JPH06160397A - 自動化学分析装置 - Google Patents

自動化学分析装置

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JPH06160397A
JPH06160397A JP31251992A JP31251992A JPH06160397A JP H06160397 A JPH06160397 A JP H06160397A JP 31251992 A JP31251992 A JP 31251992A JP 31251992 A JP31251992 A JP 31251992A JP H06160397 A JPH06160397 A JP H06160397A
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JP
Japan
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power
analysis
automatic chemical
operator
processing
Prior art date
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Application number
JP31251992A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Nakazato
俊章 中里
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本来の分析業務とは関係のない処理を無人化
することによって、オペレータの負担を軽減する 【構成】 電源の立ち上げ日時の設定動作に応じてタイ
マ装置を再起動させる手段と、再起動されたタイマ装置
にタイムアップ出力が生じたときに電源スイッチをON
させて電源を立ち上げる手段と、各種日常処理の設定内
容に応じてその各種日常処理を実行する手段と、各種日
常処理での分析終了時の処理の完了後に自動的に電源ス
イッチをOFFさせて電源を落とす手段とを、具備する
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動化学分析装置に関
し、特に自動化学分析装置の日常メンテナンスに関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動化学分析装置における日常
メンテナンスとして、分析開始時の処理と分析終了時の
処理とが必要である。それぞれ洗浄を主体としたメニュ
ーが用意されており、自動化学分析装置を立ち上げた
後、及び分析が終り電源を落とす前に、オペレータによ
って選択・設定されたメニューにしたがって毎日処理を
行う。これらの処理は、試薬による試薬チューブや反応
管の汚れ、乾燥による反応管への異物の付着または親水
性の劣化により、測定結果に悪影響を及ぼす可能性があ
るために必要とされている。これらの管理と処理の起動
とはすべてオペレータによって行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術にあっては、本来の分析業務とは関係のない処理
を行うためにオペレータが拘束され負担が大きくなって
しまうという問題があった。特に、数日もしくはそれ以
上の長期の休日などのために、自動化学分析装置を長期
間使用しない場合でも上記理由により、オペレータがこ
の処理を行うために拘束されなければならない。
【0004】本発明は上記した従来技術の課題を解決す
るためになされたもので、その目的とするところは、本
来の分析業務とは関係のない処理を無人化することによ
って、オペレータの負担を軽減することができる自動化
学分析装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明にあっては、電源の立ち上げ日時の設定動作
に応じてタイマ装置を再起動させる手段と、再起動され
たタイマ装置にタイムアップ出力が生じたときに電源ス
イッチをONさせて電源を立ち上げる手段と、各種日常
処理の設定内容に応じてその各種日常処理を実行する手
段と、各種日常処理での分析終了時の処理の完了後に自
動的に電源スイッチをOFFさせて電源を落とす手段と
を、具備することを特徴とする。
【0006】
【作用】上記構成を有する本発明の自動化学分析装置に
おいては、分析開始時及び終了時の処理、電源のON/
OFF等の動作をあらかじめ設定しておき、設定された
立ち上げ時刻、処理内容に従って動作させることができ
