JPH06160427A - 回転センサ及びその故障検出方法 - Google Patents

回転センサ及びその故障検出方法

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JPH06160427A
JPH06160427A JP30846292A JP30846292A JPH06160427A JP H06160427 A JPH06160427 A JP H06160427A JP 30846292 A JP30846292 A JP 30846292A JP 30846292 A JP30846292 A JP 30846292A JP H06160427 A JPH06160427 A JP H06160427A
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rotation sensor
signal
magnetic
sensor
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JP30846292A
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Hidetoshi Saito
英敏 斉藤
Masahiro Kume
昌宏 粂
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 感磁素子を用いて故障の少ない回転センサを
形成し、その故障検出を簡易に行なえる方法を確立す
る。 【構成】 回転センサは、2つの磁気抵抗素子1a、1
bと、その背後に発熱用の抵抗体4a、4bと、電気的
絶縁層9を介して設けられ、磁石の磁束を伝える磁極子
3と、磁石2とを互いに接して設け、これらセンサ構成
部をケース本体6内にポッティング材7で固定して成
る。5はケーブル、8は回転ロータである。回転停止時
に発熱用の抵抗体4a、4bの通電により故障検知でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車の車輪等の回
転速度を検出する回転センサ及び故障検出方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動車の車輪の回転を制動するアンチロ
ックシステム等に利用される回転センサには、その性質
上極めて高い信頼性が要求される。
【0003】かかる自動車用の回転センサとしては、セ
ンサ検出部に電磁発電信号発生用のコイルを持つ電磁誘
導型回転センサと、半導体や金属薄膜の感磁素子を応用
した感磁素子型回転センサがある。後者の例としては、
例えば実開平3−46820号公報、あるいは実開平3
−46821号公報に開示されているものなどがある。
【0004】上記いずれかの回転センサをアンチロック
システム等のような電子制御回路の構成の一部として使
用する場合は、極めて高い信頼性が要求され、従って一
般には回転センサが故障していないか走行前に電子制御
回路により自己診断する機能が設けられている。このよ
うな自己診断機能を有する例は、たとえば特開平3−2
58645号公報に開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記公報等
の電子制御回路に電磁誘導回転センサを使用する場合、
この型式の回転センサは故障モードがコイルの断線に集
約されているので、電磁発電用のコイルに常に通電して
おけば断線、即ち故障を検知できる。
【0006】ところが、感磁素子型回転センサでは、故
障モードが断線だけではなく、種々の故障モードがあり
複雑なため、検出素子部に通電しその状態をチェックす
るだけでは故障検知としては十分でない。このように、
故障の自己診断が困難であることや、電磁誘導型に比べ
て信頼性が低いことなどの理由から、アンチロックシス
テムのような高い信頼性を要するシステムには一般に用
いられていなかったのである。
【0007】この発明は、上述した従来の回転センサ及
びその故障検出方法の現状に留意して、感磁素子を用い
て故障検知が容易な構成の回転センサと、この回転セン
サを用いて自動車の停止時でも故障を確実にかつ容易に
検出し得る故障検出方法を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する手段
としてこの発明は、センサロータに対向配置される回転
センサのケース本体内に、磁界の変化の電気信号の変化
として検出する感磁素子を備え、上記感磁素子の周辺に
故障検出のための発熱抵抗体を設けた回転センサの構成
としたのである。
【0009】この場合、前記感磁素子を2つ設け、前記
発熱抵抗体を2つの素子群の各々の近くに組み込み、2
つの素子群の差動出力により回転信号を得るように構成
するのが好ましい。
【0010】そして、上記いずれの場合も前記感磁素子
の後端面に前記発熱抵抗体が接して設けられ、この発熱
抵抗体は電気的絶縁層を介して磁極子と接しているよう
に構成することができる。
