面図、第7図は板ば
ねの平面図、第8図は第4図のリン部材の中心に磁気デ
ィスクと共に装着されるキャップ部材の斜視図、第9図
は第8図の縦断面図、第10図は組立てた状態のディス
クセンターコアの断面図、第11図は板ばねに沿ったセ
ンターコアの断面図、第12図はスピンドルをセンター
コアに挿入した状態の部分詳細図である。 なお図面に用いた符号において、 18……コア部材 19……中心穴 20a、20b……テーパー面 21a、21b……ばね受け面 25……リング部材 34a、34b……スリット 35……板ばね 38……磁気ディスク 39……キャップ部材 40……スピンドル である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可撓性ディスクを載置する載置面とディス
    ク駆動装置に設けられたスピンドルが挿入される中心穴
    とを有した金属製のコア部材と、 上記コア部材の中心穴の周囲に設けられ、上記スピンド
    ルに対して上記可撓性ディスクを位置決めするリング部
    材と、 両端に一対の凸部を有し、上記リング部材に挿入された
    スピンドルを上記リング部材の内周面に押圧する板ばね
    と、 上記コア部材に設けられたばね受け面によって上記板ば
    ねの凸部の下方側縁を支持した状態で、上方から上記凸
    部を挟持することによって上記板ばねを固定するキャッ
    プ部材とを設けたことを特徴とする可撓性磁気ディス
    ク。
JP2051460A 1990-03-02 1990-03-02 可撓性磁気ディスク Expired - Lifetime JPH0616332B2 (ja)

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JPH02263372A JPH02263372A (ja) 1990-10-26
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58224479A (ja) * 1982-06-21 1983-12-26 Hitachi Ltd 回転ディスク
JPS59118126U (ja) * 1983-01-26 1984-08-09 松下電器産業株式会社 円盤状記録媒体

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JPH02263372A (ja) 1990-10-26

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