JPH06162242A - バーコード読取り装置 - Google Patents

バーコード読取り装置

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JPH06162242A
JPH06162242A JP4313179A JP31317992A JPH06162242A JP H06162242 A JPH06162242 A JP H06162242A JP 4313179 A JP4313179 A JP 4313179A JP 31317992 A JP31317992 A JP 31317992A JP H06162242 A JPH06162242 A JP H06162242A
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JP
Japan
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light
bar
bar code
code reader
laser
Prior art date
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Pending
Application number
JP4313179A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayoshi Ishii
孝好 石井
Yasuhiro Abe
保広 安部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH06162242A publication Critical patent/JPH06162242A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 簡単な構成部品の追加のみで、バーコード読
取り装置によるバーコードラベルの読取りに及ぼす、3
波長形高周波蛍光ランプ等による外乱光の悪影響を除去
し得るバーコード読取り装置を提供すること。 【構成】 バーコードラベル4を高速走査するレーザス
キャナと、バーコードラベル4からの反射光3を受光
し、変換したビデオ信号の増幅および信号を解読するデ
コーダを有するバーコード読取り装置1において、前記
レーザスキャナに、走査用のレーザ光2を発光するレー
ザ管に加えて、走査用のレーザ光と同一波長帯の光エネ
ルギーの高い照射光を有する補助光源6−1〜2を備え
たことを特徴とするバーコード読取り装置1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバーコード読取り装置に
関し、特に小売業における商品に印刷されたJAN,U
PC等のバーコードラベルの自動読取りを行うPOSシ
ステム、または、物流関係で使用されるITF(Interle
aved 2 out of 5)等のバーコードラベルの自動読取り
を行うためのバーコード読取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のバーコード読取り装置としては、
例えば、服部 肇著「オプトエレクトロニクスの活用」(大
河出版,昭和59年12月刊)第239頁の図7.113に示されてい
る装置が知られている。この装置においては、バーコー
ドラベルを照射するのはレーザ光のみで、これ以外に他
の補助光源を使用するという考えは見られない。また、
特開平4-105184号公報に開示されている「チェックアウ
ト装置」では、バーコードスキャナの高さを可変とし
て、読取り不良率の低減を図るようにしているが、ここ
でも、補助光源を使用するという考えは見られない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に、バーコードラ
ベルを走査するレーザ光としては、安全性の面から、出
力5mW以下のHe-Neレーザが用いられる。このため、
外乱光となる室内の照明装置のバーコード読取り装置近
傍の照度は 約3000Lx以下とされ、バーコードをレーザ
光で走査して得られる散乱光の信号レベルが、室内外乱
光の直射ノイズレベルより小さくならないようにしてい
る。しかし、前記照度は、図2(d)にその一例を示す、
従来使用されている連続波長形蛍光ランプ(一般白色ま
たは一般昼光色)と、図2(a)〜(c)にその一例を示
す、明るさ,色おざやかさを特徴とする3波長形蛍光ラ
ンプとで同じ値になっていても、これは平均値であり、
従来のバーコード読取り装置に一般的に用いられてい
る、He-Neレーザ光の波長である630nm帯(図3参照)で
は、図2(c)のランプのエネルギーは、一桁以上多くな
る。このため、室内照明に、図2(c)に示す如き電球色
の3波長形蛍光ランプを使用した場合、バーコード読取
り装置の受光部に入射する 波長630nmのノイズは、連続
波長形ランプからのノイズに比較して一桁以上多くな
り、バーコードラベルからの反射信号とのS/N比を低
下させ、誤動作を誘起する。
【0004】一方、近来は、蛍光ランプのチラツキを防
止するために、高周波点灯形の蛍光ランプが用いられる
ことも多い。図4(a)および(b)に、図2(c)に示した
如き電球色の3波長形高周波蛍光ランプを用いた照明環
境下におけるバーコード読取り装置への蛍光灯照射の影
響を示す。まず、図4(a)は、バーコード読取り装置か
らのレーザ光の出射方向と、そのバーコードラベルから
の反射光の入射方向に相当する角度範囲(図の斜線の範
囲)に入射する3波長形高周波蛍光ランプの照射光が、
バーコード読取り装置によるバーコードラベルの読取り
に悪影響を及ぼすことを示している。この場合の悪影響
を受ける角度範囲は、バーコード読取り装置の仕様によ
り多少の幅があるが、概ね、水平面から30度〜70度
の範囲である。また、図4(b)は、上述の例に示した3
波長形高周波蛍光ランプの点灯周波数(30〜50KH
z)の10倍成分(300〜500KHz)のノイズ成分
が、レーザ光(波長630nm帯)のバーコード信号サンプリ
ング周波数である300KHz〜1MHzに重畳されるこ
とを示している。
【0005】すなわち、図4(a)に示した如き角度範囲
に入射する、3波長形高周波蛍光ランプの照射光の井イ
ズ成分が、赤色成分を多く含むこともあって、バーコー
ド読取り装置によるバーコードラベルの読取りに悪影響
を及ぼすものである。なお、S/N向上策として、レー
ザ光の光エネルギーを増加させる方法も考えられるが、
これには、操作者他の視覚機能保護の見地から、採用す
ることができないという事情がある。本発明は上記事情
に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、従
来の技術における上述の如き問題を解消し、簡単な構成
部品の追加のみで、バーコード読取り装置によるバーコ
ードラベルの読取りに及ぼす、3波長形高周波蛍光ラン
プ等による外乱光の悪影響を除去し得るバーコード読取
