JPH06161707A - 文字コード切換処理方式 - Google Patents

文字コード切換処理方式

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JPH06161707A
JPH06161707A JP4311894A JP31189492A JPH06161707A JP H06161707 A JPH06161707 A JP H06161707A JP 4311894 A JP4311894 A JP 4311894A JP 31189492 A JP31189492 A JP 31189492A JP H06161707 A JPH06161707 A JP H06161707A
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JP
Japan
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ebcdic
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terminal
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JP4311894A
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Hidekazu Imai
秀和 今井
Hajime Matsushita
一 松下
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PFU Ltd
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PFU Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は,文字コード切換処理方式に関し,端
末で使用されるEBCDICコードの種類をホストから
の指示により自動的に切換えることを目的とする。 【構成】EBCDICコードの複数の種類を使用するプ
ログラム2をホスト1に備え,ホスト1からのデータの
使用するEBCDICコードの種類を調べる種類判定部
6を端末4に備える。プログラム2が自己の送信するデ
ータについてのEBCDICコードの種類を種類判定部
6へ通知する。種類判定部6が前記通知に基づいてその
時点以後に実行すべきコード変換の種類を定め,端末4
が前記定められた種類のコード変換を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,文字コード切換処理方
式に関し,特に,いわゆるオフィスコンピュータにおい
て用いられるEBCDICコードの種類の切換えをホス
トから行う文字コード切換処理方式に関する。
【0002】商用コンピュータでは歴史的にEBCDI
Cコードが使用されているが,この影響でいわゆるオフ
ィスコンピュータにおいてもEBCDICコードが使用
される。
【0003】
【従来の技術】図4は従来技術説明図であり,いわゆる
オフィスコンピュータ,即ち,その文字コードとしてE
BCDICコードを採用するデータ処理装置について示
す。
【0004】図4のデータ処理装置において,そのホス
ト(又はオフィスコンピュータ)1からその端末(PC
(パーソナルコンピュータ)/WS(ワークステーショ
ン))4へ送信されてくるデータは,EBCDICコー
ドに従っている。一方,端末4は,その内部における文
字コードの体系として,JIS8コードを使用してい
る。ホスト1側は歴史的にEBCDICコードを使用
し,端末(PC/WS)4側は近年の傾向としてJIS
8コード(又はASCIIコード,EUCコード)を使
用する。
【0005】そこで,ディスプレイエミュレータ5は,
ホスト1から送信されてきたEBCDICコードをJI
S8コードにコード変換した後に表示装置10に対する
指示を行う。ディスプレイエミュレータ5は,端末4上
でホスト1のために動作するプログラムであって,ディ
スプレイ装置(実機)と同じ動作をPC/WS等の端末
4上で行うプログラムである。なお,ディスプレイエミ
ュレータ5以外のプログラム11は,本来端末4上で動
作するものであるから,当該端末4の採用するJIS8
コードを元々使用している。
【0006】ところで,EBCDICコードには,EB
CDIC(カナ)コード,EBCDIC(英小文字)コ
ード,EBCDIC(スペイン)コード等,複数の種類
がある。これら複数の種類の異なるEBCDICコード