る。従って、従来オペレータによって行われていた、分
析業務とは関係のない動作を自動化することができる。
【0007】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図に基づいて説明
する。
【0008】図1は本発明の一実施例における自動化学
分析装置の概略構成を示すブロック図である。図1にお
ける自動化学分析装置は、システム全体の制御中枢とし
て制御部1を備えており、この制御部1の制御下で試料
の分析を行う分析部2、その他の各部を動作させるもの
である。自動化学分析装置は、電源を自動的に立ち上げ
るための立ち上げ時刻、分析開始時の処理及び分析終了
時の処理の内容等を設定するためのキーボード等から成
る入力部3と立ち上げ時刻や処理内容等を表示するCR
T等の表示器4とを備えており、設定された立ち上げ時
刻はタイマ装置5の有する記憶媒体6に記憶され、処理
内容等は制御部1の有する記憶媒体7に記憶される。タ
イマ装置5の有する記憶媒体6の情報を基にして、設定
された立ち上げ時刻に電源を立ち上げるものである。ま
た、自動化学分析装置には、電源8が設けられており、
電源スイッチ9の電源スイッチパネル9aは図2(a)
に示すようにON,OFFの他に、設定された時刻にな
ると自動的に立ち上げ、電源を落とすことができるAU
TOに設定することができ、AUTOに設定されたとき
のみ制御部1でON/OFFできるものである。また、
タイマ装置5に電源バックアップを施してもよい。
【0009】自動化学分析装置における平日の日常メン
テナンスの動作について、図3に示すフローチャートを
参照して説明する。まず、オペレータによって電源スイ
ッチ9をONにする(ステップST1)。電源スイッチ
9がAUTOであれば(ステップST2でYES)、設
定された分析開始時の処理を実施し、オペレータの操作
を待つ(ステップST3,ST4)。分析開始時の処理
は、例えば恒温水交換、試薬のプライム、反応管の洗
浄、セルブランクの測定、プローブの洗浄、反応管の水
満たしのように、オペレータによってあらかじめ設定さ
れたメニューに従って実施する。そして、電源スイッチ
9がAUTOでなければ(ステップST2でNO)、ス
テップST3をスキップしてオペレータの操作を待つ
(ステップST4)。試料を分析する分析動作等を行
い、この日の分析動作等がすべて終了するとオペレータ
によって分析終了時の処理を起動させ(ステップST
5)、設定された分析終了時の処理を実施する(ステッ
プST6)。分析終了時の処理は、例えば恒温水交換、
試薬のパージ、反応管の洗浄、プローブの洗浄、反応管
の水(洗剤)入れ、洗剤洗浄(洗剤ラック)のようにオ
ペレータによってあらかじめ設定されたメニューに従っ
て実施する。分析終了時の処理が完了し、電源スイッチ
9がAUTOであれば(ステップST7でYES)、電
源スイッチ9はAUTOのままで自動的に電源をOFF
する(ステップST8)。ステップST7でスイッチが
AUTOでなければ、オペレータの操作を待つ(ステッ
プST4)。次の日、立ち上げ時刻になると(ステップ
ST9でYES)、自動的に電源がONされ(ステップ
ST10)、ステップST2に進む。このようにして、
ステップST2からステップST10を繰り返し実行す
る。
【0010】次に、自動化学分析装置の週間の日常メン
テナンスの動作について、図4に示すフローチャートを
参照して説明する。まず、オペレータによって電源スイ
ッチ9をONにする(ステップST11)。電源スイッ
チ9がAUTOであり(ステップST12でYES)、
さらに設定された処理が分析終了時の処理でなければ
(ステップST13でNO)、設定された分析開始時の
処理を実施し(ステップST14)、オペレータの操作
を待つ(ステップST15)。電源スイッチ9がAUT
Oでなければ(ステップST12でNO)、ステップS
T13,ステップST14をスキップしてステップ15
に進み、オペレータの操作を待つ。試料を分析する分析
動作等を行い、この日の分析動作等がすべて終了すると
オペレータの操作によって分析終了時の処理を起動させ
(ステップST16)、設定された分析終了時の処理を
実施する(ステップST17)。ステップST13にお
いて、設定された処理が分析終了時処理であれば(ステ
ップST13でYES)、ステップST13,ST14
をスキップして、設定された分析終了時の処理を実施す
る(ステップST17)。即ち、この場合には、分析開
始時の処理及び分析動作を行わず、分析終了時の処理の
みを実施することとなる。分析終了時の処理が完了し、
電源スイッチ9がAUTOであれば(ステップST18