り装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、バ
ーコードラベルを高速走査するレーザスキャナと、バー
コードラベルからの反射光を受光し、変換したビデオ信
号の増幅および信号を解読するデコーダを有するバーコ
ード読取り装置において、前記レーザスキャナに、走査
用のレーザ光を発光するレーザ管に加えて、走査用のレ
ーザ光と同一波長帯の光エネルギーの高い照射光を有す
る補助光源を備えたことを特徴とするバーコード読取り
装置によって達成される。
【0007】
【作用】本発明に係るバーコード読取り装置において
は、追設した、走査用のレーザ光と同一波長帯の光エネ
ルギーの高い照射光を有する補助光源によっても、読取
り対象であるバーコードラベルを照射することにより、
バーコードラベルから反射してくる信号のレベルを、室
内照明による外乱ノイズより相対的に向上させることが
でき、S/N比を改善することができるものである。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は、本発明の一実施例に係るバーコー
ド読取り装置が、室内照明下で使用されている状況を示
す斜視図である。図中、1はバーコード読取り装置、2
は該バーコード読取り装置1内に設けられているレーザ
光源から発せられるレーザ光線、3は該レーザ光線2が
読取り対象となる物品に付されているバーコードレベル
4を照射した際の反射光(反射信号)を示している。本実
施例に係るバーコード読取り装置1の上面には、補助光
源6-1,6-2が設けられており、該補助光源6-1,6-2
からは、補助光6-1-1,6-2-1が、前述のバーコードラ
ベル4に照射される如く構成されている。
【0009】上述の如く構成された本実施例に係るバー
コード読取り装置1においては、補助光源6-1,6-2か
ら出射される補助光6-1-1,6-2-1がバーコードラベル
4に照射されることにより、バーコードレベル4からの
反射光(反射信号)3の信号レベルを増加させ、室内照明
5からバーコード読取り装置1に入射する外乱光5-1に
対するS/N比を改善するという効果を生ずるものであ
る。上述の補助光源6-1,6-2は、バーコードラベル4
を有効に照射し得る方向、つまり、室内照明5とは逆方
向で、バーコード読取り装置1内に設けられているレー
ザ光源から発せられる走査用レーザ光と同じ方向に発光
するように設置されている。これにより、室内照明5か
らの照射光5-2では照射できず、室内照明5からの照射
光5-3の反射光5-4で照射されるバーコードの照射光量
不足を、補助光源6-1,6-2から出射される補助光6-1
-1,6-2-1が補っている。
【0010】上記実施例においては、バーコードラベル
4を、走査用レーザ光以外に、補助光源によっても照射
するようにしたので、バーコードラベル4からの反射信
号レベルを増加させることができ、室内照明による外乱
光のノイズに比べて、S/N比を改善することができ
る。なお、上述の補助光源6-1,6-2としては、先に図
2(c)に示したスペクトラムを有する電球色3波長形高
周波蛍光ランプを使用することにより、図3に示したレ
ーザ光の光エネルギーを補うのがよいが、本発明は、必
ずしもこれに限るものではない。また、図5に示す如
く、補助光源6-1,6-2を、バーコード読取り装置1に
設置せず、スキャナ台7上に設置することも可能であ
る。更に、買物客の目9-1,操作者の目9-2と上述の補
助光源6-1,6-2との間に、図5に示す如き光フィルタ
8を設けて、補助光源6-1,6-2から出射される補助光
6-1-1,6-2-1を減衰させ、光線6-1-2,6-2-2とし
て、買物客や操作者にまぶしさを与えないようにするこ
とも可能である。
【0011】
【発明の効果】以上、詳細に説明した如く、本発明によ
れば、簡単な構成部品の追加のみで、バーコード読取り
装置によるバーコードラベルの読取りに及ぼす、3波長
形高周波蛍光ランプ等による外乱光の悪影響を除去し得
るバーコード読取り装置を実現できるという顕著な効果
を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るバーコード読取り装置
が、室内照明下で使用されている状況を示す斜視図であ
る。
【図2】よく使用される蛍光ランプの波長−光エネルギ
ー発光分布図である。
【図3】レーザ光の波長−光エネルギー発光分布図であ
る。
【図4】高周波蛍光ランプの影響を説明するための図で
ある。
【図5】本発明の他の実施例に係るバーコード読取り装
置が、室内照明下で使用されている状況を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1:バーコード読取り装置、2:レーザ光線、3:反射
光(反射信号)、4:バーコードレベル、5:室内照明装
置、5-1:外乱光、6-1,6-2:補助光源、6-1-1,6
-2-1:補助光。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バーコードラベルを高速走査するレーザ
    スキャナと、バーコードラベルからの反射光を受光し、
    変換したビデオ信号の増幅および信号を解読するデコー
    ダを有するバーコード読取り装置において、前記レーザ
    スキャナに、走査用のレーザ光を発光するレーザ管に加
    えて、走査用のレーザ光と同一波長帯の光エネルギーの
    高い照射光を有する補助光源を備えたことを特徴とする
    バーコード読取り装置。
JP4313179A 1992-11-24 1992-11-24 バーコード読取り装置 Pending JPH06162242A (ja)

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JP4313179A JPH06162242A (ja) 1992-11-24 1992-11-24 バーコード読取り装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009251848A (ja) * 2008-04-04 2009-10-29 Toshiba Tec Corp コードシンボル読取装置
JP2012064177A (ja) * 2010-09-17 2012-03-29 Keyence Corp 光学情報読取装置
JP2012064176A (ja) * 2010-09-17 2012-03-29 Keyence Corp 光学情報読取装置用の外部照明装置

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JP2012064177A (ja) * 2010-09-17 2012-03-29 Keyence Corp 光学情報読取装置
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