において,英大文字や数字などは共通に存在し,1つの
文字は常に同一の16進数からなるコードを割当てられ
ている。
【0007】一方,カタカナはEBCDIC(カナ)コ
ードにしか存在せず,英小文字はEBCDIC(英小文
字)コードにしか存在しない。このようにある種類のE
BCDICコードにしか存在しない文字(カタカナ,英
小文字等)については,異なる文字に同一のコード(1
6進数)が割当てられている。
【0008】例えば,コード「81」は,EBCDIC
(カナ)コードにおいては「ア」を意味し,EBCDI
C(英小文字)コードにおいては「a」を意味する。即
ち,前者の場合「ア」が表示又は印刷され,後者の場合
「a」が表示又は印刷される。
【0009】今,図5に示す如く,ホスト1から端末4
へ,画面の1行目の1桁目から「アイウエオ」と表示す
る指示が送信された場合を考える。この指示は,1行目
の1桁目を示す制御データ「xxxx」と,「アイウエ
オ」に相当するコード(16進数)である「81828
38485」とを含む。
【0010】この指示を受信した端末4において,ディ
スプレイエミュレータ5は,予め定められた規約に従っ
てコード「8182…」を解読した上で,これをJIS
8コードに変換する。
【0011】ここで,規約として,ホスト1から送信さ
れるコードはEBCDIC(カナ)コードであることが
定められている場合,ディスプレイエミュレータ5によ
り,EBCDIC(カナ)コードからJIS8コードへ
の変換が行なわれる。即ち,正しい変換が行なわれる。
【0012】この場合,図5に示す如く,例えばコード
「81」はEBCDIC(カナ)コードにおける「ア」
を意味すると解読され,JIS8コードにおける「ア」
を意味するコード「B1」に変換される。そして,この
コード「B1」により,1行目の1桁目に「ア」が表示
される。即ち,正しい表示が行なわれる。
【0013】一方,規約としてホスト1から送信されて
くるコードはEBCDIC(英小文字)コードであるこ
とが定められている状態で,EBCDIC(カナ)コー
ドに依存するデータが送信されてきた場合,正しい変換
が行なわれない。即ち,図6に示す如く,本来EBCD
IC(カナ)コードからJIS8コードへの変換を行う
べきであるにも拘らず,EBCDIC(英小文字)コー
ドからJIS8コードへの変換が行なわれる。これは,
ディスプレイエミュレータ5が規約に従って変換を行う
ことによる。
【0014】具体的には,図6に示す如く,例えばコー
ド「81」は,本来EBCDIC(カナ)コードにおけ
る「ア」を意味するデータとして,ホスト1から送信さ
れてくる。これは図5の場合と同様である。ところが,
前記規約に従って,EBCDIC(英小文字)コードに
よるデータとして解読される。即ち,EBCDIC(英
小文字)コードにおけるコード「81」,即ち,「a」
を表すデータであると解読され,JIS8コードにおけ
る「a」を表すコード「61」に変換される。そして,
このコード「61」により,1行目の1桁目に「a」が
表示される。即ち,本来「ア」であった文字が「a」と
表示される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】図7は従来技術の問題
点を示す図である。前述の規約(規約における使用する
EBCDICコードの種類)の設定は,データの送受に
先立って行う必要があるので,端末4側におけるその
(動作)環境設定の際に行なわれる。即ち,ディスプレ
イエミュレータ5を起動する時に,その初期にオペレー
タにより実行される環境設定において,いずれの種類の
EBCDICコードを用いるのかが定められる。
【0016】例えば,起動を要求したホスト1側のプロ
グラムがEBCDIC(カナ)コードを使用している場
合,使用するEBCDICコードの種類はこれに一致す
るように設定される。
【0017】しかしながら,以上のように,使用するE
BCDICコードの種類の設定は,環境設定においてし
か行うことができなかったので,以下の如き問題を生じ
ていた。
【0018】EBCDIC(カナ)コードを使用するプ
ログラム12Aがディスプレイエミュレータ5を使用し
ている途中で英小文字を取扱う必要が生じた場合,オペ
レータは,図7に示す如く,次の操作を行う。即ち,一
旦ディスプレイエミュレーションの終了操作をし,新た
に端末4の環境設定を行って,文字コードをEBCDI
C(カナ)コードからEBCDIC(英小文字)コード
に切換える。そして,再びディスプレイエミュレーショ
ンを再起動する。これにより,EBCDIC(英小文