【0011】あるいは、前記感磁素子を基板上に形成
し、同じ基板上に前記発熱抵抗体を形成したものとして
もよい。
【0012】さらに、前記感磁素子を半導体チップ内に
形成すると共に前記発熱抵抗体も同一チップ内に形成し
たものとしてもよい。
【0013】そして、いずれの場合も前記発熱抵抗体に
印加する電流波形の発生回路がセンサ内に内蔵されてい
るようにするとよい。
【0014】さらに、上記の第二の課題を解決する手段
として、回転センサのケース本体内に感磁素子を設け、
感磁素子の周辺に発熱抵抗体を設けた回転センサに対
し、これと対向して設けられる回転体が静止状態で上記
抵抗体に通電し、感磁素子から発生する信号を検出して
感磁素子およびその関連するの電気回路の正常又は異常
を検出する回転センサの故障検出方法を採用することが
できる。
【0015】この場合、前記発熱抵抗体を2つ設け、そ
の一方に交流もしくは矩形波電流を印加し、もう一方は
180°位相のずれた一定周期で間断する通電を印加
し、これにより発生する熱により変化する回転に相当す
る信号を発生させ、前記感磁素子及びその関連する電気
回路の正常又は異常を検出するようにするとよい。
【0016】あるいは、前記発熱抵抗体を2つ設け、そ
の各々に対して一度ずつ一定時間の通電を行い、発生す
る熱により変化するセンサ信号を用いて前記感磁素子及
びその関連する電気回路の正常又は異常を検出するよう
にしてもよい。
【0017】
【実施例】以下この発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0018】図1は第一実施例の回転センサの断面図で
ある。磁気抵抗素子1はInSbを用いた2つの素子1
a、1bとから成り、これに接して電熱変換用のNiC
r系の2つの抵抗体4a、4bと、ポリイミド膜から成
る電気的絶縁層9、磁性体(軟鉄)から成る磁極子3、
磁石2がこの順序で互いに接して設けられている。
【0019】磁極子3は、2つの磁気抵抗素子1a、1
bの各々に磁束を伝えるために、二叉のコ字状に形成さ
れている。磁気抵抗素子1a、1bにはケーブル5を通
じて電源が供給されると共にその出力信号もケーブル5
を通じて外に導出される。
【0020】又、図2に示すように、磁気抵抗素子1
a、1bと組合せてブリッジ回路を構成するために固定
抵抗1c、1dが設けられている(図1では図示省略)
の抵抗体4a、4bにもケーブル5を通じて故障検出用
の電流が印加される。
【0021】上記1〜4のセンサ構成部品はケース本体
6内にポッティング材7によりモールドされ固定されて
いる。8は磁性体から成る歯車状の回転ロータであり、
上記回転センサはこの回転ロータ8に対向配置される。
【0022】以上のように構成したこの実施例の回転セ
ンサは、故障のない通常の状態では回転ロータ8が回転
すると磁気抵抗素子1a、1bより差動出力電圧が発生
し、回転体の速度に応じて周波数の電圧信号が発生す
る。
【0023】上記検知信号は次のようにして得られる。
回転ロータ8が回転しているとき、ある瞬間に磁気抵抗
素子1aの側に回転ロータ8の山が相対し、1b側に谷
が相対しているとすると、1a側に大きな磁束密度が発
生し、抵抗も大である。このとき1b側は磁束密度は小
さく、抵抗も小である。
【0024】回転ロータ8の回転が進み、1a側に他
に、1b側に山が相対する位相になると、上記と逆の状
態となり、出力端子5a、5bには回転ロータ8の回転
に伴なって交流電圧が発生する。
【0025】以上のようにしてこの回転センサでは回転
速度の情報が得られるが、故障検出は次のようにして行
なう。磁気抵抗素子は、磁束密度に対してだけでなく、
温度に対しても大きく抵抗値を変化させる。回転停止時
には信号が発生していないが、その停止時に抵抗体4
a、4bに図3の(a)のような矩形波の電流を互いに
高電圧の位相が逆位相となるように印加すると、磁気抵
抗素子の温度が上昇する。通電を停止すると温度が低下
する。従って、2つの磁気抵抗素子1a、1bの温度も
逆位相で変動すると、回転ロータ8の回転時と同様な信
号が差動出力として得られる。
【0026】この差動出力の波形は、磁気抵抗素子1が
正常であれば、図3(b)に示すように、一般に正弦波
状となる。しかし、もし磁気抵抗素子1に断線もしくは
感度異常の不具合等の故障が生じているときは上記電圧
波形は、正弦波状とならず、その信号変化の有無又は信
号の周期をとらえて磁気抵抗素子1の故障を検出するこ
とができる。
【0027】上記実施例では、回転ロータ8が回転して
いない自動車の停止状態でもセンサの正常又は異常を検
出できる。2つの磁気抵抗素子1a、1bの後端面に電
熱変換用の抵抗体4a、4bがあるので、素子と回転ロ
ータ間のギャップが小さくでき、センサ出力を高く保持
できる(ギャップが拡大するとセンサ出力は低下す
る)。
【0028】又、電熱変換用の抵抗体4a、4bが電気
的絶縁層9を介して磁極子3と接しているので、発熱し
た熱は磁極子3を通して放出され、素子部に蓄熱されな
い。従って、前述のように抵抗体4a、4bに対するO
