JPH0616120Y2 - ロ−ルブラインドの巻取軸支持構造 - Google Patents

ロ−ルブラインドの巻取軸支持構造

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JPH0616120Y2
JPH0616120Y2 JP7539587U JP7539587U JPH0616120Y2 JP H0616120 Y2 JPH0616120 Y2 JP H0616120Y2 JP 7539587 U JP7539587 U JP 7539587U JP 7539587 U JP7539587 U JP 7539587U JP H0616120 Y2 JPH0616120 Y2 JP H0616120Y2
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JP
Japan
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screen
winding shaft
mounting bracket
clutch device
shaft
Prior art date
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JP7539587U
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English (en)
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JPS63184993U (ja
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晴也 阿保
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Tachikawa Corp
Original Assignee
Tachikawa Corp
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Publication date
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案はロールブラインドの巻取軸両端を取付ブラケ
ットに支持する支持構造に関するものである。
(従来の技術) 従来、ロールブラインドの一種類として両端が取付ブラ
ケットに回転可能に支持された巻取軸からスクリーンが
吊下支持されるとともに、その巻取軸にスクリーン引上
げ方向への回転力を付与する捩りコイルスプリング等の
付勢手段が同巻取軸に内蔵され、その付勢手段の付勢力
により巻取軸を回転させてスクリーンを巻き上げるよう
にしたものが提案されている。このようなロールブライ
ンドではスクリーンを所望位置に吊下支持するために、
付勢手段の付勢力に抗して巻取軸の回転を阻止するスト
ッパが同巻取軸と取付ブラケットの間に配設されてい
る。そして、このストッパはスクリーンを引下げ操作し
て手放せば自動的に作動し、その状態からスクリーンを
若干引下げれば、そのストッパの作動が解除されて付勢
手段の付勢力に基いて巻取軸が回転されてスクリーンが
引上げられるようになっている。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、上記のようなロールブラインドではストッパ
が作動した状態で操作者の誤操作により巻取軸にスクリ
ーン巻上げ方向の回転力が加えられる場合がある。すな
わち、例えば第4図に示すようにスクリーン21を最下
限まで引下げた状態でストッパが作動した場合、この状
態からスクリーン21を引下げても巻取軸22を矢印A
で示すスクリーン21引下げ方向に回転させることがで
きないので、ストッパの作動を解除できない。そこで、
操作者が巻取軸を直接矢印A方向へ回転操作すればスト
ッパの作動が解除されるが、誤って矢印Bで示すスクリ
ーン引上げ方向へ無理に回転させるとストッパが破損す
るという問題点があった。
考案の効果 (問題点を解決するための手段) この考案は上記問題点を解決するために、スクリーンを
吊下支持する巻取軸の両端を取付ブラケットに回転可能
に支持し、その巻取軸を付勢手段でスクリーン巻上げ方
向に付勢し、巻取軸一端は取付ブラケットに支持される
クラッチ装置で支持し、前記クラッチ装置は前記付勢手
段の付勢力に抗してスクリーンを所望位置に吊下支持可
能としたロールブラインドにおいて、前記クラッチ装置
8を支持する取付ブラケット3aと前記クラッチ装置8
の中心に位置して同クラッチ装置を前記取付ブラケット
3aに連結するブレーキドラム13の基端部14との一
方には多角孔を形成するとともに、他方には前記多角孔
に嵌合可能とした多角軸を形成して、前記ブレーキドラ
ム13の基端部14と前記取付ブラケット3aとを互い
に嵌挿し、前記多角軸と多角孔との間には所定値以上の
回転トルクで前記ブレーキドラム13の取付ブラケット
3aに対する回転を許容する緩衝部材15を介在させた
構造としている。
(作用) 上記手段により、クラッチ装置8が付勢手段の付勢力に
抗してスクリーン5の巻上げを阻止している状態で同巻
取軸4をスクリーン巻上げ方向に回転させようとする
と、クラッチ装置8が取付ブラケット3aに対し空回り
する。
(実施例) 以下、この考案を具体化した一実施例を第1図〜第3図
に従って説明すると、第3図に示すようにロールブライ
ンド1は窓等の上枠に固定される枠体2の両側に取付ブ
ラケット3a,3bがネジ止めされ、その取付ブラケッ
ト3a,3b間に巻取軸4が回転可能に支持され、その
巻取軸4から布のスクリーン5が吊下支持されている。
第2図に示すように、巻取軸4内には付勢手段としての
捩りコイルスプリング6が配設され、その一端はドライ
ブプラグ7を介して巻取軸4に固定され、他端(図示し
ない)は連結部材を介して取付ブラケット3bに固定さ
れている。そして、スクリーン5を引下げるとその捩り
コイルスプリング6が蓄勢され、その蓄勢力により同ス
クリーン5が引上げられるようになっている。
巻取軸4の一側には捩りコイルスプリング6の蓄勢力に
抗してスクリーン5を所望位置に吊下支持するためのク
ラッチ装置8が設けられている。その構造を説明する
と、第1図に示すように取付ブラケット3a下部にはブ
ラケットシャフト9がネジ着され、そのブラケットシャ
フト9には側方へ突出する円筒状のシャフト部10が形
成され、そのシャフト部10の中心部には四角孔11が
形成されている。そして、シャフト部10の外周にはほ
ぼ円筒状のクラッチキャップ12の基端部が回転可能に