字)コードを使用するプログラム12Bが,ディスプレ
イエミュレータ5を(正しく)使用できる。
【0019】以上から判るように,従来の文字コード
(EBCDICコードの種類)の切換えはオペレータの
マニュアル操作によっていたので,オペレータにとって
は負担が大きく,煩わしいものであった。また,オペレ
ータはホスト1側のプログラムが要求するEBCDIC
コードの種類を予め知っていなければならず,一定の知
識を必要としていた。
【0020】一方,ホスト1側から見ると,EBCDI
Cコードの種類の切換えには極めて長時間を要してい
た。また,1つのプログラムは1種類のEBCDICコ
ードしか使用できず,プログラムを分割しなければなら
ない等の不便があった。
【0021】本発明の目的は,端末で使用されるEBC
DICコードの種類をホストからの指示により自動的に
切換える文字コード切換処理方式を提供することにあ
る。
【0022】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理構成
図であり,本発明によるデータ処理装置を示す。このデ
ータ処理装置はEBCDICコードを使用するホスト1
と,EBCDICコード以外の所定のコード(例えばJ
IS8コード)を使用する端末4とを接続してなり,ホ
スト1から端末4へ送信されたEBCDICコードのデ
ータを,端末4で前記所定のコードのデータにコード変
換する。
【0023】ホスト1はEBCDICコードの複数の種
類を使用するプログラム2を備える。端末4はホスト1
からのデータの使用する前記EBCDICコードの種類
を調べる種類判定部6を備える。
【0024】プログラム2は自己の送信するデータにつ
いてのEBCDICコードの種類を種類判定部6へ通知
する。この通知を受け,種類判定部6は通知に基づいて
その時点以後に実行すべきコード変換の種類を定め,端
末4は定められた種類のコード変換を行う。
【0025】
【作用】図2は本発明の作用説明図である。ホスト1に
存在するプログラム2は,複数の種類のEBCDICコ
ード,例えばEBCDIC(カナ)コードとEBCDI
C(英小文字)コードとを使用する。
【0026】最初に,プログラム2がEBCDIC(カ
ナ)コードを使用している場合,端末4においては,例
えば環境設定によりホスト1又はプログラム2からのデ
ータはEBCDIC(カナ)コードのデータであること
が,予め設定されている。この場合,ホスト1又はプロ
グラム2からのデータは,例えばカタカナで「ラジオ」
と正しく表示される。
【0027】次に,プログラム2がEBCDIC(英小
文字)コードを使用したデータを端末4へ送る場合,こ
のデータの送信に先立って,文字コードの切換処理が実
行される。
【0028】即ち,プログラム2は,その時点以後に自
己が送信するデータはEBCDIC(英小文字)コード
を使用することを,端末4の特に種類判定部6へ通知す
る。この通知を受けた種類判定部6は,この通知に基づ
いて,その時点以後に実行すべきコード変換の種類を定
める。この場合,それまでのEBCDIC(カナ)コー
ドから所定のコード(例えばJIS8コードとする)へ
のコード変換を実行すべきことを定めていたものを,そ
れ以後は,EBCDIC(英小文字)コードからJIS
8コードへのコード変換を実行すべきことを定める。こ
のように,この通知によりコード変換の種類が切換えら
れるので,この通知はコード(文字コード)切換要求で
ある。
【0029】端末4は,この定められたEBCDIC
(英小文字)コードからJIS8コードへのコード変換
を行う。この場合,ホスト1又はプログラム2からのデ
ータは,例えば英小文字を含んで「Radio」と正し
く表示される。なお,「ラジオ」と「Radio」のコ
ードが実際に一致するわけではない。
【0030】以上の如く,本発明によれば,文字コード
(EBCDICコードの種類)の切換えは,端末4にお
いて自動的に行なわれる。従って,オペレータの負担は
無く,知識も要求されず,また,処理時間も極めて短く
てよい。ホスト1からは,処理の途中でのコード切換え
が可能となるので,1つのプログラム2が複数の種類の
EBCDICコードを使用でき,プログラムを分割する
必要が無く,また,処理時間が短いことと合わせて異な
る文字コードを使用する業務を連続して行うことができ
る。
【0031】
【実施例】図1乃至図3により実施例について説明す
る。ホスト1は,いわゆるオフィスコンピュータであ
り,歴史的にEBCDICコードを使用するデータ処理