N、OFFの繰返し通電に応答して素子部の温度変化が
生じるのである。
【0029】さらに、磁極子3がヒートシンク材として
の役目を兼ねているので別部品を必要とせず、コストア
ップを抑えることができる。
【0030】図4は第二実施例の回転センサの断面を示
す。この実施例では回転ロータ8は磁石にN、Sの極を
交互に着磁したものが使用され、機能的には軟鉄系のも
のと同様の機能を果す。但し、この場合はセンサ内にオ
フセット用の磁石(第一実施例の2)は不要である。
【0031】磁気抵抗素子1は、第一実施例と同様に、
2つの素子1a、1bが用いられ、この場合はそれぞれ
FeNi系の薄膜磁気抵抗素子である。この2つの磁気
抵抗素子1a、1bは回路基板10に設けられ、この素
子の両側にはNiCr系の薄膜ヒータから成る抵抗体4
a、4bが形成されている。
【0032】磁気抵抗素子1a、1bで検出されされる
信号及び抵抗体4a、4bに電流を通電するため端子1
1を介してそれぞれの素子、それぞれの素子、抵抗体は
もう1つの回路基板12と接続されている。この回路基
板12にはコンパレータ等を含み検出信号を波形成形し
て2値化するための波形成形手段や電源端子などが含ま
れている。
【0033】5はケーブル、6はステンレス製のケー
ス、7はポッティング材である。
【0034】以上のように構成したこの第二の実施例の
回転センサも、通常の回転中での回転速度の検出につい
ては第一実施例と基本的に同じようにして得られる。但
し、この例では回転速度の進行は2値化信号として得ら
れる。
【0035】故障検出は次のようにして行なう。回転停
止状態で、図5、図6に示すように、抵抗体4a、4b
に位相のずれたパルス電流を各々1回通電する。この時
抵抗体4a、4bからの発熱により磁気抵抗素子1a、
1bの抵抗値が変化すると、センサから出力電圧も図6
(a)又は(b)のように変化する。
【0036】このとき、(a)もし磁気抵抗素子1aの
側に回転ロータ8のNが対応している場合、出力電圧波
形の記号VL の間では1aにさらに高い磁束密度が発生
するだけであり、Lowレベルの信号電圧の出力に変化
はない。
【0037】抵抗体4bへ電圧を印加している間では、
1aには回転ロータ8のNが対応し高い磁束密度の磁界
が生じているが、抵抗体4bに通電されるためそれ以上
の磁束密度が1b側に発生し、あたかも回転ロータ8の
山が1b側にずれたかのようになり、信号電圧がLow
(VL )からHigh(VH )レベルに入れ替わる。
【0038】反対にもし磁気抵抗素子1b側に回転ロー
タ8のNがある場合は、(b)に示すよう、抵抗体4a
に通電されたときに信号電圧VL 入れ替わる。
【0039】従って、抵抗体4a、4bに1回ずつのパ
ルス波形の電圧を印加すると、ロータのNの位置に拘ら
ず、LowまたはHighの信号が必ず1度発生する。
かかる信号を検出したときは正常であるが、検出されな
いときは磁気抵抗素子1に何らかの異常があり、この正
常又は異常の信号を検出して故障診断ができる。
【0040】この実施例では、感磁素子と電熱変換抵抗
体が同一の基板上に形成されているので位置によるバラ
ツキが少なく、安定した性能が得られる。
【0041】又、印加電圧はプラス側の電圧のみでよい
から電気回路が容易に形成でき、コイル1回だけのパル
スを入力するだけでよいから回路構成から簡単であると
いう利点がある。
【0042】さらに、抵抗体に印加する電流の波形成形
回路がセンサ内に組み込まれているので、外部からは自
己診断信号を入力するだけでよく、外部回路の構成が簡
単である。又この場合、自己診断信号用の信号線を1本
追加するだけでよいが、外部からの電流を印加しようと
すると抵抗体4a、4bにそれぞれ最低1本ずつ、計2
本のケーブル線を必要とし複雑になるが、この実施例で
は、このような信号線は不要である。
【0043】図7、図8は第三実施例の回転センサの断
面又は回路図を示す。この実施例では、ホールIC21
は内部にホール素子部と信号処理回路等がプラスチック
シールで一体化されたシリコン製のチップが封入された
表面実装型のものである。
【0044】ホール素子は通常特性の平均化の目的で1
ケ所に4〜8個作りそれらを電気的に足し合せて1群の
ホール素子21aとし、同様にして作られたもう1つの
群のホール素子21bを用いて、その出力の信号処理回
路22を経由して、それらの差動出力に応じた信号を発
生する。
【0045】上記ホールIC21は2つのホール素子群
の近くには第二実施例と同様に発熱用の抵抗体24a、
24bが組み込まれている。
【0046】外部の温度が変った場合は、2つの素子群
が同時に同様な出力をだすため出力をキャンセルして温
度補償する。
【0047】この実施例の回転センサによる通常の回転
速度の検出も第二実施例とほぼ同様にして検出させる。
【0048】故障検知の方法は次のようにして行なう。
回転停止時に外部からの自己診断信号に基づいて信号処
理回路内に設けられた矩形波形成手段(図示処理)で矩
形波を形成して発熱用の抵抗体4a、4bに加える。