支持され、そのクラッチキャップ12の外周面に前記巻
取軸4の一端が嵌合固定されている。前記ブラケットシ
ャフト9の四角孔11にはブレーキドラム13の基端部
14が嵌合固定されている。その基端部14は第1図に
示すように角部を丸くした四角筒状に形成され、その基
端部14に軟質合成樹脂で筒状に形成された緩衝部材1
5が嵌着されている。そして、基端部14はその角部を
丸くした形状及び緩衝部材15の作用によりブレーキド
ラム13に所定値以上の回転トルクが作用したとき、四
角孔11内で回転するようになっている。従って、取付
ブラケット3aの四角孔11、ブレーキドラム13の基
端部14及び緩衝部材15によりトルク吸収手段が構成
されている。
ブレーキドラム13外周面はクラッチキャップ12の内
側に僅かな隙間を隔てて位置し、断面半円状のガイド溝
16が形成されている。また、クラッチキャップ12の
内周面にはその長手方向に同じく断面半円状のスライド
溝17が形成され、そのスライド溝17とガイド溝16
との間にクラッチボール18が配設されている。そし
て、ガイド溝16及びスライド溝17とクラッチボール
18との作用によりスクリーン5を引下げた後手放せ
ば、捩りコイルスプリング6の付勢力に抗してスクリー
ン5が所望位置に保持され、その状態からスクリーン5
を若干引下げた後手放せば、捩りコイルスプリング6の
付勢力によりスクリーン5が巻上げられるようになって
いる。
さて、このように構成されたロールブラインド1はブレ
ーキドラム13の基端部14が所定値以上の回転トルク
により取付ブラケット3aに対し回転可能となってい
る。従って、通常の昇降操作によりクラッチ装置8が作
動してスクリーン5が所望位置に吊下支持された状態で
は、捩りコイルスプリング6の付勢力はブレーキドラム
13を介して取付ブラケット3aに受止められ、その状
態からスクリーン5を若干引下げればクラッチ装置8の
作動が解除されて捩りコイルスプリング6の付勢力によ
りスクリーン5が最上位置まで自動的に巻上げられる。
一方、クラッチ装置8が作動している状態において誤操
作により巻取軸4をスクリーン引上げ方向へ回転させる
と、所定値以上の回転トルクによりブレーキドラム基端
部14が取付ブラケット3aの四角孔11内で空回りす
る。従って、基端部14が空回りし始める回転トルクを
適宜に設定することにより、誤操作に基く過大な回転ト
ルクによるクラッチキャップ12あるいはブレーキドラ
ム13の破損を未然に防止することができる。
なお、上記実施例では基端部14の四角筒及び四角孔1
1はその他の多角形、例えば六角形状等適宜に変更する
こともできるとともに、シャフト部10に割り溝を設け
てトルク吸収手段を構成することもできる。また、捩り
コイルスプリングを使用したもの等としてもよい。
考案の効果 以上詳述したように、この考案はスクリーンを吊下支持
する巻取軸の両端を取付ブラケットに回転可能に支持
し、その巻取軸を付勢手段でスクリーン巻上げ方向に付
勢し、巻取軸一端はクラッチ装置を介して取付ブラケッ
トに回転可能に支持して付勢手段の付勢力に抗してスク
リーンを所望位置に吊下支持可能としたロールブライン
ドにおいて、クラッチ装置8がスクリーン5の巻上げを
阻止している状態で巻取軸4をスクリーン引上げ方向に
回転させても、その回転トルクをトルク吸収手段11,
14,15に吸収させて同クラッチ装置8の破損を未然
に防止することができる優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を具体化した巻取軸支持構造を示す分
解斜視図、第2図は同じくその断面図、第3図はこの考
案に関するロールブラインドの正面図、第4図はこの考
案に関する従来例を示す断面図である。 取付ブラケット3a、巻取軸4、スクリーン5、捩りコ
イルスプリング6、クラッチ装置8、四角孔11、ブレ
ーキドラム13、基端部14、緩衝部材15。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】スクリーンを吊下支持する巻取軸の両端を
    取付ブラケットに回転可能に支持し、その巻取軸を付勢
    手段でスクリーン巻上げ方向に付勢し、巻取軸一端は取
    付ブラケットに支持されるクラッチ装置で支持し、前記
    クラッチ装置は前記付勢手段の付勢力に抗してスクリー
    ンを所望位置に吊下支持可能としたロールブラインドに
    おいて、前記クラッチ装置(8)を支持する取付ブラケ
    ット(3a)と前記クラッチ装置(8)の中心に位置し
    て同クラッチ装置を前記取付ブラケット(3a)に連結
    するブレーキドラム(13)の基端部(14)との一方
    には多角孔を形成するとともに、他方には前記多角孔に
    嵌合可能とした多角軸を形成して、前記ブレーキドラム
    (13)の基端部(14)と前記取付ブラケット(3
    a)とを互いに嵌挿し、前記多角軸と多角孔との間には
    所定値以上の回転トルクで前記ブレーキドラム(13)
    の取付ブラケット(3a)に対する回転を許容する緩衝
    部材(15)を介在させたことを特徴とするロールブラ
    インドの巻取軸支持構造。
JP7539587U 1987-05-20 1987-05-20 ロ−ルブラインドの巻取軸支持構造 Expired - Lifetime JPH0616120Y2 (ja)

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JP7539587U JPH0616120Y2 (ja) 1987-05-20 1987-05-20 ロ−ルブラインドの巻取軸支持構造

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JP7539587U JPH0616120Y2 (ja) 1987-05-20 1987-05-20 ロ−ルブラインドの巻取軸支持構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63184993U JPS63184993U (ja) 1988-11-28
JPH0616120Y2 true JPH0616120Y2 (ja) 1994-04-27

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JP7539587U Expired - Lifetime JPH0616120Y2 (ja) 1987-05-20 1987-05-20 ロ−ルブラインドの巻取軸支持構造

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