装置である。ホスト1はCPU(中央処理装置)とメモ
リとからなる。
【0032】プログラム2は,ホスト1上で動作するも
のであって,ホスト1のメモリ上に存在する。従って,
プログラム2は,当然にEBCDICコードを使用する
が,複数の種類のEBCDICコードを使用する。具体
的には,EBCDIC(カナ)コード,EBCDIC
(英小文字),EBCDIC(スペイン)等を使用す
る。以下は,一般的なコードである前2者を使用するも
のとして説明する。
【0033】プログラム2は,図2に示す如く,EBC
DIC(カナ)コードを使用する処理部2Aと,EBC
DIC(英小文字)コードを使用する処理部2Bとを有
する。処理部2A及び2Bは,各々,EBCDIC(カ
ナ)コードを使用するデータ及びEBCDIC(英小文
字)コードを使用するデータを送信する。
【0034】また,プログラム2は,図1に示す如く,
種類通知部3を有する。種類通知部3は,例えば処理部
2A及び2Bが各々の処理を開始する際に起動され,こ
れらの処理によるデータが送信される際に又はこれに先
立って,当該処理部2A及び2B又はそのデータの使用
する(送信する)EBCDICコードの種類を,端末4
(の種類判定部6)へ通知する。
【0035】例えば,処理を終了した処理部2Aによっ
て処理部2Bが起動されると,処理部2Bは,まず,種
類通知部3を起動する。これに応じて,種類通知部3
は,自己を起動した処理部2Bの使用するコードの種類
がEBCDIC(英小文字)コードであることを通知す
る。
【0036】なお,初めに動作する処理部2Aも同様の
処理を行うので,初期の環境設定におけるオペレータに
よるコード変換の設定をも不要にできる。プログラム2
の送信するデータは,図3に示す如く,例えば「y
y」,「xxxx」,「8182838485」からな
る。
【0037】データ「yy」は,EBCDICコードの
種類を示し,これが「27E0」であればEBCDIC
(カナ)コードを示し,「27E1」であればEBCD
IC(英小文字)コードを示す。データ「yy」は,種
類通知部3によって作成され,データの先頭に付加され
る。
【0038】なお,データ「yy」は,表示装置10の
画面の各ページ毎にその先頭に付加される。従って,画
面の各ページ対応に,各処理部2A又は2BによるEB
CDIC(カナ)コード又はEBCDIC(英小文字)
コードを用いた処理が実行される。
【0039】データ「xxxx」は,前述と同様に,画
面における表示位置制御データであって,例えば1行目
の1桁目を示す。データ「8182…」は,前述と同様
に,「アイウエオ」又は「abcde」に相当するデー
タである。即ち,データ「8182…」をEBCDIC
(カナ)コードと解釈すれば「アイウエオ」が表示さ
れ,EBCDIC(英小文字)コードと解釈すれば「a
bcde」が表示される。
【0040】端末4は,ホスト1に接続されるが,それ
自体パーソナルコンピュータ(PC)又はワークステー
ション(WS)として機能しうるものである。端末4
は,近年の傾向として,JIS8コード等を使用するデ
ータ処理装置である。
【0041】端末4上で動作するプログラム(ディスプ
レイエミュレータ5を除く)は,当然にJIS8コード
を使用し,従って,同様にこのJIS8コードを使用す
る表示装置10に直接に表示を依頼することができる。
ディスプレイエミュレータ5を除くプログラム(図示せ
ず)は,端末4の表示処理部(図示せず)を介して,表
示装置10の画面上に所望の表示を行う。
【0042】これに対し,ホスト1のプログラム2は,
EBCDICコードを使用するので,ディスプレイエミ
ュレータ5を介してでなければ表示装置10に表示を依
頼することができない。ディスプレイエミュレータ5は
端末4上でホスト1のために動作するプログラムであっ
て,ホスト1から受信したデータをコード変換した後,
所定のデータ形式で表示装置10に表示を依頼する。
【0043】このために,ディスプレイエミュレータ5
は,種類判定部6,コード変換部7(7A,7B,
…),表示処理部9を有する。また,コード変換部7が
使用するコード変換のための変換表8(8A,8B,
…)が設けられる。
【0044】種類判定部6は,プログラム2(の種類通
知部3)からの通知を受信して,これに基づいて,その
時点以後にディスプレイエミュレータ5(コード変換部
7)が実行すべきコード変換の種類を定める。即ち,コ
ード変換部7のうちのどのコード変換部7A,7B,…
を起動するかを選択し,これを起動する。
【0045】コード変換部7は,複数のコード変換部7