【0049】この場合、図9(a)に示すように、抵抗
体4a、4bに対して180°位相の異なる矩形波の電
圧を加える。これにより2つのホール素子群のバランス
がくずれ、(b)に示すような出力パルス列の信号が得
られる。
【0050】従って、回路構成が正常であれば上記パル
ス列の信号が得られるが、故障時には上記パルス列が無
くなったりするため、その信号の有無、周期等により故
障が検知できる。
【0051】この実施例では、感磁素子と同一の半導体
チップ内に抵抗体が形成されているので、特性のバラツ
キが小さく、かつは半導体内で作り込むため部品の増加
がなくコスト増大を抑えることができる。
【0052】
【効果】以上詳細に説明したように、この発明では、回
転センサ内に感磁素子を設け、その周辺に発熱抵抗体を
設けた回転センサの構成としたから、感磁素子を用いて
いても故障検知が容易でかつ構成が簡単な回転センサを
得ることができる。
【0053】又、この回転センサに対して静止状態でそ
のコイルに通電すると感磁素子から得られる信号を検出
することにより感磁素子とその関連する電気回路の正常
又は異常が検出でき、自動車の停止時でも故障検知でき
る方法が得られるという利点がある。
【0054】従って、これによりこの発明の回転センサ
の信頼性は飛躍的に向上し、アンチロックシステム等、
回転センサの高度の信頼性が要求されるシステムに応用
すると効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施例の回転センサの断面図
【図2】同上回転センサ内の電気回路
【図3】同上の印加電圧と出力電圧の波形図
【図4】第二実施例の回転センサの断面図
【図5】同上の印加電圧の波形図
【図6】同上の出力電圧の波形図
【図7】第三実施例の回転センサの断面図
【図8】同上の電気回路
【図9】同上の抵抗体印加電圧と出力電圧の波形図
【符号の説明】
1、1a、1b 磁気抵抗素子 2 磁石 3 磁極子 4、4a、4b 発熱用の抵抗体 5 ケーブル 6 ケース本体 7 ポッティング材 8 回転ロータ 9 電気的絶縁層 10 回路基板 11 端子 12 回路基板 21 ホールIC 21a、21b ホール素子群 24a、24b 発熱用の抵抗体

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センサロータに対向配置される回転セン
    サのケース本体内に、磁界の変化の電気信号の変化とし
    て検出する感磁素子を備え、上記感磁素子の周辺に故障
    検出のための発熱抵抗体を設けたことを特徴とする回転
    センサ。
  2. 【請求項2】 前記感磁素子を2つ設け、前記発熱抵抗
    体を2つの素子群の各々の近くに組み込み、2つの素子
    群の差動出力により回転信号を得るようにしたことを特
    徴とする請求項1に記載の回転センサ。
  3. 【請求項3】 前記感磁素子の後端面に前記発熱抵抗体
    が接して設けられ、この発熱抵抗体は電気的絶縁層を介
    して磁極子と接していることを特徴とする請求項1又は
    2に記載の回転センサ。
  4. 【請求項4】 前記感磁素子を基板上に形成し、同じ基
    板上に前記発熱抵抗体を形成したことを特徴とする請求
    項1又は2に記載の回転センサ。
  5. 【請求項5】 前記感磁素子を半導体チップ内に形成す
    ると共に前記発熱抵抗体も同一チップ内に形成したこと
    を特徴とする請求項1又は2に記載の回転センサ。
  6. 【請求項6】 前記発熱抵抗体に印加する電流波形の発
    生回路がセンサ内に内蔵されていることを特徴とする請
    求項1乃至5のいずれかに記載の回転センサ。
  7. 【請求項7】 回転センサのケース本体内に感磁素子を
    設け、感磁素子の周辺に発熱抵抗体を設けた回転センサ
    に対し、これと対向して設けられる回転体が静止状態で
    上記抵抗体に通電し、感磁素子から発生する信号を検出
    して感磁素子およびその関連するの電気回路の正常又は
    異常を検出する回転センサの故障検出方法。
  8. 【請求項8】 前記発熱抵抗体を2つ設け、その一方に
    交流もしくは矩形波電流を印加し、もう一方は180°
    位相のずれた一定周期で間断する通電を印加し、これに
    より発生する熱により変化する回転に相当する信号を発
    生させ、前記感磁素子及びその関連する電気回路の正常
    又は異常を検出することを特徴とする請求項7に記載の
    回転センサの故障検出方法。
  9. 【請求項9】 前記発熱抵抗体を2つ設け、その各々に
    対して一度ずつ一定時間の通電を行い、発生する熱によ
    り変化するセンサ信号を用いて前記感磁素子及びその関
    連する電気回路の正常又は異常を検出することを特徴と
    する請求項7に記載の回転センサの故障検出方法。
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