でYES)、電源スイッチ9はAUTOのままで自動的
に電源をOFFする(ステップST19)。電源スイッ
チ9がAUTOでなければ(ステップST18でN
O)、ステップST15に進みオペレータの操作を待
つ。次の日、立ち上げ時刻になると(ステップST20
でYES)、自動的に電源がONされ(ステップST2
1)、ステップST12に進む。
【0011】上記立ち上げ時刻と処理内容とは曜日ごと
に設定することができ、図5は週間の日常メンテナンス
における立ち上げ時刻と処理内容とを設定した入力画面
の例を示した図である。図5に示す処理番号はそれぞれ
処理メニューを設定するものであり、例えば、処理1の
分析準備1は洗浄と全試薬のプライム、処理2の分析準
備2は洗浄と限定項目の試薬プライム、処理3の終了処
理は洗浄の動作を指定している。また、日によって分析
する項目が変わるときなどのために、同日に複数個の処
理内容をプリセットすることが可能である。さらに、立
ち上げ時刻はすべてタイマ装置の記憶手段においてもよ
いし、制御部の記憶手段において一度起動すると次の立
ち上げ時刻をタイマ装置に送る手順でもよい。昼/夜間
など2回以上電源を落とす施設で使用する場合には、同
一曜日に2つ以上の立ち上げ時刻もしくは処理内容を設
定することができるようにしてもよい。
【0012】また、タイマ装置からの制御信号を受信す
る受信手段を制御部に加えることにより、制御部が電源
ONの状態でも、この状態から自動的に分析終了時の処
理や分析開始時の処理を繰り返し行うことができる。分
析中やその他の処理を行っているときに、タイマ装置か
らの信号を受信したときには、この信号を無視するかま
たは動作が終わるまで待つことになる。この時刻は「何
時何分」もしくは「何時間何分後」のように設定するこ
とができる。これにより、オペレータの負担をさらに軽
減することができる。上記のように、本実施例によれ
ば、本来の分析業務とは関係のない処理を無人化するこ
とができ、オペレータの負担を軽減することができる。
【0013】
【発明の効果】本発明の自動化学分析装置は以上の構成
及び作用を有するもので、本来の分析業務とは関係のな
い処理を無人化することができ、オペレータの負担を軽
減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における自動化学分析装置の
概略構成を示すブロック図である。
【図2】(a)は同実施例における自動化学分析装置の
電源スイッチパネルを示す図、(b)は電源スイッチ操
作と電源状態との関係を示す図である。
【図3】同実施例の自動化学分析装置における平日の日
常メンテナンスの動作を示すフローチャートである。
【図4】同実施例の自動化学分析装置における週間の日
常メンテナンスの動作を示すフローチャートである。
【図5】週間の日常メンテナンスにおいて、立ち上げ時
刻と処理内容とを設定した入力画面を示す図である。
【符号の説明】
1 制御部 2 分析部 5 タイマ装置 6 記憶媒体 7 記憶媒体 8 電源 9 電源スイッチ 9a 電源スイッチパネル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源の立ち上げ日時の設定動作に応じて
    タイマ装置を再起動させる手段と、再起動されたタイマ
    装置にタイムアップ出力が生じたときに電源スイッチを
    ONさせて電源を立ち上げる手段と、各種日常処理の設
    定内容に応じてその各種日常処理を実行する手段と、各
    種日常処理での分析終了時の処理の完了後に自動的に電
    源スイッチをOFFさせて電源を落とす手段とを、具備
    することを特徴とする自動化学分析装置。
  2. 【請求項2】 前記電源スイッチは、前記電源を落とす
    手段もしくは前記電源を立ち上げる手段を機能させるた
    めの設定操作を行えることを特徴とする請求項1記載の
    自動化学分析装置。
  3. 【請求項3】 前記タイマ装置を再起動させるために設
    定された電源の立ち上げ日時を記憶させる記憶媒体を具
    備することを特徴とする請求項1記載の自動化学分析装
    置。
  4. 【請求項4】 前記電源の立ち上げ日時はサイクリック
    に設定し得ることを特徴とする請求項1記載の自動化学
    分析装置。
JP31251992A 1992-11-24 1992-11-24 自動化学分析装置 Pending JPH06160397A (ja)

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