A,7B,…からなる。コード変換部7A,7B,…
は,予め定められた変換表8A,8B,…を用いて,各
々の予め定められたコード変換を行う。変換表8A,8
B,…は,各々,コード変換部7A,7B,…に対応し
て設けられ,対応するコード変換部7A,7B,…の実
行するコード変換の内容を定義する。
【0046】例えば,コード変換部7Aは,EBCDI
C(カナ)コードのデータをJIS8コード(端末4が
使用するコード)のデータに変換する。コード変換部7
Bは,EBCDIC(英小文字)コードのデータをJI
S8コードのデータに変換する。これにより,ホスト1
からのデータが端末4で使用できるデータとなる。
【0047】表示処理部9は,コード変換部7からのコ
ード変換後のデータ(JIS8コードのデータ)に基づ
いて,これを表示装置10の画面に表示するために必要
な処理を実行し,表示装置10にこのデータを表示させ
る。
【0048】今,図3に示す如く,プログラム2からデ
ータ「yyxx…」が端末4へ送信されてきたとする。
このデータを受信した端末4において,ホスト1からの
データ受信であるので,ディスプレイエミュレータ5が
起動される。
【0049】ディスプレイエミュレータ5において,ま
ず,その種類判定部6は,当該データの先頭のデータ
「yy」を取込む。データ「yy」は種類通知部3が作
成してデータの先頭に付加したコード切換要求である。
種類判定部6は,データ「yy」を解釈してこれに応じ
たコード変換部7A,7B…を起動する。
【0050】例えば,データ「yy」が「27E1」で
あればEBCDIC(英小文字)コードを指示している
のであるから,これをJIS8コードに変換するための
コード変換部7Bを起動する。
【0051】起動されたコード変換部7Bは,当該デー
タのうちデータ「8182…」を取込む。そして,先頭
の2つの16進数「81」を用いて,自己に対応する変
換表8Bを参照し,EBCDIC(英小文字)コードに
おける「81」に対応するJIS8コードにおける「6
1」を得る。コード「81」及び「61」は,共に,英
小文字「a」を意味する。即ち,正しくコード変換され
ている。
【0052】同様にして,16進数「8283…」を2
つ毎に区切って変換表8Bを参照してコード「6263
…」を得る。これらは英小文字「bcde」を表す。こ
の後,表示処理部9は,JIS8コード「6162…」
を受取って,これについて所定の処理を行って英小文字
「abcde」の表示を表示装置10に実行させる。こ
の時,表示処理部9は,当該データのうちデータ「xx
xx」を取込んで,これを解釈し,画面の1行目の1桁
目からの表示が指示されていることを知る。そこで,表
示処理部9は,表示装置10に対して,例えば英小文字
「a」を1行目の1桁目に表示するように指示する。
【0053】一方,データ「yy」が「27E0」であ
ればEBCDIC(カナ)コードを指示しているのであ
るから,コード変換部7Aが起動される。コード変換部
7Aは,変換表8Aを参照することによって,例えばコ
ード「81」に対応するコード「B1」を得る。これら
は共に「ア」を意味する。同様にして,「8283…」
から「B2B3…」を得る。即ち,「イウエオ」を意味
する正しいコードが得られる。
【0054】ここで,プログラム2において先に処理部
2Aが処理を行ってデータを端末4に送信していたとす
る。この場合,コード変換部7Aが起動されている。即
ち,ディスプレイエミュレータ5は,EBCDIC(カ
ナ)コードをJIS8コードに変換する処理を実行する
状態にある。
【0055】この状態で,処理部2Aが処理を終了し処
理部2Bが起動されると,処理部2Bは,自己が使用す
る画面を表示装置10に表示するための画面データの1
ページ分を端末4へ送信する。これと共に,処理部2B
は,この画面データの先頭に前述のデータ「yy」であ
る「27E1」を付加して送信する。
【0056】これにより,ディスプレイエミュレータ5
では,それまでのコード変換部7Aに替って,コード変
換部7Bが起動される。即ち,ディスプレイエミュレー
タ5は,それまでのコード変換に替えて,EBCDIC
(英小文字)コードをJIS8コードに変換する処理を
実行する状態になる。
【0057】従って,ディスプレイエミュレータ5は,
ホスト1(の種類通知部3又はプログラム2)からの通
知により,ホスト1からのデータの使用するコードの種
類を認識し,これに応じてコード変換の種類を切換え
る。換言すれば,ホスト1からの通知により,端末4に
送信されたホスト1からのデータの使用する文字コード
が切換えられる。
【0058】なお,EBCDICコードがEBCDIC
(スペイン)コード等であっても本発明を適用できるこ
とは言うまでもない。また,種類通知部3はプログラム
2の外部に設けてもよく,ディスプレイエミュレータ5
は表示処理部9を除いたものであってもよい。
【0059】また,プログラム2は複数のプログラムか
らなっていてもよい。例えば,第1及び第2のプログラ
ムが,各々,EBCDIC(カナ)コード及びEBCD
IC(英小文字)コードを使用する構成であってもよ
い。これは,図2における処理部2A及び処理部2Bを
各々独立のプログラムとして構成した場合に相当する。
即ち,ホスト1が,その各々が異なるEBCDICコー
ドを使用する複数のプログラム2を備えてもよい。
【0060】あるいは,第1のプログラムがEBCDI
C(カナ)コード及びEBCDIC(英小文字)コード
を使用し,第2のプログラムがEBCDIC(カナ)コ
ード(又はEBCDIC(英小文字)コード)を使用す
る構成であってもよい。即ち,ホスト1が,複数のプロ
グラム2を備え,各プログラム2が1又は2以上のEB
CDICコードを使用し,かつ,各プログラム2が使用
するEBCDICコードが全部または一部異なる構成で
あってもよい。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば,
文字コード切換処理において,ホストから端末に対して
ホストの使用するEBCDICコードの種類を通知する
ことによって,端末においてこのコードの種類に応じて
自動的に文字コードを切換えることができるので,オペ
レータの負担を無くすことができ,また,処理時間を短
縮でき,一方,ホストの側からは異なる文字コードを使
用する処理を連続して行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の作用説明図である。
【図3】実施例説明図である。
【図4】従来技術説明図である。
【図5】従来技術の問題点説明図である。
【図6】従来技術の問題点説明図である。
【図7】従来技術の問題点説明図である。
【符号の説明】
1 オフィスコンピュータ(ホスト) 2 プログラム 3 種類通知部 4 端末(PC/WS) 5 ディスプレイエミュレータ 6 種類判定部 7,7A,7B コード変換部 8,8A,8B 変換表 9 表示処理部 10 表示装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 EBCDICコードを使用するホスト
    (1) と,前記EBCDICコード以外の所定のコードを
    使用する端末(4) とを接続し,前記ホスト(1) から前記
    端末(4) へ送信されたEBCDICコードのデータを,
    前記端末(4) で前記所定のコードのデータにコード変換
    するデータ処理装置において,前記EBCDICコード
    の複数の種類を使用するプログラム(2) を前記ホスト
    (1) に備え,前記ホスト(1) からのデータの使用する前
    記EBCDICコードの種類を調べる種類判定部(6) を
    前記端末(4) に備え,前記プログラム(2) が自己の送信
    するデータについての前記EBCDICコードの種類を
    前記種類判定部(6) へ通知し,前記種類判定部(6) が前
    記通知に基づいて実行すべき前記コード変換を定め,前
    記端末(4) が前記定められたコード変換を行うことを特
    徴とする文字コード切換処理方式。
JP4311894A 1992-11-20 1992-11-20 文字コード切換処理方式 Pending JPH06161707A (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0278225A (ja) * 1988-07-29 1990-03-19 Eniricerche Spa オルガノシランの析出法
JPH03259327A (ja) * 1990-03-08 1991-11-19 Nec Corp コード変換方式
JPH0462630A (ja) * 1990-06-29 1992-02-27 Shimadzu Corp 文字コード変換装置
JP3082436B2 (ja) * 1992-06-09 2000-08-28 株式会社豊田自動織機製作所 ピストン型圧縮機

Patent Citations (4)

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